JP2019524324A - 取換可能なブレードカートリッジを備える安全メス - Google Patents

取換可能なブレードカートリッジを備える安全メス Download PDF

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Abstract

本発明の1つの形態の安全メスは、グリップ及グリップに着脱可能に取付けられる取換可能なブレードカートリッジアセンブリを備える。グリップは、第一端及び第二端を有する。ブレードカートリッジアセンブリは、グリップの第二端にスライド可能に取付けられたハウジングと、ハウジング内に設けられたブレードホルダと、ブレードホルダに取付けられるブレードとを備える。この安全メスは、使用期間においてグリップからのブレードカートリッジアセンブリの脱離を防ぐための弾性ロック部材を有する。

Description

発明の詳細な説明
[技術分野]
本発明は、手術用切断器具に関し、より詳細には、グリップに着脱可能に取付けられるブレードカートリッジを備える安全メスに関する。
[背景技術]
医療産業に用いられる伝統的なメスは、金属製のグリップと、使用前にグリップに取付け且つ使用後に取り外し可能な使い捨てブレードと、を備える。ブレードの取付け及び取外し作業は難しく且つ危険なプロセスである。それは、医療従事者がブレードの露出による潜在的な傷害とブレードに付いた血液による汚染とに曝される可能性があるためである。また、手術中に執刀医が露出したままのメスを他の人に渡すことで利器による傷害が発生する可能性もある。
米国第5938676号公報では、着脱可能なブレードカートリッジを備えるメスの一例が記載されている。上記公報において、スライドしてブレードを覆うスライド可能なシールドハウジングが開示されているが、メスを取り扱う際に、使用者にとって前方にシールドハウジングを押しながらブレードを覆う必要がある。この動作は、従来のカッター装置に適用する慣習的な方向と異なるため、反直感的なものである。米国第8567072号公報では、取外し可能なブレードカートリッジを備える安全メスの別例が記載されている。この公報に開示された安全メスは、ボタンを下に押してからシールドハウジングに沿ってスライドさせることでメスの位置を変更して、メスの伸縮に適するものである。
ブレードが突き出たままブレードカートリッジが不慮により取り外されることで、露出ブレードによる潜在的な傷害が生じてしまう恐れがある。ブレードカートリッジの取外しや変更をする際に露出ブレードによる危険性を避けるために、従来の安全メスでは、ブレードがグリップやブレードカートリッジに自動的に引き込むような構成を備える。引き込み可能なブレードホルダを利用して、バネ機構を設けることで後の方にブレードホルダを付勢する。このように、当該自動引き込みの安全メスは、引き込み位置に付勢され続けてグリップ内に戻ることができる。しかしながら、このような自動引き込みの安全メスであっても、使用者にとってある動作で始めてブレードを引き込める必要がある。使用者がブレードを引き込めることを忘れてブレードが突き出たままのブレードカートリッジを取り外すと、ブレードカートリッジの取外し中に潜在的な傷害が生じてしまう可能性もある。
[発明の概要]
本発明の一側面である安全メスは、グリップと、ブレードカートリッジと、弾性ロック部材とを備える。前記ブレードカートリッジは、前記グリップに着脱可能に取付けられるとともに、ブレードと、ハウジングと、ブレードに連接するブレードホルダであって、ブレードホルダの予備切断状態における収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間で前記ブレードが引き伸ばされることを許容するように構成されたブレードホルダとを有する。前記弾性ロック部材は、前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードホルダが予備切断の状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが前記切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成されている。
前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記弾性ロック部材は、前記ブレードホルダによって前記グリップにおけるロック孔に移動され、前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成されてもよい。
前記弾性ロック部材は、前記ハウジングと一体で形成されてもよい。
前記弾性ロック部材は、弾性アーム部及び当該弾性アーム部から延出した留具を有してもよい。
前記ブレードホルダは、傾斜面であって、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際、前記弾性ロック部材の前記弾性アーム部に係合され、前記弾性ロック部材の前記留具を前記ロック孔内に移動させ前記ブレードカートリッジを該グリップにロックするように構成された傾斜面を有してもよい。
前記ブレードカートリッジは、傾斜部を有するブレードロック機構を備えてもよい。前記グリップが挿入される前に、前記傾斜部が前記ブレードホルダに当接することで前記ブレードが収容位置において移動することを防ぐ。
前記ブレードカートリッジは、前記ハウジングに設けられたハウジング傾斜部を有するブレードロック機構を備えてもよい。また、前記グリップには、前記グリップが挿入される際に前記ハウジング傾斜部を押して前記ブレードホルダの孔の外部まで移動させるためのグリップ傾斜部が設けられている。
前記ブレードホルダは、起動部材であって、前記ブレードホルダの予備切断状態にある際の収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間で前記ブレードがスライド可能となるよう下へ押し付けられるように構成された起動部材を備えてもよい。
前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、前記起動部材は、前記ハウジングに係合され前記ブレードの移動を阻止するように構成されてもよい。
この安全メスは、前記起動部材の上方に設けられた反転ガードをさらに備えてもよい。
前記起動部材は、埋め込みボタンを備えてもよい。
この安全メスは、前記起動部材の下方に設けられたスライドガードをさらに備えてもよい。
この安全メスは、前記ハウジングにおいて前記起動部材を囲むように設けられ、不慮の前記ブレードホルダの起動を防ぐためのボタンガードをさらに備えてもよい。
この安全メスは、ブレードカートリッジ取外し機構であって、前記グリップの長手方向に沿ってブレードカートリッジが移動する方向に対して直交する方向に力を加えると、前記ブレードカートリッジを取外せるように構成されたブレードカートリッジ取外し機構をさらに備えてもよい。
前記ブレードカートリッジ取外し機構は、前記ブレードカートリッジに設けられた弾性リフトタブを備え、前記リフトタブは、前記ブレードが収容位置にある際に、前記ブレードカートリッジを取外すように前記グリップにおける凹部と隣接して配置されてもよい。
前記ハウジングは、当該ハウジングを構成するために超音波溶着される第1のハウジング部及び第2のハウジング部を備えてもよい。
前記ハウジングは、前記ブレードカートリッジを前記グリップに着脱可能に取付けるためのカンチレバー部材を備えてもよい。
前記ブレードカートリッジは、前記ハウジングの対向側に位置するスナップ構造部を備え、前記スナップ構造部は、前記ブレードカートリッジを前記グリップに着脱可能に取付けてもよい。
前記ブレードカートリッジは、前記グリップにおける孔に係合するためのスナップ構造部を備えてもよい。
前記ブレードカートリッジは、前記スナップ構造部と協同して移動するように構成され且つ、前記ブレードホルダによって移動可能に構成された部分を備えてもよい。
本発明の他の様態では、グリップに着脱可能に取付けられ、安全メスを形成するための取換可能なブレードカートリッジに関する。この取換可能ブレードカートリッジは、ブレードと、ハウジングと、ブレードホルダと、弾性ロック部材とを備える。前記ブレードホルダは、ブレードに連接し、ブレードホルダの予備切断状態における収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間で前記ブレードが引き伸ばされることを許容するように構成されている。弾性ロック部材は、前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが前記切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成されている。
