JP2020005892A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】タイマーの所定時間の設定を長くした場合や、所定時間を設定せずにセンサーによる呼び出しを停止した際に医療従事者が停止解除操作部を操作し忘れた場合に、センサーによる必要な呼び出しが行われる可能性を高くすることを目的とする。【解決手段】ナースコール子機1のセンサー4からの呼び出し停止を指示するための操作部5と、この操作部5による呼び出しの停止の解除を指示するための停止解除操作部6と、操作部5が操作された時点から所定時間を計測するタイマー7と、ナースコール子機1が設置された部屋の出入口付近の廊下側に設置される廊下灯10とを備え、操作部5が操作された時点から所定時間が経過するまでセンサー4による呼び出しを停止するとともに、呼び出しが停止されていることを廊下灯10の表示部13に表示するようにしている。【選択図】図1
Description
本発明は、患者や被介護者が看護師や介護師を呼び出すためのナースコールシステムに関し、特に、センサーを備えたナースコール子機からナースコール親機に呼び出しが行われるものに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または、介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、患者と被介護者とをまとめて患者と記載する)がナースコール子機の呼出ボタンを操作することによって看護師や介護師(以下、看護師と介護師とをまとめて医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室のベッド近傍やトイレ、浴室などに設置されるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置されるナースコール親機と、各病室の出入口付近の廊下側に設置される廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携帯する携帯端末(例えば、PHS(Personal Handy phone System)端末など)とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを組み合わせて移動中の医療従事者が呼び出しに応答するナースコールシステムも提供されている。
ナースコール親機には、LED(Light-Emitting Diode)などのランプと患者名とを対応付けて表示パネルに表示するボード形と呼ばれるものがある。このボード形のナースコール親機では、患者からの呼び出しが発生すると、その患者に対応するランプを点灯(または点滅)させて呼び出しを行った患者を視認できるようにしている。
また、ナースコール親機には、パソコンを利用したものもある。このパソコンを利用したナースコール親機では、実際のベッドの配置と同じようにディスプレイ上にレイアウト表示を行い、レイアウト上に患者名を表示するようにしている。そして、このようなナースコール親機は、患者からの呼び出しが行われたときに、その患者に対応する部分を強調して表示(例えば、ポップアップ画像の表示など)を行うことで、どの患者が呼び出しを行ったかを医療従事者に視認させることができる。
ナースコール子機は、患者ごとに設置されており、患者が医療従事者を呼び出すための呼出ボタンを備えたハンド形子機や握り押しボタン、壁埋込型子機などがある。また、呼出ボタンの代わりに患者の所定の状態を検出するセンサーを備えたナースコール子機も提供されている。
センサーを備えたナースコール子機としては、先端に設けた接触センサーに触れることで呼び出しを行うことができるように成されたものが知られている。また、音圧センサーを備え、息を吹き掛けたり声を発したりすることにより呼び出しを行うことができるように成されたナースコール子機も存在している。また、光センサーを備え、患者の手や動かせる身体の部位で光を遮ることによって呼び出しを行うことができるように成されたナースコール子機も存在している。
また、患者が自分の意思で呼ぶものでは無いが、ベッド近傍の床に設置したマットセンサーに患者が乗ることにより、患者の離床や徘徊を検出して呼び出しを行うことができるように成されたナースコール子機も存在している。また、マットセンサーをベッド上のマットレスの上などに設置し、患者が上体を起こしたことを検出して呼び出しを行うことができるように成されたナースコール子機も存在している。
しかしながら、上述した接触センサー、音圧センサー、光センサー、マットセンサーを備えたナースコール子機の場合、医療従事者が患者の看護を行う際に、医療従事者が接触センサーに接触したり、声を発したり、手で光を遮ったりした場合でも呼び出しを行ってしまう。また、マットセンサーを備えたナースコール子機の場合、医療従事者が看護の際にマットセンサーに乗った場合でも呼び出しを行ってしまう。
