JP2019525846A - ねじ孔を形成するための方法と工具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、先端部25に主切れ刃27を有し、かつねじタッピング方向Iに少なくとも1つのねじ切り刃41、42、43、44を備えたねじ形状部29を有するタッピングツール23を用いて工作物5にねじ孔1を形成する方法に関する。タッピングストロークGにおいて、主切れ刃27が下孔を形成する。かつ同時に、ねじ形状部29が、特にタッピング方向Iへのタッピング送りfGと、このタッピング送りに同期したタッピングツール23の回転速度nGとによって、下孔の内壁に内ねじ9を目標ねじ深さtGまで形成する。タッピングストロークGの後に反対方向への逆ストロークRが実行され、タッピングツール23が逆の送りfRによってねじ孔から取り出される。本発明によれば、ねじ形状部29は少なくとも1つのブローチ刃46、48、50、52を有する。逆ストロークHの間、ブローチ刃46、48、50、52によってブローチ溝R1〜R4が形成される。ブローチ溝を通って、ねじ切り刃41、42、43、46が、負荷を受けない状態でねじ孔1から取り出される。【選択図】図7

Description

本発明は、請求項1の前文に記載のねじ孔、特にめくら孔を形成する方法、および請求項17に記載の、前記の方法を実施するためのタッピングツールに関する。
通常、タッピング工程においては、第1の工程の間に、ドリルによって工作物に下孔が形成される。続いて、第2の工程では、別個のタップを用いて下孔に内ねじが切られる。サイズに応じて、タップは2つ以上のカッティングエッジを持っている。カッティングエッジは刃を有し、各刃は下孔の内壁から材料をチップ状に除去し、必要に応じて材料を僅かに塑性変形させる。タップの刃は、異なる角度、例えば平坦の度合いが異なるように設計されている。その結果、それぞれの刃にて工作物をほぼ同じサイズに切削するときに材料の切り出しが行われる。
上記のタッピングプロセスとは対照的に、一般的な方法は、弾丸形のタッピングツールを用いて実行される。そのときには、下孔の切削と内ねじとの切削とが、共通のツールストロークにて行われる。弾丸形のタッピングツールは、その工具先端に主切れ刃を有するとともに、タッピング方向に延びるねじ山形状であって少なくとも1つのねじ形状の切削刃を備えたものを有する。加工の際には、タッピングストロークと、それに続く反対方向の逆ストロークとが実施される。タッピングストロークにおいては、主切れ刃が下孔を形成する一方で、ねじ形状の切削刃は、使用に適した設定ねじ深さに到達するまで、下孔の内壁に内ねじを形成する。タッピングストロークは、タッピングツールの同期速度におけるタップ送り速度で実行される。次の逆転のための逆ストロークでは、反対方向への逆送りと同期した逆転速度で、タッピングツールがねじ孔から逆方向に取り出される。これにより、タッピングツールのねじ山のプロファイルが、内ねじのねじ形状として無負荷で転移される。
上記の工程では、タッピングストロークの終わりに、タッピング処理が減速される。すなわち、同期されたタッピング速度を有するタッピング送りがゼロに低減される。しかし、従来技術では、タップ加工速度がゼロになるまで加工速度が遅くなると、タッピングツールのねじ形状への切削負荷が過度に大きくなり、切削刃の破損または工具自体の破損を招く可能性がある。
特許文献1から、下孔加工とねじ切りとを行うようにされた結合式のタッピングツールが知られている。このタッピングツールは、最初に下孔を形成する。続いて、このタッピングツールは、回転しながら、下孔の軸心のまわりの円軌道を移動しながら、ツールの軸心の方向に移動する。それによって、ツールのねじ山形状部が下孔に内ねじを形成する。特許文献2および特許文献3から、実質的に同じ方法が知られている。
ドイツ特許第3880394号明細書 ドイツ特許出願公開第3939795号明細書 アメリカ特許第5678962号明細書
本発明の目的は、工作物にねじ孔を形成する方法およびこの方法を実施するタッピングツールであって工具負荷を低減するものを提供することにある。
