JP2019518658A - シャーシアセンブリ及び陸上車両 - Google Patents

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Abstract

本発明は、陸上車両(1)用の、特にオフロードのトラック用の、シャーシアセンブリ(4)であって、シャーシフレーム(2)を有し、シャーシフレーム(2)と結合された中間フレーム(3)を有し、前記中間フレームが少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)を有しており、前記プロフィール支持体がシャーシアセンブリ(4)の長手方向(L)に延びており、かつ陸上車両(1)の上部構造(5)を支持するための支持装置(6)を有する、シャーシアセンブリ(4)に関する。支持装置(6)が中間フレーム(3)に移動可能に支承されており、かつシャーシフレーム(4)の横方向(Q)に延びる、支持アーム切り欠き(28、29)を備えた支持アーム(8)を有する。少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)が支持アーム切り欠き(28、29)を通して次のように、すなわち少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)の横断面(A2)が少なくとも部分的に支持アーム切り欠き(28、29)の内部に配置されるように、挿通されている。【選択図】図3

Description

本発明は、陸上車両用、特にオフロードのトラック用の、シャーシアセンブリ及びこの種のシャーシアセンブリを有する陸上車両、特にオフロードのトラックに関する。
オフロードのトラックは、曲げに硬いが、ねじりにソフトなシャーシフレームとシャーシフレーム上に配置されたねじりに硬い上部構造とを有することができる。上部構造は、場合によっては曲げに硬いがねじりにソフトな補助フレーム又は中間フレームを介してシャーシフレームに固定することができる。上部構造はその下側に、トラックの長手方向に延びる中央パイプを有することができ、その中央パイプがトラバース又は支持アームを介して上部構造と堅固に結合されており、かつ複数の点において軸受装置を介して移動可能に中間フレームと結合されている。この配置を用いて、たとえばオフロード走行する場合に、シャーシフレームが捻れ、あるいは歪んだ場合に、捻れに硬い上部構造が損傷することが、阻止される。
特許文献1(独国特許第2716994号明細書)は、曲げに硬いが、ねじりにソフトなシャーシフレームを有するトラックを記述しており、そのシャーシフレームが、中央の固定箇所と側方の固定箇所とを有する3点軸承を介して捻れに硬い上部構造と結合されている。この上部構造は、水平の軸線を中心に移動可能な中央パイプを有しており、その中央パイプの両方の端部がシャーシフレームにおいて軸受シェルの中央に軸承されている。シャーシフレームにおいても上部構造においても側方の固定点において、かつそれらの間に複数のスライドプレートが水平に固定されており、それらはそれぞれ長手ばね力を受けるアンカーによってあそびをもって互いに締めつけ可能である。
特許文献2(独国特許出願公開第2534155号明細書)は、シャーシフレームによって支持される車両上部構造を有するトラックを示しており、その場合に車両上部構造は捻れに硬い中間フレーム上に固定されており、その中間フレームが3つの点においてシャーシフレームと結合されており、その3点の1つは車両の長手中心線内に配置されており、他の2つの点は二等辺三角形の底辺の角部を形成している。
特許文献3(欧州特許出願公開第0583750号明細書)は、曲げに硬いがねじりにソフトなシャーシフレームを有するトラックを記述している。このシャーシフレーム上に、中間フレームを介して捻れに硬い上部構造が配置されており、その上部構造は下側に車両長手中心内に延びる中央パイプを有している。この中央パイプは、複数の点において軸受を介して中間フレームと結合されている。
特許文献4(欧州特許出願公開第1231129号明細書)は、曲げに硬いが、ねじりにソフトなシャーシフレームを有するトラックを示しており、そのシャーシフレーム上にねじることができる補助フレームが配置されており、その補助フレームが曲げとねじりに硬い上部構造を支持しており、その上部構造が少なくとも3つの点において移動軸受を介して補助フレームと結合されている。
独国特許第2716994(C2)号明細書 独国特許出願公開第2534155(A1)号明細書 欧州特許出願公開第0583750(A2)号明細書 欧州特許出願公開第1231129(A2)号明細書
これを背景として、本発明の課題は、トラック用の改良されたシャーシアセンブリを提供することにある。
それに応じて陸上車両用、特にオフロードのトラック用のシャーシアセンブリが提案される。シャーシアセンブリは、シャーシフレーム、シャーシフレームと結合された、シャーシアセンブリの長手方向に延びる少なくとも1つのプロフィール支持体を備えた中間フレーム及び陸上車両の上部構造を支持する支持装置を有しており、その場合に支持装置が中間フレームに移動可能に支承されており、かつシャーシアセンブリの横方向に延びる、支持アーム切り欠きを備えた支持アームを有し、その場合に少なくとも1つのプロフィール支持体が支持アーム切り欠きを通して、少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面が少なくとも部分的に支持アーム切り欠きの内部に配置されるように、挿通されている。
ここで「陸上車両」というのは、たとえばトラック、装甲車両、トラクター、ピックアップ、トレーラー又は同種のものである。陸上車両は動力駆動されてもよく、あるいは、陸上車両がトレーラーである場合には、駆動装置を有していない。
