JP2019528853A - 眼インプラント用のインジェクター - Google Patents

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インプランダータ オフタルミック プロドゥクツ ゲーエムベーハー
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Abstract

眼内圧のワイヤレス測定用の圧力センサーを脈絡膜上に植え込むためのものであり、人または動物の眼内でのセンサーインプラント(2)の植込み用のインジェクターによる、迅速で、合併症なく、少ない外傷で、材料を傷めない脈絡膜上植込みに関する。インジェクター(1)が、センサーインプラント(2)を収容するため、管状の注入チャンバー(8)を備え、注入チャンバー(8)の内側の壁面(9、10)が、非回転対称の断面、好ましくは長円形または長方形の断面を有する空間を構成する。注入チャンバー(8)が自由端に注入口(13)を備え、注入口(13)を通して、センサーインプラント(2)を植込み中に滑り出させて眼の強膜切開創内に滑り込ませる。注入チャンバー(8)の内側の壁面(9、10)が、非回転対称のセンサーインプラント(2)の断面を包み込み、注入方向(11)に沿う回転軸の周りのセンサーインプラント(2)の回転を阻止する。

Description

本発明は、とりわけ眼内圧のワイヤレス測定用の圧力センサーを脈絡膜上に植え込むためのものであり、人または動物の眼内におけるセンサーインプラントの植込み用のインジェクターに関するものである。
レンズインプラント用のインジェクターは、白内障手術との関連で知られており、白内障手術では、植え込むべき人工レンズを折り畳み、狭い導管を通して眼の切開創内に挿入する。しかしながら、これらの公知のインジェクターは、センサーインプラントを脈絡膜上に植え込むのには適していない。つまり、通常、このようなセンサーインプラントは予め眼球内に施された切開創内にピンセットを使って挿入するが、これには、制御できない出血を伴う脈絡膜損傷の危険があり、患者にとってのリスクとなる。
しかも、センサーインプラントの一面に取り付けた圧力センサーで正しい眼内圧を測定するよう、強膜と脈絡膜との間に人工的に作ったポケットにセンサーインプラントをある特定の向きで入れる必要がある。
US 2010/331868 A1 US 2008/119865 A1 US 2001/020171 A1
したがって、本発明の課題は、人または動物の眼内におけるセンサーインプラントの植込み用のインジェクターであって、通常のセンサーインプラントを眼の脈絡膜上ポケット内に迅速に、少ない外傷で、かつ材料を傷めずに植込み可能なインジェクターを提示することである。
本発明による解決策は、インジェクターが、センサーインプラントを収容するため、実質的に管状の注入チャンバーを備えており、注入チャンバーの内側の壁面が、非回転対称の断面、好ましくは長円形または長方形の断面を有する空間を構成し、さらに、注入チャンバーが自由端に注入口を備えており、この注入口を通して、センサーインプラントを植込み中に滑り出させて眼の切開創内に滑り込ませることができ、その際、注入チャンバーの内側の壁面が、同様に非回転対称の断面を有するセンサーインプラントを包み込んでおり、注入方向に沿う回転軸の周りのセンサーインプラントの回転を阻止することにある。
このようなセンサーインプラントの通常のハウジングは、例えば楕円体や、頂点および辺を丸めた直方体のような、平たくて細長い形状をしている。このようなセンサーインプラントが管状の注入チャンバー内に存在する場合、センサーインプラントの長手軸は、注入チャンバーの長手軸に、すなわち注入方向に実質的に平行に位置合わせされる。したがって、センサーインプラントは、注入チャンバー内で、注入方向に対して垂直な任意の軸の周りに回転することはできない。しかも、センサーインプラントの非回転対称の断面形状と注入チャンバーの内側の壁面が構成する同じく非回転対称の断面形状とにより、センサーインプラントは、注入方向に沿う軸の周りに回転することもできない。これは、センサーインプラントの断面が「平たい」からであり、つまりその幅がその厚さより大きいからである。
