JP2019526737A - 内燃機関のセグメント化された熱障壁およびその製造方法 - Google Patents

内燃機関のセグメント化された熱障壁およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

内燃機関の燃焼室の表面のためのセグメント化された熱障壁が開示されている。そのセグメント化された熱障壁は、各々が支持体およびシールドを有する複数のモジュールを備える。少なくとも2つの隣接するモジュールのシールドのエッジは、ある距離だけ間隔が開けられている。

Description

優先権
本出願は、その内容が依拠され、ここに全て引用される、2016年8月25日に出願された米国仮特許出願第62/379422号の米国法典第35編第119条の下での優先権の恩恵を主張するものである。
本開示は、広く、内燃機関のためのセグメント化された熱障壁に関する。
内燃機関の効率は、燃焼室内で点火された燃料からの熱を維持することによって改善されるであろう。これは、周囲の機関への熱損失を最小にすることによって、達成することができる。解決策の1つは、燃焼室の部分を断熱することであった。周囲の機関から燃焼室を断熱することに関する問題は、その機関の温度サイクル中における熱障壁内の歪みの発生であろう。
したがって、内燃機関内の改良された熱障壁が必要とされている。
本開示の1つの実施の形態によれば、熱障壁が開示されている。実施の形態において、その熱障壁は、各々が少なくとも1つの支持体およびシールドを備えたモジュールのアレイを含む。実施の形態において、そのモジュールアレイ内の少なくとも2つのモジュールのシールドエッジは、室温にあるときに、ある距離だけ間隔が空けられている。
本発明の1つの実施の形態によれば、熱障壁を製造する方法が開示されている。実施の形態において、熱障壁を製造する方法は、モジュールアレイに少なくとも2つのモジュールを形成する工程を有してなる。
例示の実施の形態を詳細に説明する、以下の詳細な説明および図面に移る前に、本発明の技術は、詳細な説明に述べられた、または図面に示された詳細または方法論に限定されないことを理解すべきである。例えば、当業者に理解されるように、図面の内の1つに示された実施の形態に関連する、または実施の形態の内の1つに関連する文章に記載された特徴および属性は、図面の別のものに示された、または文章のどこかに記載された他の実施の形態にも十分に適用されるであろう。
本開示は、以下の詳細な説明を考慮したときに、より良く理解され、先に述べたもの以外の特徴、態様および利点が、明白になるであろう。そのような詳細な説明は、以下の図に言及している。
例示の実施の形態による、吸気行程中のエンジン内の燃焼室の断面図 例示の実施の形態による、排気行程中の図1のエンジン内の燃焼室の断面図 400℃でのピストン熱伝導率(W/m・℃)に対する巡航運転条件での内燃機関のブレーキ熱効率の変化(%)をプロットしたグラフ 例示の実施の形態によるエンジンの燃焼室内の表面上の熱障壁の斜視図 例示の実施の形態によるエンジンのピストン表面上の図4に示された熱障壁の斜視断面図 例示の実施の形態によるエンジンの燃焼室内の表面上の熱障壁の斜視図 例示の実施の形態によるエンジンの燃焼室内の表面上の図6に示された熱障壁の俯瞰図 例示の実施の形態によるエンジンの燃焼室内の表面上の中空部分を含む支持体を有する個別のモジュールの円形断面斜視図 例示の実施の形態による熱障壁の斜視図 例示の実施の形態による熱障壁の斜視図 例示の実施の形態による熱障壁の斜視図 例示の実施の形態による図9Bおよび9Cに示されたようなアレイ内の2つのモジュールの斜視図
他に定義されていない限り、ここに使用した全ての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者により一般に理解されるのと同じ意味を有する。ここに記載されたものと類似のまたは同等のどの方法および材料を、本開示の実施または試験に使用しても差し支えないが、例示の方法および材料を下記に記載する。
エンジンの燃料効率は、エンジンの様々な部品を製造するために使用される材料の熱伝導率の影響を受ける。このことは、エンジンの燃焼室内の部品(例えば、燃焼室の壁、ピストン、バルブ、排気口、マニホルドなど)について、特に当てはまる。燃焼室内に使用される材料の熱伝導率が高いほど、より多くの燃焼エネルギーが熱エネルギーのために失われる。燃焼反応に直接曝される材料の熱伝導率を低下させることによって、仕事をし、エンジンを作動させる(すなわち、ピストンを駆動する)ために、より多くの燃焼エネルギーが利用できる。すなわち、熱エネルギーのために失われない燃焼熱を使用して、排気マニホルド内のターボチャージャーを駆動する、および/またはエンジンの低温始動中の触媒コンバータをより効果的に点火することができる。その上、燃焼反応に直接曝される材料の熱伝導率を低下させると、エンジンの冷却システムに対する熱負荷が低下し、それにより、冷却システムのために車両の外からの空気がそれほど逸らされずに、車両の空気力学が潜在的に改善されるであろう。したがって、耐熱性材料によって、車両およびエンジンの全体的効率(燃料効率を含む)が改善されるであろう。図3に、400℃でのピストン材料の熱伝導率(W/m・℃)に対する巡航運転条件での内燃機関のブレーキ熱効率の変化(%)のプロットが与えられている。図3は、巡航運転条件でのエンジンのブレーキ熱効率に対するピストン材料の熱伝導率の影響を示す。図3の傾向は、巡航運転条件でのエンジンの効率の上昇は、燃焼室内に使用される材料の熱伝導率(適切な温度範囲の)を低下させることによって、指数関数的、または非線形様式で改善するであろうという証拠を与える。