支持アームは、トラバース(Traverse、横材、cross member)と称することもできる。中間フレームは、補助フレームと称することもできる。好ましくは支持装置は、多数のこの種の支持アームを有している。シャーシアセンブリは、いわゆる中央パイプフレーム又はいわゆるはしごフレームとすることができる。支持装置は、長手方向に延びる中央パイプを有することができ、その中央パイプが軸受装置によってたとえば3点軸承の形式で移動可能に中間フレームに軸承されている。
その場合に少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面は、長手方向に対して垂直の少なくとも1つのプロフィール支持体の切断面として定義される。この横断面は、横切断面と称することもできる。少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面が少なくとも部分的に支持アーム切り欠きの内部に配置されている。というのは、特に横断面の第1の部分が支持アーム切り欠きの内部に配置され、横断面の第2の部分が支持アーム切り欠きの外部に配置されている、ということである。横断面は、完全に支持アーム切り欠きの内部に配置することもできる。横断面は、好ましくはC字形状である。
好ましくは中間フレームは、互いに対して平行かつ互いに離隔して配置されて、長手方向に延びる2つのプロフィール支持体を有している。これらのプロフィール支持体は、長手方向に屈曲部、すなわち接曲部を有することができる。したがって支持アームは2つの支持アーム切り欠きも有しており、その場合に各支持アーム切り欠きにプロフィール支持体が対応づけられている。プロフィール支持体は、好ましくはスチール支持体、特に安価な押し出し成形プロフィールである。屈曲された長手支持体が形成のためにプレス成形される。シャーシフレームは、好ましくは同様に互いに対して平行かつ互いに離隔して、長手方向に延びる2つのプロフィール支持体を有しており、それらがシャーシアセンブリの高さ方向において中間フレームのプロフィール支持体の下方に配置されている。シャーシフレームのプロフィール支持体は、好ましくは同様に横断面においてC字形状のスチール支持体であり、特に同様に安価な押し出し成形プロフィールである。
少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面が少なくとも部分的に支持アーム切り欠きの内部に配置されていることによって、既知の配置と比較して、高い安定性においてシャーシアセンブリの特に低組立て高さを得ることができる。中間フレームと中央パイプとを有する既知のねじりに硬い上部構造においては、大きい垂直衝突を有する困難なオフロード使用のためのたとえば15トン又はそれを上回る高い荷重要請は、材厚の大きさが必要なことに基づいて多くの材料使用によってのみ、可能である。それによって大きい重量がもたらされ、それが最終的に提供可能な利用荷重を制限することがあり得る。さらに中間フレームのプロフィール支持体の上方に配置された支持アームを有するこの既知の構造においては、結果としてこの構造が大きい組立て高さを有する。それによって車両の全体高さの制限があらかじめ定められている場合に、上部構造の利用可能な高さが減少する。さらに中間フレームのプロフィール支持体の高さが制限されている、すなわちトーション及び曲げに硬いことは、本発明に係るシャーシアセンブリに比較して低く抑えられている。
実施形態によれば、少なくとも1つのプロフィール支持体が接触なしで支持アーム切り欠きを通して挿通されている。
接触なしというのは、少なくとも1つのプロフィール支持体が陸上車両の駆動中に支持アーム切り欠きの内側輪郭と接触しないことである。しかし特に中間フレームのトーションが激しい場合、たとえばオフロード走行において、少なくとも1つのプロフィール支持体が支持アーム切り欠きの内側輪郭に接触することがあり、それによってシャーシアセンブリのトーションの定められた制限に達することがある。
他の実施形態によれば、支持アームは支持アームプロフィール及び支持アームプロフィールと結合された少なくとも1つのカバーパネルを有している。
たとえば2つあるいはそれより多いカバーパネルを設けることができる。代替的に、正確に1つのカバーパネルを設けることもできる。支持アームプロフィールは、横断面においてU字形状であり、シャーシアセンブリの高さ方向に関して下方へ向かって開放している。カバーパネルは、支持アームプロフィールのこの開口部を閉鎖する。支持アームプロフィールは、たとえばスチールプロフィールである。カバーパネルは、好ましくはスチールシートである。カバーパネルは、屈曲した幾何学配置を有することができる。支持アームプロフィールは、その端縁から始まって中央パイプに向かって増大する横断面高さを有することができる。それによって支持アームプロフィールは、長手方向に見て三角形状又は矢の形状を有することができる。
他の実施形態によれば、少なくとも1つのカバーパネルがシャーシアセンブリの高さ方向に支持アーム切り欠きを、支持アーム切り欠きの周面が支持アームの材料によって完全に包囲されるように、閉鎖する。
支持アーム切り欠きは、特に、支持アームプロフィール内に設けられた切り抜きによって定義され、その切り抜きがカバーパネルによって閉鎖されて周面が閉鎖された切り欠きとなる。
他の実施形態によれば、支持アームプロフィールは第1のベルト、第2のベルト及び第1のベルトを第2のベルトと結合するウェブを有する、断面がU字形状に形成されており、その場合に少なくとも1つのカバーパネルが第1のベルトを第2のベルトと結合し、かつその場合に支持アーム切り欠きが第1のベルトも第2のベルトも貫通している。
第1のベルトは第2のベルトに対して平行に配置されている。ウェブが第1のベルトを第2のベルトと材料一体で結合する。カバーパネルは、第1のベルト及び第2のベルトと堅固に結合することができる。
