JP2019512033A - 選択的プラズマ前処理による剥離力の増加 - Google Patents
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Abstract
本発明は、接着剤層(3)を第一の被着体(4)に接着する方法に関し、該方法では、接着剤層3の第一の表面3aが被着体の第一の表面4a上に施用され、そして、該接着剤層(3)の第一の表面(3a)および/または被着体の第一の表面(4a)は、平面的に、部分的に前処理され、そして、前処理された領域(6)における、被着体の第一の表面(4a)と接着剤層(3)の第一の表面(3a)との間の剥離力がそれによって高められ、そして、その接着剤層(3)を、該被着体の第一の表面4aから引き剥がす際に、前処理された領域(6)においては、凝集的に剥離し、かつ、未処理の領域(7)においては、接着剤層(3)の第一の表面(3a)が、被着体の第一の表面(4a)から接着的に剥離する。
Description
本発明は、接着剤層を被着体の表面に接着させる方法に関する。本発明はまた、被着体の第一の表面と被着体の第二の表面とを有する部材にも関し、これら二つは互いに接着剤層で接着される。
基材上のおよび内部製造プロセスにおける接着テープ製品の固着力の増大は、プライマーおよび物理的前処理方法およびそれらの組合せの使用によって達成できる。これらの方法は、原則的に、かなりの期間確立されており、かつ、使用されている。従来技術によれば、表面を完全に均質に前処理し、すべての領域において、一貫した接着または印刷を達成する努力が払われている。
顧客は定義された接着強度レベルを要求し、しばしば接着テープ製品の凝集破壊を必要とする。最適な固着の場合、可能な限り最良の固着値を達成するために、適切な前処理によって、関与するすべての表面を均質にして接合する。それに加えて、先行技術による表面は、選択的かつ構造化的に、プラズマによってマイクロメートル範囲で前処理できる。ここで、ウェットケミカルメタライゼーションに特化した印刷分野における用途がある(“Plasma Printing and Related Techniques − Patterning of Surfaces Using Microplasmas at Atmospheric Pressure” in Plasma Process. Polym. 2012, 9, 1086−1103(非特許文献1)参照)。
"Plasma Printing and Related Techniques − Patterning of Surfaces Using Microplasmas at Atmospheric Pressure" in Plasma Process. Polym. 2012, 9, 1086−1103
"Plasma Printing and Related Techniques − Patterning of Surfaces Using Microplasmas at Atmospheric Pressure" in Plasma Process. Polym. 2012, 9, 1086−1103 Fig. 4 auf Seite 1.091
本発明の課題は、被着体表面上に接着剤層を接着させる方法を提供することであり、該方法により、接着剤層と被着体の表面との間の剥離力を、接着剤の全面的に均質な凝集破壊における剥離力よりも大きくすることである。また、本発明の課題は、高い剥離力を有する接着体を有する部材を提供することである。
この課題は、冒頭に述べた方法によって、被着体の第一の表面上に第一の接着剤層表面を施用し、第一の接着剤層表面および/または被着体の第一の表面を平面的に部分的に前処理することによって解決される。平面的に部分的に、とは、ここで非常に一般的に理解されるべきであり、これは、非均質または構造化された前処理であり、これはランダムに、均質に構造化されるかまたはパターン化され、および/または不均質な構造を有し、この場合、構造は、連続した手順においてその構造自体を繰り返すことができる。
しかしながら、二つの第一の表面または二つの第一の表面のうちの一方を、特定の領域においてのみ前処理することが、本発明にとって本質的である。しかし、表面の前処理に依存することなく、被着体の第一の表面およびその上に接着された接着剤層の層構造は、接着の全範囲にわたって均質である。つまり、全体的に同じである。第一の接着剤層の表面および/または被着体の第一の表面の不均質な前処理によって、前処理の種類、かつ、選択された接着剤ならびに被着体の表面の材料を都合良く選択することで、接着体が開放されたときに、均質な全面的な前処理と比較して、接着体表面全体にわたり、拡大した破壊面が生じ、そして、それにより剥離力が高められる。