燃焼室内の材料の熱伝導率を低下させるための従来の方法は、熱障壁の使用を含んできた。内燃機関の燃焼室用の従来の熱障壁には、いくつかの問題の内の1つ以上があるであろう。従来の熱障壁の主な欠点の1つは、熱障壁が、激しい燃焼動力学、高圧(例えば、10バール〜500バール(1MPa〜50MPa))、およびその中の高いガス温度(例えば、1000℃〜3000℃)に曝されたときに、燃焼室内の表面から剥離または分離することであろう。脆性セラミック材料を含む熱障壁が燃焼室中に剥離すると、他のエンジン部品および触媒コンバータに損傷(例えば、削り取る、塞ぐなど)を与え得る。従来の熱障壁の別の欠点は、不十分な熱伝導抵抗特性または高温での分離をもたらすことのある燃焼室の表面とは異なる熱膨張係数(CTE)であろう。さらに別の欠点は、エンジン部品の表面上の従来の熱障壁の不均一な厚さであろう。従来の熱障壁の別の欠点は、エンジン作動中の燃焼室内の温度サイクルに曝された熱障壁の表面内の機械的歪みの発生であろう。従来の熱障壁において、熱歪みは、低CTEコーティングまたはそのコーティング厚を通じての組成勾配を使用することによって管理されることがある。しかしながら、これらの方策により、熱障壁として使用できる材料が制約されてしまう。
本出願は、内燃機関100内の任意の金属表面上にある熱障壁200に関する。図1には、吸気行程中の例示のエンジン100の断面図が与えられている。図2には、ピストン104が完全排気行程位置にある、例示のエンジン100の別の断面図が与えられている。本開示のエンジン100は、任意の数(例えば、1、2、3、4、5、6、・・・、12、・・・)の燃焼室を含む、ガソリン、ディーゼル、天然ガス、プロパン、または任意の他の液体またはガス炭化水素で駆動する内燃機関であってもよい。エンジン100は、中にピストン104を有する燃焼室102を含む多数の部品を備える。ピストン104は、エンジン100のクランク室112内の連接棒108によってクランク軸110に接続されている。ピストン104は、燃焼室102に隣接した上面120を有する。ピストンの上面は、平ら、ボウル状、ドーム状、またはその任意の組合せであってよい。ピストン104は、炭素鋼、アルミニウム、または自動車用途に典型的に使用される他の金属から製造することができる。吸気弁106、吸気口119、排気弁114、排気口118、および点火/グロープラグ116も、燃焼室102に隣接している。もちろん、エンジン100の他の部品および構造も可能であり、本開示にしたがう。
図2において、吸気弁106は閉じ、排気弁114が開いて(ピストン104が完全排気行程位置にあるとき)、排気口118を燃焼室102と接続し、それによって、燃焼室の排気容積122を形成している。燃焼室の排気容積122は、燃焼室102の壁面と端面、吸気弁106の表面、排気弁114の表面、ピストン104の上面120、および排気口118の壁(ターボチャージャーを含むことがある)により画成される。別の実施の形態において、吸気弁106および排気弁114が閉じて(ピストン104が完全圧縮行程位置にあるとき)、それによって、燃焼室の圧縮容積121(図示せず)を形成する。燃焼室の圧縮容積121は、燃焼室102の壁と上面、吸気弁106の表面、排気弁114の表面、およびピストン104の上面120により画成される。さらに別の実施の形態において、吸気弁106は開き、排気弁114は閉じて(ピストン104が完全吸気行程位置にあるとき)、吸気口119を燃焼室102と接続し、それによって、燃焼室の吸気容積123を形成する。燃焼室の吸気容積123は、燃焼室102の壁面と端面、吸気弁106の表面、排気弁114の表面、ピストン104の上面120、吸気口119の壁により画成される。
本開示の熱障壁200は、エンジン100内のどの金属表面上にあってもよい。例示の実施の形態において、熱障壁200は、燃焼室102内の金属表面101上にある。金属表面101は、圧縮容積121を画成する表面、燃焼室の排気容積122を画成する表面、または燃焼室の吸気容積123を画成する表面であってよい。1つの実施の形態において、表面101は、ピストン104が接触する燃焼室102の壁面ではないことがある。すなわち、熱障壁200は、ピストン104からの機械的摩擦に曝される燃焼室102内の表面、もしくは熱障壁200を摩耗するまたはその表面から熱障壁200を分離するであろう消炎領域から排除されるであろう。別の例示の実施の形態において、金属表面101は、ピストンの上面120、燃焼室102の壁面と端面、吸気弁106の表面、排気弁114の表面、排気口118の壁、または吸気口119の壁である。
本開示の熱障壁200は、モジュール201のアレイを備える。モジュール201のアレイ(ここでは「モジュールアレイ」とも呼ばれる)は、1モジュールより多いいくつのモジュール201を含んでもよい。実施の形態において、アレイ内の各モジュール201は、支持体202およびシールド206を備える。モジュール201のアレイを備えた熱障壁200の全長および幅は、実質的に等しい寸法を含む、どの適切な横寸法(例えば、約0.1mmから約100cm)を有しても差し支えない。実施の形態において、熱障壁200は、燃焼室102内の適用可能な表面101と実質的に等しい横寸法を有する。実施の形態において、熱障壁200は、金属表面101の2次元および/または3次元輪郭に実質的に合致する。すなわち、熱障壁200の形状は、ピストンの湾曲した上面120を含む、熱障壁が接続された表面101の丸みを帯びたまたは不均一な形状に合致することがある。
図4には、表面101上にある熱障壁200の例示の実施の形態が与えられている。支持体202は、第2の端部と反対の第1の端部を有し、それにより、厚さT1を画成する本体を備える。実施の形態において、支持体202の第1の端部または第2の端部は、表面101と直接的または間接的に接合している。支持体202および表面101は、金属結合、金属対金属結合、または直接的機械的連結により接続されることがある。支持体202と表面101との間の接続は、エンジン100の作動中の燃焼室102内の燃焼温度および圧力に耐えるように構成されている。例えば、支持体202は、作動しているエンジン100内の100,000マイル(約160,000km)以上に亘り表面101からの剥離に耐えるであろう。支持体202は、3Dプリント、金属メッキ、溶接(アーク、レーザ、プラズマ、または摩擦)、ろう接、プラズマ溶射、機械的締結、もしくは金属結合または金属対金属結合を作るための他の従来の方法により表面101に施してよい。支持体202の厚さT1は、空容積205の存在により、表面101を構成する材料の厚さとは異なるであろう。燃焼室102内の表面101は、空容積205がないことにより、支持体202から識別されるであろう。それに代えて、またはそれに加え、支持体202と表面101の接合の界面(結合方法により生じる)が、厚さT1を定義するのに役立つであろう。
