JP2019518441A - 蒸気吸引用デバイスを制御する方法およびその方法を実行する蒸気吸引用デバイス - Google Patents

蒸気吸引用デバイスを制御する方法およびその方法を実行する蒸気吸引用デバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、電力源と、気化されるリキッドの容器と、エアロゾルをもたらすためにリキッドを気化させるアトマイザと、吸気センサと、制御ユニットとを含む蒸気吸引用デバイスを制御する方法であって、(a)蒸気吸引用デバイスの作動を検出するために試験をし、蒸気吸引用デバイスが作動されるとステップ(b)に移るステップと、(b)パフの吸気の存在を検出するために試験をし、パフの吸気が検出されるとすぐにステップ(c)に移るステップと、(c)各パフの間、第1の制御イベントを監視し、第1の制御イベントが発生していない場合はステップ(b)に戻り、第1の制御イベントが発生した場合はステップ(d)に進むステップと、(d)第1の制御イベントが発生するとすぐに蒸気吸引用デバイスを待機にさせるステップと、を特徴とし、エアロゾルは、デバイスが待機しているときでなく作動されているときの吸気の場合に生成可能である。
【選択図】なし

Description

本発明は、蒸気吸引用デバイス(vaping device)を作動させる手段と、制御イベントを判断する手段と、制御イベントが発生したときに蒸気吸引用デバイスを待機にさせる手段とを含む、制御手段を備えた蒸気吸引タイプの吸入デバイスに関する。本発明は、そのようなデバイスを制御する方法にも関する。
蒸気吸引用デバイスというのはつまり、特に電子シガレットまたはeシガレット、電子シーシャ、電子シガー、電子シガリロ、電子パイプ、およびより広く、eリキッドと呼ばれる液体を加熱することにより、吸入用のエアロゾルを生成し、喫煙用タバコを含む製品の代用品として使用されることを特に意図されたデバイスのことである。これらは、医薬品を吸入するためにも使用可能である。
蒸気吸引用デバイスは、ますます一般的になっており、人々が喫煙をやめるための支援に貢献する。様々な蒸気吸引用デバイスは、同じ形で動作し、事実上はその外形のみが異なる。以下の説明は、eシガレット(電子タバコ)の例に基づいてなされるが、他のすべてのタイプの蒸気吸引用デバイスに置き換えることができる。
これらの蒸気吸引用デバイスは、概して以下の構成要素を含む:
−蓄電池、バッテリ、またはさらにコンセントへの接続など、電気エネルギー源、
−エアロゾルを生成する機能を果たし、プロピレングリコール、香味料、またはニコチンなどの様々な添加物を含むeリキッドを含んだ、カートリッジ、
−カートリッジからeリキッドを低温で気化させるように設計された発熱抵抗により概して構成されるアトマイザ、
−蒸気吸引用デバイスの使用中、種々のパラメータを処理するマイクロプロセッサ、
−蒸気吸引者がパフを吸う時を検出し、マイクロプロセッサがアトマイザをオンにするようにマイクロプロセッサに信号を送信する、加圧(under-pressure)センサ、ならびに
−単に蒸気吸引用デバイスが作動されていることを示すか、またはタバコの燃焼をまねた高温発光点を表すかいずれかに役立つLED。
カートリッジとアトマイザとが「カトマイザ」または「クリアロマイザ」と呼ばれる単一の構成要素に組み合わされることはよくある。eシガレットは、一般に、使用されていないときの待機モードか、または使用者が使用しているときの作動モードかのいずれかにある。
消費者は、容器またはカトマイザを充填することから始め、バッテリが十分に充電されていることを確認する。消費者がボタンを押下することで電子シガレットを手動でオンにするか、またはマイクロプロセッサが加圧センサを使用して検出する最初の吸気で電子シガレットは自動的にオンに切り替えられる。次に、マイクロプロセッサは発熱抵抗を作動させて、LEDをオンにする。リキッドが約60℃に到達するとすぐに、エアロゾルが形成され、これが蒸気吸引者によって吸気される。リキッドがニコチンなど確認されている効果を有する物質を含む場合、この物質が蒸気吸引者により吸入される。ニコチン含有エアロゾルが燃焼なしに形成されるので、eシガレットは、タバコの喫煙をやめる支援をするために従来のシガレットに代わるものとして優れていると考えられている。
従来のシガレットでは、喫煙者はシガレットが完全に消費されるまで、パフのたびに或る用量のニコチンを得る。慌ただしく短い間隔でシガレットを吸う喫煙者もいれば、よりやさしく時間をかけて吸い、パフの合間にシガレットを自然に燃焼させる喫煙者もいる。したがって、同じシガレットでも、喫煙方法によっては、同量のニコチンを提供しない。一方、各人は自身の消費形態によって、自分が1日あたり何本のシガレットを喫煙するか、おおよそ知っている。したがって、シガレットは、各人特有の或る種の測定単位である。
従来のシガレットとは違い、eシガレットは燃え尽きない。したがって、シガレットのほんの一部にしか相当しないであろう数回だけのパフを時折得ることも可能である。しかし、従来のシガレットで可能であったと考えられるよりもはるかに多くのパフを吸うことも可能である。したがって、蒸気吸引者は、「継続的な蒸気吸引」の問題に直面することが多い。結果として、1日の間に吸入したニコチンの量を正確に知ることが難しい。したがって、蒸気吸引者は、実際に気がつくことなくいつの間にかニコチンの過剰摂取状態になっている場合もある。eシガレットは従来のシガレットをやめるのを容易にするが、ニコチンをやめることを容易にするものではないことが観測されている。
したがって、一部の製造業者は、何らかの明確に定義された期間中のみ動作可能なeシガレットを設計した。当該期間外は、eシガレットは動作できない状態にとどまる。もう1つの解決策は、蒸気吸引者が自身の身振りを自覚するように、蒸気吸引者からの積極的動作を要求することにある。例えば、従来のシガレットのように、蒸気吸引者がライターの炎で火を付けた後のみオンになる電子シガレットを記載している特許出願である特許文献1を引用できる。
本発明の目的は、タバコの喫煙者が「シガレット」ユニットの概念に再び慣れるのを支援するために、喫煙者になじみのある様相を復活させることである。もう1つの目的は、本方法が医療用途の吸入デバイスに適用される場合、患者により吸収される薬剤の用量を制御すること、ならびに連続した2回の摂取間の間隔を守ることである。
国際公開第2007/077167A1号
これらの目的は、以下のステップを提供する本発明の制御方法により達成される:
(a)吸入デバイスの作動を検出するために試験をし、吸入デバイスの作動が検出されるとすぐにステップ(b)に移るステップと、
(b)パフの吸気の存在を検出するために試験をし、パフの吸気が検出されるとすぐにステップ(c)に移るステップと、
(c)各パフの間、第1の制御イベントを監視し、第1の制御イベントが発生しなければステップ(b)に戻り、または第1の制御イベントが発生していればステップ(d)に進むステップと、
(d)蒸気吸引用デバイスを待機にさせるステップ、
エアロゾルは、デバイスが待機しているときでなく作動されているときに吸気があれば生成されることが可能である。
第1のイベントが発生したと使用者に通知することは有用かもしれない。このために、デバイスが待機にされるときにステップ(d)において信号が放出されることを規定できる。
この制御方法は、各パフの合間の一時停止中に第2の制御により補足可能である。このために、ステップ(b)において、吸気は不存在と結論づけた各試験の後、すなわち連続した2つのパフの合間または作動から最初のパフまでの間の各一時停止中、第1の制御イベントと同一のまたは異なる第2の制御イベントが監視され、本方法は、第2の制御イベントが発生した場合は直接、ステップ(d)にて継続する。
医療分野では、薬剤が規則的な間隔で投与されなければならないのは一般的である。これらの間隔を守らなければ、薬の摂取が時間的に近すぎる場合にしろ、処方された間隔を超過する場合にしろ、患者にとって深刻な結果となる可能性がある。複数の摂取が互いに近づきすぎるのを予防するために、2回の摂取の合間に特定の時間間隔が経過するまで、吸入器の再作動を防止することは興味深いかもしれない。4時間おきに摂らなければならない薬を例にとると、以前に待機モードに入った後4時間未満で吸入器を再作動させるのを防止する、阻止時間遅延と呼ばれる時間遅延を提供できる。これと同じ原則を蒸気吸引用デバイスに適用して、蒸気吸引用デバイスを再び使用し始める前にしばらく待つよう蒸気吸引者に強制することができる。したがって、本方法は、吸入デバイスが、ステップ(a)において前に作動されてから、またはステップ(d)において前に待機にされてから、または所定の動作が実行されてから、阻止間隔(Delay1,Delay2)と呼ばれる最小時間間隔が経過した後にのみステップ(a)において作動されることが可能であると規定できる。場合によっては、特に薬剤の場合、待機にさせてから次の再作動までの時間ではなく、連続した2つの作動の合間の時間を制御することも可能である。したがって、患者は、前の用量を摂るのにかかった時間にかかわらず、例えば4時間おきに、或る用量の薬品を摂り始めることになる。
さらに、患者が2回の摂取間の間隔を守るのを支援するために、次の用量を摂る時間であると患者に注意することが有用かもしれない。このために、吸入デバイスの作動を防止した時間遅延の満了後、第2の時間遅延をトリガすることを規定でき、第2の時間遅延は、終了に至ると、最新の用量をまだ摂っていないと患者に警告する信号の放出をトリガする。この時間遅延は、例えば最初の吸気により吸入デバイスが作動されるまで、各満了の後に自動的に再起動できる。この目的で、阻止間隔(Delay1,Delay2)の満了後、ステップ(a)において吸入デバイスが作動されていない限り、リマインダ間隔(tlima)と呼ばれる規則的な間隔で信号が放出されることを規定できる。
本発明の好適な実施形態において、各吸気中に生成されるエアロゾルの体積を求め、蒸気吸引用デバイスまたは吸入デバイスの消費過程でこれらの体積を累積し、この累積体積を、従来型の対応する喫煙デバイス(シガレット、シガー、パイプ、シーシャなど)が生成したであろう体積に相当する基準体積または薬剤の用量に相当する体積と比較することが規定される。蓄積した体積が基準体積に到達するとすぐに、蒸気吸引用デバイスは待機に入り、したがって、「シガレット」を吸い終えたことを蒸気吸引者に、または処方用量を吸収したことを患者に示す。したがって、基準体積への到達は、第1のイベントを構成する。このために、ステップ(c)は、ステップ(c)の通過のたびに実行される以下のサブステップを含む:
(c1)ステップ(c)の現在の通過(i)中に生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を求めるサブステップ、
(c2)ステップ(a、b、またはc)の前の通過(i−1)の累積体積(Vcum(i−1))に、ステップ(c)の現在の通過中に生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を加算することにより、エアロゾルの累積体積(Vcum(i))を計算するサブステップであって、蒸気吸引用デバイスの作動時点の累積体積(Vcum(0))は0の値を有する、サブステップ、
(c3)累積体積(Vcum(i))を、所定の閾値体積(Vcig)と比較するサブステップであって、その後本方法は、累積体積(Vcum(i))が閾値体積(Vcig)未満であればステップ(b)の初め、すなわち吸気の存在の試験にて継続し、または本方法は、累積体積(Vcum(i))が閾値体積(Vcig)以上であればステップ(d)にて継続する、サブステップ。
本方法が、例えば電子シガレットなどのタバコの代用品に適用される場合、各一時停止中に、ゆっくりとした消費により2つの吸気の合間に従来のシガレットにより生成されたであろう煙の体積に対応するエアロゾルの架空の体積を計算することを規定できる。この架空の体積は、吸気中に生成されたエアロゾルの累積体積に加算され、次にこの累積された体積が閾値体積と比較される。蒸気吸引用デバイスは、閾値体積に到達するとすぐに待機にされる。したがって、蒸気吸引用デバイスが一時停止中に待機に入ることが可能である。このために、ステップ(b)は、吸気が不存在と判断したステップ(b)における各試験の後、すなわち連続した2つの吸気の合間の一時停止中に実行される以下のサブステップを含むことができる:
(b1)ステップ(b)の現在の通過(i)に関連するエアロゾルの架空の体積(Vcn(i))を求めるサブステップ、
(b2)吸気中に以前生成されたエアロゾルの体積と、一時停止中に以前生成された架空の体積との累積体積(Vcum(i))を、ステップ(a、b、またはc)の前の通過(i−1)の累積体積(Vcum(i−1))に、ステップ(b)の現在の通過(i)のエアロゾルの架空の体積(Vcn(i))を加算することにより計算するサブステップであって、蒸気吸引用デバイスの作動時点の累積体積(Vcum(0))は0の値を有する、サブステップ、
(b3)累積体積(Vcum(i))を、所定の閾値体積(Vcig)と比較するサブステップであって、本方法は、累積体積(Vcum(i))が閾値体積未満であればステップ(b)の初め、すなわち吸気の存在の試験、にて継続し、または本方法は、累積体積(Vcum(i))が閾値体積(Vcig)以上であればステップ(d)にて継続する。
実際には、一時停止中のステップ(b)の通過によるエアロゾルの架空の体積(Vcn(i))は、一定(Vcn)と考えることができる。
累積体積は、吸気ごとおよび一時停止ごとに継続期間が変化する時間間隔をそれぞれが定義する、各吸気または各一時停止の終わりに計算されて、閾値の値と比較されることが可能である。ただし、累積体積(Vcum(i))を、吸気ごとまたは一時停止ごとに数回計算して閾値体積(Vcig)と比較することが好ましい。これは特に、最後の一時停止中に管理体積が閾値の値に到達してからかなり後に蒸気吸引者がパフを吸おうとするのを待つことなく、長い一時停止の後に蒸気吸引用デバイスを待機にさせることを可能にする。この事例では、時間間隔は、蒸気吸引用デバイスを統制する制御ユニットに存在するクロックの周波数に依存する。
本方法が薬剤の投与に使用される場合、煙の架空の体積の計算はもはや意味をなさない。一方、薬の用量を摂るのに利用可能な時間を制限するのは有用かもしれない。前もって決められた特定の時間後に、吸収された薬の量(Vcum(i))が処方用量(Vcig)に到達していなければ、薬の摂取を停止し、よって吸入デバイスを待機にさせることが有用かもしれない。このために、ステップ(b)が、吸気は不存在と判断した各試験の後の、ステップ(b)の通過のたびに実行される以下のステップを含むと規定できる:
(b1’)ステップ(b)の現在の通過(i)の継続期間(t(i))を判断するステップ、
(b2’)本方法が吸気は不存在とその間判断するステップ(b)の通過すべての累積継続期間(tcum(i))を、ステップ(b)の前の通過(i−1)の累積継続期間(tcum(i−1))に、ステップ(b)の現在の通過の継続期間(t(i))を加算することにより計算するステップであって、吸入デバイスの作動時の累積継続期間(tcum(0))は0の値を有する、ステップ、
(b3’)累積継続期間(tcum(i))を、所定の閾値継続期間(tlim)と比較するステップであって、本方法は、累積継続期間(tcum(i))が閾値継続期間(tlim)未満であればステップ(b)の初めにて継続し、または本方法は、累積継続期間(tcumb(i))が閾値継続期間(tlim)以上であればステップ(d)にて継続する、ステップ。
実際には、一時停止中のステップ(b)の通過の継続期間(t(i))は、一定(t)と考えることができる。
累積継続期間(tcum(i))を、一時停止ごとに数回計算して閾値継続期間(tlim)と比較することが好ましい。これは特に、前のパフのかなり後に新たなパフを患者が吸おうとするのを待つことなく、長い一時停止後に吸入デバイスを待機にさせることを可能にする。この事例では、ステップ(b)の各通過の継続期間(t(i))は、すべて同一に定義することができる。吸入デバイスは、吸収された薬剤の量(Vcum(i))が処方用量(Vcig)に到達しないまま待機状態に入るので、患者、薬品を適切に摂っているか監視する責任のある第三者、または監視プロセスが、この摂取の不足について信号の放出により知らせを受けることが好ましい。
待機にさせてからまたは最後の作動から特定の時間間隔が経過するまで、患者が吸入デバイスを再作動させるのを防止する時間遅延も提供できる。したがって、累積体積(Vcum(i))が閾値体積(Vcig)以上である場合にステップ(d)において待機にさせた後、第1の阻止時間遅延(Delay1)を提供でき、閾値制御継続期間(tlim)の満了後にステップ(d)において待機にさせた後、第2の阻止時間遅延(Delay2)を提供でき、第2の時間遅延(Delay2)の継続期間は、好適には、第1の時間遅延(Delay1)の継続期間マイナス閾値制御継続期間(tlim)と等しい。
生成されるエアロゾルの体積は、より容易に測定可能なパラメータを使用して測定または推定できる。例えば、ステップ(c1)において、好適には吸気センサを使用して、ステップ(c)の現在の通過(i)の吸気の強さ(Pasp(i))を判断し、さらに/またはステップ(c)の現在の通過(i)のアトマイザの温度(Tres(i))を求め、次にステップ(c)の現在の通過(i)中に生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を、吸気の強さ(Pasp(i))および/またはアトマイザの温度(Tres(i))の関数として計算することを規定することができる。
アトマイザの温度が、超過すると有害な生成物が放出され得る特定の温度閾値を上回るのを防止するために、吸気中のステップ(c)の通過(i)のたびに、アトマイザの温度(Tres(i))を求め、それを閾値の値(Tmax)と比較し、アトマイザの温度(Tres(i))が閾値の値(Tmax)よりも高ければアトマイザの加熱が制限されることが好ましい。
アトマイザの温度は、他の測定可能または判定可能なパラメータを使用して測定または判断のいずれかをされることが可能である。とはいえ、吸気が強いほど、アトマイザは強く加熱され、温度上昇は大きくなる。吸入デバイスの中の空間またはその構成が許す場合は、温度センサを使用することが好ましい。しかしながら、蒸気吸引用デバイスでそのようなセンサを使用するのは難しい。実際、カトマイザは電子シガレットにねじ込まれる交換可能な部品である。したがって、カトマイザ内部にある温度センサと、eシガレットのマイクロプロセッサとの接触を保証するのは容易ではない。この事例では、一方では初期温度、他方では吸気の強さ、吸気の継続期間、および電源の電圧の関数として温度を推定することが好ましい。したがって、以下のステップを提供することが可能である:
蒸気吸引用デバイスの作動後に、
−アトマイザの温度が所定値(Tres(0))に設定され、
次に各吸気中、ステップ(c)の通過(i)のたびに、
−吸気の強さ(Pasp(i))が、好適には吸気センサを使用して、判断され、
−電力源の端子における電圧(Ubat(i))が測定され、
−アトマイザの温度(Tres(i))が、一方ではステップ(a、b、またはc)の前の通過(i−1)におけるアトマイザの温度(Tres(i−1))の関数として、他方では吸気の強さ(Pasp(i))および電力源の端子における電圧(Ubat(i))の関数として求められ、
吸気の合間の各一時停止中、および/または待機モード中、ステップ(a)または(b)の通過(i)のたびに、
−アトマイザの温度(Tres(i))が、ステップ(a、b、またはc)の前の通過(i−1)におけるアトマイザの温度(Tres(i−1))の関数として求められる。
一般に、蒸気吸引用デバイスは、蒸気吸引者にそのデバイスが作動されていると示すためにLEDなどの光源を備える。各吸気中、光源が点灯されるのが好ましい。ステップ(c)の通過(i)のたびに光源の光度が吸気の強さ(Pasp(i))に依存でき、さらに/または光源は、各吸気の終わりに次第に消えることができ、さらに/または光源は、パルス幅を変調(PWM)された信号により給電できる。
ステップ(a)における蒸気吸引用デバイスの作動は、例えばスイッチを押下することにより、さらに/または蒸気吸引用デバイスをケースから取り出すことにより自動的に、さらに/または最初の吸気で、さらに/または好適には炎である熱源が蒸気吸引用デバイスに配置された検出器に近づけられた後にトリガされることが可能である。最初の吸気により作動がトリガされれば、最初の一時停止である作動から最初の吸気までの間の時間は直接終わる。