他の実施形態によれば、第1のベルトと第2のベルトにそれぞれ接曲部が設けられており、それらの接曲部はそれぞれウェブから離れる方向を向いており、その場合に少なくとも1つのカバーパネルがそれらの接曲部と結合され、特に螺合されている。
接曲部は、好ましくはそれぞれウェブに対して平行に配置されている。接曲部は、ウェブに関して外側を向いている。接曲部は、内側を向くこともできる。代替的に一方の接曲部が外側を向くことができ、他方の接曲部が内側を向くこともできる。接曲部は、支持アーム切り欠きの領域内で好ましくは中断されている。最初はU字状に下方に向かって開放している支持アームプロフィールを閉鎖することによって、その剛性は、開放したプロフィールに比較してずっと高くなることができる。特に支持アーム切り欠きの領域内で支持アームプロフィールが膨らむことが、効果的に阻止される。それによって支持アームプロフィールとカバーパネルの材厚が小さい場合でも、支持アームの充分な剛性を得ることができる。支持アームプロフィールの膨らみに対する安全性をさらに向上させることは、条溝の形成によって行うことができる。支持アームプロフィールをカバーパネルと結合することは、好ましくはねじ結合を介して行われる。これは、溶接結合に比較して効果的である。というのは、振動負荷を受けた場合に溶接継目はアンダーカットに基づいて構造的に弱い箇所を形成するからである。
他の実施形態によれば、少なくとも1つのプロフィール支持体がプロフィール支持体切り欠きを有しており、その場合に支持アームがプロフィール支持体切り欠きを通して、支持アームの横断面が少なくとも部分的にプロフィール支持体切り欠きの内部に配置されるように、挿通されている。
それによって支持アームと少なくとも1つのプロフィール支持体が互いに、かつ/又は入れ子に接続することができる。プロフィール支持体切り欠きは、特に長穴であって、その長穴が長手方向に延びている。支持アームの横断面は、好ましくは部分的にプロフィール支持体切り欠きの内部に、そして部分的にプロフィール支持体切り欠きの外部に配置されている。その場合に支持アームの横断面は、横方向に対して垂直に支持アームプロフィールとカバーパネルの切断面として定義されている。横断面は、支持アームの横切断面と称することもできる。
他の実施形態によれば、少なくとも1つのカバーパネルがプロフィール支持体切り欠きを通して挿通されている。
すなわち支持アームの横断面の、プロフィール支持体切り欠きの内部に配置されている部分は、カバーパネルによって提供されている。
他の実施形態によれば、支持アームは接触なしでプロフィール支持体切り欠きを通して挿通されている。
好ましくは陸上車両のオフロード駆動において、シャーシアセンブリがねじれて、カバーパネルがプロフィール支持体切り欠きの内側輪郭に接触することがあり得る。特にカバーパネルは最大可能なトーションを、トーションが大きすぎる場合にカバーパネルが少なくとも1つのプロフィール支持体のプロフィール支持体切り欠きの上方のエッジ又は下方のエッジに当接するようにして、制限する。この場合において、シャーシアセンブリはもはやオフロード作用によって要求されるトーションに従って撓むことができず、軸の可能なばね変位距離を使い尽くした後に結果として、陸上車両の少なくとも1つの車輪が地面から浮き上がる。これが、中間フレームをあまりに大きいトーションから保護する。それによってシャーシアセンブリの損傷もしくは構成部品の衝突が排除されている。
他の実施形態によれば、少なくとも1つのプロフィール支持体が支持アーム切り欠きを通して、少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面が完全に支持アーム切り欠きの内部に配置されるように、挿通されている。
すなわち支持アーム切り欠きの内側輪郭が、少なくとも1つのプロフィール支持体を完全に取り巻いている。
他の実施形態によれば、少なくとも1つのプロフィール支持体が横断面狭窄部を有しており、それが支持アーム切り欠きを通して挿通されている。
横断面狭窄部は、少なくとも1つのプロフィール支持体の下方のベルトがその上方のベルトへ向かって案内されることによって、形成することができる。
他の実施形態によれば、中間フレームの少なくとも1つのプロフィール支持体に加えてシャーシフレームの少なくとも1つのプロフィール支持体が支持アーム切り欠きを通して案内されており、その場合にシャーシフレームの少なくとも1つのプロフィール支持体は支持アーム切り欠きを通して、シャーシフレームの少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面が少なくとも部分的に支持アーム切り欠きの内部に配置されるように、挿通されている。
特にシャーシフレームの少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面の一部が支持アーム切り欠きの内部に、そして横断面の一部が支持アーム切り欠きの外部に配置されている。それによってシャーシアセンブリの組立て高さを、さらに削減することができる。その場合にシャーシフレームの少なくとも1つのプロフィール支持体の横断面は、長手方向に対して垂直に少なくとも1つのプロフィール支持体の切断面として定義されている。横断面は、少なくとも1つのプロフィール支持体の横切断面と称することもできる。
他の実施形態によれば、シャーシフレームの少なくとも1つのプロフィール支持体がプロフィール支持体切り欠きを有しており、その場合に支持アームがプロフィール支持体切り欠きを通して、支持アームの横断面が少なくとも部分的にプロフィール支持体切り欠きの内部に配置されるように、案内されている。