前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記弾性ロック部材は、前記ブレードホルダによって前記グリップにおけるロック孔に移動され、前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成されてもよい。
前記弾性ロック部材は前記ハウジングと一体で形成されてもよい。
前記弾性ロック部材は、弾性アーム部及び当該弾性アーム部から延出した留具を有してもよい。
前記ブレードホルダは、傾斜面であって、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際、前記弾性ロック部材の前記弾性アーム部に係合されることで、前記弾性ロック部材の前記留具を前記ロック孔内に移動させ前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成された傾斜面を有してもよい。
前記ブレードホルダは、前記ブレードホルダ及び前記ブレードのスライドが可能となるように下へ押し付けられるように構成された一体型起動部材を備えてもよい。
前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、前記起動部材は、前記ハウジングに係合され前記ブレードの移動を阻止するように構成されてよい。
該起動部材は、埋め込みボタンを備えてもよい。
本発明の他の様態において、安全メスを操作する方法は、グリップにおけるブレードカートリッジのブレードを長手方向に沿ってスライドさせることであって、前記ブレードカートリッジは、ブレードと、ハウジングと、ブレードに連接するブレードホルダであって、ブレードホルダの予備切断状態における収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間で前記ブレードが引き伸ばしすることを許容するように構成されたブレードホルダと、前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが前記切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成された弾性ロック部材とを備える、グリップにおけるブレードカートリッジのブレードを前記長手方向に沿ってスライドさせることと、前記ブレードを前へ切断位置までスライドさせ、前記ブレードが切断位置にある際に、弾性ロック部材をロック孔に移動させ、前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックすることと、を含む。
前記ブレードホルダをスライドさせることは、起動部材が前記ハウジングから脱離するようグリップの動く方向に対して直交する方向に前記ブレードホルダの起動部材を押すことを備えてもよい。
本発明の他の様態において、手術用ブレードと連接するブレードホルダを、安全メスにおいて線状にスライドするように支持するブレードハウジングは、第1のハウジングと、第2のハウジングと、弾性ロック部材と、ブレードロック機構と、を備える。第2のハウジングは、前記第1のハウジングに組み付けることによって、前記ブレードホルダ及び前記手術用ブレードを支持するための空間を形成し、前記ブレードハウジングは安全メスのグリップに取付けられる。弾性ロック部材は、前記ブレードハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードが収容位置にあり且つ前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードハウジングを前記グリップにロックするように構成されている。ブレードロック機構は、弾性傾斜部、及び収容位置において前記ブレードを前記グリップにロックするためのロック機構を備える。なお、前記傾斜部は、前記グリップに係合される際に該ロック機構を付勢するように構成されている。
図1Aは、ブレードホルダの予備切断状態において収容位置にある安全メスの上面斜視図である。 図1Bは、安全メスの側面断面図である。 図1Cは、ブレードホルダの起動に際してブレードが切断位置にある場合の安全メスの上面斜視図である。 図2Aは、ブレードホルダの予備切断状態において収容位置にある安全メスの背面図である。 図2Bは、ブレードホルダの予備切断状態において収容位置から当該ブレードホルダの起動後の切断位置へ移動する安全メスの背面図である。 図2Cは、ブレードホルダの起動に際してブレードが切断位置にある場合の安全メスの背面図である。 図3は、ブレードカートリッジの構成要素を説明する図である。 図4は、ブレードが付いたブレードホルダの上面斜視図である。 図5Aは、安全メスに用いられるグリップの上面斜視図である。 図5Bは、図5Aの側面図である。 図6Aは、メスグリップに組み付けられる前のブレードカートリッジの断面斜視図である。 図6Bは、図6Aの細部の断面図である。 図7Aは、メスグリップに組み付けられる前のブレードカートリッジの断面斜視図である。 図7Bは、メスグリップに組み付けられる前のブレードカートリッジの断面斜視図である。 図7Cは、メスグリップに組み付けられる期間中のブレードカートリッジの細部の断面図である。 図7Dは、メスグリップに組み付けられる前のブレードカートリッジの断面図である。 図7Eは、メスグリップに組み付けられる期間中のブレードカートリッジの断面図である。 図8Aは、ブレードホルダの起動後にブレードが切断位置にある場合の安全メスの断面図である。 図8Bは、ブレードが切断位置にある場合の安全メスの断面図であり、なお、切断位置において起動部材によってブレードホルダが起動される。 図8Cは、ブレードホルダの予備切断状態において収容位置にある安全メスの断面図である。 図9Aは、ブレードホルダの予備切断状態において収容位置にある安全メスの背面斜視図である。 図9Bは、図9Aの安全メスの断面図である。 図9Cは、図9Aの安全メスからブレードカートリッジを取り外す方法の説明図である。 図9Dは、安全メスの側面断面図である。 図10Aは、ブレードホルダの予備切断状態において収容位置にある安全メスの背面図である。 図10Bは、ブレードホルダの起動に際してブレードが切断位置にある場合の安全メスの背面図である。 図11Aは、安全メスに用いられる起動部材の具体例を説明する斜視図である。 図11Bは、安全メスに用いられる起動部材の具体例を説明する断面図である。 図12Aは、安全メスに用いられる起動部材の具体例を説明する斜視図である。 図12Bは、安全メスに用いられる起動部材の具体例を説明する斜視図である。 図12Cは、安全メスに用いられる起動部材の具体例を説明する断面図である。 図13Aは、ブレードが付いたブレードホルダの斜視図である。 図13Bは、図13Aのブレードホルダの断面図である。 図14Aは、安全メスの上面斜視図である。 図14Bは、図14Aの安全メスの上面斜視図である。 図14Cは、図14Aの安全メスの側面図である。 図15Aは、安全メスの上面斜視図である。 図15Bは、図15Aの安全メスの側面断面図である。 図16Aは、安全メスの上面斜視図である。 図16Bは、図16Aの安全メスの上面斜視図である。 図17Aは、カートリッジ取外し機構を有する安全メスの上面斜視図である。 図17Bは、図17Aの安全メスの側面断面図である。 図18Aは、カートリッジ取外し機構を有する安全メスの上面斜視図である。 図18Bは、図18Aの安全メスの側面断面図である。 図19Aは、カートリッジ取外し機構を有する安全メスの上面図である。 図19Bは、図19Aの安全メスの上面斜視図である。 図20Aは、カートリッジ取外し機構を有する安全メスの上面図である。 図20Bは、図20Aの安全メスの背面図である。 図20Cは、図20Aの安全メスの側面断面図である。 図21Aは、カートリッジ取外し機構を有する安全メスの背面斜視図である。 図21Bは、図21Aの安全メスの細部斜視図である。 図22Aは、安全メスの背面斜視図である。 図22Bは、図22Aの安全メスの左側面図である。 図22Cは、図22Aの安全メスの右側面図である。 図23Aは、安全メスの側面断面図である。 図23Bは、安全メスの背面斜視図である。 図23Cは、ブレードホルダが取り外された安全メスの背面断面図である。 図24Aは、グリップ及びグリップに着脱可能に取付けられるブレードカートリッジを備える安全メスの背面断面図である。 図24Bは、グリップ及びグリップに着脱可能に取付けられるブレードカートリッジを備える安全メスの背面断面図である。 図25Aは、グリップ及びグリップに着脱可能に取付けられるブレードカートリッジを備える安全メスの背面断面図である。 図25Bは、グリップ及びグリップに着脱可能に取付けられるブレードカートリッジを備える安全メスの背面断面図である。 図26Aは、グリップ及びグリップに着脱可能に取付けられるブレードカートリッジを備える安全メスの背面図である。 図26Bは、グリップ及びグリップに着脱可能に取付けられるブレードカートリッジを備える安全メスの背面図である。 図27Aは、安全メスにおける中間部の部分断面斜視図である。 図27Bは、図27Aの安全メスにおける中間部の部分断面斜視図である。 図27Cは、図27Aに記載された弾性ロック部材を示す安全メスの断面図である。
