JP2020005508A - 播種装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】苗床の所定位置に簡単且つ正確に種子を投下させて適正に播種させる播種装置を提供することである。【解決手段】播種された種子Qが保持される苗床と、上記苗床上にスライド自在に配置した種子投入器具3とからなり、上記種子投入器具3が支持板32と、上記支持板32の上にスライド自在に載置したスライド板31とを備え、上記支持板32が水平な板本体32aと、上記板本体32aに形成されて上下に貫通する種子落下用の孔32bと、上記板本体32aの下面に設けられて上記播種落下用の孔(32b)から上記苗床の播種位置に向けて種子(Q)を送り出すガイド(G)とで構成され、上記スライド板31が底板31aと、上記底板31aの外周に起立した矩形の枠体34と、上記底板31aに形成されて上記スライド板31のスライド時に上記種子落下用の孔32bに選択的に連通又は遮断する孔31bとで構成されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、水菜、小松菜、リーフレタス、サラダ菜、その他の葉菜植物の水耕栽培に適するばかりでなく、特にほうれん草の発芽用にも利用できる播種装置に関するものである。
近年、例えば、種子を均一に一つ一つ簡単に播種させる市販の播種器具としてポットル(登録商標)を利用することが考えられる。
このポットルは、特許文献1に示すように、大径の孔を備えた固定板と、この固定板上にスライド自在に配設され且つ上記の大径の孔に選択的に開口又は遮断する複数の小孔を備えたスライド板とを利用したものである。
そして、ふるい式にスライド板をスライドした時スライド板上に載せられた多数の種子を一つ一つ小孔から大径の孔を介して均一に落下させて下方の苗床に播種させるものであるから、このスライド板を上記特許文献1に示す給水シート上に配置すれば、スライド板の孔から給水シートの上部隙間に種子を落下させて自動的に種子を一つ一つ均一に等間隔で播種させ、播種作業の向上を図ることができる。
特開平8−322326号公報(要約、図1、図3参照)
しかしながら、この特許文献1に示す播種器具を利用する場合、次のような不具合がある。
すなわち、特許文献1に示す播種器具では、スライド板の孔から種子を落下させた時、特にこのスライド板と苗床との距離が離れている時にはこの種子が飛散してしまう恐れがあり、その改善が望まれている。
そこで、本発明の目的は、苗床の播種位置に簡単且つ正確に種子を投下させて適正に播種させる播種装置を提供することである。
上記の目的を達成させるため、本発明の播種装置は、播種された種子が保持される苗床と、上記苗床上にスライド自在に配置した種子投入器具とからなり、上記種子投入器具が支持板と、上記支持板の上にスライド自在に載置したスライド板とを備え、上記支持板が水平な板本体と、上記板本体に形成されて上下に貫通する種子落下用の孔と、上記板本体の下面に設けられて上記播種落下用の孔から上記苗床の播種位置に向けて種子を送り出すガイドとで構成され、上記スライド板が底板と、上記底板に形成されて上記スライド板のスライド時に上記種子落下用の孔に選択的に連通又は遮断する孔とで構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、次の効果を達成できる。
A)支持板に設けられて上記播種落下用の孔から上記苗床の播種位置に向けて種子を送り出すガイドを苗床の所定の播種位置に対向して配置できる。
従って、スライド板の孔から種子を落下させた時、種子投入器具と苗床との間に距離があってもこの種子をガイドを介して必ず苗床の播種位置に簡単且つ正確に投下させて適正に播種させることができる。
B)種子はスライド板に形成したそれぞれの孔からガイドを介して投下されるので苗床には孔同士の配列と間隔に対応して均一に播種される。
C)同様に、種子が苗床の外に飛散するが防止され、種子の無駄を防止でき、飛散した種子を拾い上げる等の無駄な作業をする必要が無くなる。
