JP2020007689A - 左右１対をまとめるスナップ付き靴下 - Google Patents

Abstract

【課題】 洗濯時にバラバラにならないように、左右を１対にまとめるためのスナップを付けた靴下を提供する。【解決手段】 左右靴下内側の向かい合う位置に凸面が表面に出るようにスナップを直接取り付け、洗濯時にスナップをとめて左右１対にまとめると、洗濯、干す、たたむ際に靴下がバラバラにならず仕分けが容易になることを特徴とする左右１対をまとめるスナップ付き靴下。他の実施例として、靴下内側に加えて外側にも同様にスナップを取り付けた場合は、左右関係なくスナップがとめやすくなるだけでなく、履く際にワンポイントとなる専用のチャームを（内）外側スナップに装着しオリジナルデザインにアレンジできることを特徴とする左右１対をまとめるスナップ付き靴下。【選択図】図１

Description

本発明は、洗濯時にバラバラにならないように、左右を１対にまとめるためのスナップを付けた靴下に関するものである。

従来、靴下は洗濯時に左右がバラバラになり仕分けが面倒であった。
これまで、スナップを付けた別布を靴下に縫い付けたもの（特許文献１参照）や、洗濯クリップ（特許文献２、３参照）によって、洗濯時に靴下を左右１対にまとめる方法があった。

特開２０１２−１０２４４７号公報 特開２０１２−１６１５８５号公報 実用新案登録３１９１６０３号公報

そのために次のような問題点があった。
（イ）靴下は洗濯時に左右がバラバラになると１対を見分けるのが難しく、仕分けに時間 がかかった。
特に同色で似たタイプの単色無地靴下を同時に何足も洗濯する場合、正確に１対を 識別するのは大変困難で面倒な作業であった。
（ロ）スナップを付けた別布を靴下に縫い付けたものは、洗濯の際に別布を外側に出して スナップをとめることでバラバラになるのを防ぐものであるが、履く際にはその別 布を内側に入れるため厚みが出て違和感があった。
（ハ）洗濯時にクリップで靴下の左右を組み合わせる方法は、クリップの保管場所で靴下 を脱ぎその場でまとめなければ意味がなく、またクリップの管理も面倒であった。
本発明は以上の問題点を解決するためのものである。

片側の靴下の内側に凸面が表面に出るようにスナップを直接取り付ける。
反対側の靴下の内側向かい合う位置に同様に対応するスナップを直接取り付ける。
他の実施例として、靴下の内側に加えて外側にも凸面が表面に出るようにスナップを直接取り付け、履く際には校章などワンポイントとなる専用のチャームを靴下（内）外側のスナップの凸面に合うように装着する。
以上を特徴とする左右１対をまとめるスナップ付き靴下である。

（イ）スナップをとめて左右１対にまとめることで、洗濯時にバラバラにならずに、その まま干す、そのままたたむことが可能となる。
また、靴下の裏面にあるスナップの平らな面に名前や目印を付ければ、所有者の識 別も容易になる。
（ロ）スナップの平らな面が足に触れる裏側になるため、違和感もない。
（ハ）どこで靴下を脱いだとしても、その場でスナップをとめさえすれば靴下はバラバラ にならず、洗濯時の手間は大幅に減る。
靴下をまとめるためのクリップなど洗濯用付属器具の管理が不要である。

本発明の内側から見た斜視図である。 本発明のスナップ部分の拡大断面図である。 本発明の他の実施例として内外側にスナップを設けた正面図である。 本発明の他の実施例として使用する専用チャームの裏面図である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）片側の靴下の内側中央で履き口側から約５ｃｍの部分にスナップａ（２ａ）を凸面 が表面に出るように専用の器具で取り付ける。
（ロ）反対側内側の向かい合う位置に対応するスナップｂ（２ｂ）を同様に取り付ける。
（ハ）左右スナップをとめると、１対の靴下にまとめることができる。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、靴下を脱いだときにその場でスナップをとめることを原則とする（本発明の使用感を調査したアンケートでは、この点について習慣化すれば問題ない、むしろ子どもの頃から習慣化できたら素晴らしいという意見が多かった）。
スナップで左右１対にまとめた靴下はそのまま洗濯をする。
干す際にはスナップをとめたまま左右重ねて洗濯はさみで吊すことも、またはスナップをとめたまま片側ずつ別の洗濯はさみで吊すことも可能である。
また、洗濯乾燥機で乾燥まで行っても靴下はバラバラにならずに左右１対で取り出すことができる。
たたむ際はスナップをとめたままでも良いし、外しても良い。
履き口の外側を使って靴下全体を包むように折り返してたたむ場合は、スナップの平らな面（３）が表に出て見えるので、そこに名前や目印をつけておくと、所有者の識別が容易になる。
履く際は、スナップの凸面が靴下内側表面に見えることになるが、靴下と同色のスナップにすれば、実際はほとんど目立たない。
他の実施例として、靴下の内側に加えて外側にもスナップを装着した場合は、靴下の左右関係なくスナップがとめられるので１対にまとめやすくなるだけでなく、履く際には、校章などワンポイントとなる専用のチャームを靴下（内）外側のスナップの凸面に合うように装着することでオリジナルデザインの靴下になる。

１ 靴下
２ａ スナップａ
２ｂ スナップｂ
３ スナップの平らな面

Claims (2)

1. 片側の靴下の内側に凸面が表面に出るようにスナップを直接取り付け、反対側の靴下の内側向かい合う位置に同様に対応するスナップを直接取り付けることを特徴とする左右１対をまとめるスナップ付き靴下。
2. 靴下の内側に加えて外側にも凸面が表面に出るようにスナップを直接取り付け、履く際には校章などワンポイントとなる専用のチャームを靴下（内）外側のスナップの凸面に合うように装着することを特徴とする左右１対をまとめるスナップ付き靴下。

Images