JP2019517152A - 処理デバイスにおける電力ドメインを分離するためのシステムおよび方法 - Google Patents

処理デバイスにおける電力ドメインを分離するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

半導体デバイスが、複数のサブコアを有する処理コアと、複数のサブコアの第1のサブコアから第2のサブコアまで広がる複数の電力レールと、複数の電力レールは、第1のサブコアと第2のサブコアとの各々に動作電圧を提供するように構成され、および第1のサブコアと第2のサブコアとの間の境界を定義する複数のセルと、セルの各々は、それぞれの電力レールにおける不連続部を提供し、ここにおいて、不連続部は、半導体デバイスの1つより多くの層において、それぞれの電力レールにおけるブレークを含む、を含む。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、2016年5月23日に出願された米国非仮特許出願第15/162,452号の優先権を主張し、これは、全ての適用可能な目的のために、および以下にその全体が完全に記載されているかのように、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
[0002]本願は、処理デバイスの設計に関し、およびより具体的には、処理デバイスにおけるサブコア(sub cores)および電力ドメインを分離することに関する。
[0003]スマートフォンのようなモバイルコンピューティングデバイスは、計算能力を提供するためにマルチコアチップを含む。処理コアの例は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)コア、グラフィックス処理ユニット(GPU)、中央処理ユニット(CPU)、モデム、およびカメラコアを含む。各コアは、マルチプルのサブコアを有し得る。例えば、GPUは、サブコアとしてシェーダおよびアキュムレータを含み得、DSPおよびCPUは、サブコアとして異なる処理ユニットをそれぞれ含み得る。
[0004]さらに、異なるサブコアの各々は、別個の電力ドメインに属し得る。例示として、コアは、所与の時間において使用されていないサブコアに関して完全に(altogether)電力をオフにすること、またはサブコアへの電圧を低減させることによって、電力消費を節約するようにプログラムされ得る。そのサブコアの使用時に、プロセッサは、そのサブコアに全電力を戻す。換言すれば、異なるサブコアの各々は、独立に電力供給され、および独立にオンおよびオフにされ得る。
[0005]1つの従来の例において、異なるサブコアの各々は、矩形または直線的な(rectilinear)形状として形づくられる。コアの設計の間、異なるサブコアの各々は、異なるチームに属し、および各チームは、異なるサブコアが共に配置され得るように、作業すべき(to work with)特定の形状を割り当てられる。各チームは、これら形状が最終製品において共にフィット(fit together)すべきであるという目標とともに、それが与えられた形状にフィットするようにそのサブコアを設計する。いくつかの量の面積によって互いから分離された、これらの明確に定義された矩形または直線的な形状は、電力ドメインの区分化を単純化する。しかしながら、これら形状間の空間は、時に無駄であると考えられ得る一方で、いくつかのアプリケーションでは、デバイスの小型化が優先事項であるので、半導体ダイ上の空間は非常に重要視される(highly valued)。
[0006]さらに、特定の形状に設計チームを割り当てることを含む設計プロセスは、適切にコンパートメント化され(well compartmentalized)、および効率的であり得るが、それは、設計チームの1つまたは複数が、それに与えられた形状が、それが制約を満たすことを可能にしない可能性があることを決定したとき、マルチプルの繰返しを必要とし得る。制約は、例えば、データタイミング制約および電力制約を含む。繰返しは、異なる設計チーム間でのネゴシエーションと、およびコアプロジェクトのマネージャとを必要とし得る。いくつかの繰返し後、設計は、共に組み立てられかつテープアウト(taped out)される準備ができ得る。
[0007]現在、コア間の空間に関してより効率的である設計と、およびより効率的でありかつより少ない繰返しを有する設計プロセスとの必要性がある。
[0008]様々な実施形態は、処理デバイス上で不規則な形状(irregular shapes)を使用してサブコアをインプリメントするシステムおよび方法を含む。このような不規則な形状は、電力遮断器セル(power breaker cells)の使用によって促進され得、これは、異なる電力ドメインを分離させるように、電力レール内に不連続部(discontinuities)を提供する。
[0009]一実施形態において、半導体デバイスが、複数のサブコアを有する処理コアと、複数のサブコアの第1のサブコアから第2のサブコアまで広がる複数の電力レールと、複数の電力レールは、第1のサブコアと第2のサブコアとの各々に動作電圧を提供するように構成され、および第1のサブコアと第2のサブコアとの間の境界(boundary)を定義する複数のセルと、セルの各々は、それぞれの電力レールにおける不連続部を提供し、ここにおいて、不連続部は、半導体デバイスの1つより多くの層において、それぞれの電力レールにおけるブレーク(a break)を含む、を含む。
[0010]別の実施形態において、半導体チップが、半導体チップの半導体材料内に配置された複数の処理コアと、これらコアのうちの第1のものは、第1のサブコアと第2のサブコアとを有し、第1のサブコアから第2のサブコアまで広がる電力レールと、電力レールは、半導体材料内の導電線を含み、および電力レール上で第1のサブコアと第2のサブコアとに隣り合う(abutting)セルと、セルは、導電線の複数の金属層において電力レールにおける不連続部を提供する、を含む。
[0011]別の実施形態において、半導体チップが、処理コアを有し、処理コアは、第1のサブコアと、第2のサブコアと、第1のサブコアと第2のサブコアとに電力を分配するための手段と、および半導体チップのマルチプルの金属層において電力を分配する手段における不連続部を提供するための手段と、ここにおいて、第1のサブコアと第2のサブコアとの間の境界が、第1のコアと第2のコアとに隣り合う不連続部を提供する手段によって定義される、を含む。
[0012]なお別の実施形態において、方法が、第2のサブコアに電力を提供しながら、第1のサブコアを電力崩壊させることと(power collapsing)、ここにおいて、第1のサブコアおよび第2のサブコアは、半導体チップ上の処理コアにおいてインプリメントされ、ここにおいて、第1のサブコアと第2のサブコアとの間の境界が、半導体チップのマルチプルの層において複数の電力レールにおける不連続部を提供する複数のセルを含み、および第1のサブコアを電力崩壊させることとは独立して、第2のサブコアを電力崩壊させることとを含む。
