JP2019537660A - 酸化防止剤としてのリグニンを含む空気入りタイヤ部品用のゴム配合物 - Google Patents

酸化防止剤としてのリグニンを含む空気入りタイヤ部品用のゴム配合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2019537660A
JP2019537660A JP2019546079A JP2019546079A JP2019537660A JP 2019537660 A JP2019537660 A JP 2019537660A JP 2019546079 A JP2019546079 A JP 2019546079A JP 2019546079 A JP2019546079 A JP 2019546079A JP 2019537660 A JP2019537660 A JP 2019537660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lignin
rubber compound
pneumatic tire
group
antioxidant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019546079A
Other languages
English (en)
Inventor
ディ ロンザ ラファエレ
ディ ロンザ ラファエレ
アーリシチオ クラウディア
アーリシチオ クラウディア
カリアーノ ルドヴィカ
カリアーノ ルドヴィカ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Publication of JP2019537660A publication Critical patent/JP2019537660A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L7/00Compositions of natural rubber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/04Carbon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/06Sulfur
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/45Heterocyclic compounds having sulfur in the ring
    • C08K5/46Heterocyclic compounds having sulfur in the ring with oxygen or nitrogen in the ring
    • C08K5/47Thiazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L9/00Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L97/00Compositions of lignin-containing materials
    • C08L97/005Lignin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2201/00Properties
    • C08L2201/08Stabilised against heat, light or radiation or oxydation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

架橋性不飽和鎖ポリマーベース、充填剤、加硫系および1つ以上の酸化防止剤を含む、空気入りタイヤ部品の製造用ゴム配合物。酸化防止剤は、−OR基を有する官能化リグニンを含み、式中、Rは、6〜16の合計炭素原子数を有するテルペン基である。−OR基は、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基の10〜60%の官能化から生じる。

