JP2020001087A - インターロックチューブの製造方法、及び、その製造装置 - Google Patents

インターロックチューブの製造方法、及び、その製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】断面が円形あるいは断面の角数が円形に近いチューブをゆるみなく高精度で容易に成形すると共に、切断時などの加工性に優れると共に、切断時の残留スラグの除去性に優れ、製品1本あたりの生産必要時間からの設備運転時間を設定することができ、装置自体の作業効率性などの生産性向上に優れたインターロックチューブの製造。【解決手段】断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状の巻付け用芯金17に螺旋状に金属製帯板10cを巻き付け、巻付け用芯金17の先端側に解放あるいは緊締自在に緊締チャック装置20を取り付け、各部の動作を統括する演算・制御部25の指令に基づき金属製帯板10cのゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、作業効率などに優れ、切断時の残留スラグの除去性に優れたインターロックチューブの製造を行う。【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
この発明は、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近いチューブをゆるみなく高精度で容易に成形すると共に、切断時などの加工性に優れると共に、切断時の残留スラグの除去性に優れ、製品1本あたりの生匪必要時間からの設備運転時間を設定することができ、装置自体の作業効率性などの生産性向上に優れたインターロックチューブの製造方法、及び、その製造装置に関する。
背景技縮
従来、自動車などの車両の排気管として、図8に示すようなフレキシブルチューブが知られている。すなわち、このフレキシブルチューブ1は、エンジン側からの振動を下流側の部品に伝わらないなどのために用いられるもので、上流側と下流側の部品とを導通するインターロック型フレキシブルチューブ2(以下、インターロックチューブという)を中央に配置すると共に、その外側に蛇腹部を有するベローズ管3を配置し、かつその外側にさらにアウターブレード4を配置し、ベローズ管3とアウターブレード4との両端部3a,4bはそれぞれインターロックチューブ2の両端部に重なるように曲げられたプロテクタ5が装着された構成とされている。
しかして、このようなフレキシブルチューブ1に用いられるインターロックチューブ2は、平板状の金属製帯板2aを図8中の矢印で引き出されたように、その断面形状がS状などのような屈曲状の金属製帯板2bとされ(図9参照)、その両側部の屈曲部が互いに噛み合うよう螺旋状に巻き付けられ、軸方向と径方向にそれぞれ伸縮するという柔軟性を有したインターロックチューブとされている。
また、その成形に際しては、図9に示すように、アンコイラー6より引き出された一定幅で長尺な平板状の金属製帯板2aを、オイル塗布装置7から潤滑油を塗布しながら多段ロール成形装置8に送り込むと共に、その上下ロール8a,8b間に挿通させ、平板状の金属製帯板2aを断面S状などとされる屈曲状(図8の引き出し線で図示)の金属製帯板2bとして成形し、この屈曲状の金属製帯板2bを巻き付けロール装置9に送り込むと共に、両側部が互いに噛み合うよう螺旋状に巻き付け、図示しないプラズマ切断装置により所定長さに切断をしている。
なお、このようなインターロックチューブは2、その断面の形状を円形とするものと多角形とするものとがある。例えば、特許文献1には、断面が円形のものは密閉性が非常に優れているが回転してゆるみ易いという弱点、つまり巻付けがゆるんで外れ易いという弱点を持っており、断面が多角形のものは密閉性はあまり良好ではないが剛性および接続した誘導部の振動離脱性を非常に正確に設定でき、多角形端部はホースが所定形状と巻付けを保持し回転して緩まないようにする機能を有するなどが説明されている(同文献の段落[0002]乃至[0005]参照)。
すなわち、断面が多角形のインターロックチューブでは、巻付けに際して断面が多角形の芯金を用いて巻付けることとなるが、その芯金の多角形端部に引き掛かけて形成することができる。このような断面が多角形のインターロックチューブとしては、例えば、特許文献2の図2参照、特許文献4の図12参照などにも示されている。
