JP2019530407A - 充電管理システム - Google Patents

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Abstract

充電管理システムは、電源から負荷へエネルギを分配する配電バス回路と、負荷へのエネルギの分配を支援するための、配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む。充電管理システムは、1つ以上のモード中に中間エネルギ保持回路と配電バス回路との間のエネルギの放電を制御するよう構成されてよい。そのような充電管理システムは、負荷需要に応じて、電力バス電圧が下がる前に、配電バス回路が中間エネルギ保持回路からのエネルギを受けることを可能にし得る。これは、電源が、電力バス電圧の変動に応答し、電源からの突入電流を最小限にすることを可能にし得る。システムはまた、高出力装置のソフトスタート、又はシャットダウンに付随したエネルギスパイクの吸収のためにも使用されてもよい。

Description

本発明は、電力制御回路に概して関係があり、より具体的には、エネルギ源からの電力の供給を改善するための充電管理システムに関係がある。
電気モータ又は高パルス電流電子装置のような、電子デバイス又は電気機械設備を使用する多くの用途は、通常、電源からの高電力出力を必要とする。そのようなシステムでは、回路は、通常、電源から設備負荷へ電力を運ぶよう設計されており、典型的には、電力が供給される場合に電圧降下を制限するためにキャパシタが使用されている。しかし、そのような高電力設備の動作又は起動中に、負荷は、時に急激に、変化することがあり、それによって、大量の電流が負荷へ供給される必要性が起こる。そのような状況で、電源から求められる突入電流は比較的高くなり、回路、電気機械設備、及び/又は電源へのダメージを引き起こす可能性がある。そのような高い突入電流はまた、電磁干渉を発生させる可能性があり、電気機械設備の性能に伴う問題を引き起こすことがある。
上記のような電力供給回路は、通常、回路内のキャパシタンスの量を増大させることによって(これは重く且つ大きくなる。)、あるいは、起動期間中に設備の性能を低減する制御回路の使用によって、電力擾乱のそのような問題に対処しようと試みる。
本開示は、とりわけ、電源でのピーク電流引き込み及び電力擾乱を最小限にしながら、十分なエネルギが電源から負荷へ分配されることを可能にする充電管理システムを提供する。より具体的には、充電管理システムは、そのような高電力供給回路の動作中にエネルギの分配を支援するためのブリッジとして動作するよう構成される中間エネルギ保持回路を含んでよい。
例えば、充電管理システムは、中間エネルギ保持回路が、比較的長い期間にわたってエネルギを保持するように構成されてよい。エネルギは、次いで、望まれる場合に、配電バス回路に放電され得る。
充電管理システムは、ゲート制御された期間にわたって配電バス回路の電流出力を測定することによって中間エネルギ保持回路から配電バス回路へのエネルギの放電を制御するよう構成され得る充電管理コントローラを更に含んでもよい。
中間エネルギ保持回路は、中間エネルギ保持回路から配電バス回路へ分配される電荷の量を制御するための、充電管理コントローラへ動作上結合される放電スイッチを含んでもよい。
そのような充電管理システムは、負荷需要に応じて、電力バス電圧が下がる前に、配電バス回路が中間エネルギ保持回路からエネルギを受け取ることを可能にし得る。このようにして、充電管理システムは、一次電源が電力バス電圧の変動に応答することを可能にし得る。これは、一次電源からの突入電流を最小限にすることができる。
例えば、負荷電流需要が増大する場合に、充電管理システムは、中間エネルギ保持回路から配電バス回路へのエネルギの瞬時の転送を可能にし得る。それにより、出力電圧は増大し、電源から供給される電流のアンダーシュートは低減される。昇圧型力率補正を揺する交流システムの場合に、右半平面ゼロ(right hand plane zeros)の効果はそれによって低減され得る。
その上、充電管理システムを使用するデバイス又は設備の動作中に、中間エネルギ保持回路によって保持されているエネルギは、配電バス回路の出力へ適用される過度に高い負荷を有することなしに、そのような設備が定常状態動作へと滑らかに上昇することを可能にするのに十分であることができる。これは、通常この目的で使用される絶縁トランスなしで行われ得る。
そのような充電管理システムはまた、配電バスの不安定性を最小限に又は解消しながら、エネルギ保持の複数のソース間での電力共有も可能にし得る。
充電管理システムはまた、配電バス回路にかかる電圧が所定のレベルを超える場合に、配電バス回路から中間エネルギ保持回路への再生エネルギの蓄積も可能にし得る。
中間エネルギ保持回路は、配電バス回路から中間エネルギ保持回路へ分配される電荷の量を制御するための、充電管理コントローラへ動作上結合される捕捉充電スイッチを含んでもよい。
中間エネルギ保持回路はまた、デバイス又は設備、特に、それらのライン入力にわたって相当なキャパシタンスを有している設備のソフトスタートのためにも利用されてよい。これは、充電管理システムの入力リレーにわたる散逸抵抗の必要性なしで達成され得る。
充電管理システムはまた、そのような高電力設備のシャットダウンに関連したエネルギスパイクを吸収するためにも使用されてよい。
本発明の一態様に従って、電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
(i)前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することと、
(ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ放電することと、
(iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすることと、
(iv)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうかを判定し、
前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にない場合には、前記(i)から前記(iv)を繰り返し、
前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にある場合には、前記電源を前記負荷へ動作上接続することと
を有する方法が提供される。
本発明の他の態様に従って、電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
(i)前記電源を前記負荷へ動作上接続することと、
(ii)前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することと、
(iii)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記負荷へ放電することと、
(iv)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすることと、
(v)前記(ii)から前記(iv)を繰り返すことと
を有する方法が提供される。
本発明の他の態様に従って、電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
(i)前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定し、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ放電することと、
(ii)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタから動作上切り離すよう、前記捕捉充電スイッチを非アクティブにすることと、
(iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定のレベルを下回るとの決定に基づき、前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを更に充電することと、
(iv)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記負荷へ放電することと、
(v)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすること
を有する方法が提供される。
本発明の他の態様に従って、少なくとも1つの電力バスキャパシタを有する配電バス回路を介して電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムであって、当該充電管理システムは、
前記配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路であり、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタと、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続し又はそれから切り離すよう構成される少なくとも1つの放電スイッチとを有する前記中間エネルギ保持回路と、
前記配電バス回路及び前記中間エネルギ保持回路へ動作上接続されるシステムコントローラと
を有する。
起動モードにおいて、前記システムコントローラは、
(i)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するようエネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタの充電を可能にし、
(ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへの前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にし、
(iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにし、
(iv)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうかを判定する
よう構成され、それにより、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記所定の範囲内にないとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記(i)から前記(iv)を繰り返すよう構成され、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にあるとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記電源を前記負荷へ動作上接続するように電力リレースイッチをアクティブにするよう構成される。
動作モードにおいて、前記システムコントローラは、
(i)前記電源を前記負荷へ動作上接続し、
(ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定のレベル以上であるかどうかを判定し、前記エネルギ保持キャパシタにかかる電圧が前記所定のレベルを下回るとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタの充電を可能にし、
(iii)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記負荷への前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にし、
(iv)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブする
よう構成される。
再生モードにおいて、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定するよう構成され、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへの前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にするよう構成される。
以下の記載及び添付の図面は、本発明の特定の、実例となる実施形態を説明する。なお、それらの実施形態は、本発明の原理が用いられ得る様々な方法のうちのほんの一部を示すものである。本発明の態様に従う他の目的、利点、及び新規の特徴は、図面とともに検討される場合に、以下の詳細な説明から明らかになるだろう。
添付の図面は、必ずしも実寸通りではないが、本発明の様々な態様を示す。
本発明の実施形態に従う、例となる充電管理システムの略ブロック図である。 図1の充電管理システムを使用する、例となる起動モードを説明するフローチャートである。 図2の起動モードの一部に従う、例となるシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 図3Aの拡大図である。 図1の充電管理システムを使用しないシステムに従う起動モードのシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用する起動モードの例となるシミュレーションを表すx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用する、例となる動作モードを説明するフローチャートである。 図1の充電管理システムを使用しないシステムに従う動作モードのシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用する動作モードの例となるシミュレーションを表すx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用する、例となる再生モードを説明するフローチャートである。 図1の充電管理システムを使用する起動期間中の回生過電圧保護モードの例となるシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用する、例となるシャットダウンモードを説明するフローチャートである。 図1の充電管理システムを使用しないシステムに従うシャットダウンモードのシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用しないシステムに従うシャットダウンモードのシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用するシャットダウンモードの例となるシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 図1の充電管理システムを使用するシャットダウンモードの例となるシミュレーションを説明するx−yプロット図である。 本発明の実施形態に従う、例となる充電管理システムの、例となる回路図である。