この平たい形状により、脈絡膜上への植込みが初めて可能になる。これは、強膜と脈絡膜との間に形成すべきポケットが制限された幅しか有し得ず、そうしなければ患者に痛みを生じさせるからである。センサーインプラントの典型的な厚さは2mm以下である。センサーインプラントの幅は3.5mm未満であることが好ましく、長さは典型的には7mm以下である。圧力センサーは、通常はセンサーインプラントの二面のうちの片方に収められている。圧力センサーを備えた面は、その圧力センサーで眼内圧を正しく測定できるよう、センサーインプラントの植え込み状態で、眼の中心方向、すなわち、脈絡膜の方に向けていなければならない。センサーインプラントのうち圧力センサーを備えた面が眼の外側、すなわち強膜の方に向いている場合、得られる測定値は眼内圧との間に相関関係がないと考えられる。つまり、眼の脈絡膜上ポケット内で、センサーインプラントを正しく向けることは、正しい測定値を得るために不可欠である。
本発明によるインジェクターは、センサーインプラントを常に正しい向きで植え込むことができ、その植込みをピンセットの使用に比べてより迅速かつ少ない外傷で行うことができるという利点を有している。
本発明の好ましい一実施形態では、インジェクターがスライダーを備えており、このスライダーにより、センサーインプラントを注入チャンバーから注入口を通して押し出し得る。インジェクターとスライダーを結合することにより、スライダーを常に正確なポジションに配置できる。
本発明の有利な形態では、注入チャンバーの内側の壁面とセンサーインプラントとの間の中空空間が、粘弾剤で、好ましくはヒアルロン酸で満たされている。この場合、粘弾剤は、注入チャンバーの内側の壁面とセンサーインプラントとの間の摩擦を減少させるための潤滑剤として役立つ。そのうえ粘弾剤の一部は、センサーインプラントが注入口を出て眼の切開創内に滑り込む際にセンサーインプラントに付着したままであり、これにより、眼内でも摩擦が減少し、滑り易くなる。
代替的な一形態では、注入チャンバーのうち注入口とセンサーインプラントとの間にある第1のチャンバー区域が、粘弾剤で、好ましくはヒアルロン酸で満たされており、最初に注入チャンバーのうちの注入口からさらに離れた第2のチャンバー区域内に設置したセンサーインプラントを、粘弾剤で満たされた第1のチャンバー区域を通して注入チャンバーから押し出し得る。その際、センサーインプラントは、注入口を出る前に粘弾剤に潜り、その粘弾剤で完全に濡れる。
本発明の有利な一変形形態では、第2のチャンバー区域が、センサーインプラントをはめ込むための装填口を備えた装填チャンバーとして形成されている。「乾いた」装填チャンバーは、粘弾剤を流出させる危険なく、装填口を開放することができる。装填チャンバー内にセンサーインプラントをはめ込み、装填口を閉じた後、センサーインプラントが、スライダーにより、粘弾剤で満たされた第1のチャンバー区域内にスライドし、注入口を通して押し出される前に粘弾剤で濡れる。
粘弾剤を用いて液圧で、センサーインプラントを注入チャンバーから押し出すので、スライダーに、その周りを取り囲むリップパッキンを備えるという手段により、本発明をさらに改良することができる。すなわち、理想的な場合には、スライダーがセンサーインプラントに接触することさえ不要にすることができる。つまり、スライダーは、ここでは液圧用として機能する粘弾剤を注入口の方向に押して注入口から押し出し、その際に粘弾剤に伴ってセンサーインプラントが運ばれる。この実施形態では、最初にある程度の体積の粘弾剤を眼の強膜切開創内に圧入することもでき、そうすることで、まずは強膜と脈絡膜との間に脈絡膜上ポケットを作り、その後、このポケット内にセンサーインプラントを収容することができる。
スライダーの作動時に、装填チャンバーにはめ込んだインプラントが浮上したり、ずれたりするのを回避するため、スライダーに、リップパッキンから注入方向に張り出すストッパーを備えるのが好適である。