反面、断面が円形のインターロックチューブは、巻付けに際して断面が円形の芯金を用いて巻付けることとなるが、その円形の故に引き掛かかることができず、チューブの巷付けに際してスプリングバックが生じ、チューブが所定形状の巻付けを良好に保持することができず、推力に対するスプリングバックとの関係上回転し緩んでしまうという恐れがある。
この問題を解決するために、特許文献4の図1には、インターロックチューブを最終形状よりも小径に巻き取りした後にインターロックチューブに巻き戻し力を付与する、また、最終形状よりも小径に巻き取りした後にインターロックチューブに反回転方向の力を付与する、そして反回転方向の力を付与する手段はロールまたは弾性部材であることが開示されている。
先行技締文献
特許文献
特開平11−344168 特開2004−52810 特開2007−30025 特開平08−218862
特許出願人は、このような背景に鑑みて鋭意研究の結果、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近いインターロックチューブの成形において、スプリングバックを防止すると共に、回転せずにゆるみなく成形することができ、高精度に容易かつ作業効率性よく成形することが可能な装置を見出したものである。
また、その他にチューブを容易かつ作業効率性よく成形したいという要請がある。例えば、オイル塗布装置を多段ロール成形装置の前段で別途設けるのではなく、多段ロール成形装置の上部側に一体的にオイル塗布機能を持たせつつ作業効率性よく行うと共に、オイル塗布剤も改良を加え水に混合された潤滑油とするなどの作業効率性や経済性などの向上を図りたいという要請がある。さらに、装置本体に連動するインターロックチューブのカット機構は、切断の際に生じるスラグを細かいミスト状のスラグとし、また、チューブの切断の際に発生するスラグの堆積を対効率よく除去することが必要である。
この発明は、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近いチューブをゆるみなく高精度で容易に成形すると共に、切断時などの加工性に優れると共に、切断時の残留スラグの除去性に優れ、製品1本あたりの生産必要時間からの設備運転時間を設定することができ、装置自体の作業効率性などの生産性向上に優れたインターロックチューブの製造方法、及び、その製造装置を目的とする。
この発明は、上記のような目的を達成するために、インターロックチューブの製造方法として、請求項1記載のように、一定幅で長尺な金属製帯板が断面S状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属製帯板を順次処理する各部が主演算・制御部の指令に基づいて成形されるインターロックチューブにおいて、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指令される主演算・制御部と、上記主演算・制御部の指令に基づいて処理され、巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しが指令される上記主演算・制御部に連動する切断装置と、上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを確認しその除去をさらに指令するチェック機能を有するチェック機構を有して形成されることを特徴とする。
また、請求項2記載のように、上記チェック機構は、緊締チャック体の近傍の切断芯金に配置されて成形されることを特徴とする。
また、請求項3記載のように、上記主演算・制御部に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平板状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上部側から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えて形成されることを特徴とする。
また、請求項4記載のように、上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られるように指令され、かつ切断用エアーの噴出が指令されることを特徴とする。