アトマイザの加熱は、パルス幅を変調(PWM)される信号により制御できる。
蒸気吸引用デバイスが待機に入ってすぐに蒸気吸引用デバイスを作動し直すことにより蒸気吸引者が本制御方法を免れるのを防止するために、ステップ(a)における蒸気吸引用デバイスの作動は、以前に待機にさせてから最小時間間隔が経過した後まで、または所定の動作が実行された後まで、トリガできないことが好ましい。例えば、蒸気吸引用デバイスはケースに収納されなければならないと規定できる。
ステップ(a)における吸入デバイスの作動が吸入デバイスをケースから取り出すことによりトリガされる場合、少なくとも1つの吸気が検出された後に吸入デバイスがケースに戻されるたびに増分されるカウンタを提供することが好ましいことがある。この事例では、カウンタは1日に1回リセットでき、カウンタ値を吸入デバイスおよび/またはケース上に配置された画面に表示できる。
より一般的に、本方法がステップ(d)を通るたびに増分されるカウンタを提供することが好ましい。このカウンタは1日に1回リセットでき、カウンタ値を吸入デバイスおよび/またはケース上に配置された画面に表示できる。
本発明はさらに、電力源と、気化されるリキッドのための容器と、エアロゾルを生成するためにリキッドを気化させるアトマイザと、吸気センサと、制御ユニットとを含む蒸気吸引用デバイスに関し、容器およびアトマイザは、単一の構成部品に組み合わされることが可能である。本発明のデバイスは、制御ユニットが本発明の方法を実装する手段を備えることを特徴とする。
吸入デバイスには、好適には、統計データ、例えば、所定の時間単位中に生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量について、または本方法がステップ(d)を通った或る時間単位あたりの回数についての情報、好適には1日あたりの生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量についての情報または本方法がステップ(d)を通った1日あたりの回数についての情報を表示するようになっている画面が装備される。これは、蒸気吸引者に、その日の間に蒸気吸引された「シガレット相当」数を通知するため、または患者に、その日の間に吸収された用量数を通知するためである。実際に吸収されたエアロゾルの体積の1日あたりの合計を示すことを規定でき、これは目的が吸収された1日あたりのニコチン量もしくは薬剤量を知ることであれば有用であるし、または蒸気吸引者が「シガレット相当」を参照しなければならない場合は吸収された体積および架空の体積の1日あたりの合計を示すことを規定できる。
蒸気吸引用デバイスは、デバイスの収納が可能なケースを備えることができる。このケースは、単純に収納および充電ボックスとして使用できる。eシガレットの消費を制御するために使用することもできる。この事例では、吸入デバイス上および/またはケース上に画面を設けることができる。この画面は、統計データ、好適には所定の時間単位中に生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量について、または本方法がステップ(d)を通った或る時間単位あたりの回数についての情報、好適には1日あたりの生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量についての情報または本方法がステップ(d)を通った1日あたりの回数についての情報を表示するように設計できる。ここでさらに、実際に吸収されたエアロゾルの体積の1日あたりの合計を示すことを規定でき、これは目的が吸収された1日あたりのニコチン量もしくは薬剤量を知ることであれば有用と考えられるし、または蒸気吸引者が「シガレット相当」を参照しなければならない場合は吸収された体積および架空の体積の1日あたりの合計を示すことを規定できる。
より一般的に、吸入デバイスは、本方法がステップ(d)を通るたびに増分されるカウンタを備えることができる。この事例において、カウンタは、好適には1日あたり1回リセットされ、カウンタ値は、好適には吸入デバイスおよび/またはケース上に配置された画面に表示される。
本発明による方法の実施形態について、以下の図面を使用して後述する。
eシガレットの概略図である。 本発明による制御方法の基本的なフローチャートである。 改善された基本的なフローチャートである。 ケースから取り去ることによる作動に関する詳細なフローチャートである。 最初の吸気による作動に関する詳細なフローチャートである。 最初の吸気による作動により薬剤を投与することに関する詳細なフローチャートである。 別の積極的行為による作動(炎を使用、ボタンを押下などしてデバイスをオンにする)に関する詳細なフローチャートである。
本発明は、蒸気吸引タイプの電子吸入デバイスに関する。蒸気吸引用デバイスは、シガレット、シガー、シガリロ、パイプ、シーシャなどのタバコ製品の代用品としての機能を果たすエアロゾル生成器として理解される。これらの蒸気吸引用デバイスは、特に、電子シガレット(またはeシガレット)、電子シガリロ、電子シガー、電子パイプ、および電子シーシャを含む。本方法はさらに、リキッドの蒸発により生成されたエアロゾルの形態での薬剤の投与にも適合する。単純にするために、吸入デバイスは「蒸気吸引用デバイス」または「eシガレット」と呼ばれるが、この用語が限定的となるものではない。
これらの蒸気吸引用デバイス(1)はすべて、事実上同じ構成要素を有し、主としてその外形が互いに異なる。蒸気吸引用デバイスは、特に以下を含む:
−電力源(2)、
−気化させるリキッド(一般的にeリキッドと呼ばれる)の容器、
−エアロゾルを生成するためにリキッドを気化させるアトマイザ、
−吸気センサ(3)、および
−マイクロプロセッサおよびクロックを備えた制御ユニット(4)。
容器とアトマイザとが、「カトマイザ」または「クリアロマイザ」(5)と一般的に呼ばれる単一の構成部品に組み合わされることはよくある。これらの構成要素は、リキッドをエアロゾルに転換する機能を果たす。このために、当該構成要素には、発熱抵抗(51)などの熱源が装備されている。この熱源は、吸気中にオンに切り替えられる。吸気が長く続くほど、熱源はより熱くなり、生成されるエアロゾルの体積は大きくなる。特に、タバコの代用品としての機能を果たすデバイスの事例では、カトマイザは、eシガレットの本体にねじ込まれる取り外し可能な部分である。実際には、eリキッドには香味が付けられることが多いので、eリキッドの混合を避けるために、香味ごと、またはさらにニコチン濃度ごとにも1つのカトマイザがあることが好ましい。
一般に、電力源は充電式の蓄電池(2)である。しかし、電力源はバッテリ、またはさらに商用電源などの外部電源により構成されることも可能である。蒸気吸引用デバイスがウォームアップ中であることを蒸気吸引者に示すために、蒸気吸引用デバイスは多くの場合、LED(6)などの光源を備え、光源は、蒸気吸引者がパフを吸い、かつアトマイザまたはカトマイザが電源供給を受けていると、点灯する。このLEDは、マウスピースの反対側の端部に配置されて、燃える過程でのタバコの火部をまねることができる。
図1は、例として、電子シガレットまたはeシガレットをその様々な構成部品とともに示す。以下の説明は、そのようなeシガレットの例に基づく。なお、本方法は、その他任意のタイプの蒸気吸引用デバイス、またはより一般的に、リキッドの気化によりエアロゾルを生成するようになっている任意のタイプの電子吸入デバイスに置き換えることも可能であろう。
炎で火を付けられた後、従来のシガレットは、タバコが使い尽くされるまで燃える。消費(consummation)は、喫煙者がパフを吸うときの加速した形で、または2つのパフの合間によりゆっくりと、のいずれかで発生する。したがって、吸気による煙の体積と、ゆっくりとした消費による煙の体積とがもたらされる。吸気による煙の体積は、吸気の継続期間および強さに依存する。さらに、吸気が強いほど、火部の温度は高くなり、生成される煙の体積は大きくなる。それに応じて残りのタバコの量は減少する。その一方で、ゆっくりとした消費は規則的で、一時停止の継続期間のみに依存する。
本発明の目的は、従来のシガレットのこのような消費過程を模倣したeシガレットの制御方法を提供することである。監視される第1のイベントについて判定が行われ、この第1のイベントが発生するとすぐにマイクロプロセッサがeシガレットを待機に入らせる。この第1のイベントの制御は、吸気中に実行可能である(図2)。
よって、この基本的な方法は、以下のステップにより特徴付けられる:
(a)吸入デバイスの作動を検出するために試験をし、吸入デバイスの作動が検出されるとすぐにステップ(b)に移るステップ、
(b)パフの吸気の存在を検出するために試験をし、パフの吸気が検出されるとすぐにステップ(c)に移るステップ、
(c)各パフの間、第1の制御イベントを監視し、第1の制御イベントが発生していない場合はステップ(b)に戻り、または第1の制御イベントが発生した場合はステップ(d)に進むステップ、
(d)吸入デバイスを待機にさせるステップ、
エアロゾルは、デバイスが待機しているときでなく作動されているときに吸気があれば生成されることが可能である。
第1のイベントと同一かまたは異なる、制御される第2のイベントについても判定を下すことができ、この第2のイベントが発生するとすぐに、マイクロプロセッサはeシガレットを待機に入らせる。この第2のイベントの制御は、連続した2つの吸気の合間の一時停止中に発生し得る(図3)。図3のフローチャートでは、各パフの合間の一時停止中の第2の制御により、基本の方法の第1の制御(ステップ(c)における第1のイベントの監視)が完了される。このために、ステップ(b)において、吸気は不存在と結論づけた各試験の後、すなわち連続した2つのパフの合間または作動から最初のパフまでの間の各一時停止中、第1の制御イベントと同一のまたは異なる第2の制御イベントが監視され、本方法は、第2の制御イベントが発生した場合はステップ(d)に直接進む。
本発明の第1の目的は、従来のシガレットの消費相当まで到達した後に、eシガレットが待機に入ることである。したがって、従来のシガレットでのタバコの完全な消費を反映するイベントを判断することが規定される。ここでは、同イベントは吸気中および一時停止中に制御される。