上記の目的は、請求項1または請求項17に記載の特徴によって達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に開示されている。
請求項1の特徴部分によれば、ねじ形状における少なくとも1つのブローチ刃によって、後の工程制御を行うことが可能となる。したがって、ブローチ刃によって逆ストロークを実施することで、ねじ加工された孔に溝加工が施される。それによって、ねじ加工用の刃は、負荷を受けることなしにねじ孔から取り出される。溝加工は、内ねじのねじ部を通って行われる。加工溝における径方向外側の溝底は、内ねじの径方向外側のねじ谷部よりも径方向外側に位置する。逆ストロークの実施時には、タッピングツールの速度を0にすることが好ましい。あるいは、タップツールを反対方向の速度で駆動することもできる。
タッピングツールの負荷を低減するために、タッピングストロークに続いてすぐに逆ストロークを行うのではなく、むしろ溝形成ステップが続くことが好ましい。タッピングストロークに続く溝形成ステップにおいては、ねじ形状を有しない周方向溝が形成される。この周方向溝において、タッピングツールのねじ形状部は、無負荷で回転することができる。このようにして、切削負荷が過大であるために工具が破損したりねじ山プロファイルが破損したりすることなしに、タップ速度を0にすることができる。
上述したように、タッピングツールにおけるねじ形状部は、溝加工刃によってねじピッチなしで形成された周方向溝において無負荷で回転することができる。周方向溝を設けることによって、タッピングツールの切削刃によって、ねじ孔の開口にざぐり孔を形成することも可能である。このようにして、円周状のざぐり孔を、溝形成ステップの間に形成することができる。
タッピングツールは、第1の実施の形態では、前加工のための工具として使用することができる。この場合、あらかじめ機械加工されたねじ孔は、後処理ステップにおいて仕上げ工具を使用して再加工されなければならない。仕上げ工具としては、ねじ形成装置、螺旋ねじ形成装置または軸方向ねじ形成装置を用いることができる。
あるいは、第2の実施形態では、タッピングツール自体を仕上げ工具として形成することができる。この場合は、上述の追加の後処理工程を省略することができる。
技術的な実施に際しては、タッピングストロークを直接拡張することで、タッピングストロークに続けて溝形成ストローク加工を行うことができる。この場合、タッピングツールは、目標とするねじ深さを超えて所望の孔深さに達するまで、タッピング送りおよびタッピング速度とは互いに同期していないおよび/または互いに相違する溝加工送りおよび溝加工速度で移動される。
溝形成ストロークの終わりに、工具のねじ形成部がねじ孔の周方向溝内で無負荷状態で完全に回転することができるようにすることが好ましい。周方向溝は、溝形成ストロークにおいて、タッピングツールのねじ形成部における主切れ刃とねじ切削刃(またはより一般的なねじ切り刃)によって形成される。
公称ねじ深さに達すると、溝加工の送りは0に減少される。同時に、本発明による逆ストロークを可能にするために、溝加工の速度が0に減少される。
逆ストロークを開始するとき、タッピングツールは、ねじ切り用の切削刃が、内周溝内に開口する切削加工溝に向けて無負荷で移動できるように制御される。引き続いて、タッピングツールは、ねじ孔においてタッピング方向とは反対向きの逆方向に、逆送りおよび場合によっては逆転速度で移動され、これにより、タッピングツールは、ねじ孔から材料を除去しないようにして、このねじ孔から取り出される。
タッピングストロークと、溝形成ストロークと、逆ストロークとの実施中において、タッピングツールの回転軸心とねじ孔の長手方向の軸心とは、たえず一致していることが好ましい。
このような方法を実施するためのタッピングツールは、クランプシャンクと、隣接するタップ本体とを有することが好ましい。タッピングツールの縦軸に沿って、少なくとも1つの溝が、先端部における主切れ刃まで延在することができる。前面主切れ刃において、溝を画定するすくい面と先端部の端部自由面とが繋がる。ツールの周方向に見ると、溝は少なくとも1つのウェブで制限される。溝のすくい面は、ウェブの外周側の後面に繋がって、補助刃先を形成することができる。ウェブの外周側の後面には、少なくとも1つのねじ切り刃と、それに付随するブローチ刃とが形成されていてもよい。ブローチ刃の高さは径方向に寸法決めされているので、ブローチ刃は主切れ刃を越えて径方向外側に所定量だけ突出する。任意選択的に、径方向のねじ切り刃は、主切れ刃から外向きに延ばされる。代替的におよび/または追加的に、軸方向から見て、ねじ切り刃は軸方向のオフセットによって主切れ刃の後ろに配置することができる。さらに、ねじ形状部が、少なくとも1つのブローチ刃を有する。
