JP2019503280A - 単段式または多段式熱プレス、プレスクッションを製造する方法ならびにその使用 - Google Patents

単段式または多段式熱プレス、プレスクッションを製造する方法ならびにその使用 Download PDF

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Abstract

単段式または多段式熱プレスは、少なくとも1つの加熱プレート(8)と、少なくとも1つのプレス薄板(9)と、加熱プレート(8)とプレス薄板(9)との間に配置されかつ金属織物の形態の支持材料(2)とFKMゴム材料からなるクッション層(7)とを有している少なくとも1つのプレスクッション(1)とを備えている。プレス装置の所与性へのプレスクッション(1)の非常に良好な適合化を達成するために、プレスクッション(1)は、クッション層(7)が、部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫されたFKMゴム材料を有している状態において、単段式または多段式熱プレスに導入されており、プレス装置におけるプレスクッションの最終的な架橋もしくは最終的な加硫が行われることが提案される。さらにプレスクッション(1)を製造する方法、プレスクッション(1)の使用ならびにプレスクッション(1)が開示される。

Description

本発明は、少なくとも1つの加熱プレートと、少なくとも1つのプレス薄板と、加熱プレートとプレス薄板との間に配置されかつ金属織物の形態の支持材料とFKMゴム材料からなるクッション層とを有している少なくとも1つのプレスクッションとを備えた単段式または多段式熱プレスに関する。
その他に、本発明は、上述した液圧式単段式または多段式熱プレスに使用するためのプレスクッションに関する。
その上さらに、本発明は、少なくとも1つの加熱プレートとプレス薄板とを備えた単段式または多段式熱プレス用のプレスクッションを製造する方法に関しており、ここでのプレスクッションは、加熱プレートとプレス薄板との間に配置され、金属織物の形態の支持材料と、FKMゴム材料からなるクッション層とを有している。
その他に、本発明は、金属織物の形態の支持材料と、FKMゴム材料からなるクッション層とを有している、プレスクッションの使用に関し、ここでのクッション層は、FKMゴム材料が部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫された状態におかれている。
従来技術
この種のプレスクッションは、様々なプレス装置、例えば、高圧による多段プレスまたは低圧による単段式短サイクルプレスに対して使用される。多段プレスでは、通常、特定の高いプレス圧力下で、プラスチック積層体が熱硬化性樹脂で含浸された複数の紙層から製造される。また多段プレスでは、より低いプレス圧力のもとでもチップボードまたはMDFもしくはHDFボードが、同様に熱硬化性樹脂で含浸され印刷もしくは装飾されたまたは無色の高級セルロース紙で被覆される。しかしながら、合成樹脂フィルムを用いたチップボード、MDFもしくはHDFボードの被覆は、通常、単段式プレスまたはいわゆる短サイクルプレスで行われる。この短サイクルプレスの名前は、所定の圧力および温度下での比較的短いプレス時間を象徴しており、この場合プレート材料の離型は高温の状態で行われる。
メラミン/ホルムアルデヒド縮合樹脂で含浸された高級セルロース紙は、所定の圧力および温度下で固定のおよび不可逆的な表面を形成し、その際に使用される金属製プレス薄板の対応する表面構造および光沢度が受け入れられる。プレスクッションは、熱可塑性樹脂フィルムを用いた木質プレートの被覆の際に重要な機能を有している。なぜならそうでないと、問題のない表面は形成できないからである。それらは均一な圧力分布と一定の温度の流れを保証する。プレス中の被覆の間、熱硬化性樹脂は、まず低粘度の可融性で流動性であり、その後で不溶性、不融性、硬質および耐磨耗性のプラスチックに架橋する。プラスチックのこの種の架橋は、重縮合と称され、その際水とホルムアルデヒドとが発生する。縮合反応の際に生じた水とホルムアルデヒドとは、蒸気の形態で遊離することができない。なぜなら、水の蒸気圧を上回るより高いプレス圧力がこれらの2つのガス生成物をフィルム層と支持プレート、すなわち木質材料中に押し込むからである。それゆえ、被覆すべき材料の表面全体にわたって均等に分散されたプレス圧力が必要とされる。この機能は、プレスクッションによって引き継がれる。
