JP2020006488A - ハンド接続位置可変装置及びロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットと周辺物等との干渉を容易に回避できるハンド接続位置可変装置、及び該装置を備えたロボットを提供する。【解決手段】ハンド接続位置可変装置10は、手首部22に取り付けられたアダプタ部26と、ロボット12が所定の作業を行うためのツール28を保持するハンド部30と、ハンド部30をアダプタ部26に対して、第1の位置と、アダプタ部26に対するツールの位置及び姿勢の少なくとも一方が第1の位置とは異なる第2の位置とを含む複数の位置のいずれにも位置決め可能に構成された位置決め機構と、ハンド部30をアダプタ部26に対して着脱可能に保持する着脱機構とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットに対するハンドの接続位置を変更可能なハンド接続位置可変装置、及び該装置を備えたロボットに関する。
ロボットアームの先端にツールアダプタを位置決めして取り付ける機構として、ピンやロッドを使用したものが知られている(例えば特許文献1−3参照)。またツールを自動で交換するATC(オートツールチェンジャー)も知られている(例えば特許文献4参照)。
特開昭63−150180号公報 特開昭63−300885号公報 特開平08−011075号公報 特開平09−168989号公報
ATC等の使用により、多種のハンドを1台のロボットに択一的に着脱して、該ロボットを複数の用途に使用することができるが、一般に高価なハンド(ツール)を用途毎に用意する必要があるため、該ロボットを含む設備のコストが高価となっていた。例えば、溶接ハンド、はんだハンド、ディスペンサーハンド等のハンドの先端を、比較的狭い空間に導入する必要がある用途では、ハンドの基部、ロボットアーム、又はその艤装が周辺物等に干渉する場合があり、その場合は干渉が生じない別のハンドを用意するか、周辺物等の干渉対象の設計変更を行う必要があった。よって、なるべく少種類のハンドでも多くの用途にロボットを使用できるように、ロボットと周辺物等との干渉を容易に回避できる構造が望まれる。
本開示の一態様は、ロボットの可動部に取り付けられたアダプタ部と、前記ロボットが所定の作業を行うためのツールを保持するハンド部と、前記ハンド部を前記アダプタ部に対して、第1の位置と、前記アダプタ部に対する前記ツールの位置及び姿勢の少なくとも一方が前記第1の位置とは異なる第2の位置とを含む複数の位置のいずれにも位置決め可能に構成された位置決め機構と、前記位置決め機構により位置決めされた前記ハンド部を、前記アダプタ部に対して着脱可能に保持する着脱機構と、を備える、ハンド接続位置可変装置である。
本開示の他の態様は、上記ハンド接続位置可変装置を備えたロボットである。
本開示によれば、アダプタ部に対するツールの位置及び姿勢の一方又は双方を容易に変更できるので、ロボットと周辺物等との干渉を回避でき、多種のツールを用意する必要性を低減することができる。
好適な実施形態に係るハンド接続位置可変装置を備えたロボットの一構成例を示す図である。 ハンド接続位置可変装置の一構成例を示す図である。 ハンド接続位置可変装置を、図2とは別角度から見た図である。 ハンド接続位置可変装置のハンド部を上方から見た図である。 図1のハンド接続位置可変装置の拡大図である。 図5の状態から、アダプタ部を回転させた状態を示す図である。 ハンド接続位置可変装置を図3とは同じ角度から見た図であるが、アダプタ部に対するツールの位置及び姿勢が図3とは異なる例を示す図である。 ハンド接続位置可変装置を図3とは同じ角度から見た図であるが、アダプタ部に対するツールの位置及び姿勢が図3及び図7とは異なる例を示す図である。 ハンド部の他の具体例を示す図である。 図9のハンド部がアダプタ部に取り付けられた状態を示す図である。 図9のハンド部を用いたときのロボットの用途の一例を示す図である。 図11の用途において、ロボットの干渉と棚との干渉回避を説明する図である。
図1は、好適な実施形態に係るハンド接続位置可変装置10を備えたロボット12の一構成例を示す。ロボット12は、後述する動作を行える可動部(ロボットアーム)を有するものであればどのような構造のものでもよいが、図示例では、ベース14と、ベース14に対して略鉛直方向の軸線回りに旋回可能な旋回胴16と、旋回胴16に対して回転可能に取り付けられた上腕18と、上腕18に対して回転可能に取り付けられた前腕20と、前腕20に対して回転可能に取り付けられた手首部22とを有する6軸の多関節ロボットである。
ロボット12には、ロボット12を制御するための、演算処理装置やメモリ等を有するロボット制御装置24が接続され、後述するロボット12の動作もロボット制御装置24によって制御することができる。
