JP2019535654A - Uvダメージからの髪の保護のための第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーの使用 - Google Patents

Uvダメージからの髪の保護のための第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーの使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、UVダメージからの髪の保護のための、第四級アンモニウム基を有する非常に特殊な分類のカチオンポリマーの使用に関する。【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
[技術分野]
本発明は、髪のUV保護に関する。
[発明の背景]
紫外線は、肌に対してだけでなく髪に対しても有害作用を有することが知られている。紫外光は、ケラチンおよびキューティクル成分の構造のダメージにつながる。これは、特に、さえない、元気がないように見える髪をもたらす。
そのようなUVダメージは、従来より、有害な紫外線照射を吸収するUVフィルターの使用によって低下する。
しかしながら、UVフィルターは、非常に高価であり、それらの使用は、美容調製物におけるそれらの溶解度、適合性によってそれぞれ制限されることが多い。そのため、調合物による制限を伴うことなく、競争的なより低価格のレベルで効果的なUV保護を有することが望ましい。
カチオンポリマーは、美容品の分野においてこの数年間、既に知られており、使用されてきた。特に、ポリクオタニウム化合物は、フィルム形成剤として、コンディショニング剤として、および静電防止剤として使用される。
[発明の概要]
本発明者らは、驚いたことに、第四級アンモニウム基を有する非常に特殊な分類のカチオンポリマーが、UVダメージからの髪の保護のために使用することができることを見つけた。
これらのホモポリマーおよびコポリマーによる髪の処置は、UV暴露後に、特に、髪のより高い変性温度および程度はより低いが、より高い変性エンタルピーをDSCによって測定することができ、よりよい髪の保全性を反映するという事実につながる。これらのホモポリマーおよびコポリマーは、特にUVB照射(280〜315nm)から髪を保護することが分かった。
第四級アンモニウム基を有するこの特殊な分類のカチオンポリマーが、紫外線を吸収し得る適切な発色団をその化学構造中に有していないので、UV保護のこの効果は、特に驚くべきことである。
本発明のさらなる態様は、さらなる独立項の主題である。特に好ましい実施形態は、従属項の主題である。
[発明の詳細な説明]
第1の態様では、本発明は、UVダメージからの髪の保護のための、
Figure 2019535654

のホモポリマー
または
Figure 2019535654

のコポリマー
である第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーの使用であって、
およびRは、互いに独立して、直鎖または分岐C1〜10アルキル基、特に直鎖または分岐C1〜3アルキル基を表し、
およびRは、互いに独立して、Hまたはメチル基を表す、使用に関する。
用語「ポリマーA」は、本明細書において、
Figure 2019535654

のホモポリマーを示す。
用語「ポリマーB」は、本明細書において、
Figure 2019535654

のコポリマーを示す。
用語「互いに独立して」は、本明細書において、置換基、成分、または基に関して、全く同様に示される置換基、成分、または基が、同じ分子において異なる目的で同時に存在することができることを意味する。
「Cx〜yアルキル」基は、x〜y個の炭素原子を含むアルキル基である、すなわち、たとえば、C1〜3アルキル基は、1〜3個の炭素原子を含むアルキル基である。アルキル基は、直鎖または分岐とすることができる。たとえば、−CH(CH)−CH−CHは、Cアルキル基と見なされる。
記号または基について同一の標識が、いくつかの式に存在する場合、本明細書において1つの特定の式に関して記された前記基または記号の定義は、前記同じ標識を含む他の式にも適用される。
表現「調製のプロセス」は、「調製の方法」の同意語であり、互いに交換可能に使用することができる。
紫外線光(=紫外光)は、280〜400nmの間の波長の電磁放射として本明細書において理解される。
「リーブオントリートメント」は、時に「リーブイントリートメント」とも呼ばれるが、美容製品を髪に適用し、その後、髪から洗い流したり、洗い落としたりしないあらゆるヘアトリートメントについて当業者によって使用され、知られている用語である。
およびRが同一の残基を表すことが好ましい、特に、RおよびRがそれぞれメチル基を表すことが好ましい。
およびRがそれぞれHを表すことがさらに好ましい。
ホモポリマーまたはコポリマーは、重合によってそれぞれの単量体から得られる。さらに重合することができる単量体は、重合において存在しない。単量体の重合のプロセスおよび特に重合条件は、当業者に知られている。特に、単量体の重合は、過酸化物またはアゾ化合物などのようなフリーラジカル重合開始剤によって開始される。
過酸化物の例は、過酸化水素またはペルオキソ二硫酸(peroxide disulfuric acid)のモノもしくはジアルカリ金属もしくはアンモニウム塩、たとえばそのモノおよびジナトリウム、カリウム、もしくはアンモニウム塩などのようなペルオキソ二硫酸塩またはアルキルヒドロペルオキシド、たとえばtert−ブチル、p−メンチル、もしくはクミルヒドロペルオキシド、tert−ブチルペルピバレート(perpivalate)、およびジ−tert−ブチルもしくはジ−クミル過酸化物、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t)ブチル−ペルオキシ(ヘキサン)、またはジベンゾイル過酸化物などのようなジアルキルまたはジアリール過酸化物などのような有機過酸化物である。
適したアゾ化合物の例は、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、および2,2’−アゾビス(アミジノプロピル)二塩化水素化物、1,1’−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボニトリル)、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩、4,4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)、または2−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリルである。
特に、重合は、乳化重合である。
コポリマーの場合には、さらに、様々なR、R、R、および/またはRの単量体を使用することができる。たとえば、
Figure 2019535654