ねじ切り刃には、径方向外側の輪郭を有する切削エッジが形成される。これは主切れ刃の切削エッジを越えた切削エッジの高さになる。そして、ブローチ刃は、径方向外側における溝加工のための底部切削エッジを、ねじ切り刃を越えた高さで径方向外側に有する。ブローチ刃における径方向外側の溝底部切削エッジは、切削形成されたねじ加工部を横切って移動する。ブローチ刃の溝底切削エッジとねじ山形用切れ刃の切削エッジとは、互いにほぼ直角に配列されている。
好ましい実施形態では、タッピングツールは4つのウェブを有することができる。 これらのウェブの各々は、少なくともツール上において周方向に配置されたねじ形状の切削刃によって形成される。ねじ切り刃は、好ましくは、同一の切断形状で形成されるのではなく、異なった形状で設計される。一例として、ツールの周方向に沿って、予備的な切削刃と、2つの中間切削刃と、異なる幾何学的形状を切削するための仕上げ刃とを、ツール上に次々と形成することができる。これらの切削刃は、タッピングツールの軸方向に互いにずらせて形成されている。それらのオフセット寸法はタッピング速度およびタッピング送りと対応し、それによって完全なねじ切りが保証される。
上記実施形態の変形例では、周方向に分布した4つのねじ切り刃の各々に少なくとも1つのブローチ刃が割り当てられている。各ブローチ刃は、同一の切断形状を有する必要はない。むしろ、それぞれのブローチ刃の切り刃の形状は、軸方向ねじ切り刃の上流側の切断形状にそれぞれ依存する。したがって、異なったサイズのねじ切り刃の場合には、各ブローチ刃は異なる切り刃形状を有することがある。したがって、内ねじに形成された溝は同一である必要はなく、異なる寸法とすることができる。
上記で説明した、および/または従属請求項に記載した、本発明の有利な実施形態およ/またはさらなる発展形態は、例えば、明白な依存関係または互換性のない代替案の場合を除き、個別にまたは互いに組み合わせて使用することができる。
工作物に形成された、ねじ切り加工によるめくら孔の側部切断図である。 ねじ切り加工によるめくら孔の上面図である。 タッピングツールの正面図である。 タッピングツールの側面図である。 図1に示されるねじ切りめくら孔の製造工程を示す図である。 図1に示されるねじ切りめくら孔の製造工程を示す図である。 図1に示されるねじ切りめくら孔の製造工程を示す図である。 図1に示されるねじ切りめくら孔の製造工程を示す図である。 さらなる実施の形態についての図1に対応する図である。 さらなる実施の形態についての図1に対応する図である。
本発明およびその有利な実施形態およびそのさらなる発展および利点が、以下において図面を参照して詳細に説明される。
図1aおよび図1bには、ねじ加工されためくら孔1の完成形態が示されている。孔1は、いわゆる弾丸形のタップを用いた加工によって、その底孔3が工作物5における目標孔深さtに達するように形成されている。この点は、図5〜図8を参照して後述する。孔1は、その開口部において、ざぐり孔7を有しており、このざぐり孔7は、下方の内ねじ9へと続いている。内ねじ9は、孔の軸心に沿って、使用可能な公称ねじ深さtまで形成されている。図1から明らかなように、内ねじ9のねじ部15が、周方向溝13内に開口している。この周方向溝13は、ねじ部を有しないとともに、軸心方向に見たときに内ねじ9と底孔3との間において形成されている。ねじ部15は、径方向外側の谷部17と、径方向内側の山部21に対して径方向につながるフランク19とを有する。