プレスクッションは、プレス装置内で支配的な高温に耐え得る必要がある。その上さらに、プレスクッションは、熱を迅速に加熱プレートからプレス薄板に、続いてプレス品表面に伝導しなければならない。その上さらに、プレスクッション自体は、それらのクッション性,すなわち復元性を失うことなく、あるいは完全に損なうことなく、高いプレス圧力にも耐えなければならない。
プレス装置においては、加熱プレートおよび/またはプレス薄板がそれぞれ相互に正確に面平行に配向されていないこと、かつ/またはそれらの表面自体が正確に平坦でないことに起因してしばしば幾何学的不完全性もしくは寸法的不完全性が存在する。理想的な幾何学的配置構成(プレス薄板および加熱プレートの完全な面平行度および平坦度)からの偏差が比較的大きい場合には、プレス中の偏差範囲を補償できるようにするために、それらの表面にわたって異なる厚さを有する特別なクッションが必要である。
プレスクッションは、通常、様々な材料を備え、それらの全表面にわたって均一な厚さを有する繊維織物である。実際には、それぞれのプレス装置の所望の要求を部分的にのみ満たすことのできる様々な実施形態が存在する:
西独国特許第2319593号明細書(DE−B2319593)の上位概念によるプレスクッションは、エラストマーの形態の未架橋シリコーン樹脂で完全に被覆された金属織物を有しており、この場合被覆の後の硬化または架橋は、乾燥チャネル内で行われ、それぞれの表面は手間をかけて別個に被覆されなければならない。
独国実用新案第9017587号明細書(DE9017587U1)には、他の糸材料と混合された芳香族ポリアミド糸からなる可撓性クッション織物であるプレスクッションが記載されている。この繊維織物は、プレスクッションの全重量に関連して、熱伝導率を所要の値に設定できるようにするために、0重量%〜70重量%の間の割合で金属線条が含まれるべきである。
欧州特許出願公開第0713762号明細書(EP0713762A2)からは、異なる材料を有する、詳細には例えば金属線条を含んだ芳香族ポリアミドからなる糸、金属線条、ゴムまたはゴム混合物からなる耐熱性フィラメント、シリコーンまたはシリコーン混合物からなる耐熱性フィラメント、金属線条を含むそれらの混合物、金属線条を含まないそれらの混合物を有する、高圧プレスおよび低圧プレス用プレスクッションが公知である。
さらに別の従来技術には、欧州特許第0725949号明細書(EP0725949B1)からのプレスクッションが挙げられ、ここでは経糸および/または緯糸は、例えば完全な糸の形態で、またはシリコーンで覆われた金属ワイヤの形態で織物内に含まれてもよいシリコーンエラストマーを有している。
さらに欧州特許出願公開第1136248号明細書(EP1136248A1)からは、類似のプレスクッションが公知であり、ここでの織物は、実質的な割合のフルオロエラストマーおよび/またはシリコーンフルオロエラストマーを有している。この場合は代替的に、織物は、実質的な割合の混合エラストマーを有しており、これはシリコーンゴムとフッ素ゴムからの混合物またはシリコーンフッ素ゴムの架橋によって製造されたものである。記載されたエラストマーの種類は、ここでは糸材料として形成され、これは、経糸または緯糸として架橋された金属線条を有する相応の織物に構成されている。
欧州特許第1300235号明細書(EP1300235B1)には、複数の糸を有する繊維支持体が記載されており、これらの糸のうちの少なくとも一部は熱伝導性糸を形成し、それらは、直接かまたは他の熱伝導性糸との接触接続を介してプレスクッションの一方の外側から他方の外側への熱伝達を引き起こす。ここでの支持体は、糸が交差している領域にゴム弾性材料からなるクッション層を有している。この公知のプレスクッションは、クッション層の厚さが支持体の厚さよりも薄く、クッション層は、熱伝導性糸がプレスクッションの両外側でクッション層を越えて突出するように支持体に埋め込まれていることで特徴付けられている。さらに、このクッション層は、スクレーパープロセスを用いて繊維織物に導入されることが記載されている。
