JP2009254958A - フィルムの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テンション支持方式にて支持された可撓性支持体上にスロットダイを使用して均一な厚さの塗布膜を形成する。
【解決手段】スロットダイ10の塗布液2が吐出されるスロット13に対して可撓性支持体1の走行方向25の下流側に配されたリップ12の先端面は円筒面21を有している。円筒面の半径をR、円筒面の可撓性支持体の走行方向における長さをLとしたとき、R≧30mm、2mm≦L≦20mmを満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットダイを用いて可撓性支持体に塗布液を塗布するフィルムの製造方法に関する。
ウエブ状の可撓性支持体に塗布液を塗布する工程は、光学フィルム、磁気記録テープ、接着テープ、写真用印画紙、オフセット版材、電池極板、燃料電池触媒層等の各製造において広く行われている。このようにして製造される光学フィルムとしては、例えば反射防止フィルム、防眩フィルム、光拡散フィルム、光補償フィルムなどを例示することができ、これらは陰極管表示装置(CRT)、プラズマディスプレイ(PDP)、液晶表示装置(LCD)等の画像表示装置の表示画面に貼付され、その需要は年々高まっている。このような用途に用いられる光学フィルムの性能は、塗布膜の厚さ変動により大きく影響される。そのため、光学フィルムの分野では、より高度な塗布膜の厚さの均一性が求められる。
可撓性支持体に塗布液を塗布する塗布方式として、例えば、バーコータ方式、リバースロールコータ方式、グラビアロールコータ方式、エクストルージョンコータなどのスロットダイコータ方式などが挙げられ、これらの中では特にグラビアロールコータ方式が採用される場合が多い(例えば特許文献1)。
しかしながら、グラビアロールコータ方式では、塗布前の塗布液が空気に晒されているため塗布液の濃度変化が生じやすい。塗布前の塗布液の濃度が変化してしまうと、形成される塗布膜の膜厚が変化してしまう。高度な塗布膜厚の均一性が求められ、近年の需要の高まりにより大量生産が求められている光学フィルムをグラビアロールコータ方式で製造することは一般に困難である。
一方、スロットダイのスロットから塗布液を可撓性支持体上に吐出するスロットダイコータ方式では、塗布前の塗布液が空気に晒されることがなく、且つ、高速塗布が可能であるので、グラビアロールコータ方式の上記の問題は生じない。
特許文献2には、可撓性支持体をバックアップロールで支持しながら連続走行させ、可撓性支持体をバックアップロールとの間に挟むように配置されたスロットダイから、塗布液を可撓性支持体上に吐出して塗布する、バックアップロール支持方式のスロットダイコータ方式が記載されている。
特開2006−95443号公報 特開2007−75798号公報
スロットダイコータ方式にて可撓性支持体に塗布液を塗布する際の、可撓性支持体の支持方式としては、上記特許文献2に記載されたバックアップロール支持方式の他に、平行に配置された一対のロール間に可撓性支持体を架け渡し、一対のロール間に且つ可撓性支持体に対向してスロットダイを配置して、可撓性支持体上にスロットダイから塗布液を吐出する、いわゆるテンション支持方式が知られている。テンション支持方式は、バックアップロール支持方式に比べ、高速塗布が可能であるため生産性がよいことや、より薄い塗布膜の形成が可能であることから、優れた支持方式であるといえる。
可撓性支持体の支持方式が異なると要求される各種製造条件も異なる。つまり、塗布液の種類や粘度、可撓性支持体の走行速度や張力、スロットダイの構造(例えばリップ先端の形状など)などの諸条件を、各支持方式に適合するように適切に設定する必要がある。そして、製造しようとするフィルム(例えば光学フィルム)に応じてこれらの諸条件のうちの一つでも変更されると、これに応じて他の条件の変更が必要となる。従って、特許文献2に記載されたバックアップロール支持方式に関する各種製造条件をテンション支持方式のスロットダイコータ方式にそのまま適用することはできない。製造条件が適切に設定されていないと、安定して塗布することができなかったり、塗布膜に欠陥が生じたりする。
本発明の目的は、テンション支持方式にて支持された可撓性支持体にスロットダイを使用して塗布液を塗布する工程を備えるフィルムの製造方法において、均一な厚さの塗布膜を形成することにある。
本発明のフィルムの製造方法は、連続走行する可撓性支持体にスロットダイを使用して塗布液を塗布する工程を備えるフィルムの製造方法であって、前記可撓性支持体は一対のサポートロールの間に架け渡されており、前記スロットダイは前記一対のサポートロールの間に前記可撓性支持体に対向して配置され、前記スロットダイの前記塗布液が吐出されるスロットに対して前記可撓性支持体の走行方向の下流側に配された前記スロットダイのリップの先端面は、円筒面を有し、前記円筒面の半径をR、前記円筒面の前記可撓性支持体の走行方向における長さをLとしたとき、R≧30mm、2mm≦L≦20mmを満足することを特徴とする。
