JP2020001619A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】トレッド部のタイヤ内周面に取り付けられたスポンジ部材の、放熱性のみならず、吸音性を向上させることができる空気入りタイヤを提供する。【解決手段】空気入りタイヤ10は、トレッド部のタイヤ内周面の全周にわたって、タイヤ周方向に延びるスポンジ部材20が取り付けられている。スポンジ部材20は、トレッド部のタイヤ内周面に取り付けられたベース部21と、ベース部21からタイヤ径方向内側に突出してタイヤ幅方向に延びており、タイヤ周方向に間隔を空けて形成された、複数の突部22と、複数の突部22の間に形成された複数の凹部とを備えている。凹部23の底隅部には、隅R部が形成されている。隅R部の曲率半径R1は、凹部23のタイヤ周方向における長さL2の25%より大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤに起因した騒音の1つとして、空洞共鳴音(タイヤ空洞共鳴音とも呼ぶ)が知られている。空洞共鳴音は、タイヤ内腔の空気が、路面の凹凸に起因したトレッド部の振動によって加振されて、タイヤ内腔で伝播される際に共鳴することによって生じる。空洞共鳴音を低減するためにトレッド部の内周面にスポンジ部材が取り付けられた空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
スポンジ部材は蓄熱体としても作用するので、トレッド部での発熱がスポンジ部材に蓄熱されて、タイヤ内部の温度が上昇しやすくなる。この結果、特にトレッド部での発熱量が大きくなり得る高速走行時において、空気入りタイヤの耐久性が悪化しやすい。このため、特許文献1は、放熱を企図したラジエーション溝をスポンジ部材に形成することを開示している。
特許第4533130号公報
特許文献1は、放熱を促進させるようにスポンジ部材に断面矩形状のラジエーション溝を形成することを開示するものであって、吸音性を更に向上させることついては特段の検討がなされていない。したがって、スポンジ部材に、溝を形成するに際して、放熱性のみならず、吸音性を向上させる観点でさらに改良する余地がある。
本発明は、トレッド部の内周面に取り付けられたスポンジ部材の、放熱性のみならず、吸音性を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、
トレッド部のタイヤ内周面の全周にわたって、タイヤ周方向に延びるスポンジ部材が取り付けられた空気入りタイヤであって、
前記スポンジ部材は、
トレッド部のタイヤ内周面に取り付けられたベース部と、
前記ベース部からタイヤ径方向内側に突出してタイヤ幅方向に延びており、タイヤ周方向に間隔を空けて形成された、複数の突部と、
前記複数の突部の間に形成された複数の凹部と
を備え、
前記凹部の底隅部には、隅R部が形成されており、
前記隅R部の曲率半径は、前記凹部のタイヤ周方向における幅の25%より大きい、空気入りタイヤを提供する。
本発明によれば、タイヤ内腔を放射状に伝播される空洞共鳴音は、スポンジ部材の突部と凹部とにより受けとめられやすく、これらに吸音されて効果的に低減される。さらに、スポンジ部材の凹部は、底隅部に形成された隅R部の曲率半径が凹部の幅の25%より大きく形成されているので、凹部を矩形状に形成する場合に比して、底部の表面積が大きく構成される。これによって、凹部において空洞共鳴音を受ける面積が拡大するので、凹部における吸音性が向上する。
しかも、面積が拡大した凹部によりトレッド部からの伝熱が効率的に放熱されるので、凹部における放熱性が向上する。
さらに、凹部の底隅部に隅R部を形成することにより凹部の屈曲性が向上するので、トレッド部の接地時におけるタイヤ周方向における変形にスポンジ部材を追従させやすく、これによりスポンジ部材の屈曲耐久性が向上する。
好ましくは、前記凹部は、タイヤ周方向における幅を直径としてタイヤ径方向外側に凸となる半円弧状部により形成されている。
本構成によれば、凹部の表面積がより一層大きく構成される。これによって、スポンジ部材の放熱性がさらに向上するとともに、吸音性及び屈曲耐久性がさらに向上する。
また、好ましくは、前記凹部には、タイヤ径方向内側に突出してタイヤ幅方向に延びており、タイヤ周方向に並ぶ複数の小突部がさらに形成されている。
本構成によれば、凹部の表面積がさらにより一層大きく構成される。これによって、スポンジ部材の放熱性がさらに向上するとともに、吸音性及び屈曲耐久性がさらに向上する。
また、好ましくは、前記突部は、頂部の角部に角R部が形成されている。
