JP2020007100A - スタッカ、プリンタシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタから排出される印字媒体を省スペースでスタックする。【解決手段】本発明のある態様は、表面が上下方向を向く状態で供給される印字媒体を順次積み重ねるスタッカであって、供給された印字媒体を、印字媒体の表面に対して直交する方向に移動させる移動機構と、移動機構によって移動させられた印字媒体を収容する収容部と、を備えたスタッカである。移動機構は、回転可能に支持される複数の回転軸と、各回転軸に設けられ、印字媒体を支持する螺旋状部材と、を有する回転部と、回転軸を駆動することによって、螺旋状部材によって支持された印字媒体を回転軸に沿って上方または下方に移動可能とする駆動部と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、スタッカおよびプリンタシステムに関する。
従来、プリンタから排出される印字媒体を積層させるスタッカが知られている。例えば、特許文献1には、ラベル片としてラベルから切り離される都度、先行ラベル片の上流側端部(後端部)に後続ラベルの下流側端部(先端部)が重ね貼りされるラベル発行装置が記載されている。この装置では、重ね貼りの状態が次々と繰り返されて、台紙レスラベルから生成されるラベル片でありながら、シート状に連なった一連のラベル片を発行することができる、とされている。
実用新案登録第3200567号
上述した特許文献1に記載されたスタック方法である場合、印字媒体であるラベル片は、プリンタから搬送される方向に延びるようにしてスタックされていくため(特許文献1の図8参照)、当該方向にスペースが必要となる。つまり、省スペースの点で不都合がある。
そこで、本発明は、プリンタから排出される印字媒体を省スペースでスタックすることを目的とする。
本発明のある態様は、表面が上下方向を向く状態で供給される印字媒体を順次積み重ねるスタッカであって、供給された前記印字媒体を、当該印字媒体の表面に対して直交する方向に移動させる移動機構と、前記移動機構によって移動させられた前記印字媒体を収容する収容部と、を備え、前記移動機構は、回転可能に支持される複数の回転軸と、各回転軸に設けられ、前記印字媒体を支持する螺旋状部材と、を有する回転部と、前記回転軸を駆動することによって、前記螺旋状部材によって支持された前記印字媒体を前記回転軸に沿って上方または下方に移動可能とする駆動部と、を有する、スタッカである。
本発明のある態様によれば、プリンタから排出される印字媒体を省スペースでスタックすることができる。
第1の実施形態に係るプリンタシステムの斜視図である。 第1の実施形態に係るプリンタシステムの正面図である。 第1の実施形態に係るプリンタシステムの平面図である。 ラベルのおもて面と裏面を示す図である。 第1の実施形態に係るプリンタシステムにおいてラベルの搬送動作を説明する図である。 第1の実施形態に係るプリンタシステムにおいてラベルが上方にスタックされる動作を説明する図である。 第1の実施形態に係るプリンタシステムにおいてラベルが下方にスタックされる動作を説明する図である。 第2の実施形態に係るプリンタシステムのブロック図である。 実施形態に係るスタッカの変形例を示す平面図である。
(1)第1の実施形態
以下、本発明のスタッカおよびプリンタシステムの一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態のスタッカは、例えばプリンタ等の外部の機器から、表面が上下方向を向く状態で供給される印字媒体を順次積み重ねるスタッカである。以下では、印字媒体の例としてラベルの例を挙げるが、印字媒体はその限りではなく、帳票等の他の紙媒体、あるいは印字可能なフィルム等の紙以外の媒体であってもよい。
(1−1)プリンタシステムの構成
以下、図1〜4を参照して、本実施形態のプリンタシステム1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタシステム1の斜視図である。図2は、本実施形態に係るプリンタシステム1の正面図である。図3は、本実施形態に係るプリンタシステム1の平面図である。図4は、プリンタ2から排出されるラベルPLのおもて面と裏面を示す図である。