以下に説明する実施形態は本発明の代表的な具体例である。しかし、ここで言う本発明の範囲を逸脱しない限りで、特定の設計、実施又は構造へのあらゆる変更及び改正は、当業者にとって実施可能である。
図1Aは、具体例において収容形態且つ予備切断状態にある安全メス1的上面斜視図である。安全メス1は、グリップ2と、グリップ2に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ3とを備える。グリップ2は、第一端4及び第二端5を有する。図1Bに示すように、ブレードカートリッジ3は、ブレード6、ハウジング7、及びブレード6と連接するブレードホルダ8を備える。ブレードホルダ8は、ブレードホルダ8の予備切断状態にある収容位置とブレードホルダ8の起動に際しての切断位置との間でブレード6が引き伸ばされることを許容するように構成されている。例えば、図1B及び1Cに示すように、ブレードホルダ8は、グリップ2の長手方向に沿ってスライド可能に配置される起動部材9を備える。
安全メス1は、弾性ロック部材10を更に備える。図2A〜2Cを参照して弾性ロック部材10をより具体的に説明する。図2Aに示すように、弾性ロック部材10はハウジング7に設けられる。なお、ブレードホルダ8が予備切断状態にある際に、弾性ロック部材10は付勢されない状態となる。この時、弾性ロック部材10は、グリップ2のロック孔11に係合されない。弾性ロック部材10は、ブレードホルダ8の起動に際してブレード6が切断位置にあると、ブレードホルダ8に係合されることで、ブレードカートリッジ3をグリップ2にロックするように構成される。一例において、弾性ロック部材10は、ブレードホルダ8によってグリップ2のロック孔11内に移動され、これによって、ブレードカートリッジ3をグリップ2にロックするように構成されてもよい。
特に、図2Bに示すように、安全メス1は、進行方向20において収容形態からブレードホルダ8の起動後の切断形態へ移行している。弾性ロック部材10は、ブレードホルダ8によって方向21に向ってグリップ2のロック孔11内に移動され、ブレードホルダ8の起動に際してブレードカートリッジ3をグリップ2にロックするように構成されてもよい。弾性ロック部材10が移動する方向21は、当該ブレードホルダ8の移動する方向22及びブレード6の進行する方向20に対して略直交する。
更に、一例において、弾性ロック部材10は、アーム12及び留具13を備える。アーム12は、ブレードホルダ8の傾斜部17に係合されると変形するように配置される。傾斜部17は、面18であって、弾性ロック部材10の面19と係合することで、弾性ロック部材10を方向21に付勢してロック孔11と係合するように構成された面18を有する。
別の例において、アーム12は弾性アーム部であり、留具13は、当該弾性アーム部から延出している。ブレードホルダ8は、傾斜面であって、ブレードホルダ8の起動に際してブレード6が切断位置にある場合に、弾性ロック部材10の弾性アーム部に係合しながら弾性ロック部材10の留具をロック孔に移動させることで、ブレードカートリッジ3をグリップ2にロックするように構成された傾斜面を有する。
弾性ロック部材10は、ハウジング7と一体に形成され、ハウジング7の開口14から延伸している。ハウジング7は、留具15と、グリップ2において対応する溝に取付けることでブレードカートリッジ3をグリップ2に着脱可能に取付けるための取外し凸部16を有する。
図2Cは、ブレードホルダ8の起動に際してブレード6が切断位置にある場合の安全メス1の背面図である。図2Cに示すように、ブレード6が切断位置に向って突き出ており、弾性ロック部材10とグリップ2のロック孔11との係合によって、ブレードカートリッジ3をグリップ2にロックする。
図3及び図4を参考しながら、ブレードカートリッジ3の構成要素を説明する。ブレードカートリッジ3は、第1のハウジング部30及び第2のハウジング部31を有する。これらを組み付けることによって、ブレード6及びブレードホルダ8を収容するハウジング7を形成する。例えば、第2のハウジング部31は、超音波溶着のようなプラスチック接合に用いられる製造方法にて第1のハウジング部30を第2のハウジング部31取付けるための複数の連接部32を有する。ハウジング7は、安全メス1のグリップに取付けられる。
第1のハウジング部30は、溝33であって、ブレード6が収容位置にある予備切断状態とブレードホルダ8の起動に際して、ブレード6が切断位置にある切断状態との間でブレードホルダ8をスライドさせるように、ハウジング7の頂面において長手方向に延伸している溝33を有する。溝33は、ブレードホルダ8の起動部材9を収容するように形成された切欠34を有する。起動部材9は、これらの切欠34内に収容される延伸部35を有する。ブレード6の収容位置において、起動部材9の延伸部35はハウジング7の表面(図3での図示を省略)に当接する。ブレードハウジング7は、ブレードが安全メス1において線状にスライド可能に手術用ブレードを支持するように構成されてもよい。
ブレードホルダ8は、スライド可能にハウジング7の空間内に取付けられるように構成される。図4に示すように、ブレードホルダ8は、スライド可能にグリップ2及びハウジング7に係合されるように構成されている。特に、ブレードホルダ8は、ハウジング7の空間内をスライドする側壁37を有する。起動部材9は、ブレードホルダ8と一で形成されてもよい。
図5Aは、安全メス1に用いられるグリップ2の上面斜視図であり、図5Bは、グリップ2の側面図である。グリップ2は、把持部50及びブレードカートリッジ収容部51を有する。把持部50は第一端4から略中央位置まで延在している。ブレードカートリッジ収容部51は、略中央位置から第二端5まで延在している。
グリップ2のブレードカートリッジ収容部51は、ブレードカートリッジアセンブリ3の中空の空間内に収容される。また、グリップ2のブレードカートリッジ収容部51は、スライド可能にブレードカートリッジアセンブリ3に係合されるように構成されている。例えば、ブレードカートリッジのブレードホルダのスライドが実現されるように、ブレードカートリッジ収容部51には縦溝構造22が設けられてもよい。さらに、ブレードカートリッジ収容部51は、ブレードカートリッジ収容部51の頂面18から延出した側壁17を有する。側壁17は、スライド可能にブレードカートリッジアセンブリ3のハウジングに係合される側壁面19を有する。
ブレードカートリッジ収容部51は、ロック孔23を有する。ロック孔23は、安全メス1の使用中、つまり、ブレード6が切断位置にある際に、弾性ロック部材10の一部を受容することで、ブレードカートリッジアセンブリ3をグリップ2にロックするように構成される。ブレード6が収容位置にある際に、弾性ロック部材10はロック孔23に係合されない。
グリップ2は、ブレード6が収容位置にある際に、ブレードカートリッジアセンブリ3をグリップ2にロックするためのブレードカートリッジロック機構を有する。該ブレードカートリッジロック機構は、ブレードカートリッジアセンブリ3のタブを受容するためのタブ収容孔21を有する。該タブは、タブ収容孔21に係合されるための突出部を有し、ハウジング7と一体で形成された取外しタブである。また、該ブレードカートリッジロック機構は、グリップ2のブレードカートリッジ収容部51において傾斜凹部20を有する。該ブレードカートリッジロック機構は、ブレードカートリッジの取外しタブをグリップ2のタブ収容孔21に案内するための位置決め面21Aも有する。