のコポリマー
または
Figure 2019535654

のコポリマーは、ともに、
Figure 2019535654

のコポリマーであると見なされる。
好ましい実施形態では、第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーは、ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−22、およびポリクオタニウム−39からなる群から選択される。
さらにより好ましい実施形態では、第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーは、ポリクオタニウム−6またはポリクオタニウム−22である。
ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−22、およびポリクオタニウム−39は、上記のINCI命名法の下で、それらのCAS番号[26062−79−3]、[26590−05−6]、[53694−17−0]、および[25136−75−8]の下でそれぞれ知られている物質であり、様々なサプライヤーから市販で入手可能である。
これらのカチオンポリマーは、髪のUV保護に非常に有益であることが分かっている。
そのため、好ましい実施形態では、第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーは、髪への局所適用に適した美容組成物、特にヘアケア製品、好ましくはヘアシャンプーまたはヘアコンディショナーまたはヘアスタイリング製品またはヘアトリートメント製品中に組み込まれる。
ヘアマスク、ヘアセラム、ヘアバーム、脱毛トリートメント、またはヘアローションは、トリートメント製品の例である。
そのような美容組成物中に組み込まれる場合、美容製品中の第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーの量は、美容組成物に関して0.1〜15重量%の間、特に0.3〜10重量%の間、好ましくは0.5〜7重量%の間であることが好ましい。
上記に記載されるカチオンポリマーに加えて、美容組成物は、さらなる構成要素を有することができる。
特に、美容組成物は、美容的に適したキャリヤを含む。
1つ以上の界面活性剤が、美容組成物に追加されてもよい。界面活性剤が存在する場合、それらは、好ましくは、組成物の総重量に基づいて0.1〜15重量パーセントの濃度で存在する。美容組成物において使用されてもよい界面活性剤は、たとえばアニオン、カチオン、非イオン性、または両性界面活性剤を含む。たとえば、適した界面活性剤は、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、コカミドプロピルベタイン、ココアンホジ酢酸二ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ココグルコシド、デシルグルコシド、ココベタイン、水添パーム油脂肪酸PEG−200グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル、ジオレイン酸PEG−120メチルグルコース、ジステアリン酸PEG−150、ラウリン酸PEG−80ソルビタン、コカミドMEA、スクロースココエートイソステアルアミドMIPA、PPG−28ブテス−35、PEG−75ラノリン、ペルフルオロポリメチルイソプロピルエーテル、オクトキシノール−9、PEG−25水添ヒマシ油、PEG−40水添ヒマシ油、ポリエチレンテレフタラート、トリオレイン酸ポリエチレングリコール25グリセリル、オレス−3リン酸、PPG−5セテス−10リン酸、PEG−20メチルグルコースエーテル、トリ酢酸グリセレス−7、安息香酸グリセレス−7、ポリソルベート(TWEEN)の脂肪酸エステル、もしくはn−オクチルピロリドンなどのようなn−アルキル置換ラクタム、またはその組み合わせを含む。
1つ以上の乳化剤は、美容組成物に追加されてもよい。乳化剤が存在する場合、それらは、好ましくは、組成物の総重量に基づいて0.1〜10.0重量パーセントの濃度で存在する。美容組成物において使用されてもよい乳化剤は、たとえばアニオン、カチオン、非イオン性、または両性乳化剤を含み、とりわけ有用なのはカチオン乳化剤である。たとえば、適した乳化剤は、ベヘントリモニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド、パルミタミドプロピルジメチルアミン、ベヘントリモニウムメトサルフェート、ココトリモニウムメト硫酸、ブラシシルイソロイシンエシレート、およびブラシカアルコール、セテアレス−20、セテアレス−30を含む。
1つ以上の乳化補助剤(co−emulsifier)は、美容組成物に追加されてもよい。乳化剤が存在する場合、それらは、好ましくは、組成物の総重量に基づいて0.1〜10.0重量パーセントの濃度で存在する。美容組成物中に使用されてもよい乳化補助剤は、たとえばセチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、セテアリルアルコールなどのような脂肪アルコール、パルミチン酸セチルなどのような脂肪酸エステルを含む。
1つ以上のシロキサン誘導体は、美容組成物中に存在してもよい。それらが使用される場合、それらは、好ましくは、組成物の総重量に基づいて0.001〜1.0重量パーセントの濃度で存在する。シロキサン誘導体は、たとえばジメチコン、フェニルトリメチコン、ジメチコノール、アモジメチコン、アルコキシル化ジメチコン、たとえばPEG−12ジメチコンまたはメトキシPEG/PPG−7/3アミノプロピルジメチコンを含む。