図2は、ハンド接続位置可変装置10の一構成例を示す図であり、図3は、ハンド接続位置可変装置10を図2とは別角度から見た図である。ハンド接続位置可変装置10は、ロボットアームの先端(ここでは手首部22)に取り付けられたアダプタ部26と、ロボット12が所定の作業を行うためのツール28を保持するハンド部30と、ハンド部30をアダプタ部26に対して、少なくとも後述する第1の位置と第2の位置のいずれかに択一的に位置決め可能に構成された位置決め機構と、ハンド部30をアダプタ部26に対して着脱可能に保持する着脱機構とを備える。
なお図2は、オートツールチェンジャーを使用した場合を例示しており、具体的にはATCツール(マスターシリンダ)32を介して、アダプタ部(ツールアダプタ)26が手首部22に取り付けられる。しかしオートツールチェンジャーは必須ではなく、故にATCツール32を介さず、アダプタ部26を直接、手首部22に取り付けることも可能である。
ツール28としては、ロボット12の用途に応じて種々のものが利用可能であり、問えば、把持式又は吸着式等のハンド、研磨工具、溶接トーチ、ニードル、はんだ付けユニット、シール剤や塗料のディスペンサ等が挙げられる。またツール28には、ツール28に電力や圧気等を供給するための、アダプタ部26又はATCツール32から延びるケーブルやホース等の線条体34が接続される。
ハンド部30は、ツール28を保持する(ここではツール28が挿通可能な穴を有する)保持部材36と、保持部材36に一体的に構成され、後述するクランプピン及び位置決めピンが設けられた板状部材38とを有する。
図示例における着脱機構は、ハンド部30(の板状部材38)に設けられた、先端が楔形状のクランプピン40と、アダプタ部26に設けられ、クランプピン40をエア吸引等によって引き込んで着脱可能に把持するシリンダ42(図3参照)とから構成される。但し着脱機構はこのようなものに限られず、例えばアダプタ部26及びハンド部30の一方にクランパ等の把持(挟持)部材を設け、他方に被把持部材を設けてもよい。なお着脱機構の着脱動作は、ロボット制御装置24等によって自動で行うことができる。
図示例における位置決め機構は、ハンド部30(の板状部材38)に設けられた、先端がテーパ形状の少なくとも1つ(図示例では4つ)の位置決めピン44と、アダプタ部26に形成され、クランプピン40がシリンダ42内にあるときに各位置決めピン44を挿入可能なピン穴46(図3参照)とから構成される。位置決めピン44をピン穴46に挿入することにより、アダプタ部26に対するハンド部30(ツール28)の位置及び姿勢を所望の状態にすることができる。
図4は、ハンド部30(板状部材38)を上方から見た図であり、クランプピン40と位置決めピン44との位置関係を示す。位置決めピン44は、クランプピン40を中心とした円48の円周上に配置され、ここでは4つの位置決めピンが90°の等間隔で配置されている。また図3に示すように、アダプタ部26のピン穴46も、位置決めピン44の位置に対応して同数設けられる。このように複数の位置決めピンを同一円周上に等間隔で配置することにより、後述するように、アダプタ部26に対するツール28の位置及び姿勢の少なくとも一方を変化させることができる。
なおこの例では、アダプタ部26に対するツール28の位置及び姿勢を(90°刻みで)4通りに変化させることができるが、位置決めピン44の個数を1つのみとし、ピン穴46は図3のように4つ形成していても、同様のことが可能である。但し位置決めピン44の個数は多い方が、アダプタ部26に対するツール28の位置決め精度をより高くすることができる。
図示例では位置決め機構を、アダプタ部26及びハンド部30の一方に設けたピンと、他方に設けたピン穴とを含むものとして説明したが、位置決め機構は上述のものに限られず、例えばアダプタ部26とハンド部30をインロー構造として構成してもよいし、カービックカップリングのような相補的歯形状をアダプタ部26とハンド部30の双方に設けてもよい。但し位置決め機構は、ロボット制御装置24等によって制御されるロボット12の動作によって、アダプタ部26に対するツール28の位置決めを自動で行えるような構造であることが好ましい。
次に、アダプタ部26に対するツール28の位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する動作について説明する。ここでは、図1に示すアダプタ部26に対するツール28の位置及び姿勢を第1の位置と称し、仮置き台50を使用して、ツール28を後述する第2の位置に変更する場合を説明する。
先ず図5に示すように、ロボット12の動作制御によって、ハンド部30を仮置き台50の所定位置に載置する。より具体的には、仮置き台50に設けた少なくとも1つの(図示例では2つの)位置決めロッド52の先端を、ハンド部30の板状部材38に形成したロッド穴54(図4参照)に挿入する。これによりハンド部30(の重量)は、仮置き台50に支持された状態となる。
