JP2019529118A - 反転ワインダ用の支持装置とコイラ - Google Patents

反転ワインダ用の支持装置とコイラ Download PDF

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Abstract

本発明は、反転ワインダ(4,17)の巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル(5,18)の自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持ユニット(7,20)を備える、金属ストリップ(2)の巻き作業のための反転ワインダ(4,17)用の支持装置(6,19)に関する。完全な巻き過程中に自由端部分の改善された連続的な支持を可能にするために、支持装置(6,19)は、少なくとも1つの案内ユニット(8,21)を有し、この案内ユニットに、支持ユニット(7,20)が移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニット(7,20)を、案内ユニット(8,21)に対して相対的な支持ユニット(7,20)の各位置で支持すること、を特徴とする支持装置(6,19)。

Description

本発明は、反転ワインダの巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持ユニットを備える、金属ストリップの巻き作業のための反転ワインダ用の支持装置に関する。
更に、本発明は、少なくとも2つのワインダマンドレルと、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分を支持するための少なくとも1つの支持装置を有する、回転軸を中心として回転可能に配置された少なくとも1つの反転ワインダを備える、金属ストリップの巻き作業のためのコイラに関する。
圧延された金属ストリップは、オプションで圧延後にワインダマンドレル又はワインダマンドレル上に取り付けられた巻き管に巻き取り、後から再び巻き解くことができる。特にいわゆる連続運転で最短のコイル結果を実現するために、少なくとも2つのワインダマンドレルを備えかつ巻き過程もしくは反転過程中にワインダマンドレルの位置が変化させられる反転ワインダ−ロータワインダとも呼ばれる−が使用される。反転ワインダにおいて、ワインダマンドレルは、駆動側を反転ギアユニット内に不動に支承されている。それぞれのワインダマンドレル上での金属ストリップの巻き作業時に、ワインダマンドレルの両側の支持もしくはこれに起因するワインダマンドレルの対称の弾性曲線が、巻き作業時の安定したストリップパスを保証するために重要である。
ワインダマンドレルへの金属ストリップの巻取り過程は、ストリップ張力下で行なわれる。まず、金属ストリップは、最初の数巻、大抵は3巻でワインダマンドレルに巻き付けられる。次いで、目標速度及びストリップ張力を所定の値にして巻きコイル形成が行なわれる。
ストリップ張力及び巻きコイル重量によってワインダマンドレルの高い捩じり及び曲げの負荷が与えられているので、ワインダマンドレルの自由端部分は、前記負荷を支持するために、できるだけ早い時点から支持される。めったに生じないが、金属ストリップがワインダマンドレルから巻き解かれる巻解き過程についても、同じことが当て嵌まる。しかしながら、巻取り過程の最初の巻始め過程は、大抵は、“可動”に、即ちそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分の支持なしで行なわれる。巻取り過程中の反転過程の終了後、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルは、巻終り位置にあり、ワインダマンドレルの自由端部分を支持する別個の位置不動のマンドレル支持軸受が入方向に旋回される。
ワインダマンドレルの“可動の”即ち片側の支持の間、許容可能な重量及び張力の負荷は、比較的制限されている。ワインダマンドレルを片側で支持する時には、片側の支持部で始まる、金属ストリップに対して非対称な経過を示すワインダマンドレルの弾性曲線が生じる。片側の支持時に導入される機械的な負荷は、反転ワインダ及びその個々の部分の設計及び寿命にとって好ましくない。その結果、低減されたストリップ速度のような、しかしながらまた金属ストリップのための品質制限のようなプロセス技術的な欠点が生じる。何故なら、相応に高いストリップ張力を調整することができず、金属ストリップが横に蛇行する傾向があるからである。
独国特許出願公開第698 17 437号明細書には、金属ストリップをコイルに巻き取るための反転ワインダが開示されている。両ワインダマンドレルの間の中心に延在する反転ワインダのロータ軸により、2つの旋回可能なコイラ外側軸受がその上に位置する別の軸が案内される。ワインダマンドレルの別の支持部は、軸受アームを介して行なうことができるので、反転ワインダの回転時に、ワインダマンドレルは、その位置を変更し、別の支持部が回転に追従する。しかしながら、ロータ軸に対するこのような位置に関する連結は、実質的にロータを拡大する。何故なら、最大のコイル直径は、ロータ軸を越えて突出することができないからであり、それは、さもなければ、ロータが機能的に回転することができないからである。加えて、アクセスの可能性は、巻位置に制限される。
独国特許出願公開第698 17 437号明細書
本発明の課題は、完全な巻き過程中に反転ワインダのワインダマンドレルの自由端部分の改善された連続的な支持を可能にすることである。
この課題は、独立請求項によって解決される。有利な実施形態は、以下の説明、従属請求項及び図に記載されており、これら実施形態は、それぞれ単独で又はこれら実施形態の少なくとも2つの互いの種々の組合せで、特に好ましい又は有利な本発明の態様であり得る。この場合、支持装置の実施形態は、以下で個々の場合で明示的に指摘しない場合でも、コイラの実施形態に一致し、逆も同様である。
金属ストリップの巻き作業のための反転ワインダ用の本発明による支持装置は、反転ワインダの巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持ユニットと、少なくとも1つの案内ユニットを有し、この案内ユニットに、支持ユニットが移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニットを、案内ユニットに対して相対的な支持ユニットの各位置で支持する。
前記のように、反転ワインダは、自由端部分を有する少なくとも2つのワインダマンドレルを有する。巻き過程中に、反転ワインダが回転し、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルが、巻初め位置から巻終り位置へ移動される。巻き過程の全期間にわたり、即ち、遅くとも巻初め位置での巻初めの開始を含めて、少なくとも巻終り位置での巻き過程の継続まで、ワインダマンドレルは、本発明による支持装置によって支持され、この場合、この支持装置は、支持機能を、それ自身既知の好ましくは固定式のマンドレル支持軸受に引き渡す。このため、案内ユニットは、支持ユニットが、ワインダマンドレルと接触しており、全反転過程中にワインダマンドレル従い得るように、形成されている。
