JP2020000493A - 昇降テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】天板が脚支柱により高さ位置調節可能に支持されている昇降テーブルにおいて、種々の構成を有する昇降テーブルの間で、脚支柱の共有化を実現する方法を提供する。【解決手段】昇降テーブルT1、T2に、天板1A、1Bと、前記天板1A、1Bを高さ位置調節可能に支持する複数の脚支柱2A、2Bと、前記脚支柱2A、2Bをそれぞれ受入れ保持する複数の脚保持部材4A、4Bと、これら脚保持部材4A、4B同士を連結するフレーム5とを具備させる構成を採用する。【選択図】図1

Description

本発明は、オフィス等において好適に用いられる昇降テーブルに関する。
天板が脚支柱により高さ位置調節可能に支持されている昇降テーブルには、左右の脚支柱により支持された天板を1枚のみ有するもの(シングルタイプ)や、それぞれ左右の脚支柱により支持された前後2枚の天板を有するもの(デュアルタイプ)等が存在する。
シングルタイプの昇降テーブルでは、前後方向に延伸するベースの長手方向中央部から1本の脚支柱を起立させて設け、この脚支柱の上端に天板を接続する態様が知られている。一方、デュアルタイプの昇降テーブルでは、左右対をなす前の脚支柱により前の天板を、左右対をなす後の脚支柱により後の天板をそれぞれ支持させ、左側に位置する前後の脚支柱同士及び右側に位置する前後の脚支柱同士をそれぞれ直接フレームにより連結する態様が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
これらの態様の昇降テーブルの間で部品を共通化するにあたって、特に脚支柱においては、昇降テーブルの種類に応じてシングルタイプとデュアルタイプとで異なるものを用意する必要がある。すなわち、従来の構成の種々の昇降テーブルの間で部品の共有化を推進することは困難であるという課題が存在する。このような課題は、天板の枚数が異なる昇降テーブルのみならず、天板の枚数が同一であっても天板の奥行き寸法が異なる等、互いに異なる構成を有する昇降テーブル同士の間であっても同様に存在する。
VITRA INTERNATIONAL AG.、"Vitra|CDS"、[online]、平成30年、VITRA INTERNATIONAL AG.、[平成30年6月20日検索]、インターネット<URL: https://www.vitra.com/ja-jp/product/cds>
本発明は、種々の構成を有する昇降テーブルの間で、脚支柱の共有化を容易に実現するためのものである。
請求項1記載の発明に係る昇降テーブルは、天板と、前記天板を高さ位置調節可能に支持する複数の脚支柱と、前記脚支柱をそれぞれ受入れ保持する複数の脚保持部材と、これら脚保持部材同士を下端以外の部位において連結するフレームとを具備してなるものである。
本発明において、「受入れ保持」とは、脚支柱の全周を完全に囲繞して支持する態様に限らず、脚支柱の一部を添接状態で支持する態様も含まれる概念である。
請求項2記載の発明に係る昇降テーブルは、請求項1記載の構成のものにおいて、前記フレームが、前記脚保持部材同士を下端以外の部位において連結するものである。
請求項3記載の発明に係る昇降テーブルは、請求項1又は2記載の構成のものにおいて、前記脚保持部材が、上方に開放された中空部を備えたものであり、前記脚支柱が、下端側をその中空部に嵌入させて前記脚保持部材に保持されたものである。
請求項4記載の発明に係る昇降テーブルは、請求項1、2又は3記載の構成のものにおいて、前記脚支柱が下端に取付部を備えたものであるとともに、前記脚保持部材が前記脚支柱を受止める底壁体を備えたものであり、その底壁体と前記脚支柱の取付部とを止着具を用いて止着しているものである。