Description

本発明は、空気入りタイヤ部品用のゴム配合物用の酸化防止剤としての官能化リグニンの使用に関する。
知られているように、空気入りタイヤの種々の部品を製造するために製造されるゴム配合物は、ポリマーベースと酸素および/またはオゾンとの反応によるゴムの劣化を避けるために酸化防止剤の使用を提供する。
酸化防止剤は、酸化プロセスを抑制または減速するために(それ自体が酸化されるようになる)、ポリマーなどの酸化を受けやすい化合物に添加される材料である。言い換えれば、酸化防止剤は、大気中の物質と反応することができ、したがって、それらがポリマーベースと反応することを回避することができる材料である。
酸化防止剤の化合物濃度は、大気への暴露レベルおよびその化合物が関係する空気入りタイヤの特定の部分に影響を与える温度および機械的応力の条件に依存する。
最も一般的に使用される酸化防止剤は、例えば、N−1,3−ジメチルブチル−N’−フェニル−パラフェニレンジアミン(6PPD)、N、N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン(DPPD)などのパラフェニレンジアミン(PPD)族、または2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(BHT)などの他のフェノール誘導体、または例えば、ポリ(1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン)(TMQ)などのキノリン族に属する。
ゴム配合物中の酸化防止剤としてのリグニンの使用は長い間知られてきた。
リグニンは、木材および植物の木質化した要素を構成する細胞と繊維を結合する有機物質である。セルロースに次いで、それは地球上で最も豊富な再生可能な炭素源である。化学分子としてリグニンの正確な構造を定めることは不可能だが、しかしながら、以下の3つのフェニルプロパン単位に基づくポリマー構造としてリグニンを同定することは可能である:−p−クマリルアルコール;−コニフェリルアルコール(4−ヒドロキシ−3−メトキシシンナミルアルコール);−シナピルアルコール(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシシンナミルアルコール)。リグニンの基本成分の化学構造から容易に推論できるように、後者は特にヒドロキシル基(主としてフェノール、アルコールまたはカルボキシルタイプの)に富んでおり、これは、リグニンそれ自体をエステル化および/またはエーテル化反応により官能化するのに特に適している。
クラフト法およびスルホン化法を含むいくつかのリグニン抽出法がある。
クラフトリグニンは、木材からセルロースを化学的に抽出するために使用されるクラフト法の副産物である。それは沈殿によって得られ、クラフト法からのクエンチされた液のpHを低下させる。フェノール性ヒドロキシル、アルコール性ヒドロキシル、およびカルボン酸ヒドロキシルは、クラフトリグニン中の主要な同定可能な官能基であり、一方、チオール基はより少ない程度で存在する。
対照的に、スルホン化法は、高濃度のスルホン酸基の存在を特徴とするリグニンを得ることに寄与する。
当業者がすぐに理解するように、石油由来の公知の酸化防止剤に代えてリグニンを使用することは、持続可能性の点で重要な利点を表す。事実、リグニンは製紙産業廃棄物から得られる天然物である。この点で、リグニンの処分は、製紙チェーン内の限定的なステップであることも明記されるべきである。
本発明の発明者らは、リグニンの酸化防止能力を改善しそしてよりよく利用するための解決策を開発した。
本発明の目的は、少なくとも1つの架橋性不飽和鎖ポリマーベース、充填剤、加硫系および1つ以上の酸化防止剤を含む、空気入りタイヤの部品の製造用ゴム配合物であり;
前記配合物は、前記酸化防止剤が−OR基を有する官能化リグニンを含み、式中、Rは、6〜16の炭素原子数を有するテルペン基であり;前記−OR基は、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基の10〜60%、好ましくは20〜50%の官能化から生じることを特徴とする。
上記から分かるように、−OR基は、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基と対応するテルペン誘導体のハロゲン化物との間のエーテル化反応によって作られる。
本明細書において、加硫系とは、少なくとも硫黄および促進剤化合物を含む成分の複合体を意味し、配合物の調製において最終混合ステップで添加され、配合物が加硫温度にかけられたとき、ポリマーベースの加硫を促進する目的を有する。
本明細書において、用語「架橋性不飽和鎖ポリマーベース」は、硫黄ベースの系を用いた架橋(加硫)後にエラストマーによって典型的に想定される全ての化学物理的および機械的特性を想定することができる任意の天然または合成非架橋ポリマーを指す。
テルペン基と結合しているリグニンのフェノール性ヒドロキシル基が、全ヒドロキシル基の50%を超えるときはいつでも、本発明が求められている利点をもはや有しない程度にまでリグニンの酸化防止特性が低下することが証明されている。酸化防止特性の低下は、酸素がポリマーベースを酸化することを妨げる、酸素と反応するのに利用可能なヒドロキシル基の数が減少するという事実のためである。
好ましくは、前記テルペン基は、ゲラニル基(−CHCHC(CH)CHCHCHC(CH)である。
好ましくは、前記配合物は、1〜10phrの前記官能化リグニンを含む。
好ましくは、前記官能化リグニンは、クラフトリグニンに由来する。
本発明のさらなる目的は、本発明による配合物を用いて製造された空気入りタイヤ部分である。
本発明のなおさらなる目的は、本発明による配合物を用いて製造された部分を含む空気入りタイヤである。
本発明のなおさらなる目的は、空気入りタイヤの部品の製造用のゴム配合物における酸化防止剤としての官能化リグニンの使用であり;前記官能化リグニンは、−OR基を含み、式中、Rは、6〜16の炭素原子数を有するテルペン基であり;前記−OR基は、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基の10〜60%、好ましくは20〜50%の官能化から生じる。
本発明をよりよく理解するために、以下の実施例は、例示的かつ非限定的な目的のために与えられる。
以下の4つの配合物を調製した:
1つ目(配合物A)は、第1の比較例を表し、その配合物で使用した酸化防止剤は、一般に使用されており、石油由来のタイプ(BHT)である;
2つ目(配合物B)は、第2の比較例を表し、酸化防止剤を使用していない;
3つ目(配合物C)は、第3の比較例を表し、使用した酸化防止剤は、非官能化リグニンである;
4つ目(配合物D)は、本発明の実施例を表し、使用した酸化防止剤は、テルペン基を有する官能化リグニンである。
例の配合物を、以下に報告する手順に従って調製した。
本明細書において、「非生産混合ステップ」は、架橋性不飽和鎖ポリマーベースに、加硫系以外の配合物の成分を添加し混合する混合ステップを意味し;「生産混合ステップ」は、調製中の配合物に加硫系を添加し混合する混合ステップを意味する。
−配合物の調製−
(第1の非生産混合ステップ)
混合開始前に、230〜270リットルの内容積を有する密閉式チャンバーミキサーにポリマーベースと酸化防止剤を充填し、66〜72%の充填率とした。
ミキサーを40〜60rpmの速度で運転し、このように形成した混合物を145〜165℃の温度に達したところで排出した。
(第2の非生産混合ステップ)
前のステップからの混合物に、カーボンブラックとステアリン酸を添加した。そのように調製した混合物を40〜60rpmの速度で運転しているミキサー中で再加工し、次に130〜150℃の温度に達したところで除去した。
(生産混合ステップ)
前のステップからの混合物に、硫黄と促進剤と酸化亜鉛とからなる加硫系を添加して、63〜67%の充填率とした。
ミキサーを20〜40rpmの速度で運転し、このように形成した混合物を80〜110℃の温度に達したところで排出した。
表Iは、配合物A〜Dの組成をphrで示す。
Figure 2019537660
NRは、天然由来の1,4−シスポリイソプレンゴムである。
BRは、少なくとも40%の1,4−シス含有量を有するブタジエンゴムである。
カーボンブラックは、ASTM命名法に従ってN550として分類される。
BHTは、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノールの頭字語で、石油由来の一般的に使用される酸化防止剤の1つである。
CBSは、シクロヘキシル−ベンゾチアジル−スルフェンアミド加硫促進剤である。
使用した非官能化リグニンは、Alkali Ligninの商品名でSigma Aldrichによって市販されている。
以下は、本発明の官能化リグニンの例示的かつ非限定的な例示的実施形態である。
リグニン試料を、塩基性水溶液中に可溶化する。その溶液を50℃に加熱し、必要な官能化レベルを得るために必要量のゲラニルブロミドと約4時間反応させる。
冷却後、その溶液を酸性化により沈殿させ、その固体残渣を洗浄し、遠心分離してから回収した。
表Iに示した各配合物を、それらの機械的特性を評価するために試験した。
その機械的特性は、ASTM D412C規格に従って測定した。
特に、M300モジュラスに関する特性、TB(引張強さ);M300%モジュラス;EB(破断伸び)を測定した。
機械的特性は、それらがエージング処理を受ける前後の両方でサンプルを用いて測定した。エージング処理では、規格ISO 188に従って、同じサンプルを100℃のオーブンに保存する。
表IIは上記の試験から得られた機械的特性の結果を示す。
本発明の配合物に関する利点のより直接的な証拠のため、試験から得られた値を、それらがエージング処理される前のそれぞれの配合物から得られた結果に対して指数化して表IIに示す。
Figure 2019537660
表IIに示した値から分かるように、本発明による官能化リグニン配合物(配合物D)の使用は、従来技術の酸化防止剤(配合物A)と非官能化リグニン(配合物C)の両方と比べて、経時の配合物の機械的特性のより良い維持を保証することができる。実際、本発明の配合物は、エージング後に、非エージング配合物のM300値よりも高いM300値を有するにもかかわらず、対照配合物Aの場合に観察されたものより低い百分率増加を示す。

