JP2019505311A - 安全ベアリング機構及び食品加工装置 - Google Patents

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Abstract

本開示は、容器、及び食品を加工するために前記容器に対し回転するように配される加工ツールを有する食品加工装置の安全ベアリング機構に関し、前記ベアリング機構は、第1のベアリング部、特にベアリングピン及び第2のベアリング部、特にベアリングシートを有し、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部の一方は、前記容器に関連付けられ、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部の他方は、ツールユニットに関連付けられ、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部は互いに係合し、互いに連動して回転するように配され、作動している加工ツールは、駆動トルクが加工ツールに加えられていないとき、既定の時間期間内に大幅に減速される、好ましくは止められるように、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部は、規定される摩擦トルクを発生させる。本開示はさらに、対応する食品加工装置にも関する。

Description

本開示は、容器、及び食品を加工するために前記容器に対して回転するように配される加工ツールを有する食品加工装置の安全ベアリング機構に関し、このベアリング機構は、互いに連動して回転するように配される第1のベアリング部及び第2のベアリング部を有する。本開示はさらに、食品加工装置、特にフードチョッパー、ミキサー又はブレンダーにも関し、前記装置は、容器、及び食品を加工するために前記容器に対して回転するように配される加工ツールを有する。
国際特許出願公開番号WO2007/015189 A2は、容器の底に固定して取り付けられる中心軸を有する容器、前記容器を覆う蓋、食品加工ツールを支持する加工ツールユニットを有する食品加工装置を開示し、その上端は、前記蓋を通り駆動ユニットと一緒に配され、その下端は、前記中心軸と回転自在に係合し、前記中心軸の周りを旋回運動(pivotal movement)することを可能にするための細長い空洞を持ち、前記細長い空洞は、ベアリング部を具備し、前記ベアリング部は、前記旋回運動中に前記中心軸で満たされる既定の形状を内面に持つ。
食品加工装置の同様の機構は、国際特許出願公開番号WO2007/046029 A1から既知であり、この装置は、容器内を加工区域と収集区域とを規定するふるいを有する。
通常、台所用品による食品の加工は、ツールの回転運動に基づいている。例えば、ブレード、1組のブレード又は多数のブレードを備えるディスクを回転させることにより、食品は、切り刻まれる(chopped)、切られる(cut)、すりおろされる(grated)、混合される(mixed)、ブレンドされる(blended)等がされる。ナッツ、スパイス、角氷又は非常に硬い野菜若しくは果物のような非常に硬い食品を効率よく切り刻むために、適切な目的の特殊ツールが使用される。例えば、ブレードの数、形状及び鋭さはそれに応じて適応される。さらに、回転速度が増大してもよい。さらに、既に加工された食品をまだ加工されている食品から繰り返し分離することを含む食品の加工時間が処理される。
食品加工装置は、特にこれら装置がブレードを回転させるような潜在的に危険なツールを用いて動作する場合、かなり厳格な安全規則を果たさなければならない。前記装置のスイッチをオフにする又は駆動ユニットが取り外される場合、前記ツールは、存在する慣性モーメントによりかなり高速で回転し続ける。
公認/公的資格を得るために、上記装置は、幾つかの規範的規則を果たさなければならない。1つの例は、追加の負荷を無しに及び最高(公称)速度であっても、カバーが開けられた又は取り外された後、1.5秒以内に食品加工装置の切断ブレードが停止することに従う、安全規格IEC 2002-60335-2-14/Part20.122である。少なくとも幾つかの権限において、これら及び他の規格は、正式な安全承認を得るためにそれに従わなければならない。
ブレンダーのジャーの組立体は、米国特許出願公開番号US 2015/117139A1から既知であり、ブレーキシステムを備えるベアリング組立体を開示している。このブレーキシステムは、ブレンダーのジャーをそのブレンダーのベースから取り外すことに応じて稼働する。
本開示の目的は、安全ベアリング機構、並びに特にブレーキ条件に関し、加工ツールに素早い減速行動を提供する上記ベアリング機構を実装する食品加工装置を提供することである。さらに、ベアリング機構は、限られた数の部品から構成され、食品加工装置の分離可能な構成要素間のインタフェースとして好ましくは働く。僅かな努力で製造及び組み立てられる、並びに十分な運用サービス時間で構成される安全ベアリング機構を提供することがさらに有利である。さらに、加工作業条件及びブレーキ条件の両方において、加工ツールの信頼できる動作を保証する安全ベアリング機構を提供することが望ましい。
本開示の第1の態様において、容器、及び食品を加工するために容器に対して回転するように配される加工ツールを有する加工装置の安全ベアリング機構が示され、このベアリング機構は、第1のベアリング部、特にベアリングピン、及び第2のベアリング部、特にベアリングシートを有し、第1のベアリング部及び第2のベアリング部の一方のベアリング部は、容器と関連付けられ、他方のベアリング部は、ツールユニットと関連付けられ、第1のベアリング部及び第2のベアリング部は、第1及び第2のベアリング部を互いに連動して回転させるために、駆動トルクが前記加工ツールに加えられるとき、前記第1のベアリング部と第2のベアリング部との間に摩擦トルクが発生し、駆動トルクが前記加工ツールに加えられないとき、前記加工ツールを減速させるように、締りばめ(interference fit)を用いて互いに係合するように配される。
この態様は、食品加工装置の容器と加工ツール(軸)との間にインタフェースを規定するために設けられるベアリングが、駆動モーメント/力が前記加工ツールに加えられないとき、回転する加工ツールの減速、好ましくは急停止を生じさせる安全機能として働くように構成されるという洞察に基づいている。これは例えば、食品加工装置の駆動モータが止められる又は取り除かれる場合である。通例、前記加工ツールは、高速で回転しているので、かなりの慣性モーメントが存在している。これは基本的に、加工ツールの中期或いは長期のオーバーラン又はオーバーシュートを引き起こす。そのような場合において、回転するツールが露呈又は曝され、ユーザと接触する可能性があるとき、ある危険性が存在している。