請求項5記載の発明に係る昇降テーブルは、請求項4記載の構成のものにおいて、前記脚保持部材が、前記脚支柱を包持する有底筒状のもので、その底部に、前記脚支柱の取付部を止着するための上底板とアジャスタが取り付けられる下底板とを有する二重底壁構造をなす前記底壁体を備えているものである。
請求項6記載の発明に係る昇降テーブルは、請求項1、2、3、4又は5記載の構成のものにおいて、前記フレームが、オプション品を取付けるためのオプション取付部を備えたものである。
請求項7記載の発明に係る昇降テーブルは、請求項6記載の構成のものにおいて、前の天板と後の天板とを具備し、前の天板の左右両端部を前の脚支柱によりそれぞれ支持するとともに、後の天板の左右両端部を後の脚支柱によりそれぞれ支持してなるものであって、
前記前の脚支柱を保持する前の脚保持部材と、前記後の脚支柱を保持する後の脚保持部材と、これら前、後の脚保持部材を相互に連結するフレームとを備えた側端構造体を左右に具備してなり、左の側端構造体のフレームと右の側端構造体のフレームとを前記オプション品である配線ダクトにより連結しているものである。
請求項8記載の発明に係る昇降テーブルは、請求項7記載の構成のものにおいて、前記配線ダクトの両端付近に位置させてオプション品であるデスクトップパネルの取付台が配されており、前記配線ダクトの端部と前記取付台とが、前記フレームに設けられたオプション取付部に共通の止着具を用いて共締め固定されているものである。
本発明によれば、種々の構成を有する昇降テーブルの間で、脚支柱の共有化を容易に実現することができる。
本発明の一実施形態に係るテーブルシステム全体を示す斜視図。 同実施形態に係るテーブルシステム全体を示す正面図。 同実施形態に係るテーブルシステム全体を示す左側面図。 同実施形態に係るテーブルシステム全体を示す右側面図。 同実施形態に係るテーブルシステム全体を示す平面図。 同実施形態に係るテーブルシステムを一部省略して示す拡大斜視図。 図6におけるP部の拡大図。 図6におけるQ部の拡大図。 同実施形態に係る昇降テーブル同士を離間させた状態の斜視図。 同実施形態に係る配線ダクト及び取付台を接続する手順の説明図。 同実施形態に係る左の側端構造体の正面図。 同実施形態に係る左の側端構造体の左側面図。 同実施形態に係る左の側端構造体の右側面図。 図12におけるA−A線に沿った拡大断面図。 図12におけるB−B線に沿った拡大断面図。 図12におけるC−C線に沿った拡大断面図。 同実施形態に係る昇降テーブルの分解斜視図。 同実施形態に係る側端構造体から脚支柱を抜き取った状態の斜視図。 図18におけるR部の拡大図。 図18におけるS部の拡大図。
本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ以下に述べる。
本実施形態は、オフィス等で使用される昇降テーブルT1、T2に本発明を適用したものである。ここで、図1〜図6では、第1の昇降テーブルT1と第2の昇降テーブルT2とを側端同士を衝き合わせた状態で横並びに配置した例を示している。
<第1の昇降テーブルT1>
第1の昇降テーブルT1は、図1〜図5に示すように、天板1A、1Bと、前記天板1A、1Bを高さ位置調節可能に支持する複数の脚支柱2A、2Bと、前記脚支柱2A、2Bをそれぞれ受入れ保持する複数の脚保持部材4A、4Bと、これら脚保持部材4A、4B同士を下端以外の部位において連結するフレーム5とを具備してなる。ここで、前記フレーム5は、脚支柱2A、2B同士を前記脚保持部材4A、4Bを介して間接的に連結するもので、平面視において前記天板1A、1Bの側端縁1aよりも外側方に突出している。さらに、前記フレーム5は、オプション品を取付けるためのオプション取付部5aを備えている。
詳述すれば、この昇降テーブルT1は、前の天板1Aと後の天板1Bとを具備し、前の天板1Aの左右両端部を前の脚支柱2Aによりそれぞれ支持するとともに、後の天板1Bの左右両端部を後の脚支柱2Bによりそれぞれ支持してなるものであって、前記前の脚支柱2Aを保持する前の脚保持部材4Aと、前記後の脚支柱2Bを保持する後の脚保持部材4Bと、これら前、後の脚保持部材4A、4Bを相互に連結するフレーム5とを備えた側端構造体3を左右に具備している、デュアルタイプのものである。そして、左の側端構造体3のフレーム5と右の側端構造体3のフレーム5とをオプション品である配線ダクト6により連結している。