このような問題を解決するために、医療従事者が看護を行う際にナースコール子機のスイッチをオフにすることが考えられる。しかしながら、この場合に医療従事者が看護の終了後にナースコール子機のスイッチをオンに戻し忘れると、必要な呼び出しが行われなくなってしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、ナースコール子機からの呼び出しまたは報知の停止を指示するための操作部と、この操作部が操作された時点から所定時間を計測するタイマーと、呼び出しまたは報知の停止および復旧に関する動作を制御する制御部とを備え、操作部が操作された時点から所定時間だけ呼び出しまたは報知を停止する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、所定時間の設定を短くすると、医療従事者の看護が終わる前に所定時間が経過してしまい、誤報が行われてしまうという問題があった。一方、所定時間の設定を長くすると、医療従事者の看護が終わってもナースコール子機による呼び出しや報知が停止したままであるため、その間に必要な呼び出しや報知が行われなくなってしまうという問題があった。
従って、医療従事者による看護の時間が読めない状況では、所定時間の設定を長くしたり、上述した従来技術のように所定時間を設定せずにナースコール子機による呼び出しや報知を停止したりすることが好ましい。しかしながら、所定時間の設定を長くした場合や、所定時間を設定せずにナースコール子機による呼び出しや報知を停止した際に医療従事者がナースコール子機のスイッチをオンに戻し忘れた場合には、ナースコール子機による必要な呼び出しが行われなくなってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、所定時間の設定を長くした場合や、所定時間を設定せずにナースコール子機による呼び出しや報知を停止した際に医療従事者がナースコール子機のスイッチをオンに戻し忘れた場合であっても、ナースコール子機による必要な呼び出しが行われる可能性を高くすることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機からの呼び出しまたは報知の停止を指示するための操作部と、この操作部による呼び出しまたは報知の停止の解除を指示するための停止解除操作部と、上記操作部が操作された時点から所定時間を計測するタイマーと、ナースコール子機が設置された部屋の出入口付近の廊下側に設置される廊下灯とを備え、操作部が操作された時点から所定時間が経過するまで呼び出しまたは報知の出力を停止するとともに、呼び出しまたは報知の出力が停止されているときにそれを廊下灯に表示するようにしている。
また本発明の他の態様によれば、ナースコール子機からの呼び出しまたは報知の停止を指示するための操作部と、この操作部による呼び出しまたは報知の停止の解除を指示するための停止解除操作部と、ナースコール子機が設置された部屋の出入口付近の廊下側に設置される廊下灯とを備え、操作部が操作された場合に呼び出しまたは報知の出力を停止し、それを廊下灯に表示するとともに、停止解除操作部が操作された場合に呼び出しまたは報知の出力の停止を解除し、廊下灯の表示を停止するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、医療従事者が看護を行う際に操作部を操作して呼び出しや報知の出力を停止させ、医療従事者が看護中に誤ってナースコール子機のセンサーを動作させた場合の誤報を防ぐとともに、ナースコール子機のセンサーによる呼び出しや報知の出力が停止していることを廊下灯に表示させているので、呼び出しや報知の出力が停止している状態であることを、廊下を通った医療従事者が認識でき、この医療従事者が停止解除操作部を操作することで呼び出しや報知の出力の停止を直ぐに解除することができる。従って、所定時間の設定を長くした場合や、所定時間を設定せずにナースコール子機による呼び出しや報知を停止した際に医療従事者が停止解除操作部を操作し忘れた場合であっても、ナースコール子機による必要な呼び出しが行われる可能性を高くすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1において、1はナースコール子機であり、患者のベッドの近傍に設置され、患者などが医療従事者を呼び出す際や患者の所定の状態を検出して医療従事者を呼び出す際に使用される。ここで、ナースコール子機1は、各患者に対して設置されている。また、ナースコール子機1は、制御部2、呼出ボタン3、センサー4、操作部5、停止解除操作部6、タイマー7、インターフェース8を備えて構成されている。
10は廊下灯であり、各病室の出入口付近の廊下側に設置され、病室内に居る患者の氏名や担当医療従事者、診療科などの情報を表示するとともに、ナースコール子機1によって呼び出しが行われたことを表示する。ここで、廊下灯10は、廊下灯制御部11、廊下灯インターフェース12、表示部13を備えて構成されている。
