JP2019503317A - マグネットコンベヤベルトモジュール - Google Patents

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Abstract

マグネットコンベヤベルトモジュールは、マグネット要素をモジュールの本体内に組み込んで、搬送される物品を本体に吸着させる。マグネットコンベヤベルトモジュールは、マグネット要素を着座させるための凹部と、凹部内にマグネット要素を保持するための保持要素とを含む。カバーは、モジュールの本体内のマグネット要素を包む。非マグネットコンベヤベルトモジュールは、マグネットコンベヤベルトモジュールに接続されて、コンベヤベルトを形成する。非マグネットコンベヤベルトモジュールは、マグネットコンベヤベルトモジュールの上面と同一平面またはそれよりも上の上面を有する。【選択図】図3

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2016年2月1日に出願され、「Magnetic Conveyor Belt Module」と題された米国仮特許出願第62/289,421号の優先権を主張し、この内容は、参照によって本明細書に組み込まれる。
本発明は、概して、動力駆動コンベヤ、より具体的には、金属吸着または強磁性特性を有するモジュール式プラスチックコンベヤベルトに関する。
コンベヤは、しばしばアイテムを運ぶために使用される。ベーカリーパン等の金属または磁気吸着可能なアイテムを運ぶために、コンベヤは、コンベヤ上の磁気吸着アイテムを保持するためにマグネット要素を含んで使用されている。マグネット要素をコンベヤに組み込むことは、厄介な場合がある。
モジュール式プラスチックコンベヤベルトは、様々な業界で製品を運ぶために広く使用されている。モジュール式プラスチックコンベヤベルトは、並んだベルトモジュールの一連の列から構築される。各列の反対側の端部に沿ったヒンジアイは、連続する列のヒンジアイと交互配置される。交互配置されたヒンジアイ内に挿入されたヒンジロッドは、ヒンジジョイントにおいて無端コンベヤベルトループに列を共に接続する。
マグネットコンベヤベルトモジュールは、主本体と、マグネット要素と、マグネット要素を主本体に連結するためのキャリアと、を備える。モジュールは、マグネット要素が、モジュールと容易かつ取り外し可能に組み込まれることを可能にする。マグネット要素は、モジュール本体の上面の近くの凹部内に着座される。カバーは、マグネット要素を被覆する。保持要素は、カバー及びマグネット要素を定位置に保持する。
一態様によると、コンベヤベルトは、マグネットコンベヤベルトモジュールと、マグネットコンベヤベルトモジュールに接続された非マグネットコンベヤベルトモジュールと、を備える。マグネットコンベヤベルトモジュールは、厚さが上面から底面まで、横方向に第1の縁部から第2の縁部まで、かつ長手方向に第1の端部から第2の端部まで延在するモジュール本体と、モジュール本体に連結されたマグネット要素と、マグネット要素のためのカバーと、を有する。カバーは、モジュール本体の上面よりも高い上面を有する。非マグネットコンベヤベルトモジュールは、マグネットコンベヤベルトモジュール上のマグネット要素のためのカバーの上面よりも高い非マグネット上面を有する。
別の態様によると、コンベヤベルトは、マグネットコンベヤベルトモジュールと、マグネットコンベヤベルトモジュールに接続された非マグネットコンベヤベルトモジュールと、を備える。マグネットコンベヤベルトモジュールは、厚さが上面から底面まで、横方向に第1の縁部から第2の縁部まで、かつ長手方向に第1の端部から第2の端部まで延在するモジュール本体と、モジュール本体に連結されたマグネット要素と、マグネット要素のためのカバーと、を有する。カバーは、モジュール本体の上面よりも高い上面を有する。非マグネットコンベヤベルトモジュールは、マグネットコンベヤベルトモジュール上のマグネット要素のためのカバーの上面と実質的に同一平面である非マグネット上面を有する。