インターロックチューブの製造装置として、請求項5記載のように、一定幅で長尺な金属製帯板が断面S状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属帯板を順次処理する各装置が制御装置の指示に基づいて操作され成形されるインターロックチューブにおいて、 断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指示される制御装置と、上記制御装置の指示に基づいて巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、
上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しを行う切断装置と、上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを確認しその除去をさらに指令するチェック機能を有するチェック機構を備えていることを特徴とするインターロックチューブの製造装置。
また、請求項6記載のように、上記チェック機構は、緊締チャック体の近傍の切断芯金に配置されていることを特徴とする。
また、請求項7記載のように、上記制御装置に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平版状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上部側から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えることを特徴とする。
また、請求項8記載のように、上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られ、かつ切断用エアーの噴出が行われることを特徴とする。
この発明によれば、一定幅で長尺な平板状の金属製帯板が断面S状などの屈曲形状を呈し、かつその両端部分が互いに噛み合うよう螺旋状に巻き付けられたインターロックチューブを得るに際し、製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出される値に基づき、巻き付けを行う際には断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い芯金を備えると共に、巻き付けられる金属製帯板と同期して回転する緊締チャック装置を備え、かつ巻回ガイド装置の荷重測定機能を備えるので、円形状のインターロックチューブであっても回転してゆるむことがなくねじれのないチューブを精度よく容易かつ作業効率性よく成形することができる。
また、切断装置は、スラグの吸引と堆積されるスラグの掻き出しを行えると共に、スラグの吸引と堆積後に上記主演算・制御部と連動するチェック機能により不完全なスラグの吸引と堆積を検知し、完全なスラグの除去を行うことができる。
したがって、製品1本あたりの生産必要時間からの設備運転時間を設定することができる自動成形装置を提供するものである。
また、オイル塗布装置を多段ロール成形装置の前段で別途設けるのではなく、多段ロール成形装置の上部側にオイル塗布機能を持たせた構成とし、オイル準布剤として水に混合された水溶性エマルジョン潤滑剤を潤滑油として使用するので、作業効率性や経済性などの向上を図ることができる。
また、巻き付けられた金属製帯板との接触により切断が開始され、その後ただちに金属製帯板との所定距離を保つように離されるので、最適な切断状態が維持され、切れ残りなどの不具合発生を防ぐことができると共に、切断用エアーであるので、従来のように高価な不活性ガス(Ar等)や酸素(Co2)などを使用することがなく秘めて経済的であり、低コストに切断を行うことができる。
いづれにしても、製品1本あたりの生産必要時間からの設備運転時間を設定することができ、計画的生産の推進と品質の安定化が図られたインターロックチューブを得ることができる。
この発明の概略構成を示す説明用平面図である。 この発明の巻き付け時を示す説明用斜視図である。 この発明の切断時の動作を示す説明図である。 この発明の巻き付け時とカット時を示す縦断面用説明図である。 図4における切断部分を示す説明用平面図である。 ワーク搬送装置を示す説明図である。 この発明の電気的システムを示す説明図である。 従来のフレキシブルチューブを示す半断面図およびその一部で拡大断面図である
発明実施するための最良の形態