図6Aは、実施例においてメスグリップを組み付ける前のブレードカートリッジ60の斜視図である。ブレードカートリッジ60はブレードハウジング61を有する。なお、ブレードカートリッジ60内の構成要素をより明らかに示すように、ブレードカートリッジ60の一部を取り除いて図示している。ブレードホルダ62は、スライド可能にハウジング61の空間内に取付けられ、手術用ブレード64を支持する。例えば、ブレードホルダ62は、ブレードハウジング61において対応するガイド面に沿って線状的にスライドするための面を有してもよい。
ブレードカートリッジ60は、ハウジング61に形成された弾性ブレードロック機構65を有する。弾性ブレードロック機構65は、グリップが挿入される前にブレードホルダ62に当接することで、収容位置において防止ブレード64の移動を防止するための傾斜部を有する。ブレード64が収容位置にある際に、ブレードホルダ62は予備切断状態になる。
図6Bは、弾性ブレードロック機構65の設計例の細部(細部A)を示す図である。
図7Aは、グリップ部73及びブレード収容部74を有するメスグリップ72に組み付ける期間中のブレードカートリッジ60の斜視図である。ブレード収容部74は、ブレードホルダ62がグリップ72に対してスライドするための溝部75を有する。図7Bは、組み付ける前のブレードカートリッジ60の一部を示す斜視図である。図7D及び図7Eはグリップを組み付ける前及び組み付ける期間中のブレードカートリッジ60の断面図である。
これらの図に示すように、ブレードロック機構65は、弾性の傾斜部66及びロック機構68を有する。当該ロック機構68は、ブレード64をロックすることで、グリップを組み付ける前にブレードホルダ62が動くことを防止する。傾斜部66はブレードハウジング61と一体で形成されている。メスグリップ72に係合されると、傾斜部66は、当該ロック機構をブレードホルダ62から離間するように付勢する。例えば、傾斜部66は、メスグリップ72に向う傾斜面69を有してもよい。ロック機構68は、傾斜部66の弾性性能によってブレードホルダ62から脱離する。
その他の例において、ブレードカートリッジ60は弾性ブレードロック機構を備える。傾斜部66は、グリップ72に設けられたグリップ傾斜部(図示省略)に係合するように構成されてもよい。グリップ72が挿入されると、傾斜部66は当該グリップ傾斜部により押し付けられ、ブレードホルダ60の孔の外へ移動する。
図8Aは、ブレードホルダ81の起動に際して安全メス80のブレード82が予備切断状態から切断位置に移行したとき、切断状態にある安全メス80の断面図である。図8Bは、安全メス80が切断状態から予備切断状態に戻すことを示す断面図である。安全メス80は、グリップ800及びグリップ800に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ802を有する。ブレードカートリッジ802は、ブレード82に連接するブレードホルダ81を有する。ブレードホルダ81が起動すると、ブレード82は切断位置に突き出る。ブレードホルダ81は、弾性部84を有する起動部材899、及び当該弾性部84に設けられたボタン86を備える。弾性部84は、ブレードカートリッジ802の開口88に受容される閂部85を有する。
図8Bに示すように、弾性部84は、弾性のある素材で形成されている。この素材によって、起動部材899は方向87に変形し、これにより、ブレード82は進行方向89に引き込む。起動部材899の変形する方向87は、進行方向89に対して実質に直交する方向である。起動部材899が方向87に変形すると、閂部85は、ブレードカートリッジ802の頂面に係合され、且つ当該頂面の上方にある第一位置(図8A参照)と、ブレードホルダ81及びブレード82がスライド可能となるような当該頂面の下方にある第二位置(図8B参照)との間で移動できる。
図8Cは、収容形態且つ予備切断状態にある当該安全メスの断面図である。この時、ブレード82は収容位置に引き込み、起動部材899はブレードカートリッジ802の頂面に沿った第三位置にある。
図9Aは、安全メス90のブレード(図9Aに図示せず)が収容位置にある場合の安全メス90の背面斜視図である。安全メス90は、メスのグリップ91及びグリップ91に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ92を備える。本実施例では、ブレードカートリッジ92は、ブレード(図9Aに図示せず)、ハウジング96及びブレードホルダ98を有する。ブレードカートリッジ92は、ハウジング96内において配置された弾性ロック部材95を有する。なお、当該ブレード(図9Aに図示せず)が収容位置にある際に、弾性ロック部材95は付勢されない状態になる。さらに、ブレードカートリッジ92は、グリップ91をブレードカートリッジ92に組み付けて安全メス90を形成する前に安全メス90におけるブレード(図9Aに図示せず)をロックするためのブレードロック機構を有する。ブレードカートリッジ92は、グリップ91に係合されることによってブレードカートリッジ92をグリップ91にロックするための弾性取外しタブ93を有する。グリップ91は、グリップ91においてブレード収容部の裏面に形成された切欠構造97を有する。切欠構造97は、ブレードホルダ98の予備切断状態にある収容位置において、ブレードカートリッジ92を容易に取り外すように、一定の角度でグリップ91の裏面に対して傾斜した傾斜凹部97であってもよい。グリップ91のグリップ部分に、例えば、商標又は標識のようなイメージ91aを設けてもよい。
図9Bは、グリップ91及びブレードカートリッジ92を備える図9Aの安全メス90のA―A断面図である。
図9Cは、グリップ91からブレードカートリッジ92を取り外す方法を説明する図である。図9Dは、安全メス90の側面断面図であり、方向99a及び99bに向って力を加えることによって、グリップ91からブレードカートリッジ92を分離又は取外して安全メス90の分解を実現することを示す。
方向99bにおいて見たように、取外しタブ93において、方向99bに向って力を加える動作は、ブレードホルダ(図9Cに図示せず)の動き方向99Cに対して直交している。これは、メス90の通常利用中に用いられるブレードカートリッジ92が不慮により取外されてしまうことを防ぐための安全メス90の安全仕組みと見なされてもよい。
図9A及び図9Dに示すように、グリップ91の傾斜凹部97は、ブレードカートリッジの取外しタブ93をグリップ91の上方にあるタブ収容孔に案内するための位置決め面を備えてもよい。タブ収容孔は、図5Aに示すグリップ2のタブ収容孔21に類似している。例えば、取外しタブ93の突出部93bをこのタブ収容孔に案内し、さらにブレードカートリッジ92をグリップ91に着脱可能にロックするように、グリップ91にはブレード収容部に切欠構造及び縦溝構造が設けられてもよい。また、傾斜凹部97は、片手でブレードカートリッジ92の取外しを容易に行う構造としてもよい。これにより、使用者は道具を利用せずグリップ91からブレードカートリッジ92を取り外すことができる。
次に、図10A〜図24Bを用いて取換可能なブレードカートリッジを備える安全メスのその他の実施形態を説明する。同業者にとって、これらの他の実施形態も図1〜図9Dに記載された構成要素と類似した要素を有してもよく、このような要素について説明を省略する。同樣に、言うまでもなく、記載される装置(構成、部材)又はアセンブリ(システム)における1つ以上の構成要素には、これらの明記された構成要素間に存在する付加用要素や介在要素も含まれる。
図10Aは、安全メス100のブレード(図10Bにおいて107)が収容位置にある場合の安全メス100の背面図である。安全メス100は、ブレードカートリッジアセンブリ101に着脱可能に取付けられるグリップ102を備える。ブレードカートリッジアセンブリ101は、ブレード(図10Bにおいて107)、ハウジング109及びこのブレード(図10Bにおいて107)に連接するブレードホルダ(図10Bにおいて108)を有する。図10Aに示すように、ブレードホルダ(図10Bにおいて108)が予備切断状態にある場合に、そのハウジング内に弾性ロック機構又は部材103を設けてもよい。弾性ロック機構又は部材103は、弾性臂104、及びグリップ102のロック孔106に係合される閂部材105を備える。
図10Bは、収容形態から切断形態へと移行中の安全メス100の背面図である。なお、ブレードホルダ108の予備切断状態からブレードホルダ108を起動させると、ブレード107が切断位置にある。図10Bに示すように、ブレード107に切断位置に到達すると、ブレードホルダ108は、弾性臂104と係合されることで、閂部材105をロック孔106に移動させ、ブレードカートリッジアセンブリ101をグリップ102にロックする。例えば、ブレードホルダ108は、弾性ロック機構103の弾性臂104にスライド可能に係合させるように構成された壁部108aを有する。
