JP2016220626A - 種蒔き機 - Google Patents
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Abstract
Description
前記スライドプレートを移動させるごとに、種を落下させる構造であった。
特許文献1,2,3,4,5には、従来の種蒔き機の内容が、開示されている。
特許文献1は、スライドプレートの種寄せ場を大きくしても供給孔に確実に種子を誘導できないという問題点があった。
特許文献2は、本体が大きいため種子がスライドプレートに入れるのに時間がかかる。また、スライドプレートとベースプレートに隙間が出来種子が挟まりメンテナンスが必要であるという問題点があった。
特許文献3は、種子容器に種子を入れたとき、種子が大小あるため種子詰りが発生する。また、種子容器をスライドするとき種子が容器と板に挟まり種子の皮がめくれ、そのカスで種子が詰まるという問題点があった。
特許文献4は、作業効率が悪いという問題点があった。具体的には、穴をあける、移動、穴をあけた場所に合わせ、種子を落とし本体を下げ倍土する作業の作業性が悪い。
種子孔に土が詰まる。
特許文献5は、本体が大きいため種子がスライドプレートに入れるのに時間がかかる。また、スライドプレートとベースプレートに隙間が出来種子が挟まりメンテナンスが必要であるという問題点があった。
1.土の穴あけ作業に関して
1箇所1箇所指等で土に穴をあける。土の穴の深さの管理とかがんでの作業と労力と数が必要である。
2.種蒔作業に関して
小さい種子だとほとんど個数を数えずばらまきで種子を埋める。このため間引きの回数が増え労力と処分が必要である。
3.培土作業
1箇所1箇所指等で穴を土で埋める。かがんでの作業と労力と日数が必要である。
スライドプレートがベースプレートの上を移動されることによって、前記円弧状の種子寄せ場の端部が、前記ベースプレート上の種落下用の中空穴の位置に移動して、種が落下し、
落下した種が、前記チューブの中を通過して、前記L字状の穴あけ棒が開けた地面の穴の中に落下することを特徴とする種蒔き機である。
種の直径を、Ammとして、幅がA×1.1mm以上から、A×1.2mm以下の範囲であり、円弧の長さは、A×4.5mm以上から、A×5.5mm以下の範囲であり、曲がりRは、A×1.8mm以上から、A×2.2mm以下の範囲であり、スライドプレートの移動距離は、A×1.2mm以上から、A×1.3mm以下の範囲であることを特徴とする請求項1または2記載の種蒔き機である。
幅が、A×1.2mmを超えると、種が入った後の種の不要な動きが出る問題点が生じ。
円弧の長さが、A×4.5mm未満、またはA×5.5mmを超えると、種が入る個数にばらつきが生ずる問題点が生じ、曲がりRが、A×1.8mm未満、またはA×2.2mmを超えると、入った種の曲がり方向の動きが悪くなる問題点が生じ、スライドプレートの移動距離は、A×1.2mm未満、またはA×1.3mmを超えると、入った種の交換が円滑に行われないという問題点が生ずる。
前記ベースプレートの種通過用の中空穴から下方向に配列された複数のチューブと、前記複数のチューブの下側の端部に、それぞれ配置されたL字状の穴あけ棒と、前記スライドプレート、ベースプレート、L字状の穴あけ棒とを保持しているフレームとで構成された種蒔き機であって、前記円弧状の種子寄せ場には、複数の種が配列されて並べられており、
スライドプレートがベースプレートの上を移動されることによって、前記円弧状の種子寄せ場の端部が、前記ベースプレート上の種落下用の中空穴の位置に移動して、種が落下し、
落下した種が、前記チューブの中を通過して、前記L字状の穴あけ棒が開けた地面の穴の中に落下することを特徴とする種蒔き機である。
