JP2019530620A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 一群で又は個別に供給される製品（１１）を、延伸性フィルムで包装する完成包装機であって、前記包装機は、
   前記製品（１１）を供給するコンベア（１２）と、
   前記製品（１１）の位置決めユニット（１３）と、
   一群で又は個別に供給される前記製品（１１）のフィルム巻装ユニット（１４）と、
   前記巻装ユニット１４のアウトレットに位置する排出コンベア（１５）と、を備え、
   前記巻装ユニット（１４）は、支持枠（１９）に設けられたガイドロール（２１）に対して回転するリング、又は旋回リング（２０）を備えるリング巻装機であり、
   前記リング（２０）は、前記製品（１１）の進行方向に対して直角な平面に設けられ、
   前記巻装ユニット（１４）の下方に棚（１６）が設けられ、前記棚（１６）は、前記製品（１１）の進行方向に延在して片持ち状態であり、前記供給コンベア（１２）を前記巻装ユニット（１４）と接続し、
   前記棚（１６）の下方には、前記フィルムを把持及び運搬するために、真空作用を有する把持ユニット（１８；１１８）が配置され、前記把持ユニット（１８；１１８）は、切断要素（３１；１３１）と連動し、
   前記真空作用を有する把持ユニット（１８；１１８）、及び、前記連動する切断ユニット（１３；１１３）は、前記棚（１６）から後退した休止位置と、前記棚（１６）の下方で前記フィルムを把持及び切断する延出位置との間を交互に、そして選択的に移動可能であることを特徴とする、包装機。
2. 前記真空作用を有する把持ユニット（１８；１１８）は、前記フィルムを把持位置で制止するための吸引孔又は吸引領域（３０；１３０）を下部に有する、中空チューブ（２９；１２９）を備えることを特徴とする、請求項１に記載の包装機。
3. 前記真空作用を有する把持ユニット（１８；１１８）は、前記フィルムを切断するための切断刃（３１）を備えることを特徴とする、請求項１又は２に記載の包装機。
4. 前記真空作用を有する把持ユニット（１８；１１８）は、フィルム把持位置と、フィルム切断位置との間で回転可能であることを特徴とする、請求項１から３のいずれか１項に記載の包装機。
5. 前記真空作用を有する把持ユニット（１８）は、前記２つの位置の間を、アクチュエータ（４０）によって移動され、第２のアクチュエータ（４３）によって回転され、真空ポンプにも接続されることを特徴とする、請求項１から４のいずれか１項に記載の包装機。
6. 切断ワイヤ（１３１）が、前記真空作用を有する把持ユニット（１１８）と連動し、前記フィルムの切断に用いられることを特徴とする、請求項１又は２に記載の包装機。
7. 前記切断ワイヤ（１３１）は、前記把持ユニット（１１８）の構造内の支持エクステンション（４７）に設けられた、エンドピン（４６）を備えるバー（４８）に支持されて、その両端を留められ、前記切断ワイヤ及び前記バー（４８）は、前記真空作用を有する把持ユニット（１１８）に対して回転可能であることを特徴とする、請求項６に記載の包装機。
8. 前記把持ユニット（１１８）の前記構造に接続された、少なくとも１つのアクチュエータ（１４３）は、少なくとも１つのアーム（４５）を回転させ、前記切断ワイヤ（１３１）をフィルムに接触するよう移動させることを特徴とする、請求項７に記載の包装機。
9. 延伸性プラスチック材料からなるフィルムの少なくとも１つのリール（２５）用のリールホルダ（２４）は、前記巻装ユニット（１４）の前記リングと一体に組み立てられ、ゴム引きのテンションローラ（２７）の支持体（２６）、及びフィルム用の一対のリターンローラ（２８）は、前記リールホルダ（２４）に連動することを特徴とする、請求項１から８のいずれか１項に記載の包装機。
10. 前記リールホルダ（２４）は、離間した複数のリール（２５）を支持することを特徴とする、請求項９に記載の包装機。
11. 前記把持ユニット（１８）は、前記リールホルダ（２４）に設けられた複数の前記リール（２５）の様々な端部を制止可能なように、複数の領域を有することを特徴とする、請求項１０に記載の包装機。
12. 前記製品（１１）の前記供給コンベア（１２）は、位置決めユニット（１３）に対して、一直線状、又は９０度の角度に設けられるコンベアベルト（１）であることを特徴とする、請求項１から１１のいずれか１項に記載の包装機。
13. 一群で又は個別に供給される製品（１１）を延伸性フィルムで包装する、完成包装方法であって、
    ‐前記単一の、又は整列した複数の製品（１１）を、供給ステーションに対して直線方向に、又は横方向に送る工程と、
    ‐前記単一の、又は複数の製品（１１）を、位置決めユニット（１３）によって巻装ユニット（１４）の下方に配置される棚（１６）の上に押し出す工程と、
    ‐前記単一の、又は複数の製品（１１）を載置した前記棚（１６）の下方に移動可能な、真空作用を有する把持ユニット（１８；１１８）によって、巻回する前記フィルムの始端を把持する工程を実施する工程と、
    ‐前記単一の、又は複数の製品（１１）のフィルム巻装を開始し、前記単一の、又は複数の製品（１１）のフィルム巻装の少なくとも１周目を行った後で、前記把持ユニット（１８,１１８）に保持されている巻回した前記フィルムを解放し、前記把持ユニットを前記棚（１６）の下方から後退させる工程と、
    ‐プログラムされた前記単一の、又は複数の製品（１１）の前記フィルム巻装を完了した後、前記把持ユニット（１８；１１８）を、前記棚（１６）から後退した前記休止位置から、前記単一の、又は複数の製品（１１）を載置した前記棚（１６）の下方の延出位置まで、再び移動させる工程と、
    ‐前記把持ユニット（１８；１１８）の吸引を作動させて、巻回した前記フィルムの端部を制止し、その直後に、前記把持ユニット（１８；１１８）と連動する少なくとも１つの切断ワイヤ（３１；１３１）を回転させ、前記単一の、又は複数の製品（１１）を巻装した前記フィルムの終端を切断する工程と、
    ‐巻装された前記単一の、又は複数の製品（１１）を、続く排出ベルト（１５）へと移動させ、それと同時に、前記巻装グループ（１４）の下方の前記棚（１６）の上に、別の巻装される製品を配置し、前の工程を繰り返す、工程と、
    ‐既に記載した、続く工程を繰り返す工程と、
    を備える、包装方法。