実施の形態において、支持体202の第1の端部または第2の端部(表面101と接合する端部と反対の)は、少なくとも1つのシールド206の一部と接合している。各支持体202は、互いに反対の端部の間の高さまたは厚さT1、並びに幅(または直径)を有する。支持体202は、長方形、環状、六角形、および/または任意の他の多角形の形状を含むどのような断面形状を有してもよい。各支持体202は、図4に示されたような円形断面を有することがある。各支持体202の厚さT1は、約0.01mmから約10mm、または約0.1mmから約2mm、または約0.4mmから約2mm、またさらには約0.5mmから約1mmであることがある。例示の実施の形態において、各支持体202の厚さT1は、モジュール201のアレイを含む熱障壁200の長さおよび幅に亘り実質的に均一である(例えば、±0.5mm)。支持体202の厚さT1は、表面101から、表面101から離れた支持体202の終端点(または端部)(例えば、支持体202がシールド206と直接的または間接的に接合する場所)まで測定されることがある。
支持体202は、厚さT1に亘り実質的に中実または多孔質であってよい。支持体202が多孔質である実施の形態において、支持体202の気孔率は、約1%から約99%、または約5%から約90%であることがある。支持体202は、厚さT1に亘り気孔率勾配も含むことがある。実施の形態において、モジュールアレイ内の少なくとも1つの支持体202は、その中に中空部分207を含む。別の実施の形態において、モジュールアレイ内の少なくとも1つの支持体202は、実質的に中実の側壁により画成されて、その厚さT1に亘り中空である。図8に、中空部分207を有する1つのモジュールの例示の断面の実施の形態が与えられている。熱障壁200における支持体202の構造は、表面101上と空容積205の周りでその形状を維持するように構成されている。実施の形態において、支持体202の構造は、空容積205内に断熱材204を収容することもできる。支持体202の構造は、十分に剛性であり、エンジン100の作動中に燃焼室102内の燃焼温度および圧力に耐えるように熱機械的疲労抵抗を有する。
図4に示されるように、モジュールアレイ内の各シールド206は、第1と第2の互いに反対のエッジ208、210を有する。そのモジュールアレイ内の各シールド206は、下部214と反対の上部212を有する。そのモジュールアレイ内の各シールド206は、六角形(平面B−Bに沿って図5に示されるような)、正方形、三角形、七角形、円形、環状、またはその組合せであってよい。もちろん、他の多角形の形状も本開示にしたがう。実施の形態において、各シールド206の厚さT2は、上部212と下部214との間で規定される。実施の形態において、シールド206は、上部212と下部214との間で実質的に中実である。シールド206の厚さT2は、約0.001mmから約5mm、または約0.1mmから約2mm、またさらには約0.1mmから約1mmであってよい。厚さT2に加え、各シールド206は、長さと幅も有する。実施の形態において、厚さT2は、シールド206の長さおよび幅に亘り実質的に均一である。図4に示されるように、シールド206の厚さT2は、シールド206の下部214に接合された支持体202の端部から測定されることがある。シールド206は、接合界面によって、またはモジュール201内の支持体202より大きい断面積を有するシールド206によって、支持体202から識別されるであろう。各シールド206の上部212は、燃焼室102内の燃焼反応(および関連する温度と圧力)に直接暴露されるように構成されることがある。実施の形態において、各シールド206の上部212は、1mm以下、または0.01mm以下など、エンジン100に要求される許容差に応じて、その表面に沿った変動許容差を有するであろう。実施の形態において、各シールド206の下部214は、表面101から間隔が空けられており、それに対して実質的に平行である。
従来の熱障壁は、熱障壁が取り付けられる燃焼室の表面と、エンジン冷却液により冷却されるであろう他の隣接する表面との間に非線形の温度勾配を生じるであろう。一例において、支持されたシールド(または表皮)が内燃室の表面に固定された場合、その熱障壁の熱膨張および収縮により、支持体の間の区域においてシールド内に歪みが生じる。すなわち、従来の熱障壁において、表皮の個別部分が支持体により燃焼室の表面に固定され、支持体の間のシールド(または表皮)の区域は、燃焼室内の温度サイクル中に熱障壁の膨張と収縮から熱機械的疲労を経験する。加熱中、連続シールドは、支持体の間の区域で圧縮を経験する。冷却中、その連続シールドは、支持体の間の区域で引張を経験する。燃焼室内の温度サイクルによるこの反復過程により、熱機械的疲労および破損が生じ得る。
本開示の熱障壁200は、隣接する支持体の間に割れ目または分割を設けることによって、支持体202の間の区域における熱歪みおよび熱機械的疲労を低下させる。すなわち、アレイ内の少なくとも2つのモジュールのシールド206のエッジ208または210は、室温にある場合、距離D1だけ間隔が空けられている(重複または非重複のいずれか)。すなわち、モジュールアレイ内の少なくとも2つのシールド206のエッジ208または210は、室温(例えば、25℃)にあるときに、距離D1だけ間隔が空けられている。モジュールアレイ内の隣接するシールド206間の非重複距離としての距離D1が、図4に示されている。すなわち、図4および5の実施の形態において、モジュールアレイ内の隣接するシールドのエッジは重複していない。実施の形態において、距離D1は、表面101に対して実質的に平行である。図4および5の実施の形態におけるモジュールアレイのシールド206は、重複しないセグメント化されたシールドまたはスケールと記載することができる。