さらに、ねじ加工されためくら孔1は、周方向に沿って一様に分布するように形成された合計4つの切削加工溝R1〜R4を有する。これらの切削加工溝は、周方向溝13における口部11(図1)にて開いた状態にあるとともに、内ねじ9のねじ部15を軸心方向に横断して形成されている。切削加工溝R1〜R4は、後述のタッピングツール23の刃41、42、43、44を用いた内ねじ9の加工時における、逆ストロークRを実施する際に形成される。
図1aおよび図1bに示されためくら孔1は、図2および図3を参照して以下に説明されるタッピングツール23を用いて加工される。それに応じて、図3に示されるツール23は、その先端部25において、周方向に均等に分配された4つの前面主切れ刃27と、タッピング方向I(図5)の後端ねじ形状部29とを有する。
タッピングツール23は、めくら孔の軸心Aに沿って、クランプシャンク24と、それに続くタップ本体26とで構成されている。また、円周方向に分配された合計4つの溝28が、先端部25におけるそれぞれの前面主切れ刃27まで延びている。
各主切れ刃27において、切り屑すくい面31を画定する溝28と、先端部25の端部自由面33とが繋がっている。工具周方向において、それぞれの縦溝28はウェブ35によって境界付けられている。全体として、図2および図3に示すタッピングツール23は、4つのウェブ35を有する。これにより、溝28のすくい面31は、それぞれのウェブ35の外周側の後面37に、補助刃先36を形成する。二次的な刃先36と前面主切れ刃27とは、半径方向外側の主切れ刃39において一緒になる。
4つのウェブ35の外周側の後面37において、ねじ形状部29には、それぞれ、荒い切削刃41と、第1および第2の中間切削刃42、43と、仕上げ切削刃44とが設けられている。切削刃41、42、43、44のそれぞれは、図3に示すように、ねじ部15を切削/成形するために、半径方向外側の基部輪郭切れ刃45およびねじフランク切れ刃47を有するように形成されている。切削刃41〜44は異なる幾何形状で形成され、先端部25から異なる軸方向距離Δa(図4にのみ示されている)だけ離れており、内ねじ9における図1に示されたねじ部15を切削する。一例として、予切削、中間、仕上げのための切削刃41、42、43、44は、軸心方向における異なる軸心方向寸法および/または径方向における異なる切削刃高さΔr(図2)を有する。一例として、予切削、中間、仕上げの切削刃41、42、43、44は、周方向に沿って大きくなることができる。仕上げ切削刃44は、次いで、内ねじの輪郭全体を切削する。代替的に、仕上げ切削刃44は、さらなるチップ機械加工なしでねじ山強度を増加させるために、創成用の刃として設計されていてもよい。
タッピングツール23は、タップ本体26とクランプシャンク24との間の移行部に、図1aに示すざぐり孔7を形成するための切れ刃49をも有する。
図において、円周方向に分布した4つのねじ切り刃41、42、43、44には、それぞれ少なくとも1つのブローチ刃46、48、50、52が割り当てられている。ブローチ刃46、48、50、52による切削形状は、軸方向ねじ切り刃41、42、43、44の上流側の切削形状にそれぞれ依存する。すなわち、異なる寸法のねじ切り刃41、42、43、44の場合には、ブローチ刃46、48、50、52も異なる切刃形状を有する。さらに、図4の右側に示されているねじ切り刃44は、1つのブローチ刃を有するだけでなく、軸心方向に前後に配置された合計2つのブローチ刃50、52を有している。これにより、逆ストロークHの際に発生する材料除去中の工具負荷が低減される。ブローチ刃46、48、50、52の刃先形状が異なることにより、図1bに示される内ねじ9の縦方向の切削加工溝R1〜R4の寸法は異なっている。
図3から明らかなように、ねじ形状のブローチ刃R1〜R4の各々は、径方向外側の溝底切れ刃54を有し、この溝底切れ刃54は、主切れ刃39を越えて縦溝の高さ分だけ径方向外側に突出している。溝底切れ刃54は、横溝側切れ刃56に連続する。溝底切れ刃54は、タッピングツールの周方向に延び、それぞれのねじ山形の切削刃41、42、43、44の基部輪郭切れ刃45に対して直角に向けられている。底部の基部輪郭切れ刃45は、タッピングツールの縦軸Bに沿って延びている。