本発明の原理は、電気モータ、レーダー、ライダー(Lidars)、電子戦システム、パルス高周波高出力指向性エネルギ兵器、などのような、高電力デバイス又は設備のための特定の用途を有し、本文脈中で主として以下で記載されている。なお、本発明の原理は、電源でのピーク電流引き込み及び電力擾乱を最小限にしながら十分なエネルギが電源から負荷へ分配されることを可能にする充電管理システムを提供することが望ましい他のシステム又は用途に適用可能であることも理解される。
図1を参照すると、例となる充電管理システム10の略ブロック図が示されている。充電管理システム10は、配電バス回路12、中間エネルギ保持回路14、及び充電管理システムコントローラ16(システムコントローラ16とも呼ばれる。)を含む。
配電バス回路12は、位置電源V1及び負荷20へ動作上接続されてよい。負荷20は、電源V1からの電力を要求する、電気機械設備のような1つ以上のデバイス又は装置を含んでよい。そのような電気機械設備は、直列ハイブリッド又は並列ハイブリッド車のような車両のために使用され得る、回生電気モータドライブのような交流(AC)又は直流(DC)電気モータを含んでもよい。あるいは、電気機械設備は、レーダー、ライダー、電子線(EW)システム、パルス高周波(RF)高出力指向性エネルギ兵器、などのような、高電力電子機器を含んでもよい。一次電源V1(電源又は電力供給とも呼ばれる。)は、AC電源又はDC電源であってよい。例えば、AC電源は、AC電力をDCに変換するための三相整流器アセンブリのような力率補正(PFC)回路を備えたAC発生器を含んでよい。DC電源は、例えば、バッテリパック、ソーラーアレイ、又は吸い駆動燃料電池のような燃料電池を含んでよい。例となる、制限されない実施形態では、一次電源V1は、115Vac、270Vdc、400Vdc、若しくは540Vdc出力電圧、又は任意の周波数を有する何らかの他の任意の電圧を有している電圧源であってよい。負荷及び/又は電源の上記の例は、実例のためであり、限定ではないことが理解され、そして、AC又はDC電力によって動作可能な如何なる適切なデバイスも、当業者によって理解されるように、システム要件に応じて選択されてよい。
配電バス回路12は、1つ以上の一次電力リレースイッチS1、S2と、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1とを含んでよい。一次電力リレースイッチS1、S2は、電源V1を負荷20へ動作上接続するよう構成されてよい。1つ以上の一次電力リレースイッチS1、S2は、機械又は固体状態スイッチを含んでよく、あるいは、回路内の電気のフローを中断するための如何なる適切なデバイスも含んでよい。少なくとも1つの電力バスキャパシタC1は、配電バス回路12にわたってエネルギを蓄えるよう構成されてよい。電力バスキャパシタC1は、アルミニウム電解コンデンサのような電解コンデンサ、又は高容量電気化学コンデンサのようなスーパーキャパシタを含んでよく、あるいは、回路にエネルギ又は電荷を蓄えるために適切な容量を有している如何なる他のキャパシタも含んでよい。
中間エネルギ保持回路14は、配電バス回路12へ動作上接続されてよい。中間エネルギ保持回路14はまた、少なくとも1つのエネルギ源V2へも動作上接続されてよい。エネルギ源V2は、AC電源又はDC電源を含んでよい。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのエネルギ源V2は、一次電源V1と実質的に同様又は同じであってよい。例えば、エネルギ源V2及び一次電源V1が同じ又は同様である場合に、少なくとも1つのエネルギ源V2及び一次電源V1は、同じ電力パスを共有するよう動作上連結されてよく、あるいは、互いと一体であってよい。他の実施形態では、少なくとも1つのエネルギ源V2は、一次電源V1とは異なっていてもよい。例えば、少なくとも1つのエネルギ源V2及び一次電源V1が異なる場合に、少なくとも1つのエネルギ源V2及び一次電源V1は、異なる電力パスを有するよう動作上連結されてよく、あるいは、互いと一体であって且つ異なる電力段を有してよく、あるいは、少なくとも1つのエネルギ源V2は、一次電源V1とは別個のスタンドアローン電源であってもよい。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのエネルギ源V2は、直列又は並列に動作上連結されている複数のエネルギ源であってもよい。例となる実施形態では、少なくとも1つのエネルギ源V2は、ACバッテリストレージであってよく、あるいは、例えば、水素燃料電池のような、DCを発生させる燃料電池、又はソーラーアレイであってもよい。例となる実施形態では、エネルギ源V2は、比較的低いワット量を有している電圧源であってもよい。例えば、いくつかの実施形態において、エネルギ源V2は、約400Vdcの電圧及び約25Wのワット量を有してよい。なお、エネルギ源の上記の例は、実例であって、限定ではないことが理解され、そして、AC又はDC電力によって動作可能な如何なる適切なエネルギ源も、当業者によって理解されるように、システム要件に応じて選択されてよい。
中間エネルギ保持回路14は、回路14にエネルギを蓄えるための少なくとも1つのキャパシタC5を含んでよい。例えば、説明される実施形態に示されるように、少なくとも1つのキャパシタC5は、第1エネルギ保持キャパシタC2、第2エネルギ保持キャパシタC3、及び第3エネルギ保持キャパシタC4を含んでよい。示されるように、第2キャパシタC3及び第3キャパシタC4は、中間エネルギ保持回路14にわたって互いと直列に動作上接続されてよく、第1エネルギ保持キャパシタC2は、第2キャパシタC3及び第3キャパシタC4と並列に動作上接続されてよい。夫々のエネルギ保持キャパシタC2、C3及び/又はC4は、互いと実質的に同様であってよく、あるいは、夫々のキャパシタC2、C3及び/又はC4は、互いに異なってもよいことが理解される。エネルギ保持キャパシタC2、C3及び/又はC4は、アルミニウム電解コンデンサのような電解コンデンサ、又は高容量電気化学コンデンサのようなスーパーキャパシタを含んでよく、あるいは、回路にエネルギ又は電荷を蓄えるために適切な容量を有している如何なる他のキャパシタも含んでよい。例となる実施形態では、夫々のキャパシタC2、C3及び/又はC4は、互いにおおよそ同じキャパシタンス又はエネルギ保持容量を有してよい。これは、電力バスキャパシタC1のキャパシタンス又はエネルギ保持容量よりも小さくてよい。
中間エネルギ保持回路14は、中間エネルギ保持回路14を配電バス回路12及び/又はエネルギ源V2へ動作上接続する及び/又はそれらから切り離すための少なくとも1つのスイッチを含んでよい。例えば、説明される実施形態に示されるように、中間エネルギ保持回路14は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5をエネルギ源V2へ動作上接続し又はそれから切り離すための少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3を含んでよい。例となる実施形態では、中間エネルギ保持回路14は、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3がアクティブにされる場合に、エネルギ源V2が、夫々のキャパシタC2、C3及び/又はC4のうちの1つ以上を含む少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を充電することができるように構成される。
中間エネルギ保持回路14はまた、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を配電バス回路12へ動作上接続し又はそれから切り離すための少なくとも1つの放電スイッチS4を含んでよい。示されるように、放電スイッチS4(エネルギ保持キャパシタ放電スイッチとも呼ばれる。)は、アクティブにされる場合に、キャパシタC2、C3及び/又はC4のうちの1つ以上を含む少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5からの少なくともいくらかのエネルギが電力バスキャパシタC1へ及び/又は負荷20へ放電されるように構成されてよい。
中間エネルギ保持回路14は、電力バスキャパシタC1を少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5に対して動作上離接するための少なくとも1つのエネルギ捕捉充電スイッチS5を更に含んでよい。より具体的には、捕捉充電スイッチS5は、アクティブにされる場合に、電力バスキャパシタC1からの少なくともいくらかのエネルギが、第1エネルギ保持キャパシタC2並びにエネルギ保持キャパシタC3及びC4(エネルギ捕捉キャパシタとも呼ばれる。)のうちの1つ以上を含む少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へ放電されるように構成されてよい。夫々のスイッチS3、S4及び/又はS5は、電界効果トランジスタ(FET)などを含む機械又は固体状態スイッチを含んでよく、あるいは、回路内の電流のフローを中断するための如何なる他の適切なデバイスも含んでよいことが理解される。
システムコントローラ16は、電力リレースイッチS1及びS2を含む配電バス回路12内の1つ以上のスイッチへ動作上接続されてよく、更には、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3、放電スイッチS4、及び捕捉充電スイッチS5を含む中間エネルギ保持回路14内の1つ以上のスイッチへ動作上接続されてよい。以下で更に詳細に記載されるように、システムコントローラ16は、数ある考慮すべき事項の中でも特に、夫々の回路12及び14、エネルギ源V2、一次電源V1、並びに/又は負荷20に関連した1つ以上の条件の判定に基づき、夫々のスイッチをアクティブ又は非アクティブにすることによって、例となる充電管理システム10を動作させるよう構成されてよい。システムコントローラ16は、データを処理するための全ての装置、デバイス、及び/又はマシンを包含してよいことが理解される。例えば、システムコントローラ16は、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)集積回路、アナログコントローラ、ディスクリート制御回路、又は充電管理システム10の動作を制御するためのあらゆる他の適切なデバイスを含んでよい。
図2を参照すると、起動モード中に充電管理システム10を動作させる、例となる方法100を説明するフローチャートが、示されている。例となるプロセスは、充電管理システムがアクティブにされ起動モードに入るステップ105から開始してよい。ステップ110で、システムコントローラ16は、スイッチS1、S2、S3、S4及びS5を含む、夫々の回路12及び14内の全てのスイッチを非アクティブに又は開放してよい。全てのスイッチが非アクティブにされていると決定されると、プロセスは、電力がエネルギ源V2に印加され得るステップ115へ進んでよい。ステップ120で、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、エネルギ源V2を少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へ動作上接続するようアクティブに又はオンされ得る。その後に、ステップ125で、エネルギ保持キャパシタC2、C3及び/又はC4のうちの1つ以上を含む少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5は、エネルギ源V2によって、所定のエネルギレベル又は所定のエネルギ範囲に充電され得る。例となる実施形態では、所定の範囲を定義する典型的なステップ電圧は、電力バスキャパシタC1にかかる電圧の約1〜2%である。制限されない例として、電力バスキャパシタC1が270Vdcに充電されるべきである場合には、所定の範囲を定義する典型的なステップ電圧は、270Vdcの約1〜2%、すなわち、5〜10Vdc±2Vdcである。例となる実施形態では、エネルギ源V2は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を、電圧源によって決定される電圧に充電する電圧源であり、そのような充電のレートは任意であってよい。これは、電圧源が、例えば、約10Wといった、小さいワット量の電源であることを可能にし得る。動作中のこの時点で、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3がアクティブにされており、エネルギ捕捉充電スイッチS5が非アクティブにされている場合に、第2キャパシタC2及び第3キャパシタC4は、中間エネルギ保持回路14にわたって互いに直列に動作上接続され得、第1エネルギ保持キャパシタC2は、第2キャパシタC3及び第3キャパシタC4と並列に動作上接続され得ることが知られる。また、動作中のこの時点で、放電スイッチS4は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を配電バス回路12から動作上切り離すよう非アクティブにされていることも知られる。このようにして、負荷20は、通常は、例えば、変圧器を介して、電源V1から絶縁されているということで、負荷20も、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5から切り離されている。