本明細書に用いられるように、安全ベアリング機構は、安全ブレーキ機構、又は安全ブレーキ及びベアリング複合機構とも呼ばれる。好ましくは、安全ベアリング機構は、2.0秒未満、好ましくは1.5秒未満のブレーキ時間が達成されるように規定される。さらに、安全ベアリング機構は、ベアリング機構を実装する食品加工装置がIEC 2002-60355-2-14/part 20.112安全規格に従って、急停止ブレーキ性能を示すように配される。
本開示に従って、限られた数の部品のみ、好ましくは2つの接触するベアリング構成要素だけを必要とするベアリング機構が提案される。結果的に、ベアリング機構は、製造し易い及び組み立てやすい。これは特に、コスト重視である低価格及び中価格帯において有利である。
安全ベアリング機構は特に、低速範囲のアプリケーション及び機器、例えば0.0から3,000RPMまでのブレードの回転速度で動作する装置に適している。
上記態様に従って、ベアリング機構は、多目的な機構である。この機構は、例えばベアリング機構だけでなく、安全ブレーキ機構としても役立つ。さらに、ベアリング機構は好ましくは、少なくとも第1のベアリング部及び第2のベアリング部の一方が、他方から取り除かれる又は取り外される取り外し可能なベアリング機構である。特に、食品チョッピング装置において、例えば装置を掃除するため、容器をきれいに/空にするため、及び/又は加工ツールを交換するために、加工ツールを容器から取り除く必要がある。
ベアリング機構は、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間で相対的な滑り運動を可能にするように構成される。結果的に、ベアリング機構は、滑りベアリングとも呼ばれる。しかしながら、第1及び第2のベアリング部が互いに係合するとき、ベアリング機構は、規定のプリローディング(preloading)、特に半径方向のプリローディングが第1のベアリング部と第2のベアリング部との間に存在するように構成される。第1のベアリング部及び第2のベアリング部に含まれる接触要素間のプリローディングは、両ベアリング部の間に摩擦力/モーメントを誘発する。故に、駆動モータが止められると仮定すれば、残っている慣性モーメントは、短時間で減少し、これは回転する加工ツールの速度の大幅な減速を含む。
他方、駆動モータが稼働することも含む、食品を加工するために加工ツールが意図的に給電され、動作されるとき、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間に摩擦力/モーメントも存在する。しかしながら、摩擦力/モーメントは、食品加工装置の動作性能をそんなに制約しない。さらに、食品加工装置の一般的な応用分野及び特定の応用事例を考えると、第1のベアリング部及び第2のベアリング部の相対的な滑り運動による過剰な熱の発生及び摩耗は含まれない。言い換えると、食品加工装置は一般に、永続的又は持続的な動作状態で動作しない。寧ろ、通例は、短期間の動作及び/又は断続的/間欠的な動作が使用される。
結果的に、安全ベアリング機構は、ユーザによる稼働を必要としないので、動作し易い。さらに、安全ベアリング機構は、低価格帯及び中価格帯の食品加工機器の安全動作も可能にする。
一般的に、加工ツールは、容器と結合されるように配される。このために、加工ツールを受け入れる又は形成するために配されるツールユニットが設けられる。第2のベアリング部は、前記加工ツールを支持するツールユニットの一部を形成する又はツールユニットに結合される。第1のベアリング部は、容器の一部を形成する又は容器に結合されてもよい。
ある実施例において、ベアリング機構は、加工ツールが駆動ユニットにより動かされるとき、第1の動作状態で動作可能であり、加えられる駆動トルクが第1のベアリング部と第2のベアリング部との間に存在する摩擦トルクより低いとき、第2のブレーキ状態で動作可能である。ブレーキ状態は、オーバーラン状態とも呼ばれる。通例、ブレーキ状態において、一般的に加工ツールを駆動させるモータが止められているので、外部の駆動トルクは存在しない。言うまでもないが、モータの動作が既に停止していたとしても、モータと加工ツールとを結合するドライブトレイン(少なくともそのツールホルダー)に沿って、一定の慣性のモーメントが存在している。ブレーキ機構は、容器に対する加工ツールの如何なる回転も最終的に止めるために、前記オーバーランモーメントを減らすために構成される。
好ましくは、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間に規定の接触部分が設けられる。一般的に、ベアリング機構は、容器に対する加工ツールの回転ベアリング及び/又は支持部を形成する。幾つかの実施例において、ベアリング機構は、容器に対する加工ツールの軸方向ベアリング又は支持部も提供する。
ベアリング機構の他の実施例において、第1のベアリング部は、固定ベアリング部であり、第2のベアリング部は、可動ベアリング部である。第1のベアリング部及び第2のベアリング部が共に互いに相対運動で動く、特に回転してもよい。
他の実施例において、第1のベアリング部は容器に配され、第2のベアリング部は加工ツールに配される。故に、組み込まれたベアリングは、容器と加工ツールとの間のインタフェースにおいて規定される。言うまでもなく、加工ツール、特に加工ツールを支持するツールユニットは、取り外し可能で配される。すなわち、加工ツール及びこの加工ツールに結合される第2のベアリング部は、容器、特に第1のベアリング部と係合する及び係合が外れる。結果的に、1組の加工ツールの夫々のツール、例えばナッツ、玉ねぎ、氷等を加工するために特に構成される加工ツールが使用される。
他のもう1つの実施例において、第1のベアリング部は、ベアリングピンであり、ここで第2のベアリング部は、窪んだ(recessed)ベアリングシートであり、ベアリングピンは、この窪んだベアリングシートに挿入されるように配される。故に、第1のベアリング部を形成するベアリングピンは、容器に配される。さらに、窪んだベアリングシートは、加工ユニットに形成され、第2のベアリング部を規定する。
言うまでもなく、ベアリングピンがツールユニットに形成され、対応する窪んだベアリングシートが容器に形成される又は取り付けられる、代替の機構も考えられる。