[0013]図1は、一実施形態に従って、マルチプルのサブコアを有する例となる処理コアを例示する簡略化された図である。 [0014]図2は、一実施形態に従って適合される電力遮断器セルの簡略化された図である。 [0015]図3は、一実施形態に従って適合される例となる電力遮断器セルの例示である。 [0016]図4は、一実施形態に従って適合される例となる電力遮断器セルの例示である。 [0017]図5は、一実施形態に従って、電力遮断器セルが電力ドメイン境界において他の複数のセルに隣り合う例となるインプリメンテーションを示す。 [0018]図6は、例となるインプリメンテーションを例示し、ここにおいて、マルチプルの電力遮断器セルが、一実施形態に従って、2つの別個の電力ドメイン間の境界線(border)を作成する。 [0018]図7は、例となるインプリメンテーションを例示し、ここにおいて、マルチプルの電力遮断器セルが、一実施形態に従って、2つの別個の電力ドメイン間の境界線を作成する。 [0019]図8は、例となる配置の例示であり、ここにおいて、電力遮断器セルは、一実施形態に従って、金属ストラップにおける不連続部を提供する。 [0020]図9は、一実施形態に従って、半導体デバイスにおいてインプリメントされる電力遮断器セル901の例示である。 [0021]図10は、一実施形態に従って、図2−図6のそれらのような、電力遮断器セルを用いたチップを設計する例となる方法のフロー図の例示である。 [0022]図11は、一実施形態に従って、サブコアを電力崩壊させる例となる方法のフロー図の例示である。
[0023]様々な実施形態は、コア内の不規則な形状のサブコアを提供し、ここで、これらのサブコアの各々は、独立に電力供給される。例が、図1において示される。これは、従来のサブコアの厳密に矩形のまたは直線的な形状とは対照的である。
[0024]サブコアの形状は、電力遮断器セルの使用によって促進される。電力遮断器セルは、設計段階の間に、電力レールにおける不連続部を提供するスタンダードライブラリセルを含む。例えば、多くの電力レールが、コアの寸法(a dimension)を横断し、および複数のサブコアのうちのマルチプルのものを横切り(intersect)得る。1つのサブコアと別のサブコアとの間の境界において、電力遮断器セルは、少なくとも電力レールにおいてその境界を定義する。
[0025]電力遮断器セルの各々は、2つのサブコアと隣り合い、およびこれらサブコアは、別個の電力ドメインにある。電力遮断器セルによって提供される不連続部は、各サブコアが別個に電力供給されることを可能にする。したがって、プロセッサコアは、所与の時間において、および他のサブコアとは独立して、サブコアのうちの1つまたは複数をパワーダウンし得る。
[0026]この例を続けると、様々な実施形態は、電力遮断器セルそれら自体に関する設計を含む。実施形態の範囲は、いずれかの特定の幅にも限定されないが、1つの例となる実施形態は、比較的狭い−2つまたは3つのいずれかのグリッドユニットの電力遮断器セルを含む。電力遮断器セルは、それらの間に不連続部を備えた、VDDに関する2つの電力レールコンタクトを含み、およびそれは、マルチプルの金属層内に不連続部を提供する。電力遮断器セルはまた、接地またはVSSに関する少なくとも1つのコンタクトを含む。電力遮断器セルは、VDDに関するその2つの電力レールコンタクトが同じNウェル内に形成されるようにインプリメントされ得る。さらに、電力レールコンタクトは、電力遮断器セルの境界内のNウェルへの物理的電気的結合を省略し得る。
[0027]様々な実施形態は、従来の解決策に対して利点を提供し得る。例えば、サブコアに関して不規則な境界を有する設計は、不規則な形状が、規定された矩形または直線的な形状内にフィットするように強制されないので、それらのサブコア間の空間を低減し得る。したがって、チップの面積は、より効率的に使用され得る。
[0028]図1は、マルチプルのサブコアを有する例となる処理コアを例示する簡略化された図である。図1における外側の矩形形状は、コアを表し、およびサブコア0...サブコア3とラベル付けされた不規則な形状は、サブコアである。図1において留意すべきは、サブコアは、矩形形状でなく、またそれらは直線的な形状でもないことである。代わりに、サブコアの形状は、単に互いの境界に、および全体としてのコアに適合し、それによって、様々な不規則な形状を作成する。これは、従来のサブコアのレイアウト、ここにおいて、サブコアの各々は、矩形形状または直線的な形状である、とは著しく異なる。
[0029]この例を続けると、異なるサブコアの各々は、サブコアが独立に電力供給されるように、異なる電力ドメインに対応する。この例では、電力ドメイン境界は、コアの電力レールにおける不連続部を作成するスタンダードセルの使用によって、サブコアの境界の不規則な形状に適合する。例えば、電力レール構造は、コアの一方から他方まで横に(この例では、水平)伸び、およびマルチプルのサブコアを横断する。電力レールは、半導体デバイスの金属層においてインプリメントされ、および所与のレールは、電源と接地または電源と相補的な電源(complementary power)を含み得る。様々な実施形態は、電力遮断器セルを含むことによって、電力レール構造において不連続部を配置(place)し得る。電力遮断器セルの例が、図2に示される。
[0030]図2は、一実施形態に従って適合される電力遮断器セル200の簡略化された図である。電力遮断器セル200は、図1のサブコアの境界において、電力レールにおける不連続部を作成するために使用され得る。
[0031]図2は、単一の電力レール構造の一部分を含み、および図1のコアは、その横寸法にわたって伸びる多数の電力レール構造を含むであろうことが理解される。電力遮断器セル200は、スタンダードセルであり、およびそれは、ANDゲートのような、ゲートに対応する粒度のレベル(level of granularity)にある。それが製造されるとき、電力遮断器セル200は、電力レール構造における金属の削除された部分201を含む。図1の例において、1つのサブコアと別のサブコアとの間の不規則な境界は、境界において電力レールを不連続にする電力遮断器セルを含む。所与の境界は、数百または数千の電力遮断器セルを含み得る。図2の例において、設計は、各電力ドメインが独立にオンまたはオフされ得るように、電力の第1のソースと通信状態にある左側のVDDレール204と、および電力の第2のソースと通信状態にある右側のVDDレール206とをさらに含むであろう。示されるように、接地レール(ground rail)208は、電力遮断器セル200によって遮断されて(broken)いないが、しかしながら、いくつかの実施形態においては、他の電力遮断器セルが、同様に接地レールを遮断し得る。