前、後の脚支柱2A、2Bは同一の構成を有している。これら前、後の脚支柱2A、2Bを区別することなく総称する場合は、「脚支柱2」と称する。各脚支柱2は、図17に示すように、下段ハウジング11と、中段ハウジング13と、上段ハウジング15とをテレスコープ状に組み合わせ、内部の図示しない電動アクチュエータにより、それらのハウジング11、13、15を伸縮動作させるように構成されたもの(例えば商品名「電動昇降装置」、リナック株式会社製)で、図18及び図19に示すように、その下端2xに取付部2yを備えている。この取付部2yは、複数箇所に雌ねじ孔を設けたものである。脚支柱2の構成は、通常のものであるため、詳細な説明は省略する。なお、符号17は、内部の電動アクチュエータに電力を供給するための電力線である。
前、後の脚保持部材4A、4Bも、同一の構成を有している。これら前、後の脚保持部材4A、4Bを区別することなく総称する場合は、「脚保持部材4」と称する。各脚保持部材4は、図16に示すように、上方に開放された中空部4sを備え、前記脚支柱2を包持する有底筒状のものである。この中空部4sには、脚支柱2の下端2x側が嵌入され、その状態で脚支柱2が脚保持部材4に保持される。換言すれば、この実施形態の脚保持部材4の中空部4sは、脚支柱2の下段ハウジング11全体を包持しうる深さ寸法を有するものである。この脚保持部材4は、図14〜図17に示すように、前記中空部4sの内周を形成する保持部材本体19と、この保持部材本体19の内側面側を覆う内側カバー21と、保持部材本体19の外側面側を覆う外側カバー23とを具備してなるもので、内側カバー21と外側カバー23の端部は、前記保持部材本体19の外周面上で衝き合うように設定されている。すなわち、外側カバー23と内側カバー21とは保持部材本体19の外周面に案内されて面一に連続するように構成されている。換言すれば、外側カバー23の厚み寸法は、内側カバー21の厚み寸法と同一に設定されており、外側カバー23の両端を内側カバー21の端面に衝き合わせることにより外側カバー23の外面が内側カバー21の外面に面一に連続するようになっている。なお、保持部材本体19の外側面側には、複数の窓が形成されている。また、外側カバー23は内側カバー21よりもフレーム5の高さ寸法分だけ短寸に形成されており、保持部材本体19の上端部が外部に露出するようになっている。そして、図14に示すように、この露出部にフレーム5が剛結されている。さらに、この脚保持部材4は、図14〜図16、図18及び図20に示すように、底部に二重底壁構造をなし脚支柱2を受止める底壁体25を備えている。この底壁体25は、上底板27と、この上底板27の下方に内部空間を介して対面配置された下底板29と備えた箱状のもので、前記上底板27の対向する2辺から一体に垂下させた垂下板31の下端を前記下底板29の対向する2辺に溶接等により剛結するとともに、前記下底板29の他方の対向する2辺から一体に立ち上げた起立板33の上端を前記上底板27の下面に溶接等により剛結してなる。上底板27には、前述した脚支柱2における取付部2yに対応する複数の孔27aが貫設されており、これらの孔27aに挿通させた止着具たるネジvの雄ネジ部を取付部2yの雌ネジ孔に螺着することによって、脚支柱2の下端2xを底壁体25の上底板27に固定することができるようになっている。下底板29の前記各孔27aに対応する部位には、ネジv全体を通過させることが可能な複数のネジ通過窓29aが穿設されているとともに、その中央部には、アジャスタ35を螺着するためのナット37が設けられている。そして、上底板27の対向する2辺が保持部材本体19の下端部に溶接等により剛結されている。なお、脚保持部材4の外側カバー23及び内側カバー21の下端部は、底壁体25を隠すべく保持部材本体19の下端よりも下方に延出させてある。