以下の説明では、各図に記載されているように、前方向(FR)、後方向(RR)、上方向(UP)、下方向(LO)、左方向(LH)、右方向(RH)を定義する。但し、この方向の定義は、実施形態の説明の便宜のために定義され、各方向の記載が本発明のスタッカの構成を限定するものではないことは当業者に理解される。
図1に示すように、プリンタシステム1では、プリンタ2の排出口2a近傍にスタッカ3が配置され、排出口2aから排出される印字媒体としてのラベルがスタッカ3に供給される。プリンタ2は、ラベルPLを1枚ずつ排出する限り、如何なる印字方式のプリンタでもよい。ラベルPLは、プリンタ2の排出口2aから前方(FR)に排出される。
好ましくは、スタッカ3は後述する制御のためにプリンタ2からの配線100を接続するコネクタCNを備える。当該制御については、第2の実施形態において言及する。
図1および図2に示すように、スタッカ3は、筐体30と、支持板31L,31Rと、規制板32と、回転部33L,33Rとを備える。図3に示すように、回転部33Lおよび回転部33Rは、前後にそれぞれ2つ設けられている。
回転部33L,33Rの両端は、支持板31L,31Rと筐体30とによって回転可能に支持されている。図示しないが、筐体30の内部には、DCブラシレスモータ等のモータ(駆動部の一例)と、モータの回転を回転部33L,33Rに伝達するための歯車機構とが設けられている。モータに対する電源は、筐体30内のバッテリ(図示せず)から供給されてもよいし、外部の商用電源から供給されてもよいし、プリンタ2から配線100により供給されてもよい。
図2に示すように、回転部33Lは、回転可能に支持される回転軸331Lと螺旋状部材332Lを備える。螺旋状部材332Lは、回転軸331Lの外周面に形成されている。回転部33Rは、回転軸331Rと螺旋状部材332Rを備える。螺旋状部材332Rは、回転軸331Rの外周面に形成されている。互いに対向する回転軸331L,331Rの外表面の間の距離は、排出されるラベルPLの幅よりも僅かに大きく設定されている。
螺旋状部材332L,332Rは、排出口2aから排出されたラベルPLを支持し、上記モータによる回転軸331L,331Rの回転に伴ってラベルPLを上方または下方に移動させるように巻き方向が設定されている。上記モータと回転部33L,33Rは、ラベルPLの移動機構を構成する。
支持板31Lは側壁311Lおよび上壁312Lを備え、支持板31Rは側壁311Rおよび上壁312Rを備える。側壁311L,311Rは、それぞれ筐体30の上面から上壁312L,312Rまで延びている。
回転軸331Lおよび回転軸331Rの各々の一端である第1端は、筐体30内において上記歯車機構に連結される。回転軸331Lおよび回転軸331Rの各々の他端である第2端は、それぞれ上壁312Lおよび上壁312Rに回転可能に支持される。図3に示すように、上壁312L,312Rには円形の開口が設けられ、当該開口に回転軸331L,331Rの第2端が挿入される。回転軸331L,331Rの第2端の径は、上壁312L,312Rの開口径よりも僅かに小さく形成され、それによって回転軸331L,331Rの第2端が上壁312L,312Rの開口内において回転可能に構成されている。
図2および図3に示すように、規制板32(規制部の一例)は、プリンタ2の排出口2aに対向して配置され、排出口2aから排出されるラベルPLの前方への移動を規制するために設けられている。言い換えれば、規制板32は、プリンタ2からラベルPLが供給される方向と一致する方向におけるラベルPLの移動を規制する部材である。
規制板32は、筐体30の上面において中央かつ前方端近傍に設けられ、筐体30の上面から上方に上壁312L,312Rの高さまで延びている。
図2に示すように、螺旋状部材332Lと螺旋状部材332Rの間において、各螺旋状部材の上端から上方の空間は、上方に移動させられたラベルPLを収容するための上側収容部SU(第1収容部の一例)である。螺旋状部材332Lと螺旋状部材332Rの間において、各螺旋状部材の下端から下方の空間は、下方に移動させられたラベルPLを収容するための下側収容部SL(第2収容部の一例)である。
