JP2020004344A - サービス提供者選定装置、プログラム及びサービス提供者選定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】サービス利用者に適合したサービス提供者を選定することが可能なサービス提供者選定装置、プログラム及びサービス提供者選定システムを提供する。【解決手段】サービス提供者選定装置1は、サービス利用者のプロファイルを取得する利用者情報取得部12と、サービス提供者のプロファイルを記憶する提供者情報記憶部25と、サービス利用者のプロファイル及びサービス提供者のプロファイルの適合度合いに基づいて、サービス利用者に適したサービス提供者の順位を決定する順位決定部15と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、サービス提供者選定装置、プログラム及びサービス提供者選定システムに関する。
従来、ヘアサロンやマッサージ等、サービスを提供するサービス提供者と、提供されているサービスを利用するサービス利用者とが1対1で行うサービスにおいて、両者を結びつける仕組みが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2015−118629号公報
特許文献1に記載のものは、主に利用者側の利用時間と、提供者側の提供可能時間とによるマッチングであり、予約が重複した場合等には、経験値情報や評価情報に基づいて予約調整を行うものであった。しかし、これでは、サービス提供者と、サービス利用者とが適合しているとは言い難いものであった。
本発明は、サービス利用者に適合したサービス提供者を選定することが可能なサービス提供者選定装置、プログラム及びサービス提供者選定システムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、サービス利用者に関する利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、サービス提供者に関する複数の提供者情報を記憶する提供者情報記憶部と、前記利用者情報取得手段により取得した前記利用者情報と、前記提供者情報記憶部に記憶された前記提供者情報との適合度合いに基づいて、前記サービス利用者に適した前記サービス提供者の順位を決定する順位決定手段と、を備えるサービス提供者選定装置である。
第2の発明は、第1の発明のサービス提供者選定装置において、前記利用者情報取得手段は、前記利用者情報を記憶した利用者情報記憶部から前記利用者情報を取得し、前記利用者情報は、前記サービス利用者の行動履歴及び決済情報の少なくとも一方から前記サービス利用者の傾向を分析した結果に基づく嗜好情報を含むこと、を特徴とするサービス提供者選定装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明のサービス提供者選定装置において、前記サービス利用者によるサービス利用に係る申請を、前記サービス利用者の端末から受け付ける申請受付手段と、前記順位決定手段により決定した順位に基づく1以上の前記サービス提供者を、前記端末に提示する提示手段と、を備えること、を特徴とするサービス提供者選定装置である。
第4の発明は、第3の発明のサービス提供者選定装置において、前記申請は、サービス利用時間を含み、前記提供者情報は、サービス提供可能時間を含み、前記順位決定手段は、前記サービス利用時間が前記サービス提供可能時間に含まれる前記サービス提供者の順位を決定すること、を特徴とするサービス提供者選定装置である。
第5の発明は、第4の発明のサービス提供者選定装置において、前記順位決定手段は、複数の前記利用者情報の各々と、前記提供者情報との適合度合いを平準化するように、各サービス利用者に対応する前記サービス提供者を決定すること、を特徴とするサービス提供者選定装置である。
第6の発明は、第3の発明から第5の発明までのいずれかのサービス提供者選定装置において、前記提示手段により提示された前記1以上のサービス提供者から前記サービス利用者が選定した1の前記サービス提供者を、前記端末から受け付ける選定受付手段と、前記サービス利用者によって入力された、選定した前記サービス提供者の評価情報を受け付ける評価受付手段と、前記評価受付手段により受け付けた前記評価情報を、前記提供者情報に反映させる評価反映手段と、を備えること、を特徴とするサービス提供者選定装置である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかのサービス提供者選定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