距離D1は、図6および7に示されるように、モジュールアレイ内の隣接するシールド206間の重複距離である。すなわち、図6および7の実施の形態において、モジュールアレイ内の隣接するシールドのエッジが重複して、隣接するエッジの間に距離D1を形成する。図6および7の実施の形態におけるモジュールアレイのシールド206は、重複したセグメント化されたシールドまたはスケールと記載することができる。距離D1は、約0.001マイクロメートルから約10mm、または約0.001マイクロメートルから約5mm、またさらには約0.1mmから約3mmであることがある。実施の形態において、距離D1は、表面101に対して実質的に平行に測定される。実施の形態において、アレイ内の少なくとも30%のモジュール201のシールドのエッジは、少なくとも1つの隣接するモジュール201のシールド206のエッジから間隔が空けられている(距離D1だけ)。例えば、図4に示されるような、実施の形態において、アレイ内の全てのモジュール201のシールドのエッジは、そのアレイ内の全ての隣接するモジュールのシールドのエッジから間隔が空けられている(距離D1だけ)。もちろん、熱障壁200は、室温にあるとき(すなわち、エンジン100が作動していないとき)に、距離D1だけ間隔が空けられた非重複エッジと重複エッジのいずれの組合せを含んでもよい。
図4の実施の形態において、アレイ内の隣接するモジュールのシールド206のエッジ208、210は、室温にあるときに、重複しない場合(すなわち、距離D1は非重複距離である)、その距離D1は、内燃機関が作動したときに、距離D2(図示せず)に減少する。それゆえ、距離D1は距離D2よりも小さい。すなわち、モジュールアレイ内の隣接するシールド206の熱膨張のために、内燃機関が作動したとき(例えば、燃焼室内の約1000℃から約3000℃以上の燃焼ガス温度で、約100℃から約1000℃のピストン温度で、燃焼室の内部温度が室温から100℃以上に上昇したときに)に、距離D1は距離D2に減少する。エンジン100が作動したときの隣接するシールド206のエッジ間の距離D2は、エンジン100が作動していない(そして室温の)ときの、隣接するシールド206のエッジ間の距離D1より小さい。実施の形態において、距離D2は、約0マイクロメートルから約10mm、または約0マイクロメートルから約1mm、またさらには約0.001マイクロメートルから約1mmである。実施の形態において、距離D2は、距離D2を通る燃焼反応物または生成物の侵入を制限するまたはなくすように構成されている。実施の形態において、距離D2は、距離D2を通って空容積205から出る断熱材204の剥離を制限するまたはなくすように構成されている。実施の形態において、モジュールアレイ内の隣接するモジュール201のエッジ208、210は、エンジン100が作動しているときに接触することがある(すなわち、距離D2は0)。各シールド206の材料(およびそのCTE)、燃焼室102内の反応温度、および距離D1を考慮して、距離D2を構成することができる。同様に、距離D1は、各シールド206の材料(およびそのCTE)、およびエンジンの作動中にシールド206のエッジがD2を形成するまたは接触するエンジン100内部の推定表面温度を考慮して、隣接するモジュールの形成および配置中に、距離D1を決定してもよい。
図6および7の実施の形態において、アレイ内の隣接するモジュールのシールド206のエッジ208、210が室温であるときに重複する場合(すなわち、距離D1は重複距離である)、距離D1は、内燃機関が作動しているときに、距離D3(図示せず)に増加する。それゆえ、距離D3は、距離D1より大きい。すなわち、モジュールアレイ内の隣接するシールド206の熱膨張のために、内燃機関が作動しているとき(例えば、燃焼室内の約1000℃から約3000℃またはそれより高いガス温度で、約100℃から約1000℃(または約100℃から約600℃)のピストン温度で、燃焼室の内部温度が室温から100℃以上に上昇したときに)に、距離D3に増加する。エンジン100が作動しているときに、隣接するシールド206のエッジ間の距離D3は、エンジン100が作動していない(そして室温である)ときの隣接するシールド206のエッジ間の距離D1よりも大きい。実施の形態において、距離D3は、約0.001マイクロメートルから約10mm、または約0.001マイクロメートルから約5mm、またさらには約1マイクロメートルから約5mmである。実施の形態において、距離D3は、距離D3を通る燃焼反応物または生成物の侵入をさらに制限するまたはなくすように構成されている。実施の形態において、距離D3は、距離D3を通って空容積205から出る断熱材204の剥離をさらに制限するまたはなくすように構成されている。距離D3は、各シールド206の材料(およびそのCTE)、燃焼室102内の反応温度、および距離D1を考慮して構成することができる。
実施の形態において、各モジュール内のシールド206は、そのモジュール内の支持体202と隣接している。実施の形態において、シールド206は、そのモジュール内の支持体202と直接的または間接的に接合している。再び図4を参照すると、各シールド206は、表面101から間隔が空けられた支持体202の端部で各モジュール201において各支持体202と直接接合していることがある。各モジュールにおけるシールド206および支持体202は、金属結合、金属対金属結合、または直接的機械的連結によって接合されることがある。支持体202とシールド206との間の接続は、エンジン100の作動中の燃焼室102内の燃焼温度および圧力に耐えるように構成されている。例えば、シールド206は、作動しているエンジン100内の100,000マイル(約160,000km)以上に亘り表面101からの支持体202の剥離に耐えるであろう。シールド206は、3Dプリント、金属メッキ、溶接(アーク、レーザ、プラズマ、または摩擦)、ろう接、プラズマ溶射、機械的締結、もしくは金属結合または金属対金属結合を作るための他の従来の方法により支持体202に施してよい。他の実施の形態において、シールド206および支持体202は、個々の片の結合が必要ないように、互いに一体成形されることがある。