本構成によれば、突部の頂部の角Rが形成された部分において、空洞共鳴音を、様々な方向からこの面直方向で受けやすい。これによって、頂部における吸音性が向上する。
また、好ましくは、前記突部は、タイヤ周方向における幅を直径としてタイヤ径方向内側に凸となる半円弧状部により形成されている。
本構成によれば、突部の頂部全体において、空洞共鳴音を、様々な方向から面直方向で受けやすい。これによって、頂部における吸音性がさらに向上する。
また、好ましくは、前記突部には、タイヤ幅方向に貫通する中空部が形成されている。
本構成によれば、空洞共鳴音が、突部の表面から中空部に至る間の中実部により吸音されるとともに、中空部においてこの内壁面における乱反射により減衰される。したがって、中実部による吸音と中空部による減衰とを組み合わせることにより、空洞共鳴音が効果的に低減される。
また、好ましくは、前記中空部は、円筒状であって、この直径は前記突部の表面から前記中空部までの厚みに等しい。
本構成によれば、空洞共鳴音が、中実部における吸音と中空部における減衰とをバランスよく組み合わせることにより、広い周波数域にわたってバランスよく低減される。
また、好ましくは、タイヤ周方向に隣り合う一対の前記突部の形成ピッチは、前記空気入りタイヤのタイヤ周方向における接地長より短い。
本構成によれば、空気入りタイヤの接地形状に、突部が少なくとも1つは存在する。これにより、接地時にトレッド部から入力される振動に起因した騒音は、タイヤ内腔への伝達される際に突部により吸音される。すなわち、空洞共鳴音の原因となり得るトレッド部からの振動入力が、入力源側において低減されるので、空洞共鳴音が低減される。
また、好ましくは、前記スポンジ部材は、前記突部におけるタイヤ径方向における高さが、20mm以上且つ前記空気入りタイヤの断面高さの50%以下である。
本構成によれば、リム組み性の悪化を抑制しつつ、空洞共鳴音の低減効果が得られやすい。すなわち、スポンジ部材の厚みが20mmより薄いと、低減効果が効果的に十分に得られにくい。また、スポンジ部材の厚みがタイヤ断面高さの50%より厚くなると、リム組みする際にリムに干渉しやすくなるので、リム組み性が悪化する。
また、好ましくは、前記スポンジ部材のタイヤ幅方向における長さは、前記空気入りタイヤのタイヤ幅の30%以上70%以下である。
本構成によれば、スポンジ部材をトレッド部の内周面に沿って取り付け性を維持しつつ、スポンジ部材による空洞共鳴音の低減効果が得られやすい。すなわち、スポンジ部材の幅がタイヤ幅の30%より短いと、空洞共鳴音の低減効果が十分に得られにくい。また、スポンジ部材の幅がタイヤ幅の70%より長くなると、トレッド部の両側部に連続するサイドウォール部に干渉して屈曲されやすく取り付け性が悪化する。
本発明によれば、トレッド部の内周面にスポンジ部材が取り付けられた空気入りタイヤにおいて、スポンジ部材の、放熱性のみならず、吸音性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るリム組立体の子午線断面図。 図1のリム組立体のタイヤ赤道面における断面図。 スポンジ部材の単体斜視図。 接地時におけるリム組立体のタイヤ内腔を示す断面図。 変形例に係るスポンジ部材を示す断面図。 更なる変形例に係るスポンジ部材を示す断面図。 図6のVII−VII線における断面図。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は本発明の一実施形態に係るタイヤリム組立体1の子午線断面図であり、図2はタイヤリム組立体1のタイヤ赤道面における断面図である。図1及び図2に示されるように、タイヤリム組立体1は、空気入りタイヤ10がリム2の外周部にリム組みされたものであって、リム2の外周部と空気入りタイヤ10の内面との間にタイヤ内腔3が画定されている。
空気入りタイヤ10は、外表面に接地面としてのトレッド面11aが構成されるトレッド部11と、トレッド部11のタイヤ幅方向両端部からタイヤ径方向内側に延びる一対のサイドウォール部12と、一対のサイドウォール部12それぞれのタイヤ径方向内側の端部に位置する一対のビード部13とを備える。
一対のビード部13の間には、トレッド部11及びサイドウォール部12のタイヤ内面側にわたってカーカスプライ14が掛け渡されている。トレッド部11とカーカスプライ14との間には、ベルト層15がタイヤ周方向に巻き付けられている。カーカスプライ14のタイヤ内面側には、インナーライナー16が配置されている。インナーライナー16は、空気を透過しにくい材料で形成されている。