さらに別の態様によると、コンベヤベルトは、マグネットコンベヤベルトモジュールと、マグネットコンベヤベルトモジュールに接続された非マグネットコンベヤベルトモジュールと、を備える。マグネットコンベヤベルトモジュールは、厚さが上面から底面まで、横方向に第1の縁部から第2の縁部まで、かつ長手方向に第1の端部から第2の端部まで延在するモジュール本体と、モジュール本体に連結されたマグネットインサートと、を備え、マグネットインサートが、モジュール本体の上面よりも上にある上面を有する。非マグネットコンベヤベルトモジュールは、マグネットコンベヤベルトモジュールのモジュール本体の上面よりも高い非マグネット上面を有する。
本発明のこれらの特徴及び態様、ならびにその利点は、以下の説明、添付の特許請求の範囲、及び添付図面を参照することによってより良好に理解される。
本発明の例示的な実施形態によるマグネットコンベヤベルトモジュールの分解図である。 組み立てられたときの図1のマグネットコンベヤベルトモジュールの上面図である。 図2の線A−Aを通る、マグネットコンベヤベルトモジュールの断面図である。 図2の線B−Bを通る、マグネットコンベヤベルトモジュールの断面図である。 図2の線C−Cを通る、マグネットコンベヤベルトモジュールの断面図である。 マグネットコンベヤベルトモジュールのマグネット携行インサートの底面図である。 マグネットコンベヤベルトモジュールの別の実施形態の分解図である。 図7のマグネットコンベヤベルトモジュールの上面図である。 線A−Aを通る、図8のマグネットコンベヤベルトモジュールの断面図である。 線B−Bを通る、図8のマグネットコンベヤベルトモジュールの断面図である。 本発明の別の実施形態による、形成中のマグネットコンベヤベルトモジュールの等角図である。 マグネット要素のためのカバーのオーバーモールド後の図11のマグネットコンベヤベルトモジュールの上面図である。 図12の線A−Aを通る断面図である。 本発明の別の実施形態によるマグネットコンベヤモジュールの分解された等角図である。 図14のモジュールの上面図である。 線A−Aを通る、図14のマグネットコンベヤベルトモジュールの断面図である。 線B−Bを通る、図14のマグネットコンベヤベルトモジュールの断面図である。 図14のマグネットコンベヤベルトモジュールのカバーの底面図である。 本発明の別の実施形態によるマグネットコンベヤベルトモジュールの分解図である。 図19の組み立てられたマグネットコンベヤベルトモジュールの上面図である。 図19の組み立てられたマグネットコンベヤベルトモジュールの端視図である。 図19の組み立てられたマグネットコンベヤベルトの側面図である。 図19のマグネットコンベヤベルトモジュールのマグネット携行インサートの上面図である。 図19のマグネットコンベヤベルトモジュールのマグネット携行インサートの端面図である。 図19のマグネットコンベヤベルトモジュールのマグネット携行インサートの側面図である。 図19のマグネットコンベヤベルトモジュールのマグネット携行インサートの底面図である。 マグネットコンベヤベルトモジュール及び非マグネットコンベヤベルトモジュールを交互にしてコンベヤベルトを形成することによって形成されたコンベヤベルトの一部分の等角図である。 図27のコンベヤベルト部分の上面図である。 図27のコンベヤベルト部分の側面図である。 本発明の別の実施形態による、マグネットコンベヤベルトモジュール及び非マグネットコンベヤベルトモジュールを交互にしてコンベヤベルトを形成することによって形成されたコンベヤベルトの一部分の等角図である。 図30のコンベヤベルト部分の上面図である。 図31のコンベヤベルト部分の側面図である。
コンベヤベルトモジュールは、マグネット要素を組み込んでおり、搬送される物品をモジュールの搬送表面に対して吸着させる。本発明は、一定の例示的な実施形態に関して以下に説明されることになるが、当業者は、説明された実施形態に本発明が限定されないことを認識するであろう。