被着体の表面は、一般に、基材の表面を意味するものと理解される。基材は、可撓性のまたは堅い基材であってもよい。また、ラッカー層またはプラスチック層であることもできる。しかしながら、自動車 製造業のボディ部品でもあることができる。一方、被着体は、コーティングしてまたはコーティングせずに形成できる。
第一の接着剤層の表面と被着体の第一の表面との間の剥離力が、第一の接着剤層の表面と被着体の第一の表面との間の未処理の接着の剥離力と比べてより高められているために、接合体表面の前処理された領域にわたって、好ましくは、接着は凝集的に破壊される。つまり、接着剤層に沿って接着が破壊される。その一方で、未処理の領域全体の接着は、第一の接着剤層の表面と被着体の第一の表面との間の接着表面に沿って機能しなくなる。
接着剤層は、好ましくは接着テープの構成要素である。接着テープは、合目的的には、キャリアフィルムを有し、その片面に接着剤層が設けられている。しかしながら、接着剤層自体が十分に堅牢で、キャリアフィルムを省略できる場合も考えられる。
しかしながら、接着剤層の表面はまた、最初に、横方向に、好ましくは、接着表面に対して垂直に破壊され、および/または第一の接着剤層の表面および被着体の第一の表面が、凝集領域と接着不良領域との間で破壊され、その結果、キャリアフィルムに付着した接着剤層の部分を被着体の表面から引き剥がすことができる。接着結合体の部分的な接着および部分的な凝集破壊により、接着剤層の剥離した部分と被着体の表面との間の剥離力を全体的により大きくする、拡大された破壊表面が生ずる。
好ましくは、接着剤層の第二の表面は、被着体の第二の表面上に施用される。合目的的には、接着剤層は接着テープの形態で提供される。接着テープは、接着剤層とキャリアフィルムとを有する。第一の接着剤層の表面は、キャリアフィルムに対向して存在するように配置される。接着剤層によって、被着体の第一の表面に被着体の第二の表面を接合して二つの被着体を一緒に接着する場合、最初に、第一の接着剤層の表面を、第一の被着体の被着体の第一の表面上に接着し、その後、剥離フィルムを接着剤層の第二の表面から引き剥がし、そして、第二の接着剤層の表面上に、第二の被着体の被着体の第二の表面を接着する。これにより、接着剤によって被着体の第一の表面と、被着体の第二の表面との間に接着結合が生じる。被着体の第一の表面は、好ましくは、被着体の第二の表面を有する第二の被着体から自立かつ独立して可動に利用できる。しかしながら、他の実施形態では、被着体の第一の表面および被着体の第二の表面は、同じ被着体の表面であることも考えられる。
合目的的に、接着剤層の表面および/または被着体の表面の前処理は、プライマーの施用により、またはプラズマによる前処理によって行われる。
プライマーの施用は、例えば、噴霧、塗布またはドクターブレードのような従来の方法によって、被着体の第一の表面および/または第一の接着剤層の表面上に行うことができる。この場合、ほとんど全ての形態のプライマー構造を表面上に適用することができる。好ましくは、表面の前処理された領域間の最小距離は、1〜10μm、特に好ましくは、1〜2μmである。
本発明による方法の別の実施形態では、表面は、プラズマによって前処理されるか、またはコロナによって前処理される。表面のプラズマ前処理またはコロナ前処理によって、表面が活性化される。表面を活性化し、次いで活性化された表面に接着剤を施用することにより、剥離力が非活性化表面に対して増加する。しかしながら、合目的的には、しかしながら、表面は、全面的にプラズマ活性化されているのではなく、同様に、平面的に、部分的に活性化されており、その場合、活性化は、例えば、スタンプの形態のプラズマ源を用いて、あるいはテンプレートをマスキングすることによる、所定の反復パターンで行うことができる。
所定の状況下において、プラズマ源は、不均質な処理を生成し得る。これはフィラメント放電または非常に異なるフィールド領域を有する放電の場合、特に可能である。ここで、所定のプロセス構成において、処理すべき材料のより高いウェブ速度を適切に選択すると同時に、小さいプラズマ出力を選択することによって不均質な処理を達成できる。
本発明による方法の特に好都合で好ましい実施形態では、プラズマ処理とプライマーの前処理とが組み合わされ、しかも、好ましくは、最初に、表面をプラズマによって平面的に、部分的に前処理し、そして、その平面的に、部分的に前処理した、表面の領域上にプライマーを施用し、そのプラズマによる前処理のために、被着体の表面上に高められた剥離力で付着する。