その他に、欧州特許第1300235号明細書(EP1300235B1)では、クッション層を越えた熱伝導性糸の両サイドでの突出によって、一方では加熱プレートに対し、他方ではプレス薄板に対し、面状の直接的接触接続が所定のプレス圧力下で生じかねないことが指摘されている。これによって熱伝達も著しく加速されかねない。しかしながらプレスおよび樹脂技術の観点からは、均一な織物強度を有するプレスクッションが熱硬化性樹脂の表面形成の際に問題を引き起こすことが示された。特に、素材密度が800kg/m〜1000kg/mのHDF(High Density Fibreboards)支持材料による床板の製造においては、システム特有に構成されたプレスクッションが必要である。これは、この種のプレスクッションが必要に応じて、一方ではその面上で異なる熱伝達値を有し、他方では同様に面上で異なるクッション効果を有さなければならないことを意味する。
前述した公知のプレスクッションはすべて、対応する織機上で製造され、西独国特許第2319593号明細書(DE−B2319593)ならびに欧州特許第1300235号明細書(EP1300235B1)のケースでは、その後の処理状態において塗布可能なクッション材料で被覆されるという共通点を有する。これは、これらの公知のプレスクッションがクッション面全体にわたって一定のクッション厚さを有し、プレス装置の技術的な所与性に対して非常に限定的にしか適合できないことを意味する。特に、各プレス装置の個々の幾何学的状況への適合化はほとんど不可能である。表面にわたって分散する厚さ誤差が異なっているプレス装置の場合、公知のプレスクッションは異なる程度で変形され、それによってプレス薄板およびプレス品に作用するプレス圧力はプレスクッション面にわたって異なる。この結果として、クッションの早期摩耗と、被覆されたプレス品における表面品質の低下が引き起こされる。
公知のプレスクッションのさらに別の欠点は、プレス装置におけるそれらの固定に、すなわち、特に加熱プレートもしくはプレス薄板へのそれらの固定に見られる。典型的には、公知のプレスクッションは、複雑な緊締装置を用いてプレス装置に固定される。その際それらは必然的に生じる非常に強い引っ張り応力にさらされる。これが、織物の早期摩耗と、特にいわゆる上部クッションにおける引き裂きにつながることは珍しいことではない。プレス装置では、プレス薄板も、熱硬化性樹脂の表面を形成するために必要となる表面が異なることに起因して、非常に頻繁に変更される。その際クッションは、通常は、システム内に固定されたままである。ただし、クッションの重みに起因して、特にいわゆる上部薄板においては、クッションの大きな弛みが生じる。したがって、プレス装置内へのプレス薄板の新たな引き込みの際に、プレスクッションの機械的損傷が生じることは珍しいことではなく、損傷の重さに応じて新しいプレスクッションによる交換が必要になる。その結果としてクッションの消費がより多くなる。この場合、損傷したプレスクッションのさらなる使用は、被覆された木質プレートの表面欠陥につながりかねない。
本発明が基礎とする課題は、技術的に革新的なプレス用途における要求の高まりを満たすことのできるような、単段式または多段式熱プレス、そのようなプレス用のプレスクッションを製造する方法ならびにそのようなプレス用のプレスクッションを提供することである。ここでは特に、プレスクッションのより長い使用期間が得られるべきであり、ならびに各プレスの個々の寸法的および幾何学的特性への適合化が達成されるべきである。その他に、単段式または多段式熱プレスにおけるプレスクッションの固定が容易化されることが望ましい。
解決手段
前記課題は、本発明により、冒頭に述べた形式の単段式または多段式熱プレスから出発して、プレスクッションは、クッション層が、部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫されたFKMゴム材料を有している状態において、単段式または多段式熱プレスに導入されており、単段式または多段式熱プレスにおけるプレスクッションの最終的な架橋もしくは最終的な加硫は、所定の圧力および温度下で、加熱プレートとプレス薄板との間で行われ、それによって、プレスクッションは、プレス装置の所与の状態に、特に個々の寸法的および幾何学的状態に適合化することができることによって解決される。