図1〜6を参照すると、コンベヤベルト用のコンベヤベルトモジュール10は、第1の端部14から第2の端部15まで長手方向に延在するモジュール本体12を含む。長手方向は、このようなモジュールがモジュール式コンベヤベルト内に構築されたときの、ベルト進行方向である。モジュール本体は、第1の縁部16から第2の縁部17まで横方向に延在する。厚さにおいて、モジュール本体は、搬送される物品が載置される搬送表面を形成する上面18から反対側の表面19まで延在する。ヒンジ構造は、アイ20として示され、モジュール本体の第1の端部及び第2の端部から長手方向に外方に延在する。ヒンジアイの頂部は、搬送表面の延長を形成する。モジュール本体の一方の端部上のヒンジアイは、他方の端部でヒンジアイから横方向にオフセットされる。横方向に連続するヒンジアイ間の間隙26は、コンベヤベルト内のモジュールの隣接列内の類似モジュールのヒンジアイを受容するようにサイズ決めされる。
モジュールは、好ましくは、射出成形プロセスで、ポリプロピレン、ポリエチレン、アセタール、または複合ポリマー等の熱可塑性ポリマーから作られる。この方式で作られるプラスチックコンベヤベルトモジュールは、Harahan,La.,USA.のIntralox,L.L.C.から商業上入手可能である。別の実施形態において、モジュールは、ステンレス鋼または他の適切な材料から形成される。
複数のモジュール10が、コンベヤベルトを形成するために使用される。ベルトは、一連の縁部から縁部まで延在する(edge-to-edge)ベルトモジュールの列を備え得る。異なる横幅のモジュールが、レンガ積みパターンでベルトを構築するように使用される。ただし、ベルトの幅全体に延在する幅が広いモジュールが、代替的に使用されてもよい。ベルトは、マグネットモジュール及び非マグネットモジュールの組み合わせを備え得る。列は、隣接列間で交互配置されたヒンジアイ内の整列された開口部によって形成された通路を横方向に通って延在するヒンジロッド22によって相互接続される。ベルトは、コンベヤの上搬送路部分に沿ってモジュールの搬送表面18の上で物品を搬送する。ベルトは、搬送路の各端部上に装着されたスプロケットの周囲で繋げられ、搬送路の下の復路に沿って戻る。
マグネットモジュール10は、マグネットインサートを受容するために上面10に、スロット50として例示される、凹部を含む。例示的なスロット50は、第1の縁部16から本体内の中間位置まで延在し、モジュールの側部に開口される。例示的なスロット50は、マグネット80を収容するマグネットインサート70を摺動可能に受容する。別の実施形態において、凹部は、スロット以外の別の形状を有する。
スロットは、内方に角度を有する面取りされた側部51、52及び丸い端部53を有する。インサート70は、丸い端部53に相補的な丸い先端部73及び面取りまたはテーパ状にされた側部71、72を有して、実質的に台形断面を形成する。インサート70は、矩形マグネットバー80として例示された、マグネット要素を受容するための凹部74またはポケットを含むが、本発明は、これに限定されない。組み立てられたとき、インサート70の上面は、モジュール本体12の上面と同一平面であり、実質的に連続した表面を形成する。インサート70は、マグネットバー80を被覆して包む。
モジュールは、マグネットインサート70をモジュール本体内に保持するための保持要素をさらに含む。本発明の例示的な実施形態によると、インサートは、インサートをモジュール本体内に保持するためのヒンジロッド保持要素90と相互作用する。
例示的なロッド保持要素90は、参照によって本明細書に組み込まれる、米国特許第5,904,241号及び米国特許第6,814,223号に説明されたシャトルプラグ等の可動シャトルプラグ、または参照によってその内容が本明細書に組み込まれる、保持要素、米国特許第6,857,516号及び米国特許第7,255,227号を備える。