第8の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかのサービス提供者選定装置と、前記サービス提供者選定装置に対して通信可能に接続され、前記利用者情報を記憶した利用者情報記憶部と、を備えたサービス提供者選定システムである。
本発明によれば、サービス利用者に適合したサービス提供者を選定することが可能なサービス提供者選定装置、プログラム及びサービス提供者選定システムを提供することができる。
本実施形態に係るサービス提供者選定システムの全体構成図及びサービス提供者選定装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係るサービス利用者とサービス提供者のプロファイルを説明するための図である。 本実施形態に係るプロファイル作成のための例を示す図である。 本実施形態に係るサービス提供者選定装置の提供者選定処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る利用者のプロファイルと、提供者のプロファイルとの適合度算出例を示す図である。 本実施形態に係るサービス提供者選定装置の提供者評価処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
<サービス提供者選定システム100の全体構成>
図1は、本実施形態に係るサービス提供者選定システムの全体構成図及びサービス提供者選定装置の機能ブロック図である。
図2は、本実施形態に係るサービス利用者とサービス提供者のプロファイルを説明するための図である。
図1に示すサービス提供者選定システム100は、サービス提供者選定装置1と、利用者情報DB(データベース)3と、利用者端末7と、提供者端末8とを備えている。サービス提供者選定装置1と、利用者情報DB3と、利用者端末7と、提供者端末8とは、通信ネットワークNを介して通信可能に接続されている。通信ネットワークNは、例えば、インターネット回線や携帯端末通信網等であり、有線であるか無線であるかを問わない。
サービス提供者選定システム100では、サービス提供者選定装置1が、外部に有する利用者情報DB3を、サービス利用に係る申請をするサービス利用者のプロファイルの作成に利用する。そして、サービス提供者選定システム100は、サービス提供者選定装置1が、サービス利用者に適合する順番にサービス提供者を選定して、サービス利用者に提示する。それにより、サービス利用者は、提示された情報からサービス提供者を選定することができる。
なお、以降の説明において、サービス利用者を、単に利用者といい、サービス提供者を、単に提供者という場合がある。また、本実施形態で説明するサービスとして、観光案内等を行うガイド業務を例に説明する。
<サービス提供者選定装置1>
サービス提供者選定装置1は、例えば、サービスの提供を行う企業や、サービスの提供を行う企業が委託した企業が有するサーバである。
サービス提供者選定装置1は、制御部10と、記憶部20と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部10は、サービス提供者選定装置1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、申請受付部11(申請受付手段)と、利用者情報取得部12(利用者情報取得手段)と、提供者情報取得部13と、マッチング処理部14と、順位決定部15(順位決定手段)と、提供者情報送信部16(提示手段)と、選定情報受信部17(選定受付手段)と、評価受付部18(評価受付手段)と、評価反映部19(評価反映手段)とを備える。
申請受付部11は、利用者端末7からサービス利用に係る申請を受け付ける。サービス利用に係る申請は、例えば、会員ID(IDentification)、サービス利用時間及び利用場所等の利用内容を含む。会員IDは、サービスを利用する前提として予め会員情報を登録した際に付された利用者を識別する識別情報である。
利用者情報取得部12は、申請受付部11によって受け付けた会員IDに基づいて、利用者情報記憶部23に記憶されたプロファイルを取得する。
提供者情報取得部13は、申請受付部11によって受け付けた利用内容に基づいて、提供者属性情報記憶部24を参照して提供者を抽出し、さらに、提供者情報記憶部25から抽出した提供者のプロファイルを取得する。
マッチング処理部14は、利用者情報取得部12で取得した利用者のプロファイルと、提供者情報取得部13により取得した複数の提供者のプロファイルとを照合して、適合度を算出する。そして、マッチング処理部14は、適合度合いが所定値以上の提供者を、提供者のプロファイルから抽出する。なお、ここで用いる利用者のプロファイルとは、例えば、ジャンルやエリア等の各項目に対する利用者の嗜好を、数値として表したデータ(嗜好情報)をいう。また、提供者のプロファイルとは、例えば、ジャンルやエリア等の各項目に対して提供者が得意か否かを、数値として表したデータをいう。