20はナースコール親機であり、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置され、医療従事者によって患者からの呼び出しに応答する際に使用される。ここで、ナースコール親機20は、親機制御部21、親機インターフェース22、記憶部23、報知部24、応答操作部25を備えて構成されている。そして、廊下灯10とナースコール親機20との間には、制御機(図示せず)が接続されている。ここで、制御機は、ナースコール子機1および廊下灯10とナースコール親機20との通信の制御を行う。
まず、ナースコール子機1の各構成要素について説明する。制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出ボタン3は、患者が医療従事者を呼び出したり医療従事者が他の医療従事者の応援を要請したりする際に操作するものであり、患者の手元に置かれるハンド形子機や握り押しボタン、壁面に設置される壁埋込型子機に設けられている。センサー4はベッド近傍や患者の近傍に設置され、患者の所定の状態を検出するためのものである。センサー4としては、接触センサー、音圧センサー、光センサー、マットセンサーなどが使用される。
操作部5は、ナースコール子機1の呼び出しを行うための手段である呼出ボタン3およびセンサー4のうち、患者の所定の状態を検出するセンサー4からの呼び出しを停止する際に操作されるものである。ここで、操作部5は、ベッド近傍の壁面などに設置されることが好ましい。なお、本実施形態では、操作部5をナースコール子機1に設けるようにしているが、これに限定されない。例えば、廊下灯10などに操作部5を設けるようにしても良い。
停止解除操作部6は、操作部5の操作によりセンサー4による呼び出しが停止されている場合に、呼び出しの停止を解除する際に操作されるものである。ここで、停止解除操作部6も、ベッド近傍の壁面などに設置されることが好ましい。なお、本実施形態では、停止解除操作部6をナースコール子機1に設けるようにしているが、これに限定されない。例えば、廊下灯10などに停止解除操作部6を設けるようにしても良い。
タイマー7は、所定時間を計測するためのものであり、周知の計時手段によって構成される。ここで、所定時間は、医療従事者が看護を行う際にベッド近傍に留まるであろう時間であることが好ましく、例えば10分から20分程度に設定される。なお、本実施形態では、タイマー7を使用してセンサー4による呼び出しの停止を解除しているが、タイマー7は必須ではない。インターフェース8は、呼び出しを行うための呼出ボタン3およびセンサー4、呼び出しを停止するための操作部5、呼び出しの停止を解除するための停止解除操作部6、制御部2を接続するとともに、ナースコール子機1と廊下灯10とを接続して通信を行う。
医療従事者を呼び出したい場合に、患者は呼出ボタン3を操作する。すると、制御部2は呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。制御部2は、生成した呼出信号をインターフェース8によって廊下灯10を経由してナースコール親機20へ出力する。
一方、センサー4が患者の所定の状態を検出すると、制御部2はセンサー呼出信号を生成する。ここで、センサー呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。制御部2は、生成した呼出信号をインターフェース8によって廊下灯10を経由してナースコール親機20へ出力する。
また、患者に対して看護を行う医療従事者が操作部5を操作すると、制御部2は、センサー4の動作を停止したり、センサー4が患者の所定の状態を検出してもセンサー呼出信号を生成しないようにしたりすることによってセンサー4の動作を無効とする。また、操作部5が操作されると、制御部2はタイマー7を動作させる。このセンサー4による呼び出しの停止は、停止解除操作部6が操作されるか、タイマー7が所定時間の計時を完了するかによって解除される。
ここで、制御部2がセンサー4による呼び出しを停止した場合に、制御部2は表示信号を生成し、インターフェース8を介して廊下灯10の廊下灯インターフェース12へ出力する。また、制御部2がセンサー4による呼び出しを停止している場合に、停止解除操作部6が操作されるか、タイマー7が所定時間の計時を完了すると、制御部は表示停止信号を生成し、インターフェース8を介して廊下灯10の廊下灯インターフェース12へ出力する。
次に、廊下灯10の各構成要素について説明する。廊下灯制御部11は、廊下灯10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。廊下灯インターフェース12は、ナースコール子機1のインターフェース8およびナースコール親機20の親機インターフェース22に接続されており、ナースコール子機1およびナースコール親機20と通信を行う。