実施の形態において、モジュール201の支持体202およびシールド206は、燃焼室102の製造に一般に使用される金属元素または金属合金であってよい。その金属または金属合金の例としては、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム合金、アルミニウム、ニッケルメッキを施したアルミニウム、チタン合金、ハステロイ、ニッケル系の超合金、コバルト系の超合金、およびその組合せが挙げられるであろう。支持体202およびシールド206を包括する金属または金属合金は、ニッケル、クロム、コバルト、およびその組合せを含む他の超合金であってもよい。支持体202およびシールド206の金属または金属合金は、その接続部での熱膨張応力および破損を最小にするために、表面101を包括する材料と同じまたは異なる熱膨張係数(CTE)を有することがある(同様の作動温度範囲と仮定する)。例示の実施の形態において、支持体202およびシールド206の金属または金属合金のCTEは、表面101を包括する材料のCTEの150%以内にあることがある(同様の作動温度範囲と仮定する)。さらに別の実施の形態において、支持体202の金属または金属合金のCTEは、シールド206の金属または金属合金のCTEの150%以内であることがある。実施の形態において、少なくとも1つのモジュール201または熱障壁200は、支持体202からシールド206にCTE勾配を有することがある。
実施の形態において、熱障壁200は、空容積205も含む。実施の形態において、空容積205は、モジュールアレイ内の少なくとも1つのシールド206の下部214と表面101との間に少なくとも部分的に画成される。図4および5を参照すると、空容積205は、表面101と、モジュールアレイ内の複数のシールド206の下部214との間に画成されることがある。実施の形態において、空容積205は、モジュールアレイ内の複数の支持体202の周りの入り組んだ容積である。実施の形態において、空容積205は、単独の空隙または複数の個別のおよび/または相互接続された空隙であることがある。実施の形態において、空容積205は、厚さT1の少なくとも50%に亘り、または実質的に厚さT1に亘り、延在する。実施の形態において、熱障壁200の長さ、幅、および厚さT1に沿った支持体202対空容積205の容積比は、約3:1から約1:20まで、または約1:1から約1:5までであろう。
実施の形態において、モジュールアレイ内の全てのシールド206の断面積は、そのモジュールアレイ内の全ての支持体202の断面図より大きい。図5に示された一例として、モジュールアレイ内のシールド206の断面積(燃焼室の表面に対して実質的に平行な平面B−Bに沿って示されている)は、そのモジュールアレイ内の全ての支持体202の断面積(燃焼室の表面に対して実質的に平行な平面A−Aに沿って示されている)より大きい。実施の形態において、そのモジュールアレイは反復構造パターンを含む。図4〜7に示されるように、熱障壁200は、特定の構成で組織化された複数のモジュール201により反復パターンを含む。実施の形態において、熱障壁200は、表面101上で非反復または不連続であってよく、燃焼室内の「ホットスポット」に限局されることがある。
実施の形態において、1つのモジュールのシールド206の上部212は、隣接するモジュールのシールド206の下部214と近接している。図6および7に、モジュールアレイ内の1つのシールド206の上部212がそのモジュールアレイ内の第2のシールド206の下部214と近接または隣接している例(重複するエッジが、エンジンの温度に応じて、距離D1または距離D3だけ隔てられている)が与えられている。実施の形態において、モジュールアレイ内の1つ以上のシールド206は、上部212に隣接した先端面取り部(図6に面取りエッジ220として示された)を有するエッジ208、210を備えている。実施の形態において、モジュールアレイ内の1つ以上のシールド206は、下部214に隣接した先端面取り部を有するエッジ208、210を備えている。もちろん、1つ以上のモジュールは、上部212と下部214に隣接した面取りエッジの組合せを含んでもよい。隣接するモジュールの上部212および/または下部214に沿った面取りエッジ(例えば、図6および7に示されたような)により、エンジンの作動中にモジュールアレイ内の隣接するモジュール間の距離が増加する(距離D1から距離D3に)ことがあるであろう。すなわち、隣接するモジュール間の対向する面取りエッジが、エンジン100の作動中の燃焼反応への暴露から、表面101を実質的に密封するであろう。実施の形態において、面取りエッジは、上部212または下部214に対して90度未満の角度でエッジを含むことがある。
実施の形態において、熱障壁200は断熱材204を含む。実施の形態において、断熱材204は、シールド206と表面101との間の空容積205内に収容されている。すなわち、空容積205には、断熱材204が少なくともある程度充填されている。それゆえ、空容積205の一部は、その中の断熱材204の存在により占められている(削減されている)。断熱材204は、空容積205の5%から99%を充填することがある。例示の実施の形態において、断熱材204は空容積205を満たしている。図5に戻ると、断熱材204(クロスハッチ区域として示されている)は、空容積205内に収容されている。実施の形態において、断熱材204は、モジュールアレイ内の少なくとも1つのシールド206を補強し、燃焼反応の圧力による崩壊/変形を防ぐように、シールド206と表面101との間に構成されることがある。すなわち、断熱材204は、エンジンの作動中に少なくとも1つのシールド206を機械的に支持することがある。実施の形態において、熱障壁200内の長さ、幅、および厚さT1に沿った支持体202対断熱材204の容積比は、約1:1から約1:5までであることがある。実施の形態において、断熱材204は、支持体202の厚さT1に沿った密度勾配を有する。断熱材204の容積比、密度、および位置により、所望の熱伝導率を達成するために熱障壁200を「微調整」することができるであろう。
例示の実施の形態において、断熱材204は、エンジン100の作動中に断熱材204が空容積205から燃焼室102中に逃げない、剥離しない、または剥がれないように、厚さT1(シールド206と表面101との間)内にかみ合わされている。実施の形態において、モジュールアレイ内の表面101および/または少なくとも1つのシールド206の下部214は、エンジン100の作動中に、断熱材204が燃焼室102中に動く(表面摩擦により)または失われるのを防ぐように波形にされることがある。