以下、この発明の実施例を図面に基づき説明する。図1は、自動車などの排気管として用いられる半製品のインターロックチューブ10を得るものであって、一定幅で長尺な平板状の金属製帯板10aを屈曲状の金属製帯板10bとして成形すると共に、螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cとして成形し、この金属製帯板10cを所定長に切断して半製品のインターロックチューブ10を得る。始めに、アンコイラー12に設置されている平板状の金属製帯板10aがアンコイラー12より引き出されると共に、多段ロール成形装置14とオイル塗布装置15とを備える前処理装置13に送り込まれる。
前処理装置13における多段ロール成形装置14は、図9にも示すように従来装置とほぼ同様な周知の構成の複数段のロール成形装置からなるもので、平板状の金属製帯板10aは各段のロール成形装置の間を挿通しつつ、断面S状などを呈する屈曲状の金属製帯板10bとして順次成形される。
また、この前処理機構13の多段ロール成形装置14の上部側には、オイル塗布装置15が一体的に備えられており、順次成形される屈曲状の金属製帯板10bの表裏面に対して水に混合された潤滑油、すなわち水で60倍に希釈された水溶性エマルジョンであるオイル塗布剤を潤滑油として塗布される。このオイル塗布に際しては、仮に潤滑油を噴霧して使用した場合、必要箇所以外への潤滑剤の塗布となるため、使用量の増加、設備故障などにつながる恐れがあるが、その恐れを解消し効率よく必要箇所への潤滑を行う。
装置本体11は、前処理機構13より引き出された屈曲状の金属製帯板10bを巻付け用芯金17(図中右側)に螺旋状に巻き付ける。すなわち、前処理装置13より押し出されてきた屈曲状の金属製帯板10bを、可変ガイドロール16a,・・を有する方向可変ガイド装置16を介してその送り方向を変え、巻付け用芯金17に螺旋状に巻き付ける。
また、巻付け用芯金17の元部には、巻回ガイド装置19が配置されている。この巻回ガイド装置19は、その軸方向の線上に配置される巻回ガイドローラ19a,・・を有しており、巻付け用芯金17の外周上で互いに噛み合わされる屈曲状の金属製板体10bを滑動し螺旋状に巻回する。図2中のA方向は巻き込み方向である。なお、この巻回ガイド装置19には荷重測定装置(図示略)を有する。この荷重測定横能の付加により、巻回ガイドの破損を防ぐことができ、生産停止を避けることができる。
この巻付け用芯金17は、装置本体11において接続されているモータ24の駆動により回転し、送り込まれてきた屈曲状の金属製帯板10bの両端部分を互いに噛み合うよう巻き付ける。なを、巻付け用芯金17の先端方向の先は切断芯金18aとされており、その切断芯金18aの所定箇所、すなわち後述するようにプラズマ切断装置21の先端側のカット部21aと対向する簡所には、スラグを回収する切断用開口部18bが穿設されている(図5参照)。
また、巻付け用芯金17の先端方向の先には、緊締チャック装置20が備えられている。この緊締チャック装置20は、巻付け用芯金17に巻き付けられた螺旋状の金属製帯板10bをチャックして緊締するもので(図2中B方向)、着脱自在および開閉自在に取り付けられると共に、螺旋状の金属製帯板10bが逆方向(図2中C方向)に回転して生ずるスプリングバックや緩みなどを防止する。なお、緊締チャック装置20の構成は、上記作用をなすものであれば特に限定されず、適宜種々の構成ものを選択することができる。
切断芯金18aの上部側には、移動可能なプラズマ切断装置21が配置されている。このプラズマ切断装置21は、上記のように切断芯金18aの上部側に移動可能に配置されるが、その先端側にプラズマアークを噴出するカット部21aを有しており、このカット部21aの先端開口部のカットノズルからは切断用エアーが噴出され、ステンレス製等の螺旋状の金属製帯体10bを加熱溶融して瞬時に切断する。
このカット部21aの放電動作は、図3に示すように、待機状態においては切断芯金18aの上方に位置しており(同図(a))、作動状態になるとこのカット部21aは下方に移動してカットノズルが一瞬螺旋状の金属製帯板10bに接触して放電し(同図(b))、その後直ぐに上方の所定位置に移動し放電しつつ切断を行う(同図(c))。その後、放電は停止されカット部21aは初期位置(同図(a)に戻る。
このように、このカット部21aは、電極と螺旋状の金属製帯体(ワーク)との接触と同時に印加された後、電極と螺旋状の金属製帯体(ワーク)間の距離を適切な関係に保ちつつ切断が行われ、しかる後に切断電流の停止が図られるので、切れ残りや切れ終わった後に放電が止まらず切り口を溶かし過ぎて変形させるなどの発生を防ぐことができる。