フレーム5は、前後に隣接する脚保持部材4A、4B間に横架されたもので、図13、図14及び図16〜図18に示すように、脚保持部材4A、4B同士を剛結するフレーム本体37と、このフレーム本体37の外側面を覆うバンパー部材39とを備えたものである。このフレーム5は、平面視において天板1A、1Bの側端縁よりも外側方に一定の突出距離d1、例えば25mm程度だけ突出している。また、このフレーム5は、オプション品を取付けるためのオプション取付部5aを備えている。
詳述すれば、フレーム本体37は、図16及び図17に示すように、起立板37aの上縁から上板37bを、下縁から下板37cをそれぞれ同一方向に延出させたチャネル状のもので、このフレーム本体37の起立板37aの両端を対応する脚保持部材4A、4Bの保持部材本体19の上端に設けられた露出部に溶接あるいはビス止め等により剛結している。このフレーム本体37の起立板37aにおける中央付近には、オプション取付部5aを構成する対をなすナット41が設けられている。
バンパー部材39は、図16及び図17に示すように、両端部を脚保持部材4A、4B側に湾曲させた板状のもので、フレーム本体37よりも大きな上下幅寸法を有している。バンパー部材39の厚み寸法は、脚保持部材4A、4Bの内側カバー21の厚み寸法と同一に設定されており、バンパー部材39の両端を内側カバー21の端面に衝き合わせることにより当該バンパー部材39の外面が脚保持部材4A、4Bの外面に面一に連続するようになっている。
以上説明した側端構造体3は、門形をなして左右に対をなすように配置されており、右の側端構造体3と左の側端構造体3とは対称形態をなしている。そして、前述したように、左右の側端構造体3は、配線ダクト6により相互に連結されている。詳述すれば、配線ダクト6は、板金素材に折り曲げ加工を施すことにより一体に形成されたもので、図10及び図17に示すように、底板43と、この底板43の両側縁から斜め外側上方に延出された下側板45と、これら下側板45の上縁から外方に延出させた水平板47と、これら水平板47の延出端からそれぞれ斜め外側上方に延出させた上側板49とを備えている。各上側板49の両端には、内側に屈曲して延びる取付突起51が一体に設けられており、これら各取付突起51には、止着具たるネジvを挿通させるためのネジ挿通孔51aが設けられている。これらのネジ挿通孔51aは、前記フレーム5のオプション取付部5aを構成するナット41に対応させた位置に設けられている。
前記配線ダクト6の両端付近には、図1、図5、図6、図9、図10及び図17に示すように、オプション品であるデスクトップパネル7の取付台8が配されており、前記配線ダクト6の端部と前記取付台8とが、前記フレーム5に設けられたオプション取付部5aを構成するナット41に共通の止着具であるネジvを用いて共締め固定されている。詳述すれば、図10に示すように、取付台8は、デスクトップパネル7の形態に応じて設計された取付台本体53と、この取付台本体53の両側に突設した取付突起55とを有する。これら各取付突起55には、止着具たるネジvを挿通させるためのネジ挿通孔55aが設けられている。これらのネジ挿通孔55aは、前記フレーム5のオプション取付部5aを構成するナット41に対応させた位置に設けられている。そして、配線ダクト6の取付突起51に設けられたネジ挿通孔51aと取付台8の取付突起55に設けられたネジ挿通孔55aとに挿通させた共通のネジを対応するフレーム5のナット41に螺合させて緊締することにより配線ダクト6の端部と取付台8とがフレーム5の取付部5aに共締め固定されるようになっている。