本発明のもう1つの目的は、正確な用量の薬剤を投与する機能を果たす電子吸入器を制御する方法を提供することである。制御されるイベント(決まった用量の投与)に関して判定が下され、この用量に到達するとすぐに、マイクロプロセッサは吸入デバイスを待機に入らせる(図2)。ここでは、投与される量の制御は吸気中にのみ実行される。一方、長すぎる一時停止または長すぎる投与継続期間の後、自動的に待機にさせることを規定できる(図3)。この事例では、第1の被制御イベント(投与される用量)は、第2の被制御イベント(一時停止の継続期間が長すぎる)とは異なる。
意図される用途または所望の複雑さに応じて、本方法によりさまざまなパラメータを考慮に入れることができる。
タバコの代用品としての機能を果たす吸入デバイスを対象とした第1の変形は、ステップ(c)が以下のサブステップを含むことを規定することができる:
(c1)現在のステップ(c)中に生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を求めるサブステップ、
(c2)前のステップ(c)中の累積体積(Vcum(i−1))に、現在のステップ(c)中に生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を加算することにより、エアロゾルの累積体積(Vcum(i))を計算するサブステップであって、吸入デバイスの作動時の累積体積(Vcum(0))は0の値を有する、サブステップ、
(c3)累積体積(Vcum(i))を、所定の閾値体積(Vcig)と比較するサブステップであって、その後本方法は、累積体積(Vcum(i))が閾値体積(Vcig)未満であればステップ(b)の初めにて継続し、または本方法は、累積体積(Vcum(i))が閾値体積(Vcig)以上であればステップ(d)にて継続する、サブステップ。
この単純な方法は、実際に生成されたエアロゾルの体積のみを考慮に入れる。
第1の単純な実施形態において、ステップ(c)において監視される第1のイベントおよびステップ(b)において監視される第2のイベントは、所定の使用継続期間とすることができる。使用継続期間に到達すると、eシガレットは待機に入る。使用継続期間は、従来のシガレットを喫煙するのに必要な平均時間と一致することができる。したがって、特定数の時間単位に関して判定が下される。当該時間単位のすべてが使い尽くされると、eシガレットは待機に入る。代わりの実施形態では、吸気は一時停止よりも多くの時間単位を消費すると規定できる。
かかる方法の他の例は、図4〜図7のフローチャートにおいて開示される。これらの、より複雑な方法は、各吸気中に生成されるエアロゾルの体積だけでなく、(i)各一時停止中に架空で生成されるエアロゾルの体積、(ii)一時停止の継続期間、および/または(iii)連続した2回の作動の合間もしくは待機にさせてから次の作動までの時間をも判断する。
2つの吸気の合間では、eシガレットはeリキッドを使用せず、一切のエアロゾルを生成しないのに対して、従来のシガレットはゆっくりと燃え、喫煙に利用できるタバコの量を削減する。同じように、変形実施形態において、吸気中に実際に生成されたエアロゾルの体積に加えて、エアロゾルの架空の体積を計算できる。本方法の全体にわたって、生成されたエアロゾルの体積と架空の体積とが加算され、次にこの累積体積が、従来のシガレットが提供する可能性が高い煙の合計体積に相当する閾値体積と比較される。蓄積した体積がこの閾値体積に到達しまたはそれを超過するとすぐに、eシガレットは待機にされる。
本方法は、生成されたエアロゾルの体積および架空の体積を各吸気または各一時停止の終わりに計算して、次に累積体積を計算するが、それと閾値の値との比較は各吸気および各一時停止の終わりにのみすることが可能であろう。この解決策の欠点は、とりわけ、蒸気吸引者がeシガレットを置き忘れた場合、eシガレットは累積体積の試験を通らないので、一時停止段階にあり待機に入らないということにある。したがって、計算および試験は継続的に行うほうが良い。
このために、マイクロプロセッサはクロックによりクロック制御される。クロックサイクル数はクロックの周波数に依存する。25Hzの周波数の場合は、1秒あたり25のクロックサイクルがある。すなわち、クロックは1/25秒おきにパルスを与える。マイクロプロセッサは、計算を実行し、試験を実施し、または物理量を測定するために1つ以上のクロックサイクルを使用する。したがって、フローチャートの各セルは、特定数のクロックサイクルを必要とする。よって、マイクロプロセッサは、フローチャートの特定の点から別の特定の点まで通るため、および本方法の特定のステップに対応する一連の命令を経るために特定の時間(期間)を必要とする。これら期間の継続期間は、各ステップ次第である。本方法は、作動を待っている待機のときでも、絶えずフローチャートを進む。したがって、吸気のたびに、本方法は、一連のステップ(b)吸気=yesおよび(c)吸気された体積を計算+累積体積を計算、吸気を検出する試験に戻る、をX回行い、次にステップ(b)吸気の試験を一時停止中にX回行う。明確さの理由で、それぞれの現行ステップの通過は、ステップ(a)、(b)、または(c)のいずれにしても値(i)を与えられ、前のステップ(a)、(b)、または(c)はステップ(i−1)である。ステップ(a)は、ステップ(a)またはステップ(d)に続くことができ、ステップ(b)は、ステップ(a)、ステップ(b)、またはステップ(c)に続くことができ、ステップ(c)は、ステップ(b)またはステップ(c)、またはステップ(a)と(b)とが組み合わされている場合はステップ(a)にも続くことができる。したがって、上記のステップ(i−1)または現ステップ(i)に続くステップ(i+1)は、必ずしも同じステップでない。以下では、ステップのうちの1つの通過を論じるために、一般的な用語「ステップ通過…」が使用される。
eシガレットの作動後、プロセッサは吸気を検出するまで吸気の存在を試験する。
吸気が不存在と判断された場合(したがって、一時停止中)にステップ(b)を通過(i)するたびに生成される架空の体積(Vcn(i))は、ほぼ一定である。これは基準値(Vcn)に設定される。吸気中にステップ(c)を通過(i)するたびに生成されるエアロゾルの体積は、吸気の強さ(Pasp(i))および抵抗の温度(Tres(i))に依存し、いずれもステップ(c)のこの通過(i)について測定される。一時停止中または待機モードにおいて、一時停止が長く続くほど、抵抗はより大きく冷める。したがって、吸気の初めには、抵抗は、それが最初の吸気か(開始温度=室温)、平均継続期間の一時停止に続く吸気か(低残留温度)、または以前の吸気のすぐ後に続く吸気か(高残留温度)に依存して、必ずしも同じ温度とは限らない。さらに、吸気の継続期間が長いほど、抵抗はより熱くなる。したがって、生成されるエアロゾルの体積を求める際、抵抗の温度を考慮に入れることが好ましい。この温度(Tres(i))は、センサを使用して直接測定されること、またはその他より容易に測定可能なパラメータを使用して推定されることが可能である。例えば、吸気中の温度(Tres(i))は、前のステップ通過(i−1)(Tpreres=Tres(i−1))にて推定された温度に、ステップ(c)の現在の通過(i)中の吸気の強さ(Pasp(i))およびバッテリの端子における電圧(Ubat(i))に依存する要素が加算されたものを使用して推定できる。一時停止中の温度(Tres(i))は、前のステップ通過(i−1)にて推定された温度(Tpreres=Tres(i−1))に対して、前のステップ通過(i−1)にて推定された温度(Tpreres=Tres(i−1))に依存する要素の減算をしたものの関数として推定される。当然のことながら、前のステップ通過(i−1)は、ステップ(a)の通過、ステップ(b)の通過、またはステップ(c)の通過とすることができる。
このような計算および推定のために、各ステップ通過(i)について、選択された変数パラメータの関数として推定値を示すテーブルまたはチャートが作成される。例えば、吸気中の抵抗の温度(Tres(i))を推定するために、前のステップ通過(i)にて推定された初期温度(Tpreres=Tres(i−1))に、バッテリの端子の電圧および吸気の強さ(Pasp(i))の関数としてテーブルに示された温度差が加算される。現在のステップ通過(i)の新たな推定温度(Tres(i))が得られ、これが今度は次のステップ通過(i+1)に対して、推定初期温度(Tpreres(i+1)=Tres(i))としての機能を果たす。一時停止中、前のステップ通過にて推定された初期温度(Tpreres=Tres(i−1))から、初期温度(Tpreres=Tres(i−1))の関数としてテーブルに示された温度差が減算される。したがって、このステップ通過(i)に対する新たな推定温度(Tres(i))が得られ、これが今度は次のステップ通過(i+1)について初期温度(Tpreres(i+1)=Tres(i))としての機能を果たす。eシガレットの作動時の初期温度は、所定値(Tini)に設定される。そこから始まって、温度は最初の吸気までこの値のままである。温度は次に、吸気の終わりまで、ステップ(c)の通過のたびに吸気のテーブルに示された変数差の分増加する。吸気が終了した後、吸気の終わりの温度は、次の吸気の初めまで、一時停止のテーブルに示された変数差の分、吸気なしでステップ(b)が通過されるたびに低下される。待機モード中、閾値の値、例えば初期温度(Tini)に到達するまで同じことが起こる。この待機モード中の制御により、待機に入った後すぐに蒸気吸引者がeシガレットを再作動させる場合に、完全に冷める時間がなかった抵抗の残留温度を考慮に入れることができる。制御は元の温度でなく残留温度で再開し、その結果、過熱を避けることができる。
エアロゾルの体積を計算する手順も同様である。eシガレットを作動させると、生成されたエアロゾルの体積(Vfum(0))および累積体積(Vcum(0))がゼロに設定される。吸気中にステップ(c)を通過(i)するたびに、生成される体積(Vfum(i))は、吸気の強さ(Pasp(i))および抵抗の温度(Tres(i))の関数として、生成される体積のテーブルに示される値に基づいて計算される。この生成される体積(Vfum(i))は、ステップ(b)または(c)の前の通過(i−1)中に計算された累積体積(Vcum(i−1))に加算される。一時停止の場合、架空の体積(Vcn)は、吸気が不存在と判断したステップ(b)の各通過について、当該の各ステップ(b)の通過に要した期間が同一の継続期間を有する場合、一定である。したがって、吸気のないステップ(b)の各通過の終わりに、累積した体積は(Vcn)増加される。