1つ以上の溶媒が、美容組成物に追加されてもよい。溶媒は、VOC(=揮発性有機化合物)であっても、VOCでなくてもよい。溶媒が美容組成物に追加される場合、それらは、好ましくは、組成物の総重量に基づいて55重量パーセント以下、より好ましくは100重量パーセント以下を含む。適した溶媒は、たとえば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、もしくはプロパノールまたはその組み合わせなどのようなC1〜C12直鎖状または分岐鎖アルコールを含む。
美容組成物は、典型的に、水を含む。
美容組成物中に使用されてもよい保存剤は、たとえばイソチアゾロン、ベンジルアルコール、クロルフェネシン、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、およびプロピルパラベンなどのようなパラベン、エチルヘキシルグリセリン、カプリリルグリコール、メチルジブロモグルタロニトリル、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、またはイミダゾリジニル尿素およびジアゾリジニル尿素を含む。保存剤は、好ましくは、美容組成物の総重量に基づいて約0.001〜2.0重量%の量で使用される。
1つ以上のシックナーが、美容組成物において望ましいものであってもよい。適したシックナーは、たとえばアクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20コポリマー、カルボマー、アクリレーツコポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、またはアクリレーツC10〜30アクリレートクロスポリマーなどのようなポリカルボン酸シックナー;ポリエトキシ化ウレタンシックナー、またはポリアミドシックナーを含む。他の適したシックナーは、多糖またはポリアミドなどのような天然のポリマーをベースとし、化学的に修飾することができる。そのようなシックナーは、たとえばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、キサンタンガム、ゼラチン、寒天、カラギナン、アルギネート、またはその混合物を含む。シックナーは、好ましくは、美容組成物の総重量に基づいて約0.001〜5.0重量%の量で使用される。
美容組成物はまた、国際公開第2012/072774号明細書において詳細に開示されるもの、特に、DSM、SwitzerlandによるTILAMAR(登録商標)Fix A140(CAS:[26715−43−5])およびTILAMAR(登録商標)Fix A1000(CAS:[1070166−98−1])として商品化されたものなどのような、アクリレートコポリマー、特にメタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸、およびアクリル酸エチルのコポリマーなどのような、有益な髪の特質を提供するさらなるポリマーを含んでいてもよい。
そのうえ、当業者らによってよく使用されるものなどのような他の添加剤が、美容組成物に追加されてもよい。組成物中に使用される他の添加剤は、所望される美容組成物のタイプに依存するであろう。他の添加剤は、たとえば芳香剤;ソルビトール、プロパンジオール、ブチレングリコール、グリセリン、加水分解シルクプロテイン、もしくは加水分解コムギプロテインなどのようなモイスチャライザー;パンテノールなどのような絡まり防止剤;米国特許第5,164,177号明細書において開示されるものなどのようなコンディショニング剤、乳化剤;帯電防止剤、抽出物、タンパク質、ビタミン、色素、毛髪染料、着色剤、またはその組み合わせを含む。
そのような添加剤のさらなる例は、酸化防止剤、脂肪性の物質/脂肪油、シックナー、軟化剤、乳化剤、消泡剤、増量剤、金属イオン遮閉剤、カチオン、非イオン性、もしくは両性ポリマーまたはその混合物、酸性化作用物質または塩基性化作用物質、色素、着色剤、顔料もしくはナノ顔料、TILAMAR(登録商標)OP 40(CAS:[9010−92−8])として商品化されたスチレン/アクリレーツコポリマーなどのようなパーライザー(pearlizer)もしくは乳白剤、有機もしくは無機粒子、粘度調整剤、ならびに植物性薬品、果実抽出物、糖誘導体、および/もしくはアミノ酸またはヘアケア組成物の中にたいてい調合される任意の他の成分などのような天然の髪栄養剤などのような、性能および/または消費者満足度を増強する成分である。補助剤および添加剤の必要な量は、所望の製品に基づいて、当業者によって容易に選ぶことができ、実施例において例証されるが、これに限定されない。他の添加剤は、典型的に、美容組成物の総重量に基づいて0.005〜10重量%;より好ましくは0.01〜5重量%で存在する。