図11Aは、ブレードホルダ113の予備切断状態からブレードホルダ113を起動すると安全メス110のブレード114が切断位置にある場合の安全メス110の上面斜視図である。図11Bは、安全メス110の側面断面図である。安全メス110は、グリップ111及びグリップ111に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ112を備える。ブレードカートリッジ112は、ブレード114に連接するブレードホルダ113を有する。ブレードホルダ113は、ブレードホルダ113をブレードカートリッジ112のハウジング及びグリップ111に対してスライドさせるための起動部材113aを更に備える。
図12Aは、安全メス120のブレード(図12Bにおいて124)が収容位置にある場合の安全メス120の上面斜視図である。図12Bは、ブレードホルダ123の起動に際してブレード124が切断位置にある場合の安全メス120の別の上面斜視図である。図12C図は図12Bの側面断面図である。この安全メス120は、グリップ121及びグリップ121に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ122を備える。ブレードカートリッジ122は、ブレード124に連接するブレードホルダ123を有する。ブレードホルダ123は、ブレードホルダ123をブレードカートリッジ122のハウジング及びグリップ121に対してスライドさせるための起動部材123aをさらに備える。
図13Aは、起動部材123aを有するブレードホルダ130の上面斜視図である。ブレード131はブレードホルダ130に取付けられている。図13Bは図13Aの側面断面図である。起動部材123aは、第1のボタン125(又は埋め込みボタン)であって、当該第1のボタンよりも大きい寸法を有する第2のボタン126に嵌め込まれる第1のボタン125を有する。第1のボタン125は、ブレードホルダ130を起動させるように構成されてもよい。第2のボタン126は、ブレードカートリッジ122と同じ高さ、又はブレードカートリッジ122と同一の面にあるように形成されてもよい。第1のボタン125は、ブレードホルダ130に直接に連結されてもよい。起動部材123aは、起動部材123aが変形することで、ブレードホルダ130をグリップ(図13Aに図示されていないが、図12A、12B及び12Cの121と類似)に対してスライドさせるための弾性部分132を有する。
図14Aはその他の具体例による安全メス140の上面斜視図である。安全メス140は、グリップ141及びグリップ141に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ142を備える。ブレードカートリッジ142は、ブレード143に連接するブレードホルダ149と、ブレードホルダ149をブレードカートリッジ142のハウジング及びグリップ141に対してスライドさせるための起動機構144とを有する。
図14Bは、図14Aの側面断面図である。起動機構144は、ボタン146の下方をスライドすることで、起動機構144が使用中にブレードホルダ149をロックするように構成されたボタンガード145を有する。スライド動作にて起動機構144を作動させてもよい。例えば、起動機構144は、起動機構144を受容する溝部147内を線状にスライドするように構成されてもよい。図14Cは、図14Aの側面図である。
図15Aは、起動機構151を有する安全メス150の上面斜視図である。図15Bは、図15Aの側面断面図である。安全メス150は、構造上に図14Aの安全メス140と類似している。安全メス150において、その起動機構151は、使用中にボタン153を覆う反転ガード152を有する。
図16Aは、安全メス160のブレードカートリッジ163に設けられた複数の側方突出部162内をスライドするように構成された起動機構161を有する安全メス160の上面斜視図である。図16Bは、図16Aの側面断面図である。これらの側方突出部162は、不慮による起動機構161の起動を防ぐためのガードとして機能する。これは、使用者は目的性のある行動を実行しないと起動機構161を作動させないためである。
図17Aは、グリップ171、及びグリップ171に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ172を備えるとともにブレードカートリッジ取外し機構173を有する安全メス170の上面斜視図である。図17Bは、図17Aの側面断面図である。例えば、ブレードカートリッジ取外し機構173は、弾性部174、及び弾性部174から延出した留具175を備えてもよい。ブレードカートリッジ172がグリップ171に取付けられると、留具175はグリップ171における対応した凹部を介してグリップ171に係合される。弾性部174を安全メスのブレード(図示せず)のスライド方向に対して直交する方向に移動させると、弾性部174は変形し、そして、留具175は、グリップ171における対応した凹部から脱離する。これによって、グリップ171からブレードカートリッジ172を取り外す。
図18Aは、安全メス180の上面斜視図である。安全メス180は、グリップ181、及びグリップ181に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ182を備えるとともに、ブレードカートリッジ取外し機構183を有する。図18Bは、図18Aの側面断面図である。
ブレードカートリッジ取外し機構183は、一端に起動部材185と他端留具部材186とを有する弾性部材184を備える。留具部材186は、グリップ181における対応した凹部を介してグリップ181に係合されるように配置される。グリップ181の表面に向かう方向に起動部材185を押し付けると、起動部材185が変形し、留具186をグリップ181における対応した凹部から脱離させる。これにより、グリップ181からブレードカートリッジ182を取外す。
図19Aは、安全メス190の上面斜視図である。安全メス190は、グリップ191、及びグリップ191に着脱可能取付けられえるブレードカートリッジ192を有するとともに、ブレードカートリッジ取外し機構を備える。図19Bは、図19Aの側面断面図である。当該ブレードカートリッジ取外し機構は、ハウジングにおいて対向する両側のそれぞれに、ブレードカートリッジ192をグリップに着脱可能に取付けるためのスナップ構造部193を備える。例えば、これらのスナップ構造部193のそれぞれは、弾性部193、及び弾性部193から延出した留具194を有する。ブレードカートリッジ192をグリップ191に取付けると、留具194はグリップ191における対応した凹部を介してグリップ191に係合される。弾性部193においてグリップ191の凹部195に向かう方向にこれらのスナップ構造部193のそれぞれを押し付けると、弾性部193が変形して、留具194がグリップ191における対応した凹部から脱離する。これにより、グリップ191からブレードカートリッジ192を取外す。
図20Aは安全メス200の上面斜視図である。安全メス200は、グリップ201、及びグリップ201に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ202を有するとともに、ブレードカートリッジ取外し機構203を備える。図20Bは、安全メス200の背面図である。図20Cは、安全メス200の側面断面図である。例えば、ブレードカートリッジ取外し機構203は、弾性部204、及び弾性部204から延出した留具205を備える。ブレードカートリッジ202をグリップ201に取付けると、留具205は、グリップ201における対応した凹部206を介してグリップ201に係合される。
図21Aは、ブレードカートリッジ取外し機構211を備える安全メス210の背面斜視図である。図21Bは、安全メス210の詳細を示す図である。
図22Aは、安全メス220のブレード223がブレードホルダ(図22Aに図示せず)の起動に際して切断位置にある場合の安全メス220の背面図である。なお、安全メス220は、グリップ221、及びグリップ221に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ222を備える。図22Bは、安全メス220の左側面図である。図22Cは、安全メス220の右側面図である。