D)苗床が種子を保持する相対向する一対の吸水性、保水性を有するシートを備えた播種ホルダーである場合、ガイドをシート間の隙間に挿入させておくことができ、その結果、種子投入器具を水平にスライドすると一方のシートがガイドで押されて傾斜し、シート間の隙間が拡げられるので種子を確実に隙間内に落下させて正確に播種できる。
E)この播種ホルダーを苗床として利用すると播種から発芽まで行え、しかも発芽させた苗を維持したまま、例えば、他の栽培ベットの定植板に持って行って吊り下げれば移植できるので、移植時に苗に損傷を与えないで済み、移植作業の向上も図れる。
本発明の第一の実施の形態に係る播種装置の分解斜視図である。 播種装置の縦断正面図である。 播種装置の縦断側面図である。 図3の一部拡大縦断面図である。 種子投入器具を水平にスライドさせて一方のシート上部を撓ませて二枚のシート間のの隙間を拡げている状態を示す播種装置の一部拡大縦断正面図である。 スライド板をスライドさせて種子を二枚のシート間の隙間に投下させている状態を示す播種装置の一部拡大正面図である。 播種ホルダーの斜視図である。 播種ホルダー縦断正面図である。 (A)は第二の実施の形態に係る播種装置の一部拡大縦断正面図、(B)は一部拡大斜視図である。 (A)は第三の実施の形態に係る播種装置の一部拡大縦断正面図、(B)は一部拡大斜視図である。

(A)は第四の実施の形態に係る播種装置の一部拡大縦断正面図、(B)は一部拡大斜視図である。 (A)は第五の実施の形態に係る播種装置の一部拡大縦断正面図、(B)は一部拡大斜視図である。
以下に本発明の各実施の形態に係る播種装置を図1〜図12を参照しながら説明する。
本発明は、水菜、小松菜、リーフレタス、サラダ菜、その他の葉菜植物の水耕栽培に適する播種装置に関し、特にほうれん草の播種および発芽用にも利用できる播種装置に関するものである。
葉菜植物の水耕栽培では播種―発芽―定植の工程を経て収穫の工程に進むが、図示した本発明の各実施の形態に係る播種装置はこのうちの播種から発芽までの工程に利用するのである。
本発明における播種装置の基本構造は、播種された種子が保持される苗床と、苗床上にスライド自在に配置した種子投入器具とからなるものである。
本発明の第一の実施の形態に係る播種装置では、苗床としては図1〜図8に示す播種ホルダー2を使用しているが、例えば、特開平8−298817号公報に開示されているような種子を収容するポットを備えた播種用トレーでも良く、又は特開2016−192912号公報に開示されているような種子を埋め込む切り込みを設けたウレタン製の播種用マットであっても良い。
次に図1〜図8に示す第一の実施の形態の播種装置を詳細に説明する。
この実施の形態に係る播種装置Aは、発芽容器1内に取り外し自在に吊り下げた播種ホルダー2と、発芽容器1の開口部にスライド自在に載置した種子投入器具3とからなるものである。
播種ホルダー2は相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート4a、4bを当接させて部分的に接合した給水シート4と、給水シート4を保持した吊り下げ具5とで構成されている。
種子投入器具3は支持板32と、支持板32の上にスライド自在に載置したスライド板31とで構成されている。
支持板32は水平な板本体32aと、板本体32aの前後両側に起立したガイド枠33、33と、板本体32aに形成されて上下に貫通する複数の種子落下用の孔32bと、板本体32aの下面に設けられて上記播種落下用の孔32bから給水シート4の所定位置、例えば、播種位置又は播種位置に近い位置に向けて突設させた複数の裁頭円錐状の筒体37からなるガイドGとで構成されている。
各ガイド枠33の下端には図3に示すようにガイド片33bが下方に向けて形成されている。
ガイドGの中心には下方に向けて収斂する先細の長孔37aが形成され、この長孔37aの上部は上記種子落下用の孔32bに直接連通している。