また、切断の熱源としては種々のものを活用することができるが、この実施例では好適なものとして、高温のプラズマアークを使用し加熱溶融して瞬時に切断する切断用エアーが使用される。したがって、従来のように高価な不活性ガス(Ar等)や酸素(Co2)などを使用することがなく極めて経済的である。
図4と図5に、切断箇所の拡大部分を示す。図4において、螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cの前進方向側の切断箇所には切断芯金18aを有する切断装置18と緊締チャック装置20が装着されると共に、この金属製帯板10cと切断芯金18aと緊締チャック装置20との内部にはスラグ回収装置22が装着される構成となっており、また、ホース22a、掻き出し装置22bが挿入される構成とされている。また、切断芯金18aの開口部18bはスラグ受口であり、プラズマ切断装置21のカット部21aに対向する位置に開設されている。
図5において、K1は切断開始位置を示す仮想点であり、K2は切断終了位置を示す仮想点であり、その間の距離は1回転する1ピッチ分を示す。しかして、1ピッチ分だけ金属製帯板10cが回転しながら前進すると、カット部21aも1ピッチ分だけ金属製帯板10cに同期して回転しながら移動するので、これにより切断開始位置仮想点K1と切断終了位置仮想点K2は両者を結ぶ直線上で切断されることとなる。
上記したように、このスラグ回収装置22は、ホース22a、掻き出し装置22b、排出路22cからなるもので、カット部21aに対向する切断芯金18aの箇所には、切断の際に発生するスラグを吸引する切断芯金18aの開口部18bがスラグ受口として開口されており、さらに、この開口部18bから吸引されたスラグを機外に排除するためのホース22aとスラグを掻き出す掻き出し装置22b、掻き出したスラグを排出する排出路22cが準備されている。なお、巻付け用芯金17及び切断芯金18aの1回転分の移動ピッチ、例えば、切断スタート位置aと切断終了位置hとの距離や切断時間などは、製品径×ピッチ×製品長さ×設定時間により算出設定される。すなわち、ここで設定時間とは製品1本あたりの生産時間(設定生産タクト)を意味し、これを設定・実行することにより計画的で安定した生産を確保することができることとなる。
また、この切断装置18は、スラグの吸引と堆積されるスラグの掻き出しを行うものであるが、さらにスラグの吸引と堆積されたスラグの掻き出し後に主演算・制御部101と協働するチェック機能を有するチェック機構を有し、このチェック機構により不完全なスラグの吸引と堆積されたスラグの掻き出しを検知し、完全なスラグの除去を行うことができる。
すなわち、切断装置18に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令後において、残留するスラグを確認しその除去をさらに指令するチェック機能を備える。
なお、このチェック機能は切断装置18に協働する機能であるので、主演算・制御部101と連動するものであるので図示は省略する。
また、このチェック機能は、発生されたスラグの吸引および掻き出しを完全に行うものであれば適宜設計変更可能である。
装置本体11の最終段階には、ワーク搬出装置23が備えられている。このワーク搬出装置23は、Y軸(上下)方向とX軸(左右)方向に移動可能であり、その先端部にはワークチャック体23aが備わっており、所定寸法に切断された半製品であるインターロックチューブ10をチャックして搬出領域のワーク受け23bへ搬送する。なお、このワーク搬出装置23やワークチャック体23aなどの構成は、上記作用をなすものであれば特に限定されず、適宜種々の構成ものを選択することができる。
次に、この発明の電気的システムの構成を、図7に基づき説明する。すなわち、この電気的システム100としては、各部の動作を統括しその演算を行って制御する主演算・制御部101(図1中25)の指令に基づくものであり、平板状の金属帯板10aを屈曲状の金属帯板10bとする指令信号が出力される屈曲成形処理制御部102(図1中13),オイル塗布制御部103(図1中14),モータ制御部104(図1中24),巻付け用芯金17を制御して螺旋状の屈曲状の金属帯板10cを得る巻回処理制御部105(図1中11),緊締チャック制御部106(図1中20),切断制御部1(17(図1中21),スラグ制御部808(図1中22),ワーク搬送制御部109(図1中23),アンコイラー部110(図1中12),入力・表示部111などにより構成されている.