空気入りタイヤ10は、タイヤ内表面を構成するインナーライナー16にスポンジ部材20が取り付けられている。スポンジ部材20は、多孔質体であって、ゴム又は合成樹脂等を発泡させた連続気泡又は独立気泡を含むものであり、比重は0.021g/cm以上0.027g/cm以下である。スポンジ部材20としては、例えばポリウレタン系のスポンジを採用できるが、この他、種々のスポンジ状の材料を採用できる。スポンジ部材20のインナーライナー16への取り付けは、接着材又は両面テープ等の適宜の接合手段を採用できる。
図2に示されるように、スポンジ部材20は、タイヤ周方向の全周にわたって環状に延びている。スポンジ部材20は、インナーライナー16側に位置するベース部21と、ベース部21からリム2側に突出した複数の突部22とを有している。本実施形態では、スポンジ部材20には、ベース部21と複数の突部22とが一体的に形成されているが、これに限らず、これらを別体で形成したものを接合して構成してもよい。複数の突部22は、タイヤ周方向に間隔を空けて複数形成されている。
図3は、スポンジ部材20の単体斜視図であり、環状に巻回されていない状態を示している。なお、スポンジ部材20の各部寸法は、図3に示される状態を基準に計測される。図3に示されるように、ベース部21は厚みT1が10mm以上であるシート状に形成されている。また、ベース部21のタイヤ幅方向長さW1は、空気入りタイヤ1のタイヤ幅W0(図1参照)の30%以上70%以下に設定されている。
突部22は、タイヤ幅方向に延びており、タイヤ幅方向における長さW2がベース部21の長さW1と一致している。すなわち、突部22は、ベース部21のタイヤ幅方向にわたって延びている。スポンジ部材20は、突部22におけるタイヤ径方向の高さH1が、20mm以上であって、空気入りタイヤ10の断面高さH0(図1参照)の50%以下に設定されている。
なお、空気入りタイヤ10の断面高さH0は、タイヤ幅W0に扁平率を乗じたものとして算出される。
突部22は、タイヤ幅方向から見て頂部22aが円弧状に形成されている。具体的には、頂部22aは、突部22のタイヤ周方向における長さL1を直径とする半円弧状部として構成されている。
図4は、タイヤリム組立体1の接地部の周辺を拡大して示す、図2と同様の断面図である。図4に示されるように、タイヤリム組立体1は、規定の空気圧で充填された状態でタイヤ赤道面上において接地長L0で路面に接地するようになっている。タイヤ周方向に隣接する突部22は、接地長L0より短い形成ピッチP(図3参照)で形成されている。好ましくは、複数の突部22の形成ピッチPは、タイヤ周方向に等間隔に設定されている。これにより、スポンジ部材20を設けたことによる、空気入りタイヤ10のユニフォミティ、重量バランスの悪化を抑制しやすい。
図3に示されるように、タイヤ周方向に隣接する突部22の間には、タイヤ幅方向に延びる凹部23が形成されている。凹部23のタイヤ周方向における長さL2は、形成ピッチPから突部22の長さL1を減じた長さであるが、好ましくは突部22の長さL1と同じに設定されている。
凹部23の底隅部には、隅R部23aが形成されている。具体的には、隅R部23aは、突部22の側壁部22bとベース部21との間の隅部に形成されており、突部22に沿ってタイヤ幅方向に延びている。隅R部23aは、ベース部21側とは反対側に中心O1を有する円弧状に形成されており、曲率半径R1が、凹部23の長さL2の25%より大きく設定されている。
図4に示されるように、タイヤリム組立体1が路面上を転動しているとき、路面Gの凹凸に起因してトレッド部11にタイヤ径方向における振動が生じ得る。このとき、トレッド部11の振動はタイヤ内腔3の空気に伝達されてタイヤ音N1となる。トレッド部11の内周面にはスポンジ部材20が取り付けられているので、タイヤ音N1はスポンジ部材20による吸音によって低減されてタイヤ音N2となる。
ここで、スポンジ部材20は、突部22の形成ピッチPが、接地長L0以下に設定されているので、接地領域には少なくとも1つの突部22が存在することになる。このため、タイヤ音N1は、スポンジ部材20のベース部21により吸音される他、突部22によっても吸音されることになるので、より低減されてタイヤ内腔3に伝達される。
タイヤ音N2は、タイヤ内腔3において伝播される際に共鳴して、空洞共鳴音N3となる。空洞共鳴音N3は、図4において2点鎖線で示すように、接地部からタイヤ内腔3を放射状に伝播され、このうちの一部はリム2により反射される。すなわち、空洞共鳴音N3には、接地部から放射状に拡がる音の他、リム2から反射される音も含まれる。
