JP2010512979A - 交換可能な刃カートリッジと安全制動部とを有する安全メス - Google Patents

交換可能な刃カートリッジと安全制動部とを有する安全メス Download PDF

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Abstract

安全メスは、大部分の外科医に好まれる従来の金属ハンドルと形状及び感触が類似した再使用可能な金属メスハンドル(500)と、使用前、使用中、使用後において刃(100)をカバーし、メスハンドルに容易に着脱される使い捨て式の刃カートリッジ(300)と、を含む。刃カートリッジは、標準的な外科用の刃に類似する切断側面を有する刃(100)と、刃に恒久的に固定された刃ホルダと、刃をカバーし、内部において刃ホルダ(200)が摺動可能な刃ガード(300)と、を含む。メスハンドルが再使用可能である一方、刃カートリッジは使い捨て式である。刃カートリッジは、メスハンドルに着脱可能であり、再使用可能なハンドルが所定位置にあるときを除いて、刃の移動を防止する手段(1301)を含んでもよい。安全掛止機構(2230)が設けられている。

Description

発明の詳細な説明
本願をもって、シンガポール市民であり、米国の合法居住者である、ジョージア州 30092 ロズウェル ウィローブレー レーン 8895に居住するパトリック イと、シンガポール国 248359 リバー バリー ロード 474Aに居住するベトナム市民であるホンーミン ルとが、新規で、有用な改良を発明したことを証する。
[関連出願の相互参照および利益の主張]
本願は、2005年10月26日に出願された米国特許出願第11/259,939号の一部継続出願であって、2004年10月29日に出願された米国仮特許出願第60/623,741号の優先権を主張する一部継続出願である。
[発明の分野]
本発明は、概して、メス器具に関し、具体的には、医療用途のための安全メスに関する。
[発明の背景]
医療は、米国経済において2番目に成長が著しい分野であって、1,200万人を超える労働者を雇用している。医療従事者は、針刺しや鋭器損傷、背中の負傷、ラテックスアレルギー、暴力、およびストレスを含む、幅広い業務上の危険に直面している。医療従事者がこれらの危険に曝されることを防止または低減することは可能であるが、医療従事者は、実際上、増え続ける業務上の負傷および病気を経験している。医療従事者の業務上の負傷率は、過去10年間で増加してきている。一方、最も危険な産業のうちの2つである農業および建設業は、今日では、10年前よりも安全になっている。
医療従事者における針刺しおよび他の経皮負傷の年間件数についての正確な全国データは得られていない。しかしながら、推定では、年間600,000から800,000件のこのような負傷が生じていることが示唆されている。これらの負傷のうちの約半数は、報告されずに終わっている。EPINet(the Exposure Prevention Information Network)からのデータによると、平均的な病院では、従事者は、年間100床あたり約30件の針刺し傷を負っていることが示唆されている。
報告される、針刺しおよび鋭器損傷の大部分は、看護スタッフに関わるものであるが、検査スタッフ、医師、ハウスキーパー、および他の医療従事者もまた、負傷している。これらの負傷の一部は、感染症を引き起こし得る血液感染性の病原体に従事者を曝す。より深刻なこれらの病原体は、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、およびヒト免疫不全ウイルス(HIV)である。これらの病原体のそれぞれによる感染症は、生命に関わる虞があるものの、予防可能である。
針刺しおよび鋭器損傷の心理的影響は、重篤な感染症に感染していない場合であっても、深刻、且つ、長期間にわたり得る。負傷がHIVへの曝露に関わる場合、その影響は、特に深刻である。HIVへ曝露されたことがある20名の医療従事者を対象とした、ある研究では、11名が急性の重度の苦痛を報告し、7名には持続性の中程度の苦痛があり、6名が、曝露の結果、退職した。カウンセリングを必要とする他のストレス反応もまた報告されている。原因患者の感染状態が分からないことは、医療従事者のストレスを増大させ得る。曝露された医療従事者に加え、その同僚および家族も、精神的に苦痛を感じることがある。
安全上および健康上の問題には、職場環境のあらゆる局面を考慮し、従業員の参画および経営者の責任を伴う包括的な予防計画を設定することで、最も有効に対処することができる。改良された工学的制御の利用を行うことは、そのような包括的計画の1つの要素である。しかしながら、取り組まれなければならない他の予防戦略の要因としては、危険な業務の実施の改善、職場環境における針の危険に対処する管理上の変更(例えば、満杯になった鋭器廃棄箱の迅速な撤去など)、安全教育および安全意識、安全性の向上についてのフィードバック、継続的課題に対処する措置が挙げられる。
改良された工学的制御は、多くの場合、業務上の危険の低減に対する最も効果的なアプローチに含まれるので、針刺し防止計画の重要な要素である。このような制御は、針の不必要な使用を排除することと、安全機能を有する器具を供給することとを含んでいる。複数の出典では、安全装置のための複数の好ましい特徴が特定されており、複数の好ましい特徴には、針を使用しないという選択、器具の一体部分として安全機能を組み込むという選択、受動的に機能する(すなわち、使用者による作動を必要としない)という選択、片手方式で従事可能であって、使用者による作動が必要な場合に、露出された鋭器から医療従事者の手を隠したままにすることができる安全機能を有するという選択、安全機能が作動されているのかを使用者が容易に判断できるという選択、解除不能であって、廃棄の間に保護状態を維持する安全機能を有するという選択、確実に機能するという選択、使用が容易で実用的であるという選択、および患者治療に対して安全かつ有効であるという選択といった、安全装置のための選択が含まれている。
これらの特徴の各々は好ましいものではあるものの、その一部は、特定の医療状況においては、実行可能でなかったり、適用可能でなかったり、または利用可能でなかったりする。例えば、針は、皮膚穿通のための代替案を利用できない場合に、常に必要となるであろう。また、使用者による作動を必要とする安全機能は、場合によっては、受動的な安全機能よりも好ましいことがあり得る。各器具は、当該各器具の利点と、根本的には、当該各器具の能力とによって、労働災害を低減させるように検討されなければならない。