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの架橋性不飽和鎖ポリマーベース、充填剤、加硫系および1つ以上の酸化防止剤を含む、空気入りタイヤ部品の製造用ゴム配合物であり;
    前記配合物は、前記酸化防止剤が−OR基を有する官能化リグニンを含み、式中、Rは、6〜16の合計炭素原子数を有するテルペン基であり;前記−OR基は、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基の10〜60%の官能化から生じることを特徴とする、空気入りタイヤ部品の製造用ゴム配合物。
  2. 前記−OR基が、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基の20〜50%の官能化から生じる、請求項1に記載のゴム配合物。
  3. 前記テルペン基が、−(CHCHC(CH)CHCHCHC(CH)である、請求項1または2に記載のゴム配合物。
  4. 1〜10phrの前記官能化リグニンを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴム配合物。
  5. 前記官能化リグニンが、クラフトリグニンに由来する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のゴム配合物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のゴム配合物を用いて製造された、空気入りタイヤの部分。
  7. 請求項6に記載の部分を含む、空気入りタイヤ。
  8. 空気入りタイヤ部品の製造用ゴム配合物における酸化防止剤としての官能化リグニンの使用であって;前記官能化リグニンは、−OR基を含み、式中、Rは、6〜16の炭素原子数を有するテルペン基であり;前記−OR基は、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基の10〜60%の官能化から生じる、使用。
  9. 前記−OR基が、リグニンのフェノール性ヒドロキシル基の20〜50%の官能化から生じる、請求項8に記載の使用。
JP2019546079A 2016-11-29 2017-11-24 酸化防止剤としてのリグニンを含む空気入りタイヤ部品用のゴム配合物 Pending JP2019537660A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT102016000120840A IT201600120840A1 (it) 2016-11-29 2016-11-29 Mescole in gomma per parti di pneumatico comprendenti lignina come agente antiossidante
IT102016000120840 2016-11-29
PCT/EP2017/080365 WO2018099820A1 (en) 2016-11-29 2017-11-24 Rubber compounds for pneumatic tyre parts comprising lignin as an antioxidant agent

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019537660A true JP2019537660A (ja) 2019-12-26