特に支持アームのカバーパネルがプロフィール支持体切り欠きを通して案内されている。特にカバーパネルは、接触なしでプロフィール支持体切り欠きを通して案内されている。
他の実施形態によれば、支持装置が長手方向に延びる中央パイプを有しており、その中央パイプが支持アームと堅固に結合されており、その場合に中央パイプ7は中間フレームに移動可能に支承されている。
すなわちシャーシアセンブリは中央パイプフレームとすることができる。代替的にシャーシアセンブリは、すでに述べたように、はしごフレームとすることもできる。中央パイプは、軸受装置によって中間フレームに移動可能に支承されている。たとえば、3点軸承を形成するために、この種の軸受装置を3つ設けることができる。
さらにこの種のシャーシアセンブリを有する陸上車両、特にオフロードのトラックが提案される。
好ましくは陸上車両は、シャーシアセンブリの他に、支持装置が支持する上部構造を有している。上部構造は、たとえば荷台、コンテナ、トランク、タンクあるいは同種のものを有することができる。様々な上部構造を設けることができる。
シャーシアセンブリについて記述した特徴は、陸上車両についても当てはまり、かつ逆も言える。
シャーシアセンブリ及び/又は陸上車両の他の可能な実現は、上述した、あるいは以下で実施例に関して説明する特徴又は実施形態のはっきりとは挙げていない組合せも有している。その場合に当業者は、シャーシアセンブリ及び/又は陸上車両のそれぞれの基本形状に対する改良又は補足としての個別視点も付け加えることができる。
シャーシアセンブリ及び/又は陸上車両の他の好ましい形態及び視点が、下位請求項及び以下で説明するシャーシアセンブリ及び/又は陸上車両の実施例の対象である。さらに、シャーシアセンブリ及び/又は陸上車両を、添付の図面を参照しながら好ましい実施形態を用いて詳細に説明する。
陸上車両の実施形態を図式的に示す側面図である。 図1に示す陸上車両を図式的に示す上面図である。 図1に示す陸上車両用のシャーシアセンブリの実施形態を図式的に示す斜視図である。 図3に示すシャーシアセンブリ用の支持アームの実施形態を図式的に示す断面図である。 図3に示すシャーシアセンブリ用のプロフィール支持体の実施形態を図式的に示す断面図である。 図1に示す陸上車両用のシャーシアセンブリの他の実施形態を図式的に示す斜視図である。 図1に示す陸上車両用のシャーシアセンブリの他の実施形態を図式的に示す斜視図である。 図7に示すシャーシアセンブリ用のプロフィール支持体の実施形態を図式的に示す断面図である。 図1に示す陸上車両用のシャーシアセンブリの他の実施形態を図式的に示す斜視図である。
図において同一又は機能的に等しい部材には、他の記載がない限りにおいて、同一の参照符号が設けられている。
図1は、陸上車両1の実施形態を図式的な側面図で示している。図2は、陸上車両1の図式的な上面図を示している。陸上車両1は、特にオフロードのトラックである。陸上車両1は、図1に示すように、3車軸車両とすることができる。代替的に陸上車両1は、任意の数の車軸を有することもできる。陸上車両1は、曲げに硬く、かつねじりにソフトなシャーシフレーム2を有している。シャーシフレーム2は、陸上車両1のエンジンから車両後部まで延びており、かつ長手方向Lに延びる2つのプロフィール支持体を有している。
シャーシフレーム2上に、補助フレーム又は中間フレーム3が支持されている。中間フレーム3は、たとえばシャーシフレーム2と螺合することができる。中間フレーム3は、シャーシフレーム2と同様にねじりにソフトであって、曲げに硬く、シャーシフレームに対して限定的にスライドし、かつ/又はねじれることができる。シャーシフレーム2と中間フレーム3は、陸上車両1のシャーシアセンブリ4の部分である。シャーシアセンブリ4は、陸上車両1のねじれに硬い上部構造5を支持するのに適している。上部構造5は、たとえば荷台、コンテナ、トランク、タンクなどを有することができる。シャーシアセンブリ4は、長手方向L、長手方向Lに対して垂直に方向づけされた横方向Q及び長手方向Lと横方向Qとに対して垂直に方向づけされた高さ方向Hを有している。その場合に高さ方向Hは、重力方向に対して逆かつ平行に方向づけされている。
シャーシアセンブリ4は、さらに、上部構造5を支持するための、図2に示す支持装置6を有している。支持装置6は、長手方向Lに延びる中央パイプ7と、横方向Qに延びる多数のトラバース又は支持アーム8を有している。支持アーム8の数は、任意である。支持装置8は、ねじりにソフトな中間フレーム3とねじりに硬い上部構造5との間の結合部材として用いられる。陸上車両1がオフロード走行する場合に支持装置6によって、シャーシアセンブリ4のねじれに基づく上部構造5の損傷を阻止することができる。中央パイプ7は、図示されない軸受装置を介して中間フレーム3と軸方向に固定かつ回転可能に結合されている。
支持アーム8は、上部構造5の下側と堅固に結合され、たとえば螺合されている。中央パイプ7は、3点軸承を用いて中間フレーム3と移動可能に結合することができる。たとえば陸上車両1の後方の領域内に後方の回転軸受を設けることができ、それを中心に中央パイプ7が陸上車両1の車両中央に配置された回転軸DAを中心に回転することができる。この回転軸受は、長手方向Lに関して固定軸受とすることができる。中央パイプ7の3点軸承は、さらに、2つの側方の滑り軸受によって補足することができる。中間フレーム3における中央パイプ7の軸承は、任意の他の軸受装置によって行うこともできる。シャーシアセンブリ4は、中央パイプフレームと称することもできる。シャーシアセンブリ4は、もちろんいわゆるはしごフレームであってもよい。
図2からさらに読み取ることができるように、中間フレーム3は長手方向Lに延びる2つのプロフィール支持体9、10を有している。さらにシャーシフレーム2も、すでに上述したように、長手方向Lに延びるこの種の2つのプロフィール支持体を有しており、それらはもちろん図2の方向づけにおいて中間フレーム3のプロフィール支持体9、10の下方に配置されており、したがって見えない。