[0032]図1のコアに関する設計プロセスは、従来のコアに適用される従来の設計プロセスとは異なる。例えば、従来のコアに関する設計プロセスは、異なるサブコアの各々に割り当てられている直線的な形状を含むであろうと共に、異なるチームが、異なるサブコアの各々に対して作業する。割り当てられた形状が、特定のサブコアが制約に従うのを阻止する場合には、直線的な形状は、他のサブコアに関するチームと、およびコアマネージャとのネゴシエーションの繰返しプロセスを通じて変更され得る。対照的に、図1のコアに関する設計プロセスは、最初に、割り当てられた直線的な形状なしで済まし(dispenses with)、およびコア自体の大きい矩形形状内に共に複数のサブコアをレイアウトするための共同作業を含む。電力遮断器セルは、設計プロセスの終わり近くに配置され得、および適宜、設計プロセスのもっと後の繰返しの間に移動されることさえあり得る。これは、図10に関連してより詳細に記述される。図1のコアの設計プロセスの利点は、個々のサブコアの形状がより制約されてないので、それが、より少ない繰返しをもたらし得ることである。図1のコアの設計プロセスの別の利点は、それが、サブコア間の境界における空いている空間の量を低減させ得ることである。
[0033]図3は、一実施形態に従って適合される例となる電力遮断器セル300の例示であり、および図2に示されたものよりも、より詳細に示される。電力遮断器セル300は、3−グリッド電力遮断器セルである。VDDレール310は、2つの部分−左側にある第1のVDDコンタクト310aおよび右側にある第2のVDDコンタクト310bに分割され、図2のレール部分204および206と同様である。電力遮断器セル300は、VDDレール310における不連続部311を含み、それによって、電力ドメインを分離している。VSSレール312は、不連続部なしに、電力遮断器セル300の横寸法にわたって伸びる。320とラベル付けされたボックスは、Nウェル(および、例えば、P型基板上の半導体のN型ドープ領域)であり、およびVDDコンタクト310aおよび310bの両方が、同じNウェル320中にある。さらに、電力遮断器セル300は、VDDコンタクト310aおよび310bが、Nウェルのドープされた半導体材料と直接的に通信状態にないので、セルの境界内にウェルの接合(well tying within the boundaries of the cell)を含まない。
[0034]無論、実施形態の範囲は、3−グリッド電力遮断器セルに限定されない。例えば、図4は、一実施形態に従って、例となる2−グリッド電力遮断器セル400の例示であり、およびそれは、その幅において1つ少ないグリッドを含むが、図3の電力遮断器300セルと実質的に同様である。2−グリッド電力遮断器セル400もまた、共通Nウェル内でインプリメントされ、およびセルの境界内にウェルの接合を含まない。
[0035]電力遮断器セル300および400は、いずれかの適切な方法において、およびいずれかの適切な材料を使用して製造され(fabricated)得る。一例では、電力遮断器セル300および400は、浮遊ゲート301を含む。浮遊ゲート301は、例えば、いずれかのトランジスタとも関連付けられていないポリシリコンゲートを含み得る。ディフュージョンブレーク(diffusion breaks)302が、セルの寸法エクステント(dimensional extent)に沿って配置され、およびまた、電力遮断器セルの境界にわたってイオンの拡散を阻止するために、ポリシリコンまたは他の適切な材料を使用して製造され得る。アイテム303は、金属構造を含み、これらは、トランジスタのソースまたはドレインにおいて使用されるであろうコンタクトと同様であるが、この例では、いずれかのトランジスタにも関連付けられていない。VDDコンタクト310aおよび310bおよびVSSレール312もまた、それらは金属構造303とは異なる層において構築され得るが、金属である。
[0036]上述されたように、電力遮断器セル200、300、400は、ライブラリにおけるスタンダードセルである。したがって、電力遮断器セル200、300、400は、データベースにおけるデータとして具現化され得、ここで、データは、どのように半導体ウエハ(semiconductor wafer)においてセルを作成するかを記述する。無論、別の観点からは、電力遮断器セル200、300、400は、ウエハの一部としてか、あるいはダイシングされたチップの一部としてかにかかわらず、半導体基板上で物理的に具現化され得る。図3および図4は、スタンダードセルの一部として記述されるか、あるいはシリコンにおいて物理的にインプリメントされるかにかかわらず、様々な実施形態において使用され得る物理的特徴を例示する。
[0037]電力遮断器セル200、300、400は、異なる電力ドメインにおける2つのサブコアを分離するために、コア設計内で使用され得る。したがって、所与の電力遮断器セルは、その左側にある別のスタンダードセルと、およびその右側にあるなお別のスタンダードセルとに隣り合い得、ここで、これらの別のスタンダードセルは、異なるサブコアに対応する。このような事例では、VDDコンタクト310aは、左側からのVDDレール部分と電気通信状態にあり、およびVDDコンタクト310bは、右側からのVDDレール部分と電気通信状態にあるであろう。同様に、VSSレール312は、左側と右側との両方にある他のVSSレール部分と電気的に接触しているであろう。この件では、所与の電力遮断器セルは、2つのサブコア間の境界において、電力レールにおける電気的な不連続部を提供する。
[0038]図5は、電力遮断器セル400が、他のセル501および502に隣り合う、例となるインプリメンテーションを示す。VDD電力レール511における不連続部510が存在し、およびVDDコンタクト310aおよび310bは、VDD電力レール511の金属と電気的に結合される。VSS電力レール512は、図5に示される部分の幅全体にわたって連続的であり、VSSレール312に帰属可能な(attributable to)部分を含む。
[0039]セル501は、第1の電力ドメインにおける第1のサブコアに関連付けられ得、およびセル502は、第2の電力ドメインにおける第2のサブコアに関連付けられ得る。電力遮断器セル400は、2つの電力ドメインに隣り合い、および電力レールの不連続部510を提供する。あるいは、言い換えれば、電力遮断器セル400は、2つのサブコアおよび2つの電力ドメインの間の境界線を表す。VDD電力レール511およびVSS電力レール512の両方が、1つの電力ドメインから別のものまでおよび1つのサブコアから別のものまで広がると共に、電力遮断器セル400は、これらサブコアおよび電力ドメインの間の境界を提供する。
[0040]所与のサブコアは、数百または数千の他のスタンダードセルを含むであろうことが理解され、およびそれらの追加のスタンダードセルは、ここでは図示されない。いずれにしても、2つのサブコア間の境界線は、図5に示される部分の上および下に伸びているであろう。そして、サブコア全体を見ることを可能にする抽象度において見られたとき、2つのサブコア間の境界線は、境界線の不規則な形状を定義する数百または数千の同様の電力遮断器セルを含むであろう。
[0041]図6は、例となるインプリメンテーションを例示し、ここにおいて、マルチプルの電力遮断器セルが、2つの別個の電力ドメイン、ドメインAおよびドメインB、の間の境界線601を作成する。電力遮断器セルの例が、電力遮断器セル602であり、これは、上記で記述された電力遮断器セル200、300、400と同様であり得る。