さらに、本明細書に用いられるように、第1のベアリング部と第2のベアリング部とがベアリング機構を形成し、ここで第1のベアリング部及び第2のベアリング部の表示は、主に説明を目的に設けられ、限定する意味と考えるべきではない。
ベアリング機構のさらにもう1つの実施例において、少なくとも第1のベアリング部及び第2のベアリング部の一方は、第1のベアリング部及び第2のベアリング部の他方にある対となる(mating)接触部とプリローディングで接触するように配される撓み可能な接触部、特に溝付き接触部を有する。結果的に、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間に、少なくとも僅かなプリテンション又は付勢がある。
第1のベアリング部と第2のベアリング部とが互いに係合するとき、撓み可能な接触部は、第1のベアリング部と第2のベアリング部との嵌合を可能にするために、少なくとも一部が撓んでいる。結果的に、この撓みにより、一定のプリローディングが存在する。言い換えると、付勢されていない、撓みのない状態において、締りばめは、第1のベアリング部及び第2のベアリング部の夫々の接触部に存在している。撓み可能な接触部により、プリローディングの規定のレベル及び範囲が保証される。一方、第1のベアリング部及び第2のベアリング部の両方におけるかなり堅い及び硬質な(溝の無い)接触部は、第1のベアリング部と第2のベアリング部とが互いに係合しているとき、膨大なレベルのプレローディングのテンションを生じる。撓み可能な接触部において、ブレーキ力又はブレーキモーメントが生じる。
第1のベアリング部及び第2のベアリング部の一方に撓み可能な接触部を設けることは、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間における締り(非接触状態)と結果生じるプリローディングとの間に幾らか"平坦化された"予測可能な一次関係を生じさせる。
ベアリング機構のさらにもう1つの実施例において、撓み可能な接触部と対となる接触部との間に存在するプリローディングは、第2のベアリング部に対する第1のベアリング部の軸方向の相対位置に依存している。この実施例に従って、少なくとも第1のベアリング部及び第2のベアリング部の一方は、テーパー状の接触部を有し、好ましくは第1のベアリング部及び第2のベアリング部が共にテーパー状の接触部を有する。結果的に、軸方向の撓みを結果生じさせる軸方向の締りは、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間のプレテンションを規定する。
代替の実施例に従って、第1のベアリング部及び第2のベアリング部の接触部分は基本的に、円筒形でテーパー状ではなく配される。これは、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間における軸方向ベアリングが別個の又は離れた部分により設けられることを含む。
第1のベアリング部及び第2のベアリング部の一方に少なくとも1つのテーパー状の接触部を含む実施例において、別個の軸方向ベアリングが設けられる必要はない。
ベアリング機構のもう1つの実施例に従って、少なくとも1つの基本的に軸方向に延在する溝を含む溝付き端部を有する撓み可能な接触部がベアリングスリーブに形成される。代替例において、少なくとも僅かにらせん状又は円周方向に延在する溝が利用されてもよい。
所望するレベルのプレテンションを保証するために、多数の溝が選択されてよい。例えば、好ましくは互いに向かい合って配される2つの溝がベアリングスリーブに設けられる。代替実施例において、3つ、4つ又はそれ以上のスロットが撓み可能な接触部の円周に沿って、均等に分配される又は他の適切な方法で配される。
ベアリング機構のもう1つの実施例において、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間に規定される公称締りばめが存在し、係合した状態において、撓み可能な接触部は、少なくとも一部が撓み、それにより、押付力(press force)を制限する。軸方向の締りは、結果生じる撓みのレベルを規定する。撓み可能な接触部を設けることにより、少なくとも凡その前記締りと前記結果生じる押付力との間における基本的な一次関係が達成される。これは、含まれるベアリング部品を製造することをより簡単にし、基本的により大きな公差を許容する。
本開示のもう1つの態様において、食品加工装置が示され、この装置は、容器、駆動ユニットにより駆動可能な加工ユニットを有し、ここで加工ユニットは、食品を加工するために容器に対して回転するように配され、駆動ユニットは、容器に対し取り外し可能で結合されるように配され、加工ツールは、容器と駆動ユニットとの間に入れられるように配され、及び本明細書に論じたような少なくとも1つの実施例に従うベアリング機構は、前記加工ツールが回転自在に支持されるように、容器と加工ツールとの間に配される。
駆動ユニットは、食品加工装置の組み込まれた構成要素形成する、又は好ましくは解放可能で前記装置に取り付けられるように配される。駆動ユニットは、上に取り付けられる駆動ユニットでもよい。一般的に、食品加工装置は、調理台に置かれる装置として配される。言い換えると、容器は、食品加工装置のベース部を形成し、ツールユニット及び駆動ユニットを受け入れる及び支持する。一般的に、加工ツールは、少なくとも1つのブレードを有する。例えば、加工ツールは、加工ツールを受け入れる及び支持するツールホルダーを有するツールユニットの一部を形成する。
食品加工装置の1つの実施例において、ツールユニットが取り付けられた状態において、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間にある規定の押付力は、ベアリング機構に存在し、ここで押付力は、ブレーキ摩擦力を含む。好ましくは、規定の半径方向の押付力は、第1のベアリング部と第2のベアリング部との間において規定される締りばめにより存在し、好ましくは、第1のベアリング部及び第2のベアリング部の一方の撓みがこれにより生じる。
食品加工装置のさらにもう1つの実施例において、容器は、上部開口を有する底部として配され、ここで基本的に垂直に延在しているベアリングピンが容器に配され、ここで加工ツールは、駆動ユニットにより直接又は間接的に回転するように配される第1のインタフェース、特に係合輪郭、及びベアリングピンと係合するように配される第2のインタフェース、特にベアリングシートを有する、