本発明によれば、テンション支持方式にて支持された可撓性支持体上にスロットダイを使用して均一厚さの塗布膜を形成することができる。
上記の本発明の製造方法において、前記円筒面の前記可撓性支持体の走行方向の上流側端における前記円筒面の接平面と、前記円筒面の前記可撓性支持体の走行方向の下流側端における前記円筒面の接平面とがなす角度θが、165°≦θ≦179°を満足することが好ましい。
また、前記可撓性支持体の厚さDが、25μm≦D≦150μmを満足することが好ましい。
以下に本発明を、その一実施形態を示しながら詳細に説明する。但し、本発明はこの一実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明のフィルムの製造方法の一実施形態を示した、可撓性支持体(以下、単に「支持体」という)1の走行方向25と平行な面に沿った断面図である。図1は、各部材の構成や配置を理解しやすいように誇張して描かれており、各部材の相対的な大きさや距離は実際の装置と一致していない。
支持体1は、可撓性を有する長尺のウエブ状物(フィルム、シート等)であって、その表面に塗布液2が塗布されて、塗布液による塗布膜3が形成される。支持体1の材料は、特に制限はなく、塗布膜3が形成された支持体1の用途に応じて適宜選択することができるが、例えば樹脂、具体的には、セルロースエステル(例えば、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース)、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、ポリスチレン、ノルボルネン系樹脂、非晶質ポリオレフィンなどを用いることができる。このうち、トリアセチルセルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートが好ましい。
支持体1は、互いに平行に、且つ、離間して配置された上流側サポートロール31と下流側サポートロール32との間に所定の張力が印加された状態で架け渡されて、矢印25の方向に走行する。
サポートロール31,32の間に、支持体1に対向してスロットダイ10が配置されている。スロットダイ10は、支持体1に対して、サポートロール31,32が配置された側とは反対側に配置されている。
スロットダイ10は、支持体1の走行方向25の上流側に配置された上流側リップ11と、下流側に配置された下流側リップ12とを有する。上流側リップ11と下流側リップ12とは離間して配置され、両リップ11,12間の隙間は、塗布液2を支持体1に向かって吐出させるスロット13を構成する。スロット13の支持体1とは反対側は、塗布液2を滞留させることができるマニホールド(図示せず)と連通していても良い。この場合、塗布液は、マニホールドに流入し、スロット13を通過して、支持体1上に吐出される。図1に示したスロットダイ10の断面形状は、支持体1の幅方向(支持体1の長手方向(即ち、走行方向25)と直交する方向)において、塗布膜2が形成される範囲にわたって一定である。
下流側リップ12の支持体1と対向する先端面は、軸21cを中心軸とする半径Rの円筒面21と、円筒面21に対して走行方向25の上流側に位置する平面22とからなる。
図1に示すように、円筒面21の走行方向25のほぼ全範囲にわたって支持体1が円筒面21に沿って湾曲するように、スロットダイ10はサポートロール31,32間に架け渡されて走行する支持体1を押し付けていることが好ましい。この結果、支持体1の幅方向と平行な方向に沿って見たとき、円筒面21と上流側サポートロール31との間の支持体1は、円筒面21の走行方向25の上流側端211における円筒面21の接平面211pとほぼ平行となり、また、円筒面21と下流側サポートロール32との間の支持体1は、円筒面21の走行方向25の下流側端212における円筒面21の接平面212pとほぼ平行となる。
平面22は、支持体1との間隔が走行方向25の下流側ほど小さくなるように支持体1に対して傾斜した傾斜面である。この結果、平面22と支持体1との間に、断面が略楔状の塗布液の液溜まり23が形成される。
スロット13から吐出された塗布液2は、傾斜した平面22によって形成された液溜まり23に一時的に滞留する。これにより、支持体1の表面に塗布液2を確実に接触させることができる。その後、塗布液2は、支持体1の移動にともなって支持体1と円筒面21との間に移動する。支持体1が上記のように円筒面21に沿って湾曲しているので、支持体1と円筒面21との間の間隔は走行方向25においてほぼ一定である。
図1に示すように、円筒面21の走行方向25における長さをLとしたとき、長さLの下限値は2mm以上、好ましくは5mm以上であり、その上限値は20mm以下、好ましくは15mm以下である。ここで、長さLは、円筒面21の上流側端211と下流側端212との間隔によって定義される。