例示的なシャトルプラグ90は、モジュール本体の通路91内、及びヒンジ通路内でロッド22を保持するための縁部ヒンジ要素20a内に挿入される。シャトルプラグは、モジュール本体スロット50の底で、溝59として示される開口を通って延在する戻り止め93を含む。戻り止めは、インサート70内で、溝78として示される凹部と係合してインサートをモジュール本体内に保持する。開口部59及び凹部78は、シャトルプラグ90が、インサート70の凹部と依然として係合されつつ、通路91内で摺動することを可能にする。
マグネットバー80は、好ましくは、図5に示されるように、モジュール本体上で芯出しされる。
スロット、インサート及び自動係止機構の使用は、コンベヤベルトモジュール内へのマグネット等の物品吸着要素の組み込みを容易にする。
図7〜10に示される、別の実施形態において、マグネット要素は、モジュール内の要素間に挟まれる。モジュール110は、ベース部材120と、上部カバー150と、上部カバーとベース部材との間に挟まれたマグネット180またはマグネット要素と、を備える。ベース部材は、上部カバー150を受容するための凹部122を有する。凹部122内に受容されるとき、上部カバー上面は、図9に示されるように、ベース部材120の上面と同一平面であり、マグネット180を包む。モジュールは、ヒンジ要素154を上部カバー150上で受容するためにヒンジ要素124内に開口部126を含む。ベースヒンジ要素124は、上部カバーヒンジ要素154を挟む。1つ以上のヒンジロッド160は、上部カバーをベース部材上で保持するための保持要素を形成する。ベース部材及び/または上部カバーは、マグネット180を収容するためのポケット171を含み得る。ポケット171は、マグネット180を着座させるようにサイズ決め及び形状決めされる。例示的なモジュールは、ヒンジロッドをヒンジロッド通路内で保持するためのシャトルプラグ190をさらに含む。
図11〜13は、マグネットコンベヤベルトモジュール210の別の実施形態を示す。コンベヤベルトモジュール210は、二次モールドプロセス中にマグネット要素280をモジュール内に組み込む。最初のモールド中に形成されるベース部材220は、マグネット要素280を受容するための凹部またはポケット271を含む。凹部またはポケット271は、マグネット要素280を位置決めするためのガイドパッド272、273を含む。マグネット要素280を凹部またはポケット271内に位置決めした後、カバー250が、モジュール上にオーバーモールドされて、マグネット要素280を包む。ベース部材220は、オーバーモールドカバー250をベース部材220に固定する硬質突起255、256を作製するための凹部271から下に延在する2つの通路221、222を含む。オーバーモールドされたカバー250は、好ましくは、図13に示されるように、ベース部材220の上面と同一平面である上面を有する。
一実施形態において、マグネット要素280は、サマリウムコバルト磁石を備え、高温オーバーモールドプロセスを受けた後であっても、マグネットは吸着する能力を維持することができる。
本発明の別の実施形態において、図14〜18に示されるように、マグネット要素380を被覆するためのカバー350は、ベース部材320に超音波溶接されて、マグネットコンベヤベルトモジュール300を形成することができる。マグネット要素380は、ベース部材320の上面の凹部またはポケット371内に位置決めされる。凹部またはポケット371は、マグネット要素380を受容及び位置決めするように構成されたより深い凹部372を含む。カバー350は、図18に示されるように、カバーをベース部材322に超音波溶接するための溶接ジョイント352を含み、マグネット要素380をモジュールの本体内に包む。カバーはまた、マグネット要素380の上部部分を受容するための凹部353を含む。組み立てられたとき、マグネットコンベヤベルトモジュールは、実質的に連続した上部搬送表面311を提供しつつ、マグネット要素380を本体内に組み込む。