ここで、スポンジ部材20には複数の突部22と凹部23とが交互に設けられているので、放射状に伝播される空洞共鳴音N3は、複数の突部22と凹部23とにより受け止められやすく、これらに吸音されて低減される。しかも、突部22の頂部22aは円弧状に形成されていると共に、凹部23には隅R部23aが形成されているので、空洞共鳴音N3がこれらの面直方向で受け止められやすくスポンジ部材20によって、より効率的に吸音されて低減される。
上記説明したタイヤリム組立体1によれば、次のような効果が得られる。
(1)タイヤ内腔3を接地部から放射状に伝播される空洞共鳴音N3は、スポンジ部材20の突部22と凹部23とにより受け止められやすく、これらに吸音されて効果的に低減される。
さらに、スポンジ部材20の凹部23は、底隅部に形成された隅R部23aの曲率半径R1が凹部23の長さL2の25%より大きく形成されているので、凹部23を矩形状に形成する場合に比して、底部の表面積が大きく構成される。これによって、タイヤ内腔3をタイヤ径方向に伝播される空洞共鳴音N3を、凹部23において受ける面積が拡大すると共に、様々な方向において面直方向で受けやすいので、凹部23における吸音性が向上する。
しかも、面積が拡大した凹部23によりトレッド部11からの伝熱が効率的に放熱されるので、凹部23における放熱性が向上する。
さらにまた、凹部23の底隅部に隅R部23aを形成することにより凹部23の屈曲性が向上するので、トレッド部11の接地時におけるタイヤ周方向における変形にスポンジ部材20を追従させやすく、これによりスポンジ部材20の屈曲耐久性が向上すると共に、インナーライナー16に対する接着が損なわれにくい。
(2)突部22は、タイヤ幅方向から見て頂部22aが円弧状に形成されているので、突部の頂部全体において、空洞共鳴音を、様々な方向から面直方向で受けやすい。これによって、頂部における吸音性がさらに向上する。
(3)タイヤ周方向に隣り合う一対の突部22間の形成ピッチPは、空気入りタイヤ10のタイヤ赤道面における接地長L0よりも短いので、空気入りタイヤ10の接地形状に、突部22が少なくとも1つは存在する。これにより、接地時にトレッド部11から入力される振動に起因した騒音は、タイヤ内腔3への伝達される際に突部22により吸音される。すなわち、空洞共鳴音N3の原因となり得るトレッド部11からの振動入力が、入力源側において効果的に低減されるので、空洞共鳴音N3が低減される。
(4)スポンジ部材20は、突部22におけるタイヤ径方向の高さH1が、20mm以上であって、空気入りタイヤ10の断面高さH0の50%以下に設定されているので、リム組み性の悪化を抑制しつつ、空洞共鳴音N3の低減効果が得られやすい。すなわち、突部22の高さH1が20mmより低いと、空洞共鳴音N3の低減効果が効果的に十分に得られにくい。また、突部22の高さH1がタイヤ断面高さH0の50%より高くなると、リム組みする際にリム2に干渉しやすくなるので、リム組み性が悪化する。
(5)スポンジ部材20は、タイヤ幅方向における幅W1が、空気入りタイヤ10のタイヤ幅W0の30%以上70%以下であるので、スポンジ部材20をトレッド部11の内周面に沿って取り付け性を維持しつつ、スポンジ部材20による空洞共鳴音N3の低減効果が得られやすい。すなわち、スポンジ部材20の幅W1がタイヤ幅W0の30%より短いと、空洞共鳴音N3の低減効果が十分に得られにくい。また、スポンジ部材20の幅W1がタイヤ幅W0の70%より長くなると、サイドウォール部12に干渉して屈曲されやすく取り付け性が悪化すると共にインナーライナー16に対する接着性が悪化しやすい。
上記実施形態では、スポンジ部材20の凹部23に形成した隅R部23aを、曲率半径R1が、凹部23の長さL2の25%より大きくなるように設定したが、凹部23が全て円弧状となるように、凹部23の長さL2を直径としてタイヤ径方向外側に凸となる半円弧状部により形成してもよい。これによって、凹部23の表面積がより一層大きく構成されるので、スポンジ部材20の放熱性がさらに向上するとともに、吸音性及び屈曲耐久性がさらに向上する。
図5は、変形例に係るスポンジ部材30を示すタイヤ周方向に沿った断面図である。図5に示されるように、スポンジ部材30は、凹部33に、タイヤ径方向内側に突出してタイヤ幅方向に延びており、タイヤ周方向に並ぶ複数の小突部34をさらに形成してもよい。これによって、凹部33の表面積がさらにより一層大きく構成される。これによって、スポンジ部材30の放熱性がさらに向上するとともに、吸音性及び屈曲耐久性がさらに向上する。
図6は、更なる変形例に係るスポンジ部材40を示すタイヤ周方向に沿った断面図である。図6に示されるように、スポンジ部材40の突部42には、タイヤ幅方向に貫通する円筒状の中空部44が形成されている。