本発明はまた、最初に述べた部材によって解決され、本発明によれば、該部材は、二つの被着体の表面間の剥離力が、該二つの被着体の表面の全面的な凝集破壊の剥離力よりも高いことを特徴とする。
本発明を、6つの図の実施形態に基づいて説明する。
図1aは、キャリアフィルム2および接着剤層3を有する接着テープ1間本発明による接着の基本的な構造を示しており、接着剤層3の第一の接着剤層の表面3aが、接着剤層3の、キャリアフィルム2とは反対側上に配置されており、かつ、接着剤層3の第一の表面3aが、第一の被着体4の被着体の第一の表面4aに接着されている。図1aでは、接着された状態が示されている。
接着テープ1の自由な第一接着剤層の表面3aは、最初は自由である。接着テープ1は、それから、その第一の接着剤層の表面3aでもって被着体の第一の表面4a上に接着される。
第一の接着剤層の表面3aまたは被着体の第一の表面4aのいずれか一方、または両方が前処理されるという方法で、第一の接着剤層の表面3aと被着体の第一の表面4aとの間の接着部は前処理されている。
前処理は、原則的に、平面的、部分的な前処理である。それは、合目的的に、第一の接着剤層の表面3a上または被着体の第一の表面4a上またはその両方の上に、プライマーを平面的に、部分的に施用することであるだけでなく、第一の接着剤層の表面3a上または被着体の第一の表面4a上、または二つの表面3a、4aの、平面的、部分的なプラズマ前処理であることもできる。
ここで、平面的、部分的に前処理されたとは、それぞれの表面が全面的に、すなわち平面の全範囲にわたって前処理されたのではなく、部分的にのみ前処理された、すなわち、表面の前処理された領域6だけを意味する。前処理された領域6は、個々に分布しているか、または連続的に形成されている、および/または、いずれも、任意の円周形状をとることができる。
前処理された領域6は、連続的に、または、互いに離間して、表面全体にわたって分布することができる。表面の前処理は、再現性のある構造を有することが好ましい。所与の再現可能な構造は、例えば、プラズマ前処理を施す前処理された領域6を露出できるようにするスタンピングよって達成することができ、そして、前処理された領域6に相補的で、かつ、プラズマ前処理を受けない、未処理の領域7を覆うようにして行われる。このために、例えば、プロセスガスとして表面を領域的に活性化するガスが、管を介してスタンピングの領域内に導入される。スタンピングおよび表面は、高周波の交流電解を極として露出される。そのようなスタンピングは、例えば、“Plasma Printing and Related Techniques − Patterning of Surfaces Using Microplasmas at Atmospheric Pressure” in Plasma Process. Polym. 2012, 9, 1086−1103 Fig. 4 auf Seite 1.091(非特許文献2)中に説明されている。しかしながら、設定可能な、プラズマ前処理された構造を表面上に適用するための他の方法も考えられ、これは上述の文献に記載されている。
プライマーの適用による前処理において、リソグラフィー法を用いることによっても、平面的、部分的に構造を生成および施用できる。
好ましくは、接着の前処理は専ら被着体の第一の表面4aにおいて行われる。あるいは、例えば、プラズマ法によって、またはプライマーを平面的、部分的に施用することによっても、同様に、接着テープの接着剤層の表面を、平面的に部分的に前処理することもできる。
図1bは、被着体の第一の表面4aから接着テープ1を剥離した後の接着の状態を示している。
そのプラズマ前処理された領域6において、プラズマ前処理によって、被着体の第一の表面4aと第一の接着剤層の表面3aとの間の剥離力は、未処理の被着体の第一の表面4aと第一接着剤層の表面3aとの剥離力よりも大きなものとなっている。
本発明により、その剥離力は、プラズマにより前処理された、前処理された領域6にわたって接着テープ1を引き剥がす場合に、その接着剤層1内に凝集破壊が生じるように、接着剤層3の凝集力よりも高くなるまで高められる。プラズマ前処理を施していない領域7全体にわたって、被着体の表面4aと第一の接着剤層の表面3aとの間の剥離力は、接着剤層1の凝集力よりも小さく、その結果、プラズマ前処理が行っていない領域7において、被着体の第一の表面4aから接着テープ1を引き剥がす場合には、被着体の第一の表面4aから直接、接着剤層3が元通りに剥離する。