スライド板31は底板31aと、底板31aの外周に起立した枠体34と、底板31aに形成されて種子落下用の孔32bに選択的に連通又は遮断される多数の孔31bとで構成されている。
従って、底板31a上には外周の枠体で規制されて多数の種子がこぼれることなく収容でき、篩のようにスライド板31を単独で、又は支持板32と一緒に揺らした時、或いは手でかき混ぜた時任意の種子が孔31b内に一つづつ落下し、次いでこの孔31bが支持板32側の種子落下用の孔32bに連通したとき孔31b内の種子が種子落下用の孔32bに落下するようになっている。
この場合、上記の種子落下用の孔32bの直径をスライド板31側の孔31bの直径より大きくして孔31bを種子落下用の孔32bに位置合わせし易くし、併せて種子を落下させ易いようにしている。
更に、支持板32における板本体32aの右側面に板状のばね受け35を起立し、左側面に板状のストッパー33aを起立させている。
また、ばね受け35とスライド板31の右側枠体34との間に復帰スプリングSを介在させている。
この場合、ばね受け35にボルト36が水平に取付けられ、このボルト36にスライド板31の右側枠体34が移動自在に挿入され、更にボルト36の外周に復帰スプリングSを挿入している。
そして、復帰スプリングSで左側に押し込まれたスライド板31は上記のストッパー33aで支えられるようになっている。
播種ホルダー2は図1、図7、図8に示すように相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート4a、4bを当接させてa点を部分的に圧着等で接合した給水シート4と、給水シート4を保持した吊り下げ具5とで構成させている。
即ち、本発明の播種装置Aでは、各シート4a、4b間でa点より上方の隙間Rに葉菜植物の種子Qをスライド板31の孔31bと支持板32の種子落下用の孔32bとガイドGの長孔37aとを介して落下させて播種させ、この状態で吊り下げ具5を介して給水シート4を発芽容器1内に吊り下げるものである。
吊り下げ具5は支持板5aと、支持板5aの側面から突出して上記給水シート4を貫通する一つ又は複数の突起5bと、支持板5aの上端に設けた引掛け部5cとで構成されている。
播種ホルダー2は後述するように発芽容器1内に吊り下げて播種から発芽までの栽培工程に利用し、次いで発芽した葉菜植物の苗を保持したまゝ別の栽培ベット側の定植板に吊り下げて移植させるものである。
但し、最初から養液を収容した栽培ベットの定植板に吊り下げ、この栽培ベットで播種―発芽―定稙までの一連の栽培工程に利用することも出来る。この場合は、定植後種子投入器具3を取外して栽培ベットで収穫までの工程に利用しても良い。
播種ホルダー2を取付ける発芽容器1には対向する両側内壁に肉厚な段部6、6が長手方向に沿って形成されており、各段部6、6上にそれぞれに任意の間隔を置いて複数の溝7が形成され、各溝7に引掛け部5cを引掛けて給水シート4を吊り下げるようになっている。
上記の溝7は発芽容器1の側壁の上端1aに形成しても良い。
上記給水シート4を構成させる二枚の各シート4a、4bは吸水性、保水性を有する材料、例えば、不織布、水に溶けにくい紙、又はウレタンフォームで成形されている。
要するに、シート4a、4bは溶液を保持して水分、養分、溶存酸素を種子に供給するものであればよい。
この場合、一方のシート4bの上部を他方のシート4aの上部より長くしている。
これは、上部が長い他方のシート4bの上端を図5、図6で後述するようにスライド板31の下部に設けたガイドGで水平方向に押すことでシート4a、4b間の上部隙間R(図5参照)を拡げ、上方から種子Qを隙間R間に簡単に落下させて播種作業を容易にさせる為である。
上記引掛け部5cは図7に示すように支持板5aの上端に水平に取り付けたロッド5dで構成させ、このロッド5dの両端部を上記発芽容器1の溝7に嵌合して給水シート4を吊り下げるようになっている。