主演算・制御部101は、上記したように装置に接続される各部の動作を統括し演算を行って制御するものであり、動作の演算は製品径、ピッチ、製品長さ、設定時間(設定生産タクト)及び各部の作動位置状態に基づいて算出設定される。
屈曲成形処理制御部102は、動作が作曲状態にあるときにはアンコイラー潤110からの入力情報や装置内における各部の進行動作により、主演算・制御部101の統括指令に基づきアンコイラー12から引き出された平板状の金属製帝体10aを前処理装置13内で版次屈曲状の金属製帝体10bとするよう指令される。
オイル塗布制御部103は、屈曲成形処理制御部102の動作に伴って作動信号が入力されると、多段ロール成形装置14の屈曲状の金属製帯板10bの表裏面に対して水に混合された潤滑油であるオイル塗布剤を塗布するように指令される。
屈曲状の金属製帯板10bが前処理装置13から引き出されて装置本体11に導入される際には、巻付け用芯金17を動作すべく主演算・制御部101からモータ制御部104へ指令信号が入力される。
モータ104への指令信号により、巻付け用芯金17の回転動作が闘始され、螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cが形成される。万が一、螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cに多段ロール成形装置14から供給される屈曲状の金属製帯板10bが重なり合った場合、巻回ガイドローラ19aが破損する。それを防止するため、巻回ガイドローラ19aに掛かる荷重を測定し、設定された値を超えると設備停止することを巻回処理制御部105より主演算・制御部101への信号を送ることにより行う。
巻付け用芯金17及び切断芯金18aの回転が開始されると、同時に緊締チャック装置20が回転作動状態になり、製品径とピッチと製品長さと設定時間(設定生産タクト)から割り出された数値に基づいて主演算・制御部101の指令により屈曲状の金属製帯板10bの先端部に緊縮チャック部20の装填指令信号が出力される。
螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cは、所定長に達すると主演算・制御部101からの指令によりプラズマ切断装置21からの信号に基づいて主演算・制御部101から切断制御部107へ指令信号が発せられる。この際には、プラズマ切断装置21のカット部21aは、主演算・制御部101からの指令により螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cとは、1回転当たり1ピッチ分巻出し方向に平行に移動追従する。この動作により、螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cには螺旋状ではなく軸線方向に直角な切断を行うこととなる。また、カット部21aは、螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯板10cとの距離を、初期位置・接触・所定間隔保持・初期位置とする動作として指令され、切断状態を良好な状態とする。
その後、主演算・制御部101からの指令によりスラグ制御部108が動作され、スラグ回収装置22において切断されたスラグが吸引及び掻き出し指令信号が入力される。
また、切断装置18は、スラグの吸引と堆積されるスラグの掻き出しを行えると共に、スラグの吸引と掻き出し後に上記主演算・制御部101と連動するチェック機能により不完全なスラグの吸引と掻き出しを検知し、完全なスラグの除去を行うことができる。
この後、主演算・制御部101からの指令によりワーク搬送指令部109に信号が入力され、これに基づきワークチャック体23aが動作を開始し、切断された半製品であるインターロックチューブ10を保持し、緊締チャック部20の装填保持が解放され、緊締チャック部20と巻付け用芯金17が後退し、インターロックチューブ10から抜け、ワークチャック体.23aが動作し、ワーク受け23bに搬送する。
なお、111は入力・表示部であり、入力手段や画像表示手段など所望により適宜の手段を備えることが可能である。
このように、この実施例によれば、断面が円形状のチューブをゆるみなく高精度で容易に成形するに際し、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い芯金を備え、巻き付けられる金属製帯板と同期して回転する緊締チャック装置を備えるので、円形状のインターロックチューブであっても回転してゆるむことがなくねじれのないチューブを精度よく容易かつ作業効率性よく成形することができると共に、巻き付けられる金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間(設定生産タクト)から割り出され、割り出された値に基づき製品1本あたりの生産必要時間からの設備運転時間を設定することができる自動成形装置を提供するものである。
また、巻回ガイド装置には荷重測定機能も付加されているので、巻回ガイドの破損を防ぐことができ、生産停止を避けることができる自動成形装置を提供する。
また、その他にチューブを容易かつ作業効率性よく成形したいという要請のために、オイル塗布装置を多段ロール成形装置の前段で別途設けるのではなく、多段ロール成形装置の上部側に一体的にオイル塗布機能を持たせつつ作業効率性よく行うと共に、オイル塗布剤も改良を加え水に混合された、すなわち水で60倍に希釈された水溶性エマルジョンセある潤滑油は噴霧ではなく必要箇所への塗布であるので作業効率性や経済性などの向上を図るものである。
さらに、装置本体に連動するインターロックチューブの切断は、生じるスラグを細かいミスト状のスラグとし、また、チューブの切断の際に発生するスラグの堆積に対し効率のよい優れた除去を行うものである。
しかも、切断時などの加工性に優れるだけでなく、切断時の残留スラグの除去性に優れる。
また、プラズマ切断の際には、カット部は切断開始後直ちに所定の距離にはなれるように操作されるので、安定した状態を確保することができ、しかも切断面の溶着と複層になっているインターロックを溶け合わすことが可能である。
さらに、切断には不活性ガスや酸素などを用いず安価な圧縮空気を用いるものである。