美容組成物はまた、頭皮または髪に対して有益な特質を有する少なくとも1つの物質を含んでいてもよい。そのような物質は、特に、セリシン、商標ALPAFLOR(登録商標)Edelweiss Bの下で商品化されたセイヨウウスユキソウ(leontopodium alpinum)抽出物、商標PENTAVITIN(登録商標)の下で商品化された異性化糖(saccharide isomerate)、フィタントリオール、商標STIMU(登録商標)−TEX ASの下で商品化されたアルガニアスピノサ核油およびトコフェロールおよびブチロスパーマム・パーキー(butyrospermum parkii)バター抽出物およびオオムギ麦芽外殻ワックス、商標Ethyl Panthenolの下で商品化されたパンテノールエチルエーテル、商標Niacinamide PCの下で商品化されたナイアシンアミド、商標dl−alpha−Tocopherolの下で商品化されたトコフェロール、ならびに商標PHYTALURONATE(登録商標)PFの下で商品化されたローカストビーンガムである。
美容組成物において適していてもよいさらなる他の添加剤ならびにさらなる界面活性剤、溶媒、他の保存剤、およびシックナーは、CTFA in Washington D.C.によって出版されたInternational Cosmetic Ingredients Dictionary,5th Edition,1993において見つけられてもよい。
上記の美容組成物に少なくとも1つ以上のUVフィルターをさらに追加することは有利であってもよい。UVフィルターは、特に、市販で入手可能な、広く使用されるUVフィルター物質、オクトクリレン(PARSOL(登録商標)340)、4−メチルベンジリデンカンファー(PARSOL(登録商標)5000)、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル(PARSOL(登録商標)MCX)、エチルヘキシルトリアゾン(Uvinul(登録商標)T−150)、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン(Uvasorb(登録商標)HEB)、2,2’−メチレン−ビス−(6(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−フェノール(Tinosorb(登録商標)M)、ビス−エチルヘキシロキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(Tinosorb(登録商標)S)、2,2−(1,4−フェニレン)ビス−(1H−ベンズイミダゾール−4,6−ジスルホン酸(NeoHeliopan(登録商標)AP)、2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンゾイル)−安息香酸ヘキシルエステル(Uvinul(登録商標)A plus)、ポリシリコーン−15(PARSOL(登録商標)SLX)、2−フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸(PARSOL(登録商標)HS)、サリチル酸エチルヘキシル(PARSOL(登録商標)EHS)、サリチル酸ホモメンチル(PARSOL(登録商標)HMS)、ベンゾフェノン−3(Uvinul(登録商標)M 40)、ベンゾフェノン−4(Uvinul(登録商標)MS 40)、PEG−25 PABA、ブチルメトキシジベンゾイルメタン(PARSOL(登録商標)1789)、およびその混合物からなどのように、UV−A、UV−B、UV−C、および/または広帯域フィルターから好都合に選択される。
好ましいUVフィルターは、ポリシリコーン−15(PARSOL(登録商標)SLX)およびメトキシケイ皮酸エチルヘキシル(PARSOL(登録商標)MCX)である。
UV保護の効果は、少なくとも1つのUVフィルターを追加することによってさらに改善することができる。
そのような美容組成物は、より少量の高価なUVフィルターしか必要とされないという事実により、かなり低価格で同じレベルのUV保護を有する。
さらなる態様では、本発明は、UVダメージから髪を保護するための方法であって、
a)髪の表面に、上記にさらに詳細に記載される第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーを適用するステップ;
b)第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーがステップa)によって適用された髪を紫外線に暴露するステップ;
c)ステップb)によって紫外線に暴露されたが、第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーがステップa)によって適用されなかった髪と比較して、ステップb)によるUV暴露の後により低いレベルの髪のダメージを観察するステップを含む方法に関する。
UV暴露の後のより低い髪のダメージは、非保護髪と比較して、より高い変性温度およびより高い変性エンタルピーを有することで、DSC(示差走査熱量測定)法によって決定することができる。
既に、美容組成物中の第四級アンモニウム基を有する少量のカチオンポリマーが、髪の有意なUV保護につながることが観察された。既に、髪に適用された、美容組成物の重量に関して、第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーのわずか1.2重量%が、非UV保護髪と比較して、0.8%超の、時にさらに5.9%超の変性温度の増加につながることが分かった。
既に、美容組成物に関してわずか0.1〜15重量%の間、特に0.3〜10重量%の間、好ましくは0.5〜7重量%の間で、髪の有意なUV保護を実現することができる。
[実施例]
本発明は、以下の非限定的な実施例によってさらに例証され、パーセンテージはすべて、別段の定めがない限り総重量に基づいた重量によるものとする。
