JP2016138052A - シャンプー組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリクオタニウム−73配合による洗い流した後に感じられる毛髪の厚みを乏しくすることなく、その洗い流し過程での毛髪における指通りが良好であるシャンプー組成物の提供。【解決手段】(A)ポリクオタニウム−73、(B)ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−53、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド及びポリクオタニウム−47から選ばれた一種又は二種以上、並びに(C)アニオン界面活性剤が配合されたシャンプー組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪を洗浄するためのシャンプー組成物に関するものである。
毛髪を洗浄するために使用されるシャンプー組成物には、主たる洗浄成分であるアニオン界面活性剤が配合される他、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、防腐剤、キレート剤も共に配合されるのが一般的である。また、毛髪表面にイオン吸着して被膜を形成しやすいカチオン性高分子をシャンプー組成物に配合することも、一般的となっている。そして、特許文献1には、ポリクオタニウム−73などの様々な種類のカチオン性高分子が開示されている(第101段落参照)。
特表2012−516867号公報
シャンプー組成物にポリクオタニウム−73を配合する検討を行っていたところ、その配合によって、シャンプー組成物を洗い流した後の毛髪の厚み(毛髪表面に被膜が形成されている感触)がある程度感じられる。この感触は、毛髪が補修されている印象を与える観点から、望ましいものである。しかし、ポリクオタニウム−73を配合したシャンプー組成物を洗い流す過程では、洗い流し易さに求められる毛髪における指通りに改善が望まる場合があった。その改善のために、ポリクオタニウム−73と他のカチオン性高分子を併用したときには、感じられていた毛髪の厚みが乏しくなってしまうことがあった。
本発明は、上記事情に鑑み、ポリクオタニウム−73配合による洗い流した後に感じられる毛髪の厚みを乏しくすることなく、その洗い流し過程での毛髪における指通りが良好であるシャンプー組成物の提供を目的とする。
本発明者等がシャンプー組成物について鋭意検討を行った結果、ポリクオタニウム−73と共に配合するカチオン性高分子として特定のものを選定すれば、洗い流す際の毛髪における指通りが向上する上に、毛髪の厚みが感じられることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明に係るシャンプー組成物は、(A)ポリクオタニウム−73、(B)ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−53及びヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドから選ばれた一種又は二種以上、並びに(C)アニオン界面活性剤が配合されたことを特徴とする。
本発明に係るシャンプー組成物において、上記(A)の配合量が上記(B)の配合量よりも多いことが好ましい。また、上記(B)の配合量に対する上記(A)の配合量の比(A)/(B)は、3.0以下が好ましい。以上の(A)及び(B)の配合量関係であれば、洗い流す際の指通りと洗い流した後の厚み感が良好になる。
本発明に係るシャンプー組成物は、上記(C)として、下記一般式(I)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(I)又はその塩が配合されたものが良い。この一般式(I)で表されるアニオン界面活性剤を配合すれば、シャンプー組成物を洗い流した毛髪の厚みと、乾燥後の毛髪のおさまりが良好となる。
[上記一般式(I)において、Rはラウリル基又はトリデシル基を表し、Xは平均付加モル数が12以下であることを表す。]
また、上記一般式(I)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(I)又はその塩として、下記一般式(Ia)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(Ia)又はその塩を配合することが好適である。この一般式(Ia)で表されるアニオン界面活性剤を配合すれば、洗い流す際の指通り、洗い流した後の毛髪の柔らかな感触、乾燥後の毛髪が良好となる。
[上記一般式(Ia)において、Rはラウリル基又はトリデシル基を表し、Lは平均付加モル数が6以下であることを表す。]
本発明に係るシャンプー組成物によれば、ポリクオタニウム−73と共に配合するカチオン性高分子として特定のものが選定されるので、洗い流した後に感じられる毛髪の厚みと、その洗い流し過程での毛髪における指通りが良好となる。
本発明の実施形態に基づき、本発明を以下に説明する。