図4に例示されるラベルPLはライナーレスラベルであり、ICチップとアンテナとを含むRFIDタグTが内蔵されている。ここでは、RFIDタグTが内蔵される例で説明するが、RFIDタグTがラベルPLの裏面に付されたものでもよい。
ラベルPLのおもて面は、印字面PSである。ラベルPLの裏面は、粘着面BSaと、端部に設けられた非粘着面BSbとを備える。ラベルPLの端部に非粘着面BSbが設けられているため、表面が上下方向を向く状態で積み重ねられたラベルPLを1枚ずつ剥離させて貼付対象物に貼り付けることが容易となる利点がある。
なお、ここでは、印字媒体としてRFIDタグを含むライナーレスラベルの例で説明したが、ラベルは、複数枚のラベルが長尺帯状の台紙に所定間隔で仮着された連続状のラベルでもよいし、この連続状のラベルの台紙とラベルとの間にRFIDタグを含むものでもよい。
(1−2)スタッカの動作
次に、図5〜7を参照して、本実施形態のスタッカ3の動作について説明する。
図5は、本実施形態に係るプリンタシステム1においてラベルPLの搬送動作を説明する図である。図5は、図3と同様の平面図である。図6は、本実施形態に係るプリンタシステム1においてラベルPLが上方にスタックされる動作を説明する図である。図7は、本実施形態に係るプリンタシステム1においてラベルPLが下方にスタックされる動作を説明する図である。
(A)ラベルPLの搬送動作(図5)
本実施形態のスタッカ3では、プリンタ2からラベルPLが供給される方向(つまり、前方)にラベルPLを搬送するように、螺旋状部材332L,332RにおけるラベルPLの支持面の巻き方向と、回転軸331L,331Rの回転方向とが設定されている。
図5に示すように、スタッカ3が動作するときには、回転軸331Lが回転方向d2(図5において反時計回り)に回転し、それに伴って螺旋状部材332Lが回転方向d2に回転する。他方、回転軸331Rが回転方向d1(図5において時計回り)に回転し、それに伴って螺旋状部材332Rが回転方向d1に回転する。
前述したように、互いに対向する回転軸331L,331Rの外表面の間の距離は、排出されるラベルPLの幅よりも僅かに大きく設定されている。そのため、図5に示すように、プリンタ2の排出口2aから排出されるラベルPLの幅方向における両端は、平面視で見たときに螺旋状部材332L,332Rの表面と重なり、当該表面に支持される。
排出口2aから排出された直後のラベルPLの先端部分PLaは、後方の一対の螺旋状部材332L,332Rの表面に支持される。ここで、螺旋状部材332Lの回転方向d2の運動により、螺旋状部材332LがラベルPLの表面と接触する部分に、ラベルPLを前方に押し出す力が働く。同様に、螺旋状部材332Rの回転方向d1の運動により、螺旋状部材332RがラベルPLの表面と接触する部分に、ラベルPLを前方に押し出す力が働く。
ラベルPLの幅方向の両端部分は継続的に螺旋状部材332L,332Rと接触しているため、ラベルPLを前方に押し出す力が働き続け、ラベルPLが前方に搬送される。ラベルPLの先端部分PLaが前方の一対の螺旋状部材332L,332Rに達した後は、前後の4箇所の螺旋状部材の運動によって、ラベルPLが前方に搬送される。
最終的に、ラベルPLの先端部分PLaが規制板32に当接し、ラベルPLの搬送方向への移動が規制される。
螺旋状部材332L,332Rの回転によりラベルPLを前方に押し出す力を高めるため、螺旋状部材332L,332Rの表面には、ゴム等の弾性体が設けられていることが好ましい。
また、互いに対向する回転軸331L,331Rの外表面の間の距離は、排出されるラベルPLの幅とほぼ同じに設定し、回転軸331L,331Rの表面をゴム等の弾性体で形成することで、回転軸331L,331Rの表面がラベルPLを前方に押し出すようにしてもよい。
(B)ラベルPLの上方スタック動作(図6)
ラベルPLを上方の上側収容部SUに移動させるには、図5と同じ方向に、回転軸331L,331Rを回転させる。つまり、ラベルPLを上方に移動させるには、上述した搬送動作に対して回転軸331L,331Rの回転方向を変化させる必要はない。