[0042]図6における横線は、VDDレールおよびVSSレールを表す。例えば、VDDレール611は、VSSレール612と対をなし、およびそれら両方が、電力遮断器セル602に関連付けられる。電力遮断器セル602は、VDDレール611における不連続部を提供し、およびまた、VSSレール612において不連続部を提供することも提供しないこともあり得る。
[0043]この例では、電力は、VDDレールへの分配に関する金属ストラップ621−624によって電力ドメインAおよびBに提供される。図6は、トップダウンの例示を提供し、および金属ストラップ621−624は、VDDレール611およびVSSレール612によって例示される、より小さい金属線のものとは異なる金属層においてインプリメントされることが理解される。金属ストラップ621−624は、ビア(vias)(図示せず)を使用して、VDDレール611およびVSSレール612によって例示される、それらの漸進的に(progressively)より小さい金属線につながれる(tap)。金属ストラップ621−624は、電流に関する低抵抗経路を提供するために、および冗長性を可能にするために相互接続される。例えば、金属ストラップ621および622は、電力ドメインAに属し、およびそれらは、異なる金属層に達しかつVDDレール611およびVSSレール612によって例示されるより小さい金属線に結合するビア(図示せず)によって相互接続される。同様に、金属ストラップ624および623は、電力ドメインBに属し、これらもまた、VDDレール611およびVSSレール612によって例示されるより小さい金属線に結合されたビアによって相互接続される。
[0044]電力遮断器セルは、1つまたは複数の金属層におけるそれらそれぞれのVDDレール(および場合によっては、VSSレール)において不連続部を提供する。例えば、2つ以上の金属層を使用して電力を分配する設計では、電力遮断器セルは、それらの2つ以上の金属層における不連続部を提供し得る。
[0045]ドメインAとBの間の境界線601は、この抽象度では、不規則な形状をとる。ゲートそれら自体のスケールで見たとき、不規則な形状は、直線的であるように見え得るが、所与のゲートよりも一桁大きいまたは二桁大きいスケールで見ると、境界線601は、不規則な形状であるように見える。図1におけるサブコア間の境界のビューは、不規則な形状を強調表示している。実際には、図6における境界線601のビューは、図1の例示的な境界のうちの1つの小さいセクションのみであり得る。
[0046]図6に示されていないが、電力ドメインAおよび電力ドメインBは、この実施形態において、別個の電源(power supplies)と通信状態にあり得る。例えば、電源は、電力管理集積回路(PMIC:Power Management Integrated Circuit)を含み得、いくつかの実施形態において、金属ストラップ621および622は、第1のPMICと通信状態にあり得、一方、金属ストラップ623および624は、第2のPMICと通信状態にあり得る。これは、どのように2つの異なる電力ドメインが、半導体デバイス内に共存し得るかの一例である。別の例では、単一の電源が、両方の電力ドメインAおよびBに電力を提供し得、およびスイッチを含む電力分配ネットワークが、電源とストラップ621−624との間でインプリメントされ得る。これらスイッチは、各電力ドメインを別個に電力供給するために開閉され得る。実施形態の範囲は、電力分配ネットワークに関するいずれかの特定の電力スキームにも限定されない。
[0047]様々な実施形態は、電力ドメインを互いに独立して電力崩壊させることを含む。例えば、いくつかの省電力技法が、そのサブコアが使用されていないときに、所与のサブコアへの電力を完全に除去すること(電力崩壊させること)または電圧を低減させることを含む。例えば、特定のカメラサブコアが使用されていないとき、電源は、それらのサブコアが異なる電力ドメインにあると仮定して、同時に、他のサブコアに電力を提供しつつ、その特定のサブコアに電力を提供することを停止し得る。図2−図6の電力遮断器セルは、電力ドメインの分離を可能にし、それによって、サブコアが互いに独立して電力供給されることを可能にし、互いに独立してサブコアを電力崩壊させることを含む。
[0048]図7は、一実施形態に従って、電力ドメインAと電力ドメインBとの間の別の境界線701の例示を提供する。例えば、図7に示される境界線701のセクションは、ことによると、図7のビューの垂直方向に上または下にある、図6に示される部分もまた含む、より大きい境界線の一部であり得る。
[0049]さらに、他の実施形態は、追加または代替として、金属ストラップ621−624のような金属ストラップにおける電力遮断器セルを使用することを含み得る。図8は、例となる配置の例示であり、ここにおいて、電力遮断器セル811および812は、金属ストラップ821および822における不連続部を提供する。全体をまとめてみると、図6−図8の実施形態は、電力遮断器セルが、電力レールまたは接地レールにおける不連続部を作成するために、いずれかの適切な構造において使用され得ることを例示する。
[0050]図9は、一実施形態に従って、半導体デバイスにおいてインプリメントされる電力遮断器セル901の例示である。図9は、半導体デバイスの側面からの断面図であり、誘電体の層内に配置された金属Yと金属Xとの2つの金属層を示す。電力遮断器セル901は、浮遊ゲート910を有し、およびそれは、金属Yおよび金属Xの層にある金属の部分を含む。図9は、半導体デバイスにおいてインプリメントされるような電力遮断器セルが、半導体デバイスの1つまたは複数の金属層における不連続部を提供することを例示する。ライブラリにおけるスタンダードセルとしてインプリメントされるとき、電力遮断器セル901は、それらの金属層がセル内の不連続部を有することを示すために、XORとして様々な金属層をマーク(mark)し得る。図9が、2つの金属層における不連続部を示す一方で、様々な半導体デバイスは、多数の金属層を有し得、および所与の電力遮断器セルは、電力ドメインを分離するために、適宜、金属層のうちの1つまたは複数における不連続部を提供し得ることが理解される。
[0051]図10は、一実施形態に従って、例となる方法1000のフロー図である。方法1000は、設計フローを含み、これは、設計チームによって使用され得、チップの個々のコアに関する設計チームのみならず全体としてのチップに関する設計チームを含む。図10に関連して記述されたアクションの多くは、電子設計自動化(EDA:Electronic Design Automation)ソフトウェアを使用して実行され得る。EDAソフトウェアは、半導体デバイスの物理的部分を記述する論理エンティティとしてスタンダードセルを扱う(treats)。設計プロセスの間、チームメンバーは、ライブラリからスタンダードセルを選択し、および半導体デバイスの設計内の特定の位置にそれらのスタンダードセルを配置するようにEDAソフトウェアに命令し得る。