本実施形態のシャンプー組成物(以下、「シャンプー組成物」を「シャンプー」と称することがある。)は、公知のシャンプーと同様、洗髪のために用いられる。また、公知のシャンプーによる処理後の処理と同様、シャンプーを洗い流した後の濡れた毛髪にトリートメント組成物(以下、「トリートメント組成物」を「トリートメント」と称することがある。)を塗布して洗い流すトリートメント処理を行っても良い。
(シャンプー)
本実施形態のシャンプーは、以下の(A)、(B)、(C)が水と配合されたものである(水の配合量は、例えば70質量%以上95質量%以下である。)。また、必要に応じて、公知のシャンプー用原料を、任意原料として本実施形態のシャンプーに配合しても良い。
(A)ポリクオタニウム−73
本実施形態のシャンプーには、アクリル酸アミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、メタクリル酸エチルトリメチルアンモニウムクロリド及びジメチルアクリルアミドの共重合体であるポリクオタニウム−73が配合される。
本実施形態のシャンプーにおけるポリクオタニウム−73の配合量は、例えば0.1質量%以上0.8質量%以下であり、0.2質量%以上0.5質量%以下が良い。0.1質量%以上であれば、シャンプーを洗い流した後の毛髪を厚みある感触とすることに適し、0.5質量%以下であれば、シャンプーを洗い流す際の毛髪における指通り向上に適する。
上記(A)の配合量が後記(B)の配合量よりも多いと良い。また、後記(B)の配合量に対する上記(A)の配合量の比(A)/(B)は、3.0以下が良く、2.0以下が好ましい。以上の(A)及び(B)の配合量関係であれば、洗い流す際の指通りと洗い流した後の厚み感が良好になる。
(B)特定のカチオン性高分子
本実施形態のシャンプーには、(B)特定のカチオン性高分子が配合される。この(B)は、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−53及びヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドから選ばれた一種又は二種以上が配合される。
ここで、ポリクオタニウム−10は、ヒドロキシエチルセルロースに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加して得られる構造の化合物であり、ポリクオタニウム−39は、アクリル酸、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド及びアクリル酸アミドを構成モノマーとする重合体であり、ポリクオタニウム−47は、アクリル酸、アクリル酸メチル及び塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムを構成モノマーとする重合体であり、ポリクオタニウム−53は、アクリル酸、アクリル酸アミド及びメタクリル酸アミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドを構成モノマーとする重合体である。
本実施形態のシャンプーにおける(B)の配合量は、(A)例えば0.1質量%以上0.8質量%以下であり、0.1質量%以上0.5質量%以下が良く、0.1質量%以上0.3質量%以下が好ましい。
(C)アニオン界面活性剤
本実施形態のシャンプーには、毛髪洗浄成分として(C)アニオン界面活性剤の一種又は二種以上が配合される。本実施形態のシャンプーにおける(C)アニオン界面活性剤の配合量は、特に限定されるものではなく、例えば10質量%以上15質量%以下である。
上記(C)アニオン界面活性剤は、公知のアニオン界面活性剤であると良く、例えば、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、脂肪酸アミドエーテルカルボン酸塩、脂肪酸アミドエーテルカルボン酸、アシル乳酸塩などのカルボン酸系アニオン界面活性剤;アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、アシルイセチオン酸塩、アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン塩などのスルホン酸系アニオン界面活性剤;アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアリールエーテル硫酸塩、脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸塩などの硫酸系アニオン界面活性剤;アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩、脂肪酸アミドエーテルリン酸塩などのリン酸系アニオン界面活性剤;が挙げられる。
本実施形態のシャンプーは、下記一般式(I)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(I)又はその塩が配合されたものが良く、このアルキルエーテルカルボン酸(I)及びその塩の本実施形態のシャンプーにおける配合量は、例えば、1質量%以上5質量%以下である。上記一般式(I)で表されるアニオン界面活性剤を配合すれば、シャンプーを洗い流した毛髪の厚みと、乾燥後の毛髪のおさまりが良好となる。
[上記一般式(I)において、Rはラウリル基又はトリデシル基を表し、Xは平均付加モル数が12以下であることを表す。]