図3は、図1及び図2に示す陸上車両用のシャーシアセンブリ4の実施形態を図式的に示す斜視図である。図3においては、シャーシフレーム2は示されていない。シャーシアセンブリ4は、すでに説明したように、シャーシフレーム2の他に支持装置6を有している。支持装置6は、横方向Qに延びる複数の支持アーム8を有しているが、図3においてはそのうちの1つだけが示されている。支持アーム8は、好ましくは鋼材料から形成されている。支持アーム8は、チタン材料又はアルミニウム材料から形成することもできる。さらに支持アーム8は、ラミネートされた補強部材を有するガラス繊維強化されたプラスチック(GFK)又は炭素繊維強化されたプラスチック(KFK又はCFK)から形成することもできる。支持アーム8は、支持アームプロフィール11を有しており、その支持アームプロフィールは、図4に示すように、横断面においてU字形状であり、図3及び図4の方向づけにおいて下方へ向かって開放している。
支持アームプロフィール11は、第1のベルト12、第1のベルト12に対向し、かつそれから離隔して配置された第2のベルト13及び第1のベルト12と第2のベルト13の間に配置されて、ベルト12、13を互いに結合するウェブ14を有している。第1のベルト12には、第1の接曲部15が設けられており、それがウェブ14から外側へ離れる方向を向いている。第2のベルト13には第2の接曲部16が設けられており、それも同様にウェブ14から外側へ向かって離れる方向を向いている。接曲部15、16あるいは接曲部の1つ15、16は、内側を向くこともできる。
支持アームプロフィール11は、支持アーム8に対応づけられたカバーパネル17によって下方へ向かって、すなわちウェブ14から離れる方向に、閉鎖されている。接曲部15、16内には、それぞれ多数の孔18、19が設けられており、それらの孔がカバーパネル17内に設けられた孔20、21と対応する。孔18から21を通して多数のねじ22が挿通されており、それらがカバーパネル17を支持アームプロフィール11と堅固に結合する。代替的にカバーパネル17は、支持アームプロフィール11と溶接し、あるいはリベット止めすることもできる。しかし好ましくはカバーパネル17は、支持アームプロフィール11と螺合されており、したがって取り外し可能に結合されている。
支持アーム8は、支持アームプロフィール11の両側に配置された収容部材23、24を有しており、その収容部材に上部構造5を固定することができる。収容部材23、24は、たとえば標準化された接続片を備えたコンテナを収容するために設けることができる。支持アーム8の終端領域の他の形態も、可能である。支持アーム8と収容部材23、24との間の結合は、たとえば溶接結合によって行うことができ、その場合にもちろんねじ結合又はリベット止めも可能である。
支持アームプロフィール11は、収容部材23、24から始まって中央パイプ7の方向に横断面増大を有している。すなわち収容部材23、24から始まって中央パイプ7の方向に支持アーム8の横断面A1の高さが高さ方向Hに増大する。それによって支持アームプロフィール11は、長手方向Lを見る視線の方向に三角形状又は矢の形状の幾何学配置を得る。その場合に横断面A1は、横方向Qに対して垂直に支持アームプロフィール11とカバーパネル17の切断面として定義される。横断面A1は、支持アーム8の横切断面と称することもできる。
中央パイプ7は、フランジ25、26によって支持アームプロフィール11と堅固に結合されている。そのためにフランジ25、26は多数のねじ27によって支持アームプロフィール11と螺合することができる。フランジ25、26は、中央パイプ7と溶接することができる。中央パイプ7は、好ましくは同様に鋼材料から形成されている。中央パイプ7は、チタン材料又はアルミニウム材料から、あるいはGFK又はCFKから形成することもできる。GFK又はCFKを使用する場合には、好ましくはきわめて少ない重量も達成することができる。
支持アーム8は、横方向Qに互いに離隔して配置された2つの支持アーム切り欠き28、29を有しており、それらが支持アームプロフィール11を貫通している。特に第1の支持アーム切り欠き28と第2の支持アーム切り欠き29が設けられている。これらの支持アーム切り欠き28、29は、U字形状の幾何学配置を有している。支持アーム切り欠き28、29は、高さ方向Hにおいてカバーパネル17によって次のように、すなわち支持アーム切り欠き28、29の周面がそれぞれ支持アーム8の材料によって完全に取り巻かれるようにして、閉鎖されている。支持アーム切り欠き28、29は、支持アームプロフィール11の第1のベルト12によっても第2のベルト13によっても挿通されている。接曲部15、16は、支持アーム切り欠き28、29の領域内で中断されている。
プロフィール支持体9、10は、横断面においてC字形状であって、図3及び図5に示すように、それぞれ第1のベルト30、第1のベルト30から離隔しかつそれに対して平行に配置された第2のベルト31及び第1のベルト30を第2のベルト31と結合するウェブ32を有している。プロフィール支持体9、10は、それぞれ横断面A2を有している。横断面A2は、プロフィール支持体9、10の横断面と称することもできる。その場合に横断面A2は、長手方向Lに対して垂直にそれぞれのプロフィール支持体9、10の切断面として定義される。プロフィール支持体9、10は、閉成された横断面を有することもできる。
