JP3205566U - 袖口折り返し形状保持可能な手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】手袋使用者の作業時、水分による衣服汚れを防止する袖口折り返し形状保持可能な手袋を提供する。【解決手段】手袋の袖口近傍表面において、該袖口に近接した折り返し側中央係着体3と、該係着体の近傍でかつ折り返し側係着体よりも手袋の指先側表面に位置する本体側係着体2を各々設け、手袋の袖口を折り返すことによって、本体側係着体2と折り返し中央側係着体3との係着にて、該手袋の折り返し形状保持を可能とした。【選択図】図1

Description

この考案は、手袋使用者の衣服汚れ防止のために、手袋袖口の折り返し形状保持を可能とした手袋に関する。
従来より、種々の手袋が多用されているが、本考案にて示すように、手袋の袖口を外方へ折り返すとともに、その折り返し形状の保持を可能としてなる手袋は現在のところ見当たらない。
手袋は指先保護のために、防寒用、炊事用、医療用、工事現場用など多様な場面に用いられており、その素材や形状は目的によって適宜に選択して形成されている。
使用形態としては、下向きや上向きなど様々である。上向きとして用いるとき、つまり指先を上向きとして用いる場合において、水濡れものを扱うときには、指先から水分が伝って下に流れ、これが衣服に伝ってきてその衣服を汚すことがあるが、従来の手袋はこれに対する手段を設けていないために、上記のような使用中の不便さを感じながら作業しているのが現状であって、適切なる解決手段は見当たらない。
本案は以上に鑑み、手袋適所に係着体を設けて、その係着体の係着にて折り返し形状保持を可能とすることにて、前述の課題を解決するべく考案されたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、手袋の袖口近傍表面において、該袖口に近接した折り返し側係着体と、該係着体の近傍でかつ折り返し側係着体よりも手袋の指先側表面に位置する本体側係着体を各々設け、手袋の袖口を折り返すことによって、本体側係着体と折り返し側係着体との係着にて、該手袋の折り返し形状保持を可能とする。
本案は以上の構成よりなる袖口折り返し形状保持可能な手袋である。
本案によれば、手袋の袖口部分を折り返すことにより,手袋の指先側から伝ってくる水分を、この折り返し部分にて受けることができるので,手袋使用者の衣服に水分が触れずに衣服の汚れを防止できる有用なる物品を得ることができる。
また、従来の手袋に若干の加工をするだけの構成のため、製造コスト面での負担の少ない便利な手袋を提供することができる。
本考案の正面図 本考案の背面図 本考案の正面図(折り返し状態) 本考案の別例における正面図 本考案の係着体位置説明図(底面視) 本考案の要部構造説明図(折り返し時) 本考案の別例における要部構造説明図(折り返し時) 本考案の他例における正面図 本考案の他例における要部構造説明図
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は手袋本体で、適度の柔軟性と弾力性を有した合成樹脂にて形成され、中央ラインより指先方向には滑り止めのためにその表面に微細な凹凸が形成され、中央ラインより袖口方向は平滑表面が形成されている。2は四角小片の面ファスナー雄片による本体側中央係着体で、図のように手袋の袖口より少しの距離を持って手袋表面中央に接着される。
3は折り返し側中央係着体で、上記同様の面ファスナー雌片であって、本体側中央係着体位置より袖口側に近接して接着される。4は面ファスナー雄片による本体側側方係着体で、手袋本体袖口の側方に接着され、袖口からの距離は本体側中央係着体と同一である。
5は折り返し側側方係着体で、本体側側方係着体に近接して設けられる。
この双方の側方係着体は、前述の中央係着体と同一形状物であって、手袋本体の袖口近傍両側面にて、図1および図5のごとく位置している。
以上が本案の一実施形態構成である。
本案の使用に際しては、手袋本体の袖口を指先側に図3のごとく折り返すことにより、本体側係着体と折り返し側係着体は相互係着される。この係着にて折り返し状態が保持されるとともに、相互係着の面ファスナーの厚さにて、図3のごとく本体側手袋と折り返し側手袋部分とに若干の空隙が生じて、この空隙内に水分を溜めることができて、使用者の衣服にこの水分が触れずに汚れを防止することができる。
作業後は、手袋指先を下向きにして溜まった水分を落下除去することができる。
作業終了後は、折り返し部を既述と逆の手順にて元の状態へと戻すことができる。
図4および図7は、本案の別例を示すものである。図において、7は形状保持ベルト体で、適度の柔軟性と弾力性を有する適宜厚の環体で、手袋本体の袖口に近接してその外周に固着して設けられる。本例の使用は、前例のごとく袖口を折り返して用い、折り返し後は図7のごとく折り返し形状となり、形状保持ベルト体の表面は、手袋本体に軽い押圧接触状体となる。
前例と異なり本例は、手袋外周に位置するために、伝ってきた水分を空隙内に逃がすことが必要であり、複数個の水抜き孔8を設けている。本例使用のための袖口折り返し時には、形状保持ベルト体が鍔状状体を通過するために、伸縮性が必要であり、この伸縮性にて、折り返し状態保持が可能となっている。
図8〜図9は本案の他例を示すものである。
本例は、既例構成に図8のごとく、カバー体10を手袋本体外面に設けたものである。
作業衣によってはその袖口が図9の白抜き断面表示のように二重の場合があり、本例はこれに対応する構成としたものであり、図9のごとく作業衣袖口に本案品が位置するものである。これにより、手袋指先側からの水分はカバー体を伝って腕の方へ流れるが、,作業衣内部への水分は既述の折り返しにて防ぐことができる。なお、必要に応じて、カバー体の上部適所に水抜き孔を設けることにて、作業後に手袋を下向きとして、折り返し部に溜まった水分を落下除去することができる。このカバー体は粘着等にて手袋本体に着脱自在としてもよい
以上、本案について記したが、本案は手袋本体の袖口を上方へ折り返すとともに、係着手段等にてその折り返し形状保持が可能なところにその特徴を有するものである。
従来はこのような手段がなかったために、上向きにて手袋を使う場合において、水分が手袋指先から下方移動し、手袋の範囲を超えて衣服に到るために、衣服の汚れは避けがたかったが、本案にてこれが解消するものとなったのである。
なお、既述の例においては、係着体として面ファスナーを用いたが、他に衣服によく用いるスナップ、あるいはマグネットを面ファスナーの代わりとして用いてもよい。
また、第2例における形状保持ベルト体素材は,ゴム、合成樹脂など適宜に選択して用いることができる。この形状保持ベルト体は、手袋内面に設けてもよい。また、係着体位置を既例より全体的に指先方向に寄せて、折り返し部分が上方へラッパ型に広がるようにすれば、より防御効果を高めることができる。
以上のごとく、本案によって水分等に関わる手袋上向き作業時における衣服の汚れを防止できる有用なる物品を得ることができる。
1 手袋本体
2 本体側中央係着体
3 折り返し側中央係着体
4 本体側側方係着体
5 折り返し側側方係着体
6 折り返し部
7 形状保持ベルト体
8 水抜き孔
10 カバー体
11 作業衣袖口