また、上記一般式(I)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(I)又はその塩として、下記一般式(Ia)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(Ia)又はその塩を配合することが好適であり、このアルキルエーテルカルボン酸(Ia)及びその塩の本実施形態のシャンプーにおける配合量は、例えば、1質量%以上3質量%以下である。この一般式(Ia)で表されるアニオン界面活性剤を配合すれば、洗い流す際の指通り、洗い流した後の毛髪の柔らかな感触、乾燥後の毛髪のおさまりが良好となる。
[上記一般式(Ia)において、Rはラウリル基又はトリデシル基を表し、Lは平均付加モル数が6以下であることを表す。]
任意原料
本実施形態のシャンプーに配合する任意原料は、公知のシャンプー用原料であると良く、例えば、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、低級アルコール、多価アルコール、糖類、ノニオン性高分子、アミノ酸、動植物抽出物、無機化合物、香料、防腐剤である。
本実施形態のシャンプーに両性界面活性剤を配合する場合、例えば、酢酸ベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリンベタイン型両性界面活性剤から選ばれた一種又は二種以上を配合すると良い。本実施形態のシャンプーにおける両性界面活性剤の配合量は、例えば3質量%以上8質量%以下である。
また、本実施形態のシャンプーを適度な粘度とするには、一種又は二種以上のノニオン界面活性剤を配合すると良い。このノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルアルカノールアミドが挙げられる。本実施形態のシャンプーにおけるノニオン界面活性剤の配合量は、例えば2質量%以上5質量%以下である。
pH
本実施形態のシャンプーのpHは、特に限定されないが、例えば5.0以上6.0以下である。
粘度
本実施形態のシャンプーの粘度は、特に限定されない。その粘度は、例えば300mPa・s以上1000mPa・s以下である。なお、本実施形態における粘度は、B型粘度計(TOKIMEC社製B型粘度計「VISCOMETER TV−20」など)において粘度に応じて選定したローターを使用して25℃で計測した60秒後の値を採用する。
(トリートメント)
本実施形態のシャンプーで洗浄した濡れた毛髪には、公知のトリートメントを塗布して洗い流しても良い。このトリートメントは、例えばカチオン界面活性剤及び任意原料が水と配合されたものである(水の配合量は、例えば70質量%以上95質量%以下。)。
上記トリートメントに配合されるカチオン界面活性剤としては、例えば、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチルアンモニウムクロリド、ジココイルジメチルアンモニウムクロリド等のジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩;ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムブロミド、セチルトリメチルアンモニウムブロミド等のモノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩;ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド等の長鎖アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩;が挙げられる(ここでの「長鎖アルキル」とは、炭素数が8以上の直鎖状又は分枝状のアルキル基を意味し、その炭素数が16以上22以下であると皮膚への刺激の抑制や毛髪に付与する感触の観点から好ましい。)。トリートメントにおけるカチオン界面活性剤の配合量は、例えば1質量%以上5質量%以下である。
また、上記トリートメントに配合する任意原料は、高級アルコール、エステル油、油脂、炭化水素、ロウ、多価アルコール、低級アルコール、糖類、シリコーン、高分子化合物、アミノ酸、動植物抽出物、微生物由来物、ビタミン、無機化合物、香料、防腐剤などである。
本発明を実施例に基づき以下に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
実施例、比較例及び参考例の透明シャンプーを、水と、ポリクオタニウム−73、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−53、ポリクオタニウム−39、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−22、ポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(11)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ココイルメチルタウリンナトリウム、コカミドプロピルベタイン、及びヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミドから選定した原料とを配合して製造した。製造したシャンプーにおける水と配合した原料の配合量は、下記表1〜3の通りとした。