したがって、クッション層は、メーカーからのプレスクッションの納入の際には、まず部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫されただけのフッ素ゴム、特にDIN1629規格およびASTM D1418規格によるFKMからなる。この形態ではプレス装置での使用には適していない。さらに、プレスクッションのコア内層は、高レベルの熱伝達を保証するために、金属ワイヤ織物からなっている。したがって、プレスクッションの最終的な製造は、本発明によれば、それぞれのプレス装置において初めて行われる。すなわち、もはやメーカーの製造工場ではなく、顧客側で初めて行われる。本発明により製造されるプレスクッションは、各プレス装置のためにオーダーメイドされ、有意義な方法で、当該装置においてのみ使用することもでき、また各位置(例えば上部クッションまたは下部クッション)においてのみ使用することもできる。使用されるフッ素ゴムは、最初は部分的にしか架橋されていないので、最終的な架橋または加硫は、各プレス装置内の所定の圧力および温度下で行われる。その際には、この種のプレス装置において通常運転モードで使用される通常の圧力および温度が多用されて実現され得る。ただし、架橋もしくは加硫プロセスのために必要であれば、これらの値から上方または下方への変更も同様に簡単に可能である。典型的には、プレスクッションの最終的な架橋または加硫が行われる時点では、プレス内で本来の被覆過程は行われない。すなわちプレス内にプレス品は存在しない。しかしながら均一な圧力分布を保証するため、およびプレス薄板との接触接続を回避するために、対向側のプレス薄板との間に「ダミー材料」を使用することも考えられる。
部分的にのみ架橋されたもしくは部分的にのみ加硫されたFKMゴム材料は、所定の圧力および温度下では流動性であるが、それに対して室温では、次のような粘度を有している。すなわち中央の金属織物と一緒に上層および下層の形態で問題なく取り扱うことができ、かつプレスクッションをユニット(「サンドイッチ構造体」)としてプレス装置に導入することができるような粘度である。所定の圧力および温度下での最終的な架橋または加硫の過程の間は、FKMゴム材料は、水平方向で見て、対向側のプレス薄板が他の領域よりも離間しているゾーン内に流れることができる。このようにして、前述のゾーンにおいては「より多くの」クッション層が形成され、すなわち、全体としてより厚いプレスクッションが生成される。プレスクッション特性を変化させるこの厚みは、その後の木製プレートの被覆に対して、均一な圧力分布とそれに伴う高い表面品質を達成するために特に重要である。
FKMゴム材料は金属に対する良好な接着性を有するので、プレス装置における最終的な架橋または加硫中に加熱プレートまたはプレス薄板に対する接着層を形成することがある。必要に応じて、形成されたプレスクッションをプレス薄板と共に直接加熱プレートに固定するかまたはプレス薄板とプレスクッションとの間の分離フィルムを用いてプレスクッションを加熱プレートのみに固定することも可能である。プレスクッションの金属織物は、上部エラストマー層と下部エラストマー層との間でFKMフィルムの形態で挿入することができ、すなわちそこに配置することができ、プレス装置内で架橋もしくは加硫過程の際にエラストマー層と結合することができる。
メラミン樹脂表面の形成の際には、常により困難なエンボス構造が使用され、これはメラミン樹脂層自体のみでなく、HDFプレート(高密度繊維板)の上部層も部分的にエンボスする必要がある。今日望まれている短いプレス時間のもとでは異なる厚さ誤差とそれに伴うプレス圧力がプレス表面にわたって発生し、これはプレートの内部において樹脂流の乱れを引き起こし、その結果この乱れはエラーを含んだエンボス加工表面を引き起こすものとみなされる。本発明によるプレスクッションは、これらの状況に対抗的に作用する。なぜなら製造段階においてプレスシステム内の様々な厚さ誤差、プレスプレートおよびプレス薄板が既に補償されるからであり、場合によっては、様々な熱伝導率の要求を考慮することができるからである。
好ましくは、FKMゴム材料の使用は、プレート材料またはフィルム材料の形態で行われるべきであり、これは後の中央の金属織物(支持材料)の両側に配置され、パケット(「サンドイッチ構造」)としてプレス装置内に導入される。このようにして製造プロセスが大幅に簡素化される。