図23Aは、安全メス230の側面断面図である。安全メス230は、グリップ231、及びグリップ231に着脱可能に取付けられるブレードカートリッジ232を備える。図23Bは、ブレードカートリッジ232のブレードホルダ233を示す安全メス230の背面図である。図23Cはブレードホルダ233を取り外した安全メス230の背面図である。一例において、安全メス230は、グリップ231に設けられたグリップ傾斜部(図示せず)であって、グリップの插入挿入時にハウジング傾斜部(図示せず)を押すことでハウジング傾斜部をブレードホルダ233の孔の外部に移動させるためのグリップ傾斜部を有する。当該ハウジング傾斜部は、ブレードカートリッジ232に設けられ、ブレードホルダ233に当接することの代わりに、ブレードホルダ233における孔に係合される点以外に、図6Aに示す傾斜部66と形態上類似している。
図24A及び図24Bは、実施例において、グリップ248を有する安全メス240の背面断面図である。最も外面にあるブレードカートリッジ247はグリップ248に着脱可能に取付けられる。ブレード(図24Aに図示せず)を保持するためのブレードホルダ246は、ブレードカートリッジ247とグリップ248との間に設けられる。ブレードホルダ246は、ブレードホルダ246の予備切断状態での収容位置と当該ブレードホルダ246の起動に際しての切断位置との間でブレード(図24Aに図示せず)が引き伸ばされることを許容するように構成されている。ブレード(図24Aに図示せず)が収容位置にある際に、ブレードホルダ246は予備切断状態になる。着脱可能な安全メススナップ241(又は弾性ロック部材)は、ブレードカートリッジ247のハウジング内に配置される。ただし、別例のようにブレードカートリッジ247のハウジングと一体で形成されることの代わりに、スナップ241が別体としてブレードカートリッジ247のハウジングに取付けられている。
スナップ241は、ブレードホルダ246の突出によるブレード(図24Aに図示せず)が切断位置に配置される標準状態(又は付勢されない状態)においてグリップ248にロックされる。ブレードホルダ246の引き込みによりブレード(図24Aに図示せず)が収容位置に配置されると、スナップ241はグリップ248から解放される。ブレードホルダ246は、引き込む際にスライドしてスナップ241に当接又は係合されることで、スナップ241を当該グリップから解放させる。ブレードホルダ246において、スナップ241と当接する部分が本発明に記載されている起動部材に相当するとも言える。ブレードが引き込んだ後、スナップ241がグリップ248から脱離(解放)すれば、グリップ248からブレードカートリッジ247を取り外すことが可能である。ブレードが切断位置まで引き伸ばされる期間において、ブレードホルダ246はスライドしてスナップ241から離間してスナップ241と当接しなくなる。これによって、スナップ241は当該グリップ248にロックされることに戻る。
本実施形態において、スナップ241の1つの端部は、グリップ248に向う方向に突出した突出部244として形成される。突出部244は、スナップ241がグリップ248にロックされた場合に、グリップ248のロック孔に係合されるように構成される。当該スナップは、突出部244と隣接し、グリップ248のロック突出部を収容するための凹部243を有する。また、スナップ241は、凹部243と隣接し且つ突出部244の位置から離間する傾斜突出部242を有する。傾斜突出部242は、突出部244から離間するに従って先細りになるようなテーパ状の傾斜面を有する。
図24Bに示すように、ブレードが引き込む期間において、ブレードホルダ246は傾斜突出部242にスライドしながら、傾斜突出部242の傾斜面のテーパ状の先端から傾斜突出部242に力を次第に作用する。引き込んだブレードホルダ246が、さらに当該傾斜面に沿ってスライドすると、スナップ241の傾斜突出部242、凹部243及び突出部244は、グリップ248から脱離(又は解放)するように押され、グリップ248との接触が解除される。スナップ241とグリップ248との接触が解除されると、ブレードカートリッジ247をブレード(図24Bに図示せず)の突き出る方向にグリップから脱離させる(この場合では、スライドさせる)ことで、グリップ248からブレードカートリッジ247を取り外す。
図24Aに示すように、ブレードの引き延ばしの期間において、ブレードホルダ246は、スナップ241の傾斜突出部242からスライドして離間し、傾斜突出部242の傾斜面に作用した力を徐々に解放する。このように、スナップ241の凹部243及び突出部244のそれぞれは、グリップ248のロック突出部及びロック孔に係合(又はロック)されることに復元する。そうすると、ブレード(図24Aに図示せず)の引き伸ばし方向にブレードホルダ247を引っ張る力にて、グリップ248からブレードホルダ247を取り外すことができなくなる。
図25A及び図25Bは、実施形態において、グリップ258を備える安全メス251の断面図である。最も外面にあるブレードカートリッジ257は、当該グリップ258に着脱可能に取付けられる。ブレード(図25A及び25Bに図示せず)を保持するためのブレードホルダ256は、ブレードカートリッジ257とグリップ258との間に設けられる。ブレードホルダ256は、ブレードホルダ256の予備切断状態での収容位置とブレードホルダ256の起動後の切断位置との間でブレード(図25A及び25Bに図示せず)が引き伸ばされることを許容するように構成されている。ブレード(図25A及び25Bに図示せず)が収容位置にある際に、ブレードホルダ256は予備切断状態になる。着脱可能なメススナップ251(又は弾性ロック部材)は、ブレードカートリッジ257のハウジング内に配置される。ただし、その他の実施例において、ブレードカートリッジ257のハウジングと一体で形成されることの代わりに、スナップ251は別体としてブレードカートリッジ257のハウジングに取付けられている。
スナップ251は、ブレードホルダ256の突き出による、そのブレードが切断位置に配置される標準状態(又は付勢されない状態)において、グリップ285にロックされる。ブレードホルダ256の引き込みにより、そのブレード(図25A及び25Bに図示せず)が収容位置に配置されると、スナップ251はグリップ258から解放される。ブレードホルダ256は、引き込む際にスライドして、スナップ251に当接又は係合されることで、スナップ251をグリップから解放させる。ブレードホルダ256において、スナップ251と当接する部分が本発明に記載されている起動部材に相当するとも言える。ブレードが引き込んだ後、スナップ251がグリップ258から脱離(又は解放)すれば、グリップ258からブレードカートリッジ257を取り外すことが可能である。ブレードホルダ256の起動に際してブレードが切断位置まで引き伸ばされる期間において、ブレードホルダ256はスライドしてスナップ251から離間して、スナップ251と当接しなくなる。これによって、スナップ251はグリップ258にロックされることに戻る。
本実施形態において、スナップ251の1つの端部は、グリップ258に向かう方向に突出した突出部254として形成される。突出部254は、スナップ251がグリップ258にロックされた場合に、グリップ258のロック孔に係合されるようにフックとして構成される。図24A及び図24Bに記載されるグリップ248に比べると、グリップ258のロック孔はさらにグリップ258の本体内に位置する。標準位置において、スナップ251は角度を有するように成されてブレードカートリッジ257から離間しつつ、該グリップに向けられている。スナップ251が角度を有するように形成された際に、ブレードカートリッジ257に向って次第に先細りになるテーパ部は形成される。
図25Bに示すように、ブレードが引き込む期間において、ブレードホルダ256は角度を有したスナップ251にスライドしながら角度を有したスナップ251のテーパ状の端から、角度を有したスナップ251に力を次第作用する。引き込んだブレードホルダ256がさらに角度を有したスナップ251の傾斜面に沿ってスライドすると、その突出部254はグリップ258から脱離(又は解放)するように押され、グリップ258との接触が解除される。スナップ251とグリップ258との接触が解除されると、ブレードカートリッジ257をブレード(図25A及び25Bに図示せず)の突き出る方向にグリップ258から脱離させる(この場合では、スライドさせる)ことで、グリップ258からブレードカートリッジ257を取り外す。