図7は、図6のVII−VII線に沿った中空部44における、突部42の断面図を示している。図7に示されるように、空洞共鳴音N3は、突部42の表面から中空部44に至る間の中実部45により吸音されて空洞共鳴音N4に低減される。さらに、空洞共鳴音N4は、中空部44においてこの内壁面における乱反射により減衰されるので、空洞共鳴音N5に更に低減される。また、図示は省略するが、トレッド部11の振動に起因したタイヤ音N1も、突部42において、中実部45における吸音に加えて、中空部44における減衰により、より一層低減されたタイヤ音N2となる。
したがって、中実部45による吸音と中空部44による減衰とを組み合わせることにより、タイヤ音N1がより低減されたタイヤ音N2となり、空洞共鳴音N3がより効果的に低減される。
また、中空部44の直径d1は、突部42の表面から中空部44までの厚みt1に等しく設定されている。これによって、空洞共鳴音N3は、中実部45における吸音と中空部44における減衰とをバランスよく組み合わせることによって、より一層効果的に低減される。
また、上記実施形態では、突部22を、タイヤ幅方向から見て頂部22aが円弧状となるように形成したが、矩形状に形成したり、矩形状に形成した角部に角R部を形成するようにしたりしてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
1 タイヤリム組立体
2 リム
3 タイヤ内腔
10 空気入りタイヤ
11 トレッド部
12 サイドウォール部
16 インナーライナー
20 スポンジ部材
21 ベース部
22 突部
23 凹部
23a 隅R部

Claims (10)

  1. トレッド部のタイヤ内周面の全周にわたって、タイヤ周方向に延びるスポンジ部材が取り付けられた空気入りタイヤであって、
    前記スポンジ部材は、
    トレッド部のタイヤ内周面に取り付けられたベース部と、
    前記ベース部からタイヤ径方向内側に突出してタイヤ幅方向に延びており、タイヤ周方向に間隔を空けて形成された、複数の突部と、
    前記複数の突部の間に形成された複数の凹部と
    を備え、
    前記凹部の底隅部には、隅R部が形成されており、
    前記隅R部の曲率半径は、前記凹部のタイヤ周方向における幅の25%より大きい、空気入りタイヤ。
  2. 前記凹部は、タイヤ周方向における幅を直径としてタイヤ径方向外側に凸となる半円弧状部により形成されている、
    請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記凹部には、タイヤ径方向内側に突出してタイヤ幅方向に延びており、タイヤ周方向に並ぶ複数の小突部がさらに形成されている、
    請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突部は、頂部の角部に角R部が形成されている、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記突部は、タイヤ周方向における幅を直径としてタイヤ径方向内側に凸となる半円弧状部により形成されている、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記突部には、タイヤ幅方向に貫通する中空部が形成されている、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記中空部は、円筒状であって、この直径は前記突部の表面から前記中空部までの厚みに等しい、
    請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. タイヤ周方向に隣り合う一対の前記突部の形成ピッチは、前記空気入りタイヤのタイヤ周方向における接地長より短い、
    請求項1〜7のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記スポンジ部材は、前記突部におけるタイヤ径方向における高さが、20mm以上且つ前記空気入りタイヤの断面高さの50%以下である、
    請求項1〜8のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記スポンジ部材のタイヤ幅方向における長さは、前記空気入りタイヤのタイヤ幅の30%以上70%以下である、
    請求項1〜9のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
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