言い換えると、ツールユニットは、駆動ユニットと容器にあるベアリングピンとの間にリンク、特に伝達リンクを形成する。結果的に、ツールユニットの底端において、本開示に従うベアリング機構は、第1の半径方向ベアリングを規定し、ここで、少なくとも幾つかの実施例において、ツールユニットの第2の上端において第2の半径方向ベアリングが設けられる。しかしながら、ベアリングピンの実際の形状に依存して、1つの半径方向ベアリングだけを含む機構も考えられる。
さらにもう1つの実施例において、食品加工装置はさらに、容器により規定される加工区画(processing compartment)を覆うために配されるカバーを有し、このカバーは、駆動モーメントが加工区画内に伝えられるのに通る駆動伝達路を有する。カバーは、蓋とも呼ばれる。容器はボウルとも呼ばれる。カバーは基本的に、食品が加工される容器の内側をその外側から密閉する。
食品加工装置のさらにもう1つの改良点は、カバーは、駆動ユニットを受け入れる又は駆動ユニットと取り外し可能で結合されるように配され、駆動ユニットは、1対1の変換方式又は規定の変換率で加工ツールを回転させるように配される。言い換えると、少なくとも1つの伝達段又はギア段が設けられてもよい。一般的に、カバーは、容器に取り外せるように取り付けられる。同様に、駆動ユニットは、カバーに取り外し可能で取り付けられる又は結合される。幾つかの実施例において、駆動ユニット及びカバーは、一体化した構成要素を形成する。
さらにもう1つの実施例において、食品加工装置はさらに、好ましくは容器とカバーとの間において、前記容器に取り付けられるように配される穿孔スクリーンを有し、ここで穿孔スクリーンは、前記区画を分割するために配され、取り付けられた状態において、穿孔スクリーンとカバーとの間に加工ツールの如何なるブレードも配され、ここで穿孔スクリーンは、ベアリング機構を形成するために、加工ツールが少なくとも一部が延在するのに通るベアリング開口を有する。このスクリーンは、バスケット又はふるいとも呼ばれる。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される実施例から明らかであり、これら実施例を参照して説明される。
食品加工装置の実施例の分解斜視図を示す。 1組の加工ツールを有する食品加工装置のもう1つの実施例の分解斜視図を示す。 1組の加工ツールを有する食品加工装置のさらにもう1つの実施例の分解斜視図を示す。 ベアリング部が取り外された状態であるツールユニットの側面斜視図を示す。 図4の機構の断面図を示す。 ベアリングスリーブの第1の例示的な実施例の上面斜視図を示す。 ベアリングスリーブの第2の例示的な実施例の上面斜視図を示す。 ベアリングスリーブの第3の例示的な実施例の上面斜視図を示す。 本開示に従う安全ベアリング機構の詳細な部分断面図。 加工ツール及びベアリングシートを規定するベアリングスリーブを有するツールユニットの断面図。 図10の機構の一部の詳細図。 ベアリング機構のもう1つの実施例の簡略化した部分断面図であり、第1のベアリング部及び第2のベアリング部は、説明のために接触していない状態で示される。
図1、図2及び図3を参照すると、食品加工装置の例示的な機構が記載及びさらに詳述される。これら食品加工装置は夫々、参照番号10、110及び20により示される。
食品加工装置は、チョッパー、ブレンダー又はミキサーとも呼ばれる。一般的に、食品加工装置10、110及び210は、食品を加工する、特に切り刻む(chop)、すりつぶす(grind)又は粉砕(crush)するためであり、及び異なる材料を調合又は混合するために配される。夫々の食料品は例えば、野菜、果物、液体であるが、氷及び角氷を含む凍結した食料品でもよい。
例示的に示される図1、2及び3の食品加工装置10、110、210は、夫々の機器の例示的な形態を示す。
図1において、食品加工装置10は、一体化された駆動機構を含む統合装置として配される。図2の食品加工装置110は、例えばハンドブレンダーの駆動ユニットのような別個の駆動ユニットにより駆動するように配される。しかしながら、食品加工装置110は、この駆動ユニットを含む夫々の組の形式をとってもよい。図3の代替機構において、この図に例示される食品加工装置210も、別個のポータブルな駆動ユニット、例えばハンドブレンダー又はハンドミキサーの駆動ユニットにより係合される及び駆動するように配される。しかしながら、図3に実際に示される形態において、駆動ユニットは存在していない。結果的に、図3は、1つの駆動ユニットが他の目的及び機器用の駆動手段として機能するように使用される形態を例示している。結果的に、図3の食品加工装置210は、例えばバンドブレンダー又はミキサー用の付属品一式(accessory kit)として配される。
本明細書に論じられる幾つかの態様及び実施例は、図1、図2及び図3の機構の何れかで実施されることに注意すべきである。
図1において、食品加工装置10は、容器12、カバー14及びツールユニット18を有する。カバー14は、容器12に取り付けられるように配される。ツールユニット18は、少なくとも1つのブレード22を実装している加工ツール20を有する。ブレード22は、チョッパー又はチョッピングナイフとも呼ばれる。
さらに、図1の食品加工装置10は、容器12及びカバー14の少なくとも一方に取り付けられるように配される駆動ユニット30を含む。さらに、この駆動ユニット30は、前記ツールユニット18と接する及び係合するように配され、加工ツール20を回転させる。
通例、ツールユニット18の回転速度は、約1,000RPM(毎分回転数)から約5,000RPMの範囲にある、特に約1,000RPMから約3,000RPMの範囲にある。言うまでもなく、それより高い又は低い回転速度で動作可能な食品加工装置10、110、210の他の形態が考えられてよい。
第1の取り付け外形34が容器12に設けられる。第2の対となる取り付け外形36がカバー14に設けられる。結果的に、カバー14は、容器12に規定の方法で取り付けられる。容器12は、カバー14が容器12に取り付けられるとき、少なくとも実質的に閉じられている上部の開口38を有する。このように、容器12内の区画40が規定される。動作モードにおいて、ツールユニット18も少なくとも実質的に前記区画40内に配される。
一般的に、容器12は、基本的に透明な材料、例えば少なくとも一部が透明な射出成形可能な材料から形成される。コンテナ12に、ペアリングピン又は中心(centering)ピン42が設けられる。ベアリングピン42は、容器12の一体化された構成要素として配されてよい。しかしながら、代替実施例において、ベアリングピン42は、コンテナ12に取り付けられるように配される別個の構成要素として配されてもよい。通例、ベアリングピン42は、容器12に固定して取り付けられ、この容器は特に、ベアリングピン42が回転不能なように配される機構を含む。