[0052]EDAソフトウェアの製品は、半導体デバイスの構造を記述する1つまたは複数のコンピュータ可読ファイルを含む。1つまたは複数のコンピュータ可読ファイルは、ファウンドリにおいてツールによって読み取られ、および設計に基づいて物理的な半導体デバイスを作るために、製造プロセスの間に使用され得る。
[0053]アクション1010において、個々のサブコアに関する初期配置の最適化が行われる。例えば、設計チームの一人または複数のメンバーは、コア内のサブコアの初期配置についての大まかなアイデアから開始し得る。例えば、図1の設計において、サブコアゼロは、コアの右上の部分にあり、および他のサブコアは、それらそれぞれの位置を有する。このような初期配置は、一般的なタイミング制約およびロジックの一般的な物理的形状に関するチームの事前知識に基づき得る。
[0054]アクション1020において、チームは、サブコアをそれらの初期配置に従って設計する。アクション1020において留意すべきは、個々のサブコアが、直線的な形状に割り当てられていないことである。むしろ、それらは、単一のプラン(plan)へとマージされ、および同じレベルにおいてインプリメントされる。アクション1020は、ロジックがその親ロジックの近くに適切に配置されていることおよび他の設計制約が満たされることを保証するための繰返しを含み得る。さらに、同じ電力ドメインに属するロジックの部分が、同じ電力ドメインの他のロジックと隣接して配置されるように、電力ドメイン分離は尊重される。
[0055]それぞれの直線的な形状にサブコアを割り当てることになる従来の設計プロセスは、典型的に、様々なサブコアをそれらの直線的な形状にフィットさせることに起因して、より多い数の繰返しを使用するであろう。しかしながら、アクション1020は、さもなければ、様々なサブコアをそれぞれの直線的な形状にフィットさせることに起因する(attributable to)であろう繰返しを無くす。サブコアの初期配置および設計は、EDAソフトウェアからの支援と共に、個人によってまたはチームによって実行され得る。この例において、アクション1020は、別個のチームに各サブコアを分割するという従来のやり方を省く。
[0056]いったんサブコアが設計され、および別個の電力ドメイン境界を有すると、アクション1030は、電力ドメインの境界において電力遮断器セルを導入し、これは、サブコアの境界と同じになることが予期される。アクション1030において留意すべきは、電力遮断器セルは、コアに関する設計プロセスの終わり頃に導入されるということである。様々な実施形態の利点は、電力遮断器セルが、設計プロセスのこのステージにおいて容易におよび便利に配置され得かつ実質的な再設計に帰着するとは予期されないであろうスタンダードセルであることである。アクション1030を続けると、境界に対する変更を必要とする更なる繰返しは、境界をマークする電力遮断器セルを移動させることによって達成され得るが、いずれかの更なるインクリメンタルな配置の最適化(incremental placement optimization)は、異なる電力ドメイン内に制限される。
[0057]アクション1040において、コアに関する設計は、実質的に完了していると仮定され、および全体としてのチップの他のコアに関する設計と共に組み立てられるべきである。したがって、コア設計のデータは、チップチームに提出される。チップチームは、電力およびタイミングの制約のような、チップレベルの制約が満たされることを保証する。アクション1040は、1つまたは複数の繰返しに帰着し得る可能性がある。
[0058]アクション1050は、テープアウトを含む。テープアウトは、ファウンドリに1つまたは複数の設計ファイルを送ることを伴い得る。
[0059]実施形態の範囲は、図10における特定の一連のアクションに限定されない。むしろ、様々な実施形態は、1つまたは複数のアクションを追加、省略、再配置、または修正し得る。例えば、より多いまたはより少ない繰返しが、適宜、ステップ1020−1040の間に使用され得る。
[0060]様々な実施形態は、従来のプロセスに対して1つまたは複数の利点を含み得る。例えば、方法1000が、従来の設計プロセスに比べてより少ない数の繰返しを達成するという点では、工数(man-hours)におけるその低減は、より効率的な設計、およびことによると、費用の節約を意味する。加えて、異なる電力ドメイン間の境界は、単一の電力遮断器セルの幅に対応し得る。これは、それぞれの直線的な形状に個々のサブコアを割り当てる従来の設計プロセスとは対照的であり、そこで、それらの直線的な形状は、チップ上の未使用の空間によって分離され得る。ここでの様々な実施形態は、サブコアの直線的な形状間の無駄な空間を無くし、それによって、半導体面積を低減させている。加えて、ここで記述される実施形態は、異なるサブコアを別個に電力崩壊させる能力を保ちつつ、それと同時に、無駄な半導体面積を最小化する。
[0061]サブコアを別個に電力崩壊させるための例となる方法1100のフロー図が、図11に例示される。一例では、方法1100は、コアにおける電力管理ロジックによって実行される。例えば、カメラコアまたは他のプロセッサコアは、サブコアへの電力を、それらのサブコアが使用されていない時間の間、遮断する電力管理ロジックを含み得る。このロジックは、電力崩壊させることを実行するためのコンピュータ可読命令を実行し得る。サブコアを電力崩壊させることは、個々のトランジスタの漏洩電流に起因する電力消費を低減させ得る。さらに、電力崩壊させることは、クロックゲーティング(clock gating)および同様のことのような、他の電力管理技法の代替として、またはそれに加えて実行され得る。
[0062]図11の方法1100は、マルチプルのサブコアおよび電力ドメイン間の不規則な境界を有する図1に示されたそれのような、コアにおいて実行される。境界は、図2−図9に例示されたそれらのような、電力遮断器セルによって提供される。さらに、(上記で記述された)図10の方法1000が、設計プロセスの間に使用されるスタンダードセルとして、電力遮断器セルを扱う(addresses)一方で、図11の方法1100は、製造されたチップに関して実行され、およびデバイスの通常動作の間またはテストの間のいずれかにおいて使用される。
[0063]アクション1110において、電力管理ロジックは、第2のサブコアが電力供給されながら、第1のサブコアを電力崩壊させる。換言すれば、電力管理ロジックは、サブコアのうちの第2のものに電力を提供し続けながら、サブコアのうちの第1のものに電力供給することを一時的に停止し得る。この例における2つのサブコアは、互いに隣接し、および電力遮断器セルによってそれらの境界に沿って分離されている。電力遮断器セルによって提供される不連続部にかかわらず、マルチプルの電力レールが、第1のサブコアから第2のサブコアへコアの寸法を横断する。不連続部を有する所与の電力レールが、第2のコアに動作電圧を提供し得る一方で、第1のコア内のその部分からは電力供給されない。
[0064]アクション1120において、電力管理ロジックは、第2のサブコアを電力崩壊させる。この時点で、電力管理ロジックは、第1のサブコアに電力を提供し得、または第1のサブコアは、電力崩壊されたままであり続け得る。いずれにせよ、第1および第2のサブコアは、個々に電力崩壊可能である。