具体的にメスに関しては、医療産業で現在使用されている従来のメスは、金属ハンドルと、使用前にハンドルに取り付けられ、使用後に取り外される使い捨て式の刃とを含んでいる。刃の取り付けおよび取り外しのプロセスは、医師を露出した刃による潜在的負傷および刃に付着している場合がある血液による汚染に曝す困難かつ危険な手順である。さらにまた、鋭器損傷は、外科医が露出したメスを同僚に手渡す動作の最中にも生じ得る。
金属ハンドルの形状および重量に対する感覚を養ってきている外科医は、現在の使い捨て式の安全メスを好まない。その理由は、特に、プラスチックハンドルは、非常に軽く、「異なる」感覚がするためである。使用の最中に、メスのプラスチックハンドルは、金属ハンドルメスの可撓性に比べて、好ましくない可撓性を招く。さらに、使い捨て式の安全メスは、標準の使い捨て式の刃よりも著しく高価である。これら2つの要因は、現在、医療産業における安全メスの採用を制限している。
必要とされているのは、医療関係者からの現在の設計に関する拒絶を克服する一方で、メスを取り扱う医療従事者に対し、適切な保護を提供することである。本発明が主として、対象とするのは、そのような器具である。
[発明の概要]
簡潔に説明すると、好ましい形態において、本発明は、大部分の外科医に好まれた従来の金属ハンドルに形状および感触が類似した再利用可能な金属メスハンドルと、使用前、使用中、使用後に刃をカバーし、容易に、金属メスハンドルに取り付けられ、金属メスハンドルから取り外される使い捨て式の刃カートリッジとを含む安全メスを提供することによる、従来のメスに対する改良である。
本安全メスは、標準的な外科用刃に類似する切断側面を有する刃と、刃に固定される刃ホルダと、刃をカバーし、内部で刃ホルダが摺動可能な刃ガードと、(刃と、刃ホルダと、刃ガードとを一体に組み立てた)刃カートリッジを受容するメスハンドルと、係止アセンブリとを備えている。メスハンドルは、再利用可能である一方、刃カートリッジは、使い捨て式である。
従来技術の設計は、取り外し可能に固定された刃から刃ガードが摺動して外れる使い捨て式の刃カートリッジを含んでいる一方、本発明は、取り外し可能に固定されたガードから摺動して外れる刃に基づいている。
本発明は、好ましくは再利用可能な金属、または使い捨て式のプラスチックのうちのいずれか一方のメスハンドルとともに使用可能であって、従来の設計の重量および感触を有する、安全な使い捨て式の刃カートリッジを備えている。刃カートリッジは、メスハンドル上に容易に固定され、さらに、メスハンドル上に確実かつ取り外し可能に係止される。刃は、好ましくは、開放位置、閉鎖位置、および係止位置といった少なくとも3つの個別の位置を通るように移動可能である。
メスハンドルへの刃カートリッジの着脱は、容易な長手方向の摺動動作を利用する。メスハンドルに固定されるとき、刃ガードは、長手方向の移動を制限されるか、または長手方向に全く移動できないため、刃カートリッジの刃および刃ホルダのみが、長手方向に移動可能である。
他の好ましい実施形態では、刃カートリッジ自体が、不動態化金属ハンドルに確実に固定される独立した小型メスであるか、または刃が、中空金属ホルダ内で移動可能である。
さらに他の実施形態では、刃は、再利用可能なハンドルが取り外されるときに移動しないように固定される。
また、操作方法および構造も、本明細書において提供される。
例えば、刃を有する使い捨て式の刃カートリッジと、刃と連結する刃ホルダと、刃および刃ホルダを受容するように構成された刃ガードと、遠位端を有する非使い捨て式のメスハンドルとを有し、使い捨て式の刃カートリッジが、非使い捨て式のメスハンドルの遠位端上を摺動可能であり、使い捨て式の刃カートリッジが、非使い捨て式のメスハンドルに係止可能である、安全メスが開示されている。
また、安全メスは、延出部材に係合するための留具であって、延出部材に係合する留具が、使い捨て式の刃カートリッジをメスハンドルに係止する留具を含んでもよい。
また、メスは、刃が使い捨て式の刃カートリッジを越えて露出されない閉鎖位置から、刃が使い捨て式の刃カートリッジを越えて露出される開放位置に、刃が移動可能である、ホルダノブを有する刃ホルダを有してもよい。
また、安全メスは、延出部材を含み、使い捨て式の刃カートリッジが、延出部材に係合するための留具を含み、延出部材に係合する留具が、使い捨て式の刃カートリッジをメスハンドルに係止し、刃ホルダが、ホルダノブをさらに含み、ホルダノブによって、刃が使い捨て式の刃カートリッジを越えて露出されない閉鎖位置から、刃が使い捨て式の刃カートリッジを越えて露出される開放位置に、刃が移動するのを可能にしてもよい。
また、メスは、メスハンドルの開口に係合するように構成された係止機構を備える掛止アセンブリを含み、掛止アセンブリが刃カートリッジをメスハンドルに係止してもよい。
また、メスの別の実施形態は、摩擦力を供給して、刃の移動を防止する機械的制動部を含んでもよく、制動部は、ハンドルが取り外されるときにのみ、摩擦力を供給して、刃の移動を防止する、少なくとも1つの要素を構成する。
メスは、前記ハンドルを受容するための空間を含んでもよく、前記制動要素は、ハンドルを収容可能な前記空間内に弾性的に突出する指部を含むことで、制動部が、刃の移動を妨げることを防止し、指部は、前記ハンドルが所定位置にないときに、刃ホルダの少なくとも一部に弾性的に係合することで、ハンドルなしで刃の移動を防止するように構成されてもよい。
メスは、接触平坦部を有する指部を含んでもよく、前記平坦部は、そのように係合されるときに、前記平坦部が前記刃ホルダに接触する位置に近接した、面取りされた表面を有する。
メスは、使用されるときに、刃の偶発的な退避を防止するための安全留具の係止安全機構をさらに含み、安全留具は、少なくとも部分的に刃ガードの外部にあって、刃と機械的に連結する摺動ノブを有し、摺動部の移動によって、刃が移動し、前記摺動部は、基部および解除可能な係合部と、前記係合部を受容する大きさの留具部とを含み、前記留具は、刃が完全に延出した位置にあるときに、前記留具と係合部とが係合するように、前記ガード上に配置されてもよい。
加えて、安全機構は、前記基部から延出し、自由端を有し、前記基部から離間された弾性部を含んでもよい。弾性部は、弓状かつ押圧可能であり、当該弾性部の自由端に留具を含んでもよく、前記留具部は、前記留具を受容する大きさの受容部を含み、前記弾性部が押圧されていないときに、前記留具が、受容部内に係合されることで、刃の移動を防止してもよい。
本発明の範囲は、請求項によって決定されるものであり、この概要は、本明細書全体の残りの部分のプレビューを読者に提供することのみを目的としている。