順位決定部15は、抽出した提供者を、適合度合いに応じて順位付けをする。
提供者情報送信部16は、順位決定部15によって順位付けをした提供者に関する提供者情報を、利用者端末7に対して送信する。
選定情報受信部17は、受信した提供者情報から利用者が選定した選定情報を、利用者端末7から受信する。
評価受付部18は、提供者を利用した利用者によって入力された、提供者に関する評価情報を、利用者端末7から受け付ける。
評価反映部19は、評価受付部18によって受け付けた評価を、提供者情報記憶部25に反映させる。
なお、これらの詳細については、後述する。
記憶部20は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部20は、プログラム記憶部21と、会員属性情報記憶部22と、利用者情報記憶部23と、提供者属性情報記憶部24と、提供者情報記憶部25と、評価情報記憶部26とを備える。
プログラム記憶部21は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラムを記憶する記憶部である。
プログラム記憶部21は、選定プログラム21aを備える。選定プログラム21aは、制御部10の各種機能を実行するためのプログラムである。
会員属性情報記憶部22は、会員登録をした利用者の属性情報を記憶する記憶領域である。会員属性情報記憶部22は、一例として、会員IDをキーにして、会員名、住所、性別、年齢等を記憶する。
利用者情報記憶部23は、利用者のプロファイル情報を記憶する記憶領域である。
図2(A)は、利用者情報記憶部23に記憶された利用者のプロファイルの一例である。
図2(A)に示すように、利用者情報記憶部23に記憶される利用者のプロファイルは、各項目に対する嗜好度合いを、利用者ごとに数値として示したものである。この例では、利用者が興味のある項目を「1」とし、利用者が興味のない項目を「0」として表している。例えば、利用者Aのプロファイルは、{1,1,0,0,0,0,0,0,1,…,0,1,…}として表される。なお、この例では、0と1との2つのレベルで表しているが、これに限定されるものではなく、例えば、0から9までの10のレベルで表してもよい。
提供者属性情報記憶部24は、提供者の属性情報を記憶する記憶領域である。提供者属性情報記憶部24は、一例として、提供者IDをキーにして、提供者名、性別、年齢等の他、サービス提供可能時間や、サービス提供場所等を記憶する。提供者IDは、提供者を識別する識別情報である。
提供者情報記憶部25は、提供者のプロファイル情報を記憶する記憶領域である。
図2(B)は、提供者情報記憶部25に記憶された各提供者のプロファイルの一例である。
図2(B)に示すように、提供者情報記憶部25に記憶される提供者のプロファイルは、各項目に対する得意度合いを、提供者ごとに数値として示したものである。この例では、得意な場合を「1」とし、不得意な場合を「0」として表している。例えば、提供者Pのプロファイルは、{1,1,0,0,1,1,1,0,0,…,1,1,…}として表される。
図2(B)に示す提供者のプロファイルは、図2(A)に示す利用者のプロファイルと項目が同じになっているが、異なる項目があってもよい。また、利用者のプロファイルと同様、2つのレベルではなく、さらに多いレベルで利用者の得意度合いを表してもよい。さらに、そのレベルは、提供者のプロファイルと、利用者のプロファイルとで、異なってもよい。
図1に示す評価情報記憶部26は、提供者によるサービスの提供を受けた利用者による提供者の評価を記憶する記憶領域である。
通信インタフェース部29は、通信ネットワークNを介して、利用者情報DB3、利用者端末7及び提供者端末8との通信を行うためのインタフェース部である。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、サービス提供者選定装置1は、制御部10、記憶部20等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
<利用者情報DB3>
利用者情報DB3は、利用者に関する各種のデータを記憶したデータベースである。そして、利用者情報DB3は、利用者のプロファイルを生成するために使用される。
利用者情報DB3は、例えば、決済情報や、行動履歴を記憶する。決済情報は、例えば、クレジットカードの利用データや、ネットショッピングでの購買データ、利用者によって会員登録がされた店舗でのPOS(Point of Sales)から送信された購買に関するデータ等であり、決済者である利用者が特定可能なデータである。
また、行動履歴は、GPS(Global Positioning System)による位置情報データや、特定位置におけるチェックインデータ、改札の入退場データ等であり、行動者である利用者が特定可能なデータである。