植込み中に脈絡膜上空洞内で過度の超過圧が生じるのを回避するには、本発明の一実施形態として、注入チャンバーが粘弾剤用の側面の流出口を備えた態様を採用するのが好適である。スライダーの所定の送り速度に対して、脈絡膜上空洞内で発生する最大圧力は、流出口の断面積および数に実質的に依存しており、したがって、パラメータの選択によって上限を設定することができる。
本発明のさらに好ましい一形態の特徴は、注入口の付近から注入方向に張り出すトロカールが、その自由端および互いの方向に向かって斜めに延びるトロカール縁を有するよう形成されていることにある。植え込む際には、トロカールをガイド先端として、準備した強膜切開創内に差し込む。これにより、インジェクターの注入口を強膜切開創に対して正しくポジショニングすることができる。
トロカールには、傷をつけないように、丸めたトロカール縁を設けることができる。この場合には、植込み前に強膜を必要な幅で切開しなければならない。
一方、トロカールに、角張ったトロカール縁を設けてもよく、これらの角張ったトロカール縁を使って、最初は小さく形成した強膜切開創を必要な幅へと拡張することができる。ただし、この場合、意図せず眼を負傷するのを回避するよう、トロカール先端のエッジを丸めておくのがよい。
トロカール先端は、脈絡膜をうっかり穿刺するのを回避するよう、強膜内面に向かって曲げておいてもよい。
トロカールについて挙げた全ての実施形態は本発明に属している。
本発明の一実施形態として、インジェクターを滅菌した使い捨て器具とし、予め装填されたセンサーインプラントを有するようにした態様も好適である。この実施形態では、インジェクターにはめ込む際のセンサーインプラントの向きの間違いを生じない。この実施形態は、さらに、インジェクター内に病原菌をうっかり入れてしまうことがないという効果を有する。
本発明の例示的な実施形態を以下に図面に基づいてより詳しく説明する。
本発明に係るインジェクター、およびインジェクターにはめ込む前のセンサーインプラントの斜視図 図1のセンサーインプラントをインジェクターにはめ込んだ状態を示す斜視図 図1のインジェクターの要部拡大図 図1のインジェクターのリップパッキンのないスライダーを示す図 リップパッキンを有するスライダーの要部拡大図 リップパッキンおよびストッパーを有するスライダーの要部拡大図
図1は、眼の脈絡膜上ポケット内にセンサーインプラント2を植え込むためのインジェクター1を示す。センサーインプラント2は眼内圧の測定に用いられる。センサーインプラント2は、好ましくは2mm未満の相対的に小さな厚さ3と、約3.5mm以下の幅4と、望ましくは7mm未満の長さ5とを有する直方体形状である。センサーインプラント2は、その片面6に圧力センサー7を備えており、眼の脈絡膜上ポケット内に植え込まれた後、圧力センサー7が眼内圧を正しく測定するために脈絡膜に接するようにされる。
インジェクター1は、管状の注入チャンバー8を備えており、注入チャンバー8の内側の壁面9、10が、非回転対称の断面を有する空間を構成、すなわち、2つの向かい合う広い壁面9と、2つの向かい合う狭い壁面10とが、長方形の断面を有する空間を構成している。注入チャンバー8は、センサーインプラント2の収容に用いられ、センサーインプラント2も、比較的大きな幅4と、比較的小さな厚さ3とをもつ長方形の断面を有している。センサーインプラントの幅4が広い壁面9の寸法より少し小さく、かつセンサーインプラントの厚さ3が狭い壁面10の寸法より少し小さく設定され、したがって、注入チャンバー8の内側の壁面9、10が、あそびをもってセンサーインプラント2を包み込む。これにより、センサーインプラント2は、管状の注入チャンバー8内で注入方向11に容易に変位することができる。一方、注入チャンバー8およびセンサーインプラント2の非回転対称の断面が、注入方向11に沿う軸の周りのセンサーインプラント2の回転を阻止する。センサーインプラント2は、注入チャンバー8の広い壁面9より大きな長さ5を有しているので、注入チャンバー8内で、注入方向11に対して直交する回転軸12または任意の別の回転軸の周りに回転することもできない。