プロフィール支持体9、10は次のように、すなわちプロフィール支持体9、10のそれぞれの横断面A2が少なくとも部分的にそれぞれの支持アーム切り欠き28、29の内部に配置されるように、支持アーム切り欠き28、29に挿通されている。図3において認識されるように、プロフィール支持体9、10のそれぞれの横断面A2は、一部がそれに対応づけられた支持アーム切り欠き28、29の内部に、そして一部はそれに対応づけられた支持アーム切り欠き28、29の外部に配置されている。すなわち、プロフィール支持体9、10はそれに対応づけられた支持アーム切り欠き28、29の内部に完全には配置されていない。
各プロフィール支持体9、10は、シャーシアセンブリ4の長手方向Lに延びるプロフィール支持体切り欠き33を有している。プロフィール支持体9、10のそれぞれのプロフィール支持体切り欠き33を通して支持アーム8が、支持アーム8の横断面A1が少なくとも部分的にそれぞれのプロフィール支持体切り欠き33の内部に配置されるようにして、挿通されている。特に支持アーム8のカバーパネル17は、プロフィール支持体9、10のそれぞれのプロフィール支持体切り欠き33を通して挿通されている。その場合にカバーパネル17は、それぞれのプロフィール支持体9、10と接触しないように、プロフィール支持体切り欠き33を通して挿通されている。
シャーシアセンブリ4を組み立てるために、まず中間フレーム3がシャーシフレーム2と結合される。そのために中間フレーム3は、たとえばシャーシフレーム2と螺合することができる。最初にカバーパネル17が、その角張った形状に基づいてプロフィール支持体切り欠き33内へ挿入される。次に中央パイプ7がフランジ25、26及び支持アーム8と共に、上述したように、軸受装置を用いて移動可能に中間フレーム3と結合される。その場合にプロフィール支持体9、10の支持アーム切り欠き33が、プロフィール支持体9、10に対して所定の間隔で少なくとも部分的にプロフィール支持体9、10を包囲する。この包囲の領域内に、プロフィール支持体9、10のウェブ32は、すでに上述したようなプロフィール支持体切り欠き33を有している。
その場合に長手方向Lと高さ方向Hにおけるそれぞれのプロフィール支持体切り欠き33の広がりは、長手方向Lにおける接曲部15、16の幅が、長手方向Lにおけるプロフィール支持体切り欠き33の長さよりも小さいくなるような大きさに選択されている。高さ方向Hにおけるプロフィール支持体切り欠き33の高さは、少なくとも、シャーシアセンブリ4がねじれ、あるいは歪んだ場合に接曲部15、16がプロフィール支持体切り欠き33に接触することがない大きさに選択されている。
その後支持アームプロフィール11が、図3の方向づけにおいて下側をカバーパネル17によって閉鎖され、そのカバーパネルの平坦な面とは異なる屈曲された形状が、支持アームプロフィール11の下方の輪郭に相当する。長手方向Lにおけるカバーパネル17の幅は、接曲部15、16の幅に相当するように選択されている。カバーパネル17に設けられている孔20、21は、接曲部15、16の孔18、19と整合している。孔18から21内へねじ22が挿入されて、カバーパネル17を支持アームプロフィール11と結合するために互いに螺合される。カバーパネル17を取り付けるために、カバーパネルが支持アームプロフィール11に沿ってプロフィール支持体切り欠き33内へ挿通されて、支持アームプロフィール11と螺合される。その場合に2つあるいはそれより多くのカバーパネル17を設けることができ、それらは互いに適切に分配される。これが、カバーパネル17の取付けを容易にする。
その場合にカバープシート17は、複数の機能を満たすことができる。最初はU字形状で下方へ向かって開放している支持アームプロフィール11を閉鎖することによって、支持アーム8の剛性が著しく増大する。特に支持アーム切り欠き28、29の領域内で支持アームプロフィール11が膨らむことが、効果的に阻止される。それによって、支持アームプロフィール11とカバーパネル17の材厚が小さい場合でも、支持アーム8の充分な剛性を得ることができる。さらにカバーパネル17はシャーシアセンブリ4の最大可能なトーションを、トーションが大きすぎる場合にカバーパネル17がプロフィール支持体9、10のそれぞれプロフィール支持体切り欠き33の上方のエッジ又は下方のエッジに当接するようにして、制限する。この場合においてシャーシアセンブリ4は、オフロード作用によって要請されるトーションに応じてもはや撓むことはできず、車軸のばね変位距離を使い尽くした結果、陸上車両1の少なくとも1つの車輪が地面から浮き上がる。これが、中間フレーム3をあまりに大きいトーションから保護する。
支持アームプロフィール11をカバーパネル17と結合することは、好ましくは、ねじ22によるねじ結合を介して行われる。これは、溶接結合に比較して効果的である。というのは、溶接継目は振動負荷がかかった場合にアンダーカットに基づいて構造的に弱い箇所を形成するからである。この理由から高い負荷がかかる領域内では溶接は回避される。さらに、溶接が難しい、きわめて硬い細粒鋼が選択され、それは溶接継目の回りの溶融されるゾーンの領域内で、粒子拡大に基づいてその高い強度を失う。特に、たとえばS500MC又はS700MCのようなより高い硬度の鋼を使用することができる。それによって他の鋼の使用に比較して著しい重量削減を達成することができる。他方で、材厚が変わらない場合には、より品質の低い鋼も使用される。
さらに重量を削減するために、付加的な開口部又は切り欠きを設けることができ、それらの位置は、支持アーム8の剛性に悪い影響を与えることがないように、選択される。さらに支持アーム切り欠き28、29及び/又はプロフィール支持体切り欠き33を補強することができる。そのためにたとえばスリーブ、二重パネル又はねじ込み式穴あきパネルを使用することができる。さらに、ノッチのような、特に負荷のかかる領域を回避するために、支持アーム切り欠き28、19及び/又はプロフィール支持体切り欠き33の形状付与を、幾何学的に変化させることが可能である。