なお、利用者情報DB3は、決済情報及び行動履歴の少なくとも一方を含むものであってもよい。
<利用者端末7>
利用者端末7は、利用者が所持する端末である。利用者端末7は、例えば、スマートフォンに代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯電話機等である。利用者端末7は、その他、タブレット端末であってもよい。
利用者端末7は、サービスを利用する際に、サービス提供者選定装置1に対して接続し、利用申請を送信する。また、利用者端末7は、受信した提供者情報を参照して、提供者を選定するのに用いる。
さらに、利用者端末7は、提供者によるサービスの提供を受けた後に、評価アンケート等を用いて提供者の評価を入力し、サービス提供者選定装置1に対して送信する。
利用者端末7は、図示しないが、制御部、記憶部、タッチパネルディスプレイ、通信インタフェース部等を備える。
<提供者端末8>
提供者端末8は、提供者や、サービス提供者選定装置1を所有する企業の担当者等が使用する端末である。提供者端末8は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。また、提供者端末8は、サービス提供者選定装置1の入力部及び表示部としての役割を有していればよく、サービス提供者選定装置1の一部であってもよい。
提供者端末8は、利用者から選定された場合に、選定者の提供者端末8に対して選定された旨を送信するのに用いる。
提供者端末8は、図示しないが、制御部、記憶部、入力部、表示部、通信インタフェース部等を備える。
<利用者のプロファイルについて>
次に、サービス提供者選定装置1によるサービスを行うにあたり、利用者情報記憶部23に記憶する利用者のプロファイルの作成について説明する。
図3は、本実施形態に係るプロファイル作成のための例を示す図である。
利用者は、まず、このサービスを利用するにあたり会員登録を行う。その際、例えば、図3に示すアンケートに回答する形式で、利用者の嗜好をデータ化する。
ここで、作成した利用者のプロファイルは、時間の経過と共に、状況に応じて変更する利用者の嗜好に対応しきれない。そのため、一定期間を経過した場合には、状況に応じたプロファイルの更新が必要になる。
そこで、次に、利用者のプロファイルの更新について説明する。
利用者のプロファイルは、利用者情報DB3を利用して更新する。
例えば、利用者情報DB3の行動履歴を参照し、エリアに関する行動を分析して、利用者の行動に関する傾向を捉える。そして、あるエリアへの行動履歴が、他のエリアの行動履歴より多い場合に、そのエリアに関するプロファイルの数値を、嗜好性が高い方向に更新する、等を行う。
また、利用者情報DB3の決済情報を参照し、決済額や購買情報を分析して、利用者の購買に関する傾向を捉える。そして、購買に関するに対応した内容のプロファイルの数値を、嗜好性が高い方向に更新する、等を行う。
なお、この処理は、サービス提供者選定装置1に、分析処理機能を組み込むことで行ってもよいし、分析処理装置を別に設けて、分析処理装置による処理結果を、利用者情報記憶部23に反映させるようにしてもよい。
<提供者のプロファイルについて>
次に、提供者情報記憶部25に記憶する提供者のプロファイルの作成について説明する。
提供者のプロファイルについては、提供者が、提供者端末8を用いて項目ごとに得意であるか否かを入力することで、行うことができる。例えば、図3のようなアンケートに回答する形で入力してもよい。
<サービス提供者選定装置1の処理>
次に、利用者がサービスを利用する際のサービス提供者選定装置1での処理について説明する。
図4は、本実施形態に係るサービス提供者選定装置1の提供者選定処理を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る利用者のプロファイルと、提供者のプロファイルとの適合度算出例を示す。
まず、利用者は、利用者端末7を用いてサービス提供者選定装置1に対して通信し、サービスの利用申請を行う。
そうすることで、図4のステップS(以下、「S」という。)10において、サービス提供者選定装置1の制御部10(申請受付部11)は、サービス利用申請を受け付ける。
サービス利用申請は、会員ID、サービス利用時間及び利用場所等の利用内容を含む。
S11において、制御部10(利用者情報取得部12)は、サービス利用申請に含む会員IDに基づいて、利用者情報記憶部23から利用者のプロファイルを取得する。
S12において、制御部10(提供者情報取得部13)は、サービス利用申請に含む利用内容に基づいて、提供者属性情報記憶部24を参照して、利用内容に合致した1以上の提供者を抽出する。そして、制御部10(提供者情報取得部13)は、抽出した提供者のプロファイルを、提供者情報記憶部25から取得する。