本発明の好ましい実施形態による、安全メスの斜視図を示す。 本発明の別の好ましい実施形態による、安全メスの斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、組み立てられていない刃および刃ホルダの斜視図を示す。 図2Aの組み立てられた刃および刃ホルダの斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、刃ホルダの正面の斜視図を示す。 図2Cの刃ホルダの背面の斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、刃ガードの正面の斜視図を示す。 図3Aの刃ガードの背面の斜視図を示す。 本発明の別の好ましい実施形態による、刃ガードの正面の斜視図を示す。 図3Cの刃ガードの背面の斜視図を示す。 図3Cの刃ガードの近位端からの斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、刃カートリッジのアセンブリの斜視図を示す。 メスハンドルに取り付けられた刃カートリッジの正面斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、刃カートリッジ内に収納された刃を有する安全メスの正面の斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、刃カートリッジから延出している刃を有する図6Aの安全メスの正面の斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、刃カートリッジ内に収納された刃を有する図6Aの安全メスの背面の斜視図を示す。 本発明の好ましい実施形態による、刃ガードから延出している刃を有する刃カートリッジの遠位端の拡大正面図を示す。 刃が、刃ガード内に収納され、刃ガードが、一体化された機械的停止部を有することを除き、図5cにおける安全メスと同様である、本発明の好ましい実施形態による安全メスの背面の斜視図を示す。 停止部1301についての詳細を示すために拡大された図8における図の一部の拡大部分斜視図である。 反対側からであることを除き、図9と同様の部分拡大図である。 安全メスの別実施形態の一部の部分拡大図である。
[詳細な説明]
ここで、同様の参照番号が複数の図を通して同様の部分を表す図面を詳細に参照すると、図1A,1B,6A〜6Cの本安全メス10は、刃ホルダ200に固定可能な刃100を備え、刃ホルダ200のサブアセンブリは、刃ガード300内で摺動可能である。刃100と、刃ホルダ200と、刃ガード300とを組み合わせると、メスハンドル500に取り付け可能な刃カートリッジ400が形成される。
本安全メス10は、刃カートリッジ400と、メスハンドル500とを備え、刃カートリッジ400は、メスハンドル500に確実に取り付けられ、メスハンドル500から安全に取り外されるように構成されている。本発明の好ましい実施形態では、刃カートリッジ400は、使い捨て式である一方、メスハンドル500は、非使い捨て式である。したがって、新しい刃カートリッジ400は、例えば医師が使用するために、メスハンドル500に取り付け可能である。医師が安全メス10の使用を終了した後、刃カートリッジ400は、メスハンドル500から安全に取り外し可能であり、刃カートリッジ400は、適切に廃棄可能である。
刃カートリッジ400は、刃100と、刃100に確実に係合するように構成された刃ホルダ200と、刃100および刃ホルダ200を摺動可能に受容するように構成された刃ガード300とを備え得る。さらに、刃ホルダ200は、閉鎖位置と開放位置との間で刃100または刃100の一部を移動させるように構成されている。閉鎖位置において、刃100は、刃ガード300内に安全かつ完全に収容される。開放位置において、刃100または刃100の一部は、刃ガード300を越えて延出する。設計通りに、刃100は、安全メス10が非使用である間は、閉鎖位置にあり、安全メス10が能動的に使用されている間は、開放位置にある。したがって、本発明の安全メス10は、安全かつ効果的な手術道具を提供する。
図2A,2Bに示されるように、刃100は、当該刃100の遠位端102に位置する刃先110を含む。さらに、近位端107において、刃100は、開口120、好ましくは、例えば細隙等の細長い開口120を規定している。刃先110の断面以外では、刃100は、好ましくは、同様の正面および背面を有することになるであろう。
当業者は、カーボンおよびステンレス鋼の双方を含み、カーボンおよびステンレス鋼に限定されない、種々の適切な材料から刃100を製造可能であることを認識するであろう。一般的に、刃100を作り出すために使用されるカーボンおよびステンレス鋼は、英国規格(「BS」)2982:1992と、国際標準化機構(「ISO」)7740:1985と、欧州規格(「EN」)27740:1992とを含む、複数の工業規格に従って製造される。さらに、刃100は、例えば、ガンマ線によって滅菌可能である。
刃ホルダ200は、刃100と嵌合するように設計されている。刃100とは異なり、刃ホルダ200の正面210および背/後面225は異なり、刃ホルダ200の厚さは、不均一である。刃ホルダ200の遠位端202は、刃100の開口120にほぼ対応する断面において、刃ホルダ200の正面210から延出するホルダ突起205を備えている。ホルダ突起205は、刃100の開口120内に確実に係合するように構成されている。
刃ホルダ200は、ホルダ突起205の近位端上に配設された突起切り欠き215をさらに備えることができ、突起切り欠き215が、刃100を刃ホルダ200に係止する。ホルダ突起205が刃の開口120に係合するため、刃100は、好ましくは、突起切り欠き215内に嵌着することで、当該刃100が、刃ホルダ200から偶発的に外れてしまうことを防止する。
刃ホルダ200は、近位端207に、刃ホルダ200の正面210から延出するホルダノブ220をさらに備えている。ホルダノブ220の表面は、安全メス10の使用中に指と接触したときに、粘着摩擦を増大するために、複数の隆起222を含むことができる。以下にさらに完全に説明されるように、ホルダノブ220は、刃ガード300と連結したときに、閉鎖位置と開放位置との間で刃100を移動させるように構成されている。
刃ホルダ200の後面225(図2D参照)は、メスハンドル500を受容するためのトラック240、好ましくは、メスハンドル500の刃受容部550を含むことができる。トラック240は、メスハンドル500に固定されるときに、刃カートリッジ400の側方運動を規定する。
図3A〜3E,4に示されるように、刃ガード300は、刃100および刃ホルダ200を摺動可能に受容するように設計されている。刃100が閉鎖位置にあるとき、刃ガードまたは刃シース300が、刃100を適切に囲繞するので、刃100が、不注意に、物質または個人を切ってしまったり、刺してしまったり、または別様に傷つけてしまう可能性がない。