なお、9は、前記配線ダクト6に着脱可能に装着されたダクトカバーである。ダクトカバー9は、図17に示すように、カバー本体9aの両側縁に鉛直壁9bを一体に設けた断面コ字型のもので、鉛直壁9bを下方に向けてうつ伏せ姿勢で配線ダクト6に装着したり、鉛直壁9bを上方に向けて仰向け姿勢で配線ダクト6に装着したりすることができるようになっている。この実施形態においては、第1の昇降テーブルT1のダクトカバー9はうつ伏せ姿勢で配線ダクト6に装着してある。また、この実施形態における第1の昇降テーブルT1の取付台8に取り付けられるデスクトップパネル7は、例えば、図1〜図5に示すように、パイプフレーム57と、このパイプフレーム57に着脱可能に装着される遮蔽ボード59とを備えたものである。取付台8は、図9、図10及び図17に示すように、パイプフレーム57の両端を保持する保持孔8aを備えている。
このようにして立設された複数本の脚支柱2A、2Bにより、天板1A、1Bを高さ位置変更可能に支持している。具体的には、前の天板1Aの左右両端部を左右対をなす前の脚支柱2Aによりそれぞれ支持するとともに、後の天板1Bの左右両端部を左右対をなす後の脚支柱2Bによりそれぞれ支持している。
詳述すれば、図6、図9、図10及び図17に示すように、各脚支柱2A、2Bの上端には天板1A、1Bの下面を受ける天板受け61と、これら天板受け61から水平方向に延設されたアーム63とが固設されており、左右に隣接する脚支柱2A、2Bのアーム63同士を天板支持フレーム65により連結している。天板1A、1Bは、これら天板受け61及び天板支持フレーム65に図示しないネジ等の止着具を用いて止着されている。天板1A、1Bの下面には、図1〜図4に示すように、網状をなす配線受け67が設けられている。この配線受け67は、脚支柱2A、2Bの上端から導出された電力線17に接続される電力系のコード類や、後の天板1B上のコンセント69に接続された通信系あるいは電力系のコード類を案内するためのものである。
この実施形態においては、図5に示すように、前の天板1Aと後の天板1Bとの間にデスクトップパネル7を配置するのに十分な隙間d0、例えば90mm程度の隙間が形成されており、前の天板1Aと後の天板1Bとをそれぞれ独立して下限位置(D)から上限位置(U)までの間で高さ位置を無段階に変更することができるようになっている。下限位置(D)は、椅子に着座した状態で天板1A、1Bを使用するのに最適な高さ位置に設定されている。上限位置(U)は、起立した状態で天板1A、1Bを使用するのに最適な高さ位置に設定されている。
<第2の昇降テーブルT2>
第2の昇降テーブルT2は、前述した第1の昇降テーブルT1と基本的には同一の構造をなすものであり、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図示例における第2の昇降テーブルT2が第1の昇降テーブルT1と異なっている点は、配線ダクト6上にダクトカバー9を仰向け姿勢で配置している点、オプション品であるデスクトップパネル7’が剛性を有したボード状のものである点、後の天板1Bに装着されているコンセント71が電力系の端子のみならず通信系の端子をも有したものである点、配線受け67と配線ダクト6との間に天板1A、1Bの昇降に伴ってコード類に無理な力が作用したりコード類の形態が乱れたりするのを緩和するためのコードホルダ73を設けている点である。
<第1、第2の昇降テーブルT2の組み合わせ>
図1〜図6では、第1の昇降テーブルT1と第2の昇降テーブルT2とをフレーム5同士を当接させた状態で左右方向に配置したテーブルシステムTSを示している。
このテーブルシステムTSは、第1の昇降テーブルT1のフレーム5におけるバンパー部材39と第2の昇降テーブルT2のフレーム5におけるバンパー部材39とを当接させており、第1の昇降テーブルT1の天板1A、1Bと第2の昇降テーブルT2の天板1A、1Bとの間には、天板1A、1Bの昇降動作を阻害するのを防止するためのクリアランスが形成されている。このクリアランスは、各昇降テーブルT1、T2における前述したフレーム5の天板1A、1Bの側縁1aからの突出距離d1の2倍(例えば50mm程度)である。このクリアランスの存在により、第1の昇降テーブルT1の天板1A、1Bと第2の昇降テーブルT2の天板1A、1Bとが干渉することなく独立して昇降動作を行うことができるようになっている。