図6は、図1及び図2に示す陸上車両1のためのシャーシアセンブリ4の他の実施形態を斜視図で図式的に示している。図6に示すシャーシアセンブリ4は、図3に示すシャーシアセンブリ4とは異なり、プロフィール支持体9、10は、プロフィール支持体9、10のそれぞれの横断面A2がそれぞれの支持アーム切り欠き28、29の内部に完全に配置されるように、支持アーム切り欠き28、29を通して挿通されている。そのためにプロフィール支持体9、10がそれぞれ横断面狭窄部34を有しており、それは、下方又は第1のベルト30が上方又は第2のベルト31へ向かって案内されることにより、形成されている。
図7は、図1及び図2に示す陸上車両1のためのシャーシアセンブリ4の他の実施形態を斜視図で図式的に示している。図7に示すシャーシアセンブリ4は、図3に示すシャーシアセンブリ4とは異なっており、まず、中間フレーム3のプロフィール支持体9、10は、プロフィール支持体9、10のそれぞれの横断面A2がそれぞれの支持アーム切り欠き28、29の内部に完全に配置されるように、支持アーム切り欠き28、29を通して挿通されている。さらに、中間フレーム3のプロフィール支持体9、10と同様にシャーシアセンブリ4の長手方向Lに延びる、シャーシフレーム2のプロフィール支持体35、36が次のように、すなわち図8に示すそれぞれのプロフィール支持体35、36の横断面A3が少なくとも部分的にそれぞれの支持アーム切り欠き28、29内に配置されるように、それぞれの支持アーム切り欠き28、29を通して挿通されている。その場合に横断面A3は、長手方向Lに対して垂直のそれぞれのプロフィール支持体35、36切断面として定義されている。
プロフィール支持体35、36は、スチール支持体である。各プロフィール支持体35、36は、下方又は第1のベルト37、第1のベルト37から離隔し、かつそれに対して平行に配置された上方又は第2のベルト38及び第1のベルト37を第2のベルト38と結合するウェブ39を有している。プロフィール支持体35、36の第2のベルト38上に、それぞれ中間フレーム3のプロフィール支持体9、10が支持されている。シャーシフレーム2のプロフィール支持体35、36は、高さ方向Hにおいて中間フレーム3のプロフィール支持体9、10よりも大きい高さを有している。シャーシフレーム2のプロフィール支持体35、36は、それぞれプロフィール支持体切り欠き40を有しており、それに支持体アーム8が次のように、すなわち支持体アーム8の横断面A1が少なくとも部分的にプロフィール支持体切り欠き40の内部に配置されるように、挿通されている。
プロフィール支持体切り欠き40は、それぞれプロフィール支持体35、36のウェブ39内に配置されている。特にカバーパネル17がプロフィール支持体切り欠き40に挿通されているので、それぞれのプロフィール支持体35、36の横断面A3の一部が支持アーム切り欠き28、29の内部に、そして横断面A3の一部がそれぞれの支持アーム切り欠き28、29の外部に配置されている。さらに支持アームプロフィール11内に、たとえば重量を削減するため、あるいは駆動軸を挿通するために、切り欠き41を設けることができる。
図9は、図1及び図2に示す陸上車両1用のシャーシアセンブリ4の他の実施形態を図式的に斜視図で示している。図9に示すシャーシアセンブリ4は、図7に示すシャーシアセンブリ4とは異なり、シャーシフレーム2のプロフィール支持体35、36も支持アーム8の支持アーム切り欠き28、29を通して、プロフィール支持体35、36のそれぞれの横断面A3が完全に支持アーム切り欠き28、29の内部に配置されるように、挿通されている。さらに、中間フレーム3のプロフィール支持体9、10とシャーシフレーム2のプロフィール支持体35、36は、高さ方向Hにそれぞれ同一の高さを有している。
本発明はいくつかの実施例を用いて説明されているが、本発明は多様に修正可能である。
1 陸上車両
2 シャーシフレーム
3 中間フレーム
4 シャーシアセンブリ
5 上部構造
6 支持装置
7 中央パイプ
8 支持アーム
9 プロフィール支持体
10 プロフィール支持体
11 支持アームプロフィール
12 ベルト
13 ベルト
14 ウェブ
15 接曲部
16 接曲部
17 カバーパネル
18 孔
19 孔
20 孔
21 孔
22 ねじ
23 収容部材
24 収容部材
25 フランジ
26 フランジ
27 ねじ
28 支持アーム切り欠き
29 支持アーム切り欠き
30 ベルト
31 ベルト
32 ウェブ
33 プロフィール支持体切り欠き
34 横断面狭窄部
35 プロフィール支持体
36 プロフィール支持体
37 ベルト
38 ベルト
39 ウェブ
40 プロフィール支持体切り欠き
41 切り欠き
A1 横断面
A2 横断面
A3 横断面
DA 回転軸
g 重力方向
H 高さ方向
L 長手方向
Q 横方向

Claims (15)

  1. 陸上車両(1)用の、特にオフロードのトラック用の、シャーシアセンブリ(4)であって、
    シャーシフレーム(2)を有し、
    シャーシフレーム(2)と結合された中間フレーム(3)を有し、前記中間フレームが少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)を有しており、前記プロフィール支持体がシャーシアセンブリ(4)の長手方向(L)に延びており、かつ
    陸上車両(1)の上部構造(5)を支持するための支持装置(6)を有し、支持装置(6)が中間フレーム(3)に移動可能に支承されており、かつシャーシフレーム(4)の横方向(Q)に延びる、支持アーム切り欠き(28、29)を備えた支持アーム(8)を有し、少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)が支持アーム切り欠き(28、29)を通して次のように、すなわち少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)の横断面(A2)が少なくとも部分的に支持アーム切り欠き(28、29)の内部に配置されるように、挿通されている、
