JP3184192U - 衣服およびポケット - Google Patents

Abstract

【課題】一つの衣服のデザインにバリエイションを持たせることができる衣服、並びに当該衣服に用いられるポケットを提供する。
【解決手段】ポケットが外された状態のシャツ１にスナップボタン５１，５２，５３，５４，５５，５６，５７を設ける。ポケットのシャツ装置面にもスナップボタンを設け、両者を位置合わせして、スナップボタンを留めることで、ポケットをシャツ１に固定する。
【選択図】図１

Description

本考案は、衣服に着脱可能に装着されるポケット、当該ポケットが着脱可能に装着される衣服に関する。

シャツなどの衣服にはポケットが設けられている。
従来の衣服のポケットは、衣服に縫い付けられており、取り外すことはできない。

ところで、一つの衣服のデザインにバリエイションを持たせたいという要請がある。

本発明は上述した従来技術の問題に鑑みてなされ、一つの衣服のデザインにバリエイションを持たせることができる衣服、並びに当該衣服等に用いられるポケットを提供することを目的とする。

上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するため、本考案の衣服は、着脱可能にポケットを装着するポケット装着部を備えている。

また、本発明のポケットは、衣服のポケット装着部に対して着脱可能に装着される。

本考案によれば、一つの衣服のデザインにバリエイションを持たせることができる衣服、並びに当該衣服等に用いられるポケットを提供することができる。

図１は、本考案の実施形態に係るシャツのボタンを外した状態の正面図である。 図２は、本考案の実施形態に係るシャツのボタンを装着状態の正面図である。 図３は、図１および図２に示すシャツに着脱可能に装着される第１の例のポケットの装着面側の外観図である。 図４は、図１および図２に示すシャツに着脱可能に装着される第２の例のポケットの装着面側の外観図である。 図５は、図１および図２に示すシャツに着脱可能に装着される第３の例のポケットの装着面側の外観図である。

以下、本考案の実施形態に係るシャツおよびポケットを、図面を参照しながら説明する。
＜第１実施形態＞
図１は、本考案の実施形態に係るシャツのボタンを外した状態の正面図である。図２は、本考案の実施形態に係るシャツのボタンを装着状態の正面図である。
図３は、図１および図２に示すシャツに着脱可能に装着される第１の例のポケットの装着面側の外観図である。

図１に示すように、シャツ１の胸には、図３に示すポケット３を装着するためのスナップボタン５１,５２，５３，５４，５５，５６，５７が固定して取り付けられている。
一方、ポケット３のシャツ１への装着面側には、図３に示すように、図１に示すシャツ１のスナップボタン５１,５２，５３，５４，５５，５６，５７にそれぞれ対応した位置に、スナップボタン１５１,１５２，１５３，１５４，１５５，１５６，１５７が設けられている。

ユーザは、図１に示すように、ポケット３が外された状態のシャツ１のスナップボタン５１,５２，５３，５４，５５，５６，５７に、図３に示すポケット３のスナップボタン１５１,１５２，１５３，１５４，１５５，１５６，１５７を位置合わせして、スナップボタンを留めることで、ポケット３をシャツ１に固定する。
これにより、図２に示すシャツ１にポケット３を固定する。

ユーザは、シャツ１とポケット３との間のスナップボタン５１,５２，５３，５４，５５，５６，５７とスナップボタン１５１,１５２，１５３，１５４，１５５，１５６，１５７との接合を外すことで、シャツ１からポケット３を取り外す。

シャツ１およびポケット３によれば、ポケット３が取り外し可能であるため、ユーザはシャツ１に異なる複数のシャツ１を選択して取り付けることで、シャツ１のデザインバリエーションを増やすことができる。

＜第２実施形態＞
図４は、図１および図２に示すシャツに着脱可能に装着される本発明の第２実施形態のポケットの装着面側の外観図である。
第１実施形態では、図３に示すように、ポケット３に７つのスナップボタンを設ける場合を例示したが、本実施形態では、図４に示すように、ポケット３に５つのスナップボタン２５１，２５２，２５３，２５４，２５５を設ける。
この場合には、シャツ１にも、ポケット３の５つのスナップボタン２５１，２５２，２５３，２５４，２５５に対応した位置に５つのスナップボタンを設ける。
本実施形態によっても、第１実施形態と同様の効果を得ることができる。

＜第３実施形態＞
図５は、図１および図２に示すシャツに着脱可能に装着される本発明の第３実施形態のポケットの装着面側の外観図である。
第１実施形態では、図３に示すように、ポケット３に７つのスナップボタンを設ける場合を例示したが、本実施形態では、図５に示すように、ポケット３に８つのスナップボタン３５１，３５２，３５３，３５４，３５５，３５６，３５７，３５８を設ける。
この場合には、シャツ１にも、ポケット３の８つのスナップボタン３５１，３５２，３５３，３５４，３５５，３５６，３５７，３５８に対応した位置に８つのスナップボタンを設ける。
本実施形態によっても、第１実施形態と同様の効果を得ることができる。

本考案は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本考案の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。

上述した実施形態では、シャツの胸ポケットとして着脱可能なものを用いた場合を例示したが、シャツ以外の衣服に着脱可能なポケットを装着する場合にも本発明は適用可能である。
また、シャツ１とポケット３との結合するスナップボタンの数や配置は任意である。
また、上述した実施形態では、本考案の実施形態のポケット装着部として、スナップボタンを例示したが、これ以外の点ファスナー、線ファスナー、面ファスナー等を用いてもよい。
上述した衣服以外に、カバン、靴等のその他の物に対して、ポケット装着部を設け、当該ポケット装着部にポケットを着脱可能に装着するようにしてもよい。

本考案は、衣服やポケットに適用可能である。

１…シャツ
３…ポケット
５１,５２，５３，５４，５５，５６，５７…スナップボタン

上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するため、第１の考案の衣服は、少なくとも人の胴体部に着用される衣服であって、前記着用されている状態で人の胴体部を覆う胴体覆部と、前記着用されている状態で前記胴体覆部の外側に位置し、前記衣服に着脱可能に装着されるポケット体に設けられた第１の装着部に着脱可能に固定される第２の装着部とを有し、前記第２の装着部が前記第１の装着部に固定された状態で、前記ポケット体と前記胴体覆部の前記外側との間にポケット領域が形成される。

第２の考案のポケットは、衣服、カバン、靴の何れか一つの対象物の第１の装着部に対して着脱可能に装着されるポケットであって、ポケット本体と、前記ポケット本体を前記対象物に装着した状態で前記ポケット本体の前記対象物と対向する側に位置し、前記第１の装着部に着脱可能に固定される第２の装着部を有し、前記第２の装着部が前記第１の装着部に固定された状態で、前記ポケット本体の前記第２の装着部が固定された側と、前記対象物との間にポケット領域が形成される。

Claims (2)

1. 着脱可能にポケットを装着するポケット装着部
   を備えた衣服。
2. 衣服、カバン、靴の何れか一つのポケット装着部に対して着脱可能に装着されるポケット。