少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5が所定のレベルに充電されていると決定された後、起動モードはステップ130へ進んでよい。ステップ130で、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5をエネルギ源V2から動作上切り離すよう非アクティブに又はオフされてよい。ステップ135で、放電スイッチS4は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を配電バス回路12内の少なくとも1つの電力バスキャパシタC1へ動作上接続するようアクティブにされる。放電スイッチS4がこのようにしてアクティブにされると、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5に蓄えられているエネルギの少なくともいくらかが、電力バスキャパシタC1へ直ちに放電されて蓄えられ得る。例となる実施形態では、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5からのエネルギの放電は、互いに直列に接続されているエネルギ保持キャパシタC3及びC4の組み合わせと並列であるエネルギ保持キャパシタC2に蓄えられているエネルギの放電を含む。
ステップ140で、システムコントローラ16は、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1への少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5の放電が完了しているかどうか(例えば、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5にかかる電圧及び電力バスキャパシタC1にかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうか)を判定してよい。例となる実施形態では、所定の範囲を定義する典型的な充電終了電圧は、電力バスキャパシタC1にかかる電圧の約90%である。制限されない例として、電力バスキャパシタC1が270Vdcに充電されるべきである場合に、所定の範囲を定義する典型的な充電終了電圧は、270Vdcの約90%、すなわち、250Vdcである。充電が完了していないと決定される場合には、次いで、動作は待機し、引き続きC5を放電してC1を充電してよい。放電が完了する(例えば、夫々のキャパシタC5、C1にかかる電圧が所定の範囲内にある)と、次いで、起動動作はステップ145へ進んでよい。これによって、放電スイッチS4は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を少なくとも1つの電力バスキャパシタC1から動作上切り離すよう非アクティブにされる。その後に、ステップS150で、システムコントローラ16は、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1にかかる電圧が指定範囲内に、例えば、先に定義された充電終了電圧にあるかどうかを判定する。電力バスキャパシタC1が指定範囲内であるよう充電されていない場合には、プロセスは、ステップ120へ進むことによって繰り返す。電力バスキャパシタC1が指定範囲内であるよう充電されている場合には、プロセスはステップ155へ進んでよい。ステップ155で、一次電力リレースイッチS1、S2は、電源V1を負荷20へ動作上接続するようアクティブにされる。
図3Aを参照すると、起動動作100の一部を説明するx−yプロット図が示されている。表されている図において、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5にかかる電圧(単位ボルト)は、グラフの上部分162においてy軸上にプロットされており、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1にかかる電圧(単位ボルト)は、グラフの下部分164においてy軸上にプロットされている。C5の電圧(162)及びC1の電圧(164)は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を充電し(例えば、図2を参照して上述されたステップ120乃至130を経る。)、次いで、そのエネルギを電力バスキャパシタC1へ放電し(例えば、上記のステップ135乃至145を経る。)、次いで、このシーケンスを繰り返す(例えば、上記のステップ150を経て、ステップ120へ戻る。)シーケンス中に同じ時間スケール(x軸、単位秒)にわたってプロットされる。
図3Bを参照すると、図3Aの一部の拡大図が、約325ミリ秒から約950ミリ秒まの期間について示されている。図3Bで使用される参照番号は、充電管理システム10のための動作100の例となる起動モードを説明するよう、図2のフローチャートにおける夫々のステップに対応する。例えば、図3Bに示されるように、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチがアクティブにされる場合に(ステップ120’)、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタはエネルギ源によって充電される(ステップ125’)。これは、次の50ミリ秒かそこらにわたるエネルギ保持キャパシタ電圧の上昇として示されている。エネルギ保持キャパシタは所定のレベル又は範囲に充電される。これは、例となる実施形態では、動作中のこの時点での約95Vから約105Vの20V増大である。20V増大は、回路の動作を実証するために、この制限されない例で選択された任意の値である。エネルギ保持キャパシタ充電スイッチは次いで非アクティブにされ(ステップ130’)、直後に、エネルギ保持キャパシタ放電スイッチはアクティブにされ(ステップ135’)、それによって、エネルギ保持キャパシタに蓄えられているエネルギを電力バスキャパシタへ放電する。これは、所定の範囲内への電力バスキャパシタ電圧の瞬時的な増大として示されている。この制限されない例において、所定の範囲は、エネルギ保持キャパシタ電圧とおおよそ等しい電力バスキャパシタにかかる電圧、すなわち、例となる実施形態では、約20Vdc±2Vdcによって定義される。この時間中に、システムコントローラは、電力バスキャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうかを判定してよく(ステップ140’)、電力バスキャパシタにかかる電圧がこの範囲に達すると、次いで、放電スイッチは非アクティブにされる(ステップ145’)。システムコントローラは次いで、電力バスキャパシタにかかる電圧が、一次電力リレースイッチをアクティブにするための指定範囲内にあるかどうかを判定してよい(ステップ150’)。電力バスキャパシタにかかる電圧が依然として増大されるべきである場合には、次いで、プロセスは繰り返す。これは、電力バスキャパシタ電圧がこの例では240Vに達するまで(図3Aに図示。)、約55ミリ秒ごとに繰り返すこととして、実例となる実施形態において示されている。電力バスキャパシタ電圧が指定範囲(例えば、この例では240V)内にあると決定される場合には、一次電力リレースイッチはアクティブにされる(ステップ155’)。
図4A及び4Bを参照すると、動作の起動モードの例となるシミュレーションが、充電管理システムを使用しない動作の起動モード(図4Aに図示。)と比較して、例となる充電管理システム10を使用して(図4Bに図示。)示されている。図4Aに示されるように、例となる充電管理システムを使用しないシステムの起動中に、電源が負荷へ動作上接続される場合のピーク突入電流は、450アンペアである(参照番号165’として示されている。)。比較において、図4Bにおける上のグラフ170を参照すると、反復的な段階関数が示されている。これは、(図3に示されるものと同様に)時間にわたる電力バスキャパシタの電圧の増大に対応する。図4Bの下のグラフ175に示されるように、電源が負荷へ接続される場合に、ピーク突入電流はほんの42アンペアである(参照番号165”として示されている。)。これは、充電管理システムを使用しないシステムに対して約90%の低下である。説明される例では、例となる充電管理システムを使用した42アンペアの突入電流は、完全な負荷動作中に10W電源から引き込まれる39アンペアの電流よりもほんのわずかにしか高くない。その上、説明される例は、そのような充電管理システムが、10W電源のための少なくとも1つの電力バスキャパシタが、散逸抵抗の使用なしで5秒で通常動作電圧に到達するよう25Wエネルギ源によって充電されることを可能にし得る。
図5を参照すると、通常動作モード中に充電管理システム10を動作させる、例となる方法200を説明するフローチャートが、示されている。動作はステップ210から開始してよい。ステップ210で、システムコントローラ16は、図2で表された起動モードに続いて動作モードに入ってよい。動作モード200で、一次電源V1は、ステップS212及び214で示されるように、アクティブにされ、負荷20へ動作上接続される。また、ステップ210で動作モードに入る場合に、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5が閾レベルを下回っており充電される必要があるとの決定に基づき、プロセスは任意に、ステップ224へ進んでもよいことが知られる。ステップ224で、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、以下で更に詳細に説明されるように、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を充電するようアクティブにされる。
負荷がステップ214で適用された後、プロセスは次いでステップ216へ進んでよい。ステップ216で、システムコントローラ16は負荷電流需要を決定してよい。動作は次いで、所定のレベルを満たすか又は超える電流を負荷20が求めるとシステムコントローラ16が決定するまで待機してよい。そのような決定がされると、プロセスは次いでステップ218へ進んでよい。所定のレベルは、当業者によって理解されるように、設計要件に従って選択されてよい。例えば、実例となる実施形態では、所定のレベルは約25±2%、又は最大パルス負荷であってよい。ステップ218で、エネルギ保持キャパシタ放電スイッチS4は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を少なくとも1つの電力バスキャパシタC1へ動作上接続するようアクティブにされ、それによって、エネルギ保持キャパシタC5に蓄えられている少なくともいくらかのエネルギ及び電力バスキャパシタC1に蓄えられている少なくともいくらかのエネルギを負荷20へ放電する。負荷への電荷転送は、式:

Vbus=[V(initial of storage cap)*Capacitance(storage cap C5)+V(initial of bus cap)*Capacitance(bus cap C1)]/[Capacitance(storage cap C5)+Capacitance(bus cap C1)]

によって与えられる。ここで、
Vbusは、配電バス回路12にかかる電圧であり、
V(initial of storage cap)は、少なくとも1つの保持キャパシタC5にかかる初期電圧であり、
Capacitance(storage cap C5)は、少なくとも1つの保持キャパシタC5(組み合わされて。)のキャパシタンスであり、
V(initial of bus cap)は、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1にかかる電圧であり、
Capacitance(bus cap C1)は、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1のキャパシタンスである。
例となる実施形態では、放電スイッチS4がアクティブにされる場合に、エネルギは、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5(互いに直列に接続されているエネルギ保持キャパシタC3及びC4の組み合わせと並列であるエネルギ保持キャパシタC2を含む。)と並列結合された電力バスキャパシタC1から負荷20へ直ちに転送される。有利なことに、負荷20へのエネルギのそのような瞬時的な電荷転送は、配電バス回路12の出力電圧を増大させる。これは、昇圧式電源における右半平面ゼロに関連したアンダーシュートを低減し得る。すなわち、右半平面ゼロは、しばしば、伝達関数:

Vout=Vin*(1/1-DC)

によって引き起こされる。ここで、
Voutは、負荷20への配電バス回路12の電圧出力であり、
Vinは、電源V1から配電バス回路12への電圧であり、
DCは、負荷によって求められる電流(例えば、直流)である。
然るに、負荷によって求められる電流の増大は、Voutが低減するので、電流又はDCを増大させ得る。しかし、例となる充電管理システムを使用し、上記のようにして瞬時的に電荷を転送することによって、DCは低下する代わりに、増大し、それによって、誤差増幅器へ向かう電圧も増大するよう強いられる。結果として、Voutは増大し、右半平面ゼロに関連したアンダーシュートは低減される。