    陸上車両用のシャーシアセンブリ。
  2. 少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)が、接触なしで支持アーム切り欠き(28、29)を通して挿通されている、ことを特徴とする請求項1に記載のシャーシアセンブリ。
  3. 支持アーム(8)が支持アームプロフィール(11)及び支持アームプロフィール(11)と結合された少なくとも1つのカバーパネル(17)を有している、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシャーシアセンブリ。
  4. 少なくとも1つのカバーパネル(17)がシャーシアセンブリ(4)の高さ方向(H)において支持アーム切り欠き(28、29)を次のように、すなわち支持アーム切り欠き(28、29)の周面が支持アーム(8)の材料によって完全に包囲されるように、閉鎖している、ことを特徴とする請求項3に記載のシャーシアセンブリ。
  5. 支持アームプロフィール(11)が、第1のベルト(12)、第2のベルト(13)および第1のベルト(12)を第2のベルト(13)と結合するウェブ(14)を有して横断面(A1)においてU字状に形成されており、少なくとも1つのカバーパネル(17)が第1のベルト(12)を第2のベルト(13)と結合し、かつ支持アーム切り欠き(28、29)が第1のベルト(12)も第2のベルト(13)も貫通している、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のシャーシアセンブリ。
  6. 第1のベルト(12)と第2のベルト(13)とにそれぞれ接曲部(15、16)が設けられており、前記接曲部がそれぞれウェブ(14)から離れる方向を向いており、少なくとも1つのカバーパネル(17)が接曲部(15、16)と結合され、特に螺合されている、ことを特徴とする請求項5に記載のシャーシアセンブリ。
  7. 少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)がプロフィール支持体切り欠き(33)を有しており、支持アーム(8)がプロフィール支持体切り欠き(33)を通して、支持アーム(8)の横断面(A1)が少なくとも部分的にプロフィール支持体切り欠き(33)の内部に配置されるように、挿通されている、ことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載のシャーシアセンブリ。
  8. 少なくとも1つのカバーパネル(17)がプロフィール支持体切り欠き(33)を通して挿通されている、ことを特徴とする請求項7に記載のシャーシアセンブリ。
  9. 支持アーム(8)がプロフィール支持体切り欠き(33)を接触なしで通して挿通されている、ことを特徴とする請求項7又は8に記載のシャーシアセンブリ。
  10. 少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)が支持アーム切り欠き(28、29)を通して、少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)の横断面(A2)が完全に支持アーム切り欠き(28、29)の内部に配置されるように、挿通されている、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシャーシアセンブリ。
  11. 少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)が横断面狭窄部(34)を有しており、前記横断面狭窄部が支持アーム切り欠き(28、29)を通して挿通されている、ことを特徴とする請求項10に記載のシャーシアセンブリ。
  12. 中間フレーム(3)の少なくとも1つのプロフィール支持体(9、10)に加えて、シャーシフレーム(2)の少なくとも1つのプロフィール支持体(35、36)が支持アーム切り欠き(28、29)を通して挿通されており、シャーシフレーム(2)の少なくとも1つのプロフィール支持体(35、36)が支持アーム切り欠き(28、29)を通して、シャーシフレーム(2)の少なくとも1つのプロフィール支持体(35、36)の横断面(A3)が少なくとも部分的に支持アーム切り欠き(28、29)の内部に配置されるように、挿通されている、ことを特徴とする請求項10又は11に記載のシャーシアセンブリ。
  13. シャーシフレーム(2)の少なくとも1つのプロフィール支持体(35、36)がプロフィール支持体切り欠き(40)を有しており、支持アーム(8)がプロフィール支持体切り欠き(40)を通して、支持アーム(8)の横断面(A1)が少なくとも部分的にプロフィール支持体切り欠き(40)の内部に配置されるように、挿通されている、ことを特徴とする請求項12に記載のシャーシアセンブリ。
  14. 支持装置(6)が、長手方向(L)に延びる中央パイプ(7)を有しており、前記中央パイプが支持アーム(8)と堅固に結合されており、中央パイプ(7)が中間フレーム(3)に移動可能に支承されている、ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のシャーシアセンブリ。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載のシャーシアセンブリを有する陸上車両、特にオフロードのトラック。
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