図1bは、被着体の第一の表面4aのプラズマ前処理された領域6およびプラズマ前処理されていない領域7にわたる、接着テープ1の異なる破断挙動を示す。接着テープ1を引き剥がす際に、被着体の第一の表面4aにわたる破断ラインの高さが異なることによって、追加的な、被着体の第一の表面4aに対抗する、垂直な破壊ラインが接着層3内に生じ、その結果、破断面積は、全面的な凝集破壊または全面的な接着破壊に対抗して増加することが、本発明の本質である。破断面積が拡大することにより、キャリアフィルム2と被着体の第一の表面4aとの間の剥離力、すなわち、キャリアフィルム2が被着体の表面4aから引き剥がされる力は、接着剤層3の全面的な凝集破壊における剥離力よりも大きくすることができる。
図2は、tesa(登録商標) ACXplus 7812接着テープ1をABSからなる第一被着体の表面4a上に固定した状態を示す。接着テープ1は、ここではABS上に接着されており、ABSはアクリロニトリルブタジエンスチレンである。tesa(登録商標) ACXplus 7812の接着テープ1は、濃い黒色のアクリルフォーム接着テープであり、ここでは透明に示されている、化学的にエッチングされたPET(ポリエチレン)安定化フィルム上に接着剤層が適用されている。
図2に示す3枚の写真では、被着体の表面4a、すなわち、ABS基材の表面、およびtesa ACX 7812の接着剤層3の第一の接着剤層の表面3aのいずれも、PiezoBrush(登録商標)プラズマ処理で前処理する。図2では、三つのtesa(登録商標)ACXplus 7812テープ1がABS−被着体表面4a上に接着されている。プラズマ前処理は、Piezobrush(登録商標)ブランドのプラズマ装置を用いて行った。
以前はReinhausen Plasma GmbHであった、Reylon Plasma Gmbh社のPiezobrush(登録商標)は、圧電効果によってプラズマを生成し、これは、結晶の偏光方向を逆にすることによって可能になる。この放電技術の結果として、電気アークと比較して、冷たい非熱プラズマが生成される。その温度は室温に近い。
圧電素子の原理は、例えば、欧州特許第 2 168 409 B1号明細書(特許文献1)に示されている。圧電素子は、それらに設けられた冷却装置に関連して特に適しており、それ故、交流電解によって生成されたプラズマは続いて冷却することができ、そして、図示していないプラズマ源の放出ノズルから、いわゆる低プラズマ温度−プラズマを放出させることができる。
Piezobrush PZ2は、50℃未満のプラズマ温度を有するプラズマを生成する。
Piezobrush PZ2を、基材の表面または接着剤の表面全体にわたり、5mm〜10mmの距離で、かつ、5m/分以下の速度で誘導し、そして、それら表面を接着プロセスのために準備する。
プラズマ温度が50℃未満と低いため、例えば、被着体の表面4aを前処理するのにも、接着剤層の表面3aを前処理するのにも同じプラズマ源を使用することができる。
Piezobrush(登録商標)はハンディタイプのプラズマ装置であるが、この試験のために、処理の間の一貫した条件を達成するために、可動式テーブルの上に取り付けた。被着体4および接着剤3に対する可動式テーブルの速度は、5m/分の速度で均質な処理ができないように選択された。これを、図2の3枚の写真に示す。3枚の写真の全てにおいて、引っ張り力は90°接着強度試験によって、すなわち、補強フィルムをABSフィルムから90°の角度で引き剥がして行った。
一つ目の場合、つまり、図2の上部の場合では66.2N/cmの剥離力が、中央のサンプルでは88.47N/cmの剥離力が、そして、下の例では92.93N/cmの剥離力が測定された。製品の中央における全面的な凝集破壊の場合、剥離力は約67N/cmである。これは、表面の平面的な部分的な前処理およびそれによってもたらされる接着剤層の不均質な破壊挙動により、図2におけるいくつかの場合において、全面的な凝集破壊に対して剥離力が著しく増加すると考えられることを示している。
図3は、Hemmelrath Lackfabrik GmbH社の自動車用塗料Autolack 2K−Klarlack enhanced 540上にtesa(登録商標)ACXplus 7812接着テープをそれぞれ適用し、そして、表面の前処理をPlasmatreat社のプラズマノズルを用いて行った4つのさらなる試験を示す。