放電スイッチS4がステップ218でアクティブにされた後、夫々のキャパシタC1及びC5(C2、C3及びC4のうちの1つ以上を含む。)の放電の間、システムコントローラ16は、ステップ220で、放電が完了しているかどうか(例えば、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5にかかる電圧及び電力バスキャパシタC1にかかる電圧が所定の範囲、例えば、互いの約±10%内にあるかどうか)を判定してよい。放電が完了していないと決定される場合には、次いで動作は待機し、放電し続けてよい。放電が完了する(例えば、夫々のキャパシタC5、C1にかかる電圧が互いの±10%内にある)と、次いで動作はステップ222へ進んでよい。ステップ222で、放電スイッチS4は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を少なくとも1つの電力バスキャパシタC1から動作上切り離すよう非アクティブにされる。
放電スイッチS4がステップ222で非アクティブにされた後、動作は次いでステップ216から222を繰り返すことに進む。処理は、このようにして、上述されたように、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5が負荷電流需要の増大に対応するほど十分な電荷を有しているとの決定に基づき進んでよい。他方で、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5が閾エネルギレベルを下回り、追加の充電を必要とし得ると決定される場合には、次いでプロセスはステップ222からステップ224へ進んでよい。ステップ224で、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、エネルギ源V2を少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へ動作上接続するようアクティブにされてよい。その後に、ステップ226で、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5は、エネルギ源V2によって、所定のエネルギレベル又は所定のエネルギ範囲に充電され得る。これは、ステップ228で、システムコントローラ16によって決定されてよい。制限されない例として、270Vdcの電力バス電圧C1の場合に、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5にかかる電圧は約400Vdc±10Vdcであってよい。少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5が所定のレベルに充電されていると決定された後、動作はステップ230へ進んでよい。ステップ230で、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5をエネルギ源V2から動作上切り離すよう非アクティブにされる。プロセスは次いで、システムコントローラ16からの放電コマンドがあるまで、ステップ232で待機する。示されるように、放電コマンドは、ステップ216での、放電スイッチS4をアクティブにするとの決定に基づいてよく、その決定があると、プロセスは、ステップ218でループに入ることに進む。
図6A及び6Bを参照すると、動作モード200の例となるシミュレーションが、充電管理システムを使用しない動作モード(図6Aに図示。)と比較して、例となる充電管理システム10を使用して(図6Bに図示。)示されている。図6Aに示されるように、例となる充電管理システムを使用しないシステムの動作中に、負荷によって求められるベースライン電流は5アンペアに満たず(参照番号265’として示されている。)、そして、負荷が電流の増大を要求する場合に、負荷へのピーク突入電流は、約95アンペアまで増大する(参照番号270’として示されている。)。比較において、図6Bを参照すると、例となる充電管理システム10の動作中に、負荷によって求められるベースライン電流はやはり5アンペアに満たない(参照番号265”として示されている。)が、負荷が電流の増大を要求し、そして、エネルギを少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へ放電するよう放電スイッチS4をアクティブにすると決定される場合に、負荷へのピーク突入電流は、約42アンペアまでしか増大しない(参照番号270”として示されている。)。動作の起動モードに関連して上述されたように、動作モード中の例となる充電管理システムを使用した42アンペアの突入電流は、完全な負荷動作中に10W電源から引き込まれる39アンペアの電流よりもほんのわずかにしか高くない。このようにして、充電管理システムは、負荷に印加される突入を約50%低減することができ、そして、25ワットエネルギ源を用いると、この50%の低減は、例えば、5秒ごとに実現され得る。
図7を参照すると、再生モード中に充電管理システム10を動作させる、例となる方法300を説明するフローチャートが、示されている。動作はステップ310から開始してよい。ステップ310で、システムコントローラ16は、図5に示される通常動作モード中に電力バスモニタモードに入ってよい。図5においてステップ310で示されるように、電力バスモニタモードは、負荷20が適用されている間常に動作していてよい。図7に示されるように、ステップ310で電力バスモニタモードに入った後、プロセスはステップ315へ進んでよい。ステップ315で、システムコントローラ16は、配電バス回路12内の少なくとも1つの電力バスキャパシタC1にかかる電圧を決定してよい。電力バスキャパシタC1が、閾エネルギレベル又は範囲を下回るエネルギレベルを有しているとシステムコントローラ16が決定する場合には、システムコントローラ16は、電力バスキャパシタC1をモニタし続け、待機してよい。少なくとも1つの電力バスキャパシタC1にかかる電圧が所定のレベル又は範囲よりも大きいとシステムコントローラ16が決定する場合に、次いでプロセスはステップ320及び/又はステップ325へ進んでよい。
ステップ320で、システムコントローラ16は、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3を動作上非アクティブにしてよく、更には、放電スイッチS4も非アクティブにしてよい。ステップ325で、エネルギ捕捉充電スイッチS5は、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1を少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へ動作上接続するようアクティブにされてよく、それによって、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1に蓄えられている少なくともいくらかのエネルギを少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5(キャパシタC2、C3及び/又はC4のうちの1つ以上を含む。)へ放電する。例となる実施形態では、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3が非アクティブにされ、エネルギ捕捉充電スイッチS5がアクティブにされる場合に、第2エネルギ保持キャパシタC3及び第1エネルギ保持キャパシタC2は互いに直列に動作上接続され、第3エネルギ保持キャパシタC4は第2キャパシタC3及び第1キャパシタC2の両方と並列に動作上接続され得る。このようにして、捕捉充電スイッチS5がアクティブにされる場合に、電力バスキャパシタC1からのエネルギは、互いに直列であるC1及びC2と並列である第3キャパシタC4へ転送され得る。
捕捉充電スイッチS5がステップ325でアクティブにされた後、電力バスキャパシタC1から少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へのエネルギの放電中に、システムコントローラ16は、ステップ330で、放電が完了しているかどうか(例えば、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5にかかる電圧及び電力バスキャパシタC1にかかる電圧が所定の範囲、例えば、配電バス回路12の最大許容電圧の約±5%内にあるかどうか)を判定してよい。例えば、例となる実施形態では、270Vdcが320Vdcまで進むことを許可され得る。これは、270Vdc±13Vdcの電圧スパイクを考慮し得る。これは、400ボルト定格キャパシタの許容電圧に十分に入る。放電が完了してないと決定される場合には、次いで、動作は待機し、放電し続けてよい。放電が完了すると(例えば、C5及びC1にかかる電圧が所定の範囲内にある場合に)、次いで動作はステップ335へ進んでよい。ステップ335で、捕捉充電スイッチS5は、少なくとも1つの電力バスキャパシタC1を少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5から動作上切り離すよう非アクティブにされる。
捕捉充電スイッチS5がステップ335で非アクティブにされた後、動作は、任意に、ステップ340へ、次いでステップ350へ進み、図5に示されるキャパシタ充電モードに入ってよい。プロセスは、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5が閾エネルギレベルを下回り、追加の充電を必要とし得るとの決定に基づき、このようにして進んでよい。少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5が充電されるべきであると決定される場合には、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、ステップ340で、エネルギ源V2を少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へ動作上接続するようアクティブにされてよく、それによって、図5のステップ226で示されるように、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を充電する。エネルギ保持キャパシタC5に蓄えられたエネルギは、後に、上記の起動又は動作モードにおいて使用されてよい。このように、エネルギは、先行技術の回路設計で見られたように浪費されることなしに節約され、よって、効率が改善される。
図8を参照すると、充電管理システム10を使用した、例となる起動期間の一部の間の回生過電圧保護モードの、例となるシミュレーションが示されている。説明される例では、起動モード中の約8.89ミリ秒から約8.95ミリ秒の間の期間の拡大図が示されている。図8におけるx−yプロットの一番上の部分362は、第1エネルギ保持キャパシタC2の電圧を表し(y軸、単位ボルト)、x−yプロットの真ん中の部分364は、電力バスキャパシタC1にかかる電圧を表し(y軸、単位ボルト)、x−yプロットの一番下の部分366は、第3エネルギ保持キャパシタC4にかかる電圧を表す(y軸、単位ボルト)。C2の電圧(362)、C1の電圧(364)、及びC4の電圧(366)は、説明されるシーケンスの間、同じ時間スケール(x軸、単位ミリ秒)にわたってプロットされている。
図8に示されるように、約8.895ミリ秒から約8.908ミリ秒の間の初期期間中、第3エネルギ保持キャパシタC4の電圧は、約106Vdcで一定である。この初期期間中、エネルギ捕捉充電スイッチS5は非アクティブにされており、エネルギ放電スイッチS4も非アクティブにされている。約8.908ミリ秒で、エネルギ捕捉充電スイッチS5はアクティブにされ(参照番号370で示されている。)、すると直ぐに、エネルギ保持キャパシタC4はほぼ瞬時に約106Vdcから約256Vdcに変化する(参照番号372で示されている。)。捕捉充電スイッチS5が最初にアクティブにされるこの時間中に、電力バスキャパシタC1の電圧はほぼ瞬時に約295Vdcから約271Vdcに低下する(参照番号374で示されている。)。電力バスキャパシタC1(約271Vdcにある。)とエネルギ保持キャパシタC4(約256Vdcにある。)との間の約15ボルトの差は、捕捉充電スイッチS5に含まれる抵抗による。
説明される例では、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3も、エネルギ捕捉充電スイッチS5がアクティブにされている期間中にアクティブにされ、放電スイッチS4は非アクティブにされたままである。この構成において、第2エネルギ保持キャパシタC3及び第1エネルギ保持キャパシタC2は、中間エネルギ保持回路14にわたって互いに直列に動作上接続され得、第3エネルギ保持キャパシタC4は、第2キャパシタC3及び第1キャパシタC1の直列結合と並列に動作上接続され得る。このようにして、S5がアクティブにされ且つS3がアクティブにされる期間にわたって、エネルギ保持キャパシタC2の電圧は、C4とC2との間の並列結合によって線形レートで増大する。例えば、参照番号376で示されるように、C2の電圧は、S5及びS3がアクティブにされる約624ナノ秒の期間にわたって約1.5Vdcだけ増大する。なお、実例となる実施形態では、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、捕捉充電スイッチS5がアクティブにされる期間中に非アクティブにされてもよいことが知られる。説明される例と比較して、これは、S5がアクティブにされた624ナノ秒の期間にわたって第1エネルギ保持キャパシタC2の電圧が約0.3Vdcだけ増大することを生じさせる。