断熱材204は、空気、セラミック材料、および/またはその組合せであってよい。実施の形態において、断熱材204は、空容積205中に流れ込むまたは収容されることができ、400℃で約0.1W/m・Kから約12.0W/m・Kの、または400℃で約0.1W/m・Kから約8.0W/m・Kの、またさらには400℃で約1.0W/m・Kから約4.0W/m・Kの熱伝導率を有する任意の材料である。断熱材204は、仕事をし、エンジン100を駆動するのにより多くの燃焼エネルギーが利用できるように、熱障壁200の熱伝導抵抗を増加させるために、空容積205内にある、表面101より低い熱伝導率を有する組成物である。
断熱材204がセラミック材料を含む実施の形態において、そのセラミック材料は、約10%から約90%、または約30%から約70%の気孔率を有することがある。そのセラミック材料の細孔は、空気を含むことがある。例示のセラミック材料としては、以下に限られないが、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)、二酸化ジルコニウム、ジルコン酸ランタン、ジルコン酸ガドリニウム、ヘキサアルミン酸マグネシウムランタン(lanthanum magnesium hexaaluminate)、ヘキサアルミン酸マグネシウムガドリニウム(gadolinium magnesium hexaaluminate)、ヘキサアルミン酸リチウムランタン(lanthanum lithium hexaaluminate)、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸ストロンチウム、ジルコン酸カルシウム、リン酸ジルコニウムナトリウム、ムライト、酸化アルミニウム、酸化セリウム、およびその組合せが挙げられる。例示の実施の形態のセラミック材料は、セラミック発泡体であることがある。例示の実施の形態のセラミック材料は、アルミン酸塩、ジルコン酸塩、ケイ酸塩、チタン酸塩、およびその組合せから形成されることもある。
実施の形態において、熱障壁200の全厚(厚さT1+厚さT2)は、約0.1mmから約10mm、または約0.1mmから約5mmである。例示の実施の形態において、熱障壁200は、400℃で約0.1W/m・Kから約12W/m・Kの、または400℃で約1W/m・Kから約5W/m・Kの熱伝導率を有する。エンジン100内の表面上の複合熱障壁200の様々な実施の形態が、図4〜9に与えられている。もちろん、これらの実施の形態および他の実施の形態の組合せも、本開示にしたがう。
本開示は、エンジン100の内燃室102内の金属表面101に熱障壁200を施す方法も含む。この方法は、少なくとも2つの支持体202を施すための金属表面101を調製する工程を含む。金属表面101を調製する工程は、粗面化、化学エッチング、穴開け、洗浄、またはその上に複数の支持体202を施すための表面101を準備する他の過程を含むことがある。表面101を調製する方法は、表面101上に支持体202を施す方法によるであろうと想定される。
熱障壁200を製造する方法は、モジュール201のアレイを形成する工程を含むことがある。熱障壁200を製造する方法は、シールド206上に複数の支持体202を形成するまたは接合する工程も含むことがある。シールド206に複数の支持体202を接合する工程としては、3Dプリント、金属メッキ、機械的連結またはねじ切り、融接、ろう接、抵抗溶接、拡散接合、焼結、または金属対金属結合によって支持体202をシールド206に金属結合する他の従来の方法が挙げられる。図9Aに示されるような実施の形態において、支持体202は、熱障壁200を形成するために金属薄板から形成されることがある。この実施の形態において、支持体202は、板金製造、パンチ成形、超塑性成形、ハイドロフォーミング法、化学エッチング、放電加工、機械式フライス加工、加圧成形および焼結、並びに他の類似の過程によって、シールド206から形成されることがある。すなわち、シールド206および支持体202は、ここに開示された材料の1枚のシートから一工程で形成できる。実施の形態において、支持体202は、支持体202が少なくとも1つのシールド206に直接的または間接的に接合される前に、表面101に直接的または間接的に接合されることがある。
熱障壁200を製造する方法は、シールド206の一部を除去して、アレイ内のモジュールのエッジの内の少なくとも2つの間に距離D1を作り出す工程を含んでもよい。図9Bおよび9Cは、距離D1を形成するためにシールド206の部分を除去した後のモジュールアレイの実施の形態を示している。実施の形態において、図9A〜9Cは、モジュール201のアレイを形成する連続過程であってもよい。
熱障壁200を製造する方法は、熱障壁200を表面101に施す工程を含むことがある。熱障壁200を表面101に施す工程は、少なくとも2つの支持体202を表面101に直接的または間接的に接合する工程を含む。熱障壁200を表面101に施す工程は、複数のモジュールを表面101に直接的または間接的に接合する工程を含む。支持体202は、3Dプリント、金属メッキ、機械的連結またはねじ切り、融接、ろう接、抵抗溶接、拡散接合、焼結、または金属対金属結合で支持体202を表面101に金属結合する他の従来の方法により表面101に接合してよい。熱障壁200を表面101に施す方法は、支持体202の周りの空容積205の形成を含むことがある。空容積205の形成としては、エッチング、穴開け、もしくは材料または金属を除去する任意の他の過程が挙げられる。
熱障壁200を製造する方法は、少なくとも2つのシールド206の外側エッジが室温にあるときに距離D1だけ間隔が空けられるように、1つのモジュール201の少なくとも一部を除去する工程も含むことがある。すなわち、距離D1を形成するために2つの支持体202の間のシールド206の少なくとも一部を除去すると、2つの別個のモジュール201が作られる。図10に示されるような実施の形態において、モジュール201のアレイを表面101に施すのを支援するために、隣接するモジュール間にタブ218が残っていてもよい。タブ218は、隣接するモジュール201のエッジ間の長さのほんのわずかしか延在しない。熱障壁200を形成する方法は、タブ218を除去または壊して、隣接するモジュール間の全長に亘り距離D1を形成する工程を含むことがある。図10の実施の形態において、支持体202が表面101と接触するときに、中空部分207を通じて施される加熱方法によって、支持体202を表面101に接合することができる。