容器12は、ベアリングピン42を介してツールユニット18と結合される。言い換えると、ツールユニット18は、容器12、特に容器12のベアリングピン42において回転可能なように収容される。故に、ベアリングピン42は、以下にさらに論じられるベアリング機構の一部を形成する。
ツールユニット18はさらに、伝動軸(transmission shaft)とも呼ばれる軸48を有する。少なくともツールユニット18が取り付けられた状態において、ツールユニット18の底端にベアリングピン42との係合が存在している。ツールユニット18の上端において、エントレインメント(entrainment)輪郭とも呼ばれる係合輪郭50が設けられる。このエントレインメント輪郭50を介して、回転運動が軸48に伝えられ、結果的に加工ツール20に伝えられる。軸48は基本的に縦方向に延在している。ツールユニット18が取り付けられた状態において、軸48は、基本的に垂直な又は垂直に延在している軸として配される。加工ツール20、特に加工ツールの少なくとも1つのブレード22は、軸48から半径方向又は少なくとも基本的に回転翼のように延在している。結果的に、中心軸48が設けられる。少なくとも1つのブレード22は、外向きに延在しているブレードとして配される。
カバー14において、伝達孔(transmission hole)とも呼ばれる開口54が形成される。開口54はカバー14の一部を規定し、この開口を介して、ツールユニット18が上部に向かって向けて少なくとも一部が延在する、又は駆動ユニット30により上部から係合される。
駆動ユニット30にモータ60が設けられる。さらに、駆動ユニット30に結合部62が形成される。結合部62は例えば、モータ60の出力軸を含む。結合部62及び係合輪郭50は、加工ツール20を動作及び駆動させるために、互いに係合される。食品加工装置10が動作中であるとき、開口54を介して、結合部62と係合輪郭50とが結合される。
図2に例示される食品加工装置は、代替の機構を示す。図1の実施例と同様に、容器112及びカバー114が設けられる。カバー114は容器112の上に取り付けられるように配される。さらに、加工ツール120を有するツールユニット118が設けられる。図2において、2つの代替の加工ツール120の例示的な組が示される。ツールユニット120は、夫々に形成されるブレード122、124を有する。ブレード122は例えばチョッピングブレードとして配される。ブレード124は例えば粉砕(crushing)ブレード、特に砕氷(ice crushing)ブレードとして配される。
さらに、伝達ユニットとも呼ばれる伝達機構128が設けられる。図2の実施例において、伝達機構128はカバー114と結合される。カバー114及び伝達機構128は共に、食品加工装置110の組み合わされた構成要素を形成する。
既に上で示されたように、ポータブルな手誘導による駆動ユニット130が示され、これは、伝達機構128と結合される、及び加工ツール120を動作及び駆動させるために、ツールユニット118と直接又は間接的に係合するように配される。
容器112にベアリングピン142が設けられ、ここでツールユニット118は、取り付けられた状態においてベアリングピン142と係合するように配される。ツールユニット118は、軸148及び軸の上端において係合輪郭150を有する。係合輪郭150は、駆動ユニット130の結合部162により直接又は間接的に係合される。例えば、結合部162は、駆動ユニット130のモータ160の出力軸により形成されてもよい。伝達機構128において、窪み又は受け口(receptacle)として配されてもよい開口154が設けられる。駆動ユニット130、特に結合部162は、ツールユニット118との伝達リンクを形成するために、開口154に少なくとも一部が挿入される。
図3の食品加工装置110は、さらにもう1つの機構を示す。一般的に、食品加工装置110は、図2を参照して既に論じられたように、駆動ユニット130により動力が供給される。
図1及び図2の実施例と同様に、食品加工装置210は、容器212、カバー又は蓋214及び加工ユニット220を有するツールユニット218を有する。図3において、1組の加工ツール220が例示される。加工ツール220は、異なる形状のブレード222、224、226を有する。ブレード222は例えば、オニオンカッターナイフとして配される。ブレード224は例えば、2本のブレードのチョッパーナイフとして配される。ブレード226は例えば、4本のブレードのチョッパーナイフとして配される。
図2の実施例と同様に、カバー214と結合される又はカバー214に取り付けられる伝達機構228が設けられる。伝達機構228において、開口又は受入窪み254が設けられ、駆動ユニット130(図2参照)は、食品加工装置210を動作及び駆動させるために、少なくとも一部がその中に挿入される。
図2及び図3の伝達機構128、228は、直接的な伝達ユニットとして配される、すなわち、入力側の回転速度が出力側の回転速度に一致する。しかしながら、代替実施例において、伝達機構128、228は、少なくとも1つのギア段を含んでもよい。一般的に、その種の伝達機構は、減速ギア機構及び(増速)伝達ギア機構として配される。これらの実施例に従って、入力側の回転速度は、出力側の回転速度とは異なる。結果的に、適切な速度範囲は、ツールユニット118、218のレベルで提供される。
容器212において、ツールユニット218により係合されるベアリングピン242が設けられる。さらに、容器212は加工区画240を規定する。
さらに図3に見られるように、多数の穿孔246を含む穴開きスクリーン又はバスケット244が設けられる。穴開きスクリーン244は基本的に、容器212とカバー214との間に配される、及び取り付けられた状態において、容器212により規定される加工区画240内に少なくとも一部が位置決められる。カバー214が容器212に取り付けられるとき、及び穴開きスクリーン244がそれらの間に配されるとき、前記加工区画240は、底部と上部とに分割される。