示されるように、約624ナノ秒の、タイミングを合わせられたパルス期間の後、捕捉充電スイッチS5は非アクティブにされる(参照番号378で示されている。)。説明される例では、捕捉充電スイッチS5が非アクティブにされる場合に、エネルギ保持キャパシタC4にかかる電圧は、電力バスキャパシタC1からの少なくともいくらかのエネルギの転送により、パルス充電事象の前にあったよりも約7Vdc高い。その上、エネルギ保持キャパシタC2にかかる電圧は、パルス充電事象の前にあったよりも約1.5Vdc高い。このようにして、少なくともいくらかの電荷が、例となる起動期間中に、電力バスキャパシタC1から少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5へ転送された。示されるように、プロセスは、所定期間後に、例えば、説明される例では、約8.942ミリ秒で、繰り返してよい。上記の例は、例示のためであって、限定ではないことが理解され、そして、当業者によって理解されるように、様々な他の電圧値及び時間値が使用されてよい。また、そのような例となる回生過電圧保護モードは、上記の動作モード中に使用されてもよいことも理解される。
図9を参照すると、シャットダウンモードの間に充電管理システム10を動作させる、例となる方法400を説明するフローチャートが、示されている。動作はステップ410から開始してよい。ステップ410で、システムコントローラ16は、図5に示される通常動作モード中にシャットダウンモニタモードに入る。図5においてステップ410で示されるように、シャットダウンモニタモードは、負荷が適用されている間常に動作していてよい。図9に示されるように、ステップ410でシャットダウンモニタモードに入った後、プロセスはステップ415へ進んでよい。ステップ415で、システムコントローラ16は、シャットダウンコマンド信号が受信されているかどうかを判定してよい。そのようなシャットダウンコマンド信号が受信されていないとシステムコントローラ16が決定する場合には、システムコントローラ16は、システムをモニタし続け、待機してよい。シャットダウンコマンド信号が受信されているとシステムコントローラ16が決定する場合には、次いで、負荷20が非アクティブにされてよく、一次電力リレースイッチS1、S2を非アクティブにすることによって電源V1から動作上切り離されてよい。プロセスは次いで、ステップ420、ステップ425及び/又はステップ430へ進んでよい。示されるように、ステップ420で、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5をエネルギ源V2から動作上切り離すよう非アクティブにされる。ステップ425で、捕捉充電スイッチS5は、中間エネルギ保持回路14における充電を妨げるために、電力バスキャパシタC1を少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5から動作上切り離すよう非アクティブにされる。ステップ430で、エネルギ保持キャパシタ放電スイッチS4は、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5を電力バスキャパシタC1へ動作上接続するようアクティブにされ、それによって、夫々のキャパシタC2、C3、C4に蓄えられているエネルギを放電する。ステップ435に示されるように、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5に蓄えられているエネルギ及び電力バスキャパシタC1に蓄えられているエネルギは、任意の抵抗放電回路(図示せず。)へ放電されてよい。プロセスは次いで、ステップ450で示されるオフ状態で終了してよい。
実例となる実施形態では、シャットダウンモードは、負荷20の非アクティブ化によって引き起こされる配電バス回路12での余分のエネルギを放電及び保持する回生過電圧保護モードを更に含んでもよい。例えば、負荷20が非アクティブにされていること及び/又は電力バスキャパシタC1にかかる電圧が所定のレベルを上回っていることをシステムコントローラ16が決定する場合に、エネルギ保持キャパシタ放電スイッチS4は非アクティブにされてよく、捕捉充電スイッチS5はアクティブにされてよい。電力バスキャパシタC1からの余分のエネルギは、次いで、かようなエネルギの蓄積のために、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5、より具体的には、エネルギ保持キャパシタC3及びC4へ放電されてよい。
図10A、10B、11A及び11Bを参照すると、シャットダウンモードの間のそのような回生過電圧保護の例となるシミュレーションが、充電管理システムを使用しないそのようなモード(図10A及び10Bに図示。)と比較して、例となる充電管理システム10を使用して(図11A及び11Bに図示。)示されている。図10A、10B、11A及び11Bの説明される例では、一次電源(例えば、V1)は270Vdcであり、エネルギ源(例えば、V2)は400Vdcを有する電圧源である。負荷(例えば、20)は、電界効果トランジスタ(FET)などを介して配電バス回路(例えば、12)から動作上切り離され得る。
説明される例では、図10Aは、時間(単位ミリ秒)にわたって負荷(20を参照。)を流れる電流(単位アンペア)を表し、図10Bは、時間(単位ミリ秒)にわたって電力バスキャパシタ(C1を参照。)にかかる電圧(単位ボルト)を表す。例となる充電管理システムを使用しないシステムを用いて図10A及び10Bに示されるように、2ミリ秒で、FETは、負荷を動作上切り離すよう非アクティブにされ(510’で示されている。)、2.09ミリ秒で、電力バスキャパシタにかかる電圧は426Vdcに増大する(515’で示されている。)。その上、負荷を流れる電流は約2.6ミリ秒でゼロになり(520’で示されている。)、電力バスキャパシタにかかる電圧は、エネルギがどこにも分配されないということで、約320Vdcのままである(525’で示されている。)。
比較において、図11A及び11Bは、実例となる充電管理システム10を使用するシミュレーションを表し、図11Aは、時間(単位ミリ秒)にわたって負荷20を流れる電流(単位アンペア)を表し、図11Bは、時間(単位ミリ秒)にわたって電力バスキャパシタC1にかかる電圧(単位ボルト)を表す。図11A及び11Bに示されるように、2ミリ秒で、FETは、負荷を動作上切り離すよう非アクティブにされる(510”で示されている。)。次いで、システムコントローラ16は、負荷が非アクティブにされていると決定し、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3は非アクティブにされ、エネルギ捕捉充電スイッチS5がアクティブにされ、それによって、上述されたように、電力バスキャパシタC1にあるエネルギがエネルギ捕捉キャパシタC3及びC4へ放電されることを可能にする。約2.02ミリ秒で、電力バスキャパシタC1にかかる電圧は312Vdcである(515”で示されている。)。これは、図10A及び10Bで示されたものよりも114Vdc低い。その上、負荷20を流れる電流は約2.6ミリ秒でゼロになり(520”で示されている。)、電力バスキャパシタC1にかかる電圧は約280Vdcのままである(525”で示されている。)。
図12を参照すると、シミュレーションされた充電管理システム610の、例となる回路図が示されている。図12の表されている実施形態で、同じ参照番号は、充電管理システム10における同じ又は同様の構造に対応する、充電管理システム610における構造を表すために、使用されている。その上、充電管理システム10の上記の説明は、充電管理システム610に同様に適用可能であり、充電管理システム10、610の態様は、適用可能である場合に、互いに置換されても、又は互いに併用して使用されてもよいと理解されるだろう。
図12に示されるように、充電管理システム610は、一次電源V1と、一次電力バスキャパシタC1と、一次電源V1を負荷20へ動作上結合する一次電力リレースイッチS1及びS2とを含む。負荷20は、シミュレーション回路610では、電圧源V5、スイッチS6、及び抵抗R1として示されている。充電管理システム610は、エネルギ源V2と、エネルギ保持キャパシタC2、C3及びC4を含む少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタC5と、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチS3と、エネルギ保持キャパシタ放電スイッチS4と、エネルギ捕捉充電スイッチS5とを更に含む。
充電管理システム610は、システムコントローラ16を更に含む。システムコントローラ16は、説明される実施形態では、回路構成として示されている。システムコントローラ16は、電圧源V3と、ANDゲートA2と、抵抗R9,R10、R10、R2、R3、R4、R5、R23、R6、R8、R10及びR15と、演算増幅器U1と、インバータA6及びA4と、コンパレータU6、U5及びU8とを含む。
上述されたように、例となる充電管理システムは、電源から負荷へエネルギを分配する配電バス回路と、負荷へのエネルギの分配を支援するための、配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む。充電管理システムコントローラは、1つ以上のモード中に、中間エネルギ保持回路と配電バス回路との間のエネルギの放電を制御するよう構成されてよい。そのような充電管理システムは、負荷需要に応じて、電力バス電圧の低下の前に、配電バス回路が中間エネルギ保持回路からエネルギを受けることを可能にし得る。これは、電源が電力バス電圧の擾乱に応答し、電源からの突入電流を最小限にすることを可能にし得る。システムはまた、数ある考慮すべき事項の中でも特に、高電力設備をソフトスタートさせ、再生エネルギ保持を可能にし、且つ/あるいは、そのような高電力設備のシャットダウンに関連したエネルギスパイクを吸収するためにも使用されてよい。
本発明の一態様に従って、電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
(i)前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することと、
(ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ放電することと、
(iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすることと、
(iv)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうかを判定し、
前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にない場合には、前記(i)から前記(iv)を繰り返し、
前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にある場合には、前記電源を前記負荷へ動作上接続することと
を有する方法が提供される。
本発明の実施形態は、次の更なる特徴のうちの1つ以上を別々に又は組み合わせて含んでもよい。
前記放電スイッチを非アクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタが所定の範囲内にあるとの決定に基づいてよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにすることによって、充電されてよい。
前記少なくとも1つのエネルギ源は、前記電源とは異なってよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することは、所定のレベルに充電することを含んでよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記所定のレベルに充電した後、方法は、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ源から動作上切り離すよう前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチを非アクティブにすることを更に含んでもよい。
本発明の他の態様に従って、電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
(i)前記電源を前記負荷へ動作上接続することと、
(ii)前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することと、
(iii)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記負荷へ放電することと、
(iv)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすることと、
(v)前記(ii)から前記(iv)を繰り返すことと
を有する方法が提供される。
本発明の実施形態は、次の更なる特徴のうちの1つ以上を別々に又は組み合わせて含んでもよい。
前記放電スイッチを非アクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタが所定の範囲内にあるとの決定に基づいてよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにすることによって、充電されてよい。
前記少なくとも1つのエネルギ源は、前記電源とは異なってよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電する間に、方法は、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にある場合を判定することを更に含んでもよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が前記所定の範囲内にあるとの決定に基づいてよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、第1エネルギ保持キャパシタ、第2エネルギ保持キャパシタ、及び第3エネルギ保持キャパシタを含んでよい。