タッピングツールの縦軸Bの方向に見ると、ブローチ刃46、48、50、52の外側輪郭は、それぞれのねじプロファイルの切削刃41、42、43、44の外側輪郭を完全に覆っている。このため、ねじプロファイルの切削刃は、逆ストロークHの間に、負荷なしの状態で、縦溝R1〜R4を通ってねじ加工孔から取り出される。
図1に示されるねじ加工されためくら孔1を製造する方法について、図5〜図8を参照して以下に述べる。すなわち、図1において、タッピングツール23は、未加工の工作物5におけるタッピング方向Iに案内され、弾丸形の孔を開ける。この弾丸形の孔は、タッピングストロークGにおける溝形成ストロークNと逆ストロークRとに分割されている。タッピングストロークGにおいて、前面主切れ刃27が下孔を形成すると同時に、後端のねじ形状部29によって下孔の内壁の内ねじ9を生成する。タッピングストロークGは、タッピング送りfでタップ回転方向に、すなわち、目標ねじ深さtに達するまで、同期したタッピング速度nで実行される。ブローチ刃46、48、50、52は、切削刃41、42、43、44によって形成されたねじ形状によって、可能な限り無負荷でタッピングストロークGが行われるように、寸法決めされている。
その直後に溝形成工程(図7)が実行され、そのときに、タッピング方向IのタッピングストロークGが溝形成ストロークNによって延長される。タッピングストロークGとは対照的に、溝加工のためのストロークすなわち逆ストロークHでは、溝形成送りfとタッピングツール23の溝形成速度nとは同期しておらず、前回のタッピング送りfおよびタッピング速度nとは異なる。
このようにして、予切削、中間切削、仕上げ切削のための切削刃41、42、43、44およびそのブローチ刃46、48、50、52を有する(溝形成工程における)ねじ形状部29を、図6および図7に示されている周方向溝13において、負荷なしで回転させることができる。溝形成送りfおよび溝形成速度nは、切削刃41〜44およびブローチ刃46、48、50、52の切削負荷が過大にならないように設定されている。
設定穿孔深さtに達すると、溝形成送りfおよび溝形成速度nの両方が0に低減される。続いて、逆ストロークR(図7)に備えて送り戻しが行われる。逆ストロークR(図7)では、タッピングツール23は、逆の送りfを用いて、ねじ孔1から反転方向II(図7)に引き出され、その反転速度は0である。その結果、ブローチ刃46、48、50、52によって縦方向の切削加工溝R1〜R4がねじ孔1に形成される。この切削加工溝R1〜R4によって、ねじ切りに供された切削刃41、42、43、44がねじ孔1から負荷なしに取り出される。
上記の処理手順では、逆ストロークH(図7)におけるタッピングツール23の反転速度nが0であるため、切削加工溝R1〜R4は軸心方向に真直である。あるいは、逆転ストロークHは螺旋状であってもよい。図8および図9について、図8において反転速度nが0よりも大きい場合には、回転の方向を逆転することなく、タッピング速度n(タッピングストロークG)をより低速の反転速度nに設定する(逆ストロークR)。
しかし、図9では、タッピング速度nが0に減少し、逆ストロークRがその方向を逆転して開始される。したがって、図9に示すヘリカル構造の切削加工溝R1のねじれ方向は、内ねじ9のねじれ方向とは逆方向に形成されている。
本発明は、請求項1の前文に記載のねじ孔、特にめくら孔を形成する方法、および請求項15に記載の、前記の方法を実施するためのタッピングツールに関する。
上記の目的は、請求項1または請求項15に記載の特徴によって達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に開示されている。

Claims (20)

  1. 先端部(25)に、主切れ刃(27)と、タッピング方向(I)に続くとともに少なくとも1つのねじ切り刃(41、42、43、44)を備えたねじ形状部(29)とを有するタッピングツール(23)を用いて、工作物(5)にねじ孔(1)を形成する方法であり、
    タッピングストローク(G)において、タッピングツール(23)のタッピング方向(I)のタッピング送り(f)およびタッピング速度(n)に同期して、主切れ刃(27)が下孔を形成するすると同時に、ねじ形状部(29)が目標ねじ深さ(t)に達するまで下孔の内壁に内ねじ(9)を形成し、