本発明によるプレスクッションにおいてFKMゴム材料の使用は、現在使用されているすべての加圧温度にわたって存在する極端に高い連続的な温度負荷容量に結び付く。連続使用においても、例えば空気遮断のもとで解重合が起こり得るシリコーンエラストマーの場合に発生するようなFKMゴム材料の分解プロセスが起こることはない。そのような解重合が用いられる場合には、これは機械的強度の低下にも結び付き、特にプレスクッションのクッション効果も担うショア硬度に関係する。
FKMゴム材料は、種々異ならせて架橋もしくは加硫することができる。公知の1つの方法としてジアミン架橋があり、これはゴムから製造されたエラストマー材料と金属との間の良好な接着性のために非常に頻繁に使用される。より新しい架橋方法は、ビスフェノール性のメカニズムであり、ジヒドロキシメカニズムとも称され、ビスフェノールAFおよび第4級ホスホニウム塩が架橋成分として使用される。それは求核置換メカニズムである。ジアミン架橋と比較して、加水分解に対するより良好な耐性と、より高い耐熱性ならびに圧縮変形耐性の改善とが達成される。架橋のさらに別のタイプは、トリアジン方法としても知られている過酸化物架橋であり、ここではフリーラジカルが架橋を担っている。過酸化物架橋は、パーフルオロメチルビニルエーテル(PMVE)を含むFKMゴムが使用される場合には特に重要となる。なぜなら、2つのイオン機構がPMVEを攻撃することによってポリマー鎖の損傷を引き起こす可能性があるからである。水性および非水性の電解質では、過酸化物フルオロエラストマーは、他の架橋機構の生成物よりも優れている。耐熱性は、ビスフェノール性架橋材料と同様である。
クッション内の金属支持織物は、一方では、プレス装置の加熱プレートからプレス薄板への熱伝達を担い、他方ではクッションの形態維持(機械的強度)を担う。本発明によるプレスクッションの熱伝導率は、例えば、経糸または緯糸の太さによって調節することができ、さらに代替的もしくは補足的に、糸において特定の熱伝導係数を有する異なる金属材料(銅、黄銅、青銅、鋼、ステンレス鋼など)によって調節することができる。
その上さらに、本発明によれば、プレスクッションにおいて、プレスクッションの表面にわたって異なる、すなわち部分的に異なる熱伝導率を設定することも可能である。この目的のために、例えば、所望の箇所または所望の領域において、経糸および/または緯糸の材料組成(金属組成)または糸強度および/または糸密度を変更することが可能である。これにより、プレスクッション内では、熱伝達率が変更されたクッションゾーンが生じ、それらは被覆すべき表面の所要の樹脂の流れにプラスに作用し、それによって表面欠陥を回避することができる。
本発明では、さらに、その製造において、クッション層、すなわち本明細書のケースではFKMゴム材料に、熱伝導特性を有する充填材料を混合することが構造的に想定される。これについては、特にここでは、金属粉末または金属繊維だけでなく、炭素粉末または炭素繊維あるいは例えば石英砂も挙げられる。しかしながら、ここでは他の材料も考えられ、この場合好ましくはそれらの熱伝導率は、クッション材料の熱伝導率より高くてもよい。熱伝導性の充填材料の割合は、プレスクッション全体の必要なもしくは所望の熱伝導率の値に合わせられる。
本発明によるプレスクッションが加熱プレートおよび/またはプレス薄板に直接固定される限り、各プレス過程における熱流動は、従来技術に比べて低減される。詳細には、プレス装置が開放された状態の間、プレスクッションと加熱プレートおよび/またはプレス薄板との間の空気層に起因して熱流動の遅延が発生するのではなく、被覆が完了したプレス品の取り出し直後には、プレス薄板における熱損失を再び補償することができ、そのため次の被覆過程に必要な温度が速やかに再び得られるようになる。その他にも、本発明によるプレスクッションは、プレス装置におけるそれらの最終的な製造に基づいて、長さおよび/または幅の縮みを持たず、もしくはプレス運転中の不所望な膨張もない。
本発明の実施例を示した図
実施例
以下では、本発明を、添付の図面における実施例に基づいてより詳細に説明する。この唯一の図面は、残りについては示されていないが、従来技術から公知のプレス装置の一部、すなわち加熱プレート8、プレスクッション1ならびにプレス薄板9を通る縦断面図を示す。プレスクッション1は、公知の方法で、加熱プレート8とプレス薄板9との間に配置されており、ここでは前述した全部で3つの部品が相互に平行に、すなわち水平に配向されている。プレス薄板9の下方には、単段式または多段式熱プレスの運転状態において、当該プレス薄板9の下部輪郭表面が対面する被覆すべきプレス品が存在する。このプレス薄板9は、いわゆる「上部薄板」であり、プレスクッション1は、いわゆる「上部クッション」である。