抵抗の温度は、有害な生成物の生成につながり得るeリキッドの過熱を防止するべく、アトマイザの加熱を制限するためにも使用できる。したがって、吸気中の制御のひとつとして、抵抗の温度(Tres(i))を、閾値の値(Tmax)と比較することを規定できる。温度(Tres(i))が閾値の値(Tmax)よりも高ければ、この閾値の温度(Tmax)が超過されないようにアトマイザの加熱が制限される。
実際には、抵抗の加熱は吸気の強さの関数としてのパルス幅変調(PWM:pulse width modulation)により実行される。吸気が強いほど、パルス幅は大きくなり、抵抗はより熱くなる。本方法の実施よりもはるかに高い周波数が使用される。例えば、1,000Hzの周波数が変調に選ばれることがある。
蒸気吸引用デバイスにLEDなどの光源が装備されていれば、各吸気中にLEDが点灯する。吸気が強いほど、LEDの光強度は強くなると規定することもできる。このために、抵抗への電力供給のように、吸気の強さの関数としてのPWMにより、LEDへの電力供給をすることができる。ここでも、吸気が強いほど、パルス幅は大きくなり、LEDはより強く点灯する。この機能は、吸気の強さに応じて明るさが増減するシガレットの火部をまねる。1,000Hzの変調周波数を選択することにより、点灯段階と消灯段階との非常に速い連続を視覚が感知しないことが保証される。LEDが吸気の終わりに直ちにオフに切り替えられず、次第に消えることも規定できる。
蒸気吸引用デバイスは、様々な形で作動させることができる。スイッチを設けることができる。さらに、eシガレットが、このために設計されたケースから取り出された後のみ作動されることを規定できる。これは、2回の使用の合間にeシガレットがそのケースに再び収納されることを必要とする。このために、eシガレットが、ケースに挿入されるとケースと「全二重」モードで通信することが期待される。eシガレットは例えば、eシガレットがそのデータを、例えばダイオードを使用した光パルスによりケースに伝送する間に、充電電圧を介して振幅変調によりケースからデータを受信することができる。この事例では、ケースには光センサが設けられる。無線通信または誘導による通信など、他の任意の通信モードが考慮されてよいことは言うまでもない。eシガレットは、ケースに収納されているとき、そのデータをすべて、ケースにあるメモリに送信する。例えばその日の間に蒸気吸引されたeシガレットの数など、何らかのデータを示すために画面をケース上に設けることができる。そのようなディスプレイは、eシガレット上に直接設けることもできる。ケース自体は、スマートフォンまたはコンピュータなどの中央ユニットと通信して、データをさらに利用できるようにすることができる。画面は、例えばその日に喫煙されたeシガレットの数、またはその日に吸収された薬品もしくはニコチンの量などの統計データの表示を可能にする。時間の単位は、日、週、月、またはその他蒸気吸引者または患者にとって意味のある任意の単位とすることができる。
もう1つの解決策は、最初の吸気で、あるいは例えばライターの炎などの熱源がeシガレットにある熱検出器に近づけられたときに、eシガレットを作動させることである。このように、シガレットに「火を付ける」身振りが保たれる。すべての事例において、蒸気吸引者の自発的な行為が要求され、それにより新たなeシガレットを使い始めようとしていることを蒸気吸引者に自覚させる。
最後の待機からまたは最後の作動から特定の時間が経過するまで、eシガレットが再作動できないと規定することも可能である。これは、本方法の目的を無視することを防止する。
上に述べたように、各ステップは互いの後に続き、数回繰り返されることが分かる。
以下、図4のフローチャートがさらに詳しく説明される。このフローチャートでは、シガレットをそのケースから取り出すことが積極的行為として規定される。これは、シガレットが待機モードに入ったときはそのケースに戻さなければならないことも意味する。
準備的なステップ
当初は、シガレットを購入するときでも、または以前のサイクルが終了した後でも、eシガレットは待機モードである。パフを吸ってもエアロゾルを生成することはできない。
本実施形態における積極的行為は、eシガレットをそのケースから取り出すことにある。これは、購入時、または以前のサイクルの終わりのいずれかに、eシガレットがあらかじめケースに入れられていなければならないことを意味する。したがって、eシガレットがそのケースの中に存在するかを試験することにある、第1のループがある。マイクロプロセッサ(制御ユニット)は、eシガレットがそのケースの中にないと判断する限り、抵抗の温度の計算に進み、この温度は、その待機モードへの通過が最近であれば冷めつつあるかもしれず、または下側閾値の値(Tini)に到達しているかもしれない。
ステップ(a)
第1のステップは、所定の積極的行為が検出された場合に、今のところ待機モードのeシガレットを作動させることにある。この積極的行為の実行は、マイクロプロセッサの周波数に依存する規則的な間隔で、発生するまで試験される。本例では、積極的行為は、eシガレットをそのケースから取り出すことにある。
マイクロプロセッサは、eシガレットがそのケースから出ていないと判断する限り、抵抗の温度の計算に進む。
マイクロプロセッサがeシガレットはケースから取り出されたと判断すると、eシガレットは作動され、累積体積(Vcum(0))が0にリセットされる。
本方法のステップ(a)が完了される。
ステップ(b)の第1の通過
次に本方法は、吸気が進行中であるかどうかを監視する。この試験は、吸気が検出されるまで繰り返される。マイクロプロセッサは、吸気が不存在であると判断する限り、抵抗の温度の計算に進む。吸気が検出されるとすぐに、本方法のステップ(b)の第1の通過は完了され、ステップ(c)の第1の通過が始まる。したがって、このステップ(b)を通ってステップ(c)に初めて到達する前に、通常、吸気なしでステップ(b)を数回通過することを要する。
ステップ(c)の第1の通過
フローチャートの説明を単純化するために、最初の吸気に続くステップ(c)の第1の通過の状況をi=1に決め、ステップ(c)の第1の通過より前のステップ(a)および(b)の通過は、(この説明では)すべて無視する。
この第1の吸気のステップ(c)の第1の通過(i=1)中、吸気の強さ(Pasp(1))およびバッテリの端子における電圧(Ubat(1))が測定される。アトマイザの抵抗の加熱が開始され、LEDが点灯される。このために、これら2つの構成部品は、パルス幅が吸気の強さの関数として変調(PWM(Pasp))される信号により供給される。吸気が強いほど、衝撃は大きくなり、抵抗はより熱くなり、LEDの光は強くなる。1,000Hzの変調周波数を選択することにより、例えば、LEDのオン・オフ切り替えの高速連続(1/1,000秒おき)は、人間の視覚に気づかれないままとなる。
抵抗の温度は、前のステップ通過(i=0)での温度の値(Tpreres(1)=Tres(0))、すなわち、吸気の検出前に求めた最後の温度に基づき、さらにバッテリの端子における電圧(Ubat(1))および吸気の強さ(Pasp(1))に基づき求められる。この値Tres(1)は、次のステップ通過(i=2)の初期温度(Tpreres(2))の値に代入される。
アトマイザの過熱を避けるために、その温度を制御し、当該温度が閾値の値(Tmax)を超過するとその加熱を制限することが好ましい。したがって、本方法は、抵抗の温度(Tres(1))を閾値の値(Tmax)と比較する。この値が超過されるとアトマイザの加熱が制限される。
この第1の吸気の第1の通過中に生成されるエアロゾルの体積(Vfum(1))が、ステップ(c1)において、吸気の強さ(Pasp(1))、および推定温度(Tres(1))または温度が閾値を超過した場合はこの閾値の温度(Tmax)の関数として求められる。
ステップ(c2)では、ステップ(a)においてリセットされた、従ってゼロと等しい累積体積に、このステップ(c)の第1の通過(i=1)について計算された生成される体積(Vfum(1))を加算することにより、エアロゾルの累積体積(Vcum(1))が計算される。
ステップ(c3)において、累積体積(Vcum(1))が、対応する従来のシガレットにより提供される可能性が高い煙の合計体積に対応する閾値体積(Vcig)と比較される。
閾値体積(Vcig)に到達していなければ(ここでは作動後最初の吸気後のステップ(c)の第1の通過であるので、していないはずである)、本方法はステップ(b)の初め、すなわちまだ吸気があるかどうかを判断する試験に戻る。
蒸気吸引のこの段階では当てはまらないはずであるが、累積体積(Vcum(1))が閾値体積(Vcig)よりも大きければ、本方法はステップ(d)に移る。
ステップ(c)の第1の通過はこのように完了される。
ステップ(b)の後続の通過
連続した2つの試験の合間の期間(クロックの周波数により、さらに各ステップ(c)中に実行される動作の数により強いられる期間)が非常に短いことにより、本方法は、吸気がまだ進行中であると検出してステップ(c)の第2の通過に戻るはずである。したがって、本方法は、「ステップ(c)の後続の通過」と標示されたステップに移る。これは、ステップ(b)の試験中に吸気が検出される限り後のステップ(b)の通過にも当てはまり、あるいは、新たな吸気が起こっていると判断した試験に続く後続のステップ(c)にも当てはまる。
本方法が、ステップ(b)の通過中に、例えばX回肯定的に試験を通過した後、もはや吸気がないことを検出した場合、蒸気吸引者は今や吸気をやめている。この事例では、本方法は、ステップ(b)の現在の通過(i)に対して以下のステップを提供する。
−前のステップ通過(i−1)中に求められた初期温度(Tpreres(i)=Tres(i−1))の関数として抵抗の温度(Tres(i))を求め、次のステップ通過(i+1)のための初期値(Tpreres(i+1))に現在の温度(Tres(i))を代入すること。