図25Aに示すように、ブレードの引き伸ばしの期間において、ブレードホルダ256は、角度を有したスナップ251からスライドして離間し、当該角度を有したスナップ251に作用した力を徐々に解放する。このように、スナップ251の突出部254は、グリップ258がロック孔に係合(又はロック)されることに復元する。そうすると、ブレード(図25A及び25Bに図示せず)の引き伸ばし方向にブレードホルダ257を引っ張る力にてグリップ258からブレードホルダ257を取り外すことができなくなる。
図26A及び図26Bは、別の実施形態において、ブレードホルダ266及びグリップ267を備える安全メス261を示す背面図である。同じ符号を付与される図2A及び図2Bに示される実施形態と類似している。ブレードカートリッジ263は、グリップ267に着脱可能に取付けられる。図2A及び図2Bの弾性ロック部材10は、図26A及び図26Bの弾性ロック部材264と類似している。図2A及び図2Bのロック孔11と図26A及び図26Bのグリップに設けられたロック孔265とが類似したが、弾性ロック部材264が、傾斜面268(又は斜面)であって、ブレードホルダ266が切断状態へスライドして移行している際に、ブレードホルダ266と協働して弾性ロック部材264をロック孔265内へ押す傾斜面268を有するという点のみで異なる。なお、切断状態において、ブレードホルダ266によりブレード268が切断位置に保持される。
図27A、図27B及び図27Cは、別の実施形態において、グリップ278を備える安全メス271の中間部分を説明する部分断面図(図27A及び図27B)及び断面図(図27C)である。安全メス271の最も外面にあるブレードカートリッジ277(図27A、27B及び27Cに一部のみ示される)は、グリップ278の延伸部2701に着脱可能に取付けられる。図27Cの部材277a及び部材277bは、当該ブレードカートリッジ277の頂面及び底面を示す。ブレード(図27Aに図示せず)を保持するためのブレードホルダ276は、ブレードカートリッジ277とグリップ278との間に設けられる。図27Bにおいて、ブレードカートリッジ277及びブレードホルダ276の構造をより明らかに示すように、グリップ278を取り除いた。
ブレードホルダ276は、凹凸面を有する押し促進部279(又は起動部材)であって、使用者がグリップ278の延伸部2701に当接したままブレードホルダ276を押しスライドさせることに寄与するための押し促進部279を備える。その凹凸面では、押すことを促進するための摩擦力が提供される。押し促進部279以外に、ブレードホルダ276の殆どはブレードカートリッジ277内に配置される。ブレードホルダ276は、ブレードホルダ276の予備切断状態での収容位置とブレードホルダ276の起動後の切断位置との間でブレード(図27A、27B及び27Cに図示せず)が引き伸ばされることを許容するように構成されている。ブレード(図27A、27B及び27Cに図示せず)が収容位置にある際に、ブレードホルダ276は予備切断状態になる。ブレードホルダ276は、グリップ278の延伸部2701に沿ってスライドするように構成される。グリップ278の延伸部2701は、ブレードホルダ276を支持するための支持部として機能する。ブレードカートリッジ277は延伸部2701に挿入される。
着脱可能なメススナップ272(又は弾性ロック部材)は、ブレードカートリッジ277のハウジング内に配置される。着脱可能なメススナップ272(又は弾性ロック部材)は、隣接する傾斜部27に連結される。着脱可能なメススナップ272は、傾斜部27が移動すると、傾斜部27と同じ方向に協同して移動するように構成される。スナップ272及び傾斜部27は、グリップ278の延伸部2701に向う方向に突出するように形成される。グリップ278の延伸部2701は、スナップ272の突出部を収容するための凹部2702を備える。しかし、スナップ272は、傾斜部27の突出部よりもグリップ278の延伸部2701に向う方向へ大きく突出した形状である。ただし、別例のように、ブレードカートリッジ277のハウジングと一体に形成されることの代わりに、スナップ272はが別体としてブレードカートリッジ277のハウジングに取付けられている。
スナップ272は、ブレードホルダ276の突き出によるブレード(図27A、27B及び27Cに図示せず)を切断位置に配置される標準状態(又は付勢されない状態)において、グリップ278にロックされる。ブレードホルダ276の引き込みによりブレード(図27A、27B及び27Cに図示せず)が収容位置に配置されると、スナップ272はグリップ278から解放される。隣接した傾斜部27は、斜面273であって、完全に引き込むまでブレードホルダ276を移動させる際に、ブレードホルダ276がスライドして傾斜部27の斜面273に当接又は係合するように形成された斜面273を備える。ブレードホルダ276において斜面273に当接する部分は起動部材に相当する。傾斜部27がブレードホルダ276に当接されたり、ブレードホルダ276に押されたりすると、スナップ272の突出部がグリップ278の延伸部2701の凹部2702から脱離するまで、スナップ272は押された傾斜部27と協同して移動する。ブレードが引き込んだ(つまり、ブレードホルダ276が完全に引き込んだ)後、スナップ272が延伸部2701の凹部2702から脱離(又は解放)すると、ブレードカートリッジ277とともにブレードカートリッジ277内にあるブレードホルダ276をグリップ278から取り外すことができる。ブレードが切断位置まで突き出る期間において、ブレードホルダ276は、スナップ272からスライドして離間しつつ傾斜部27と当接しなくなる。このように、スナップ272の突出部が延伸部2701の凹部2702に収容されることによって、スナップ272は、グリップ278の延伸部2701にロックされることに回復する。スナップ272の突出部が凹部2702に収容されると、ブレードカートリッジ277は、ブレードホルダ276とともにグリップ278に取付けられ、グリップ278から取り外せなくなる。
また、上記のあらゆる具体例において、グリップ(特に当該グリップのような把持部をしっかり把持するための表面)は、ゴム素材のような滑り止め材料から形成されたり、滑り止め材料で被覆されたりしてもよい。当該防滑材料は、手と強く把持する表面との摩擦力を高める。例えば、把持部は合成ゴム材料で被覆されてもよい。グリップは、手術用に適した金屬素材で形成されてもよい。ブレードハウジング、ブレードホルダ及び起動部材は、熱可塑性素材(例えば、ポリ炭酸エステル材料、弾性素材の性能を備えたプラスチック)のようなプラスチックからなってもいいが、これに限定するものではない。さらに、ブレードハウジング、ブレードホルダ及び起動部材は、射出成形又は3Dプリンティングにて作製されてもよい。以上は、本発明の具体例について説明したが、当業者にとって、本発明の範囲を逸脱しない限りで上記の具体例について設計又は構造の細部を変更したり改正したりしてもよい。

Claims (31)

  1. グリップと、前記グリップに着脱可能に取り付けられるブレードカートリッジと、弾性ロック部材とを備える安全メスであって、
    前記ブレードカートリッジは、
    ブレードと、
    ハウジングと、
    前記ブレードに連接するブレードホルダであって、前記ブレードホルダの予備切断状態における収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間で前記ブレードが引き伸ばされることを許容するように構成されたブレードホルダと、を有し、
    前記弾性ロック部材は、前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成されている、安全メス。
  2. 前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記弾性ロック部材は、前記ブレードホルダによって前記グリップにおけるロック孔に移動され、前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成されている、請求項1に記載の安全メス。
  3. 前記弾性ロック部材は、前記ハウジングと一体で形成されている、請求項1に記載の安全メス。
  4. 前記弾性ロック部材は、弾性アーム部及び前記弾性アーム部から延出した留具を有する、請求項3に記載の安全メス。
  5. 前記ブレードホルダは、傾斜面であって、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際、前記弾性ロック部材の前記弾性アーム部に係合され、前記弾性ロック部材の前記留具を前記ロック孔内に移動させ前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成された傾斜面を有する、請求項4に記載の安全メス。