図19〜26は、本発明の別の実施形態によるマグネットコンベヤベルトモジュール400を示す。マグネットコンベヤベルトモジュールは、ヒンジ要素420と、マグネット480を収容しているマグネットインサート470を受容するための、スロット450として示される凹部と、を有するモジュール本体412を含む。マグネットコンベヤベルトモジュール400は、図1〜6に示される実施形態に類似であり、モジュールが完全に組み立てられたときに、ロッド保持要素490と係合するインサート保持具の追加を伴う。例示的なインサート保持具は、モジュール本体の凹部462、464と係合するためのインサート470の底面上の第1の突起475及び第2の突起476を備える。
例示的なマグネットインサート470は、スロット450の丸い端部453内に収まる丸い先端部を含む。
モジュールは、モジュール本体内の通路491内と、ロッド494をヒンジ通路内に保持するための縁部ヒンジ要素内とに挿入されたシャトルプラグ490を含む。シャトルプラグは、開口部を通って延在するか、またはモジュール本体スロット50の底の側縁部459に当接する戻り止め493を含む。戻り止めは、インサート470内の溝478として示される凹部と係合して、インサートをモジュール本体内に保持する。開口部459及び溝478は、シャトルプラグ490が、インサート470の凹部と依然として係合しつつ、通路491内で摺動することを可能にする。溝478は、インサート上で第1の突起475と第2の突起476との間にある。前方突起479が凹部462内で係止されるとき、第2の突起は、後方凹部464内に嵌合し、シャトルプラグの戻り止め493を通路内で係止する。
インサート上の例示的な第1の突起475は、インサート470の挿入及び係止を容易にする傾斜した前面479を含む。
図24に示すように、インサート470は、ベース部分471及び突出する上部分472を含む。ベース部分は、モジュール本体412の上面401の上に延在する上部分472と共に、スロット450内に挿入される。ベース部分471は、傾斜側部を含むが、本発明は、そのように限定されない。上部分は、平坦な上面及びテーパ状の縁部473、474を含む。
図27〜29に示されるように、マグネットコンベヤベルトモジュール400は、コンベヤベルトを形成するために他のモジュールと繋がれてもよく、その一部500が示される。図27、28及び29の実施形態において、マグネットコンベヤベルトモジュール400は、モジュール本体412及びマグネットインサート470を含み、コンベヤベルト内で非マグネットモジュール510と交互になっている。図27及び28の実施形態において、マグネットインサート470は、モジュール本体412の上面401よりも上にある上面477及びヒンジ要素420を有する。隣の非マグネットモジュール510の上面511は、モジュール本体の上面401及びヒンジ要素420と同一平面であり、そのため、マグネットインサート470の上面477よりも下にある。コンベヤベルト上に配置されたアイテムは、マグネットインサート上面477に接触して、それによって搬送されることになる。本発明は、交互のマグネットモジュール及び非マグネットモジュールに限定されず、コンベヤベルトは、任意の適切なモジュールのパターンを有してもよい。
図30〜32に示される、別の実施形態において、コンベヤベルト600は、隆起した非マグネットモジュール610と交互になっているマグネットコンベヤベルトモジュール400を備える。この実施形態において、隆起した非マグネットモジュール610は、接続されたマグネットモジュール400のマグネットインサート470の上面477と同一平面であるか、またはそれよりもわずかに高い上面611を形成する隆起部分613を含む。上面611は、代替的に、マグネットインサートの上面477よりも低いが、関連するマグネットコンベヤベルトモジュールのモジュール本体の上面401よりも高くてもよい。非マグネットモジュール610の隆起部分613は、アイテムの接触及び搬送を補助し、これは、摩耗を低減し、戻り振動を改善し、かつコンベアベルト600の停止(故障)を防止し得る。隆起部分613は、インサート470への損傷を防止または制限することによって、パンの停止(故障)を防止または低減する。隆起部分613は、マグネットがコンベヤベルト内に保持されることを確実にすることによって汚染を低減または防止し得る。加えて、マグネット露出が低減され、ベルトの最も高価な構成要素を保全し、金銭的な節約を結果としてもたらす。図30〜32の実施形態において、隆起部分613は、非マグネットモジュール610にわたって完全には延在せず、最前方部分及び最後方部分は、より低い上面612を有し、そのため、ヒンジ要素620は、マグネットモジュールのモジュール本体412の上面401と略同一平面である。隆起部分は、コンベヤベルトの磁気強度に対する最小限の影響で耐摩耗性を最大化する。