−ステップ(b1)の間に、エアロゾルの架空の体積(Vcn(i))を求めること。実際には、ステップ(b)を通るのに要する期間が一定またはほぼ一定の継続期間を有する場合、この体積もステップ(b)の各通過に対して一定(Vcn)と考えることができる。
−ステップ(b2)の間に、以前の吸気中に生成されたエアロゾルの体積(Vfum(i))(以前のステップ(c1)において計算済み)と、一時停止中に生成される架空の体積(Vcn(i))(以前のステップ(b1)において計算済み)との累積体積(Vcum(i))を計算すること。具体的には、前のステップ通過の累積体積(Vcum(i−1))に、ステップ(b)の現在の通過で求められた架空の体積(Vcn(i))が加算される。次に、
−ステップ(b3)の間に、ステップ(b)の現在の通過の累積体積(Vcum(i))を、所定の閾値体積(Vcig)と比較すること。累積体積が閾値体積(Vcig)に到達しまたはそれを超過すれば、本方法はステップ(d)に進み、それ以外の場合は、ステップ(b)の初め、すなわち吸気の存在を判断する試験に戻る。
後続のステップbが完了される
ステップ(c)の後続の通過
本方法は、ステップ(b)の通過のうちの1つの間に、吸気が継続していること、または新たな吸気が始まっていることを検出した。
吸気の強さ(Pasp(i))と、バッテリの端子における電圧(Ubat(i))とが測定される。アトマイザの抵抗の加熱が開始され、LEDが点灯され、いずれも、吸気の強さの関数としてパルス幅が変調(PWM(Pasp(i))される信号によりなお供給されている。
抵抗の温度は、前の温度(Tpreres(i)=Tres(i−1))に、バッテリの端子における電圧および吸気の強さ(Pasp(i))の関数として計算された差を加算することにより求められる。最新の温度(Tres(i))の値は、次のステップ通過の初期温度(Tpreres(i+1))に代入される。
アトマイザは、過熱を避けるために、その温度が制御されて、温度が閾値の値を超過するとその加熱が制限されることが可能である。したがって、本方法は、抵抗の温度(Tres(i))を、閾値の値(Tmax)と比較する。この値が超過されるとアトマイザの加熱が制限される。
ステップ(c1)の別の通過中、生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))が、吸気の強さ(Pasp(i))、および抵抗の温度(Tres(i))または温度が閾値を超過していればこの閾値の温度(Tmax)の関数として求められる。
ステップ(c2)の新たな通過中、前の累積体積(Vcum(i−1))に、ステップ(c)の現在の通過中に生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を加算することにより、累積体積(Vcum(i))が計算される。ステップ(c3)の新たな通過中、累積体積(Vcum(i))が閾値の値(Vcig)と比較される。閾値の値に到達していない場合、本方法はステップ(b)の初め、すなわち吸気の存在を判断する試験に戻り、それ以外の場合はステップ(d)に移る。
ステップ(d)
累積体積(Vcum(i))が、このタイプのシガレットの閾値体積(Vcig)に到達しまたはそれを超過するとすぐに、ステップ(d)に到達する。本方法は完了され、eシガレットは待機モードに入る。eシガレットは、そのケースに収納されてその後取り出された後になるまで(準備的なステップを参照)、再び機能することはない。この、eシガレットをそのケースから取り出す身振りは、蒸気吸引者に、喫煙する「シガレット」の数を自覚させるように設計されている。
待機モードに入る前にeシガレットをケースに戻すことも可能である。抵抗が熱くなるのは本方法が吸気を検出したときだけなので、これは危険ではない。架空の体積の計算が理由で、特定の時間の後、eシガレットは自動的に待機モードに入る。
このフローチャートに記載された方法は、考えられる様々なオプションを提供する。なお、吸気の強さ(Pasp(i))および/または抵抗の温度(Tres(i))を考慮に入れずに、生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を計算することが可能であろう。非常に単純な変形において、eシガレットが、ステップ(c)の各通過に対して、吸気があるときは一定の体積のエアロゾル(Vfum)を生成し、ステップ(b)の各通過に対して、一定且つ(Vfum)未満の架空の体積(Vcn)のエアロゾルを生成すると考えることが可能であろう。一時停止中の架空の体積を求めることを放棄することさえ可能であろう。一時停止中の累積体積の試験の代わりに、終わりにeシガレットが待機にされる、吸気の継続期間または一時停止の継続期間の試験を導入することができるであろう。蒸気吸引用デバイスに温度検出器が装備されていれば、温度の数値を見積もる必要はもはやない。
図5〜図7の方法は、ほぼ同じ形で動作する。これらは、特に積極的行為と、1つ以上の時間遅延の導入とにより、第1の例と区別される。
図5および図6の方法は、マイクロプロセッサが、待機モードに入った後最初の吸気を検出するとトリガされる。各ステップは、図4の方法のステップと事実上まったく同じである。したがって、それらについて細部には立ち入らず言及するのみとする。
ステップ(a)/ステップ(b)の第1の通過
ここでは、積極的行為は、待機モードに入った後の最初の吸気により構成される。吸気が検出されない限り、マイクロプロセッサは抵抗の温度の計算に進む。
最初の吸気が検出されるとすぐに、eシガレットは作動モードに入り、累積体積(Vcum(0))が0にリセットされる。吸気が検出されたので、ステップ(a)およびステップ(b)の第1の通過が完了され、本方法は直接ステップ(c)に移動する。
ステップ(b)の後続の通過
本方法の残りの部分で、吸気が検出されない限り、マイクロプロセッサは、ステップ(b)の各通過(i)について、抵抗の温度(Tres(i))の計算に進む。本方法はさらに、前の合計に加算する架空の体積(Vcn(i))を計算し、最新の合計を閾値の値(Vcig)と比較する。この閾値の値に到達している場合、本方法はステップ(d)に移り、それ以外の場合はステップ(b)の初めに戻って吸気の存在を試験する。
吸気が検出されると、本方法はステップ(c)に移る。
ステップ(c)
吸気の強さ(Pasp(i))と、バッテリの端子における電圧(Ubat(i))とが測定される。吸気の強さ(Pasp(i))の関数としてパルス幅が変調される信号を使用して、抵抗およびLEDがオンに切り替えられる。抵抗の温度(Tres(i))は、前の温度(Tpresres(i)=Tres(i−1))、バッテリの端子における電圧(Ubat(i)))、および吸気の強さ(Pasp(i))の関数として計算される。この値(Tres(i))は、次のステップ通過の初期温度(Tpreres(i+1))に代入される。温度は、閾値の値(Tmax)と比較され、この温度が到達または超過されれば、抵抗の加熱が制限される。生成される煙の体積(Vfum(i))は、吸気された強さ(Pasp(i))、および抵抗の温度(Tres(i))または閾値が到達もしくは超過されればこの閾値の温度(Tmax)の関数として計算される。累積体積(Vcum(i))は、前の累積体積(Vcum(i−1))に、ステップ(c)の現在の通過について計算された、生成される煙の体積(Vfum(i))を加算することにより計算される。この累積体積(Vcum(i))が閾値の値(Vcig)と比較される。この値が到達または超過された場合、本方法はステップ(d)に進み、その他の場合、本方法は吸気の存在を検出することにあるステップ(b)に戻る。
ステップ(d)
新たなシガレットに火を付けていることを蒸気吸引者に自覚させるという本方法の目的を蒸気吸引者が無視するのを防止するために、eシガレットを待機状態から作動状態に移行させる最初の吸気は、特定の時間が経過するまで発生できないものと規定できる。したがって、ステップ(d)において、待機モードへの切り替えの前に時間遅延をトリガすることが規定されている。待機モードの通過の間の累積時間が閾値の値(Delay1)に到達していない限り、ステップ(a)の試験を通ること、すなわち積極的行為、ここでは最初の吸気の検出はできない。さらに、時間遅延の初めに、使用者もしくは第三者、またはこの時間遅延に対処するプロセスにさえ、通知をするための信号を放出することが規定される。抵抗の温度の低下は、時間遅延(Delay1)全体の間、計算を継続される。
図6の方法は、図5の方法の変形である。本方法は、薬剤の投与のための吸入デバイスに適用される。本方法は、もはや架空の体積(Vcn)は計算しない。対照的に、予定時間前に吸入デバイスが再作動するのを防止する2つの時間遅延(Delay1,Delay2)、患者が薬剤を摂るための時間遅延(Delay1,Delay2)完了後の患者に対する規則的なリマインダ(tcum)、および2つの吸気の合間の一時停止の累積継続期間(tcum)の制御が提供される。一時停止の累積継続期間(tcum)の制御は、薬の投与に利用可能な時間を制限するために使用される。許される時間(tlim)を過ぎると、たとえ全用量が投与されていなくても吸入デバイスは自動的に待機モードに入る。時間遅延(Delay1,Delay2)は、最後の作動または最後の待機から最小時間間隔が経過していない限り、デバイスの再作動を防止する機能を果たす。これは、2回の摂取の合間の時間間隔を制御することを可能にする。これらの時間遅延は、図5の方法にあるように前のサイクルの終わりに、または前のサイクルの初めにトリガされることが可能である。第1の時間遅延(Delay1)は、薬の摂取が完了(Vcum(i)≧Vcig)されるとトリガされ、第2の時間遅延(Delay2)は、一時停止の累積継続期間が閾値時間を上回った(tcum≧tlim)場合にトリガされる。信号は、デバイスが待機モードに入るときだけでなく、2回の摂取間の間隔が完了されたときにも放出されることを規定できる。薬の摂取完了(Vcum(i)≧Vcig)に続く待機モードへの通過にて放出される信号(Warning1)は、薬品を摂るために与えられた時間が用量全体が摂られることなく完了された(tcum≧tlim)場合に放出される信号(Warning2)と異なるものとすることができる。両時間遅延(Delay1,Delay2)が使用される場合、本方法は、用量を摂るための許された時間の満了に続いて吸入デバイスを待機にさせる間、結果として第2の時間遅延(Delay2)は一時停止の時間(tcum(i))を考慮に入れること、およびとりわけ、第2の時間遅延(Delay2)の継続期間が、第1の時間遅延(Delay1)の継続期間マイナス一時停止の累積継続期間(tcum(i))と等しいことを規定する。