本発明による支持装置により、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルは、反転マンドレルのその他の運転及びその他の構造に依存せずに、別個の装置によって支持することができる。それ以外は反転マンドレルに依存しないこの本発明による支持装置は、ワインダマンドレルの巻終り位置で支持されたワインダマンドレルを、位置不動の安定した入方向に旋回可能なマンドレル支持軸受に引き渡すが、このマンドレル支持軸受は、従来通り形成することができる。支持ユニットのこの解放後、マニュアル又は動力で、特に自動的な支持ユニットのその初期位置への復帰を行なうことができるが、この初期位置で、支持ユニットは、その巻始め位置にある他のワインダマンドレルの自由端部分を支持することができる。選択的に、支持ユニットは、反転ワインダにおけるロジスティクス用の自由空間を保証するために、大気位置を取ることができる。
巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの本発明による支持装置によって行なわれる支持は、最初の数巻きを巻き始める時には既に全巻取き過程のためにストリップ張力の所定の値が形成され得るように構成されている。加えて、本発明による支持装置により、反転過程中のストリップ張力変動が最小化される。本発明による支持により、一般により高いストリップ張力を実現することができる。この場合、反転ワインダ及び支持装置の既存の部品は、著しく機械的に負荷を受けない。何故なら、ワインダマンドレルの両側への十分対称な力の分布が可能であるからである。より高いストリップ張力は、反転ワインダの上流に配置された圧延設備の、より高いストリップ速度又より高い材料品質の方向の製品スペクトルの拡大の形態の性能の向上を可能にする。加えて、ワインダマンドレルの対称の弾性曲線は、作用する巻コイル張力及び巻コイル重量の有利な負荷分布を生じさせる。これにより、個々の部分の設計と寿命がより有利になる。更に、巻き結果が改善される。何故なら、巻コイルのテレスコープ状の伸縮性に関してストリップ経過が改善されるからである。
ワインダマンドレルを有する反転ワインダ、支持装置及び入方向に旋回可能な位置不動のマンドレル支持軸受の独立したアッセンブリに起因して、支持装置を制限することのない支持の課題のマンドレル支持軸受への完全に中断のない引渡しを行なうことができる。当初の反転ワインダが構造的に不変であり続けることにより、本発明は、既存のコイラの改造及び近代化のために非常に良く適している。本発明による支持装置により、巻コイル搬出が保証され続け、第1の巻始め位置へのアクセスが存続し続ける。これにより、例えば巻き管をワインダマンドレル上に取り付けることができる。巻き過程の所定のシーケンスを変更する必要はない。本発明による支持の機能は、所定の巻き過程を補足するに過ぎない。
反転ワインダは、巻取りワインダ又は巻解きワインダとして使用することができる。両場合で、本発明による支持装置によるそれぞれのワインダマンドレルの自由端部分の改善された支持を行なうことができる。巻き作業とは、本発明の範囲内で、金属ストリップの巻取り又は巻解きと理解することができる。
支持装置は、好ましくは1つの案内ユニットと少なくとも1つの支持ユニットを有する。案内ユニットは、金属から製造することができ、少なくとも1つの案内レールを備える。支持ユニットは、案内レールに案内された少なくとも1つのキャリッジ部分を備えることができる。
有利な実施形態によれば、案内ユニットが、1つの半円形部分と、この半円形部分に接続する2つの直立脚部を有し、支持ユニットが、半円形部分の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニットに案内されている。これによれば、案内ユニットは、U字形に形成され、脚が半円形部分を支持する。半円形部分は、この半円形部分が円軌道に対して同軸に配置され、この円軌道に沿って、ワインダマンドレルが反転ワインダの反転過程中に移動され、最初に挙げた円軌道の半径が、最後に挙げた円軌道よりも大きいように、配置及び形成されている。支持ユニットが半円形部分の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニットに案内されていることは、案内ユニットが支持ユニットを半径方向外側から支持することを意味する。従って、ワインダマンドレルの支持中には、特に半径方向力を、ワインダマンドレルから支持ユニットを介して案内ユニットへ伝達することができる。
別の有利な実施形態によれば、支持ユニットが、少なくとも1つの軸受ブッシュを有し、この軸受ブッシュ内へ、自由端部分が導入可能であり、この軸受ブッシュが、少なくとも1つのラジアル軸受を形成する又は備える。自由端部分が軸受ブッシュ内へ導入される場合、自由端部分は、軸受ブッシュもしくは支持ユニットと噛み合い係合式に結合されている。これにより、引張力と圧縮力の両方を、支持されたワインダマンドレルから支持ユニットを介して案内ユニットに伝達することができる。これは、ワインダマンドレルの自由端部分の非常に良好な支持を可能にする。軸受ブッシュは、例えば滑り軸受を形成することができ、この滑り軸受内に、自由端部分が摺動可能に案内されている。選択的に、軸受ブッシュに、少なくとも1つのラジアル転がり軸受を配置することができ、このラジアル転がり軸受に、自由端部分が係合する。
別の有利な実施形態によれば、支持ユニットが、自由端部分と支持接触可能な接触面を有し、この接触面が、円弧状に形成され、180°未満の付属の中心角を備える。これにより、支持ユニットは、巻作業中に反転ワインダの回転軸に対して半径方向外側だけで巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分と接触している。これは、支持されたワインダマンドレルから支持ユニットを介して案内ユニットへの圧縮力の伝達を可能にする。中心角は、150°未満、特に130°未満であり得る。
別の有利な実施形態によれば、支持ユニットが、移動可能に案内ユニットに案内された少なくとも1つの案内要素と、自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持要素を有し、この支持要素は、支持要素が自由端部分と支持接触している支持位置と、支持要素が自由端部分と支持接触していない解放位置との間を移動可能に案内要素に配置されているように、案内要素と関節式に結合されている。巻き過程の前に、支持要素は、解放位置に存在することができる。支持ユニットは、巻き過程の開始前に、適切な支持開始位置へ移動される。巻き過程の前に、支持要素は、その解放位置からその支持位置へ旋回され、この支持位置で、支持要素は、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルを自由端部分のところで支持する。支持要素は、少なくともワインダマンドレルがその巻終り位置に達するまでは、その支持位置に留まる。巻終り位置に達した後、位置不動のマンドレル支持軸受へのワインダマンドレルの自由端部分の引渡しを開始することができる。位置不動のマンドレル支持軸受は、入方向の旋回をすることができ、従って支持の課題を引き受ける。次いで、支持要素は、その支持位置からその解放位置へ旋回させることができ、これにより、支持要素は、ワインダマンドレルの自由端部分を解放する。その後、支持開始位置への支持ユニットの復帰を開始することができる。支持要素は、少なくとも1つのジョイントもしくはヒンジを介して案内要素と関節式に結合することができる。