刃ガード300の少なくとも2つの好ましい実施形態が存在する。第1実施形態が、図3A〜3Bに示されている一方で、第2実施形態が、図3C〜3Eに示されている。選択される実施形態は、使用されるメスハンドル500の種類に依存し得る。
刃ガード300は、刃ホルダ200のホルダノブ220が閉鎖位置と開放位置との間で摺動するトラックを提供するための(本明細書では、細隙320とも称される)開口320を備えている。その結果、ホルダノブ220が、後退位置と前進位置との間を移動すると、刃100が、閉鎖位置と開放位置との間をそれぞれ移動する。より具体的には、刃ホルダ200のホルダノブ220に印加される一方向の力により、刃100および刃ホルダ200を閉鎖位置と開放位置との間で移動させるときに、ホルダノブ220が細隙320に沿って摺動できる。
刃ガード300は、当該刃ガード300内に空洞305を規定している。ホルダノブ220が細隙320内を摺動するとき、刃100および刃ホルダ200は、摺動するために、空洞305内に配置される。ホルダノブ220は、刃100が閉鎖位置にあるとき、細隙320の近位端327近傍に配置され、ホルダノブ220は、刃100が開放位置にあるとき、細隙320の遠位端322近傍に配置される。
刃ガード300は、前方留具325および後方留具330を備え、前方留具325が、細隙320の遠位端322近傍に配置され、後方留具330が、細隙320の近位端327近傍に配置される。前方留具325は、刃100が開放位置にあるときにホルダノブ220に係合するように構成されている。前方留具325は、刃ホルダ200が刃100を開放位置を越えて前方に移動させてしまうことを防止する。前方留具325は、開放位置において刃100が誤って解除されるのを防止するために、刃ホルダ200を係止する可撓性係止部材326を含むことができる。同様に、後方留具330は、刃100が閉鎖位置にあるときにホルダノブ220に係合するように構成されている。後方留具330は、刃ホルダ200が刃100を閉鎖位置を越えて後方に移動させてしまうことを防止することができる。あるいは、後方留具330は、刃ホルダ200が刃100を完全係止位置を越えて後方に移動させてしまうことを防止する。さらに、後方留具330は、事故を防止するために、刃ホルダ200の偶発的な解除を防止することができる。
刃ガード300は、図3B,3Dに示されるように、刃ガード300の後面315上に配置された複数の溝340を含むことができる。複数の溝340は、使用中において、安全メス10が滑るのを防止することができる。
刃ガードは、図3A,3Cに示されるように、正面310を有し、図3B,3D,3Eに示されるように、背/後面315を有する。2つの実施形態の正面310は、好ましくは、同一である。しかしながら、後面315は、異なる特性を有し得る。
異なる後面315の有利な特徴としては、メスハンドル500から刃ガード300を取り外し、ひいては、メスハンドル500から刃カートリッジ400を取り外す方法が挙げられる。
図3C,3Dの刃ガード300は、メスハンドル500から刃ガード300を取り外すための掛止アセンブリ345をさらに含む。掛止アセンブリ345は、刃ガード300の後面315から延出するノブ350と、係止機構355とを含む。ノブ350の表面は、メスハンドル500から刃ガードを取り外す間に指が接触しているときの粘着摩擦を増大するための隆起352を含むことができる。以下により完全に説明されるように、ノブ350は、メスハンドル500から刃カートリッジ400を取り外すように構成されている。
当業者は、刃ホルダ200および刃ガード300が、例えばアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)共重合樹脂等のプラスチックを含み、プラスチックに限定されない、種々の材料から製造可能であることを認識するであろう。
上述のように、刃100および刃ホルダ200は、刃ガード300内に嵌入する。集合的に、これら3つの要素は、刃カートリッジ400を形成する。刃カートリッジ400は、メスハンドル500の遠位端に着脱可能である。
図1A,1Bに示されるように、メスハンドル500は、ハンドル部540および刃受容部550を備えている。ハンドル部540は、メスハンドル500の略中間点555からメスハンドル500の近位端507に延在する一方、刃受容部550は、略中間点555からメスハンドル500の遠位端502に延在する。
メスハンドル500の遠位端502は、刃カートリッジ400を収容するように、正面510上に切り出され得る。好ましくは、メスハンドル500の遠位端502は、安全メス10の改良されたアセンブリのためのテーパ部504を有し得る。
メスハンドル500は、例えば略中間点555近傍等の、刃受容部分550の近位端557の正面510上に、少なくとも1つの延出部材530を備えている。延出部材530は、メスハンドル500から外側に延出し、刃カートリッジ400をメスハンドル500に固定可能に構成されている。
すなわち、少なくとも1つの延出部材または中央切り欠き530は、刃カートリッジ400における少なくとも1つの留具335(例えば、刃ガード300における留具335)に係合するように構成されている。刃カートリッジ400がメスハンドル500に取り付けられるときに、刃カートリッジ400における留具335は、延出部材530に係合して、または延出部材530の周囲に嵌着して、刃カートリッジ400の長手方向の移動を防止することができる。加えて、刃受容部分550に嵌入する形態によって、刃カートリッジ400の側方移動は、制限される。
安全メス10の使用中に指が接触しているときのメスハンドル500の粘着摩擦を増大するために、図6Cに示されるように、ハンドル部550は、メスハンドル500の背面515上に配置された複数の溝525を含み得る。複数の溝525は、使用中に、安全メス10が滑るのを防止することができる。
図1A,1B,6A,6Bに示されるように、メスハンドル500のハンドル部550は、印520を含み得る。印520は、概して、メスハンドル500の正面510上および近位端507近傍に位置する。当業者は、本発明における印520が、複数のマークまたは印刷を含み得ることを認識すると思われる一方で、印520は、例えばメートル法、英ポンド・ヤード法、または他の多くの適切な測定系を含み、これら測定系に限定されない、測定単位系であることが好ましい。
メスハンドル500は、刃カートリッジ400に対応し、使用のときに、従来のメスの感触を使用者に提供するように設計されている。したがって、使用者による快適な使用のための材料、重量、およびデザインが提供される。
<刃カートリッジ400の組み立て>