ステップ(a)および最初のステップ(b)において、本方法は、最初の吸気が検出されるかどうかを管理する。吸気が検出されない限り、マイクロプロセッサは抵抗の温度の計算に進み、このループに費やされる時間を監視する。最初の吸気が検出されない限り、各通過(i)の継続期間(t(i))が判断され、累積合計(tcum(i))が計算される。この合計が閾値継続期間(tlim)に到達しまたはそれを超過するたびに、信号が放出され(警告a)合計が0にリセットされる(tcum(i)=0)。実際には、このステップのすべての通過が同じ継続期間を有する。したがって、患者は、薬品の用量をまだ摂っていない場合、摂らなければならないと定期的に注意を受ける。
最初の吸気が検出されるとすぐに、eシガレットは作動モードに入り、累積体積(Vcum(0))、待ち時間(tcum(i))および摂取継続期間制御(tcum(i))の合計、ならびに阻止時間遅延(Delay1,Delay2)が0にリセットされる。ステップ(a)およびステップ(b)の第1の通過が完了される。
ステップ(b)を通過するたびに、すなわち本方法が吸気がないと判断するたびに、抵抗の温度(Tres(i))が前の温度の関数として計算される(Tpreres(i)=Tres(i−1))。同じく、ステップ(b1’)の間、ステップ(b)の現在の通過の継続期間(t(i))が判断される。実際には、ステップ(b)のすべての通過が同じ継続期間を有する。次にステップ(b2’)において、ステップ(b)の現在の通過(i)における一時停止の累積継続期間(tcum(i))が、以前の合計(tcum(i−1))に現在のステップ通過の継続期間(t(i))を加算することにより計算される。ステップ(b3’)において、一時停止の累積継続期間(tcum(i))が、閾値継続期間(tlim)と比較される。薬品を摂るのを許される時間が満了していない場合、本方法はステップ(b)の初め、すなわち吸気を検出する試験に戻り、その他の場合、本方法はステップ(d)に進む。
ステップ(c)の各通過において、用量を摂るのを許される時間を管理する、一時停止の継続期間の合計(tcum(i))は維持され、変更されないままとなる。
用量の全体が摂取された(Vcum(i)≧Vcig)後にデバイスが待機モードに入ると、さらに/または用量全体が摂られないまま用量を摂るのを許される時間の終わり(tcum(i)≧tlim)にデバイスが待機モードに入ると、さらに/または2回の摂取間の間隔(Delay1,Delay2)の終わりに、信号が放出されることを規定できる。これらの信号は、同一のものまたは異なるものとすることができる。
図7の方法は、蒸気吸引者がボタンを押下するか、またはライターの炎を用いてeシガレットに「点火」するとトリガされる。本方法は、eシガレットがそのケースに収納されなければeシガレットを再作動させることができない事例とほぼ同じである。違いは主として、ケースの中にeシガレットが存在するか管理されないことにある。eシガレットに炎で火を付ける必要がある場合、電子シガレットに、熱検出器、特に赤外線センサを装備することが好ましい。
本方法の他の変形が、以下の様々なオプションの一部を異なる形で組み合わせることにより可能である:
−2回の再作動の合間の時間遅延、
−待機にさせてから次の再作動までの間の時間遅延、
−イベント発生のたびの信号の放出、
−架空の体積の計算、
−抵抗の温度の計算、など。
本方法の間に放出される信号は、光もしくは音響信号などの感覚的信号とすること、または使用者もしくは第三者に送信されるテキストもしくは電子メールタイプのメッセージとすること、または処理もしくは制御プロセス向けの信号とすることができる。
電子シガレットなどタバコ製品の代用品に適用される本発明の方法は、蒸気吸引者が、従来のタバコ製品の消費中に慣れていたものに似た様相に遭遇できるようにする。蒸気吸引用デバイスは、待機モードに入ると消灯するので、蒸気吸引者は「シガレット」を吸い終えたことに気がつく。蒸気吸引者は、例として、無意識にニコチンを過剰摂取する危険がない。
薬剤の投与に適用されると、デバイスは、2回の摂取間の間隔を制御し、さらに薬を摂るのを許される時間を制限することができる。デバイスは、薬の投与の統制を促進する。
1 蒸気吸引用デバイス(eシガレット)
2 電力源(バッテリ)
3 吸気強さセンサ
4 制御ユニット(マイクロプロセッサ)
5 カトマイザ(アトマイザと容器との組み合わせ)
51 アトマイザまたはカトマイザの発熱抵抗
6 LED
Pasp(i) ステップ(c)の現在の通過(i)中の吸気の強さ
Tres(i) 現在のステップ通過(i)中の抵抗の温度
Tpreres(i) 前のステップ通過(i−1)中の抵抗の温度
Tini 初期温度
Tmax 限界温度
t(i) ステップ(b)の現在の通過(i)の継続期間
tcum(i) 積極的行為を待っている間に経過したステップ(a)の通過の継続期間の合計
tlim 作動されない場合の2つのリマインダ間の間隔の継続期間
tcum(i) 一時停止中のステップ(b)の通過の継続期間の合計
tlim用量を摂るのを許される時間
Delay1 連続した2回の作動の合間、または閾値体積に到達している事例で待機にされてから次の作動までの間の時間間隔
Delay2 連続した2回の作動の合間、または一時停止が長すぎる事例で待機にされてから次の作動までの間の時間間隔
Ubat(i) ステップ(c)の現在の通過(i)中の電源の端子における電圧
Vfum(i) ステップ(c)の現在の通過(i)中、すなわち吸気の事例において生成されるエアロゾルの体積
Vcn(i) ステップ(b)の現在の通過(i)中、すなわち一時停止の事例において生成される架空の体積
Vcum(i) 実際に生成されたエアロゾルおよび架空で生成されたエアロゾルの各体積の累積体積
Vcig 閾値体積

Claims (25)

  1. アトマイザによるリキッドの気化によってエアロゾルを生成するようになっている蒸気吸引タイプの吸入デバイスを制御する方法であって、以下のステップ:
    (a)前記吸入デバイスの作動を検出するために試験をし、前記吸入デバイスの前記作動が検出されるとすぐにステップ(b)に移るステップと、
    (b)パフの吸気の存在を検出するために試験をし、パフの前記吸気が検出されるとすぐにステップ(c)に移るステップと、
    (c)各パフの間、第1の制御イベントを監視し、前記第1の制御イベントが発生していない場合はステップ(b)に戻り、または前記第1の制御イベントが発生した場合はステップ(d)に進むステップと、
    (d)前記吸入デバイスを待機にさせるステップと、を特徴とし、
    エアロゾルは、前記デバイスが待機しているときでなく作動されているときに吸気があれば生成されることが可能である、制御する方法。
  2. ステップ(d)において、前記吸入デバイスが待機にされるときに信号が放出されることを特徴とする、請求項1に記載の制御方法。
  3. ステップ(b)において、吸気は不存在と結論づけた各試験の後、前記第1の制御イベントと同一のもしくは異なる第2の制御イベントが監視され、前記第2の制御イベントが発生した場合、前記方法が直接、ステップ(d)にて継続することを特徴とする、請求項1または2に記載の制御方法。
  4. 前記吸入デバイスが、ステップ(d)において先に待機にされてから、またはステップ(a)において先に作動されてから、または所定の動作が実行されてから、阻止間隔(Delay1,Delay2)と呼ばれる時間間隔が経過した後にのみステップ(a)において作動されることが可能であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御方法。
  5. 前記阻止間隔(Delay1,Delay2)の満了後、ステップ(a)において前記吸入デバイスが作動されていない限り、リマインダ間隔(tlim)と呼ばれる規則的な間隔で信号が放出されることを特徴とする、請求項4に記載の制御方法。
  6. ステップ(c)が、ステップ(c)の通過のたびに実行される以下のサブステップ:
    (c1)ステップ(c)の現在の通過(i)中に前記生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を求めるサブステップと、
    (c2)ステップ(i−1)の先の通過の累積体積(Vcum(i−1))に、ステップ(c)の前記現在の通過中に前記生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))を加算することにより、エアロゾルの累積体積(Vcum(i))を計算するサブステップであって、前記吸入デバイスの作動時の累積体積(Vcum(0))は0の値を有する、サブステップと、
    (c3)前記累積体積(Vcum(i))を、所定の閾値体積(Vcig)と比較するサブステップであって、その後前記方法は、前記累積体積(Vcum(i))が前記閾値体積(Vcig)未満であればステップ(b)の初めにて継続し、または前記方法は、前記累積体積(Vcum(i))が前記閾値体積(Vcig)以上であればステップ(d)にて継続する、サブステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御方法。
  7. ステップ(b)が、吸気は不存在と判断したステップ(b)の各試験の後の、ステップ(b)の通過のたびに実行される以下のサブステップ:
    (b1)ステップ(b)の前記現在の通過に関連するエアロゾルの架空の体積(Vcn(i))を求めるサブステップと、
    (b2)吸気中に先に生成されたエアロゾルの前記体積と、連続した2つの吸気の合間に先に生成された架空の体積との前記累積体積(Vcum(i))を、前記前のステップ通過(i−1)の前記累積体積(Vcum(i−1))に、ステップ(b)の前記現在の通過(i)のエアロゾルの前記架空の体積(Vcn(i))を加算することにより計算するサブステップであって、前記吸入デバイスの前記作動時の前記累積体積(Vcum(0))は0の値を有する、サブステップと、