前記円弧状の種子寄せ場に入っていなかった複数の種が、それぞれ複数の円弧状の種子寄せ場の溝に、1個づつ補給されることを特徴とする。
ここで、L字状の穴あけ棒は、簡単に最小限の穴をあけるだけではなく、本体を引抜く際にL字状の穴あけ棒の側面の土が崩れて倍土する機能も有している。
図1は、実施例1の種蒔き機の斜視図である。種蒔き機は、フレーム6が枠組みとして設置されており、ベースプレート2の上にスライドプレート1が配置され、更に、ベースプレート2の上には、種子容器3が載せられ、また、スライドプレートを移動するレバー10が設置されている。一方、ベースプレート2からは、複数のチューブ4が、配置され、前記チューブ4の下部には、それぞれ、L字状穴あけ棒5
が接続されている。
種蒔き機の、全体の寸法は、1例として、
フレーム6の上部の寸法は、
横0.4メートル、幅0.9メートル、高さ0.8メートル。
フレーム6の下部の寸法は、
L字状穴あけ棒5の箇所によって変わり
L字状穴あけ棒5の箇所が、50箇所の場合→横0.4メートル、幅0.9メートル、
L字状穴あけ棒5の箇所が、60箇所の場合→横0.5メートル、幅0.9メートル、
であり、L字状穴あけ棒5の箇所が10箇所増えるごとに、横は、0.1メートル追加される。
ここで、円弧状の種子寄せ場7の寸法は、種子の大きさ2mmの場合において、幅2,3mm、長さが10mm、曲がりRが、4mmとした。
図3は、実施例のスライドプレートの動作図である。スライドプレートの移動距離は、2.5mmとした。
図4は、実施例のスライドプレートと、ベースプレートとの動作図である。
図7(a)は、円弧状の種子寄せ場7に種子9が充填された状態、図7(b)は、スライドプレートが移動して、種子9が、1個落下した後の状態、図7(c)は、円弧状の種子寄せ場7に、種子容器内の種子9が充填されていく状態の図である。
スライドプレート上にのせて、スライドすると、5〜6粒の種子が一列になり、余分な種子が入らないように隙間をあけながら転がる。
スライドで種子を落とす時、戻る時も同じである。形状が円弧状であることにより、同一な動きではなく複雑な動きになる。
円弧状の種子寄せ場に収まった種子の上部の種子にも余裕ができます。種子が一粒落ちるとまた、スライドが戻る時や落ちる前に円弧状の種子寄せ場に供給されます。
円弧状の種子寄せ場を沢山設けることによって、携帯性や連続性を可能にする。
円弧状の種子寄せ場が、等間隔(間隔は自由)に配置されており、種子を供給できる。
植物、野菜などの色々な球体の種子に対応できる。
例 ポットで栽培する花、水耕栽培、マルチシート(穴あきシート)、畝や畑、野外、ビニールハウス、室内である。
種子詰りをなくする
連続性がある。
種子の小粒を1個1個管理できる。
小規模から大規模まで対応できる。
この構造を使って自動化が可能
構造が簡単。小型
管理体制が整い、間引き回数が低減される。
腰を曲げての作業ではない為、楽
現在、60箇所タイプで5kg位だが、更に、軽減することが可能である。
供給箇所の増減ができる。
簡単作業工程で完了する。本体を下げる種子を入れる本体を上げる。完了
図8は、L字状穴あけ棒の図。
図9は、種子箱と、スライドプレート、ベースプレート、チューブとの側面図。
図10は、チューブとL字状穴あけ棒の側面図である。
前記L字状の穴あけ棒は、種入れの深さに対して、3分の1の長さに、土が付着しづらい様に土に入る先端が三角形に削り尖らせたことを特徴とする。
1.土の穴あけ作業
(従来) 1箇所 指で穴をあける。
(本実施例) 本体を下げる。複数のL字状の穴あけ棒で複数穴をあける。
2、種蒔作業
(従来) 種子を容器から指等でつまんで1つの穴に落とす。
(本実施例) スライドさせ種子を必要個数複数の土の穴に落とす。
3.培土作業
(従来) 1箇所 指で穴を埋める。
(本実施例) 本体を上げる。複数のL字状の穴あけ棒の側面の土が崩れて埋める。