また、このテーブルシステムは、第1の昇降テーブルT1の脚保持部材4A、4Bと第2の昇降テーブルT2の脚保持部材4A、4Bとの間の隙間を利用して竪型の配線ダクト10を設けている。この配線ダクト10は、上下端が解放され両脚保持部材4A、4Bに沿って配されたダクト本体10aと、前記脚保持部材4A、4B間に配設されダクト本体10a内の空間を塞ぐ蓋体10bとを備えたものである。この配線ダクト6は、床から立ち上げたコード類を前述した側端構造体3間の配線ダクト6等に導くためのものである。
以上説明した実施形態において、図1はテーブルシステムTS全体を示す斜視図、図2は同正面図、図3は同右側面図、図4は同左側面図、図5は同平面図である。図6は第1の昇降テーブルT1の天板1A、1Bを省略した斜視図であり、第2の昇降テーブルT2の一部は図示を省略してある。また、第1の昇降テーブルT1の脚保持部材4A、4Bの下端部を一部破断して内部を視認可能にしており、その破断部分(P部)を図7において拡大して示している。さらに、図6においては、第1及び第2の昇降テーブルT2の隣接する脚保持部材4A、4Bの中間部を切除し、その切除部分(Q部)を図8において拡大して示している。なお、図8においては、脚支柱2A、2Bの内部は図示を省略しており、その省略部分にパターンを施してある。図9は、第1の昇降テーブルT1と第2の昇降テーブルT2とを離間させて図示したものであり、各昇降テーブルT1、T2は天板1A、1B、デスクトップパネル7、配線受け67等は省略しており、対をなす側端構造体3と、これら側端構造体3同士を連結する配線ダクト6と、脚支柱2A、2Bと、天板1A、1B受けと、アーム63とが図示されている。図10は、第1の昇降テーブルT1の左の側端構造体3の内面に配線ダクト6及び取付台8を接続する手順を説明する為のものであり、右の側端構造体3等は図示を省略してある。図11は左の側端構造体3の正面図、図12は同左側面図、図13は同右側面図である。図14は図12におけるA−A線に沿った拡大断面図であり、図15は図12におけるB−B線に沿った拡大断面図であり、図16は図12におけるC−C線に沿った拡大断面図である。図17は、第1の昇降テーブルT1の側端構造体3の脚保持部材4A、4B及びフレーム5を分解して示す斜視図である。図18は、側端構造体3から脚支柱2A、2Bを抜き取った状態を斜め下側から観察した斜視図である。図19は、図18における脚支柱2A、2Bの下端近傍部(R部)の拡大図である。図20は、脚保持部材4A、4Bの下端近傍部(S部)の拡大図である。
以上説明したような第1、第2の昇降テーブルT1、T2であれば、脚保持部材4A、4Bを特定の脚支柱2A、2Bに合致した形態にしておきさえすれば、脚保持部材4A、4B同士の連結形態を変えるだけで、脚支柱2A、2Bの種類を変更したり特定の脚支柱2A、2Bに新たな取付部を追加したりすることなしに、多様な天板支持形態を実現することができる。そのため、共通の脚支柱2A、2Bを用いて種々の仕様の昇降テーブルT1、T2を実現することができる。すなわち、この実施形態における脚支柱2は、例えば下端2xにのみ取付部を有し、ベース上に立設してシングルタイプの昇降テーブルT1、T2を構成する場合に使用されるものであるが、かかる脚支柱2を脚保持部材4に保持させることにより本実施形態のようなデュアルタイプの昇降テーブルT1、T2にもそのまま用いることができる。さらに、取付部を利用してその脚支柱2を保持する脚保持部材4にフレーム5を取り付けるための種々の取付態様を採用することができるので、脚支柱2には一切の加工を施すことなく複数の脚支柱2の配置態様を実現することもできる。