Family

ID=58347825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019546079A Pending JP2019537660A (ja) 2016-11-29 2017-11-24 酸化防止剤としてのリグニンを含む空気入りタイヤ部品用のゴム配合物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11046837B2 (ja)
EP (1) EP3548554B1 (ja)
JP (1) JP2019537660A (ja)
IT (1) IT201600120840A1 (ja)
WO (1) WO2018099820A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113801380A (zh) * 2020-06-17 2021-12-17 韩国轮胎与科技株式会社 包含木质素化合物的环保轮胎用橡胶组合物
JP7282249B1 (ja) * 2022-12-28 2023-05-26 Toyo Tire株式会社 ゴム組成物および空気入りタイヤ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT202000016285A1 (it) * 2020-07-06 2022-01-06 Bridgestone Europe Nv Sa Mescola in gomma ad elevata rigidezza per porzioni di pneumatico
CN113980355B (zh) * 2021-11-24 2023-04-18 中胶永生东南亚乳胶制品股份有限公司 一种多功能橡胶助剂及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0598082A (ja) * 1990-05-29 1993-04-20 Repap Technol Inc 高純度リグニン誘導体を含むゴム組成物
JP2009179299A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スチールコード接着用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2010059327A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2011522085A (ja) * 2008-05-30 2011-07-28 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン タイヤ部品中のリグニン
JP2015174894A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 住友ベークライト株式会社 熱硬化性樹脂組成物およびその製造方法
JP2016060750A (ja) * 2014-09-12 2016-04-25 日本製紙株式会社 ゴム補強用のリグニン誘導体、リグニン樹脂組成物およびゴム組成物

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160122515A1 (en) * 2014-10-31 2016-05-05 Api Intellectual Property Holdings, Llc Automotive tires containing hydrophobic nanocellulose

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0598082A (ja) * 1990-05-29 1993-04-20 Repap Technol Inc 高純度リグニン誘導体を含むゴム組成物
JP2009179299A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スチールコード接着用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2011522085A (ja) * 2008-05-30 2011-07-28 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン タイヤ部品中のリグニン
JP2010059327A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2015174894A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 住友ベークライト株式会社 熱硬化性樹脂組成物およびその製造方法
JP2016060750A (ja) * 2014-09-12 2016-04-25 日本製紙株式会社 ゴム補強用のリグニン誘導体、リグニン樹脂組成物およびゴム組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113801380A (zh) * 2020-06-17 2021-12-17 韩国轮胎与科技株式会社 包含木质素化合物的环保轮胎用橡胶组合物
KR20210155905A (ko) * 2020-06-17 2021-12-24 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 리그닌 화합물을 포함하는 친환경 타이어용 고무 조성물
JP2021195534A (ja) * 2020-06-17 2021-12-27 ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッド リグニン化合物を含む環境に優しいタイヤ用ゴム組成物
KR102362621B1 (ko) * 2020-06-17 2022-02-14 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 리그닌 화합물을 포함하는 친환경 타이어용 고무 조성물
JP7171806B2 (ja) 2020-06-17 2022-11-15 ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッド リグニン化合物を含む環境に優しいタイヤ用ゴム組成物
JP7282249B1 (ja) * 2022-12-28 2023-05-26 Toyo Tire株式会社 ゴム組成物および空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3548554A1 (en) 2019-10-09
WO2018099820A1 (en) 2018-06-07
EP3548554B1 (en) 2020-04-08
US11046837B2 (en) 2021-06-29
US20190345315A1 (en) 2019-11-14
IT201600120840A1 (it) 2018-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019537660A (ja) 酸化防止剤としてのリグニンを含む空気入りタイヤ部品用のゴム配合物
US9982114B2 (en) Rubber composition, rubber composition for tires, and pneumatic tire
EP3255082B1 (en) Method for producing master batch, master batch obtained by said production method, rubber composition for tire, and pneumatic tire
EP3548303B1 (en) High rigidity compound for pneumatic tyres comprising functionalized lignin
DE112008002617T5 (de) Kautschukzusammensetzung für eine Seitenwand und Reifen mit einer Seitenwand unter verwenden derselben sowie Kautschukzusammensetzung für einen Abriebsstreifen und Reifen mit einem Abriebsstreifen unter verwenden derselben
JP2017502137A (ja) タイヤ製造用ゴム配合物
US20200392309A1 (en) Tire rubber composition
JP2015209536A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
CN1919904A (zh) 丁二烯类聚合物的抗氧剂的制备方法与用途
JP6716043B2 (ja) 分散剤としてのリグニンを含む空気入りタイヤ部品用のゴム配合物
CN115867607B (zh) 充气轮胎部件用的高刚性橡胶配混料
CN107148443B (zh) 用于高分子产品的防老剂
ITUB20159548A1 (it) Agenti anti-invecchiamento per prodotti polimerici
WO2015063703A1 (en) New class of rubber product anti -aging agents
CN112048108A (zh) 一种新型粘合体系的低气味带束层橡胶组合物
Fomin et al. Oligomeric derivatives of resorcinols in the composition of tyre rubbers

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201215