非マグネットモジュールの上面611とマグネットモジュールの上面477との間の最適な高さの差は、用途に応じて変化し得る。隆起部分は、磁気強度に対する最小限の影響で耐摩耗性を最大化する。
マグネットモジュールは、例示的なマグネットインサートに限定されず、非マグネットモジュールが、接続されたマグネットモジュール上のマグネットを収容するためのカバーまたは他のインサートと同一平面またはそれよりもわずかに高い上面を有する、マグネットモジュールを非マグネットモジュールと交互にする手法は、多くの異なる実施形態を有し得る。
別の実施形態において、マグネットをモジュール本体に対して保持するためのカバーは、モジュール本体に接着または別の方法で取り付けられ得る。
例示的な実施形態は、被覆されたマグネットを示すが、本発明は、そのように限定されない。例えば、マグネット要素は、部分的または完全に露出されてもよい。マグネット要素は、モジュールの上面にあってもよく、もしくはその近くにあってもよく、または上面から挿入されてもよい。
本発明また、例示的なマグネットバーに限定されない。マグネット要素は、任意の適切なサイズ、形、位置及び配向を有し得る。
本発明の別の実施形態において、モジュールは、射出成形を使用する、モジュールの成形中に添加される磁化可能な材料を備える。磁化可能な材料は、金型内で磁化されて、マグネット要素をコンベヤベルトモジュール内に組み込み得る。一実施形態において、カバーは、磁化可能なプラスチックから成形され、その後、モジュール本体内に挿入されるか、またはその上にオーバーモールドされてもよい。磁化可能なプラスチックは、その後、マグネット要素をコンベヤベルトモジュールに組み込むように磁化され得る。
本発明が数個の代表的な変形例を参照して詳細に説明されてきたが、他の変形例が可能である。特許請求の範囲が、詳細に説明される変形例に限定されることを意図しない。

Claims (20)

  1. コンベヤベルトであって、
    厚さが上面から底面まで、横方向に第1の縁部から第2の縁部まで、かつ長手方向に第1の端部から第2の端部まで延在するモジュール本体と、
    前記モジュール本体に連結されたマグネット要素と、
    前記モジュール本体の前記上面よりも高い上面を有する、前記マグネット要素のためのカバーと、を有する、マグネットコンベヤベルトモジュールと、
    前記マグネットコンベヤベルトモジュールに接続され、前記マグネットコンベヤベルトモジュール上の前記マグネット要素のための前記カバーの前記上面よりも高い非マグネット上面を有する非マグネットコンベヤベルトモジュールと、を備える、コンベヤベルト。
  2. 前記マグネットコンベヤベルトモジュールを前記非マグネットコンベヤベルトモジュールにヒンジ接続するための複数のヒンジ要素をさらに備える、請求項1に記載のコンベヤベルト。
  3. 交互ヒンジ要素によって形成された通路内でヒンジロッドを保持するためのロッド保持要素をさらに備える、請求項2に記載のモジュール。
  4. 前記カバーは、前記カバーを前記マグネットコンベヤベルトモジュールの前記モジュール本体上で保持するための前記ロッド保持要素と係合する、請求項3に記載のモジュール。
  5. 前記ロッド保持要素は、突起を含み、前記カバーは、前記突起と係合するための凹部を含む、請求項3に記載のモジュール。