    そしてタッピングストローク(G)の後、反対方向の逆ストローク(R)が行われ、そこではタッピングツール(23)が送り速度(f)にてタップ孔から逆方向(II)に引き出される方法において、
    ねじ形状部(29)は少なくとも1つのブローチ刃(46、48、50、52)を有し、そしてブローチ刃(46、48、50、52)を用いて逆ストローク(H)を実行するときに切削加工溝(R1〜R4)を形成し、この切削加工溝(R1〜R4)により、ねじ切り刃(41、42、43、44)を応力を受けることなくねじ孔(1)から引き出すことを特徴とするねじ孔の形成方法。
  2. 逆ストローク(H)を実行するときに、タッピングツール(23)の回転速度(n)を0とすることを特徴とする請求項1記載のねじ孔の形成方法。
  3. 逆ストローク(H)の実行中、タッピングツール(23)の回転速度(n)を0よりも大きくすることで、切削加工溝(R1〜R4)を螺旋状に形成するとともに、逆ストローク(H)を実行するときに特に前記回転の方向を逆にして、前記切削加工溝(R1〜R4)の螺旋のねじれ方向を内ねじ(9)のねじれ方向に対して反対にすることを特徴とする請求項1記載のねじ孔の形成方法。
  4. 内ねじ(9)のねじ部(15)を横切って切削加工溝(R1〜R4)を形成し、および/または、ブローチ刃(46、48、50、52)による加工溝の底部(38)を、内ねじ(9)の谷部(17)よりも径方向外側の位置に形成することを特徴とする請求項1または2または3記載のねじ孔の形成方法。
  5. タッピングツール(23)として、円周方向に分布した複数のねじ切り刃(41、42、43、44)を有し、かつ各ねじ切り刃(41、42、43、44)が少なくとも1つのブローチ刃(46、48、50、52)を有したものを用いることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  6. ねじ切り刃(41、42、43、44)にて形成されたねじ部を通るときにブローチ刃(46、48、50、52)の負荷が無い状態となる寸法で前記ブローチ刃(46、48、50、52)が形成されたものによってタッピングストローク(G)を実行することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  7. タッピングストローク(G)と逆ストローク(R)との間において、タッピング方向(I)のタッピングストローク(G)を溝形成ストローク(N)だけ延長する溝加工ステップを実行することで、内ねじ(9)に続いて、ねじ形状部(29)が無負荷で回転することができる、ねじピッチ無しの周方向溝(13)を形成することを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  8. 溝加工ステップにおいて、タッピングツール(23)を、タッピング方向(I)の目標孔深さ(t)に達するまで、目標ねじ深さ(t)を超えて、互いに同期していない、および/またはタッピング送り(f)およびタッピング速度(n)とは異なるところの、溝形成送り(f)および溝形成速度(n)にて移動させることを特徴とする請求項7記載のねじ孔の形成方法。
  9. 溝加工ステップでは、ねじ孔(1)の周方向溝(13)内においてタッピングツール(23)のねじ形状部(29)を完全に回転させることを特徴とする請求項7または8記載のねじ孔の形成方法。
  10. 溝形成ストローク(N)において、ねじ形状部(29)の主切れ刃(27)およびねじ切り刃(41、42、43、44)によって、さらに任意選択的にブローチ刃(46、48、50、52)によつて、周方向溝(13)を形成することを特徴とする請求項7から9までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  11. タッピングツール(23)に形成された刃先(49)を用いて、孔(1)の開口部に周方向の座ぐり孔(7)を形成し、好ましくは周方向の座ぐり孔(7)を溝加工ステップ中に形成することを特徴とする請求項7から10までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  12. 