前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタは、互いに直列に動作上接続されてよい。
前記第1エネルギ保持キャパシタは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタと並列に動作上接続されてよい。
前記放電スイッチがアクティブにされる場合に、前記第1エネルギ保持キャパシタ、前記第2エネルギ保持キャパシタ、及び前記第3エネルギ保持キャパシタの夫々に蓄えられているエネルギは瞬時に前記負荷へ放電されてよく、出力電圧、前記負荷へ加えられる電流、及び前記電源によって供給される電流の増大が起こる。
方法は、前記配電バス回路内の前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定し、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ放電することを更に含んでもよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、互いに直列な第1エネルギ保持キャパシタ及び第2エネルギ保持キャパシタを含んでよく、前記第1エネルギ保持キャパシタ及び前記第2エネルギ保持キャパシタの夫々は、前記捕捉充電スイッチがアクティブにされる場合に、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから放電されるエネルギを捕捉するよう構成される。
方法は、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタから動作上切り離すよう、前記捕捉充電スイッチを非アクティブにすることを更に含んでもよい。
前記捕捉充電スイッチを非アクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタが所定の範囲内にあるとの決定に基づいてよい。
方法は、シャットダウンコマンド信号が受信されているか場合を判定し、前記シャットダウンコマンド信号が受信されているとの決定に基づき、前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチを非アクティブにし、前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを放電すること更に含んでもよい。
本発明の他の態様に従って、電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
(i)前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定し、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ放電することと、
(ii)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタから動作上切り離すよう、前記捕捉充電スイッチを非アクティブにすることと、
(iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定のレベルを下回るとの決定に基づき、前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを更に充電することと、
(iv)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記負荷へ放電することと、
(v)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすること
を有する方法が提供される。
本発明の実施形態は、次の更なる特徴のうちの1つ以上を別々に又は組み合わせて含んでもよい。
前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、第1エネルギ保持キャパシタ、第2エネルギ保持キャパシタ、及び第3エネルギ保持キャパシタを含んでよい。
前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタは、互いに直列に動作上接続されてよく、前記第1エネルギ保持キャパシタは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタと並列に動作上接続されてよい。
前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう前記捕捉充電スイッチがアクティブにされる場合に、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタへ放電され得る。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを更に充電することは、前記第1エネルギ保持キャパシタを、前記電源とは異なる少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにすることを含んでよい。
前記放電スイッチがアクティブにされる場合に、前記第1エネルギ保持キャパシタ、前記第2エネルギ保持キャパシタ、及び前記第3エネルギ保持キャパシタの夫々に蓄えられているエネルギ、並びに前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられているエネルギは、前記負荷へ放電されてよい。
本発明の他の態様に従って、少なくとも1つの電力バスキャパシタを有する配電バス回路を介して電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムであって、
前記配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路であり、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタと、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続し又はそれから切り離すよう構成される少なくとも1つの放電スイッチとを有する前記中間エネルギ保持回路と、
前記配電バス回路及び前記中間エネルギ保持回路へ動作上接続されるシステムコントローラと
を有する充電管理システムが提供される。
本発明の実施形態は、次の更なる特徴のうちの1つ以上を別々に又は組み合わせて含んでもよい。
例えば、前記システムコントローラは、上記の方法ステップのうちの1つ以上を実行するよう構成されてよい。
例えば、起動モードにおいて、前記システムコントローラは、
(i)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するようエネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタの充電を可能にし、
(ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへの前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にし、
(iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにし、
(iv)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうかを判定する
よう構成されてよく、それにより、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記所定の範囲内にないとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記(i)から前記(iv)を繰り返すよう構成され、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にあるとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記電源を前記負荷へ動作上接続するように電力リレースイッチをアクティブにするよう構成される
動作モードにおいて、前記システムコントローラは、
(i)前記電源を前記負荷へ動作上接続し、
(ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定のレベル以上であるかどうかを判定し、前記エネルギ保持キャパシタにかかる電圧が前記所定のレベルを下回るとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタの充電を可能にし、
(iii)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記負荷への前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にし、
(iv)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブする
よう構成されてよい。
再生モードにおいて、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定するよう構成され、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへの前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にするよう構成されてよい。
前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、第1エネルギ保持キャパシタ、第2エネルギ保持キャパシタ、及び第3エネルギ保持キャパシタを含んでよい。
前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタは、前記中間エネルギ保持回路にわたって互いに直列に動作上接続されてよく、前記第1エネルギ保持キャパシタは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタと並列に動作上接続されてよい。
前記動作モードにおいて、前記システムコントローラは、前記第1エネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記第1エネルギ保持キャパシタの充電を可能にするよう構成されてよい。
前記再生モードにおいて、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう前記捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギが前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタへ放電されることを可能にするよう構成されてよい。
前記システムコントローラは、前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記第1エネルギ保持キャパシタ、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタの夫々に蓄えられているエネルギ、並びに前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられているエネルギが前記負荷へ放電されることを可能にするよう構成されてよい。
上記の図2、5、7及び9の例となるフロー図で、ブロックは、ロジックにより実装され得る“処理ブロック”を表す。処理ブロックは、方法ステップ、又は方法ステップを実行する装置要素に相当し得る。フロー図は、如何なる特定のプログラミング言語、メッソドロジ、又はスタイル(例えば、手続き的、オブジェクト指向)のためのシンタックスも表さない。むしろ、フロー図は、説明される処理を実行するようロジックを開発するために当業者が用い得る機能情報を説明する。いくつかの例では、一時変数、ルーチンループ、などのようなプログラム要素は示されていないことが認識されるだろう。更には、電子及びソフトウェアアプリケーションは、動的且つ柔軟なプロセスを伴ってよく、それにより、表されるブロックは、複数のコンポーネントへ結合又は分離され得ることが認識されるだろう。プロセスは、マシン言語、手続き的、オブジェクト指向又は人工知能技術のような様々なプログラミングアプローチを用いて実装されてよいことが認識されるだろう。例となる実施形態では、メッソドロジは、コントローラによって又はコンピュータ読出可能な媒体で提供されるプロセッサ実行可能命令又は演算として実装される。よって、一例において、コンピュータ読出可能な媒体は、方法を実行するよう動作可能なプロセッサ実行可能命令を記憶してよい。更には、図2、5、7及び8は、様々な動作が直列に起こることを表すが、当然ながら、それらの実施形態で説明される様々な動作は、実質的に並列に行われ得ることが理解される。
本明細書で使用されるアルゴリズム的記載及び表現は、当業者が彼らの仕事の本質を他者に伝えるために使用される手段である。アルゴリズム又は方法は、本願で、及び一般的に、結果を生み出す一連の動作であると考えられている。動作は、物理量の物理的操作を含んでよい。通常、必ずというわけではないが、物理量は、ロジックなどにおいて記憶、転送、結合、比較、及び別なふうに操作されることが可能な電気又は磁気信号の形をとる。
主として一般的な使用上の理由から、これらの信号をビット、値、要素、シンボル、文字、項、数、などと呼ぶことが時に都合がよいことが分かっている。しかしながら、これら及び同様の語は適切な物理量と関連付けられるべきであり、それらの量に適用される単に都合のよいラベルにすぎないことが留意されるべきである。別段の記載がない限りは、本明細書の全体を通して、処理する(processing)、計算する(computing)、計算する(calculating)、決定する(determining)、表示する(displaying)、などのような語は、物理(電気)量として表現されているデータを操作及び変換するコンピュータシステム、ロジック、プロセッサ、又は同様の電子デバイスの動作及びプロセスを指すと認識される。