[0065]実施形態の範囲は、図11に示される特定の方法に限定されない。他の実施形態は、1つまたは複数のアクションを追加、省略、再配置、または修正し得る。例えば、方法1100は、サブコアの各1つが、適宜、電力供給され得、または電力崩壊され得るように、コアが動作するにつれてマルチプル回実行され得る。サブコアの両方が同時にオンになり得、サブコアの両方が同時に電力崩壊され得、またはサブコアの一方が電力崩壊されるとともに、他方が電力を受け取り得る。加えて、方法1100は、2つのサブコアに関連して記述されるが、様々な実施形態は、個々に電力崩壊可能である2つ以上のサブコアを含み得ることが理解される。実施形態の範囲は、いずれかの特定の数のサブコアにも限定されない。さらに、方法1100のサブコアを電力崩壊させることおよび電源投入することは、電源と個々のサブコアとの間のスイッチを開くまたは閉じること、電源をオンまたはオフにすること、および同様のことのような、いずれかの適切な技法を使用して実行され得る。
[0066]現時点で当業者が認識するように、および目前の特定のアプリケーションに依存して、多くの修正、置換および変形が、その趣旨および範囲から逸脱することなく、本開示のデバイスの材料、装置、構成、および使用方法において、ならびにそれらに対してなされ得る。この点を踏まえると、本開示の範囲は、ここに例示および記述された特定の実施形態のそれに限定されるべきではなく、これは、それらが単にそれについてのいくつかの例にすぎないためであり、むしろ、以下に添付された特許請求の範囲およびそれらの機能的な同等物のそれに完全に相応すべきである。
[0066]現時点で当業者が認識するように、および目前の特定のアプリケーションに依存して、多くの修正、置換および変形が、その趣旨および範囲から逸脱することなく、本開示のデバイスの材料、装置、構成、および使用方法において、ならびにそれらに対してなされ得る。この点を踏まえると、本開示の範囲は、ここに例示および説明された特定の実施形態のそれに限定されるべきではなく、これは、それらが単にそれについてのいくつかの例にすぎないためであり、むしろ、以下に添付された特許請求の範囲およびそれらの機能的な同等物のそれに完全に相応すべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 半導体デバイスであって、
複数のサブコアを有する処理コアと、
前記複数のサブコアの第1のサブコアから第2のサブコアまで広がる複数の電力レールと、前記複数の電力レールは、前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの各々に動作電圧を提供するように構成される、および
前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの間の境界を定義する複数のセルと、前記セルの各々は、それぞれの電力レールにおける不連続部を提供し、ここにおいて、前記不連続部は、前記半導体デバイスの1つより多くの層において、前記それぞれの電力レールにおけるブレークを含む、
を備える、半導体デバイス。
[C2] 前記セルの各々は、
第1のVDDコンタクトと、および
第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体デバイスの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
を備える、C1に記載の半導体デバイス。
[C3] 前記第1のVDDコンタクトは、前記第1のサブコアに対応する前記境界の側にある前記それぞれの電力レールに結合され、および前記第2のVDDコンタクトは、前記第2のサブコアに対応する前記境界の側にある前記それぞれの電力レールに結合される、C2に記載の半導体デバイス。
[C4] 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、C2に記載の半導体デバイス。
[C5] 各電力レールは、VSSに関する導電線およびVDDに関する導電線を含み、ここにおいて、VDDに関する前記導電線は、前記不連続部を含む、C1に記載の半導体デバイス。
[C6] 前記セルの各々は、
浮遊ゲート構造と、および
前記セルのエクステントに沿った複数のディフュージョンブレークと
を備える、C1に記載の半導体デバイス。
[C7] 前記複数の電力レールに対して垂直でありかつ前記第1のサブコア内の前記複数の電力レールと結合された追加の電力レールと、および
前記追加の電力レールにおける不連続部を提供する追加のセルと
をさらに備える、C1に記載の半導体デバイス。
[C8] 前記セルの各々は、3グリッドユニット以下の幅を有する、C1に記載の半導体デバイス。
[C9] 前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、別個の電力ドメインにあり、およびここにおいて、前記別個の電力ドメインは、別個の電源に対応する、C1に記載の半導体デバイス。
[C10] 半導体チップであって、
前記半導体チップの半導体材料内に配置された複数の処理コアと、前記コアのうちの第1のものは、第1のサブコアと第2のサブコアとを有する、
前記第1のサブコアから前記第2のサブコアまで広がる電力レールと、前記電力レールは、前記半導体材料内の導電線を含む、および
前記電力レール上で前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとに隣り合うセルと、前記セルは、前記導電線の複数の金属層において、前記電力レールにおける不連続部を提供する、
を備える、半導体チップ。
[C11] 前記セルは、
第1のVDDコンタクトと、および
第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体チップの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
を備える、C10に記載の半導体チップ。
[C12] 前記第1のVDDコンタクトは、前記第1のサブコアにおいて前記電力レールに結合され、および前記第2のVDDコンタクトは、前記第2のサブコアにおいて前記電力レールに結合される、C11に記載の半導体チップ。
[C13] 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、C11に記載の半導体チップ。
[C14] 前記電力レールは、VSSに関する導電線およびVDDに関する導電線を含み、ここにおいて、VSSに関する前記導電線は、前記セルを連続的に通る、C10に記載の半導体チップ。
[C15] 前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、別個の電力ドメインにある、C10に記載の半導体チップ。
[C16] 前記電力レールに対して垂直でありかつ前記第1のサブコア内の前記電力レールと通信状態にある追加の電力レールと、および