製造した実施例、比較例又は参考例のシャンプー及び4級アンモニウム塩を配合したトリートメントを使用し、無作為に選定した肩よりも長い毛髪を有する女性に対して、毛髪処理を行った。その処理では、女性の頭部の左半分の毛髪に実施例1aのシャンプー6gを塗布し、頭部の右半分には他のシャンプー6gを塗布してから、泡立てた後に水洗した。そして、濡れた毛髪全体にカチオン界面活性剤を配合したトリートメントを馴染ませてから水洗し、毛髪を温風で乾燥させた。
上記の毛髪処理の評価として、(1)シャンプーを泡立てた後の水洗での、毛髪における指通り、(2)シャンプーの水洗後にトリートメントを塗布する前の濡れた毛髪において、厚みがある感触、(3)シャンプーの水洗後にトリートメントを塗布する前の濡れた毛髪において、柔らかな感触、(4)温風で乾燥させた毛髪全体を目視したときのおさまり、を確認した。この確認では、5名の女性の毛髪処理において異なる評価者が行うこととし、下記表1〜3の各表のシャンプー毎の対比を行った。上記(1)〜(4)の評価の基準は、以下の通りとした。
◎:評価者5名中5名が良いと評価した。
○:評価者5名中3名が良いと評価した。
×:評価者5名中1名が良いと評価した。
上記評価の結果を、水と配合した原料の配合量と共に下記表1〜3に示す。
上記表1において、比較例1aと、実施例1a〜1eとを比較すると、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−53、ポリクオタニウム−39、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、又はポリクオタニウム−47を配合した実施例1a〜1eが、ポリクオタニウム−73との併用により、厚み感を損なうことなく、指通りが向上したことを確認できる。また、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−53、ポリクオタニウム−39、又はヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドの配合が、厚み感の向上に適し、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−53、又はポリクオタニウム−39の配合が、良好な柔らかさに適し、ポリクオタニウム−10の配合が、毛髪のおさまりの向上に適することを確認できる。
上記表2、及び、別途行った実施例2bと参考例の比較評価は、(A)成分の配合量が上記(B)成分の配合量よりも多く、(B)の配合量に対する(A)の配合量の比(A)/(B)が3.0以下であると、良好な指通りと厚み感の評価となった例を示す。
上記表3は、アルキルエーテルカルボン酸塩(ポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(11)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム)の配合が、良好な厚み感と毛髪のおさまりに適し、ポリオキシエチレンの平均付加モル数が6以下のアルキルエーテルカルボン酸塩(ポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム)を配合すれば、洗い流す際の指通り、洗い流した後の毛髪の柔らかな感触、乾燥後の毛髪が良好となった例を示す。

Claims (5)

  1. (A)ポリクオタニウム−73、(B)ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−53及びヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドから選ばれた一種又は二種以上、並びに(C)アニオン界面活性剤が配合されたことを特徴とするシャンプー組成物。
  2. 上記(A)の配合量が上記(B)の配合量よりも多い請求項1に記載のシャンプー組成物。
  3. 上記(B)の配合量に対する上記(A)の配合量の比(A)/(B)が3.0以下である請求項2に記載のシャンプー組成物。
  4. 上記(C)として、下記一般式(I)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(I)又はその塩が配合された請求項1〜3のいずれか1項に記載のシャンプー組成物。
    [上記一般式(I)において、Rはラウリル基又はトリデシル基を表し、Xは平均付加モル数が12以下であることを表す。]
  5. 上記一般式(I)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(I)又はその塩として、下記一般式(Ia)で表されるアルキルエーテルカルボン酸(Ia)又はその塩が配合された請求項4に記載のシャンプー組成物。
    [上記一般式(Ia)において、Rはラウリル基又はトリデシル基を表し、Lは平均付加モル数が6以下であることを表す。]
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