語「含む」(includes又はincluding)が詳細な説明又は特許請求の範囲で使用される限りにおいて、それは、その語が請求項において繋ぎ言葉(transitional word)として用いられる場合に解釈されるように語「有する」(comprising)と同じように包括的であるよう意図される。更に、語「又は」(or)が詳細な説明又は特許請求の範囲で使用される限りにおいて(例えば、A又はB)、それは、「A又はB又は両方」を意味するよう意図される。本出願人が「A又はBのみで両方ではなく」を示すことを意図する場合には、語「A又はBのみで両方ではなく」(only A or B but not both)が使用される。よって、本願での語「又は」の使用は、包括的であり、排他的使用ではない。
本願で使用される「動作可能な接続」、又はエンティティが「動作上接続」される、若しくは「動作上結合」される接続は、信号、物理的通信、又は論理的通信が送信又は受信され得るものである。通常、動作可能な接続は、物理インターフェイス、電気インターフェイス、又はデータインターフェイスを含むが、動作可能な接続は、動作可能な制御を可能にするのに十分なそれら又は他のタイプの接続の種々の組み合わせを含んでよいことが留意されるべきである。例えば、2つのエンティティは、直接に、又はプロセッサ、オペレーティングシステム、ロジック、ソフトウェア、若しくは他のエンティティのような1つ以上の中間エンティティを通じて、互いに信号をやり取りすることができることによって、動作上接続され得る。論理的又は物理的な通信チャネルは、動作可能な接続を形成するために使用され得る。
本願で使用される「ロジック」は、機能若しくは動作を実行するために、又は他のロジック、方法若しくはシステムから機能又は動作を引き起こすために、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又は夫々の組み合わせを含むがこれらに限られない。例えば、所望の用途又はニーズに基づき、ロジックは、ソフトウェア制御マイクロプロセッサ、特定用途向け専用回路(ASIC)のようなディスクリートロジック、プログラムされたロジックデバイス、命令を含むメモリデバイス、などを含んでよい。ロジックは、1つ以上のゲート、ゲートの組み合わせ、又は他の回路部品を含んでよい。ロジックはまた、完全にソフトウェアとして具現されてもよい。複数の論理ロジックが記載される場合に、複数の論理ロジックを1つの物理ロジックに組み込むことが可能であり得る。同様に、単一の論理ロジックが記載される場合に、その単一の論理ロジックを複数の物理ロジック間で分配することが可能であり得る。
本願で使用される「コンピュータプログラム」(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても知られる。)は、コンパイル言語若しくはインタプリタ言語、宣言型言語若しくは手続き型言語を含むあらゆる形のプログラミング言語で記述可能であり、それは、スタンドアローンプログラムとして又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、若しくはコンピュータ環境での使用に適した他のユニットとしてを含め、如何なる形でも展開可能である。コンピュータプログラムは、必ずしも、ファイルシステム内のファイルに対応するわけではない。プログラムは、他のプログラム若しくはデータを格納するファイルの一部(例えば、マークアップ言語文書に格納された1つ以上のスクリプト)において、問題のプログラムに専用の単一ファイルにおいて、又は複数の協調ファイル(例えば、1つ以上のモジュール、サブプログラム、若しくはコードの部分を格納するファイル)において記憶可能である。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータで、あるいは、1つの場所に、又は複数の場所にわたって分散されて通信ネットワークによって相互に接続されている複数のコンピュータで実行されるよう展開可能である。
本願で使用される「ソフトウェア」は、読み出し、解釈、コンパイル、又は実行可能であって、コンピュータ、プロセッサ、又は他の電子デバイスに所望の方法で関数、動作又は機能を実行させる1つ以上のコンピュータ又はプロセッサ命令を含むがこられに限られない。命令は、ルーチン、アルゴリズム、モジュール、メソッド、スレッド、又は動的若しくは静的にリンクされたライブラリからの別個のアプリケーション若しくはコードを含むプログラムのような様々な形で具現されてよい。ソフトウェアも、スタンドアローンプログラム、関数呼び出し(ローカル又は遠隔)、サーブレット、アプレット、メモリに記憶されている命令、オペレーティングシステムの部分、又は他のタイプの実行可能命令を含むがこれらに限られない様々な実行可能又はロード可能な形で実装されてよい。ソフトウェアの形は、例えば、所望の用途の要件、それが実行される環境、又は設計者/プログラマの要望、などに依存し得ることを当業者は理解するだろう。また、コンピュータ読出可能な又は実行可能な命令は、1つのロジックに配置されても、又は2つ以上の通信中の、協働中の、若しくは並列な処理ロジックの間で分配されてもよく、よって、直列、並列、超並列、及び他の様態でロード又は実行可能であることも理解されるだろう。ソフトウェアは、システム全体であろうとシステムの構成要素であろうと、製品として具現され、コンピュータ読出可能な媒体の部分として維持又は提供され得る。
本明細書で記載される対象の実施形態は、デジタル電子回路、又はコンピュータソフトウェア、ファームウェア、若しくはハードウェアと組み合わせて実装され得ることが理解される。本明細書で記載される対象の実施形態は、データ処理装置による実行のために、又はデータ処理装置の動作を制御するために、コンピュータ読出可能な媒体上で符号化されたコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールを使用する充電管理システムにおいて実装され得る。コンピュータ読出可能な媒体は、コンピュータシステム内のハードドライブ、又は小売チャネルを通じて販売される光ディスク、又は組み込みシステムのような製品であることができる。コンピュータ読出可能な媒体は、例えば、有線又は無線ネットワークを介したコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールの配信によって、コンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールにより、別々に取得されて、後に符号化され得る。コンピュータ読出可能な媒体は、マシン可読記憶媒体、マシン可読記憶基板、メモリデバイス、又はそれらのうちの1つ以上の組み合わせであることができる。
上述されたように、システムコントローラ16は、一例として、プログラム可能なプロセッサ、コンピュータ、又は複数のプロセッサ若しくはコンピュータを含む、データ処理するための全ての装置、デバイス、及びマシンを包含する。装置は、ハードウェアに加えて、問題のコンピュータプログラムのための実行環境を作り出すコード、例えば、プロセッサファームウェアを構成するコード、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、ランタイム環境、又はそれらのうちの1つ以上の組み合わせを含むことができる。その上、装置は、ウェブサービス、分散コンピュータ及びグリッドコンピューティング基盤のような、多種多様なコンピューティングモデル基盤を用いることができる。
プロセッサは、一例として、汎用マイクロプロセッサ及び専用マイクロプロセッサ、並びにあらゆる種類のデジタルコンピュータのいずれか1つ以上のプロセッサを含む、コンピュータプログラムの実行のための全ての装置、デバイス、及びマシンを包含する。一般に、プロセッサは、リードオンリーメモリ若しくはランダムアクセスメモリ又はその両方から命令及びデータを受け取る。コンピュータの必須の要素には、命令を実行するプロセッサ、並びに命令及びデータを記憶する1つ以上のメモリデバイスが含まれる。一般に、コンピュータは、データを記憶する1つ以上の大容量記憶装置、例えば、磁気、光学磁気ディスク、又は光ディスクを更に含むか、あるいは、それからデータを受け取り、又はそれへデータを転送するよう動作上結合される。更には、コンピュータは、他のデバイス、例えば、モバイルデバイス又はポータブル記憶デバイス(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブ)に組み込まれ得る。コンピュータプログラム命令及びデータを記憶するのに適したデバイスは、一例として、半導体メモリデバイス、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイス;磁気ディスク、例えば、内蔵ハードディスク又はリムーバブルディスク;光学磁気ディスク;並びにCD−ROM及びDVD−ROMディスクを含む、全ての形の不揮発性メモリ、媒体及びメモリデバイスを含む。プロセッサ及びメモリは、専用のロジック回路によって補完されるか、又はそれに組み込まれ得る。
本発明は、特定の、1つ以上の実施形態に関して図示及び記載されてきたが、本明細書及び添付の図面を読んで理解すれば当業者には同等の変更及び修正が想起されるであろうことは明らかである。特に、上記の要素(構成要素、アセンブリ、装置、組成物など)によって実行される様々な機能に関して、そのような要素を説明するために使用される用語(「手段」への言及を含む。)は、別段示されない限りは、たとえ、本発明の、本明細書中で説明される1つ以上の実施形態において機能を実行する、開示されている構造と構造上的に等価でないとしても、記載されている要素の特定の機能を実行する(すなわち、機能的に同等である)如何なる要素にも対応するよう意図される。その上、本発明の特定の特徴は、いくつかの説明される実施形態のうちのほんの1つ以上に関してしか記載されていないが、そのような特徴は、何らかの所与の又は特定の用途にとって望ましく且つ有利であり得るように、他の実施形態の1つ以上の他の特徴と組み合わされてよい。

Claims (20)

  1. 電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
    (i)前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することと、
    (ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ放電することと、
    (iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすることと、
    (iv)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうかを判定し、
    前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にない場合には、前記(i)から前記(iv)を繰り返し、
    前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にある場合には、前記電源を前記負荷へ動作上接続することと
    を有する方法。
  2. 前記放電スイッチを非アクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタが所定の範囲内にあるとの決定に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを、前記電源とは異なる少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにすることによって、充電される、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することは、所定のレベルに充電することを含み、
    前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記所定のレベルに充電した後、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ源から動作上切り離すよう前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチを非アクティブにする
    請求項3に記載の方法。
  5. 電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
    (i)前記電源を前記負荷へ動作上接続することと、
    (ii)前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電することと、
    (iii)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記負荷へ放電することと、
    (iv)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすることと、
    (v)前記(ii)から前記(iv)を繰り返すことと
    を有する方法。
  6. 前記放電スイッチを非アクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタが所定の範囲内にあるとの決定に基づく、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを、前記電源とは異なる少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにすることによって、充電される、
    請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを充電する間に、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にある場合を判定し、
