JP2020000476A - 床置き式什器、床置き式什器用の緩衝装置、床置き式什器用の減震装置 - Google Patents
床置き式什器、床置き式什器用の緩衝装置、床置き式什器用の減震装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
「間仕切その他の壁体又は床に連結して地震に際して揺れを抑制する転倒防止装置と、地震に際しての揺れによって前記壁体に衝突するときの衝撃を緩和する緩衝装置とを備えている」
というものである。
「地震に際しての揺れを抑制する転倒防止装置を備えた床置き式什器に使用するものであり、地震に際しての揺れによる衝撃を緩和するために前記什器に配置される」
というものである。
「床に設置される什器に使用するものであり、
前記什器の下部のうち床で支持される接地体でない部位に配置されて地震に際しての衝撃を緩和する」
というものである。
「床に設置される左右横長の什器に使用するものであり、
前記什器の下部のうち床で支持される接地体でない部位でかつ後部又は前部若しくは前後両部に配置されて地震に際しての衝撃を緩和する」
というものである。
「床に設置される什器に使用するものであり、
前記什器のうち床で支持される接地体でない部位に配置されて地震による揺れによる衝撃を緩和するものであり、地震によって緩衝機能を発揮するトリガー機能を備えている」
というものである。
床に設置される左右横長の什器に使用するものであって、転倒防止装置と緩衝装置とから成っており、
前記転倒防止装置は、前記什器が直接に又はベースを介して上面に固定される基板を備えており、前記基板の後端縁に、間仕切その他の壁体に固定される起立片を設けており、地震に際して前記什器の前傾動が前記基板によって抑制される一方、
前記緩衝装置は、前記什器又はベース若しくは基板に設けており、地震に際しての揺れによって前記什器が前記壁体に衝突するときの衝撃が前記緩衝装置で緩和されるようになっている」
というものである。
「前記緩衝装置は、シリンダ内にばね手段を介してロッドが配置されているアブソーバであり、前記アブソーバを前記基板の後部に取付けている」
という構成になっている。
「前記基板に、前記緩衝手段に作用した下向きの荷重を床に伝える逃がし穴が空いており、前記逃がし穴の内部に、前記緩衝手段に作用した下向き荷重を支えるサポート板を配置している」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。各実施形態はキャビネットに適用している。まず、第1実施形態を説明する。本実施形態は、図1のとおり、什器としてスチール製キャビネット1を使用しており、このキャビネット1は、転倒防止装置と緩衝装置とから成る減震装置を備えている。
ベース3と基板7とでベースユニットが構成されており、転倒防止装置8はベースユニットに組み込まれている。この点を次に説明する。例えば図2,3に示すように、ベース3の基本的な構造は従来と同様であり、左右のサイドフレーム14とこれを連結するフロントフレーム15及びリアフレーム16を有していて、各フレーム14,15,16は、上下の水平片17,18とその先端に設けた垂直片17a,18aを有する溝形に形成されている。
ベースユニットの組み立ては、次の手順で行われる。すなわち、まず、基板7を間仕切6の巾木10にビス12で固定してから、アジャスタボルト21を介して連結部材23が取付けられたベース3を基板7に載置し、次いで、連結部材23の外端部をスペーサ板22に固定することと、補助フレーム26を連結部材23と一緒にスペーサ板22に固定することとを行う。それから、キャビネット本体2をベース3に重ねて、図示しないビスでキャビネット本体2をベース3に固定する。
図7では、請求項5を具体化した第2実施形態を示している。この実施形態では、ベース3は第1実施形態と同じ部材を備えているが、第1実施形態に加えて、前後に長い左右の支持フレーム36を有しており、支持フレーム36の下面に、緩衝体37が板ばね38を介して前後回動可能に連結されている。
図8(B)〜(D)に示す第4実施形態では、緩衝体37は、平面視四角形のフランジ板47と、その上面に固定された平面視円形の弾性体39とで構成されている(弾性体39は、平面視四角形などであってもよい。)。
図9(A)に示す第5実施形態では、図8(A)と同様の支持フレーム36を備えており、その下面に、ブラケット(スペーサ)56を介して固定式の弾性体57が取付けられている。この弾性体57は中空筒状に形成されており、潰れ変形させた状態で床面Fに当てている。
2 キャビネット本体
3 ベース
6 壁体の一例としての間仕切
7 転倒防止装置を構成する基板
8 減震装置を構成する転倒防止装置
9 起立片
10 間仕切を構成する巾木
11 間仕切を構成するパネル
13 天井部
13a 天レール
14,15,16 ベースを構成するフレーム
19 インナーフレーム
21 接地体の例であるアジャスタボルト
22 スペーサ板
23 連結部材
26 転倒防止装置を構成する補助フレーム
27 緩衝装置の主要要素であるアブソーバ