穴開きスクリーン244は、ブレード222と結合されてよい。ブレード222は、夫々の切断要素が上部に、特に係合輪郭250に隣接して配されているという点で、図3に示される代替のブレード224、226とは異なる。結果的に、穴開きスクリーン244及びブレード222が取り付けられるとき、ブレード222は、穴開きスクリーン244とカバー214との間に配される。言い換えると、穴開きスクリーン244と容器212の底部との間にある、加工区画240の底部にブレード又は刃先は存在しない。このために、穴開きスクリーン244は、ツールユニット218、特にその軸248が配される開口又は穴252を具備する。
既に上で示されたように、例示的に上述した食品加工装置10、110、210の何れかの特徴及び詳細は、本開示の範囲から外れることなく、他の実施例の何れかに移されてもよい。
図1、2及び3に例示される実施例において、夫々の容器(参照番号12、112、212)は、食品加工装置10、110、210の底部を形成する。言い換えると、駆動ユニット30、130は、上から下にツールユニット18、118、218に近づき、係合する。取り付けられた状態において、駆動ユニット30、130は、容器12、112、212より上に配される。容器12、112、212は例えば、テーブル又は調理台に配されてもよいし、食品加工装置10、110、210のベース部を形成してもよい。
以下において、ベアリング機構の例示的な実施例及び機構が論じられ、さらに詳述される。夫々のベアリング機構は、食品加工装置10、110、210の動作状態において、夫々に取り付けられる、容器12、112、212と、ツールユニット18、118、218との間におけるインタフェース又は接触部に存在している、
図4及び図5を参照すると、加工ツールユニット218の例示的な実施例が説明され、さらに詳述される。図4及び図5において、ツールユニット218は、主に例示を目的として、一部が分解された状態で例示される。既に上で示されたように、ツールユニット218は、中心軸248を有する。ツールユニット218の端部、特に軸248の端部において、係合輪郭250が形成される。係合輪郭250が形成される端部は、以下において第2の端部又は上端と呼ばれる。さらに、ツールユニット218は、少なくとも1つの夫々の加工ブレード222を含む加工ツール220を受け取るように配される。図4及び図5に示される実施例において、軸248は、軸248と共に回転するためのスリーブ270がその上に配される及び固定されるボルト又はスタッド268を有する。スリーブ270は、加工ツール220の一部を形成する。例えば、エントレインメント輪郭274を規定する係合輪郭がスタッド268及びスリーブ270の両方に設けられてよい。
前記係合輪郭250が設けられる端部とは反対側にある軸248の他の端部において、窪み276が形成される。窪み276が形成される軸248の端部は、底端又は第1の端部と呼ばれる。窪み276の内側の端部は、少なくとも幾つかの実施例において、軸方向ベアリングのための軸方向制限(axial limit stop)278を規定する。
一般的に、少なくとも幾つかの実施例において、軸248は、プラスチック材料から作られる。窪み276内に、第2のベアリング部280が配される。この第2のベアリング部280は、図9を参照して以下にさらに説明される第1のベアリング部と協働するように配される。第2のベアリング部280は、容器212(図3参照)とツールユニット218との間においてベアリング機構の一部を形成する。ベアリング機構は、図9を参照して以下に説明される。
図4及び図5を再び参照すると、第2のベアリング部280は、ベアリングシート282として配されてもよい。ベアリングシート282は、適切な金属ベースの又は金属を含有する材料から形成されてよい。しかしながら、例えば滑り特性(sliding property)を持つプラスチック材料のような非金属材料も考えられる。
第2のベアリング部280は、軸248と共に、結果的にツールユニット218と共に回転するために、窪み276内に挿入され、その中で固定される。代替実施例において、第2のベアリング部280は、ツールユニット218、特に軸248の一体形成される部分として配される。これは、代替の製造手法を示し、組み立ての努力を減らす。
第2のベアリング部280は、挿入開口288が形成されるその一方の端部にスリーブ286を有する又はスリーブ286により具現化される。挿入開口288は、第1のベアリング部の対応するピンにより係合される。第2のベアリング部280を規定するスリーブ286の例示的な材料は、プラスチック、例えばPOM、PA、ABS等を含む。
縦方向に延在している中心部において、スリーブ286は、管状部290を有する。挿入開口288の反対側にある端部において、スリーブ286は、溝付き(slotted)接触部292を有する。さらに、取り付けられた状態において、軸248に対し、スリーブ286の相対的な軸方向位置を規定するカラー(collar)が挿入開口288に隣接して設けられる。ベアリングシート282を備えるスリーブ286は、軸248において窪み276に挿入される、特に窪み276に押し付けられる。
特に図6、図7及び図8を参照すると、第2のベアリング部280の例示的な実施例が説明され、さらに詳述される。図6、図7及び図8の機構は基本的に、図4及び図5に示される第2のベアリング部280に従って形成される。溝付き接触部292に異なる形状が提供される。図6にいて、溝付き接触部292は、互いに対向して配される2つの溝296、及び接触タブ又は撓み可能タブとも呼ばれる2つの対応するタブ298を有する。これら溝296は基本的に軸方向に延在している。溝296は、基本的に円形の壁部の中断を規定する。タブ298は、溝296の間における円周方向壁の残りの部分を規定する。
図7の実施例において、3つの溝296及び3つの対応するタブ298が設けられる。溝296は、約120°の角度のオフセットで配される。図8において、4つの溝296及び4つの対応するタブ298が設けられる。溝296は、約90°のオフセット角で設けられる。
図9は、例えば図3を参照して、食品加工装置210の容器212とツールユニット218との間におけるベアリング機構300の拡大図を示す。ベアリング機構300は、図4から図8を参照して以下に論じされるような第2のベアリング部280を含む。第2のベアリング部280は、ツールユニット218の側に形成される。さらに、ベアリング機構300は、容器212の側に形成される第1のベアリング部302を有する。結果的に、第1のベアリング部302は、ベアリングピン41、142及び242により図1、2及び3に示される。
図9の第1のベアリング部302は、基本的に円筒状のベアリングピンとして配されるベアリングピン304を含む。好ましくは、ベアリングピン304は、金属材料から作られる。しかしながら、少なくとも幾つかの実施例において、プラスチック材料から作られるベアリングピン304も考えられる。