そのプラズマノズルは、わずかに異なる電界生成の原理に従って機能し、例えば、欧州特許出願公開第0986939A1号明細書(特許文献2)に記載されている。放電空間を流れるガスは、プラズマによってイオン化される。次いで、このプラズマは、処理される表面に駆動されるガス流を通過し、そしてそこで、特に、表面酸化が行われ、これは、表面の濡れ性を向上させる。前処理はコロナ放電のように放電が生ずる場所で行われないため、(ここでは)その物理的な前処理の種類は、間接的な前処理と呼ばれる。表面の前処理は、大気圧またはその近くで行われるが、放電空間またはガスチャンネル内の圧力を増加させることはできる。プラズマとは、ここでは、大気圧プラズマであり、これは、熱平衡状態にない電気的に活性化された均質な反応性ガスであり、有効範囲内の周囲圧力に近い圧力を有するものと解される。一般に、圧力は周囲圧力よりも0.5バール高い。電気放電および電界中のイオン化プロセスによってガスが活性化され、そして、ガス成分中に高励起状態が発生する。使用されるガスおよび混合ガスはプロセスガスと呼ばれる。大気圧プラズマの成分は、高度に励起された原子状態、高度に励起された分子状態、イオン、電子、プロセスガスの未変化成分であることができる。大気圧プラズマは、真空中ではなく、通常、空気環境中で生成される。これは、プロセスガス自体が確かに空気ではない場合、流出するプラズマが少なくとも周囲の空気の成分を含むことを意味する。
第一の場合、つまり、図3の上に示した例では、第一の接着剤層の表面3aも、塗料表面4aも共に未処理である。第二の場合、接着剤層3aの表面はプラズマノズルで前処理されており、第三の場合では、塗料のみが前処理されており、そして第四の場合では、両方の表面3a、4aがプラズマノズルで前処理されている。
しかしながら、測定された剥離力は、図2に示されている部分的な凝集破壊の場合よりもはるかに、つまり、それぞれ20N/cm以上低い。したがって、均一な凝集破壊における剥離力は、部分的な凝集破壊よりも小さい。
図4aおよび図4bは、同様に、接着テープ1と被着体の表面4aとの間の接着の凝集破壊および接着破壊の組合せを示す。接着テープ1として、アクリルベース上の自己接着粘弾性キャリア材料からなる、機能層としてアクリレート接着剤を有する二層構造物を使用した。接着テープ1は、T−剥離試験のために化学的にエッチングされたPETフィルムでその両面を補強した。説明した接着テープ1を、プラズマラミネーションによって製造し、その場合、接着剤層3aの表面およびキャリア材料4aの表面の両方を非常に低電力でプラズマ処理した。
プラズマラミネーションのプロセスは、互いに向かい合った、ラミネーションする二つの表面を、例えば、二つの対向するロールの間で、二つのフィルムを、二つの表面を互いに対向させて引っ張り、そして、ラミネーションおよびラミネートニップ内へ進入させる前に、二つの互いに離間している表面上にプラズマノズルを向けることによって、互いに積層される二つの表面が、ラミネーションの直前にプラズマにより前処理される。
図5には、ラミネーションのために所望の反圧を形成する、加圧ローラ54および対向する加圧ローラ56によって形成されたラミネートニップ53が示されている。直径およびそれらの回転軸に沿った長手方向における範囲において同じ大きさのローラ54、56は、同じ周速度で反対方向に走行する。加圧ローラ54上には誘電体層57が外部から施用されており、これは、加圧ローラ54を完全に取り囲み、かつ、加圧ローラ54の外側表面上を、全面的に、加圧ローラ54の全長に沿って施用されている。加圧ローラ54上には、誘電体57の層が外側に施用されており、その誘電体57の層の厚さは、好ましくは1〜5mmである。誘電体57は、合目的的に、セラミック、ガラス、プラスチック、ゴム、例えば、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ブチル−ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)またはポリイソプレンゴム(IR)からなる。
加圧ローラ54と、対向する加圧ローラ56との間には、高周波交流電圧が印加され、これによりラミネートニップ53にプラズマが生成される。プロセスガス59は、プロセスガスノズル58を介してラミネートニップ53に供給され、プロセスガス59として空気または窒素または二酸化炭素を種々の実験で使用した。しかしながら、他のプロセスガスまたはこれらのプロセスガスの混合物もまた考えられる。
プラズマ前処理は大気圧に近い圧力、すなわち、大気圧±0.05バールまたは大気圧で行われる。
ラミネートニップ53、キャリア材料4および接着剤層3は、連続的に、かつ、同じ方向に供給される。ウェブ速度は0.5〜200m/分、好ましくは、1〜50m/分、特に好ましくは、2〜20m/分である。
