JP2020000960A - 液体塗布装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[1] 長尺基材を長さ方向に搬送するための搬送手段と、
前記長尺基材の表面に液体を塗布するためのグラビアロールと、
前記長尺基材の幅方向における両端部をグラビアロールから離すための長尺基材離隔手段と、
前記長尺基材の液体塗布面の反対側の面から、搬送される長尺基材と接触しながら長尺基材の端部より内側の近傍のみをグラビアロール側へ押し込むための押込手段と、
を備え、
前記グラビアロールの幅は、グラビアロールによる長尺基材への液体塗布幅より広くなっており、
前記長尺基材の端部より内側の近傍からさらに内側にある領域は押し込まれない
ことを特徴とする液体塗布装置。
[2] 前記押込手段は、長尺基材の押込方向または幅方向において可動式である、[1]に記載の液体塗布装置。
[3] 前記押込手段は、長尺基材に液体が塗布される領域の長尺基材幅方向における両端部のそれぞれの、長尺基材の液体塗布面の反対側の面に設けられる、[1]または[2]に記載の液体塗布装置。
[4] 前記押込手段は、長尺基材搬送方向においてグラビアロールの回転軸を基準に5mm以上50mm以下離れて、長尺基材の液体塗布面の反対側の面に設けられる、[1]〜[3]のいずれかに記載の液体塗布装置。
[5] 前記押込手段はロールである、[1]〜[4]のいずれかに記載の液体塗布装置。
[6] 前記押込手段のロールと長尺基材とが接触する幅は、長尺基材の幅方向において1mm以上100mm以下である、[1]〜[5]のいずれかに記載の液体塗布装置。
[7] 前記押込手段のロールの直径および幅は、グラビアロールおよびバックアップロールの直径および幅より小さく、前記押込手段のロールの幅に対する直径の比率が0.01以上5以下である、[1]〜[6]のいずれかに記載の液体塗布装置。
[8] 前記押込手段のロールの直径は1mm以上100mm以下である、[1]〜[7]のいずれかに記載の液体塗布装置。
[9] 前記長尺基材の厚みは、5μm以上500μm以下である、[1]〜[8]のいずれかに記載の液体塗布装置。
[10] 前記長尺基材は、長尺基材の幅方向の両端部において各端部から1mm以上100mm以下の範囲にわたって液体が塗布されない部分が形成される、[1]〜[9]のいずれかに記載の液体塗布装置。
本発明の液体塗布装置について、以下、図面を参照して説明する。
図4に液体塗布装置101を備えた積層体製造装置301を示す。積層体製造装置301は、長尺の樹脂フィルム302の巻出部303、長尺の樹脂フィルム304の巻出部305、バックアップロール107、押込手段108、グラビアロール104、液体供給循環手段105、ニップロール306、UV照射装置307、ガイドロール308を備える。樹脂フィルム302に、活性エネルギー線硬化性組成物を液体塗布装置101により塗布し、塗膜付長尺基材309とした後、樹脂フィルム304と共にニップロール306間を通過させ貼合した後、UV照射装置307により活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させ、積層体310が得られる。
本発明に係る別の一態様は、長尺基材端部に液体非塗布部分を形成しながら長尺基材に液体を塗布する方法(以下、塗布方法ともいう)であり、長尺基材を搬送する搬送工程と、長尺基材とグラビアロールとをバックアップロールにより接触させ、グラビアロールにより長尺基材の表面に液体を塗布する塗布工程とを含み、塗布工程において、長尺基材の両端部をそれぞれグラビアロールから離し、この両端部のそれぞれの内側に、長尺基材の液体塗布面の反対側の面から、搬送される長尺基材と接触しながら長尺基材をグラビアロール側へ押し込む、方法である。
長尺基材への液体塗布幅のばらつきの有無を目視確認した。
図3に示すSUS製フリーロールを押込手段として用いた(直径30mm、幅50mm)。
セルローストリアセテート(TAC)フィルム、厚み:80μm
セルローストリアセテート(TAC)フィルム、厚み:80μm
エポキシ樹脂系紫外線硬化性接着剤(粘度40mPa・s)
液体塗布装置において、フリーロールの長尺基材幅方向外側の端部を、長尺基材に液体を塗布する領域の長尺基材幅方向における端部と同じ位置に、グラビアロールが配置される位置の液体塗布面反対側に設けた。
長尺の第2フィルムを連続的に搬送するとともに、長尺の第1フィルムを連続的に搬送し、第1フィルム上に活性エネルギー線硬化性組成物1を、第1フィルムの幅方向において端部から15mmの領域には硬化性組成物層を形成させずに塗布厚約1.5μmでグラビアロールにより塗布した後、貼合ロール間に通した。その後、引き続き、紫外線を照射し、硬化性組成物層を硬化させて、第1フィルム/硬化層/第2フィルムからなる積層体を得た。
この積層体に塗布幅のばらつきは確認されなかった。また、蛇行搬送や長尺基材の撓み、積層体から活性エネルギー線硬化性組成物1のはみ出しも認められなかった。
フリーロールを設置しなかったこと以外は実施例1と同様にして積層体を製造した。
塗布幅のばらつき、蛇行搬送、長尺基材の撓みが確認された。
Claims (10)
- 長尺基材を長さ方向に搬送するための搬送手段と、
前記長尺基材の表面に液体を塗布するためのグラビアロールと、
前記長尺基材の幅方向における両端部をグラビアロールから離すための長尺基材離隔手段と、
前記長尺基材の液体塗布面の反対側の面から、搬送される長尺基材と接触しながら長尺基材の端部より内側の近傍のみをグラビアロール側へ押し込むための押込手段と、
を備え、
前記グラビアロールの幅は、グラビアロールによる長尺基材への液体塗布幅より広くなっており、
前記長尺基材の端部より内側の近傍からさらに内側にある領域は押し込まれない
ことを特徴とする液体塗布装置。 - 前記押込手段は、長尺基材の押込方向または幅方向において可動式である、請求項1に記載の液体塗布装置。
- 前記押込手段は、長尺基材に液体が塗布される領域の長尺基材幅方向における両端部のそれぞれの、長尺基材の液体塗布面の反対側の面に設けられる、請求項1または2に記載の液体塗布装置。
- 前記押込手段は、長尺基材搬送方向においてグラビアロールの回転軸を基準に5mm以上50mm以下離れて、長尺基材の液体塗布面の反対側の面に設けられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体塗布装置。
- 前記押込手段はロールである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体塗布装置。
- 前記押込手段のロールと長尺基材とが接触する幅は、長尺基材の幅方向において1mm以上100mm以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体塗布装置。
- 前記押込手段のロールの直径および幅は、グラビアロールおよびバックアップロールの直径および幅より小さく、前記押込手段のロールの幅に対する直径の比率が0.01以上5以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体塗布装置。
- 前記押込手段のロールの直径は1mm以上100mm以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体塗布装置。
- 前記長尺基材の厚みは、5μm以上500μm以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体塗布装置。
- 前記長尺基材は、長尺基材の幅方向の両端部において各端部から1mm以上100mm以下の範囲にわたって液体が塗布されない部分が形成される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の液体塗布装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111545421A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-08-18 | 东莞市鸿程机械有限公司 | 一种拉紧装置及涂胶机 |
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-
2018
- 2018-06-25 JP JP2018120262A patent/JP7066135B2/ja active Active
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