  6. 前記ブレードカートリッジは、傾斜部を有するブレードロック機構を備え、前記傾斜部は、前記グリップが挿入される前に、前記ブレードホルダに当接することで前記ブレードが収容位置において移動することを防ぐように構成されている、請求項1に記載の安全メス。
  7. 前記ブレードカートリッジは、前記ハウジングに設けられたハウジング傾斜部を有するブレードロック機構を備え、前記グリップには、前記グリップが挿入される際に前記ハウジング傾斜部を押して前記ブレードホルダの孔の外部まで移動させるためのグリップ傾斜部が設けられている、請求項1に記載の安全メス。
  8. 前記ブレードホルダは、起動部材であって、前記ブレードホルダの予備切断状態にある際の収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間前記ブレードがスライド可能となるよう下へ押し付けられるように構成された起動部材を備える、請求項1に記載の安全メス。
  9. 前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、前記起動部材は、前記ハウジングに係合され前記ブレードの移動を阻止するように構成されている、請求項8に記載の安全メス。
  10. 前記起動部材の上方に設けられた反転ガードをさらに備える、請求項8に記載の安全メス。
  11. 前記起動部材は、埋め込みボタンを備える、請求項8に記載の安全メス。
  12. 前記起動部材の下方に設けられたスライドガードをさらに備える、請求項8に記載の安全メス。
  13. 前記ハウジングにおいて前記起動部材を囲むように設けられ、不慮の前記ブレードホルダの起動を防ぐためのボタンガードをさらに備える、請求項8に記載の安全メス。
  14. ブレードカートリッジ取外し機構であって、前記グリップの長手方向に沿って前記ブレードホルダが移動する方向に対して直交する方向に力を加えると、前記ブレードカートリッジを取外せるように構成されたブレードカートリッジ取外し機構をさらに備える、請求項1に記載の安全メス。
  15. 前記ブレードカートリッジ取外し機構は、前記ブレードカートリッジに設けられた弾性リフトタブを備え、前記リフトタブは、前記ブレードが収容位置にある際に、前記ブレードカートリッジを取外すように前記グリップにおける凹部と隣接して配置される、請求項14に記載の安全メス。
  16. 前記ハウジングは、当該ハウジングを構成するために超音波溶着される第1のハウジング部及び第2のハウジング部を備える、請求項1に記載の安全メス。
  17. 前記ハウジングは、前記ブレードカートリッジを前記グリップに着脱可能に取付けるためのカンチレバー部材を備える、請求項1に記載の安全メス。
  18. 前記ブレードカートリッジは、前記ハウジングの対向側に位置するスナップ構造部を備え、前記スナップ構造部は、前記ブレードカートリッジを前記グリップに着脱可能に取付ける、請求項1に記載の安全メス。
  19. 前記ブレードカートリッジは、前記グリップにおける孔に係合するスナップ構造部を備える、請求項1に記載の安全メス。
  20. 前記ブレードカートリッジは、前記スナップ構造部と協同して移動するように構成され且つ前記ブレードホルダによって移動可能に構成された部分を備える、請求項1に記載の安全メス。
  21. グリップに着脱可能に取付けられ、安全メスを形成するための取換可能なブレードカートリッジであって、
    ブレードと、
    ハウジングと、
    前記ブレードに連接するブレードホルダであって、前記ブレードホルダの予備切断状態における収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間で前記ブレードが引き伸ばされることを許容するように構成されたブレードホルダと、
    前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成された弾性ロック部材と、
    を備える、取換可能なブレードカートリッジ。
  22. 前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にあるとき、前記弾性ロック部材は、前記ブレードホルダによって前記グリップにおけるロック孔に移動され、前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成されている、請求項21に記載の取換可能なブレードカートリッジ。
  23. 前記弾性ロック部材は、前記ハウジングと一で形成されている、請求項21に記載の取換可能なブレードカートリッジ。
  24. 前記弾性ロック部材は、弾性アーム部及び当該弾性アーム部から延出した留具を有する、請求項23に記載の取換可能なブレードカートリッジ。
  25. 前記ブレードホルダは、傾斜面であって、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際、前記弾性ロック部材の弾性アーム部に係合されることで、前記弾性ロック部材の前記留具を前記ロック孔内に移動させ前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成された傾斜面を有する、請求項24に記載の取換可能なブレードカートリッジ。
  26. 前記ブレードホルダは、前記ブレードホルダ及び前記ブレードのスライドが可能となるように下へ押し付けられるよう構成された一体型起動部材を備える、請求項21に記載の取換可能なブレードカートリッジ。
  27. 前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、前記起動部材は、前記ハウジングに係合され、前記ブレードの移動を阻止するように構成されている、請求項21に記載の取換可能なブレードカートリッジ。
  28. 前記起動部材は、埋め込みボタンを備える、請求項21に記載の取換可能なブレードカートリッジ。
  29. 安全メスを操作する方法であって、
    グリップにおけるブレードカートリッジのブレードを長手方向に沿ってスライドさせることであって、前記ブレードカートリッジは、前記ブレードと、ハウジングと、前記ブレードに連接するブレードホルダであって、前記ブレードホルダの予備切断状態における収容位置と前記ブレードホルダの起動に際しての切断位置との間で前記ブレードが引き伸ばされることを許容するように構成されたブレードホルダと、前記ハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックするように構成された弾性ロック部材とを備える、グリップにおけるブレードカートリッジのブレードを前記長手方向に沿ってスライドさせることと、
    前記ブレードを前へ切断位置までスライドさせ、前記ブレードが切断位置にある際に、前記弾性ロック部材を前記ロック孔に移動させ、前記ブレードカートリッジを前記グリップにロックすることと、を含む安全メスを操作する方法。
  30. 前記ブレードホルダをスライドさせることは、前記起動部材が前記ハウジングから脱離するよう前記グリップの動く方向に対して直交する方向に前記ブレードホルダの起動部材を押すことを備える、請求項29に記載の方法。
  31. 手術用ブレードと連接するブレードホルダを、安全メスにおいて線状にスライドするように支持するブレードハウジングであって、
    第1のハウジングと、
    前記第1のハウジングに組み付けることによって、前記ブレードホルダ及び前記手術用ブレードを支持するための空間を形成し、前記ブレードハウジングは安全メスのグリップに取付けられる、第2のハウジングと、
    前記ブレードハウジング内に設けられるとともに、前記ブレードが収容位置にあり且つ前記ブレードホルダが予備切断状態にある際に、付勢されない状態であり、前記ブレードホルダの起動に際して前記ブレードが切断位置にある際に、前記ブレードホルダに係合され前記ブレードハウジングを前記グリップにロックするように構成された弾性ロック部材と、
    弾性傾斜部及び収容位置において前記ブレードを前記グリップにロックするためのロック機構を有するブレードロック機構と、を備え、
    前記傾斜部は、前記グリップに係合される際に前記ロック機構を付勢するように構成されている、ブレードハウジング。
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