別の有利な実施形態によれば、支持装置は、支持ユニットを案内ユニットに沿って移動可能にする少なくとも1つの駆動装置を有する。これにより、支持ユニットは、支持装置によって自動的に案内ユニットに沿って移動させることができる。選択的に、支持ユニットは、反転ワインダの反転過程もしくは巻き過程中に、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルによって連行することができる。駆動装置によって、支持位置から支持開始位置への支持ユニットの復帰を行なうことができる。駆動装置は、例えば、案内ユニットに配置された部分的に湾曲して延在するラックに係合する駆動ピニオンを有する電気モータを備えることができる。駆動装置は、支持ユニットの運動が巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの運動に同期されているように、支持装置の電子機器によって制御することができる。このため、電子機器は、例えばワインダマンドレルもしくは反転ワインダの運動を検出可能にするセンサを備えることができる。
金属ストリップの巻き作業のための本発明によるコイラは、少なくとも2つのワインダマンドレルと、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分を支持するための少なくとも1つの支持装置を有する、回転軸を中心として回転可能に配置された少なくとも1つの反転ワインダを有し、支持装置が、前記実施形態のいずれか1つ又はこれら実施形態の少なくとも2つの互いに任意の組合せにより形成されている。
コイラには、前で支持装置に関して挙げた利点が相応に結びついている。
有利な実施形態によれば、コイラは、反転ワインダを回転させるための少なくとも1つの駆動装置を有し、これにより、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルが、巻き作業中に巻始め位置から巻終り位置へ移動可能であり、案内ユニットに沿った支持ユニットの運動が、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルの運動と同期されている。反転ワインダと支持ユニットの運動を同期するため、支持装置は、反転ワインダの運動を検出可能にするセンサを有する、支持装置の駆動装置を制御する電子機器をえることができる。
別の有利な実施形態によれば、コイラは、少なくとも1つの支持アームを有する少なくとも1つのマンドレル支持軸受を有し、この支持アームは、静止位置と、支持アームがその巻終り位置にあるワインダマンドレルを下から支持する支持位置との間を移動可能に配置されている。マンドレル支持軸受は、位置不動とすることができ、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分のワインダマンドレルの巻終り位置での支持ユニットによる支持を引き受ける。
以下で、本発明を、添付図に関連させて好ましい実施形態により模範的に説明するが、以下で説明する特徴は、それぞれ単独でも、互いの異なる組合せでも本発明の有利な又は発展的な態様であり得る。
3つの異なった支持状態の本発明によるコイラのための実施例の概略図 金属ストリップを通す前の本発明によるコイラのための実施例の概略図 金属ストリップを通す時の図2に示したコイラの概略図 巻始め過程中の図2及び3に示したコイラの概略図 反転過程中の図2〜4に示したコイラの概略図 巻終り位置に達した時の図2〜5に示したコイラの概略図 マンドレル支持軸受が稼働中の図2〜6に示したコイラの概略図 支持ユニットの復帰中の図2〜7に示したコイラの概略図
図1は、3つの異なった支持状態の金属ストリップ2の巻作業のための本発明によるコイラ1のための実施例の概略図を示す。
コイラ1は、回転軸3を中心として回転可能に配置された、2つのワインダマンドレル5を有する反転ワインダ4と、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル5の自由端部分を支持するための支持装置6を有し、図1には、唯一のワインダマンドレル5の3つの異なった位置だけが示され、別のワインダマンドレルは、明瞭さの理由から図示してない。コイラ1は、反転ワインダ4を回転させるための示してない駆動装置を有するので、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル5は、巻き作業中に、図1で左側に示した巻初め位置から図1で右側に示した巻終り位置へ移動可能である。巻始め位置では、オプションで、示してない巻き管をワインダマンドレル上に取り付けることができる。
支持装置6は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル5の自由端部分と支持接触している支持ユニット7と、案内ユニット8を有し、この案内ユニットに、支持ユニット7が移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニット7を、案内ユニット8に対して相対的な支持ユニット7の各位置で支持する。図1の上の領域に、支持ユニット7が中間位置もしくは待機位置で示されている。
案内ユニット8は、1つの半円形部分9と、この半円形部分に続く直立脚部10を有し、支持ユニット7は、回転軸3上に位置する半円形部分9の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニット8に案内されている。支持装置6は、支持油に糸7を案内ユニット8に沿って移動可能にする駆動装置11を有する。案内ユニット8に沿った支持ユニット7の運動は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル5の運動と同期されている。
支持ユニット7は、軸受ブッシュ12を有し、この軸受ブッシュ内へ、ワインダマンドレル5の自由端部分が導入され、詳細には示してない少なくとも1つのラジアル軸受を形成する又は備える。加えて、支持ユニット7は、移動可能に案内ユニット8に案内された案内要素13と、ワインダマンドレル4の自由端部分と支持接触している支持要素14を有する。支持要素14に、軸受ブッシュ12が配置されている。支持要素14は、支持要素14がワインダマンドレル5の自由端部分と支持接触している図1に示した支持位置と、支持要素14がワインダマンドレル5の自由端部分と支持接触していない図1の部分Aに示した解放位置との間を移動可能に案内要素13に配置されているように、案内要素13と関節式に結合されている。図1の部分Aは、支持ユニット7の支持要素14だけを前記両位置で示し、上の位置が支持位置であり、下の位置が解放位置である。加えて、図1には、右側に、旋回軸15が示唆されており、この旋回軸を中心として、支持要素14が案内要素13と関節式に結合されている。
コイラ1は、示してない少なくとも1つの支持アームを有する示してない位置不動のマンドレル支持軸受を有し、この支持アームは、静止位置と、支持アームがその巻終り位置にあるワインダマンドレル5を下から支持する支持位置との間を移動可能に配置されている。
図2は、コイラ16内へ金属ストリップを通す図2に示してない金属ストリップの巻き作業のための本発明によるコイラ16のための実施例の概略図を示す。
コイラ16は、回転軸2を中心として回転可能に配置された、2つのワインダマンドレル18を有する反転ワインダ17と、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル18の自由端部分を支持するための支持装置19を有する。コイラ16は、反転ワインダ17を回転させるための示してない駆動装置を有するので、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル18は、巻き作業中に図2で左側に示した巻初め位置から図2で右側に示した巻終り位置へ移動可能である。巻初め位置では、オプションで、示してない巻き管をそれぞれのワインダマンドレル18上に取り付けることができる。
