JP2019536767A5

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Info

Publication number: JP2019536767A5
Application number: JP2019523821A
Authority: JP
Filing date: 2017-11-01
Publication date: 2020-12-03

Claims

エピカテキンと少なくとも１つの抗癌化合物の組合せ。
前記エピカテキンが、（＋）−エピカテキン、（−）−エピカテキン、及び（＋）−エピカテキンと（−）−エピカテキンの混合物からなる群から選択される、請求項１に記載の組合せ。
（＋）−エピカテキン：（−）−エピカテキンの比率が０．１：９９．９〜９９．９：０．１の範囲内である、請求項１に記載の組合せ。
エピカテキン：抗癌化合物の比率が、０．１：９９．９〜９９．９：０．１の範囲内である、請求項１に記載の組合せ。
前記抗癌化合物が、シクロホスファミド、ニトソウレア、アルコールスルホネート、アルキル化抗腫瘍化合物；シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、白金配位化合物；メトトレキサート、６−メルカプトプリン、５−フルオロウラシル（５−ＦＵ）、ゲムシタビン、代謝拮抗薬；ドキソルビシン、抗腫瘍抗薬；ドセタキセル、パクリタキセル、トポテカン、エトポシド、イリノテカン、ビンブラスチン、微小管阻害薬；イマチニブ、ラパチニブ、スニチニブ、ソラフェニブ、テムシロリムス、生物学的化合物；イバンドロン酸、ゾレドロン酸、ビスホスホネート；免疫療法化合物；標的抗癌療法化合物；選択的又は非選択的なＰＩ３キナーゼ阻害薬、ｍＴＯＲ阻害薬、ＭＥＫ阻害薬、Ａｋｔ阻害薬、ＥＧＦ受容体を標的とするイマチニブ、エルロチニブ、ゲフィチニブ、チロシンキナーゼ阻害薬；ＦＧＦ、ＶＥＧＦ、ＰＤＧＦに対するスニチニブ阻害薬；ＡＬＫ阻害薬、ＡＢＬ阻害薬、ＳＣＲ阻害薬、ＦＬＴ３阻害薬、ＫＩＴ阻害薬、ＭＥＴ阻害薬、ＢＲＡＦ阻害薬、Ｉｌβ阻害薬、ＪＡＫ１／２阻害薬、ＪＡＫ３阻害薬、プロテオソーム阻害薬ボルテゾミブ、他の成長因子阻害薬、ＲＡＳ／ＲＡＦ／ＭＡＰＫ経路の阻害薬、他のシグナル伝達阻害薬、多標的キナーゼ阻害薬、トポイソメラーゼ阻害薬、解糖系阻害薬、カテプシンＢ阻害薬、及びヒストン脱アセチル化酵素阻害薬からなる群から選択される、請求項１に記載の組合せ。
前記抗癌化合物が、シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、白金含有抗癌剤、ＰＩ３キナーゼ／ｍＴＯＲ阻害薬、及び化学療法化合物からなる群から選択される、請求項１に記載の組合せ。
ＰＩ３キナーゼ／ｍＴＯＲを有する抗癌化合物が、以下の化合物からなる群から選択される、請求項１及び５に記載の組合せ：
ｉ．４−（４−（２−アミノチアゾール−５−イル）−６−モルホリノ−１，３，５−トリアジン−２−イルオキシ）−Ｎ，Ｎ−ジメチルベンズアミド；
ｉｉ．４−（４−（６−アミノピリジン−３−イル）−６−モルホリノ−１，３，５−トリアジン−２−イルオキシ）−Ｎ，Ｎ−ジメチルベンズアミド；
ｉｉｉ．（Ｓ）−４−（（４−（２−アミノチアゾール−５−イル）−６−（３−メチルモルホリノ）−１，３，５−トリアジン−２−イル）オキシ）−３−フルオロ−Ｎ，Ｎ−ジメチルベンズアミド；及び
ｉｖ．（Ｓ）−４−（（４−(６−アミノピリジン−３−イル）−６−（３−メチルモルホリノ）−１，３，５−トリアジン−２−イル）オキシ）−３−フルオロ−Ｎ，Ｎ−ジメチルベンズアミド。
ＰＩ３キナーゼ／ｍＴＯＲを有する抗癌化合物が、以下の化合物からなる群から選択される、請求項１及び５に記載の組合せ：
請求項１に記載の組合せと薬学的許容される賦形剤を含む医薬組成物。
癌を治療するための、請求項９に記載の医薬組成物。
抗癌組合せに対する患者の耐性の発症リスクを減少させるための、請求項９に記載の医薬組成物。
肥満に関連する効果を減少させるための、請求項９に記載の医薬組成物。
癌細胞に対する免疫応答を誘導するための、請求項９に記載の医薬組成物。
ワールブルク効果を減少させるための、請求項９に記載の医薬組成物。