この引掛け部5cは上記支持板5aの上端両側に張出すフック(図示せず)で構成しても良く、要は給水シート4を発芽容器1内に吊り下げできるようになっていればよい。
次に播種から発芽までの工程を説明する。
図1に示すように、複数の播種ホルダー2を吊り下げ具5を溝7に引掛けながらそれぞれ発芽容器1内に吊り下げておき、更に図1に示すように、発芽容器1の開口部に、即ち、側壁の上端1a上に種子投入器具3をガイド片33bを介してスライド自在に取付けておく。
この状態では、図4に示すように、スライド板31側の孔31bは支持板32側の種子落下用の孔32bとは連通しておらず、スライド板31の底板31a上に多数の種子が収容されている。
また、ガイドGの下端は一方のシート4bの上端部4cの側部、言い換えればシート4a、4b間の隙間R又はその近辺の播種位置に対向している。
この場合、ガイドGは裁頭円錐状の筒体37から構成されているので発芽容器1に種子投入器具3を取付けた時このガイドGの先細の先端をシート4bの上端部4cの側部に差し込み易くなっている。
次に、この状態で図5に示すようにガイド片33bを介して種子投入器具3全体を発芽容器1の上端1a上で矢印H方向、即ち、横方向にスライドさせる。
この時、ガイドGの側面で上端部が長い一方のシート4bの上端部4cを横方向に押してシート4a、4b間の上方の隙間Rを拡げる。
次に、図6に示すように、手動でスライド板31を復帰スプリングSに抗して矢印K方向、即ち、横方向にスライドさせ、スライド板31の孔31bを支持板32側の種子落下用の孔32bに連通させる。
この時、予め孔31bに落とし込まれている種子Q、又はスライド板31をスライドした時孔31bに落ち込んだ種子Qが種子落下用の孔32bとガイドGの長孔37aを通過して一つ一つシート4a、4b間の隙間Rに落下し、この隙間R内に自動的に播種される。
この際、二枚のシート4a、4bは点aの位置で当接しているので隙間R内の種子Qは発芽容器1の底に落下するのが防止され、播種された位置で保持される。
また、スライド板31の孔31bは前後に等間隔で成形されているので、隙間Rに落下した種子Qは前後方向に沿って等間隔に播種され、種子同士若しくは隙間R内で発芽した時の苗同士の干渉、損傷が防止され、育成管理も容易となる。
上記のように播種された後にスライド板31のスライド操作を停止すると、スライド板31は復帰スプリングSの復帰力で図4に示す元の位置に戻される。
なお、復帰スプリングSを利用せず、手動のみでスライド板31をスライドさせても良い。
また、本実施の形態において、スライド板31は上記したように矢印K方向、即ち、横方向にスライドさせているが、前後方向にスライドさせる構成にしても良い。
この場合は、復帰スプリングSを前後方向に向けて設けるか、又は復帰スプリングSの使用をやめて手動でスライドさせればよい。
更に、スライド板31の横方向の寸法は、発芽容器1の横方向の寸法に比べて、例えば、二分の一の寸法ににして播種操作を二度に分けて行っても良い。このようにすることで、種子投入器具3を軽量化して播種作業を容易にできる。
次いで、上記第一の実施の形態に係る播種装置Aでは、播種ホルダー2を発芽容器1に吊り下げている状態で給水シート4、言い換えれば、一対の各シート4a、4bに所定量の水を振り掛けて含浸させ、この水を種子Qの表面に付与させる。
次いで、発芽容器1の開口部に蓋を被せて倉庫などの部屋に保管せ、葉菜植物の適正に沿って遮光、保温、酸素管理を行うと種子Qから根が出て一対のシート4a、4b間の隙間から下方に延び出し、次に子葉が延び出し発芽を達成させることが出来る。
同じくこの実施の形態に係る播種装置Aでは上記の工程で種子Qを播種、発芽させるものであるが、更に発芽した苗を育成する場合は別の栽培ベットの定植板に移植させる。
この場合は、上記し多様に苗が出ている播種ホルダー2を発芽容器1から一つづつ引き揚げ、そのまま養液が収用されている別の栽培ベットの定植板に吊り下げて移植させ、この栽培ベットで栽培まで育成させるものである。