円筒面21の半径Rを一定にしたままで長さLを小さくすると、支持体1を円筒面21に沿って変形させるためには、サポートロール31,32間に架け渡された支持体1に対するスロットダイ10の押し込み量を小さくしなければならない(即ち、図1においてスロットダイ10の位置を低くしなければならない)。その結果、支持体1に対するスロットダイ10の押し付け力が小さくなる。長さLが前記下限値よりも小さくなると、スロットダイ10が支持体1を十分な力で押さえ付けることができないので、支持体1上に均一厚さの塗布膜3を安定して形成することが困難となる。
一方、円筒面21の半径Rを一定にしたままで長さLを大きくすると、支持体1を円筒面21に沿って変形させるためには、サポートロール31,32間に架け渡された支持体1に対するスロットダイ10の押し込み量を大きくしなければならない(即ち、図1においてスロットダイ10の位置を高くしなければならない)。その結果、支持体1に対するスロットダイ10の押し付け力が大きくなる。長さLが前記上限値よりも大きくなると、スロットダイ10が支持体1を必要以上に大きな力で押さえ付けるので、支持体1と円筒面21と間の単位面積当たりの圧力が大きくなる。その結果、支持体1と円筒面21との間の間隔が狭くなる。更には、液溜まり23内の塗布液2が円筒面21側に移動せずに、上流側リップ11よりも走行方向25の上流側に漏れ出してしまうこともある。これらにより、支持体1上に所望する厚さを有する塗布膜3を形成することが困難となる。
円筒面21の半径Rの下限値は30mm以上、好ましくは50mm以上である。半径Rが前記下限値よりも小さいと、特に、光学フィルムに使用されるような厚さDが比較的厚い支持体1上に所望する厚さを有する塗布膜3を形成することが困難となる。この理由は以下の通りである。支持体1の厚さDが厚くなればなるほど、支持体1の曲げ剛性は大きくなり、支持体1を安定して走行させるためには、一対のサポートロール31,32間の支持体1により大きな張力を印加する必要がある。従って、支持体1とスロットダイ10との間の圧力は大きくなる。一方、半径Rを小さくすると、円筒面21に沿って支持体1を変形させるためには、サポートロール31,32間に架け渡された支持体1に対するスロットダイ10の押し込み量を大きくしなければならない。従って、厚さDが比較的厚い支持体1に対して、半径Rが前記下限値より小さい円筒面21を用いると、支持体1と円筒面21と間の単位面積当たりの圧力が大きくなり、上述した長さLを大きくした場合と同様に、支持体1上に所望する厚さを有する塗布膜3を形成することが困難となるのである。
円筒面21の半径Rの上限値は特に制限はないが、150mm以下、更には100mm以下であることが好ましい。半径Rを大きくすると、支持体1を円筒面21に沿って変形させるためには、サポートロール31,32間に架け渡された支持体1に対するスロットダイ10の押し込み量を小さくしなければならない。その結果、支持体1に対するスロットダイ10の押し付け力が小さくなる。半径Rが前記上限値より大きくなると、上述した長さLを小さい場合と同様に、スロットダイ10が支持体1を十分な力で押さえ付けることができないので、支持体1上に均一厚さの塗布膜3を安定して形成することが困難となる場合がある。
円筒面21の走行方向25の上流側端211における円筒面21の接平面211pと、円筒面21の走行方向25の下流側端212における円筒面21の接平面212pとがなす角度θの下限値は165°以上、更には170°以上が好ましく、その上限値は179°以下、更には177°以下が好ましい。
角度θを小さくすると、円筒面21に沿って支持体1を変形させるためには、サポートロール31,32間に架け渡された支持体1に対するスロットダイ10の押し込み量を大きくしなければならない。その結果、支持体1に対するスロットダイ10の押し付け力が大きくなる。角度θが前記下限値よりも小さくなると、上述した長さLが大きい場合や半径Rが小さい場合と同様に、支持体1と円筒面21と間の単位面積当たりの圧力が大きくなるので、支持体1上に所望する厚さを有する塗布膜3を形成することが困難となる場合がある。
一方、角度θを大きくすると、円筒面21に沿って支持体1を変形させるためには、サポートロール31,32間に架け渡された支持体1に対するスロットダイ10の押し込み量を小さくしなければならない。その結果、支持体1に対するスロットダイ10の押し付け力が小さくなる。角度θが前記上限値より大きくなると、上述した長さLが小さい場合や半径Rが大きい場合と同様に、スロットダイ10が支持体1を十分な力で押さえ付けることができないので、支持体1上に均一厚さの塗布膜3を安定して形成することが困難となる場合がある。