したがって、この発明によれば、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近いチューブをゆるみなく高精度で容易に成形し、切断時などの加工性に優れると共に、装置自体の作業効率性に優れ、製品1本あたりの生産必要時間からの設備運転時間を設定することができ、計画的生産の推進と品質の安定化が図られたインターロックチューブを得ることができる。
10 インターロックチューブ用の金属製帯体
10a 平板状の金属製帯体
10b 屈曲状の金属製帯体
10c 螺旋状に巻回された屈曲状の金属製帯体
11 装置本体
12 アンコイラー
13 前処理装置
14 多段ロール成形装置
15 オイル塗布装置
16 方向可変ガイド装置
16a 可変ガイドローラ
17 巻付け用芯金
18 切断装置
18a 切断芯金
18b 切断用開口部
19 巻回ガイド装置
19a 巻回ガイドローラ
20 緊締チャック装置
20a 緊締チャック体
21 プラズマ切断装置
21a カット部
22 スラグ回収装置
22a ホース
22b 掻き出し装置
22c 排出路
23 ワーク搬出装置
23a ワークチャック体
23b ワーク受け
24 モータ
25 制御装置
26 表示装置
100 システム本体
101 主演算・制御部
102 屈曲成形処理制御部
103 オイル塗布制御部
104 モータ制御部
105 巻回処理制御部
106 緊締チャック制御溜
107 切断制御部
108 スラグ制御部
109 ワーク搬送制御部
110 アンコイラー部
111 入力・表示部
この発明は、上記のような目的を達成するために、インターロックチューブの製造方法として、請求項 1記載のように、一定幅で長尺な金属製帯板が断面 S 状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属製帯板を順次処理する各部が主演算・制御部の指令に基づいて成形されるインターロックチューブにおいて、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指令される主演算・制御部と、上記主演算・制御部の指令に基づいて処理され、巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しが指令される上記主演算・制御部に連動する切断装置と、上記緊締チャック装置の緊締チャック体近傍の切断芯金に配置され、上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを確認しその除去をさらに指令するチェック機能を有するチェック機構と、を有して形成されることを特徴とする。
また、請求項 2 記載のように、上記主演算・制御部に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平板状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上部側から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えて形成されることを特徴とする。
また、請求項3 記載のように、上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られるように指令され、かつ切断用エアーの噴出が指令されることを特徴とする。
この発明は、上記のような目的を達成するために、インターロックチューブの製造装置として、請求項 4記載のように、一定幅で長尺な金属製帯板が断面 S 状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属帯板を順次処理する各装置が制御装置の指示に基づいて操作され成形されるインターロックチューブにおいて、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指示される制御装置と、上記制御装置の指示に基づいて巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しを行う切断装置と、上記緊締チャック装置の緊締チャック体の近傍の切断芯金に配置され、上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを確認しその除去をさらに指令するチェック機能を有するチェック機構を備えていることを特徴とする。
また、 請求項 5記載のように、上記制御装置に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平版状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上部側 から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えることを特徴とする。
また、 請求項 6記載のように、上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られ、かつ切断用エアーの噴出が行われることを特徴とする。
この発明は、上記のような目的を達成するために、インターロッ クチュープの製造方法として、請求項1記載のように、一定幅で長尺な金属製帯板が断面 S 状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属製帯板を順次処理する各部が主演算・制御部の指令に基づいて成形されるインターロックチューブにおいて、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とヒ゜ッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指令される主演算・制御部と、上記主演算・制御部の指令に基づいて処理され、巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しが指令される上記主演算・制御部に連動する切断装置と、上記緊締チャック装置の緊締チャック体近傍の切断芯金に配置され、上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを確認しさらにその吸引および掻き出し除去を指令するチェック機能を有するチェック機構と、を有して形成されることを特徴とする。