目標孔深さ(t)に到達したときに、逆ストローク(R)に備えて、溝形成送り(f)を0に減少させるとともに、溝形成速度(n)を0に減少させることを特徴とする請求項7から11までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  13. 逆ストローク(R)の開始時に、タッピングツール(23)を、ねじ切り刃(41、42、43、44)が無負荷であるところの材料除去なし状態になるように制御して、周方向溝(13)に開口している口部(11)に到達させることを特徴とする請求項1から12までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  14. タッピングストローク(G)の終点と、溝形成ストローク(N)および逆ストローク(R)とにおいて、タッピングツール(23)の回転軸(B)と、ねじ孔の長手方向軸(A)とを互いに同軸上に位置合わせすることを特徴とする請求項1から13までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  15. タッピングツールを予備加工工具として使用し、予備加工されたねじ孔を仕上げ工具を使用した後処理工程で再加工し、その際に、仕上げ工具として、ねじ成形具またはヘリカルねじ成形具または軸方向ねじ成形具を使用することを特徴とする請求項1から14までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  16. タッピングツール自体を仕上げ工具として使用することを特徴とする請求項1から14までのいずれか1項記載のねじ孔の形成方法。
  17. 請求項1から16までのいずれか1項記載の方法を実施するためのタッピングツールであって、
    クランプシャンク(24)と隣接タップ本体(26)とを備えるとともに、長手方向の軸心(A)に沿って少なくとも1つの溝(28)を、先端部(25)における前面主切れ刃(27)まで備え、
    前面主切れ刃(27)において、溝(28)を画定するすくい面(31)と先端部(25)の端部自由面(33)とが繋がり、
    ツールの周方向において、少なくとも1つのウェブ(35)により溝(28)が制限されて前記溝(28)のすくい面(31)が形成され、
    補助刃先(36)がウェブ(35)の外周側の後面(37)で繋がり、
    補助刃先(36)および前面主切れ刃(27)は、径方向外側の主切れ刃(39)にて繋がり、
    ウェブ(35)の外周側の後面(37)には、少なくとも1つのねじ切り刃(41、42、43、44)を有するねじ形状部(29)が形成されている、
    前記タッピングツールにおいて、
    ねじ形状部(29)は、少なくとも1つのブローチ刃(46、48、50、52)を有して、このブローチ刃(46、48、50、52)を用いて逆ストローク(H)を実行するときに、ねじ孔(1)からねじ切り刃(41、42、43、44)を無負荷の状態で引き出し可能な切削加工溝(R1〜R4)を形成するものであることを特徴とするタッピングツール。
  18. ねじ切り刃(41、42、43、44)は、主切れ刃(39)を超えて径方向外側に切削刃の高さまで突出する基部輪郭切れ刃(45)を有することを特徴とする請求項17記載のタッピングツール。
  19. ねじ形状の加工刃(R1〜R4)は、主切れ刃(39)よりも径方向の外側にすくい刃高さだけ突出して半径方向外側の溝底部を形成するための切れ刃(54)を有し、
    溝底切れ刃(54)と横溝切れ刃(56)とがつながっており、
    特に、溝底切れ刃(54)が、ツールの周方向に延びており、および/またはツールの軸心方向に延びるねじ切り刃(41、42、43、44)の基部輪郭切れ刃(45)に対して直角に設けられていることを特徴とする請求項17または18記載のタッピングツール。
  20. ツールの長手軸線(B)の方向に見て、ねじ形状の加工刃(R1〜R4)は、ねじ切り刃(41、42、43、44)の外形によって完全に覆われていることを特徴とする請求項18または19記載のタッピングツール。
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