支持装置19は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している支持ユニット20と、案内ユニット20を有し、この案内ユニットに、支持ユニット20が移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニット20を、案内ユニット21に対して相対的な支持ユニット20の各位置で支持する。
案内ユニット21は、1つの半円形部分22と、この半円形部分に接続する2つの直立脚部23を有し、支持ユニット20が、回転軸3上に位置する半円形部分22の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニット21に案内されている。支持装置19は、支持ユニットを案内ユニット21に沿って移動可能にする示してない駆動装置を有する。案内ユニット21に沿った支持ユニット20の運動は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18の運動と同期されている。
支持ユニット20は、次のワインダマンドレルとして巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している接触面24を有し、この接触面は、円弧状に形成され、130°未満の付属の中心角を備える。加えて、支持ユニット20は、移動可能に案内ユニット21に案内された案内要素25と、ワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している支持要素26を有する。支持要素26には、接触面24が形成されている。支持要素26は、支持要素26がワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している図2に示した支持位置と、支持要素26がワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触していない解放位置との間を移動可能に案内要素25に配置されているように、案内要素25と関節式に結合されている。
コイラ16は、更に支持アーム28を有する位置不動のマンドレル支持軸受27を有し、この支持アームは、図2に示した静止位置と、支持アーム28がその巻終り位置にあるワインダマンドレル18を下から支持する図7及び8に示した支持位置との間を移動可能に配置されている。
更に、コイラ16は、偏向ローラ29と、図2でその移行位置にある旋回可能に配置された移行テーブル30を有する。
図3は、金属ストリップ2を通す時の図2に示したコイラ16の概略図を示す。金属ストリップ2は、偏向ローラ29及び移行テーブル30を介して図3で左側に示したワインダマンドレル18のところまで案内される。ワインダマンドレル自由端は、支持装置19の支持要素26によって支持される。
図4は、巻初め過程中の図2及び3に示したコイラ16の概略図を示す。この場合、例えば金属ストリップ2の最初の3巻が、より高いストリップ張力下で形成される。何故なら、ワインダマンドレル18は、巻初め過程中には既に支持装置19によって支持されるからである。巻初め過程中、移行テーブル30は、金属ストリップ2と接触していない静止位置にある。
図5は、反転過程中の図2〜4に示したコイラ16の概略図を示す。この場合、反転ワインダ17は、時計回り方向に回転され、これにより、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18は、その巻初め位置から外れて、その巻終り位置の方向に移動されている。巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18のこの運動中に、このワインダマンドレルは、支持ユニット20が案内ユニット21に沿ってワインダマンドレル18に追従することによって、中断されることなく支持装置19を介して支持されている。反転過程中、反転ワインダ17と支持ユニット20は、同期して移動する。
図6は、巻終り位置に達した時の図2〜5に示したコイラ16の概略図を示す。巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18上には、その間に巻きコイル(コイル)31への更なる巻が巻き取られた。
図7は、マンドレル支持軸受27が稼働中の図2〜6に示したコイラ16の概略図を示す。コイラ16のこの状態は、マンドレル支持軸受27の旋回アーム28がその支持位置へ旋回されており、これにより巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18を下から支持することによって、図6に示した状態から生じる。従って、支持ユニット20がその支持の課題をマンドレル支持軸受27に引き渡す辞典が図示されている。
図8は、図2に示した支持開始位置又は待機位置への支持ユニット20の復帰中の図2〜7に示したコイラ16の概略図を示すので、コイラ16の図2に示した状態が達成される。
1 コイラ
2 金属ストリップ
3 回転軸
4 反転ワインダ
5 ワインダマンドレル
6 支持装置
7 支持ユニット
8 案内ユニット
9 半円形部分
10 脚部
11 駆動装置
12 軸受ブッシュ
13 案内要素
14 支持要素
15 旋回軸
16 コイラ
17 反転ワインダ
18 ワインダマンドレル
19 支持装置
20 支持ユニット
21 案内ユニット
22 半円形部分
23 脚部
24 接触面
25 案内要素
26 支持要素
27 マンドレル支持軸受
28 支持アーム
29 偏向ローラ
30 移行テーブル
31 巻きコイル
本発明は、反転ワインダの巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持ユニットを備える、金属ストリップの巻き作業のための反転ワインダ用の支持装置に関する。
更に、本発明は、少なくとも2つのワインダマンドレルと、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分を支持するための少なくとも1つの支持装置を有する、回転軸を中心として回転可能に配置された少なくとも1つの反転ワインダを備える、金属ストリップの巻き作業のためのコイラに関する。
圧延された金属ストリップは、オプションで圧延後にワインダマンドレル又はワインダマンドレル上に取り付けられた巻き管に巻き取り、後から再び巻き解くことができる。特にいわゆる連続運転で最短のコイル結果を実現するために、少なくとも2つのワインダマンドレルを備えかつ巻き過程もしくは反転過程中にワインダマンドレルの位置が変化させられる反転ワインダ−ロータワインダとも呼ばれる−が使用される。反転ワインダにおいて、ワインダマンドレルは、駆動側を反転ギアユニット内に不動に支承されている。それぞれのワインダマンドレル上での金属ストリップの巻き作業時に、ワインダマンドレルの両側の支持もしくはこれに起因するワインダマンドレルの対称の弾性曲線が、巻き作業時の安定したストリップパスを保証するために重要である。
ワインダマンドレルへの金属ストリップの巻取り過程は、ストリップ張力下で行なわれる。まず、金属ストリップは、最初の数巻、大抵は3巻でワインダマンドレルに巻き付けられる。次いで、目標速度及びストリップ張力を所定の値にして巻きコイル形成が行なわれる。