  6. 前記マグネットコンベヤベルトモジュールの前記モジュール本体は、前記上面に形成され、かつ前記第1の縁部から前記第2の縁部の方に延在するスロットを含み、前記カバーは、前記スロット内に挿入され、前記マグネット要素を前記モジュール本体と前記カバーとの間で挟む、請求項1に記載のコンベヤベルト。
  7. 前記カバーは、保持要素と係合するための凹部を含む、請求項1に記載のモジュール。
  8. コンベヤベルトであって、
    厚さが上面から底面まで、横方向に第1の縁部から第2の縁部まで、かつ長手方向に第1の端部から第2の端部まで延在するモジュール本体と、
    前記モジュール本体に連結されたマグネット要素と、
    前記モジュール本体の前記上面よりも高い上面を有する、前記マグネット要素のためのカバーと、を有する、マグネットコンベヤベルトモジュールと、
    前記マグネットコンベヤベルトモジュールに接続され、前記マグネットコンベヤベルトモジュール上の前記マグネット要素のための前記カバーの前記上面と実質的に同一平面である非マグネット上面を有する非マグネットコンベヤベルトモジュールと、を備える、コンベヤベルト。
  9. 前記マグネットコンベヤベルトモジュールを前記非マグネットコンベヤベルトモジュールにヒンジ接続するための複数のヒンジ要素をさらに備える、請求項8に記載のコンベヤベルト。
  10. 交互ヒンジ要素によって形成された通路内でヒンジロッドを保持するためのロッド保持要素をさらに備える、請求項9に記載のモジュール。
  11. 前記カバーは、前記カバーを前記マグネットコンベヤベルトモジュールの前記モジュール本体上で保持するための前記ロッド保持要素と係合する、請求項10に記載のモジュール。
  12. 前記ロッド保持要素は、突起を含み、前記カバーは、前記突起と係合するための凹部を含む、請求項10に記載のモジュール。
  13. 前記マグネットコンベヤベルトモジュールの前記モジュール本体は、前記上面に形成され、かつ前記第1の縁部から前記第2の縁部の方に延在するスロットを含み、前記カバーは、前記スロット内に挿入され、前記マグネット要素を前記モジュール本体と前記カバーとの間で挟む、請求項8に記載のコンベヤベルト。
  14. 前記カバーは、保持要素と係合するための凹部を含む、請求項8に記載のモジュール。
  15. コンベヤベルトであって、
    厚さが上面から底面まで、横方向に第1の縁部から第2の縁部まで、かつ長手方向に第1の端部から第2の端部まで延在するモジュール本体と、
    前記モジュール本体に連結され、前記モジュール本体の前記上面よりも上にある上面を有するマグネットインサートと、を備える、マグネットコンベヤベルトモジュールと、
    前記マグネットコンベヤベルトモジュールに接続され、前記マグネットコンベヤベルトモジュールの前記モジュール本体の前記上面よりも高い非マグネット上面を有する非マグネットコンベヤベルトモジュールと、を備える、コンベヤベルト。
  16. 前記マグネットコンベヤベルトモジュールを前記非マグネットコンベヤベルトモジュールにヒンジ接続するための複数のヒンジ要素をさらに備える、請求項15に記載のコンベヤベルト。
  17. 交互ヒンジ要素によって形成された通路内でヒンジロッドを保持するためのロッド保持要素をさらに備える、請求項16に記載のモジュール。
  18. 前記カバーは、前記カバーを前記マグネットコンベヤベルトモジュールの前記モジュール本体上で保持するための前記ロッド保持要素と係合する、請求項17に記載のモジュール。
  19. 前記ロッド保持要素は、突起を含み、前記カバーは、前記突起と係合するための凹部を含む、請求項17に記載のモジュール。
  20. 前記マグネットコンベヤベルトモジュールの前記モジュール本体は、前記上面に形成され、かつ前記第1の縁部から前記第2の縁部の方に延在するスロットを含み、前記カバーは、前記スロット内に挿入され、前記マグネット要素を前記モジュール本体と前記カバーとの間で挟む、請求項15に記載のコンベヤベルト。
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