プレスクッション1は、支持材料2として布地(平織)内に形成される金属織物を有する。支持材料2は、図平面に対して垂直方向に延びる架橋された金属ワイヤ10からなる緯糸3を有する。緯糸3は経糸4および5と結合しており、これらの経糸4および5は、緯糸3の間で交差してそれぞれプレスクッション1の両側に交互に達し、それぞれ緯糸の上方および下方で屈曲部6を形成する。プレスクッション1の中心面11に対して対称的に、FKMゴム(フッ素ゴム)からなるクッション層7が形成されている。このクッション層7は、上部クッション層7aと下部クッション層7bとから構成されており、これらは支持材料2を貫通して相互に素材結合されていてもよい。支持材料2の領域において、プレスクッション1内には気泡の侵入が可能であり、同様に完成状態における完全な気泡の解放も可能である。プレスクッション1は、上部クッション層7aのFKMゴム材料と金属製加熱プレート8との間の接着特性に基づいて金属製加熱プレート8に強固に接着する。それにより、プレス装置内でさらなる固定は不要となる。そのため、プレス装置における最終的な架橋の間に分離フィルム(これは後で再び除去される)がプレスクッション1とプレス薄板9との間に配置されていたために、プレスクッション1が接着していないプレス薄板9は、他のエンボス加工構造、すなわち表面輪郭を有するプレス薄板9が所望される場合には、簡単に交換することができる。この種の交換過程の間に、プレスクッション1が加熱プレート8から垂れ下がることはない。
1 プレスクッション
2 支持層
3 緯糸
4 経糸
5 経糸
6 屈曲部
7 クッション層
7a 上部クッション層
7b 下部クッション層
8 加熱プレート
9 プレス薄板
10 金属ワイヤ
11 中心面

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの加熱プレート(8)と、
    少なくとも1つのプレス薄板(9)と、
    前記加熱プレート(8)と前記プレス薄板(9)との間に配置されかつ金属織物の形態の支持材料(2)とFKMゴム材料からなるクッション層(7)とを有している少なくとも1つのプレスクッション(1)と、を備えた単段式または多段式熱プレスにおいて、
    前記プレスクッション(1)は、前記クッション層(7)のFKMゴム材料が、部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫された状態において、前記単段式または多段式熱プレスに導入されており、
    前記単段式または多段式熱プレスにおける前記プレスクッションの最終的な架橋もしくは最終的な加硫は、所定の圧力および温度下で、前記加熱プレート(8)と前記プレス薄板(9)との間で行われ、それによって前記プレスクッション(1)は、プレス装置の所与の状態に適合化することができることを特徴とする、単段式または多段式熱プレス。
  2. 前記金属織物は、経糸の方向および/または緯糸の方向において、異なる金属ワイヤ材料から形成されている、請求項1記載の単段式または多段式熱プレス。
  3. 前記金属織物は、前記経糸の方向および/または前記緯糸の方向において、異なる金属ワイヤ材料から部分的に形成されている、請求項1または2記載の単段式または多段式熱プレス。
  4. 前記金属織物の内部における前記経糸の密度および/または前記緯糸の密度は、異なる熱伝導率の区分が形成されるように設定されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の単段式または多段式熱プレス。
  5. 前記クッション層(7)は、パーフルオロゴム(PFKM)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の単段式または多段式熱プレス。
  6. 前記クッション層は、テトラフルオロエチレン/プロピレンゴム(FEPM)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の単段式または多段式熱プレス。