刃カートリッジ400は、図4に示されるように、刃100と、刃ホルダ200と、刃ガード300との嵌着された連係を含む。好ましくは、刃カートリッジ400は、本安全メス10が最終的に使用される場所から離れて、例えば、工場において、組み立てられ、組み立てられた刃カートリッジ400のみが使用者に納品される。また、刃100は、インサート成形を通して、刃ホルダ200に取り付けることが可能であって、刃ホルダ200は、実際に、刃100の周囲に形成および成形される。インサート成形の使用によって、刃100は、その後に、刃ホルダ200に取り付けられる必要がない。
刃カートリッジ400は、例えば、アルミホイル等の独自の滅菌包装で納品され得る。したがって、刃カートリッジ400は、使用者が組み立てることを意図しておらず、刃カートリッジ400をメスハンドル500に嵌合させることのみを意図している。
上述のように、刃100は、刃の開口120を刃ホルダ200の対応するホルダ突起205と合致させることによって、刃ホルダ200に固定される。図2A,2Bに示されるように、突起切り欠き215によって、刃100を刃ホルダ200上に固定することができる。
そして、刃100を有する刃ホルダ200は、刃ガード300の開口305内に刃ホルダ200を摺動させて、差し込むことによって、刃ガード300に取り付けられる。これは、図4における矢印によって示されている。
刃100および刃ホルダ200を刃ガード300内に取り付けるために、刃100および刃ホルダ200は、刃ガード300内に挿入され、刃100は、刃ガード300の側面によって規定される空洞305内に合致し、ホルダノブ220は、細隙320内に嵌入される。図4に示されるように(矢印参照)、刃ホルダ200上のストッパリブ230が刃ガード300の後方保持細隙370に係合するように、刃ホルダ200は、刃ガード300内に差し込まれる。
刃ホルダ200および刃100は、刃ガード300上の対応する後方保持細隙370に係合および係止する、ホルダのストッパリブ230によって、刃ガード300内に一時的に係止されたままとなる。したがって、刃100は、閉鎖位置に維持可能となる。
組み立てられた刃カートリッジ400では、刃100は、使用のためにメスハンドル500上に取り付けられるまで、刃ガード300内に全体的に封入される。
<メスハンドル500への刃カートリッジ400の取り付け>
図1A,1Bに示されるように、組み立てられた刃カートリッジ400をメスハンドル500に取り付けるプロセスは、非常に単純である。メスハンドル500の遠位端502、すなわち、刃受容部550は、刃カートリッジ400の空洞305内に、好ましくは、近位端307において挿入可能である。実際、メスハンドル500の刃受容部550は、刃ホルダ200の後面225におけるトラック240内に収容されて、刃カートリッジ400をメスハンドル500に固定することができる。刃カートリッジ400は、留具335が延出部材530に係合する箇所まで摺動する。
刃カートリッジ400の留具335は、延出部材530の周囲に掛止するように配置されている。さらに、刃カートリッジ400の近位端307(例えば、刃ガード300の近位端307)は、メスハンドル500の略中間点555で終端するように構成されているので、刃カートリッジ400は、長手方向および/または側方への移動を制限されるか、または長手方向および/または側方へ全く移動しない。図5は、留具335が延出部材530に掛止されるように、メスハンドル500に固定された刃カートリッジ400の拡大図を示す。
加えて、メスハンドル500が開口505を含む場合、刃カートリッジ400は、メスハンドル500に、よりいっそう固定され得る。刃カートリッジ400(例えば、刃ガード300)は、掛止アセンブリ345を含み得る。掛止アセンブリ345は、メスハンドル500の後面の開口505に係合する係止機構355を含む。本係合は、刃カートリッジ400をメスハンドル500によりいっそう固定する。
<安全メス10の使用>
図6A,6Cに示されるように、最初の取り付けの際、刃カートリッジ400内の刃100は、閉鎖位置にある。刃ホルダ200のホルダノブ220を押圧して(例えば、ホルダノブ220を下方に押して)、あるいは、刃ホルダ200の遠位端202の方へ単に押し出して、刃ホルダ200上のストッパリブ230を刃ガード300上の後方保持細隙370から解除し、刃ホルダ200上のストッパリブ230が、刃ガード300上の前方保持細隙375に係合するように、ホルダノブ220が解除される開放位置に刃100が到達するまで、ホルダノブ220を刃ガード300の細隙320に沿って摺動させることによって、刃100を刃ガード300から延出させることができる。したがって、刃100は、一時的に、開放位置に係止される。刃ガード300が、前方保持細隙375に係合すると、可撓性係止部材326は、刃ガード300の縁の方へ外側に移動することができ、可撓性係止部材326は、係止される。
本開放位置では、図6Bに示されるように、安全メス10は、使用のための準備、すなわち、切断および/またはスライスのための準備ができている。さらに、本位置では、安全メス10の使用中に、刃100が側方および横方向に移動することが防止される。
図1A,3A,3Bに示されるように、刃カートリッジ400(例えば、刃ガード300)は、複数の凹み380をさらに備え得る。複数の凹み380は、刃ガード300の少なくとも1つの側面/縁上に配置されており、複数の凹み380によって、使用中における安全メス10のグリップが増大する。
使用者が安全メス10を同僚に手渡す必要がある場合、使用者は、刃ホルダ200上のホルダノブ220を押圧して、前方保持細隙375からストッパリブ230を解除することによって、まず、刃100を閉鎖位置に移動させる。あるいは、使用者は、刃ガード300の近位端307の方へホルダノブ220を移動させることができる。いずれの場合も、この結果、刃ホルダ200上のストッパリブ230が、刃ガード300上の後方保持細隙370に再係合するように、ホルダノブ220が解除される閉鎖位置に刃100が到達するまで、刃ガード300の細隙320に沿って、ホルダノブ220が後退する。刃100は、ここで、閉鎖位置に一時的に係止される。刃100は、手術が完了するまで、開放位置と閉鎖位置との間を何度も移動可能である。
<メスハンドル500からの刃カートリッジ400の取り外し>
2つの異なる刃ガード300を使用可能なメスハンドル500の少なくとも2つの実施形態があるため、刃カートリッジ400(例えば、刃ガード300)を安全ハンドル500から取り外す2つの異なるプロセスが存在する。
第1実施形態では、図3A,3Bの刃ガード300は、図1Aのメスハンドル500に固定される。すなわち、開口505は存在しない(図1B参照)。