表示部13は、病室内に居る患者の氏名や担当医療従事者、診療科などの情報を表示するとともに、ナースコール子機1によって呼び出しが行われたことを表示する。具体的には、廊下灯インターフェース12がナースコール子機1のインターフェース8から呼出信号やセンサー呼出信号を入力すると、廊下灯制御部11は、それぞれの呼び出しに応じた内容で呼び出しが行われたことを表示部13に表示させる。
また、表示部13は、ナースコール子機1のセンサー4による呼び出しが操作部5の操作によって停止していることを表示する。具体的には、廊下灯インターフェース12がナースコール子機1のインターフェース8から表示信号を入力すると、廊下灯制御部11は、センサー4による呼び出しが停止していることを表示部13に表示させる。この状態で、廊下灯インターフェース12がナースコール子機1のインターフェース8から停止解除信号を入力すると、廊下灯制御部11は、表示部13に対してセンサー4による呼び出しが停止していることの表示を停止させる。
なお、本実施形態では、表示部13が各種情報を表示できるようにしているが、これに限定されない。例えば、病室内に居る患者の氏名や担当医療従事者、診療科などの情報については、紙やディスプレイなどに表示し、呼出ボタン3やセンサー4による呼び出しが行われていること、および、センサー4による呼び出しが停止していることについては、LEDなどによる点灯または点滅で表示するようにしても良い。
次に、ナースコール親機20の各構成要素について説明する。親機制御部21は、ナースコール親機20の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース22は、ナースコール親機20とナースコール子機1とを廊下灯10を介して接続して通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース22は、ナースコール子機1から出力された呼出信号やセンサー呼出信号を入力する。
記憶部23は、ナースコール子機1の子機識別情報(ベッド番号)と、この子機識別情報によって特定されるナースコール子機1を使用する患者を特定するための患者情報(例えば、患者の氏名)とを関連付けて予め記憶している。これにより、呼び出しを行った患者、または、呼び出しが行われた患者を特定することができる。
報知部24は、患者が医療従事者を呼び出していること、または、患者の所定の状態を検出して呼び出しが行われていることを音声や表示などで報知するためのものであり、スピーカーなどの音声出力装置やディスプレイなどの表示装置、ランプなどの点灯装置の少なくともひとつの装置により構成されている。ここで、親機インターフェース22が呼出信号やセンサー呼出信号を入力した場合に、親機制御部21は報知部24を動作させる。このとき、親機制御部21は、呼出信号やセンサー呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて記憶部23に記憶されている患者情報を読み出し、スピーカーから報知音を出力させたり、ディスプレイに呼び出しが行われていることおよび呼び出しを行った患者の患者情報を表示させたり、ランプを点灯(または点滅)させたりする。
応答操作部25は、報知部24が動作している状態で、医療従事者が呼び出しに対して応答する際に使用される。ここで、応答操作部25は、ハンドセットなどにより構成されており、医療従事者はハンドセットをオフフックすることで応答することが可能である。ここで、応答操作部25が操作されることにより、親機制御部21は、報知部24の動作を停止させる。すると、ナースコール親機20と患者情報により特定される患者が使用するナースコール子機1との間で通話路が形成される。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1のセンサー4からの呼び出しの停止を指示するための操作部5と、この操作部5による呼び出しの停止の解除を指示するための停止解除操作部6と、操作部5が操作された時点から所定時間を計測するタイマー7と、ナースコール子機1が設置された病室の出入口付近の廊下側に設置される廊下灯10とを備え、操作部5が操作された時点から所定時間が経過するまで、または、操作部5が操作されてから停止解除操作部6が操作されるまで、センサー4による呼び出しを停止するとともに、呼び出しが停止されていることを廊下灯10の表示部13に表示するようにしている。
これにより、医療従事者が看護を行う際に操作部5を操作してセンサー4による呼び出しを停止させ、医療従事者が看護中に誤ってセンサー4を動作させた場合の誤報を防ぐとともに、センサー4による呼び出しが停止していることを廊下灯10に表示させているので、センサー4による呼び出しが停止している状態であることを、廊下を通った医療従事者が認識でき、この医療従事者が停止解除操作部6を操作することでセンサー4による呼び出しの停止を直ぐに解除することができる。従って、タイマー7の所定時間の設定を長くした場合や、所定時間を設定せずにセンサー4による呼び出しを停止した際に医療従事者が停止解除操作部6を操作し忘れた場合であっても、センサー4による必要な呼び出しが行われる可能性を高くすることができる。