次に他の第二、第三、第四、第五の実施の形態に係る播種装置Aについて説明する。
これらの他の実施の形態に係る播種装置はAはガイドGの構成を変更したもので、その他の基本的な構成、効果は上記第一の実施の形態に係る播種装置と同じである。
図9は本発明の第二の実施の形態の播種装置Aを示している。
この実施の形態に係る播種装置AのガイドGは先端が先細の半割筒体47と、この半割筒体の内周に形成されて支持板32に形成した孔47bに連通するガイド溝47aとで構成されている。
このガイドGも支持板32下面に設けられてシート4bの上端4cを押しながら播種落下用の孔47bからガイド溝47aを介して給水シート4の隙間R内における播種位置に向けて種子Qを滑らせながら送り出すものである。
図10は本発明の第三の実施の形態の播種装置Aを示している。
この実施の形態に係る播種装置AのガイドGは波型の板57と、この板57の内周に形成されて支持板32に形成した孔57bに連通する複数のガイド溝57aとで構成されている。
このガイドGも支持板32下面に設けられてシート4bの上端4cを押しながら播種落下用の孔57bからガイド溝57aを介して給水シート4の隙間R内における播種位置に向けて種子Qを滑らせながら送り出すものである。
図11は本発明の第四の実施の形態の播種装置Aを示している。
この実施の形態に係る播種装置AのガイドGは二枚のガイド板67、67と、このガイド板67、67間に形成されて支持板32に形成した孔47bに連通する隙間67aとで構成されている。
このガイドGも支持板32下面に設けられてシート4bの上端4cを押しながら播種落下用の孔67bから隙間67aを介して給水シート4の隙間R内における播種位置に向けて種子Qを滑らせながら送り出すものである。
次に、図12は本発明の第五の実施の形態の播種装置Aを示している。
この実施の形態に係る播種装置AのガイドGは一枚の板77と、支持板32に形成した孔77bに連通するガイド面77aとで構成されている。
板77は下端が孔77b側へ突出するよに傾斜しているのが好ましいが、支持板32の板本体32aに対して垂直になっていても良い。
このガイドGも支持板32下面に設けられてシート4bの上端4cを押しながら播種落下用の孔77bからガイド面47aを介して給水シート4の隙間R内における播種位置に向けて種子Qを滑らせながら送り出すものである。
以上のように、本発明の播種装置によれば、苗床の播種位置又はその近辺に向けて突設させたガイドGが設けらているのでこのガイド37を苗床の播種位置に対向して配置できる。
従って、スライド板31の孔31bから種子Qを落下させた時、種子投入器具3と苗床との間に距離があってもこの種子QをガイドGを介して必ず苗床の播種位置に簡単且つ正確に投下させて適正に播種させることができる。
しかも、種子Qはスライド板31に形成したそれぞれの孔31bからガイドGを介して投下されるので苗床には孔同士の配列と間隔に対応して均一に播種される。
同様に、種子Qが苗床の外に飛散するが防止され、種子Qの無駄を防止でき、飛散した種子Qを拾い上げる等の無駄な作業をする必要が無くなる。
苗床が種子Qを保持する相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート4a、4bを備えた播種ホルダー2である場合、ガイド37をシート4a、4b間の隙間Rに挿入させておくことができ、その結果、種子投入器具3を水平にスライドすると一方のシート4bがガイドGで押されて傾斜し、シート間の隙間Rが拡げられるので種子を確実に隙間R内に落下させて正確に播種できる。
しかも、この播種ホルダー2を苗床として利用すると播種から発芽まで行え、しかも発芽させた苗を維持したまま、例えば、他の栽培ベットの定植板に持って行って吊り下げれば移植できるので、移植時に苗に損傷を与えないで済み、移植作業の向上も図れる。
1 発芽容器
2 播種ホルダー
3 種子投入器具
4 給水シート
4a、4b シート
5 吊り下げ具
31 スライド板
31a 底板
31b 孔