図6の状態S1において、プリンタ2から排出されたラベルPLが規制板32まで搬送されると、螺旋状部材332L,332Rの回転により、ラベルPLの幅方向の両端が螺旋状部材332L,332Rに保持された状態で上方に移動させられる。図6の状態S2に示すように、プリンタ2から次に排出されたラベルPLも同様にして、ラベルPLの幅方向の両端が螺旋状部材332L,332Rに保持された状態で上方に移動させられる。
その後、プリンタ2からラベルPLが排出される度に、順次ラベルPLが螺旋状部材332L,332Rにより上方に移動させられる。その結果、図6の状態S3に示すように、螺旋状部材332L,332Rの上端から上方の領域である上側収容部SUに積み重ねられる。
上方スタック動作では、上側収容部SUにおいて複数のラベルPLが、排出された順に上から下に積み重ねられる。
(C)ラベルPLの下方スタック動作(図7)
ラベルPLを下方の下側収容部SLに移動させるには、図5と逆方向に回転軸331L,331Rを回転させる。つまり、回転軸331Lを回転方向d1に回転させ、回転軸331Rを回転方向d2に回転させる。
上述した搬送動作からの回転軸331L,331Rの回転方向の切り替えは、例えばセンサの検出結果に基づいて行うことができる。かかるセンサは、例えば、筐体30の上面の先端近傍に配置される光反射型センサである。センサは、上方に向かって光を出射するとともに、反射光を検出する。ラベルPLが規制板32に達した場合には、センサからの出射光がラベルPLに反射され、その反射光がセンサによって検出される。そのため、反射光の検出有無に基づいて、ラベルPLが規制板32に達したか否かを判断することができる。
なお、上側収容部SUに収容されているラベルPLと、規制板32に達したラベルPLとでは、センサからの距離が異なり、センサで受信する反射光の光強度が異なる。そのため、適切な閾値を設けることで、規制板32に達したラベルPLからの反射光を判別することができる。
ラベルPLが規制板32に達したと判断した場合に、回転軸331L,331Rの回転を切り替えるように制御する。かかる制御を実行する制御部は、例えば筐体30内の回路基板(図示せず)に実装される。
図7の状態S1において、プリンタ2から排出されたラベルPLが規制板32まで搬送されると、上述したように、回転軸331Lを回転方向d1に回転させ、回転軸331Rを回転方向d2に回転させる。それによって、図7の状態S2に示すように、ラベルPLの幅方向の両端が螺旋状部材332L,332Rに保持された状態で下方に移動させられる。
ラベルPLを下方に移動させる場合には、上述したように回転軸331L,331Rの回転方向を切り替える必要があるため、搬送動作と、下方への移動動作とを同時に行うことができない。そのため、図7の状態S3に示すように、先に下方に移動させられたラベルPLが螺旋状部材332L,332Rの下端から下方の領域である下側収容部SLに落下した後に、次のラベルPLをプリンタ2から排出する。
下方スタック動作では、下側収容部SLにおいて複数のラベルPLが、排出された順に下から上に積み重ねられる。
以上説明したように、本実施形態のプリンタシステム1において、スタッカ3は、表面が上下方向を向く状態でプリンタ2から供給されるラベルPLを、ラベルPLの表面に対して直交する方向に移動させる移動機構と、移動させられたラベルPLを収容する収容部とを備える。そのため、プリンタ2から排出されるラベルPLを省スペースでスタックすることができる。
本実施形態のスタッカ3では、上側収容部SUにスタックさせる場合、プリンタ2から排出された順にラベルPLが上から下に積み重ねられる。そのため、例えばラベルPLに連番が印字されており、プリンタ2から排出された順にラベルPLを整理あるいは使用する場合に利便性が高い。仮に、上述した移動機構を持たないスタッカによりプリンタ2から排出された順にラベルが下から上に積み重ねられたならば、ラベルの順序を逆にする煩雑な作業が必要となる。