[リーブオンアルコールベースの油性保護ポンプスプレー]
実施例の第1のシリーズでは、表1による組成物を、それぞれ、一般的なクレンジングシャンプー(HC.E.100147.001)を使用して2回洗うことによってあらかじめ洗浄し、タオル乾燥させた3房の髪(826200、Eurohair−ブリーチ済み、幅1cm、髪の長さ10cm(Kerling International)カラー10/0、混合物476)の上にシリンジ(0.8ml)により適用した。2分間、組成物を髪の房にすりこみ、髪をとかした後、それぞれの房を、人工気候室(20℃、60%の相対湿度)において4時間、乾燥させ、150時間、500W/mでAtlas Suntesterを使用して紫外線照射に暴露した。
紫外光への暴露の後に、3サンプルのそれぞれの髪を、10℃/分の加熱速度で、80℃〜180℃の間でDSC(示差走査熱量測定)(Discovery DSC、DSC 1−0070 TA instruments)によって測定した(高容量パン中25mgの髪)。変性温度T(DSCピーク)をTAソフトウェアを使用して決定し、表1に列挙する。表1では、UVフィルターも第四級アンモニウム基を有するそれぞれのカチオンポリマーも有していない組成物と比べた(すなわちRef.1と比べた)Tの相対的な増加もまた、示される。
使用されるポリクオタニウム−6溶液はUV保護効果をもたらすかもしれない安定剤を含まないことを明示する。
Figure 2019535654
表1の結果は、ポリマーAを含む組成物(1、2、3)が、UVフィルターも第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーも有していないそれぞれの組成物(Ref.1)と比較して、変性温度の増加を表すことを示す。UVフィルターとポリマーAを組み合わせることは(2、3)、変性温度の著しい増加につながる。
[リーブオン水ベースの保護ポンプスプレー]
実施例の第2のシリーズでは、表2による組成物を、それぞれ、一般的なクレンジングシャンプー(HC.E.100147.001)を使用して2回洗うことによってあらかじめ洗浄し、タオル乾燥させた3房の髪(826200、Eurohair−ブリーチ済み、幅1cm、髪の長さ10cm(Kerling International)カラー10/0、混合物476)の上にシリンジ(0.8ml)により適用した。2分間、組成物をすりこみ、髪をとかした後、それぞれの房を、人工気候室(20℃、60%の相対湿度)において4時間、乾燥させ、150時間、500W/mでAtlas Suntesterを使用して紫外線照射に暴露した。
紫外光への暴露の後に、3サンプルのそれぞれの髪を、10℃/分の加熱速度で、80℃〜180℃の間でDSC(示差走査熱量測定)(Discovery DSC、DSC 1−0070 TA instruments)によって測定した(高容量パン中25mgの髪)。変性温度T(DSCピーク)および変性エンタルピー△HをTAソフトウェアを使用して決定し、表2に列挙する。表2では、第四級アンモニウム基を有するそれぞれのカチオンポリマーを有していない組成物と比べた(すなわちRef.2と比べた)T、△Hそれぞれの相対的な増加もまた、示される。
使用されるポリクオタニウム−22溶液はUV保護効果をもたらすかもしれない安定剤を含まないことを明示する。
Figure 2019535654
表2の結果は、ポリマーBを含む組成物(4、5)が、第四級アンモニウム基を有するそれぞれのカチオンポリマーを有していないそれぞれの組成物(Ref.2)と比較して、変性温度および変性エンタルピーの増加を表すことを示す。
[リーブオン水ベースの保護ポンプスプレー]
実施例の第3のシリーズでは、製品なし(Ref.3)または表3による組成物(6、7)を、それぞれ、一般的なクレンジングシャンプー(HC.E.100147.001)を使用して2回洗うことによってあらかじめ洗浄し、タオル乾燥させた3房の髪(826200、Eurohair−ブリーチ済み、幅1cm、髪の長さ10cm(Kerling International)カラー10/0、混合物476)の上にシリンジ(0.8ml)により適用した。2分間、組成物をすりこみ、髪をとかした後、それぞれの房を、人工気候室(20℃、60%の相対湿度)において4時間、乾燥させ、150時間、500W/mでAtlas Suntesterを使用して紫外線照射に暴露した。
紫外光への暴露の後に、3サンプルのそれぞれの髪を、10℃/分の加熱速度で、80℃〜180℃の間でDSC(示差走査熱量測定)(Discovery DSC、DSC 1−0070 TA instruments)によって測定した(高容量パン中25mgの髪)。変性温度T(DSCピーク)および変性エンタルピー△HをTAソフトウェアを使用して決定し、表3に列挙する。表3では、第四級アンモニウム基を有するそれぞれのカチオンポリマーを有する組成物により処理しなかった髪と比べた(すなわちRef.3と比べた)T、△Hそれぞれの相対的な増加もまた、示される。
使用されるポリクオタニウム−6溶液およびポリクオタニウム−22溶液はUV保護効果をもたらすかもしれない安定剤を含まないことを明示する。
Figure 2019535654
表3の結果は、ポリマーAまたはポリマーBを含む組成物(6、7)が、第四級アンモニウム基を有するそれぞれのポリマーを有する組成物(Ref.3)により処理されなかったUVダメージを受けた髪と比較して、著しく増加した変性温度および変性エンタルピー△Hを後味ことを示す。