また、脚保持部材4同士を自由な高さ位置に配置したフレーム5により連結することができるので、前述したように右の側端構造体3のフレーム5と左の側端構造体3のフレーム5とを配線ダクト6により連結することも可能となり、構造の簡略化を図ることができる。
さらに、このような構成によれば、前、後の脚支柱2A、2Bの下端2x間を連結する部材をなくすことができるので、床面の清掃等を円滑に行うことも可能になる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、天板は1枚でも複数枚でもよい。天板が1枚である場合は、天板の左右両端部をそれぞれ1本の脚支柱により支持させるシングルタイプのものだけでなく、例えば、前後両端にそれぞれ着座可能な大きな奥行き寸法を有する天板の左右両端部をそれぞれ前後2本の脚支柱で支持し前後の脚支柱を同期させて昇降させる変形シングルタイプのものであってもよい。また、前述した実施形態のようにデュアルタイプの昇降テーブルであっても、フレームの長手寸法を変更することにより、奥行き寸法の異なる天板に対応させることができる。すなわち本発明によれば、これらいずれのタイプのものであっても、すべて共通の脚支柱を用いることが可能となる。
脚保持部材は、上述した実施形態におけるもののような筒状のものに限らず、脚支柱を部分的に包持するようなものであってもよい。具体的には、底壁と脚支柱の一部に添接する側壁のみからなるものであってもよい。但し、上述した実施形態におけるもののように、脚保持部材が上方に解放された中空部を備え、脚支柱の下端側をこの中空部に嵌入させて脚保持部材に保持させる構成のものであれば、脚保持部材があたかも脚支柱の一部であるかのような形態を実現できるので、脚保持部材を設けたために外観が複雑化することを防止又は抑制することができる。
また、上述した実施形態では前記脚支柱が下端に固有の取付部を備えたものであるものを説明したが、脚支柱の下端以外の部位に固有の取付部を備えたものであってもよい。すなわち、下端に固有の取付部を有する場合には、前記脚保持部材を前記脚支柱を受止める底壁体を備えたものにし、その底壁体と前記脚支柱の取付部とを止着具を用いて止着すればよいが、脚支柱の他の部位に固有の取付部が設けられている場合には、脚保持部材の前記取付部に対応する部位と前記取付部とを止着具を用いて止着できるようにしておけばよい。
脚保持部材は、前記脚支柱を包持する有底筒状のものに限られないのはもちろんである。但し、前述した実施形態のように、脚保持部材を有底筒状のものにした場合でも、その底部に、脚支柱の取付部を止着するための上底板とアジャスタが取り付けられる下底板とを有する二重底壁構造をなす底壁体を設けておけば、脚支柱との接続とアジャスタの装着構造とを両立させることができる。
フレームと脚保持部材との連結はビス止めに限らず、溶接等であってもよいが、本発明では、フレームを脚支柱ではなく脚保持部材に連結するようにしているので、ビス止めであると、溶接であるとを問わず、その連結構造部分が脚支柱に悪影響を及ぼすことが一切ない。
さらに、フレームは、オプション品を取付けるためのオプション取付部を有しないものであってもよいが、前述した実施形態のように、脚保持部材の上端部にフレームに架設しておき、このフレームにオプション取付部を設けておけば、そのオプション取付部に配線ダクトやデスクトップパネルの取付台等を容易に取り付けることが可能になる。
また、複数の脚保持部材同士をフレームにより接続するものであれば、接続箇所は脚保持部材のどこに設定してもよい。但し、フレームにより脚保持部材同士を下端以外の部位において連結すれば、脚保持部材の下端同士をフレームにより連結する態様と比較して、前後の脚保持部材をフレームにより連結してなる側端構造体の強度を高めることができ、ひいては昇降テーブルの強度を高めることができるとともに、このフレームに取り付けるオプション品であるデスクトップパネルの高さを抑えることができ、コストダウンを図ることもできる。加えて、上述した実施形態のように、フレームにより前の脚保持部材の上端部と後の脚保持部材の上端部とを連結してなる門形の側端構造体を左右一組構成すれば、左の側端構造体のフレームと右の側端構造体のフレームとを直接配線ダクトにより連結することが可能となり、部品点数を最小限に抑えることができる。