32 支持板
32a 板本体
32b 種子落下用の孔
33 ガイド枠
34 枠体
35 ばね受け
37 筒体
37a 長孔
47 先細の半割筒体
57 波型の板
67 二枚のガイド板
77一枚の板
G ガイド
S 復帰スプリング
Q 種子
R 隙間

Claims (7)

  1. 播種された種子が保持される苗床と、上記苗床上にスライド自在に配置した種子投入器具(3)とからなり、
    上記種子投入器具(3)が支持板(32)と、上記支持板(32)の上にスライド自在に載置したスライド板(31)とを備え、
    上記支持板(32)が水平な板本体(32a)と、上記板本体(32a)に形成されて上下に貫通する種子落下用の孔(32b)と、上記板本体(32a)の下面に設けられて上記播種落下用の孔(32b)から上記苗床の播種位置に向けて種子(Q)を送り出すガイド(G)とを有し、
    上記スライド板(31)が底板(31a)と、上記底板(31a)に形成されて上記スライド板(31)のスライド時に上記種子落下用の孔(32b)に選択的に連通又は遮断する孔(31b)とで構成されていることを特徴とする播種装置。
  2. 上記苗床が種子を保持する相対向する一対の吸水性、保水性を有するシートを備えた播種ホルダー(2)、種子を収容するポットを備えた播種用トレー又は種子を収容するスリットを形成した播種用マットからなる請求項1に記載の播種装置。
  3. 発芽容器(1)内に取り外し自在に吊り下げた播種ホルダー(2)と、上記発芽容器(1)の開口部にスライド自在に載置した種子投入器具(3)とからなり、
    上記播種ホルダー(2)を相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート(4a)、(4b)を当接させて部分的に接合した給水シート(4)と、上記給水シート(4)を保持した吊り下げ具(5)とで構成させ、
    上記種子投入器具(3)が支持板(32)と、上記支持板(32)の上にスライド自在に載置したスライド板(31)とを備え、
    上記支持板(32)が水平な板本体(32a)と、上記板本体(32a)に形成されて上下に貫通する複数の種子落下用の孔(32b)と、上記板本体(32a)の下面に上記種子落下用の孔(32b)に連通させながら上記給水シート(4)の所定位置に向けて突設させた複数の裁頭円錐状の筒体からなるガイド(37)とで構成され、
    上記スライド板(31)が底板(31a)と、上記底板(31a)に形成されて上記スライド板(31)のスライド時に上記種子落下用の孔(32b)に選択的に連通又は遮断する孔(31b)とで構成されていることを特徴とする播種装置。
  4. 上記板本体(32a)の前後両側にガイド枠(33)、(33)を起立させ、上記底板(31a)の外周に枠体(34)を起立させている請求項1、請求項2又は請求項3のいずれか一項に記載の播種装置。
  5. 上記板本体(32a)の側面側に板状のばね受け(35)を起立し、上記ばね受け(35)と上記スライド板(31)の右側枠体(34)との間に復帰スプリング(S)を介在させている請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4のいずれか一項にに記載の播種装置。
  6. 上記各シート(4a)、(4b)が不織布、水に溶けにくい紙、又はウレタンフォームで成形され、一方のシート(4b)の上部を他方のシート(4a)の上部より長くしていることを特徴とする請求項3、4又は5のいずれか一項に記載の播種装置。
  7. 上記ガイド(G)が裁頭円錐状の筒体(37)、先端が先細の半割筒体(47)、波型の板(57)、二枚のガイド板(67)、又は一枚の板(77)で構成されている請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の播種装置。
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