前記追加の電力レールにおける不連続部を提供する追加のセルと
をさらに備える、C10に記載の半導体チップ。
[C17] 前記セルは、
前記半導体チップの基板上に配置されかつトランジスタに関連付けられていないゲート構造
を備える、C10に記載の半導体チップ。
[C18] 処理コアを有する半導体チップであって、前記処理コアは、
第1のサブコアと、
第2のサブコアと、
前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとに電力を分配するための手段と、および
前記半導体チップのマルチプルの金属層において、前記電力を分配する手段における不連続部を提供するための手段と、ここにおいて、前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの間の境界が、前記第1のコアと前記第2のコアとに隣り合う前記不連続部を提供する手段によって定義される、
を備える、半導体チップ。
[C19] 前記不連続部を提供する手段は、前記境界において複数のセルを含み、ここにおいて、前記セルの各々は、
第1のVDDコンタクトと、および
第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体チップの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
を備える、C18に記載の半導体チップ。
[C20] 前記第1のVDDコンタクトは、前記第1のサブコアに対応する前記境界の側にあるそれぞれの電力レールに結合され、および前記第2のVDDコンタクトは、前記第2のサブコアに対応する前記境界の側にある前記それぞれの電力レールに結合される、C19に記載の半導体チップ。
[C21] 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、C19に記載の半導体チップ。
[C22] 前記電力を分配する手段は、複数の電力レールを備え、およびここにおいて、前記不連続部を提供する手段は、前記電力レールが前記第1のサブコアから前記第2のサブコアまで広がる部分において前記境界を定義する複数のセルを備える、C18に記載の半導体チップ。
[C23] 各電力レールは、VSSに関する導電線およびVDDに関する導電線を含み、ここにおいて、VSSに関する前記導電線は、前記セルによって提供される不連続部を含まない、C22に記載の半導体チップ。
[C24] 前記処理コアは、グラフィックス処理ユニット(GPU)を備え、およびここにおいて、前記第1のサブコアは、シェーダユニットを備え、およびここにおいて、前記第2のサブコアは、アキュムレータユニットを備える、C18に記載の半導体チップ。
[C25] 前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、別個の電力ドメインにあり、および、さらにここにおいて、前記別個の電力ドメインは、別個の電源に対応する、C18に記載の半導体チップ。
[C26] 第2のサブコアに電力を提供しながら、第1のサブコアを電力崩壊させることと、ここにおいて、前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、半導体チップ上の処理コアにおいてインプリメントされ、ここにおいて、前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの間の境界が、前記半導体チップのマルチプルの層において複数の電力レールにおける不連続部を提供する複数のセルを含む、および
前記第1のサブコアを電力崩壊させることとは独立して、前記第2のサブコアを電力崩壊させることと
を備える方法。
[C27] 前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとを同時に電力崩壊させることをさらに備える、C26に記載の方法。
[C28] 前記第2のサブコアと前記第1のサブコアとに同時に電力を提供することをさらに備える、C26に記載の方法。
[C29] 前記セルの各々は、
第1のVDDコンタクトと、および
第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体デバイスの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
を備える、C26に記載の方法。
[C30] 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、C26に記載の方法。

Claims (30)

  1. 半導体デバイスであって、
    複数のサブコアを有する処理コアと、
    前記複数のサブコアの第1のサブコアから第2のサブコアまで広がる複数の電力レールと、前記複数の電力レールは、前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの各々に動作電圧を提供するように構成される、および
    前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの間の境界を定義する複数のセルと、前記セルの各々は、それぞれの電力レールにおける不連続部を提供し、ここにおいて、前記不連続部は、前記半導体デバイスの1つより多くの層において、前記それぞれの電力レールにおけるブレークを含む、
    を備える、半導体デバイス。
  2. 前記セルの各々は、
    第1のVDDコンタクトと、および
    第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体デバイスの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
    を備える、請求項1に記載の半導体デバイス。
  3. 前記第1のVDDコンタクトは、前記第1のサブコアに対応する前記境界の側にある前記それぞれの電力レールに結合され、および前記第2のVDDコンタクトは、前記第2のサブコアに対応する前記境界の側にある前記それぞれの電力レールに結合される、請求項2に記載の半導体デバイス。
  4. 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、請求項2に記載の半導体デバイス。
  5. 各電力レールは、VSSに関する導電線およびVDDに関する導電線を含み、ここにおいて、VDDに関する前記導電線は、前記不連続部を含む、請求項1に記載の半導体デバイス。
  6. 前記セルの各々は、
    浮遊ゲート構造と、および
    前記セルのエクステントに沿った複数のディフュージョンブレークと
    を備える、請求項1に記載の半導体デバイス。
  7. 前記複数の電力レールに対して垂直でありかつ前記第1のサブコア内の前記複数の電力レールと結合された追加の電力レールと、および
    前記追加の電力レールにおける不連続部を提供する追加のセルと
    をさらに備える、請求項1に記載の半導体デバイス。
  8. 前記セルの各々は、3グリッドユニット以下の幅を有する、請求項1に記載の半導体デバイス。