次にクランプピン40をシリンダ42から解放し、アダプタ部26を上方に移動させる。この動作により、アダプタ部26とハンド部30は分離される。
次に図6に示すように、図5の状態からロボット12の手首部22を所定角度(ここでは反時計回りに90°)回転させ、アダプタ部26を下降させる。この動作により、クランプピン40が再びシリンダ42内に引き込まれると同時に位置決めピン44がピン穴46内に挿入され、アダプタ部26に対するツール28の位置及び姿勢の少なくとも一方が第1の位置(図5)とは異なる第2の位置に、ツール部28が移動したことになる。なおこれらの動作を行うために、ロボット12が移動すべき位置及び姿勢は、周知の技術を用いて予めロボット制御装置24に教示されているものとする。
このようにして、アダプタ部26に対するツール28の位置及び姿勢の少なくとも一方を変化させることにより、ツール28だけでなくツール28に接続された線条体34の位置や姿勢(取り回し形態)も変化する。従って第1の位置ではツール28又は線条体34が周辺物等に干渉して所定の作業を行うことが困難な場合に、ツール28を第2の位置に変更することにより、干渉せずに所定の作業を行うことができる。従って本実施形態によれば、同じツールを備え、アダプタ部に対するツールの位置又は姿勢が異なる複数のハンド部を用意する必要がなく、設備コストの低減が図れる。また図5−図6に示す一連の動作は全て自動で行うことができるので、作業者の負担はほぼなく、ATC等を利用してツール交換を行う場合と比較してサイクルタイムは大きくは変わらない。
図7は、図3と同角度からハンド接続位置可変装置10を見た図であるが、図5−図6に示す一連の動作と同様のロボット動作により、アダプタ部26をハンド部30に対して時計回りに90°回転させた状態を示す。また図8は、図3と同角度からハンド接続位置可変装置10を見た図であるが、図5−図6に示す一連の動作と同様のロボット動作により、アダプタ部26をハンド部30に対して反計回りに90°回転させた状態を示す。図3、図7及び図8を比較してわかるように、同一のハンド部30を使用した場合でもツール28や線条体34の位置及び姿勢は大きく変えることができるので、用途に応じてこれらを適宜選択することにより、同一のハンドで対応できる用途の範囲を大幅に拡大することができる。
図9−図10はハンド接続位置可変装置10の他の構成例を説明する図であり、具体的には、図2の実施例ではアダプタ部26に対してハンド部30が回転変位可能であるのに対し、本実施例におけるハンド部30′は、アダプタ部26に対して一方向に変位(オフセット)可能である。
具体的には、ハンド部30′は、ワーク(図示せず)を把持可能なツール(把持式ハンド)56と、ハンド56と一体的に形成された板状部材58とを備え、板状部材58には、先端が楔形状の複数(図示例では2つ)のクランプピン60a及び60bと、クランプピン60a及び60bの各々から所定距離だけ離隔して配置された、先端がテーパ形状の位置決めピン62a及び62bとが配置される。
一方アダプタ部26は、クランプピン60a又は60bをエア吸引等によって引き込んで着脱可能に把持する、図2−図3の実施例と同様のシリンダ42と、クランプピン60aがシリンダ42内にあるときに位置決めピン62aを挿入可能であるとともに、クランプピン60bがシリンダ42内にあるときに位置決めピン62bを挿入可能である、図2−図3の実施例と同様のピン穴46とを有する。従って本実施例でも、クランプピン60a又は60bとシリンダ42とが着脱機構を構成し、位置決めピン62a又は62bとピン穴46とが位置決め機構を構成する。よって図9の実施例では、図5−図6の処理と同様に仮置き台等を使用することにより、アダプタ部26に対するハンド部30′の位置を自動的に、第1の位置(図10のようにシリンダ42がクランプピン60aを保持する場合)と、第2の位置(クランプピン60bを保持する場合)のいずれかに設定・変更することができる。
図11は、図9のハンド接続位置可変装置を用いたロボット12の好適な用途の一例を示す。ここでは、ロボット12が、複数の収納スペース64を有し、平面視で略コの字形を有する棚66に対して、ワーク68を出し入れする動作を行うものとする。
図11のように、ワーク68を把持し、把持したワーク68を棚66に納めるように構成されたハンド部30′を使用する場合、棚66(収納スペース64)の位置や形状に応じてロボット(アーム)の位置や姿勢が変わるため、アームやその艤装(線条体34等)が棚66に干渉する場合がある。従来は、干渉を回避するため、ロボットの種々の姿勢に対して干渉が生じないように棚を設計する必要があり、棚が大型化する傾向があった。またその設計を行うためには、ロボットが取り得る姿勢を予めシミュレーション等で求めておく必要があり、時間と労力もかかっていた。