  7. 前記クッション層(7)は、フルオロシリコーンゴムを有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の単段式または多段式熱プレス。
  8. 前記クッション層は、シリコーンゴムを有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の単段式または多段式熱プレス。
  9. 前記クッション層(7)は、シリコーンゴムとフルオロシリコーンゴムとからなるコポリマーを有している、請求項1から8までのいずれか1項記載の単段式または多段式熱プレス。
  10. 前記プレスクッションは、前記加熱プレートおよび/または前記プレス薄板に対する接着層を形成し、特に、前記プレスクッションは、前記単段式または多段式熱プレスが開放された場合に、前記加熱プレートおよび/または前記プレス薄板(9)から剥離しない、請求項1から9までのいずれか1項記載の単段式または多段式熱プレス。
  11. 少なくとも1つの加熱プレート(8)と、少なくとも1つのプレス薄板(9)とを備えた単段式または多段式熱プレス用のプレスクッション(1)を製造する方法であって、
    前記プレスクッション(1)は、前記加熱プレート(8)と前記プレス薄板(9)との間に配置され、金属織物の形態の支持材料(2)と、FKMゴム材料からなるクッション層(7)とを有している方法において
    前記プレスクッション(1)は、前記クッション層(7)のFKMゴム材料が、部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫された状態において、前記単段式または多段式熱プレスに導入され、
    前記単段式または多段式熱プレスにおける前記プレスクッション(1)の最終的な架橋もしくは最終的な加硫は、所定の圧力および温度下で、前記加熱プレート(8)と前記プレス薄板(9)との間で行われ、それによって前記プレスクッション(1)は、プレス装置の所与の状態に適合化することができることを特徴とする方法。
  12. 前記最終的な架橋もしくは前記最終的な加硫中に、前記プレス薄板(9)と前記プレスクッション(1)との間に、前記プレス薄板(9)への前記プレスクッション(1)の固着を防止する分離フィルムが配置される、請求項11記載の方法。
  13. 前記最終的な架橋もしくは前記最終的な加硫中に、前記プレスクッション(1)の前記クッション層を、接着層の形成のもとで前記加熱プレート(8)に固定する、請求項11または12記載の方法。
  14. 金属織物の形態の支持材料(2)と、FKMゴム材料からなるクッション層(7)とを有している、プレスクッション(1)の使用であって、
    前記クッション層(7)は、前記FKMゴム材料が部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫された状態におかれている、使用において、
    前記プレスクッションは、前記状態において、単段式または多段式熱プレスに、詳細にはそこでの加熱プレート(8)とプレス薄板(9)との間に導入され、
    各プレス装置における前記プレスクッション(1)の最終的な架橋もしくは最終的な加硫は、所定の圧力および温度下で、前記加熱プレート(8)と前記プレス薄板(9)との間で行われ、それによって前記プレスクッション(1)は、前記プレス装置の所与の状態に適合化することができることを特徴とする使用。
  15. 支持材料として形成された金属織物(2)と、FKMゴム材料からなるクッション層(7)とからなる、単段式または多段式熱プレス用のプレスクッション(1)において、
    前記クッション層(7)は、製造前に、部分的に架橋されたもしくは部分的に加硫されたFKMゴム材料を有し、
    各プレス装置における前記プレスクッション(1)の最終的な架橋もしくは最終的な加硫は、所定の圧力および温度下で、加熱プレート(8)とプレス薄板(9)との間で行われ、それによって前記プレスクッション(1)は、前記プレス装置の所与の状態に適合化することができ、好ましくは前記加熱プレート(8)および/または前記プレス薄板(9)に固定されることを特徴とするプレスクッション(1)。
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