ライナーレスラベルの場合には、積み重ねられたラベル同士が貼り付いているため、ラベルの順序を逆にする作業がより煩雑となる。また、RFIDタグを内蔵したラベルの場合には、ラベルの順序を逆にする作業を行うときに、RFIDタグを損傷する可能性が生ずる。そのため、ライナーレスラベルまたはRFIDタグを内蔵したラベルをスタックする場合には、本実施形態のスタッカ3は特に利便性が高い。
(2)第2の実施形態
以下、本発明のプリンタシステム1Aの一実施形態について図8を参照して説明する。図8は、第2の実施形態に係るプリンタシステム1Aのブロック図である。
本実施形態のプリンタシステム1Aは、プリンタ2およびスタッカ3を備える。プリンタ2およびスタッカ3の構成は、第1の実施形態のプリンタシステム1のプリンタ2およびスタッカ3の構成と同一である。本実施形態は、プリンタ2とスタッカ3との間の制御に特徴があり、以下では、当該制御に注目して説明する。
図8に示すように、プリンタ2は、制御部21(判定部の一例)、ストレージ22、モータ駆動部23、ヘッド駆動部24、カッタ駆動部25、RFIDリーダライタ26(書込み部の一例)、および、通信部27を備える。なお、プリンタ2には、1枚のラベルに切断される前の帯状の連続紙を巻回したロール紙が収容されている。
制御部21は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、プリンタ2の動作を制御する。マイクロコンピュータは、プリンタ2の起動時にROMに記憶されているファームウェアを読み出して実行する。
ストレージ22は、例えばSSD等の記憶装置である。ストレージ22には、各ラベルPLの印字内容に関する印字情報が格納される。
モータ駆動部23は、プラテンローラ(図示せず)の回転を制御するステッピングモータ(図示せず)を駆動することによって、ロール紙から連続紙を引き出して搬送させる。モータ駆動部23は、制御部21からの搬送要求に応じて、当該搬送要求によって指定される搬送方向(順方向あるいは逆方向)および搬送量で連続紙を搬送させる。指定された搬送方向および搬送量は、例えばステッピングモータの回転方向およびステップ数に対応している。モータ駆動部23は、当該回転方向およびステップ数に基づいてステッピングモータを駆動する。
制御部21は、ストレージ22に格納された印字情報に基づき、印字データ(ラベルPLに印字される描画データ)を生成し、印字データのライン毎のデータであるラインデータを順次、ヘッド駆動部24に送る。ヘッド駆動部24は、当該ラインデータに基づき、複数の発熱素子を有するサーマルヘッド(不図示)の各発熱素子に選択的に電流を流す。電流により発熱した発熱素子がプラテンローラによって搬送された連続紙にインクリボン(不図示)を介して押し当てられると、発熱素子に押し当てられた連続紙の部分が発色することで連続紙に情報が印字される。なお、連続紙を感熱紙とすることでインクリボンを使用せずに印字してもよい。
カッタ駆動部25はカッタを備え、当該カッタを駆動して、制御部21による制御の下、連続紙のうち印字が行われた部分を切断する。切断によって得られたラベルPLは、順次、排出口2aから排出される。
RFIDリーダライタ26は、連続紙の各ラベルPLに対応するRFIDタグTに、各ラベルPLに対応する印字情報を書き込むとともに、印字情報が書き込まれた各ラベルPLから印字情報を読み出す。
制御部21は、各ラベルPLから読み出された印字情報に基づいて、RFIDタグTに対する印字情報の書き込みの成功または失敗を判定する。制御部21は通信部27を介して、RFIDタグTに対する印字情報の書き込みの判定結果(成功または失敗)を、排出するラベルPLごとにスタッカ3に通知する。
図8に示すように、スタッカ3は、制御部301、モータ302(駆動部の一例)、および、通信部303を備える。
制御部301は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、スタッカ3の動作を制御する。
モータ302は、回転部33L,33R(図2参照)の回転軸331L,331Rを回転駆動するための動力源である。回転軸331L,331Rを駆動することによって、回転部33L,33Rの螺旋状部材332L,332Rによって支持されたラベルを回転軸331L,331Rに沿って上方または下方に移動可能とする。モータ302の正転、逆転は、制御部301によって制御され、それによって回転軸331L,331Rの各々が回転方向d1またはd2(図5参照)で回転するように構成されている。