また、請求項2記載のように、上記主演算・制御部に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平板状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上 部側から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えて形成されることを特徴とする。
また、請求項3記載のように、上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られるように指令され、かつ切断用エアーの噴出が指令されることを特徴とする。
この発明は、上記のような目的を達成するために、インターロッ クチュープの製造装置として、請求項4記載のように、一定幅で長尺な金属製帯板が断面 S 状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属帯板を順次処理する各装置が制御装置の指示に基づいて操作され成形されるインターロックチューブにおいて、断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指示される制御装置と、上記制御装置の指示に基づいて巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しを行う切断装置と、上記緊締チャック装置の緊締チャック体近傍の切断芯金に配置され、上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを 確認しさらにその吸引および掻き出し除去を指令するチェック機能を有するチェック機構を備えていることを特徴とする。
また、請求項5記載のように、上記制御装置に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平版状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上部側から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えることを特徴とする。
また、請求項6記載のように、上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られ、かつ切断用エアーの噴出が行われることを特徴とする。

Claims (8)

  1. 一定幅で長尺な金属製帯板が断面S状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属製帯板を順次処理する各部が主演算・制御部の指令に基づいて成形されるインターロックチューブにおいて、
    断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指令される主演算・制御部と、
    上記主演算・制御部の指令に基づいて処理され、巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、
    上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しが指令される上記主演算・制御部に連動する切断装置と、
    上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを確認しその除去をさらに指令するチェック機能を有するチェック機構と、を有して形成されることを特徴とするインターロックチューブの製造方法。
  2. 上記チェック機構は、緊締チャック体の近傍の切断芯金に配置されて成形されることを特徴とする請求項1記載のインターロックチューブの製造方法。
  3. 上記主演算・制御部に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平板状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上部側から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えて形成されることを特徴とする請求項1記載のインターロックチューブの製造方法。
  4. 上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られるように指令され、かつ切断用エアーの噴出が指令されることを特徴とする請求項1または3記載のインターロックチューブの製造方法。
  5. 一定幅で長尺な金属製帯板が断面S状のような屈曲状を呈し、隣り合う両端部分が互いに噛み合うように巻付け用芯金にて螺旋状に巻き付けられ、上記金属帯板を順次処理する各装置が制御装置の指示に基づいて操作され成形されるインターロックチューブにおいて、
    断面が円形あるいは断面の角数が円形に近い形状であって、巻き付けられる上記金属製帯板の製品径とピッチと製品長さと設定時間から割り出され、該値に基づき指示される制御装置と、
    上記制御装置の指示に基づいて巻き付けられた上記金属製帯板のゆるみを阻止するように回転しつつ同期し、かつ上記金属製帯板を解放あるいは緊締自在にチャックする緊締チャック装置と、
    上記巻付け用芯金の先端側に配置され、発生されるスラグの吸引と共に、堆積されるスラグの掻き出しを行う切断装置と、
    上記切断装置に協働すると共に、発生されたスラグの吸引および掻き出しの指令の後に、残留するスラグを確認しその除去をさらに指令するチェック機能を有するチェック機構を備えていることを特徴とするインターロックチューブの製造装置。
  6. 上記チェック機構は、緊締チャック体の近傍の切断芯金に配置されていることを特徴とする請求項5記載のインターロックチューブの製造装置。
  7. 上記制御装置に連動する前処理装置は、アンコイラーより引き出された平版状の金属製帯板を両側部が屈曲状を呈する金属製帯板に成形する多段ロール成形装置と、その上部側から水と混合された水溶性エマルジョン潤滑剤であるオイル塗布を行うオイル塗布装置とを一体的に備えることを特徴とする請求項5記載のインターロックチューブの製造装置。
  8. 上記切断装置は、巻き付けられた上記金属製帯板との接触により切断が開始され、その後直ちに上記金属製帯板との所定距離を保つように離され、しかる後切断の停止が図られ、かつ切断用エアーの噴出が行われることを特徴とする請求項5または7記載のインターロックチューブの製造装置。
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