28 インナーブラケット
33 逃がし穴
34 緩衝装置を構成するサポート板
37 緩衝体
38 板ばね
39,57 緩衝体を構成する弾性体
Claims (8)
- 床に載置される什器であって、
間仕切その他の壁体又は床に連結して地震に際して揺れを抑制する転倒防止装置と、地震に際しての揺れによって前記壁体に衝突するときの衝撃を緩和する緩衝装置とを備えている、
床置き式什器。 - 地震に際しての揺れを抑制する転倒防止装置を備えた床置き式什器に使用するものであり、地震に際しての揺れによる衝撃を緩和するために前記什器に配置される、
床置き式什器用の緩衝装置。 - 床に設置される什器に使用するものであり、
前記什器の下部のうち床で支持される接地体でない部位に配置されて地震に際しての衝撃を緩和する、
床置き式什器用の緩衝装置。 - 床に設置される左右横長の什器に使用するものであり、
前記什器の下部のうち床に載る接地体でない部位でかつ後部又は前部若しくは前後両部に配置されて地震に際しての衝撃を緩和する、
床置き式什器用の緩衝装置。 - 床に設置される什器に使用するものであり、
前記什器のうち床で支持される接地体でない部位に配置されて地震による揺れによる衝撃を緩和するものであり、地震によって緩衝機能を発揮するトリガー機能を備えている、
床置き式什器用の緩衝装置。 - 床に設置される左右横長の什器に使用するものであって、転倒防止装置と緩衝装置とから成っており、
前記転倒防止装置は、前記什器が直接に又はベースを介して上面に固定される基板を備えており、前記基板の後端縁に、間仕切その他の壁体に固定される起立片を設けており、地震に際して前記什器の前傾動が前記基板によって抑制される一方、
前記緩衝装置は、前記什器又はベース若しくは基板に設けており、地震に際しての揺れによって前記什器が前記壁体に衝突するときの衝撃が前記緩衝装置で緩和されるようになっている、
床置き式什器用の減震装置。 - 前記緩衝装置は、シリンダ内にばね手段を介してロッドが配置されているアブソーバであり、前記アブソーバを前記基板の後部に取付けている、
請求項6に記載した床置き式什器用の減震装置。 - 前記基板に、前記緩衝手段に作用した下向きの荷重を床に伝える逃がし穴が空いており、前記逃がし穴の内部に、前記緩衝手段に作用した下向き荷重を支えるサポート板を配置している、
請求項6又は7に記載した床置き式什器用の減震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018122640A JP7182381B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 床置き式什器及びその緩衝装置 |
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JP2018122640A JP7182381B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 床置き式什器及びその緩衝装置 |
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JP7182381B2 JP7182381B2 (ja) | 2022-12-02 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11247934A (ja) * | 1998-03-02 | 1999-09-14 | Okamura Corp | 収納什器等の免震装置 |
JP2002266937A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Taisei Corp | 免振装置 |
JP2009301575A (ja) * | 2006-02-09 | 2009-12-24 | Osaka Prefecture | 転倒防止装置およびこれを備えた自動販売機 |
JP2018000404A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | Kyb株式会社 | 転倒防止装置及びそれを備えた物品 |
-
2018
- 2018-06-28 JP JP2018122640A patent/JP7182381B2/ja active Active
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JPH11247934A (ja) * | 1998-03-02 | 1999-09-14 | Okamura Corp | 収納什器等の免震装置 |
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JP2009301575A (ja) * | 2006-02-09 | 2009-12-24 | Osaka Prefecture | 転倒防止装置およびこれを備えた自動販売機 |
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