熱障壁200を製造する方法は、空容積205内に断熱材204を入れる工程も含むことがある。空容積205内に断熱材204を入れる方法としては、圧力印加、噴射、加圧、含浸、および固体または気体断熱材を空容積205に入れる他の従来の方法が挙げられるであろう。空容積205内に断熱材204を入れる工程は、支持体202を表面101に施している間に行われることが想定される。
ここに用いられているように、名詞は、文脈が明らかにそうではないと示していない限り、複数の対象を含む。範囲は、ここでは、「約」ある特定の値から、および/または「約」別の特定の値まで、と表現することができる。そのような範囲が表現された場合、例は、その1つの特定の値から、および/または他方の特定の値までを含む。同様に、値が、「約」という先行詞を使用して、近似として表現されている場合、その特定の値は別の態様を形成することが理解されよう。それらの範囲の各々の端点は、他方の端点に関してと、他方の端点とは独立しての両方で有意であることがさらに理解されよう。
ここでの列挙は、特定の方法で機能するように「構成」または「適用」された本発明の構成要素を称することも留意のこと。この点に関して、そのような構成要素は、特定の性質を具体化するように、または特定の様式で機能するように「構成」または「適用」されており、その場合、そのような列挙は、目的の用途の列挙とは対照的に、構造的な列挙である。より詳しくは、構成要素が「構成」または「適用」される様式へのここでの言及は、その構成要素の既存の物理的条件を意味し、それゆえ、その構成要素の構造的特徴の明確な列挙と解釈されるべきである。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
熱障壁において、
各々が少なくとも1つの支持体およびシールドを備えたモジュールのアレイ、
を備え、
前記アレイ内の各モジュールの支持体は、第2の端部と反対の第1の端部を有し、
前記アレイ内の各モジュールのシールドは、エッジおよび下部と反対の上部を有し、
前記アレイ内の各モジュールの支持体の第1の端部は、該モジュールのアレイ内の少なくとも1つのシールドの下部と直接的または間接的に接合しており、
各支持体の第2の端部は、内燃機関の燃焼室内の表面と直接的または間接的に接合しており、
前記モジュールのアレイ内の少なくとも2つのモジュールのシールドのエッジは、約25℃であるときに、距離D1だけ間隔が空けられている、熱障壁。
実施形態2
前記距離D1が、前記内燃機関が作動しているときに、距離D2に減少する、実施形態1に記載の熱障壁。
実施形態3
前記距離D2が約0マイクロメートルから約1mmである、実施形態2に記載の熱障壁。
実施形態4
前記距離D1が、前記内燃機関が作動しているときに、距離D3に増加する、実施形態1に記載の熱障壁。
実施形態5
前記距離D3が約0.001マイクロメートルから約5mmである、実施形態4に記載の熱障壁。
実施形態6
前記アレイ内の少なくとも30%のモジュールのシールドのエッジが、少なくとも1つの隣接するモジュールのシールドのエッジから間隔が空けられている、実施形態1に記載の熱障壁。
実施形態7
前記アレイ内の全てのモジュールのシールドのエッジが、該アレイ内の全ての隣接するモジュールのシールドのエッジから間隔が空けられている、実施形態1に記載の熱障壁。
実施形態8
前記モジュールのアレイ内の全てのシールドの断面積が、該モジュールのアレイ内の全ての支持体の断面積より大きい、実施形態1から7いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態9
前記アレイ内の少なくとも1つのモジュールのシールドと、前記燃焼室の表面との間に空容積をさらに含む、実施形態1から8いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態10
前記モジュールのアレイの支持体の容積対前記空容積の比が3:1から1:20である、実施形態1から9いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態11
前記空容積に断熱材が少なくとも部分的に充填されている、実施形態9または10に記載の熱障壁。
実施形態12
前記断熱材が、空気、セラミック材料、またはその組合せである、実施形態11に記載の熱障壁。
実施形態13
前記セラミック材料が、イットリア安定化ジルコニア、二酸化ジルコニウム、ジルコン酸ランタン、ジルコン酸ガドリニウム、ヘキサアルミン酸マグネシウムランタン、ヘキサアルミン酸マグネシウムガドリニウム、ヘキサアルミン酸リチウムランタン、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸ストロンチウム、ジルコン酸カルシウム、リン酸ジルコニウムナトリウム、ムライト、酸化アルミニウム、酸化セリウム、またはその組合せである、実施形態12に記載の熱障壁。
実施形態14
前記モジュールのアレイ内に反復構造パターンをさらに含む、実施形態1から13いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態15
前記アレイ内の各モジュールのシールドの上部と前記燃焼室の表面との間の距離が約0.1mmから約5mmである、実施形態1から14いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態16
前記アレイ内の前記モジュールの内の少なくとも1つが、前記上部に隣接した面取り部を有するシールドエッジを含む、実施形態1から15いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態17
前記アレイ内の前記モジュールの内の少なくとも1つが、中に中空部分を有する支持体を含む、実施形態1から16いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態18