通信部303は、プリンタ2と通信可能に構成された通信インタフェースである。
制御部301は、通信部303を介してプリンタ2の制御部21によるラベルPLごとのRFIDタグTに対する印字情報の書き込みの判定結果(成功または失敗)を取得し、当該判定結果に基づいてモータ302を制御する。より具体的には、制御部301は、判定結果が成功である場合にラベルPLを上方に移動させ、判定結果が失敗である場合にラベルPLを下方に移動させるように、モータ302の回転方向(正転または逆転)を制御する。このように制御することにより、判定結果が成功であるラベルPLと判定結果が失敗であるラベルPLとを分離することができるため、その後に、判定結果が失敗であるラベルPLを再度発行する作業が容易となる。
プリンタ2の制御部21によるN番目のラベルPLに対する判定結果が成功であり、N+1番目のラベルPLに対する判定結果が失敗である場合を想定する。この場合、制御部301は、N番目のラベルPLが上側収容部SUに収容されるまでN+1番目のラベルPLがプリンタ2から排出されないように、プリンタ2を制御することが好ましい。言い換えれば、制御部301は、N番目のラベルPLが上側収容部SUに収容された後にN+1番目のラベルPLがプリンタ2から排出されるように、プリンタ2を制御することが好ましい。
仮に、判定結果が成功であったN番目のラベルPL(OKラベル)が上側収容部SUに達する前に、判定結果が失敗であったN+1番目のラベルPL(NGラベル)を排出してしまうと、そのNGラベルも上方に移動させられ、その後に下方に移動させる必要が生じ、時間が掛かる。そこで、OKラベルPLが上側収容部SUに収容されるまで、NGラベルの排出を待機させ、NGラベルが下側収容部SLに収容されるまでの時間を短縮させる。
なお、ラベルPLが上側収容部SUに収容されたことの判定は、センサによりラベルPLが規制板32に達したことを検出してから、所定時間が経過したことを条件とすることができる。
以上、本発明のスタッカおよびプリンタシステムの一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、図3に示したように4個の回転部を設ける場合について説明したが、回転部の数はその限りではない。回転部の数は4個より多くてもよいし、少なくてもよい。一例として、回転部の数を3個とした場合の構成を備えたスタッカ3Aを図9に示す。図9は、図3と同様に、平面視のスタッカ3Aを示している。
図9に示すスタッカ3Aは、前側に1個の回転部33Fを備える点が図3のスタッカ3と異なる。回転部33Fは、回転部33L,33Rと同様に、回転軸331Fおよび螺旋状部材332Fを備える。回転軸331Fの回転に伴って螺旋状部材332Fが回転する。螺旋状部材332Fは、ラベルの先端部を上方または下方に移動させるために支持する。スタッカ3Aでは、回転軸331Fが規制部として機能するため、独立した規制部としての規制板32は必要ない。
上述した実施形態では、印字媒体としてRFIDタグを含むライナーレスラベルの場合について説明したが、その限りではない。ラベルをスタックする場合、当該ラベルはRFIDタグを含まなくてもよいし、ライナーレスラベルでなくてもよい。
上述した実施形態では、移動機構が螺旋状部材を含む場合について説明したが、その限りではない。螺旋状部材の代わりに、筐体30の上方に、外側に歯を設けた状態の左右一対の歯付ベルトを設けてもよい。その場合、プリンタから排出された印字媒体を一対の歯付ベルトの歯で支持し、ベルトの回転に応じて上方または下方に移動させるようにしてもよい。
上述した実施形態では、プリンタ2から排出されたラベルPLを規制板32まで搬送させる動作を螺旋状部材332L,332Rが行う場合について説明したが、かかる搬送動作は必ずしも必要ない。例えば、ラベルPLを排出させるときにラベルPLを押し出す力が大きいプリンタの場合には、ラベルPLが勢いよく排出され、その勢いによって規制板32まで到達しうる。
1,1A…プリンタシステム