本第1実施形態における刃ガード300は、後方保持細隙370内にホルダノブ220を配置することによって取り外されるので、刃100は、閉鎖位置にあり、刃ガード300から延出しない。ホルダノブ220は、刃カートリッジ400の近位端307(例えば、刃ガード300の近位端307)の方へ、または略中間点555の方へさらに少し摺動可能である。この方向にホルダノブ220が摺動すると、留具335は、メスハンドル500の延出部材530から離間する。留具335が延出部材530から離間することによって、刃カートリッジ400をメスハンドル500から解除することができる。次いで、使用者は、刃カートリッジ400全体を、メスハンドル500の遠位端502の方へ、またはメスハンドル500から外れるように摺動させることだけが必要となる。
第2実施形態では、メスハンドル500は、延出部材530に近接して、好ましくは、遠位端502の方へわずかにずれて、開口505を含んでいる。本実施形態では、刃カートリッジ400(例えば、刃ガード300)は、当該刃カートリッジ400の後面315の周囲に係止機構355をさらに含んでいる。
係止機構355を開口505から取り外せば、上述のように、留具335を延出部材530から解除することができる。その結果、刃カートリッジ400は、メスハンドル500から取り外すのに十分なほど緩む。要するに、掛止アセンブリ345は、刃カートリッジ400が誤ってメスハンドルから外れないことを確実にするのを補助する付加的な安全機構である。
刃カートリッジ400の後面315(例えば、刃ガード300の後面315)は、メスハンドル500の後面515と合致する。刃カートリッジ400がメスハンドル500に固定されるときに、掛止アセンブリ345は、メスハンドル500の開口505に係合するように適合される。掛止アセンブリ345は、ノブ350と係止機構355とを含んでいる。係止機構は、内向きに延在する機構であるため、係止機構は、当該係止機構の通常の状態で開口505に係合する。しかしながら、ノブ350が押圧されると、係止機構355は、開口505から外れる。ノブ350は、係止機構355を開口505から外す際の粘着摩擦を増大するための、複数の隆起を含み得る。
<使い捨て式安全メス10>
本発明の別の代替実施形態では、安全メス10は、使い捨て式のメスハンドル500を備え、使い捨て式のメスハンドル500は、刃カートリッジ400から分離する受動部品である。使い捨て式のメスハンドル500は、刃カートリッジ400に取り付けられるように構成されている。好ましくは、刃カートリッジ400および使い捨て式のメスハンドル500は、安全メス10の製造プロセスの間、工場において、互いに恒久的に固定される。使用後、刃カートリッジ400および使い捨て式のメスハンドル500は、適切に廃棄され得る。
<代替的な好ましい実施形態>
メスの安全性をさらに向上させるために、図8〜10の好ましい実施形態は、使用者が、器具の不適切な操作を試みても、偶発的な移動から刃を固定する付加的機能を開示する。本実施形態の説明において、先の実施形態と一致する限り、同一の参照番号を使用し、以前に説明された図を最初に参照するものとする。本発明の本実施形態では、安全メス10は、非使い捨て式のメスハンドル500を備え、非使い捨て式のメスハンドル500は、使い捨て式の刃カートリッジ400から分離する受動部品である。非使い捨て式のメスハンドル500は、使い捨て式の刃カートリッジ400に装着するように構成されている。本実施形態では、安全上の理由から、掛止アセンブリ345が、留具355から外され、刃ガード300全体が廃棄されるときに、確実に、メスの刃100が刃ガード300内に安全に収容されたままであることが好ましい。
図8は、刃ガード1300内に全体的に収容される(図示しない)刃100を有する、本発明の好ましい実施形態による、安全メス10の背面の斜視図を示している。図1Aにおける構成要素と直接対応する、図8における構成要素は、当該構成要素に、プレフィックスである「1」が付加されている(すなわち、1000ずつ増加されている)。刃ガード1300は、プラスチック状の材料から製造されてもよく、刃ガード1300のある領域は、刃ガード1300の内側領域内に突出するように構成されてもよい。刃ガード1300の内側領域内への突起を、これ以降、機械的停止部または制動部1301と称する。図8は、刃ガード1300の背面の縁近傍に配置された機械的停止部1301を示している。機械的停止部1301は、メスが横断するように割り当てられた空間の内側に突出してもよい。刃ガードがハンドル500から取り外されると、停止部/ガードは、直接または刃ホルダ200と係合することによって、メスの刃100を刃ガード300内に機械的に固定する。この固定は、停止部1301とホルダ200(または、刃100)との間に摩擦接触(すなわち、付勢力)を発生することによって成される。実際には、停止部1301は、指部であって、ホルダ200によって占有される空間内に突出することで、指部上に摩擦抵抗を印加する指部である。制動部1301をその突起から空間内に持ち上げるハンドル500の挿入によって、好ましくは、牽引力に容易に打ち勝つことができる。好ましい構造では、ハンドルが挿入されると、停止部1301が「解除」されることになる。
停止部1301は、あらゆる方法によって構築され、あらゆる場所に配置可能である。好ましい位置は、図10に示されている。本実施形態では、ガード材料自体から切り出され、メスの刃の移動経路内に偏向するように傾斜される指部1301aとして、プラスチックガード内に形成される一対の停止部1301が存在する。
指部は、実際には、2つの部品である。図9〜10を参照のこと。第1の部分1301eは、プラスチックの筐体から延在し、弾性的に筐体と接続され、遠位端にある第2の部分1301cは、摺動刃の空間内に延在する平坦部である。平坦部は、好ましくは、面取りされた1301d(丸みのある/斜めの縁)であって、刃ホルダ200に係合するときに、刃が挟まる(動かなくなる)のを防止し、また、接点における単位面積あたりの力を増大させる。
この重要な制動作用を達成するための他の方法が存在する。最初に、1つの停止部のみを使用してもよい。また、示されるように、この1つの停止部は、底壁または上壁の代わりに、側壁上に設けられてもよい。制動作用自体は、安全筐体の内側に取り付けられた摩擦パッドによって達成されてもよいし、または、鋼製の刃に対し磁気抗力を生じさせる、筐体内に埋め込まれた磁石によって達成されてもよい(ただし、非磁性のステンレスが使用される場合を除く)。本発明の範囲は、係止がいったん解除されたときの不測の刃の移動を停止するための他の機械的手段を含む。