  9. 前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、別個の電力ドメインにあり、およびここにおいて、前記別個の電力ドメインは、別個の電源に対応する、請求項1に記載の半導体デバイス。
  10. 半導体チップであって、
    前記半導体チップの半導体材料内に配置された複数の処理コアと、前記コアのうちの第1のものは、第1のサブコアと第2のサブコアとを有する、
    前記第1のサブコアから前記第2のサブコアまで広がる電力レールと、前記電力レールは、前記半導体材料内の導電線を含む、および
    前記電力レール上で前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとに隣り合うセルと、前記セルは、前記導電線の複数の金属層において、前記電力レールにおける不連続部を提供する、
    を備える、半導体チップ。
  11. 前記セルは、
    第1のVDDコンタクトと、および
    第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体チップの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
    を備える、請求項10に記載の半導体チップ。
  12. 前記第1のVDDコンタクトは、前記第1のサブコアにおいて前記電力レールに結合され、および前記第2のVDDコンタクトは、前記第2のサブコアにおいて前記電力レールに結合される、請求項11に記載の半導体チップ。
  13. 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、請求項11に記載の半導体チップ。
  14. 前記電力レールは、VSSに関する導電線およびVDDに関する導電線を含み、ここにおいて、VSSに関する前記導電線は、前記セルを連続的に通る、請求項10に記載の半導体チップ。
  15. 前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、別個の電力ドメインにある、請求項10に記載の半導体チップ。
  16. 前記電力レールに対して垂直でありかつ前記第1のサブコア内の前記電力レールと通信状態にある追加の電力レールと、および
    前記追加の電力レールにおける不連続部を提供する追加のセルと
    をさらに備える、請求項10に記載の半導体チップ。
  17. 前記セルは、
    前記半導体チップの基板上に配置されかつトランジスタに関連付けられていないゲート構造
    を備える、請求項10に記載の半導体チップ。
  18. 処理コアを有する半導体チップであって、前記処理コアは、
    第1のサブコアと、
    第2のサブコアと、
    前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとに電力を分配するための手段と、および
    前記半導体チップのマルチプルの金属層において、前記電力を分配する手段における不連続部を提供するための手段と、ここにおいて、前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの間の境界が、前記第1のコアと前記第2のコアとに隣り合う前記不連続部を提供する手段によって定義される、
    を備える、半導体チップ。
  19. 前記不連続部を提供する手段は、前記境界において複数のセルを含み、ここにおいて、前記セルの各々は、
    第1のVDDコンタクトと、および
    第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体チップの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
    を備える、請求項18に記載の半導体チップ。
  20. 前記第1のVDDコンタクトは、前記第1のサブコアに対応する前記境界の側にあるそれぞれの電力レールに結合され、および前記第2のVDDコンタクトは、前記第2のサブコアに対応する前記境界の側にある前記それぞれの電力レールに結合される、請求項19に記載の半導体チップ。
  21. 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、請求項19に記載の半導体チップ。
  22. 前記電力を分配する手段は、複数の電力レールを備え、およびここにおいて、前記不連続部を提供する手段は、前記電力レールが前記第1のサブコアから前記第2のサブコアまで広がる部分において前記境界を定義する複数のセルを備える、請求項18に記載の半導体チップ。
  23. 各電力レールは、VSSに関する導電線およびVDDに関する導電線を含み、ここにおいて、VSSに関する前記導電線は、前記セルによって提供される不連続部を含まない、請求項22に記載の半導体チップ。
  24. 前記処理コアは、グラフィックス処理ユニット(GPU)を備え、およびここにおいて、前記第1のサブコアは、シェーダユニットを備え、およびここにおいて、前記第2のサブコアは、アキュムレータユニットを備える、請求項18に記載の半導体チップ。
  25. 前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、別個の電力ドメインにあり、および、さらにここにおいて、前記別個の電力ドメインは、別個の電源に対応する、請求項18に記載の半導体チップ。
  26. 第2のサブコアに電力を提供しながら、第1のサブコアを電力崩壊させることと、ここにおいて、前記第1のサブコアおよび前記第2のサブコアは、半導体チップ上の処理コアにおいてインプリメントされ、ここにおいて、前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとの間の境界が、前記半導体チップのマルチプルの層において複数の電力レールにおける不連続部を提供する複数のセルを含む、および
    前記第1のサブコアを電力崩壊させることとは独立して、前記第2のサブコアを電力崩壊させることと
    を備える方法。
  27. 前記第1のサブコアと前記第2のサブコアとを同時に電力崩壊させることをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第2のサブコアと前記第1のサブコアとに同時に電力を提供することをさらに備える、請求項26に記載の方法。
  29. 前記セルの各々は、
    第1のVDDコンタクトと、および
    第2のVDDコンタクトと、前記第1および第2のVDDコンタクトは、前記半導体デバイスの基板の共通のN型ドープ領域内に形成されている、
    を備える、請求項26に記載の方法。
  30. 前記第1のVDDコンタクトおよび前記第2のVDDコンタクトは、前記N型ドープ領域のドープされた半導体材料と直接的に結合されない、請求項26に記載の方法。
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