    (b3)前記累積体積(Vcum(i))を、前記所定の閾値体積(Vcig)と比較するサブステップであって、前記方法は、前記累積体積(Vcum(i))が前記閾値体積未満であればステップ(b)の初めにて継続し、または前記方法は、前記累積体積(Vcum(i))が前記閾値体積(Vcig)以上であればステップ(d)にて継続する、サブステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項6に記載の制御方法。
  8. 一時停止中のステップ(b)の前記通過によるエアロゾルの前記架空の体積(Vcn(i))が一定(Vcn)であること、および/または前記累積体積(Vcum(i))が、吸気ごと、および/または連続した2つの吸気の合間の一時停止ごとに数回計算されて前記閾値体積(Vcig)と比較されることを特徴とする、請求項7に記載の制御方法。
  9. ステップ(b)が、吸気は不存在と判断したステップ(b)の各試験の後の、ステップ(b)の通過のたびに実行される以下のサブステップ:
    (b1’)ステップ(b)の現在の通過(i)の継続期間(t(i))を判断するサブステップと、
    (b2’)前記方法が吸気は前記不存在とその間判断するステップ(b)の前記通過すべての累積継続期間(tcum(i))を、ステップ(b)の前の通過(i−1)の累積継続期間(tcum(i−1))に、ステップ(b)の前記現在の通過の前記継続期間(t(i))を加算することにより計算するサブステップであって、前記吸入デバイスの作動時の累積継続期間(tcum(0))は0の値を有する、前記サブステップと、
    (b3’)前記累積継続期間(tcum(i))を、所定の閾値制御継続期間(tlim)と比較するサブステップであって、前記方法は、前記累積継続期間(tcum(i))が前記閾値継続期間(tlim)未満であればステップ(b)の初めにて継続し、または前記方法は、前記累積継続期間(tcum(i))が前記閾値継続期間(tlim)以上であればステップ(d)にて継続する、サブステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御方法。
  10. 前記累積継続期間(tcum(i))が、一時停止ごとに数回計算されて前記閾値継続期間(tlim)と比較されること、および/またはステップ(b3’)において、前記方法がステップ(d)に移ると信号が放出される(Warning2)ことを特徴とする、請求項9に記載の制御方法。
  11. 前記累積体積(Vcum(i))が前記閾値体積(Vcig)以上である場合にステップ(d)において前記待機にさせた後、第1の阻止時間遅延(Delay1)が提供され、前記閾値制御継続期間(tlim)の満了後にステップ(d)において前記待機にさせた後、第2の阻止時間遅延(Delay2)が提供され、前記第2の時間遅延(Delay2)の継続期間は、好適には、前記第1の時間遅延(Delay1)の継続期間マイナス前記閾値制御継続期間(tlim)と等しいことを特徴とする、請求項6と組み合わされた請求項9または10に記載の方法。
  12. ステップ(c1)において、好適には吸気センサを使用して、ステップ(c)の前記現在の通過(i)の前記吸気の強さ(Pasp(i))が判断され、さらに/またはステップ(c)の前記現在の通過(i)の前記アトマイザの前記温度(Tres(i))が求められ、ステップ(c)の前記現在の通過(i)中に前記生成されるエアロゾルの体積(Vfum(i))が、前記吸気の前記強さ(Pasp(i))および/または前記アトマイザの前記温度(Tres(i))に基づき計算されることを特徴とする、請求項6、または請求項6と組み合わされた請求項7〜11のいずれか一項に記載の制御方法。
  13. ステップ(c)の通過(i)のたびに、前記アトマイザの前記温度(Tres(i))が求められて閾値の値(Tmax)と比較され、前記アトマイザの前記温度(Tres(i))が前記閾値の値(Tmax)より高ければ前記アトマイザの加熱が制限され、ステップ(c)の前記現在の通過(i)中に生成されるエアロゾルの前記体積(Vfum(i))が、前記吸気の強さ(Pasp(i))および/または前記閾値温度(Tmax)に基づき計算されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の制御方法。
  14. 前記吸入デバイスの最初の作動の前に、
    −前記アトマイザの前記温度(Tres)が初期値(Tini)に設定され、
    各吸気中、ステップ(c)の通過(i)のたびに、
    −前記吸気の強さ(Pasp(i))が、好適には吸気センサを使用して、判断され、
    −電力源の端子における電圧(Ubat(i))が測定され、
    −前記アトマイザの前記温度(Tres(i))が、一方では先のステップ通過(i−1)における前記アトマイザの前記温度(Tres(i−1))の関数として、他方では前記吸気の強さ(Pasp(i))および前記電力源の前記端子における前記電圧(Ubat(i))の関数として求められ、
    2つの吸気の合間の各一時停止中、および前記待機の期間中、ステップ(a)または(b)の通過(i)のたびに、
    −前記アトマイザの前記温度(Tres(i))が、前記先のステップ通過(i−1)における前記アトマイザの前記温度(Tres(i−1))の関数として求められる、
    ことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の制御方法。
  15. LEDなどの光源が装備された吸入デバイスに適用される、前記制御方法であって、前記光源が各吸気中に点灯されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の制御方法。
  16. ステップ(c)の通過(i)のたびに前記光源の光強度が前記吸気の強さ(Pasp(i))に依存し、さらに/または前記光源が、各吸気の終わりに徐々に消え、さらに/または前記光源が、パルス幅を変調(PWM)された信号を供給されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. ステップ(a)における前記吸入デバイスの前記作動が、スイッチを押下することにより、さらに/または前記吸入デバイスをケースから取り出すことにより自動的に、さらに/または最初の吸気で、さらに/または好適には炎である熱源が前記吸入デバイスに存在する検出器に近づけられた後に、トリガされることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の制御方法。
  18. 前記エアロゾルの加熱が、パルス幅を変調(PWM)された信号により制御されることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の制御方法。
  19. ステップ(a)における前記吸入デバイスの前記作動が、前記吸入デバイスをケースから取り出すことによりトリガされること、および、少なくとも1つの吸気が検出された後に前記吸入デバイスが前記ケースに戻されるたびに増分されるカウンタが提供され、前記カウンタが、好適には1日に1回リセットされ、前記カウンタの値が、好適には前記吸入デバイス上および/または前記ケース上に配置された画面に表示されること、を特徴とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載の制御方法。
  20. 前記方法がステップ(d)を通るたびに増分されるカウンタが提供され、前記カウンタが、好適には1日に1回リセットされ、さらに/または前記カウンタの値が、好適には前記吸入デバイス上および/または前記吸入デバイスが収納されることが可能なケース上に配置された画面に表示されることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載の制御方法。
  21. 電力源と、気化されるリキッドの容器と、エアロゾルを生成するために前記リキッドを気化させるアトマイザと、吸気センサと、制御ユニットとを含む吸入デバイスであって、前記容器および前記アトマイザは、単一の構成部品に組み合わされることが可能である、吸入デバイスであって、前記制御ユニットが、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法を実装する手段を備えることを特徴とする、吸入デバイス。
  22. 統計情報、好適には、所定の時間単位中に生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量または前記方法がステップ(d)を通った或る時間単位あたりの回数についての情報、好適には1日あたりの生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量についての情報または前記方法がステップ(d)を通った1日あたりの回数に関する情報を表示するようになっている画面を備えることを特徴とする、請求項21に記載の吸入デバイス。
  23. 前記吸入デバイスが収納されることが可能なケースを備え、前記吸入デバイス上および/または前記ケース上に画面を備えることを特徴とする、請求項21または22のいずれか一項に記載の吸入デバイス。
  24. 前記画面が、統計情報、好適には、所定の時間単位中に生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量または前記方法がステップ(d)を通った或る時間単位あたりの回数についての情報、好適には1日あたりの生成されたエアロゾルの体積(Vfum)の量についての情報または前記方法がステップ(d)を通った1日あたりの回数についての情報を表示するようになっていることを特徴とする、請求項23に記載のデバイス。
  25. 前記デバイスに、ステップ(d)を前記方法が通るたびに増分されるカウンタが装備され、前記カウンタが、好適には1日に1回リセットされ、さらに/または前記カウンタの値が、好適には前記吸入デバイス上および/または前記ケース上に配置された画面に表示されることを特徴とする、請求項24に記載のデバイス。

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