そこで図9に示したようなハンド接続位置可変装置10を使用すれば、上述の不具合を解消することができる。例えば、図12に示すように、ハンド部30′がアダプタ部26に対して右側にシフトした状態(図10参照)にすれば、ワーク68に対してアダプタ部26が左側にシフトした状態になるので、棚66の右側部分70に対して線条体34等が干渉することを回避できる。このように、ロボットが比較的狭い領域に進入して作業を行う場合、アダプタ部とハンド部との位置関係を予め適切なものに(自動で)変更しておくことにより、ロボットが周辺物等と干渉して該作業が行えなくなる(故に他のハンド等を用意する必要が生じる)という不都合を極力排除することができる。
上述の実施形態によれば、ロボットが作業対象にアクセスできない場合でも、アダプタ部に対するツールの位置又は姿勢(角度)を選択・変更することにより、アクセス可能となる場合がある。また、ロボットが保持しているワークが周辺物等と干渉し得る場合でも、アダプタ部に対するツールの位置又は姿勢を適当に選択することにより、干渉を回避し得る。さらに、ロボットの動作姿勢によっては、ロボットの艤装等が周辺物に干渉する場合があるが、アダプタ部に対するツールの位置又は姿勢を変えることで、干渉が生じないロボット動作を教示することができるようになる。このように、アダプタ部からハンド部のみを脱着し、アダプタ部に対するツールの角度や位置を変更した後に、再度ハンド部をアダプタに取り付けることで、アダプタ部とツールとの複数の相対位置関係を実現することができ、ロボットハンドの動作範囲を拡げたり、ロボットの動作だけでは回避できない干渉を避けたりすることができる。従って本開示では、アダプタ部との位置関係のみが異なる複数のハンド部を用意・作製する必要性は極力小さくすることができ、設備コストの抑制につながる。
10 ハンド接続位置可変装置
12 ロボット
14 ベース
16 旋回胴
18 上腕
20 前腕
22 手首部
24 ロボット制御装置
26 アダプタ部
28 ツール
30、30′ ハンド部
32 ATCツール
34 線条体
36 保持部材
38、58 板状部材
40、60a、60b クランプピン
42 シリンダ
44、62a、62b 位置決めピン
46 ピン穴
50 仮置き台
52 位置決めロッド
54 ロッド穴
56 把持式ハンド
64 収納スペース
66 棚
68 ワーク

Claims (6)

  1. ロボットの可動部に取り付けられたアダプタ部と、
    前記ロボットが所定の作業を行うためのツールを保持するハンド部と、
    前記ハンド部を前記アダプタ部に対して、第1の位置と、前記アダプタ部に対する前記ツールの位置及び姿勢の少なくとも一方が前記第1の位置とは異なる第2の位置とを含む複数の位置のいずれにも位置決め可能に構成された位置決め機構と、
    前記位置決め機構により位置決めされた前記ハンド部を、前記アダプタ部に対して着脱可能に保持する着脱機構と、
    を備える、ハンド接続位置可変装置。
  2. 前記着脱機構は、前記ハンド部に設けられたクランプピンと、前記アダプタ部に設けられ、前記クランプピンを着脱可能に保持するシリンダとを備え、
    前記位置決め機構は、前記ハンド部に設けられ、前記クランプピンを中心とした円周上に配置された少なくとも1つの位置決めピンと、前記アダプタ部に設けられ、前記位置決めピンを挿入可能なピン穴とを有する、請求項1に記載のハンド接続位置可変装置。
  3. 前記着脱機構は、前記ハンド部に互いに離隔して設けられた複数のクランプピンと、前記アダプタ部に設けられ、前記複数のクランプピンのいずれかを着脱可能に保持するシリンダとを備え、
    前記位置決め機構は、前記ハンド部に設けられ、前記複数のクランプピンの各々から所定距離だけ離隔して配置された位置決めピンと、前記アダプタ部に設けられ、前記位置決めピンを挿入可能なピン穴とを有する、請求項1に記載のハンド接続位置可変装置。
  4. 前記着脱機構は自動で動作する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のハンド接続位置可変装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハンド接続位置可変装置と、前記可動部とを備えたロボット。
  6. 前記着脱機構によって前記アダプタ部から前記ハンド部を脱着する動作と、
    前記アダプタ部から脱着された前記ハンド部が、前記第1の位置又は前記第2の位置に位置決めされるように、前記ハンド部に対して前記アダプタ部を移動させる動作と、
    位置決めされた前記ハンド部を前記着脱機構によって保持する動作と、
    を自動で行うように構成された、請求項5に記載のロボット。
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