2…プリンタ
2a…排出口
21…制御部
22…ストレージ
23…モータ駆動部
24…ヘッド駆動部
25…カッタ駆動部
26…RFIDリーダライタ
27…通信部
3…スタッカ
30…筐体
301…制御部
302…モータ(駆動部)
303…通信部
31L,31R…支持板
311L,311R…側壁
312L,312R…上壁
32…規制板
33L,33R,33F…回転部
331L,331R,331F…回転軸
332L,332R,332F…螺旋状部材
SU…上側収容部
SL…下側収容部
100…配線
CN…コネクタ
PL…ラベル
PLa…先端部分
PS…印字面
BS…裏面
BSa…粘着面
BSb…非粘着面
T…RFIDタグ
d1,d2…回転方向

Claims (7)

  1. 表面が上下方向を向く状態で供給される印字媒体を順次積み重ねるスタッカであって、
    供給された前記印字媒体を、前記印字媒体の表面に対して直交する方向に移動させる移動機構と、
    前記移動機構によって移動させられた前記印字媒体を収容する収容部と、
    を備え、
    前記移動機構は、
    回転可能に支持される複数の回転軸と、各回転軸に設けられ、前記印字媒体を支持する螺旋状部材と、を有する回転部と、
    前記回転軸を駆動することによって、前記螺旋状部材によって支持された前記印字媒体を前記回転軸に沿って上方または下方に移動可能とする駆動部と、を有する、
    スタッカ。
  2. 前記印字媒体が供給される方向に前記印字媒体を搬送するように、前記螺旋状部材における前記印字媒体の支持面の巻き方向と、前記回転軸の回転方向とが設定されている、
    請求項1に記載されたスタッカ。
  3. 前記印字媒体が供給される方向と一致する方向における前記印字媒体の移動を規制する規制部、をさらに備えた、
    請求項2に記載されたスタッカ。
  4. 前記螺旋状部材の表面には弾性体が設けられている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載されたスタッカ。
  5. 前記印字媒体はライナーレスラベルであって、印字面の裏面において端部に非粘着面が設けられている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載されたスタッカ。
  6. 表面が上下方向を向く状態でRFIDタグを含む印字媒体を排出するプリンタと、
    前記プリンタと通信可能であり、前記プリンタから排出される前記印字媒体を順次積み重ねるスタッカと、
    を含むプリンタシステムであって、
    前記プリンタは、
    前記RFIDタグにデータを書き込む書込み部と、
    前記RFIDタグに対する前記データの書き込みの成功または失敗を判定する判定部と、
    を備え、
    前記スタッカは、
    回転可能に支持される複数の回転軸と、各回転軸に設けられ、前記プリンタから供給された前記印字媒体を支持する螺旋状部材と、を有する回転部と、
    前記回転軸を駆動することによって、前記螺旋状部材によって支持された前記印字媒体を前記回転軸に沿って上方または下方に移動可能とする駆動部と、
    前記回転軸の上方に配置され、前記駆動部によって上方に移動させられた前記印字媒体を収容する第1収容部と、
    前記回転軸の下方に配置され、前記駆動部によって下方に移動させられた前記印字媒体を収容する第2収容部と、
    前記判定結果が成功である場合に前記印字媒体を上方に移動させ、前記判定結果が失敗である場合に前記印字媒体を下方に移動させるように、前記駆動部を制御する制御部と、
    を備えた、プリンタシステム。
  7. 前記プリンタの判定部によるN番目の印字媒体に対する判定結果が成功であり、N+1番目の印字媒体に対する判定結果が失敗である場合、前記制御部は、前記N番目の印字媒体が前記第1収容部に収容された後に前記N+1番目の印字媒体が前記プリンタから排出されるように、前記プリンタを制御する、
    請求項6に記載されたプリンタシステム。
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