このように、従来1箇所行う作業と当社の種蒔機での作業とでは格段の差が生じる。
2 ベースプレート
3 種子容器
4 チューブ
5 L字状穴あけ棒フレーム
6 フレーム
7 円弧状の種子寄せ場
8 ベースプレートの種通過用の中空穴
9 種子
91 落下した種子
10 スライドプレートを移動するレバー
11 地面
スライドプレートがベースプレートの上を移動されることによって、前記円弧状の種子
寄せ場の端部が、前記ベースプレート上の前記種通過用の中空穴の位置に移動して、種が落下し、落下した種が、前記チューブの中を通過して、前記L字状の穴あけ棒が開けた地面の穴の中に落下することを特徴とする種蒔き機である。
スライドプレートがベースプレートの上を移動されることによって、前記円弧状の種子
寄せ場の端部が、前記ベースプレート上の前記種通過用の中空穴の位置に移動して、種が落下し、落下した種が、前記チューブの中を通過して、前記L字状の穴あけ棒が開けた地面の穴の中に落下することを特徴とする種蒔き機である。
Claims (5)
- スライドプレートと、
前記スライドプレート内に形成された複数の円弧状の種子寄せ場と、
ベースプレートと、
前記ベースプレート内に形成された複数の種通過用の中空穴と、
前記スライドプレートの上に配置された種子容器と、
前記ベースプレートの種通過用の中空穴から下方向に配列された複数のチューブと、
前記複数のチューブの下側の端部に、それぞれ配置されたL字状の穴あけ棒と、
前記スライドプレート、ベースプレート、L字状の穴あけ棒とを保持しているフレームとで構成された種蒔き機であって、
前記円弧状の種子寄せ場には、複数の種が配列されて並べられており、
スライドプレートがベースプレートの上を移動されることによって、
前記円弧状の種子寄せ場の端部が、前記ベースプレート上の種落下用の中空穴
の位置に移動して、種が落下し、
落下した種が、前記チューブの中を通過して、前記L字状の穴あけ棒が開けた地面の穴の中に落下することを特徴とする種蒔き機。 - 前記スライドプレートが移動されて、
前記、スライドプレート上の複数の円弧状の種子寄せ場の端部から
種が、1個落ちるごとに、
前記スライドプレートのスライド時の複雑な動きで周りの種子に刺激を与えて
種子を種子寄せ場に入れたり弾いたりすることで、
前記円弧状の種子寄せ場に入っていなかった複数の種が、それぞれ
複数の円弧状の種子寄せ場の溝に、1個づつ補給されることを特徴とする請求項1記載の
種蒔き機。 - 前記円弧状の種子寄せ場の形状は、
種の直径を、Ammとして、
幅がA×1.1mm以上から、A×1.2mm以下の範囲であり、
円弧の長さは、A×4.5mm以上から、A×5.5mm以下の範囲であり、
曲がりRは、A×1.8mm以上から、A×2.2mm以下の範囲であり、
スライドプレートの移動距離は、A×1.2mm以上から、A×1.3mm以下の範囲であることを特徴とする請求項1または2記載の種蒔き機。 - 前記L字状の穴あけ棒は、種入れの深さに対して、3倍の長さであり、土が付着しづらい様に
土に入る先端が三角形に削り尖らせたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の種蒔き機。 - 前記種蒔き機は、フレームを介して、人手あるいは自動機械駆動機構によって、移動可能であって、前記L字状の穴あけ棒が人手あるいは自動機械駆動機構によって、
地面に、種蒔き用の穴があけられ、
前記L字状の穴あけ棒が引き抜かれる場合に、前記L字状の穴あけ棒の側面の土が崩れて培土されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の種蒔き機。
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