S13において、制御部10(マッチング処理部14)は、S11で取得した利用者のプロファイルと、S12で取得した提供者のプロファイルとを照合して適合度を算出するマッチング処理を行う。
ここで、適合度の算出例として、コサイン類似度を用いるものが挙げられる。
また、適合度を算出する他の例として、図5に示すようなものであってもよい。
図5に示す例では、利用者の嗜好が高い項目と、提供者の得意項目とが合致した場合に、「1」とし、それ以外を「0」として、制御部10は、適合度を算出する。そして、算出した適合度を合算した数値が高いほど、利用者と提供者とが適合すると判断する。
図4のS14において、制御部10(順位決定部15)は、適合度に応じて提供者を順位付けする。図5に示す例では、提供者Pは、提供者Qよりも適合度が高いため、順位が上位になる。
S15において、制御部10(提供者情報送信部16)は、順位付けをした提供者に関する提供者情報を、利用者端末7に対して送信する。提供者情報としては、例えば、適合した項目を、提供者と共に出力してもよい。その後、制御部10は、本処理を終了する。
この処理によって、利用者は、サービス提供者選定装置1から送信された提供者情報を参照し、どの提供者にサービスを依頼するかを選定することができる。そして、利用者は、提供者を選定すると、利用者端末7を操作し、利用者端末7は、利用者が選定した提供者の情報である選定情報を、サービス提供者選定装置1に送信する。
次に、利用者端末7がサービス提供者選定装置1に選定情報を送信してからのサービス提供者選定装置1での処理について説明する。
図6は、本実施形態に係るサービス提供者選定装置1の提供者評価処理を示すフローチャートである。
図6のS20において、サービス提供者選定装置1の制御部10(選定情報受信部17)は、利用者端末7から選定情報を受け付ける。
S21において、制御部10は、選定情報に含まれる提供者の提供者端末8に対して、サービス利用申請に含まれた依頼内容を送信する。
この処理により、提供者は、提供者端末8を見て、利用者によるサービス利用の依頼と、その内容を確認できる。そして、利用者と提供者とによるサービスを行うことができる。
サービスの利用を受けた利用者は、サービス利用終了後に、利用者端末7から提供者の評価を入力して、評価情報をサービス提供者選定装置1に対して送信する。
そうすることで、S22において、制御部10(評価受付部18)は、提供者の評価情報を受け付ける。制御部10は、受け付けた評価情報を、評価情報記憶部26に記憶させる。
S23において、制御部10(評価反映部19)は、評価情報を、提供者のプロファイルに反映させる。その後、制御部10は、本処理を終了する。
このように、本実施形態のサービス提供者選定装置1によれば、以下のような効果がある。
(1)サービス提供者選定装置1は、サービス利用申請があった場合に、利用者のプロファイルと、提供者のプロファイルとをマッチングして、適合度に応じた順位付けをして、利用者に提供者情報を提示する。よって、利用者は、提示された提供者情報から提供者を選定できる。そして、適合度は、利用者の嗜好と、提供者の得意度との一致度合いを示すので、自然と、利用者と提供者とが適合した者同士になり得る。
(2)利用者のプロファイルは、利用者の行動履歴や決済情報を用いて更新するので、常に利用者の嗜好にあったものにできる。
(3)提供者のプロファイルは、利用者による評価情報を反映させるので、提供者自らが入力した情報のみならず、利用者による客観的な情報を用いて更新できる。よって、提供者のプロファイルを、より実態に即したものにできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、順位付けをした提供者情報を、利用者端末に提示するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、順位の最上位の提供者に関する提供者情報を利用者端末に提示し、利用者がその提供者を拒否した場合に、次に順位の高い提供者の提供者情報を提示する、といったものであってもよい。そのようにすることで、利用者は、複数の中から選定するといった手間を省くことができる。
(2)本実施形態では、利用者からのサービス利用申請があった場合に、提供者情報を提示するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、利用者からのサービス利用申請があった場合に、申請を受け付けた旨を提示し、後日のタイミング等で、利用者に提供者情報を提示するようにしてもよい。その場合には、複数の利用者に対する提供者のマッチングができ、各利用者に対して平準化した提供者を選定できる。