なお、前述した実施形態では、表示部13を廊下灯10のみに設けるようにしているが、これに限定されない。例えば、表示部13をナースコール親機20に設けるようにしても良い。これにより、ナースステーションに常駐している医療従事者がセンサー4による呼び出しが停止していることを把握することが可能となる。
また、前述した実施形態では、タイマー7をナースコール子機1に設けるようにしているが、これに限定されない。例えば、廊下灯10にタイマー7を設けるようにしても良い。この場合、表示信号を入力した廊下灯10の廊下灯制御部11にてセンサー4の呼び出しが停止している表示を行うか否かを判定することになる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 制御部
3 呼出ボタン
4 センサー
5 操作部
6 停止解除操作部
7 タイマー
8 インターフェース
10 廊下灯
11 廊下灯制御部
12 廊下灯インターフェース
20 ナースコール親機
21 親機制御部
22 親機インターフェース
23 記憶部
24 報知部
25 応答操作部
2 制御部
3 呼出ボタン
4 センサー
5 操作部
6 停止解除操作部
7 タイマー
8 インターフェース
10 廊下灯
11 廊下灯制御部
12 廊下灯インターフェース
20 ナースコール親機
21 親機制御部
22 親機インターフェース
23 記憶部
24 報知部
25 応答操作部
Claims (2)
- ナースコール子機が備えるセンサーが患者の所定の状態を検出したときにナースコール親機にて呼び出しまたは報知を行うように成されたナースコールシステムであって、
前記呼び出しまたは報知の停止を指示するための操作部と、
前記操作部による呼び出しまたは報知の停止の解除を指示するための停止解除操作部と、
前記操作部が操作された時点から所定時間を計測するタイマーと、
前記ナースコール子機が設置された部屋の出入口付近の廊下側に設置され、前記呼び出しまたは報知の出力が停止されていることを表示する表示部を有する廊下灯と、
前記操作部が操作されたときに前記呼び出しまたは報知の出力を停止し、前記タイマーにより前記所定時間が計測されたとき、または、前記停止解除操作部が操作されたときに前記呼び出しまたは報知の出力の停止を解除するとともに、前記呼び出しまたは報知の出力が停止されているときにそれを廊下灯の表示部に表示するように制御する制御部とを備えたことを特徴とするナースコールシステム。 - ナースコール子機が備えるセンサーが患者の所定の状態を検出したときにナースコール親機にて呼び出しまたは報知を行うように成されたナースコールシステムであって、
前記呼び出しまたは報知の停止を指示するための操作部と、
前記操作部による呼び出しまたは報知の停止の解除を指示するための停止解除操作部と、
前記ナースコール子機が設置された部屋の出入口付近の廊下側に設置され、前記呼び出しまたは報知の出力が停止されていることを表示する表示部を有する廊下灯と、
前記操作部が操作されたときに前記呼び出しまたは報知の出力を停止し、前記停止解除操作部が操作されたときに前記呼び出しまたは報知の出力の停止を解除するとともに、前記呼び出しまたは報知の出力が停止されているときにそれを廊下灯の表示部に表示するように制御する制御部とを備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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---|---|---|---|
JP2018129819A JP2020005892A (ja) | 2018-07-09 | 2018-07-09 | ナースコールシステム |
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Citations (2)
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JP2014161466A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Carecom Co Ltd | ナースコールシステム |
WO2017209094A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | コニカミノルタ株式会社 | 見守りシステム |
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2018
- 2018-07-09 JP JP2018129819A patent/JP2020005892A/ja active Pending
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