注入チャンバー8は、その自由端に注入口13を備えており、植込みの際に、センサーインプラント2が注入口13を注入方向11に通り抜けて、注入チャンバー8から図示しない眼の強膜切開創内に押し込まれる。スライダー14は、注入チャンバー8からセンサーインプラント2を押し出すために用いられ、注射器の方式でインジェクター1に摺動可能に支持されている。植込みの際、スライダー14を注入チャンバー8に押し込むと、スライダー14がセンサーインプラント2を注入口13から突き出す。スライダー14は、手動、適切な機械装置、またはモータ駆動で操作することができる。
図4の拡大図は、狭い正面15を有するスライダーの直方体形状を示し、狭い正面15の長方形の形状が注入チャンバー8の内側の壁面9、10の寸法に対応している。第1の実施形態では、狭い正面15は、注入チャンバー8に侵入してセンサーインプラント2を注入口13から押し出す際に、センサーインプラント2に対する接触面としても機能する。直方体状のスライダー14の他方の端部には、拡張部16が設けられ、この拡張部16がスライダー14を手で操作し易くしている。
注入チャンバー8は、インジェクターの内側の壁面9、10とセンサーインプラント2の外面との間の摩擦を減少させるため、粘弾剤を、本実施形態ではヒアルロン酸を収容しており、このヒアルロン酸が、内側の壁面9、10とセンサーインプラント2の外面との間の中空空間を埋め、潤滑剤として機能する。
本発明の第2の実施形態では、注入チャンバー8のうち注入口13とセンサーインプラント2との間にある第1のチャンバー区域17がヒアルロン酸で満たされている。隣接する第2のチャンバー区域は装填チャンバー18として形成されている。これについては、特に図2を参照。装填チャンバー18は、装填口19を備え、この装填口19を通してセンサーインプラント2を装填チャンバー18にはめ込むことができる。その後、スライダー14によってセンサーインプラント2を装填チャンバー18から第1のチャンバー区域17内に移動させることができ、センサーインプラント2が、注入口13を通って出ていく前に、第1のチャンバー区域17でヒアルロン酸に潜って濡れる。
図5に示す第2の実施形態では、スライダー14は、周りを取り囲むリップパッキン20を備えており、第1のチャンバー区域17内に入っていく際に、リップパッキン20で、スライダー14と注入チャンバー8の内側の壁面9、10と間を密閉し、これにより、ヒアルロン酸を使って液圧で注入チャンバー8からセンサーインプラント2を押し出すことができる。
図6に示すさらに別の実施形態では、スライダー14は、リップパッキン20から注入方向11に張り出すストッパー21を追加で備えており、このストッパー21が、スライダー14の作動時に、装填チャンバー18にはめ込まれたセンサーインプラント2が浮上したり、ずれたりするのを阻止する。
図3が示すように、注入チャンバー8は、2つの側面に流出口22を備えており、植込みの際に、スライダー14を作動させながら側面の流出口22から余分なヒアルロン酸を流出させて、眼の脈絡膜上ポケット内でヒアルロン酸の圧力が過度に大きくならないようにすることができる。
インジェクター1は、注入口13の付近にトロカール23を備えている。図3が示すように、トロカール23はトロカール先端24を有しており、トロカール先端24のサイドのエッジ25は、植込み中に不意に眼を負傷させるのを防止するよう丸めて形成されている。トロカール先端24は、脈絡膜を不意に穿刺するのを防止するよう、上向きに、すなわち強膜内面に向けて曲げてもよい。さらに、トロカール23は、互いに近づくよう斜めに延びるトロカール縁26を有しており、このトロカール縁26は、植込み中に不意に切り傷をつけるのを防止するよう、丸めて形成することができる。ただし、一変形実施形態として、植込み中に、比較的小さな強膜切開創をセンサーインプラント2が通り抜ける程度に広げることができるよう、トロカール縁26を角張らせて形成してもよい。
1 インジェクター
2 センサーインプラント
3 厚さ
4 幅
5 長さ
6 片面
7 圧力センサー
8 注入チャンバー
9 広い壁面