指部の付勢および弾性の程度は、使用者によって強いられない限り刃が移動できないような程度であるべきであるが、ハンドル500の挿入が、停止部1301によって生じる抵抗に妨げられない程度であるべきである。実際には、ハンドルは、挿入されたときに、停止部をハンドルの経路から容易に持ち上げることができる。その理由の一部は、指部1301d上の面取りされた縁に起因する。
本発明の一実施形態では、メスの刃100が廃棄される間に、機械的停止部1301がメスの刃100を刃ガード1300内に固定する機構が、後述される。
刃ガード1300の廃棄準備において、外科医は、まず、メスの刃100全体を刃ガード1300内に退避させることができる。次に、外科医は、刃ガード1300の遠位端1302に向かう方向の力を掛止アセンブリ1345に印加することによって、刃ガード1300内から非使い捨て式のメスハンドル1500の取り外しを開始することができる。非使い捨て式のメスハンドル1500の遠位端502(図1の要素502を参照)が機械的停止部1301の下方を通過すると、機械的停止部は、ここで、停止部1301と、場合によっては、刃ホルダ200の隆起223a,223bの遠位端(図2C,2D参照)とに機械的に係合し、刃ガードアセンブリ1300内にメスの刃100を固定することができる。安全メス10の通常の外科的な用途では、非使い捨て式のメスハンドル1500が(封入されたメス刃100を有する)刃ガード1300内に挿入されると、ハンドルの遠位端502が、最初に、機械的停止部1301に係合するまで、ハンドルの遠位端502(図1A参照)は、刃ホルダ200の隆起223a,223bの上面(図2C,2D)に沿って摺動する。本発明の一実施形態では、機械的停止部は、変形可能であってもよく、メス表面の上面は、十分な力を印加して、刃ガード1300の表面と同一平面で機械的停止部を変形させて、機械的停止部1301と刃ホルダ200の隆起との間にメスハンドルを介入させ、ホルダノブ220(図1A参照)に力を印加することによって、メスの刃を刃ガード1300内で自由に移動可能であってもよい。本発明の好ましい実施形態では、機械的停止部1301は、図8における溝1340に近接して配置されてもよく、この位置では、機械的停止部1301は、メスの刃100が、刃ホルダの近位端207(図1A参照)近傍に当接して、メスの刃100が、確実に、刃ガード1300内に全体的に安全に収容される位置で隆起223a,223bの遠位端(図2C,2D)に係合してもよい。
当業者は、例えばアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)共重合樹脂等のプラスチックを含み、これらプラスチックに限定されない、種々の材料から使い捨て式のメスハンドル500を製造できることを認識するであろう。
本発明のさらに別の代替実施形態では、安全メス10は、使い捨て式のメスハンドル500を備え、使い捨て式のメスハンドル500は、当該使い捨て式のメスハンドル500内に受容される、摺動可能な刃100および刃ホルダ200を有している。したがって、刃ガード300は、使い捨て式のメスハンドル500の一体部分であるので、メスハンドル500から取り外されない。さらに、安全メス10全体が、使用後に使い捨て可能である。
刃カートリッジ400およびメスハンドル500は、上述のように、着脱可能である。
当業者は、メスハンドル500(例えば、刃100を除く、安全メス10全体)が、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)共重合樹脂等のプラスチックを含み、これらプラスチックに限定されない、種々の材料から製造可能であることを認識するであろう。
図11は、図1Aにおけるノブ摺動部220の代わりとしてのさらなる安全機構を示している。
一般的に、使用されるときの刃の偶発的な退避を防止するための安全留具であって、少なくとも部分的に刃ガードの外部にあって、刃と機械的に連結する摺動ノブを有することで、摺動部の移動によって、刃の移動を生じさせる安全留具が存在し、前記摺動部が、基部および解除可能な係合部と、前記係合部を受容するような大きさの留具部とを含み、刃が完全に延出した位置にあるときに、前記留具および係合部が係合するように、前記留具が、前記ガード上に配置されてもよい。
加えて、安全機構は、前記基部から延出し、自由端を有し、前記基部から離間された弾性部を含んでもよい。弾性部は、弓状かつ押圧可能であって、当該弾性部の自由端に留具を含んでもよく、前記留具部は、前記留具を受容する大きさの受容部を含み、前記弾性部が押圧されていないときに、前記留具が、前記受容部内に係合されることで、刃の移動を防止してもよい。
摺動ノブ220の代わりは、使用者が刃を延出または退避させるための手段を提供する圧縮性摺動部2220である。図11は、完全に延出した位置にある刃を示す。本明細書において提供された他の手段に加えて、摺動部2220は、刃が偶発的に退避するのを防止するための追加的な係止手段を提供する。摺動部2220は、良好な摩擦グリップを提供する隆起2222を含んでもよい。摺動部の基部から延出するのは、弾性ループ2224であり、弾性ループ2224は、好ましくは、摺動部の基部の一端に取り付けられ、他端は自由である。自由端は、フック状構造2226を含み、フック状構造2226は、一方向の返しの形態、または自由端ループ2224から半径方向に離間するように延在する単なる平坦部、例えば、自由端の基部から直角に延在して、平面の直角を形成する平坦部の形態である。平坦部の遠位側では、表面は、面取りされ、または丸くされ、平坦部が少ない抵抗でブリッジ下を摺動可能であってもよい。
ループ2224は、好ましくは、弓状形状に形成される、または摺動部の基部2230から少なくとも離間される。ループ2224が弓状形状に形成されるか、または摺動部の基部2230から少なくとも離間されることによって、弾性ループが内部で屈曲するための空隙を提供する。圧力をループに印加することによって、フック/返しが押圧され、フック/返しは、フック/返しを受容する大きさの受容チャネルまたはブリッジであるゲート2228の下を容易に摺動する。圧力がループから解除されると、フックがゲートから後方に離脱するのに十分な時間、使用者がループ2224をさらに押圧して、フック2226をゲート2228から解除しない限り、ループは、返し2226がブリッジ2228の側壁と係合される当該ループの定常状態の位置に戻り、刃の退避が防止される。
このように、使用されるときにおける予想外の刃の退避を防止しつつも、所望のときに、容易な退避を提供する、さらなる安全機構をメス内に含んでもよい。
本発明は、その好ましい形態で開示されたが、以下の請求項に記載されているように、本発明および本発明の均等物の精神および範囲から逸脱することなく、多くの改良、追加、および削除が本発明になされ得ることは、当業者には明らかであろう。