Claims (6)

  1. 手袋の袖口近傍表面において、該袖口に近接した折り返し側係着体と、該係着体の近傍でかつ折り返し側係着体よりも手袋の指先側表面に位置する本体側係着体を各々設け、手袋の袖口を折り返すことによって、本体側係着体と折り返し側係着体との係着にて、該手袋の折り返し形状保持を可能としたことを特徴とする袖口折り返し形状保持可能な手袋。
  2. 係着体を面ファスナーとしてなる請求項1記載の袖口折り返し形状保持可能な手袋。
  3. 係着体をスナップとしてなる請求項1記載の袖口折り返し形状保持可能な手袋。
  4. 係着体をマグネットとしてなる請求項1記載の袖口折り返し形状保持可能な手袋。
  5. 手袋本体の袖口近傍表面に、伸縮性を有する形状保持ベルト体設けてなる袖口折り返し形状保持可能な手袋。
  6. 手袋本体適所にカバー体を設けてなる請求項1から5のいずれかの項に記載の袖口折り返し形状保持可能な手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020050972A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 ▲高▼一 中村 手袋および防水性衣料
JP2020534451A (ja) * 2017-09-21 2020-11-26 デュポン セイフティー アンド コンストラクション インコーポレイテッド 自己閉塞性カフスを有する保護手袋

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