ストリップ張力及び巻きコイル重量によってワインダマンドレルの高い捩じり及び曲げの負荷が与えられているので、ワインダマンドレルの自由端部分は、前記負荷を支持するために、できるだけ早い時点から支持される。めったに生じないが、金属ストリップがワインダマンドレルから巻き解かれる巻解き過程についても、同じことが当て嵌まる。しかしながら、巻取り過程の最初の巻始め過程は、大抵は、“可動”に、即ちそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分の支持なしで行なわれる。巻取り過程中の反転過程の終了後、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルは、巻終り位置にあり、ワインダマンドレルの自由端部分を支持する別個の位置不動のマンドレル支持軸受が入方向に旋回される。
ワインダマンドレルの“可動の”即ち片側の支持の間、許容可能な重量及び張力の負荷は、比較的制限されている。ワインダマンドレルを片側で支持する時には、片側の支持部で始まる、金属ストリップに対して非対称な経過を示すワインダマンドレルの弾性曲線が生じる。片側の支持時に導入される機械的な負荷は、反転ワインダ及びその個々の部分の設計及び寿命にとって好ましくない。その結果、低減されたストリップ速度のような、しかしながらまた金属ストリップのための品質制限のようなプロセス技術的な欠点が生じる。何故なら、相応に高いストリップ張力を調整することができず、金属ストリップが横に蛇行する傾向があるからである。
独国特許出願公開第698 17 437号明細書には、金属ストリップをコイルに巻き取るための反転ワインダが開示されている。両ワインダマンドレルの間の中心に延在する反転ワインダのロータ軸により、2つの旋回可能なコイラ外側軸受がその上に位置する別の軸が案内される。ワインダマンドレルの別の支持部は、軸受アームを介して行なうことができるので、反転ワインダの回転時に、ワインダマンドレルは、その位置を変更し、別の支持部が回転に追従する。しかしながら、ロータ軸に対するこのような位置に関する連結は、実質的にロータを拡大する。何故なら、最大のコイル直径は、ロータ軸を越えて突出することができないからであり、それは、さもなければ、ロータが機能的に回転することができないからである。加えて、アクセスの可能性は、巻位置に制限される。
欧州特許出願公開第1 886 951 号明細書は、金属ストリップの巻き作業のための反転ワインダ用の支持装置を開示する。この支持装置は、反転ワインダのワインダマンドレルの自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持ユニットを備える。更に、この特許文献は、案内ユニットを開示するが、この案内ユニットに、支持ユニットが移動可能に案内され、この案内ユニットは、支持ユニットを異なった位置で支持する。
独国特許出願公開第698 17 437号明細書 欧州特許出願公開第1 886 951 号明細書
本発明の課題は、完全な巻き過程中に反転ワインダのワインダマンドレルの自由端部分の改善された連続的な支持を可能にすることである。
この課題は、独立請求項によって解決される。有利な実施形態は、以下の説明、従属請求項及び図に記載されており、これら実施形態は、それぞれ単独で又はこれら実施形態の少なくとも2つの互いの種々の組合せで、特に好ましい又は有利な本発明の態様であり得る。この場合、支持装置の実施形態は、以下で個々の場合で明示的に指摘しない場合でも、コイラの実施形態に一致し、逆も同様である。
金属ストリップの巻き作業のための反転ワインダ用の本発明による支持装置は、反転ワインダの巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持ユニットと、少なくとも1つの案内ユニットを有し、この案内ユニットに、支持ユニットが移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニットを、案内ユニットに対して相対的な支持ユニットの各位置で支持する。
前記のように、反転ワインダは、自由端部分を有する少なくとも2つのワインダマンドレルを有する。巻き過程中に、反転ワインダが回転し、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルが、巻初め位置から巻終り位置へ移動される。巻き過程の全期間にわたり、即ち、遅くとも巻初め位置での巻初めの開始を含めて、少なくとも巻終り位置での巻き過程の継続まで、ワインダマンドレルは、本発明による支持装置によって支持され、この場合、この支持装置は、支持機能を、それ自身既知の好ましくは固定式のマンドレル支持軸受に引き渡す。このため、案内ユニットは、支持ユニットが、ワインダマンドレルと接触しており、全反転過程中にワインダマンドレル従い得るように、形成されている。
本発明による支持装置により、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルは、反転マンドレルのその他の運転及びその他の構造に依存せずに、別個の装置によって支持することができる。それ以外は反転マンドレルに依存しないこの本発明による支持装置は、ワインダマンドレルの巻終り位置で支持されたワインダマンドレルを、位置不動の安定した入方向に旋回可能なマンドレル支持軸受に引き渡すが、このマンドレル支持軸受は、従来通り形成することができる。支持ユニットのこの解放後、マニュアル又は動力で、特に自動的な支持ユニットのその初期位置への復帰を行なうことができるが、この初期位置で、支持ユニットは、その巻始め位置にある他のワインダマンドレルの自由端部分を支持することができる。選択的に、支持ユニットは、反転ワインダにおけるロジスティクス用の自由空間を保証するために、大気位置を取ることができる。
巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの本発明による支持装置によって行なわれる支持は、最初の数巻きを巻き始める時には既に全巻取き過程のためにストリップ張力の所定の値が形成され得るように構成されている。加えて、本発明による支持装置により、反転過程中のストリップ張力変動が最小化される。本発明による支持により、一般により高いストリップ張力を実現することができる。この場合、反転ワインダ及び支持装置の既存の部品は、著しく機械的に負荷を受けない。何故なら、ワインダマンドレルの両側への十分対称な力の分布が可能であるからである。より高いストリップ張力は、反転ワインダの上流に配置された圧延設備の、より高いストリップ速度又より高い材料品質の方向の製品スペクトルの拡大の形態の性能の向上を可能にする。加えて、ワインダマンドレルの対称の弾性曲線は、作用する巻コイル張力及び巻コイル重量の有利な負荷分布を生じさせる。これにより、個々の部分の設計と寿命がより有利になる。更に、巻き結果が改善される。何故なら、巻コイルのテレスコープ状の伸縮性に関してストリップ経過が改善されるからである。
ワインダマンドレルを有する反転ワインダ、支持装置及び入方向に旋回可能な位置不動のマンドレル支持軸受の独立したアッセンブリに起因して、支持装置を制限することのない支持の課題のマンドレル支持軸受への完全に中断のない引渡しを行なうことができる。当初の反転ワインダが構造的に不変であり続けることにより、本発明は、既存のコイラの改造及び近代化のために非常に良く適している。本発明による支持装置により、巻コイル搬出が保証され続け、第1の巻始め位置へのアクセスが存続し続ける。これにより、例えば巻き管をワインダマンドレル上に取り付けることができる。巻き過程の所定のシーケンスを変更する必要はない。本発明による支持の機能は、所定の巻き過程を補足するに過ぎない。