(3)本実施形態では、提供者のプロファイルの更新を、評価情報を受け付けたことに応じて行うものを例に説明したが、これに限定されない。一定数以上の評価情報を受け付けたことに応じて行ってもよい。
(4)本実施形態では、利用者のプロファイルを、サービス提供者選定装置が備えるものとして説明したが、これに限定されない。会員属性情報記憶部及び利用者情報記憶部の一部又は全部を、外部装置に有していてもよい。そして、外部装置は、利用者情報DBであってもよいし、他の装置であってもよい。
(5)本実施形態では、提供者が提供するサービスとして観光案内等を行うガイド業務を例に説明したが、これに限定されない。例えば、タクシー等の配車や、ベビーシッターやお手伝いさん等の派遣等、様々な業種のサービスに適用できる。
1 サービス提供者選定装置
3 利用者情報DB
7 利用者端末
8 提供者端末
10 制御部
11 申請受付部
12 利用者情報取得部
13 提供者情報取得部
14 マッチング処理部
15 順位決定部
16 提供者情報送信部
17 選定情報受信部
18 評価受付部
19 評価反映部
20 記憶部
21a 選定プログラム
22 会員属性情報記憶部
23 利用者情報記憶部
24 提供者属性情報記憶部
25 提供者情報記憶部
26 評価情報記憶部
100 サービス提供者選定システム
N 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. サービス利用者に関する利用者情報を取得する利用者情報取得手段と、
    サービス提供者に関する複数の提供者情報を記憶する提供者情報記憶部と、
    前記利用者情報取得手段により取得した前記利用者情報と、前記提供者情報記憶部に記憶された前記提供者情報との適合度合いに基づいて、前記サービス利用者に適した前記サービス提供者の順位を決定する順位決定手段と、
    を備えるサービス提供者選定装置。
  2. 請求項1に記載のサービス提供者選定装置において、
    前記利用者情報取得手段は、前記利用者情報を記憶した利用者情報記憶部から前記利用者情報を取得し、
    前記利用者情報は、前記サービス利用者の行動履歴及び決済情報の少なくとも一方から前記サービス利用者の傾向を分析した結果に基づく嗜好情報を含むこと、
    を特徴とするサービス提供者選定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のサービス提供者選定装置において、
    前記サービス利用者によるサービス利用に係る申請を、前記サービス利用者の端末から受け付ける申請受付手段と、
    前記順位決定手段により決定した順位に基づく1以上の前記サービス提供者を、前記端末に提示する提示手段と、
    を備えること、
    を特徴とするサービス提供者選定装置。
  4. 請求項3に記載のサービス提供者選定装置において、
    前記申請は、サービス利用時間を含み、
    前記提供者情報は、サービス提供可能時間を含み、
    前記順位決定手段は、前記サービス利用時間が前記サービス提供可能時間に含まれる前記サービス提供者の順位を決定すること、
    を特徴とするサービス提供者選定装置。
  5. 請求項4に記載のサービス提供者選定装置において、
    前記順位決定手段は、複数の前記利用者情報の各々と、前記提供者情報との適合度合いを平準化するように、各サービス利用者に対応する前記サービス提供者を決定すること、
    を特徴とするサービス提供者選定装置。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれかに記載のサービス提供者選定装置において、
    前記提示手段により提示された前記1以上のサービス提供者から前記サービス利用者が選定した1の前記サービス提供者を、前記端末から受け付ける選定受付手段と、
    前記サービス利用者によって入力された、選定した前記サービス提供者の評価情報を受け付ける評価受付手段と、
    前記評価受付手段により受け付けた前記評価情報を、前記提供者情報に反映させる評価反映手段と、
    を備えること、
    を特徴とするサービス提供者選定装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のサービス提供者選定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  8. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のサービス提供者選定装置と、
    前記サービス提供者選定装置に対して通信可能に接続され、前記利用者情報を記憶した利用者情報記憶部と、
    を備えたサービス提供者選定システム。
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