10 狭い壁面
11 注入方向
12 回転軸
13 注入口
14 スライダー
15 狭い正面
16 拡張部
17 第1のチャンバー区域
18 第2のチャンバー区域/装填チャンバー
19 装填口
20 リップパッキン
21 ストッパー
22 流出口
23 トロカール
24 トロカール先端
25 エッジ
26 トロカール縁

Claims (10)

  1. とりわけ眼内圧のワイヤレス測定用の圧力センサーを脈絡膜上に植え込むためのものであり、人または動物の眼内におけるセンサーインプラント(2)の植込み用のインジェクター(1)において、前記センサーインプラント(2)を収容可能な実質的に管状の注入チャンバー(8)を備え、前記注入チャンバー(8)の内側の壁面(9、10)により、非回転対称の断面、好ましくは長円形または長方形の断面を有する空間が構成され、前記注入チャンバー(8)が自由端に注入口(13)を備え、前記注入口(13)を通して前記センサーインプラント(2)を植込み中に滑り出させて眼の強膜切開創内に滑り込ませる際、前記注入チャンバー(8)の前記内側の壁面(9、10)により、同様に非回転対称の断面を有する前記センサーインプラント(2)が包み込まれ、注入方向(11)に沿う回転軸の周りの前記センサーインプラント(2)の回転を阻止可能とされたことを特徴とするインジェクター。
  2. スライダー(14)を備え、前記スライダー(14)により、前記センサーインプラント(2)を前記注入チャンバー(8)から前記注入口(13)を通して押し出し可能とされたことを特徴とする請求項1に記載のインジェクター。
  3. 前記注入チャンバー(8)の前記内側の壁面(9、10)と前記センサーインプラント(2)との間の中空空間が、粘弾剤で、好ましくはヒアルロン酸で満たされたことを特徴とする請求項1または2に記載のインジェクター。
  4. 前記注入チャンバー(8)のうち前記注入口(13)と前記センサーインプラント(2)との間にある第1のチャンバー区域(17)が、粘弾剤で、好ましくはヒアルロン酸で満たされ、最初に前記注入チャンバー(8)のうちの前記注入口(13)からさらに離れた第2のチャンバー区域(18)内に設置された前記センサーインプラント(2)を、粘弾剤で満たされた第1のチャンバー区域(17)を通して前記注入チャンバー(8)から押し出し可能とされたことを特徴とする請求項1または2に記載のインジェクター。
  5. 前記第2のチャンバー区域が、前記センサーインプラント(2)をはめ込むための装填口(19)を備えた装填チャンバー(18)とされたことを特徴とする請求項4に記載のインジェクター。
  6. 前記粘弾剤を用いて液圧で、前記センサーインプラント(2)を前記注入チャンバー(8)から押し出すよう、前記スライダー(14)に、その周りを取り囲むリップパッキン(20)が設けられたことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のインジェクター。
  7. 前記スライダー(14)に、前記リップパッキン(20)から注入方向(11)に張り出すストッパー(21)が設けられたことを特徴とする請求項6に記載のインジェクター。
  8. 前記注入チャンバー(8)に、前記粘弾剤用の側面の流出口(22)が設けられたことを特徴とする請求項6または7に記載のインジェクター。
  9. 前記注入口(13)の付近から注入方向(11)に張り出すトロカール(23)に、その自由端および互いの方向に向かって斜めに延びるトロカール縁(26)と、丸めたエッジを有するトロカール先端(24)とが形成されたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のインジェクター。
  10. 滅菌した使い捨て器具とするよう、センサーインプラント(2)を予め装填されたことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のインジェクター。
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