第1のベアリング部302及び第2のベアリング部280は、縦軸306を規定する。ここに示される実施例において、縦軸306は垂直に延在している軸として配される。
ベアリングピン304において、円周接触面308が、特にツールユニット218に面している上端に設けられる。接触面308は、特にツールユニット218が回転するとき、滑って第2のベアリング部280と接触するように配される。図9において、ベアリングピン304、特にその接触面308の公称直径(nominal diameter)がDで示される。例えば、この公称直径は4.00mmでもよい。
さらに図9から分かるように、ベアリングピン304は、受け口312に配される取付けソケット310に取り付けられる。この受け口312は、容器212の一体部分、特に容器212のプラスチックのボウルの底部として形成される。
ベアリング機構300が取り付けられ又は係合される状態において、ベアリングピン304は、第2のベアリング部280を規定するスリーブ286内に挿入される。図9に参照番号318で示されるように、ベアリングピン304の軸方向の端部は、窪み276の軸方向制限278と接触している。結果的に、容器212に対するツールユニット218の規定される軸方向位置が提供される。
さらに、管状部290及び溝付き接触部292の縦方向の延在が図9において、支持具(brace)により示される。ベアリングピン304がスリーブ286内に収容されるとき、前記管状部290とベアリングピン304との間に緩い嵌合が提供される。溝付き接触部292において、少なくともその一部において、撓み可能タブ298の撓みを生じる締りばめ(interference fit)が存在し、これはタブ298の半径方向外側に向いた撓みを示す図9における矢印314を参照。
結果として、第1のベアリング部302と第2のベアリング部280との間に規定される押付力又は先行載荷(preloading)が存在し、これは、停止又は安全ブレーキ特性を可能にする。
図10及び図11の対応する詳細図を参照すると、第2のベアリング部280の例示的な機構がさらに詳述される。上述されるように、第2のベアリング部280は、ベアリングシート282を規定し、ツールユニット218の軸248において窪みの中に挿入されるスリーブ286により基本的に形成される。
第2のベアリング部280、特にその溝付き接触部292の例示的な寸法が図11に示される。図9に関連して既に上で説明されたように、第1のベアリング部302のベアリングピン304の円周接触面308は、4.0mmの公称直径Dを含む。
溝付き接触部292、特にそのタブ298において、取り付けられた状態においてベアリングピン304の円周接触面308と接触する接触面326が形成される。さらに、ベアリングピン304と必ずしも接触していないガイド面324が設けられる。言い換えると、接触面326の公称直径Dは、ガイド面324の公称直径Dよりも少なくとも僅かに小さい。例えば、公称直径Dは、取り外され、付勢されない(unbiased)状態で3.9mmである。公称直径Dは、ベアリングピン(約4.0mmのD)との緩い係合を保証するために約4.2mmでもよい。結果的に、接触部において外径Dと内径Dと間に締りばめが存在する。これは、規定される押付力又は先行載荷を規定するタブ298の少なくとも僅かな撓みを生じさせる。
図11において、スリーブ286と軸方向制限278との間における軸方向の隙間は、参照番号328により示される。図9から図11の実施例と同様に、第1のベアリング部302の軸方向ベアリングのためのスリーブ286は設けない。寧ろ、この軸方向ベアリングは、軸248の軸方向制限278により提供される。
ベアリングピン304とスリーブ286との間にある接触領域は、4.0mmの軸方向の延長部を含む。ある実施例において、スリーブ286の接触面326の公称直径Dは、3.9+/−0.1mmでよい。ある実施例において、ベアリングピン304、特にその円周接触面308の公称直径Dは、4.0+/−0.05mmでよい。
2つ、3つ、4つ又はそれ以上の溝296及び対応するタブ298が設けられてもよい。溝296は、約12.0mmの縦(軸方向)の延長部及び約1.0mmの幅(円周方向の延長部)を含む。故に、溝296の縦(軸方向)の延長部は、接触面326の縦(軸方向)の延長部よりも大きい。溝296の縦の延長部と接触面326の縦の延長部との比は、約3:1である。故に、タブ298はかなり柔軟である。
図12を参照すると、ベアリング機構400の代替実施例が説明される。図12において、ベアリング機構400の簡略化された部分断面図が示される。ベアリング機構400は、ピンとして配される第1のベアリング部402及びスリーブとして配される第2のベアリング部404を有する。上で論じられた実施例と同様に、第1のベアリング部402は、食品加工装置の容器と関連付けられる。同様に、第2のベアリング部404は、食品加工装置のツールユニットと関連付けられる。しかしながら、逆の割り当てが提供されてもよい。
第1のベアリング部402及び第2のベアリング部404は、共通の縦軸406を規定する。第1のベアリング部402及び第2のベアリング部404は、それらの間で相対的な回転を可能にするために、滑って互いに係合する。
第1のベアリング部402は、円筒軸410及びこの軸410の延長部として例示的に形成されるテーパー(tapered)部412を有する。第2のベアリング部404は、管状部416及びこの管状部416の延長部として配されるテーパー部418を有する。テーパー部418は、溝付き部として配される。結果的に、少なくとも1つの溝422が設けられ、第2のベアリング部404のテーパー部418において少なくとも1つの撓み可能タブ424を規定する。
故に、第1のベアリング部402と第2のベアリング部404とが互いに係合するとき、前記少なくとも1つのタブ424は、含まれるベアリングの構成要素間において規定される押付力又は先行載荷を生じさせるために、少なくとも僅かに撓む。従って、図12に従うベアリング機構400も安全ブレーキ又は急停止の特徴を可能にする。
さらに、図12のベアリング機構400は、接触部412、418のテーパー(円錐)形状によって、半径方向のベアリング部として配されるだけでなく、軸方向ベアリングとしても配される。