Claims (10)

  1. UVダメージからの髪の保護のための、
    Figure 2019535654

    のホモポリマー
    または
    Figure 2019535654

    のコポリマー
    である第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーの使用であって、
    およびRは、互いに独立して、直鎖または分岐C1〜10アルキル基、特に直鎖または分岐C1〜3アルキル基を表し、
    およびRは、互いに独立して、Hまたはメチル基を表す、使用。
  2. およびRが、それぞれメチル基を表すことを特徴とする、請求項1に記載の使用。
  3. およびRが、それぞれHを表すことを特徴とする、請求項1または2に記載の使用。
  4. 第四級アンモニウム基を有する前記カチオンポリマーは、ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−22、およびポリクオタニウム−39からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用。
  5. 第四級アンモニウム基を有する前記カチオンポリマーは、ポリクオタニウム−6またはポリクオタニウム−22であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用。
  6. 第四級アンモニウム基を有する前記カチオンポリマーは、髪への局所適用に適した美容組成物、特にヘアケア製品、好ましくはヘアシャンプーまたはヘアコンディショナーまたはヘアスタイリング製品またはヘアトリートメント製品中に組み込まれることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の使用。
  7. 美容製品中の第四級アンモニウム基を有する前記カチオンポリマーの量は、美容組成物に関してわずか0.1〜15重量%の間、特に0.3〜10重量%の間、好ましくは0.5〜7重量%の間であることを特徴とする、請求項6に記載の使用。
  8. UVダメージから髪を保護するための方法であって、
    a)髪の表面に、第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーを適用するステップ;
    b)第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーがステップa)によって適用された前記髪を紫外線に暴露するステップ;
    c)ステップb)によって紫外線に暴露されたが、第四級アンモニウム基を有するカチオンポリマーがステップa)によって適用されなかった髪と比較して、ステップb)によるUV暴露の後により低いレベルの髪のダメージを観察するステップを含み、
    第四級アンモニウム基を有する前記カチオンポリマーは、
    Figure 2019535654

    のホモポリマー
    または
    Figure 2019535654

    のコポリマーであることを特徴とし、
    およびRは、互いに独立して、直鎖または分岐C1〜10アルキル基、特に直鎖または分岐C1〜3アルキル基を表し、
    およびRは、互いに独立して、Hまたはメチル基を表す、方法。
  9. およびRは、それぞれメチル基を表すことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. およびRは、それぞれHを表すことを特徴とする、請求項8または9に記載の方法。
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