前記燃焼室内の表面が、ピストンの上面、燃焼室の圧縮容積の壁、および燃焼室の排気容積の壁の内の少なくとも1つである、実施形態1から17いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態19
熱障壁において、
各々が支持体およびシールドを備えた少なくとも2つのモジュール、
を備え、
前記モジュールの支持体の各々が第2の端部と反対の第1の端部を有し、
前記モジュールのシールドの各々が外側エッジおよび下部と反対の上部を有し、
前記モジュールの支持体の内の少なくとも1つの第1の端部が、前記2つのモジュールのシールドの内の少なくとも1つの下部と直接的または間接的に接合しており、
前記モジュールの支持体の第2の端部が、内燃機関の燃焼室内の表面と直接的または間接的に接合しており、
前記2つのモジュールのシールドの外側エッジが、25℃であるときに、距離D1だけ間隔が空けられている、熱障壁。
実施形態20
前記距離D1が、前記少なくとも2つのモジュールが約100℃から約600℃の温度であるときに、距離D3に増加している、実施形態19に記載の熱障壁。
実施形態21
1つのモジュールのシールドの上部が第2のモジュールのシールドの下部と近接している、実施形態19または20に記載の熱障壁。
実施形態22
前記距離D1が、前記少なくとも2つのモジュールが約100℃から約600℃の温度であるときに、距離D2に減少している、実施形態19に記載の熱障壁。
実施形態23
1つのモジュールのシールドの外側エッジが、第2のモジュールのシールドの外側エッジと接触している、実施形態22に記載の熱障壁。
実施形態24
モジュールのアレイとして前記2つのモジュールを複数、さらに備える、実施形態19に記載の熱障壁。
実施形態25
少なくとも1つのモジュールのシールドの下部と、前記燃焼室の表面との間の容積をさらに含む、実施形態19から24いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態26
前記容積が断熱材を収容する、実施形態25に記載の熱障壁。
実施形態27
前記モジュールの支持体の少なくとも1つが、約5%から約90%の気孔率を有する、実施形態19から26いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態28
少なくとも1つのモジュールのシールドの上部と前記燃焼室の表面との間の距離が約0.5mmから約5mmである、実施形態19から27いずれか1つに記載の熱障壁。
実施形態29
実施形態1に記載の熱障壁を製造する方法において、
前記モジュールのアレイを形成する工程、および
前記モジュールのアレイを前記内燃機関の燃焼室内の表面の少なくとも1つと接合する工程、
を有してなり、
前記アレイ内の少なくとも2つのモジュールのシールドのエッジが、25℃であるときに、距離D1だけ間隔が空けられている、方法。
実施形態30
実施形態19に記載の熱障壁を製造する方法において、
前記内燃機関の燃焼室内の表面上に両方のモジュールを形成する工程、および
前記2つのモジュールのシールドの外側エッジが、25℃であるときに、距離D1だけ間隔が空けられるように、1つのモジュールの少なくとも一部を除去する工程、
を有してなる方法。
実施形態31
少なくとも1つのモジュールの少なくとも一部を除去して、少なくとも1つのモジュールのシールドと前記燃焼室の表面との間に空容積を形成する工程をさらに含む、実施形態29または30に記載の方法。
実施形態32
実施形態1または19に記載の熱障壁を備えた自動車エンジン。
100 エンジン
101 表面
102 燃焼室
104 ピストン
106 吸気弁
108 連接棒
110 クランク軸
114 排気弁
116 点火/グロープラグ
118 排気口
119 吸気口
122 排気容積
123 吸気容積
200 熱障壁
202 支持体
205 空容積
206 シールド
207 中空部分
208 第1のエッジ
210 第2のエッジ
212 上部
214 下部

Claims (5)

  1. 熱障壁において、
    各々が少なくとも1つの支持体およびシールドを備えたモジュールのアレイ、
    を備え、
    前記アレイ内の各モジュールの支持体は、第2の端部と反対の第1の端部を有し、
    前記アレイ内の各モジュールのシールドは、エッジおよび下部と反対の上部を有し、
    前記アレイ内の各モジュールの支持体の第1の端部は、該モジュールのアレイ内の少なくとも1つのシールドの下部と直接的または間接的に接合しており、
    各支持体の第2の端部は、内燃機関の燃焼室内の表面と直接的または間接的に接合しており、
    前記モジュールのアレイ内の少なくとも2つのモジュールのシールドのエッジは、約25℃であるときに、距離D1だけ間隔が空けられている、熱障壁。
  2. 前記距離D1が、前記内燃機関が作動しているときに、距離D2に減少し、該距離D2が約0マイクロメートルから約1mmである、請求項1記載の熱障壁。
  3. 前記アレイ内の少なくとも30%のモジュールのシールドのエッジが、少なくとも1つの隣接するモジュールのシールドのエッジから間隔が空けられている、請求項1記載の熱障壁。
  4. 前記アレイ内の各モジュールのシールドの上部と前記燃焼室の表面との間の距離が約0.1mmから約5mmである、請求項1から3いずれか1項記載の熱障壁。
  5. 熱障壁において、
    各々が支持体およびシールドを備えた少なくとも2つのモジュール、
    を備え、
    前記モジュールの支持体の各々が第2の端部と反対の第1の端部を有し、
    前記モジュールのシールドの各々が外側エッジおよび下部と反対の上部を有し、
    前記モジュールの支持体の内の少なくとも1つの第1の端部が、前記2つのモジュールのシールドの内の少なくとも1つの下部と直接的または間接的に接合しており、
    前記モジュールの支持体の第2の端部が、内燃機関の燃焼室内の表面と直接的または間接的に接合しており、
    前記2つのモジュールのシールドの外側エッジが、25℃であるときに、距離D1だけ間隔が空けられている、熱障壁。
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