その上、オプション品としてはどのようなものを取り付けてもよく、またオプション品の取付態様も任意である。但し、上述した実施形態のように、フレームに設けられたオプション取付部に配線ダクトの端部とデスクトップパネルの取付台とを共通の止着具を用いて共締め固定すれば、配線ダクトを取り付けるためのオプション取付部及びデスクトップパネルの取付台を取り付けるためのオプション取付部を別々に設ける態様と比較して部品点数及び加工の手間を削減できる。
そして、3台以上の昇降テーブルを横並び配置してなるテーブルシステムに本発明を適用してもよく、1台の昇降テーブルのみを単独で使用してもよい。
加えて、フレームの外側面は天板の側端面と面一であってもよく、フレームの外側面が天板の側端面よりも内方に位置していてもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々変形してよい。
T1、T2…昇降テーブル
1A、1B…天板
2(2A、2B)…脚支柱
2x…脚支柱の下端
2y…取付部
3…側端構造体
4(4A、4B)…脚保持部材
4s…中空部
5…フレーム
5a…オプション取付部
6…配線ダクト(オプション品)
7、7’…デスクトップパネル
8…取付台
25…底壁体
27…上底板
29…下底板

Claims (8)

  1. 天板と、前記天板を高さ位置調節可能に支持する複数の脚支柱と、前記脚支柱をそれぞれ受入れ保持する複数の脚保持部材と、これら脚保持部材同士を連結するフレームとを具備してなる昇降テーブル。
  2. 前記フレームが、前記脚保持部材同士を下端以外の部位において連結するものである請求項1記載の昇降テーブル。
  3. 前記脚保持部材が、上方に開放された中空部を備えたものであり、
    前記脚支柱が、下端側をその中空部に嵌入させて前記脚保持部材に保持されたものである請求項1又は2記載の昇降テーブル。
  4. 前記脚支柱が下端に取付部を備えたものであるとともに、前記脚保持部材が前記脚支柱を受止める底壁体を備えたものであり、その底壁体と前記脚支柱の取付部とを止着具を用いて止着している請求項1、2又は3記載の昇降テーブル。
  5. 前記脚保持部材が、前記脚支柱を包持する有底筒状のもので、その底部に、前記脚支柱の取付部を止着するための上底板とアジャスタが取り付けられる下底板とを有する二重底壁構造をなす前記底壁体を備えている請求項4記載の昇降テーブル。
  6. 前記フレームが、オプション品を取付けるためのオプション取付部を備えたものである請求項1、2、3、4又は5記載の昇降テーブル。
  7. 前の天板と後の天板とを具備し、前の天板の左右両端部を前の脚支柱によりそれぞれ支持するとともに、後の天板の左右両端部を後の脚支柱によりそれぞれ支持してなるものであって、
    前記前の脚支柱を保持する前の脚保持部材と、前記後の脚支柱を保持する後の脚保持部材と、これら前、後の脚保持部材を相互に連結するフレームとを備えた側端構造体を左右に具備してなり、左の側端構造体のフレームと右の側端構造体のフレームとを前記オプション品である配線ダクトにより連結している請求項6記載の昇降テーブル。
  8. 前記配線ダクトの両端付近に位置させてオプション品であるデスクトップパネルの取付台が配されており、前記配線ダクトの端部と前記取付台とが、前記フレームに設けられたオプション取付部に共通の止着具を用いて共締め固定されている請求項7記載の昇降テーブル。
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