反転ワインダは、巻取りワインダ又は巻解きワインダとして使用することができる。両場合で、本発明による支持装置によるそれぞれのワインダマンドレルの自由端部分の改善された支持を行なうことができる。巻き作業とは、本発明の範囲内で、金属ストリップの巻取り又は巻解きと理解することができる。
支持装置は、好ましくは1つの案内ユニットと少なくとも1つの支持ユニットを有する。案内ユニットは、金属から製造することができ、少なくとも1つの案内レールを備える。支持ユニットは、案内レールに案内された少なくとも1つのキャリッジ部分を備えることができる。
請求した案内ユニット、1つの半円形部分と、この半円形部分に接続する2つの直立脚部を有し、支持ユニットが、半円形部分の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニットに案内されている。これによれば、案内ユニットは、U字形に形成され、脚が半円形部分を支持する。半円形部分は、この半円形部分が円軌道に対して同軸に配置され、この円軌道に沿って、ワインダマンドレルが反転ワインダの反転過程中に移動され、最初に挙げた円軌道の半径が、最後に挙げた円軌道の半径よりも大きいように、配置及び形成されている。支持ユニットが半円形部分の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニットに案内されていることは、案内ユニットが支持ユニットを半径方向外側から支持することを意味する。従って、ワインダマンドレルの支持中には、特に半径方向力を、ワインダマンドレルから支持ユニットを介して案内ユニットへ伝達することができる。
第1の有利な実施形態によれば、支持ユニットが、少なくとも1つの軸受ブッシュを有し、この軸受ブッシュ内へ、自由端部分が導入可能であり、この軸受ブッシュが、少なくとも1つのラジアル軸受を形成する又は備える。自由端部分が軸受ブッシュ内へ導入される場合、自由端部分は、軸受ブッシュもしくは支持ユニットと噛み合い係合式に結合されている。これにより、引張力と圧縮力の両方を、支持されたワインダマンドレルから支持ユニットを介して案内ユニットに伝達することができる。これは、ワインダマンドレルの自由端部分の非常に良好な支持を可能にする。軸受ブッシュは、例えば滑り軸受を形成することができ、この滑り軸受内に、自由端部分が摺動可能に案内されている。選択的に、軸受ブッシュに、少なくとも1つのラジアル転がり軸受を配置することができ、このラジアル転がり軸受に、自由端部分が係合する。
別の有利な実施形態によれば、支持ユニットが、自由端部分と支持接触可能な接触面を有し、この接触面が、円弧状に形成され、180°未満の付属の中心角を備える。これにより、支持ユニットは、巻作業中に反転ワインダの回転軸に対して半径方向外側だけで巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分と接触している。これは、支持されたワインダマンドレルから支持ユニットを介して案内ユニットへの圧縮力の伝達を可能にする。中心角は、150°未満、特に130°未満であり得る。
別の有利な実施形態によれば、支持ユニットが、移動可能に案内ユニットに案内された少なくとも1つの案内要素と、自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持要素を有し、この支持要素は、支持要素が自由端部分と支持接触している支持位置と、支持要素が自由端部分と支持接触していない解放位置との間を移動可能に案内要素に配置されているように、案内要素と関節式に結合されている。巻き過程の前に、支持要素は、解放位置に存在することができる。支持ユニットは、巻き過程の開始前に、適切な支持開始位置へ移動される。巻き過程の前に、支持要素は、その解放位置からその支持位置へ旋回され、この支持位置で、支持要素は、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルを自由端部分のところで支持する。支持要素は、少なくともワインダマンドレルがその巻終り位置に達するまでは、その支持位置に留まる。巻終り位置に達した後、位置不動のマンドレル支持軸受へのワインダマンドレルの自由端部分の引渡しを開始することができる。位置不動のマンドレル支持軸受は、入方向の旋回をすることができ、従って支持の課題を引き受ける。次いで、支持要素は、その支持位置からその解放位置へ旋回させることができ、これにより、支持要素は、ワインダマンドレルの自由端部分を解放する。その後、支持開始位置への支持ユニットの復帰を開始することができる。支持要素は、少なくとも1つのジョイントもしくはヒンジを介して案内要素と関節式に結合することができる。
別の有利な実施形態によれば、支持装置は、支持ユニットを案内ユニットに沿って移動可能にする少なくとも1つの駆動装置を有する。これにより、支持ユニットは、支持装置によって自動的に案内ユニットに沿って移動させることができる。選択的に、支持ユニットは、反転ワインダの反転過程もしくは巻き過程中に、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルによって連行することができる。駆動装置によって、支持位置から支持開始位置への支持ユニットの復帰を行なうことができる。駆動装置は、例えば、案内ユニットに配置された部分的に湾曲して延在するラックに係合する駆動ピニオンを有する電気モータを備えることができる。駆動装置は、支持ユニットの運動が巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの運動に同期されているように、支持装置の電子機器によって制御することができる。このため、電子機器は、例えばワインダマンドレルもしくは反転ワインダの運動を検出可能にするセンサを備えることができる。
金属ストリップの巻き作業のための本発明によるコイラは、少なくとも2つのワインダマンドレルと、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分を支持するための少なくとも1つの支持装置を有する、回転軸を中心として回転可能に配置された少なくとも1つの反転ワインダを有し、支持装置が、前記実施形態のいずれか1つ又はこれら実施形態の少なくとも2つの互いに任意の組合せにより形成されている。
コイラには、前で支持装置に関して挙げた利点が相応に結びついている。
有利な実施形態によれば、コイラは、反転ワインダを回転させるための少なくとも1つの駆動装置を有し、これにより、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルが、巻き作業中に巻始め位置から巻終り位置へ移動可能であり、案内ユニットに沿った支持ユニットの運動が、巻き作業のために使用されるワインダマンドレルの運動と同期されている。反転ワインダと支持ユニットの運動を同期するため、支持装置は、反転ワインダの運動を検出可能にするセンサを有する、支持装置の駆動装置を制御する電子機器をえることができる。
別の有利な実施形態によれば、コイラは、少なくとも1つの支持アームを有する少なくとも1つのマンドレル支持軸受を有し、この支持アームは、静止位置と、支持アームがその巻終り位置にあるワインダマンドレルを下から支持する支持位置との間を移動可能に配置されている。マンドレル支持軸受は、位置不動とすることができ、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレルの自由端部分のワインダマンドレルの巻終り位置での支持ユニットによる支持を引き受ける。