本発明は、図面及び上記記述において詳細に例示及び説明されているのに対し、そのような例示及び説明は、例示的又は説明的であり、限定的ではない、つまり本発明は開示される実施例に限定されないと考えるべきである。開示される実施例に対する他の変更例は、図面、本開示及び付随する特許請求の範囲を学ぶことにより、請求される本発明を実施する当業者により理解及びもたらされ得る。
請求項において、"有する"という言葉は、他の要素又はステップを排除しない、及び複数あることを述べなくても、それらが複数あることを排除しない。1つの要素又は他のユニットが請求項に挙げられる幾つかの項目からなる機能を果たしてもよい。ある方法が互いに異なる従属請求項に挙げられているという単なる事実は、これらの方法の組み合わせが有利に使用されることができないことを示してはいない。
請求項における如何なる参照符号もその範囲を限定すると考えるべきではない。

Claims (15)

  1. 容器、及び食品を加工するために前記容器に対して回転するように配される加工ツールを有する食品加工装置の安全ベアリング機構において、前記ベアリング機構は、第1のベアリング部及び第2のベアリング部を有し、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部の一方のベアリング部は、前記容器と関連付けられ、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部の他方のベアリング部は、ツールユニットと関連付けられ、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部を互いに連動して回転させるために、駆動トルクが前記加工ツールに加えられるとき、前記第1のベアリング部と前記第2のベアリング部との間に摩擦トルクが発生し、駆動トルクが前記加工ツールに加えられないとき、前記加工ツールを減速させるように、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部は、締りばめを用いて互いに係合するように配される、安全ベアリング機構。
  2. 前記ベアリング機構は、前記加工ツールが駆動ユニットにより動いているとき、第1の動作状態で動作可能であり、前記加えられる駆動トルクが、前記第1のベアリング部と前記第2のベアリング部との間に存在している摩擦トルクより低いとき、第2のブレーキ状態で駆動可能である、請求項1に記載のベアリング機構。
  3. 前記第1のベアリング部は、固定ベアリング部であり、前記第2のベアリング部は、可動ベアリング部である、請求項1又は2に記載のベアリング機構。
  4. 前記第1のベアリング部は、前記容器に配され、前記第2のベアリング部は、前記加工ツールに配される、請求項1乃至3の何れか一項に記載のベアリング機構。
  5. 前記第1のベアリング部は、ベアリングピンであり、前記第2のベアリング部は、窪んだベアリングシートであり、前記ベアリングピンは、前記窪んだベアリングシートに挿入されるように配される、請求項1乃至4の何れか一項に記載のベアリング機構。
  6. 少なくとも前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部の一方は、前記第1のベアリング部及び前記第2のベアリング部の他方にある対となる接触部とプリローディングで接触するために配される撓み可能な接触部、特に溝付き接触部を有する、請求項1乃至5の何れか一項に記載のベアリング機構。
  7. 前記撓み可能な接触部と前記対となる接触部との間に存在するプリローディングは、前記第2のベアリング部に対する前記第1のベアリング部の軸方向の相対位置に依存している、請求項6に記載のベアリング機構。
  8. 少なくとも1つの基本的に軸方向に延在する溝を含む溝付き端部を有する前記撓み可能な接触部は、ベアリングスリーブに形成される請求項7又は8に記載のベアリング機構。
  9. 規定される公称締まりばめは、前記第1のベアリング部と前記第2のベアリング部との間に存在し、係合した状態において、前記撓み可能な接触部は、少なくとも一部が撓み、それにより押付力を制限する、請求項6乃至8の何れか一項に記載のベアリング機構。
  10. 容器、駆動ユニットにより駆動可能である加工ツールを受け入れるために配されるツールユニットを有する食品加工装置において、前記加工ツールは、食品を加工するために、前記容器に対して回転するように配され、前記駆動ユニットは、前記容器と取り外し可能で結合されるように配され、前記ツールユニットは、前記容器と前記駆動ユニットとの間に入れられるように配され、請求項1乃至10の何れか一項に記載のベアリング機構は、前記ツールユニットが回転自在に支持されるように、前記容器と前記加工ツールとの間に配される、食品加工装置。
  11. 前記ツールユニットが取り付けられた状態において、前記第1のベアリング部と前記第2のベアリング部との間にある規定される押付力は、前記ベアリング機構に存在し、前記押付力は、ブレーキ摩擦力を誘発する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記容器は、上部開口を有する底部として配され、基本的に垂直に延在しているベアリングピンは、前記容器に配され、前記ツールユニットは、前記駆動ユニットにより直接又は間接的に回転するように配される第1のインタフェース、特に係合輪郭と、前記ベアリングピンと係合するように配される第2のインタフェース、特にベアリングシートとを有する、請求項10又は11に記載の装置。
  13. 前記容器により規定される加工区画を覆うように配されるカバーをさらに有し、前記カバーは、駆動モーメントが前記加工区画内に伝えられるのに通る駆動伝達路を有する、請求項10乃至12の何れか一項に記載の装置。
  14. 前記カバーは、前記駆動ユニットを受け入れるように配される又は前記駆動ユニットと解放可能に結合されるように配され、前記駆動ユニットは、1対1の変換方式又は規定される変換率で前記加工ツールを回転させるように配される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記容器に取り付けられるように配される穿孔スクリーンをさらに有し、前記穿孔スクリーンは、前記加工区画を分割するために配され、取り付けられた状態において、前記加工ツールの如何なるブレードも前記穿孔スクリーンと前記カバーとの間に配され、前記穿孔スクリーンは、前記ベアリング機構を形成するために、前記加工ツールが少なくとも一部延在するのに通るベアリング開口を有する、請求項13又は14に記載の装置。
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