Claims (19)

  1. 刃と、前記刃と連結する刃ホルダと、前記刃及び前記刃ホルダを受容するように構成される刃ガードと、を有する使い捨て式の刃カートリッジと、
    遠位端を有する非使い捨て式のメスハンドルと、を備え、
    前記使い捨て式の刃カートリッジは、前記非使い捨て式のメスハンドルの遠位端上へと摺動可能であって、前記使い捨て式の刃カートリッジが前記非使い捨て式のメスハンドルに係止可能である
    ことを特徴とする安全メス。
  2. 請求項1に記載の安全メスであって、
    前記非使い捨て式のメスハンドルは、延出部材を備え、
    前記使い捨て式の刃カートリッジは、前記延出部材と係合する留具を備え、
    前記延出部材と係合する前記留具は、前記使い捨て式の刃カートリッジを前記メスハンドルに係止させる
    ことを特徴とする安全メス。
  3. 請求項1に記載の安全メスであって、
    前記刃ホルダは、さらにホルダノブを備え、
    前記刃は、該刃が前記使い捨て式の刃カートリッジから露出しない閉鎖位置から、該刃が前記使い捨て式の刃カートリッジから露出する開放位置へと移動可能である
    ことを特徴とする安全メス。
  4. 請求項1に記載の安全メスであって、
    前記非使い捨て式のメスハンドルは、延出部材を備え、
    前記使い捨て式の刃カートリッジは、前記延出部材と係合するための留具を備え、
    前記延出部材と係合する前記留具は、前記使い捨て式の刃カートリッジを前記メスハンドルに係止させ、
    前記刃ホルダは、さらにホルダノブを備え、該ホルダノブは、前記刃が前記使い捨て式の刃カートリッジから露出しない閉鎖位置から、該刃が前記使い捨て式の刃カートリッジから露出する開放位置への該刃の移動を可能にする
    ことを特徴とする安全メス。
  5. 請求項1に記載の安全メスであって、
    前記使い捨て式の刃カートリッジは、前記メスハンドルの開口と係合するように構成された係止機構を有する掛止アセンブリをさらに備え、
    前記掛止アセンブリは、前記刃カートリッジを前記メスハンドルに係止する
    ことを特徴とする安全メス。
  6. 請求項1に記載の安全メスであって、
    前記刃カートリッジは、摩擦力を供給して、前記刃の移動を防止する機械式制動部を備える
    ことを特徴とする安全メス。
  7. 請求項6に記載の安全メスであって、
    前記制動部は、前記ハンドルが取り外されたときのみに、摩擦力を供給して、前記刃の移動を防止する、少なくとも1つの要素を備える
    ことを特徴とする安全メス。
  8. 請求項7に記載のメスであって、
    前記カートリッジは、前記ハンドルを受容するための空間を有し、
    前記制動部の要素が、前記ハンドルのために設けられた前記空間内に弾性的に突出する指部を含むことにより、前記制動部が前記刃の移動を妨げることが防止されている
    ことを特徴とするメス。
  9. 請求項8に記載のメスであって、
    前記ハンドルが所定位置外にあるときに前記刃ホルダの少なくとも一部分と弾性的に係合するように前記指部が構成されていることにより、前記ハンドルを不使用で前記刃の移動が防止されている
    ことを特徴とするメス。
  10. 請求項8に記載のメスであって、
    前記指部は、接触平坦部を含み、該平坦部は、そのように係合されたときに前記平坦部が前記刃ホルダと接触する位置と近接する、面取りされた面を有する
    ことを特徴とするメス。
  11. 請求項6に記載のメスであって、
    使用されているときに、前記刃の偶発的な後退を防止するための安全留具をさらに含み、
    前記メスは、
    a:摺動ノブであって、少なくとも部分的に前記刃ガードの外側にあり、前記刃と機械的に連結することで、前記摺動部の移動が前記刃の移動を引き起こす摺動ノブと、
    b:基部及び解除可能な係合部と、を備える前記摺動部と、
    c:前記係合部を受容する大きさの留具部であって、前記刃が最大限延出された位置にあるときに、前記留具部と係合部とが係合するように前記ガード上に配置される留具部と、
    を備えることを特徴とするメス。
  12. 請求項11に記載のメスであって、
    前記係合部は、
    前記基部から延出し、且つ、自由端を有し、且つ、前記基部から離間されている弾性部を備える
    ことを特徴とするメス。
  13. 請求項12に記載のメスであって、
    前記弾性部は、弓状で押下可能であり、該弾性部の自由端に留具を備え、
    前記留具部は、前記留具を受容する大きさの受容部を備え、前記弾性部が押下されていないときに、前記留具が前記受容部内に係合可能であることにより、前記刃の移動を防止する
    ことを特徴とするメス。
  14. 長手方向の軸を有するメスハンドルと、
    前記メスハンドルに取り付け可能な刃カードリッジと、を備え、
    前記刃カートリッジは、前記長手方向の軸にほぼ沿った方向にのみ、摺動可能で、取り外し可能に前記メスハンドルに取り付けられる
    ことを特徴とする安全メス。
  15. メスハンドルに刃カートリッジを取り付ける方法であって、
    刃カートリッジの近位端に配設された開口を、メスハンドルの遠位端へと位置決めすることと、
    前記メスハンドルの前記長手方向の軸に沿った方向に前記刃カートリッジを摺動させることと、
    を含むことを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、
    前記刃カートリッジの留具が、前記メスハンドルの延出部材と係合する
    ことを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、
    掛止アセンブリが、前記メスハンドルの開口に係合する
    ことを特徴とする方法。
  18. 請求項16に記載の方法であって、
    さらに、
    前記ハンドルが前記カートリッジ内に部分的に受容された位置にあるときを除いて、前記カートリッジ内での前記刃の移動を防止するステップを含む
    ことを特徴とする方法。
  19. 請求項15に記載の方法であって、
    さらに、
    前記刃の移動を防止する摩擦力を印加するステップと、
    前記ハンドルが前記カートリッジ内に挿入されたときに、前記力を除去するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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