以下で、本発明を、添付図に関連させて好ましい実施形態により模範的に説明するが、以下で説明する特徴は、それぞれ単独でも、互いの異なる組合せでも本発明の有利な又は発展的な態様であり得る。
3つの異なった支持状態の本発明によるコイラのための実施例の概略図 金属ストリップを通す前の本発明によるコイラのための実施例の概略図 金属ストリップを通す時の図2に示したコイラの概略図 巻始め過程中の図2及び3に示したコイラの概略図 反転過程中の図2〜4に示したコイラの概略図 巻終り位置に達した時の図2〜5に示したコイラの概略図 マンドレル支持軸受が稼働中の図2〜6に示したコイラの概略図 支持ユニットの復帰中の図2〜7に示したコイラの概略図
図1は、3つの異なった支持状態の金属ストリップ2の巻作業のための本発明によるコイラ1のための実施例の概略図を示す。
コイラ1は、回転軸3を中心として回転可能に配置された、2つのワインダマンドレル5を有する反転ワインダ4と、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル5の自由端部分を支持するための支持装置6を有し、図1には、唯一のワインダマンドレル5の3つの異なった位置だけが示され、別のワインダマンドレルは、明瞭さの理由から図示してない。コイラ1は、反転ワインダ4を回転させるための示してない駆動装置を有するので、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル5は、巻き作業中に、図1で左側に示した巻初め位置から図1で右側に示した巻終り位置へ移動可能である。巻始め位置では、オプションで、示してない巻き管をワインダマンドレル上に取り付けることができる。
支持装置6は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル5の自由端部分と支持接触している支持ユニット7と、案内ユニット8を有し、この案内ユニットに、支持ユニット7が移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニット7を、案内ユニット8に対して相対的な支持ユニット7の各位置で支持する。図1の上の領域に、支持ユニット7が中間位置もしくは待機位置で示されている。
案内ユニット8は、1つの半円形部分9と、この半円形部分に続く直立脚部10を有し、支持ユニット7は、回転軸3上に位置する半円形部分9の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニット8に案内されている。支持装置6は、支持油に糸7を案内ユニット8に沿って移動可能にする駆動装置11を有する。案内ユニット8に沿った支持ユニット7の運動は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル5の運動と同期されている。
支持ユニット7は、軸受ブッシュ12を有し、この軸受ブッシュ内へ、ワインダマンドレル5の自由端部分が導入され、詳細には示してない少なくとも1つのラジアル軸受を形成する又は備える。加えて、支持ユニット7は、移動可能に案内ユニット8に案内された案内要素13と、ワインダマンドレル4の自由端部分と支持接触している支持要素14を有する。支持要素14に、軸受ブッシュ12が配置されている。支持要素14は、支持要素14がワインダマンドレル5の自由端部分と支持接触している図1に示した支持位置と、支持要素14がワインダマンドレル5の自由端部分と支持接触していない図1の部分Aに示した解放位置との間を移動可能に案内要素13に配置されているように、案内要素13と関節式に結合されている。図1の部分Aは、支持ユニット7の支持要素14だけを前記両位置で示し、上の位置が支持位置であり、下の位置が解放位置である。加えて、図1には、右側に、旋回軸15が示唆されており、この旋回軸を中心として、支持要素14が案内要素13と関節式に結合されている。
コイラ1は、示してない少なくとも1つの支持アームを有する示してない位置不動のマンドレル支持軸受を有し、この支持アームは、静止位置と、支持アームがその巻終り位置にあるワインダマンドレル5を下から支持する支持位置との間を移動可能に配置されている。
図2は、コイラ16内へ金属ストリップを通す図2に示してない金属ストリップの巻き作業のための本発明によるコイラ16のための実施例の概略図を示す。
コイラ16は、回転軸2を中心として回転可能に配置された、2つのワインダマンドレル18を有する反転ワインダ17と、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル18の自由端部分を支持するための支持装置19を有する。コイラ16は、反転ワインダ17を回転させるための示してない駆動装置を有するので、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル18は、巻き作業中に図2で左側に示した巻初め位置から図2で右側に示した巻終り位置へ移動可能である。巻初め位置では、オプションで、示してない巻き管をそれぞれのワインダマンドレル18上に取り付けることができる。
支持装置19は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している支持ユニット20と、案内ユニット20を有し、この案内ユニットに、支持ユニット20が移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニット20を、案内ユニット21に対して相対的な支持ユニット20の各位置で支持する。
案内ユニット21は、1つの半円形部分22と、この半円形部分に接続する2つの直立脚部23を有し、支持ユニット20が、回転軸3上に位置する半円形部分22の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニット21に案内されている。支持装置19は、支持ユニットを案内ユニット21に沿って移動可能にする示してない駆動装置を有する。案内ユニット21に沿った支持ユニット20の運動は、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18の運動と同期されている。
支持ユニット20は、次のワインダマンドレルとして巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している接触面24を有し、この接触面は、円弧状に形成され、130°未満の付属の中心角を備える。加えて、支持ユニット20は、移動可能に案内ユニット21に案内された案内要素25と、ワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している支持要素26を有する。支持要素26には、接触面24が形成されている。支持要素26は、支持要素26がワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触している図2に示した支持位置と、支持要素26がワインダマンドレル18の自由端部分と支持接触していない解放位置との間を移動可能に案内要素25に配置されているように、案内要素25と関節式に結合されている。