    前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が前記所定の範囲内にあるとの決定に基づく、
    請求項5乃至7のうちいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、第1エネルギ保持キャパシタ、第2エネルギ保持キャパシタ、及び第3エネルギ保持キャパシタを含み、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタは、互いに直列に動作上接続され、前記第1エネルギ保持キャパシタは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタと並列に動作上接続され、それにより、前記放電スイッチがアクティブにされる場合に、前記第1エネルギ保持キャパシタ、前記第2エネルギ保持キャパシタ、及び前記第3エネルギ保持キャパシタの夫々に蓄えられているエネルギは瞬時に前記負荷へ放電されて、出力電圧、前記負荷へ加えられる電流、及び前記電源によって供給される電流の増大が起こる、
    請求項5乃至8のうちいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記配電バス回路内の前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定し、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ放電して、出力電圧及び前記電源によって供給される電流の低減を引き起こすことを更に有する
    請求項5乃至9のうちいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、互いに直列な第1エネルギ保持キャパシタ及び第2エネルギ保持キャパシタを含み、前記第1エネルギ保持キャパシタ及び前記第2エネルギ保持キャパシタの夫々は、前記捕捉充電スイッチがアクティブにされる場合に、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから放電されるエネルギを捕捉するよう構成される、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタから動作上切り離すよう、前記捕捉充電スイッチを非アクティブにすることを更に有し、
    前記捕捉充電スイッチを非アクティブにすることは、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタが所定の範囲内にあるとの決定に基づく、
    請求項10又は11に記載の方法。
  13. シャットダウンコマンド信号が受信されているか場合を判定し、前記シャットダウンコマンド信号が受信されているとの決定に基づき、前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチを非アクティブにし、前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタ及び前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを放電すること更に有する
    請求項7に記載の方法。
  14. 電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムの作動方法であって、前記充電管理システムは、前記電源及び前記負荷へ動作上接続される配電バス回路と、該配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路とを含む、前記方法において、
    (i)前記配電バス回路内の少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定し、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記中間エネルギ保持回路内の少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ放電することと、
    (ii)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタから動作上切り離すよう、前記捕捉充電スイッチを非アクティブにすることと、
    (iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定のレベルを下回るとの決定に基づき、前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを更に充電することと、
    (iv)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギを前記負荷へ放電することと、
    (v)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにすること
    を有する方法。
  15. 前記中間エネルギ保持回路内の前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、第1エネルギ保持キャパシタ、第2エネルギ保持キャパシタ、及び第3エネルギ保持キャパシタを含み、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタは、互いに直列に動作上接続され、前記第1エネルギ保持キャパシタは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタと並列に動作上接続され、
    前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう前記捕捉充電スイッチがアクティブにされる場合に、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタへ放電され、
    前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを更に充電することは、前記第1エネルギ保持キャパシタを、前記電源とは異なる少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう、エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにすることを含み、
    前記放電スイッチがアクティブにされる場合に、前記第1エネルギ保持キャパシタ、前記第2エネルギ保持キャパシタ、及び前記第3エネルギ保持キャパシタの夫々に蓄えられているエネルギ、並びに前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられているエネルギは、前記負荷へ放電される、
    請求項14に記載の方法。
  16. 少なくとも1つの電力バスキャパシタを有する配電バス回路を介して電源から負荷へ電力を分配する充電管理システムであって、
    前記配電バス回路へ動作上接続される中間エネルギ保持回路であり、少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタと、該少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続し又はそれから切り離すよう構成される少なくとも1つの放電スイッチとを有する前記中間エネルギ保持回路と、
    前記配電バス回路及び前記中間エネルギ保持回路へ動作上接続されるシステムコントローラと
    を有し、
    起動モードにおいて、前記システムコントローラは、
    (i)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するようエネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタの充電を可能にし、
    (ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへの前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にし、
    (iii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブにし、
    (iv)前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定の範囲内にあるかどうかを判定する
    よう構成され、それにより、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記所定の範囲内にないとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記(i)から前記(iv)を繰り返すよう構成され、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が前記判定の間に前記所定の範囲内にあるとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記電源を前記負荷へ動作上接続するように電力リレースイッチをアクティブにするよう構成され、
    動作モードにおいて、前記システムコントローラは、
    (i)前記電源を前記負荷へ動作上接続し、
    (ii)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタにかかる電圧が所定のレベル以上であるかどうかを判定し、前記エネルギ保持キャパシタにかかる電圧が前記所定のレベルを下回るとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタの充電を可能にし、
    (iii)負荷電流需要を決定し、所定のレベルを満たすか又は超える電流を前記負荷が求めるとの決定に基づき、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタへ動作上接続するよう前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記負荷への前記エネルギ保持キャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギ及び前記電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にし、
    (iv)前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つの電力バスキャパシタから動作上切り離すよう、前記放電スイッチを非アクティブする
    よう構成される、
    充電管理システム。
  17. 再生モードにおいて、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧を決定するよう構成され、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタにかかる電圧が所定のレベルよりも大きいとの決定に基づき、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタへの前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギの放電を可能にするよう構成される、
    請求項16に記載の充電管理システム。
  18. 前記少なくとも1つのエネルギ保持キャパシタは、第1エネルギ保持キャパシタ、第2エネルギ保持キャパシタ、及び第3エネルギ保持キャパシタを含み、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタは、前記中間エネルギ保持回路にわたって互いに直列に動作上接続され、前記第1エネルギ保持キャパシタは、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタと並列に動作上接続される、
    請求項17に記載の充電管理システム。
  19. 前記動作モードにおいて、前記システムコントローラは、前記第1エネルギ保持キャパシタを前記少なくとも1つのエネルギ源へ動作上接続するよう前記エネルギ保持キャパシタ充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記第1エネルギ保持キャパシタの充電を可能にするよう構成され、
    前記再生モードにおいて、前記システムコントローラは、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタを前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタへ動作上接続するよう前記捕捉充電スイッチをアクティブにし、それによって、前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられている少なくとも一部のエネルギが前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタへ放電されることを可能にするよう構成される、
    請求項18に記載の充電管理システム。
  20. 前記システムコントローラは、前記放電スイッチをアクティブにし、それによって、前記第1エネルギ保持キャパシタ、前記第2エネルギ保持キャパシタ及び前記第3エネルギ保持キャパシタの夫々に蓄えられているエネルギ、並びに前記少なくとも1つの電力バスキャパシタに蓄えられているエネルギが前記負荷へ放電されることを可能にするよう構成される、
    請求項19に記載の充電管理システム。
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