上記説明から明らかなように、本発明は、厚さDが比較的厚い支持体1に塗布膜3を形成する場合に特に効果的である。支持体1の厚さDは特に制限はなく、塗布膜3が形成された支持体1の用途に応じて適宜選択することができるが、その下限値は25μm以上、さらには50μm以上が好ましく、また、その上限値は150μm以下、さらには110μm以下が好ましい。一般に、支持体1の厚さDが厚くなればなるほど、支持体1の曲げ剛性が大きくなり、支持体1を安定して走行させるためには一対のサポートロール31,32間の支持体1に印加する張力を大きくする必要がある。
厚さDが前記下限値よりも小さいと、スロットダイ10が支持体1を押さえ付ける力が不足して、支持体1上に均一厚さの塗布膜3を安定して形成することが困難となる場合がある。
厚さDが前記上限値よりも大きいと、スロットダイ10が支持体1を必要以上に大きな力で押さえ付けるために、支持体1の走行抵抗が増大したり、支持体1と円筒面21との間の間隔が狭くなるので支持体1上に所望する厚さを有する塗布膜3を形成することが困難となったりする場合がある。
上記の実施形態は一例に過ぎず、本発明はこの実施形態に限定されず、種々に変更することができる。
例えば、上記の実施形態では、下流側リップ12の先端面は円筒面21及び平面22の2種類の面で構成されていたが、本発明では、下流側リップ12の先端面に上述した半径R及び長さLに関する条件を満足する円筒面21が形成されていれば良い。好ましくは、該円筒面21は、下流側リップ12の最も下流側の領域に形成されていることが好ましい。従って、この円筒面21よりも上流側の領域は、平面22以外の面(例えば曲面)が形成されていても良く、あるいは、複数種類の面(例えば、平面、円筒面などの組み合わせ)で構成されていても良い。
また、スロットダイが塗布液を吐出するスロットを複数有していても良い。図2は、2つのスロット131,132を有するスロットダイ100の断面図である。第1スロット131は第1リップ111と第2リップ112との間に形成され、第2スロット132は第2リップ112と第3リップ113との間に形成される。矢印25は図示しない支持体の走行方向を示す。第1スロット131に対して走行方向25の下流側に配された第2リップ112の支持体と対向する先端面は、平面112aとこれより下流側の半径R2の円筒面112bとからなる。また、第2スロット132に対して走行方向25の下流側に配された第3リップ113の支持体と対向する先端面は、平面113aとこれより下流側の半径R3の円筒面113bとからなる。本発明では、上述した半径R及び長さLに関する条件を円筒面112b,113bのうちの少なくとも一方が満足していれば良い。更には、円筒面112b,113bの両方が満足していることが好ましい。スロットダイが3つ以上のスロットを備える場合も同様である。
本発明の利用分野は特に制限はないが、比較的厚い可撓性支持体上にテンション支持方式にて塗布膜を塗布する場合に利用することができる。特に、塗布膜の厚みの均一性に高い精度が要求される光学フィルムを製造する場合に好適に利用することができる。
図1は、本発明のフィルムの製造方法の一実施形態を説明する概略断面図である。 図2は、本発明のフィルムの製造方法において使用される別のスロットダイの概略構成を示した断面図である。
符号の説明
1 可撓性支持体
2 塗布液
3 塗布膜
10 スロットダイ
11 上流側リップ
12 下流側リップ
13 スロット
21 円筒面
211 円筒面の上流側端
211p 上流側端での接平面
212 円筒面の下流側端
212p 下流側端での接平面
22 平面
23 液溜まり
25 可撓性支持体の走行方向
31 上流側サポートロール
32 下流側サポートロール
100 スロットダイ
111 第1リップ
112 第2リップ
112a 平面
112b 円筒面
113 第3リップ
113a 平面
113b 円筒面
131 第1スロット
132 第2スロット

Claims (3)

  1. 連続走行する可撓性支持体にスロットダイを使用して塗布液を塗布する工程を備えるフィルムの製造方法であって、
    前記可撓性支持体は一対のサポートロールの間に架け渡されており、
    前記スロットダイは前記一対のサポートロールの間に前記可撓性支持体に対向して配置され、
    前記スロットダイの前記塗布液が吐出されるスロットに対して前記可撓性支持体の走行方向の下流側に配された前記スロットダイのリップの先端面は、円筒面を有し、
    前記円筒面の半径をR、前記円筒面の前記可撓性支持体の走行方向における長さをLとしたとき、
    R≧30mm
    2mm≦L≦20mm
    を満足することを特徴とするフィルムの製造方法。
  2. 前記円筒面の前記可撓性支持体の走行方向の上流側端における前記円筒面の接平面と、前記円筒面の前記可撓性支持体の走行方向の下流側端における前記円筒面の接平面とがなす角度θが、165°≦θ≦179°を満足する請求項1に記載のフィルムの製造方法。
  3. 前記可撓性支持体の厚さDが、25μm≦D≦150μmを満足する請求項1又は2に記載のフィルムの製造方法。
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