ラミネートニップ53では、第一の接着剤層の表面3aとキャリア材料4aの第一の表面とが互いに積層される、すなわち、一緒に加圧され、その結果、接着テープ1を形成する積層体が得られる。これら二つの第一の表面3a、4aは、ラミネーションの際に、互いに直接接触し、かつ、加圧下で互いに押し付けられるように、互いに配置される。それら二つの第一の表面3a、4aは、一緒にラミネーションされる前に、それぞれ全面的にプラズマ前処理され、具体的には、ラミネートニップ53から、ラミネートニップ53内に至るまで、それら二つの第一の表面上にプラズマが連続的に作用するような方法で前処理される。
粘弾性キャリア材料3の通常の凝集力は18.3N/cmであり、一方、図4bによる部分的な凝集破壊の場合の剥離力は18.9N/cmである。図4aにおける部分的な凝集破壊の別の場合の剥離力は9.5N/cmである。この実験は、表面の前処理によって領域的な凝集破壊および領域的な接着破壊、あるいは、接着の剥離力を生じさせることができ、かつ、接着の剥離力が、全面的に、凝集的に破壊さえる接着結合の剥離力を超え得ることを、全体として明確に示すことができる。
1 接着テープ
2 キャリアフィルム
3 接着剤層
3a 接着剤層の表面
4 被着体/キャリア材料
4a 被着体の表面
6 前処理された領域
7 未処理の領域
53 ラミネートニップ
54 加圧ローラ
56 対向する加圧ロール
57 誘電体
58 プロセスガスノズル
59 プロセスガス
2 キャリアフィルム
3 接着剤層
3a 接着剤層の表面
4 被着体/キャリア材料
4a 被着体の表面
6 前処理された領域
7 未処理の領域
53 ラミネートニップ
54 加圧ローラ
56 対向する加圧ロール
57 誘電体
58 プロセスガスノズル
59 プロセスガス
Claims (10)
- 接着剤層(3)を第一の被着体(4)に接着するための方法であって、
接着剤層(3)の第一の表面(3a)が被着体の第一の表面(4a)に施用され、そして、接着剤層(3)の第一の表面(3a)および/または該被着体の第一の表面(4a)が、平面的に、部分的に前処理され、そして、これにより、被着体の第一の表面(4a)と、接着剤層(3)の第一の面(3a)との間の前処理された領域(6)における剥離力が増大し、そして、接着剤層(3)が被着体の第一の表面(4a)から除去される場合に、該接着剤層(3)が前処理された領域(6)内で凝集的に分離し、かつ、未処理領域(7)において、接着剤層(3)の第一の表面(3a)が、被着体の第一の表面(4a)から接着的に剥離する、上記の方法。 - 前記接着剤層(3)の第二の表面が被着体の第二の表面上に施用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 接着剤層(3)の第一の表面(3a)および/または被着体の第一の表面(4a)が、プライマーで前処理されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- 接着剤層(3)の第一の表面(3a)および/または被着体の第一の表面(4a)がプラズマにより前処理されることを特徴とする、請求項1、2または3に記載の方法。
- プラズマでの前処理が、プラズマ印刷法により行われることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- 前記接着剤層(3)の第一の表面(3a)および/または被着体の第一の表面(4a)が、プラズマにより所定のパターンに前処理されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の方法。
- 前記パターンのプラズマにより前処理された領域(6)の間の最小距離が1〜10μmであることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
- 前記接着剤層(3)の第一の表面(3a)および/または被着体の第一の表面(4a)が、最初にプラズマにより前処理され、そしてその後、該プラズマにより前処理された領域(6)にプライマーが適用されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。
- 前記接着剤層(3)の第一の表面(3a)と被着体の第一の表面(4a)との間の剥離力が、該接着剤層(3)の全面的な凝集破壊における剥離力に比べて高められていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。
- 被着体の第一の表面(4a)および被着体の第二の表面を有し、それら二つが互いに接着剤層(3)で接着された部材であって、該二つの被着体の表面(4a)間の剥離力が、該接着剤層(3)の全面的な凝集破壊の剥離力よりも高いことを特徴とする、上記の部材。
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