コイラ16は、更に支持アーム28を有する位置不動のマンドレル支持軸受27を有し、この支持アームは、図2に示した静止位置と、支持アーム28がその巻終り位置にあるワインダマンドレル18を下から支持する図7及び8に示した支持位置との間を移動可能に配置されている。
更に、コイラ16は、偏向ローラ29と、図2でその移行位置にある旋回可能に配置された移行テーブル30を有する。
図3は、金属ストリップ2を通す時の図2に示したコイラ16の概略図を示す。金属ストリップ2は、偏向ローラ29及び移行テーブル30を介して図3で左側に示したワインダマンドレル18のところまで案内される。ワインダマンドレル自由端は、支持装置19の支持要素26によって支持される。
図4は、巻初め過程中の図2及び3に示したコイラ16の概略図を示す。この場合、例えば金属ストリップ2の最初の3巻が、より高いストリップ張力下で形成される。何故なら、ワインダマンドレル18は、巻初め過程中には既に支持装置19によって支持されるからである。巻初め過程中、移行テーブル30は、金属ストリップ2と接触していない静止位置にある。
図5は、反転過程中の図2〜4に示したコイラ16の概略図を示す。この場合、反転ワインダ17は、時計回り方向に回転され、これにより、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18は、その巻初め位置から外れて、その巻終り位置の方向に移動されている。巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18のこの運動中に、このワインダマンドレルは、支持ユニット20が案内ユニット21に沿ってワインダマンドレル18に追従することによって、中断されることなく支持装置19を介して支持されている。反転過程中、反転ワインダ17と支持ユニット20は、同期して移動する。
図6は、巻終り位置に達した時の図2〜5に示したコイラ16の概略図を示す。巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18上には、その間に巻きコイル(コイル)31への更なる巻が巻き取られた。
図7は、マンドレル支持軸受27が稼働中の図2〜6に示したコイラ16の概略図を示す。コイラ16のこの状態は、マンドレル支持軸受27の旋回アーム28がその支持位置へ旋回されており、これにより巻き作業のために使用されるワインダマンドレル18を下から支持することによって、図6に示した状態から生じる。従って、支持ユニット20がその支持の課題をマンドレル支持軸受27に引き渡す辞典が図示されている。
図8は、図2に示した支持開始位置又は待機位置への支持ユニット20の復帰中の図2〜7に示したコイラ16の概略図を示すので、コイラ16の図2に示した状態が達成される。
1 コイラ
2 金属ストリップ
3 回転軸
4 反転ワインダ
5 ワインダマンドレル
6 支持装置
7 支持ユニット
8 案内ユニット
9 半円形部分
10 脚部
11 駆動装置
12 軸受ブッシュ
13 案内要素
14 支持要素
15 旋回軸
16 コイラ
17 反転ワインダ
18 ワインダマンドレル
19 支持装置
20 支持ユニット
21 案内ユニット
22 半円形部分
23 脚部
24 接触面
25 案内要素
26 支持要素
27 マンドレル支持軸受
28 支持アーム
29 偏向ローラ
30 移行テーブル
31 巻きコイル

Claims (9)

  1. 反転ワインダ(4,17)の巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル(5,18)の自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持ユニット(7,20)を備える、金属ストリップ(2)の巻き作業のための反転ワインダ(4,17)用の支持装置(6,19)において、
    少なくとも1つの案内ユニット(8,21)が設けられ、この案内ユニットに、支持ユニット(7,20)が移動可能に案内され、この案内ユニットが、支持ユニット(7,20)を、案内ユニット(8,21)に対して相対的な支持ユニット(7,20)の各位置で支持すること、を特徴とする支持装置(6,19)。
  2. 案内ユニット(8,21)が、1つの半円形部分(9,22)と、この半円形部分に接続する2つの直立脚部(10,23)を備え、支持ユニット(7,20)が、半円形部分(9,22)の中心点に対して半径方向内側に移動可能に案内ユニット(8,21)に案内されていること、を特徴とする請求項1に記載の支持装置(6,19)。
  3. 支持ユニット(7)が、少なくとも1つの軸受ブッシュ(12)を備え、この軸受ブッシュ内へ、自由端部分が導入可能であり、この軸受ブッシュが、少なくとも1つのラジアル軸受を形成する又は備えること、を特徴とする請求項1又は2に記載の支持装置(6)。
  4. 支持ユニット(20)が、自由端部分と支持接触可能な接触面(24)を備え、この接触面が、円弧状に形成され、180°未満の付属の中心角を備えること、を特徴とする請求項1又は2に記載の支持装置(19)。
  5. 支持ユニット(7,20)が、移動可能に案内ユニット(8,21)に案内された少なくとも1つの案内要素(13,25)と、自由端部分と支持接触可能な少なくとも1つの支持要素(14,26)を備え、この支持要素(14,26)は、支持要素(14,26)が自由端部分と支持接触している支持位置と、支持要素(14,26)が自由端部分と支持接触していない解放位置との間を移動可能に案内要素(13,25)に配置されているように、案内要素(13,25)と関節式に結合されていること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の支持装置(6,19)。
  6. 支持ユニット(7,20)を案内ユニット(8,21)に沿って移動可能にする少なくとも1つの駆動装置(11)が設けられていること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の支持装置(6,19)。
  7. 少なくとも2つのワインダマンドレル(5,18)と、巻き作業のためにそれぞれ使用されるワインダマンドレル(5,18)の自由端部分を支持するための少なくとも1つの支持装置(6,19)を有する、回転軸(3)を中心として回転可能に配置された少なくとも1つの反転ワインダ(4,17)を備える、金属ストリップ(2)の巻き作業のためのコイラ(1,16)において、
    支持装置(6,19)が、請求項1〜6のいずれか1項により形成されていること、を特徴とするコイラ(1,16)。
  8. 反転ワインダ(4,17)を回転させるための少なくとも1つの駆動装置が設けられており、これにより、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル(5,18)が、巻き作業中に巻始め位置から巻終り位置へ移動可能であり、案内ユニット(8,21)に沿った支持ユニット(7,20)の運動が、巻き作業のために使用されるワインダマンドレル(5,18)の運動と同期されていること、を特徴とする請求項7に記載のコイラ(1,16)。
  9. 少なくとも1つの支持アーム(28)を有する少なくとも1つのマンドレル支持軸受(27)が設けられ、この支持アームは、静止位置と、支持アーム(28)がその巻終り位置にあるワインダマンドレル(5,18)を下から支持する支持位置との間を移動可能に配置されていること、を特徴とする請求項8に記載のコイラ(1,16)。
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