JP2019220081A - 共用車管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 共用車管理システムにおいて各ステーション間の共用車の偏在を低減する。【解決手段】 共用車管理システム1は、利用申込情報を生成する複数の利用者端末3と、利用者端末にネットワーク7を介して接続された管理サーバ5とを有し、利用申込情報は、出発ステーション、到着ステーション、予定出発時刻、及び予定到着時刻に関する情報を含む。管理サーバは、利用申込情報に基づいて利用申込者に共用車を割り当てる予約処理部14と、任意の時間におけるステーションのそれぞれの共用車の残存台数を取得するステーション情報取得部15とを有する。予約処理部は、利用申込者の予定出発時刻における出発ステーションの共用車の残存台数が第1の判定値以下の場合に相乗り配車処理を実行する。相乗り配車処理は、利用申込情報に基づいて利用申込者を相乗りさせるべき予約確定者を決定する。【選択図】 図2

Description

本発明は、共用車管理システムに関する。
複数の共用車を複数の利用者に貸し出すための共用車管理システム(カーシェアリングシステム)において、利用者が任意のステーションにおいて共用車を借り受け、利用者が他の任意のステーションに共用車を返却するワンウェイカーシェアリングサービス(乗り捨て型カーシェアリングサービス)を提供するものが公知である(例えば、特許文献1)。
特開2017−10189号公報
しかし、ワンウェイカーシェアリングサービスでは、共用車が一部のステーションに偏在するという問題がある。共用車が偏在すると、出発ステーションにおいて利用可能な共用車が不足し、利用者はサービスを利用することができなくなる。また、到着ステーションにおいて駐車場が不足すると、利用者はその到着ステーションを到着地として選択できなくなる。このような共用車の偏在を防止するために、サービス提供者は共用車をステーション間で輸送する必要があり、その結果として輸送コストが発生する。
本発明は、以上の背景を鑑み、共用車管理システムにおいて各ステーション間の共用車の偏在を低減することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、複数のステーションに配置された複数の共用車(2)を複数の利用者に貸し出すための共用車管理システム(1)であって、利用申込者の入力操作に応じて利用申込情報を生成する複数の利用者端末(3)と、前記利用者端末にネットワーク(7)を介して接続された管理サーバ(5)とを有し、前記利用申込情報は、出発ステーション、到着ステーション、予定出発時刻、及び予定到着時刻に関する情報を含み、前記管理サーバは、前記利用申込情報に基づいて前記利用申込者に前記共用車を割り当てる予約処理部(14)と、任意の時間における前記ステーションのそれぞれの前記共用車の残存台数を取得するステーション情報取得部(15)とを有し、前記予約処理部は、前記利用申込者の前記予定出発時刻における前記出発ステーションの前記共用車の残存台数が第1の判定値以下の場合に相乗り配車処理を実行し、前記相乗り配車処理は、前記利用申込情報に基づいて、前記利用申込者を相乗りさせるべき、既に予約が確定した予約確定者を決定することを特徴とする。
この態様によれば、利用申込者の予定出発時刻に、利用申込者が選択した出発ステーションに所属する共用車が少ない場合には、利用申込者を予約確定者の一人と相乗りさせるべく、相乗り配車処理が実行される。利用申込者が相乗り(ライドシェア)すると、出発ステーションの共用車の数を減らすことなく、利用申込者はサービスを利用して到着ステーションに移動することができる。これにより、各ステーションの共用車の偏在を抑制することができる。また、出発ステーションに利用申込者に割り当てることができる共用車がない場合でも、利用申込者は到着ステーションに移動することができる。
また上記の態様において、前記利用申込情報は、前記予定出発時刻からの許容可能なずれを含む許容出発時刻を含み、前記相乗り配車処理は、前記利用申込者の前記出発ステーションと同一の前記出発ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記許容出発時刻と重なる前記許容出発時刻を有する前記予約確定者を第1のグループとして抽出し、前記第1のグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定するとよい。
この態様によれば、予約処理部が予定出発時刻よりも幅が広い許容出発時刻に基づいて利用申込者と予約確定者とのマッチングを行なうため、マッチングが成立する可能性が上昇する。
また上記の態様において、前記利用申込情報は、前記予定到着時刻からの許容可能なずれを含む許容到着時刻を含み、前記相乗り配車処理は、前記第1のグループの中から前記利用申込者の前記到着ステーションと同一の前記到着ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記許容到着時刻と重なる前記許容到着時刻を有する前記予約確定者を第2のグループとして抽出し、前記第2のグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定するとよい。
この態様によれば、予約管理部は出発ステーションが同じであり、かつ到着ステーションが同じである利用申込者と予約確定者とをマッチングするため、予約確定者は当初の走行ルートに従って出発ステーションから到着ステーションに移動することができる。
また上記の態様において、前記利用申込情報は、前記予定到着時刻からの許容可能なずれを含む許容到着時刻を含み、前記相乗り配車処理は、前記第1のグループの中から前記利用申込者の前記到着ステーションと異なる前記到着ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記到着ステーションを前記利用申込者の前記許容到着時刻に経由して前記予約確定者の前記到着ステーションに前記予約確定者の前記許容到着時刻に到着可能な前記予約確定者を第3のグループとして抽出し、前記第3のグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定するとよい。
この態様によれば、予約管理部は、利用申込者を出発ステーションが同じであり、かつ到着ステーションが異なる予約確定者にマッチングする。予約確定者は、予約申込者の到着ステーションを経由して自身の到着ステーションに移動する。
また上記の態様において、前記利用申込情報は、前記予定出発時刻からの許容可能なずれを含む許容出発時刻と、前記予定到着時刻からの許容可能なずれを含む許容到着時刻とを含み、前記相乗り配車処理は、前記利用申込者の前記出発ステーションと異なる前記出発ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記到着ステーションと異なる前記到着ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記出発ステーションを前記利用申込者の前記許容出発時刻に経由可能であり、かつ前記利用申込者の前記到着ステーションを前記利用申込者の前記許容到着時刻に経由可能であり、かつ前記予約確定者の前記到着ステーションに前記予約確定者の前記許容到着時刻に到着可能な前記予約確定者を含むグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定するとよい。
この態様によれば、予約管理部は、利用申込者を出発ステーションが異なり、かつ到着ステーションが異なる予約確定者にマッチングする。予約確定者は、予約申込者の出発ステーション及び到着ステーションを順に経由して自身の到着ステーションに移動する。
また上記の態様において、前記利用申込情報は、相乗りを許可する相乗り許可情報を含み、前記相乗り配車処理は、前記利用申込者の前記相乗り許可情報が有る場合に実行され、前記相乗り許可情報が許可である前記予約確定者の中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定するとよい。
この態様によれば、利用申込者及び予約確定者は相乗り配車処理に対して意志表示することができる。これにより、相乗りを希望しない利用申込者及び予約確定者も、共用車管理システムが提供するカーシェアリングサービスを安心して利用することができる。
また上記の態様において、前記管理サーバは、相乗りが確定した前記利用申込者及び前記予約確定者にインセンティブを付与するとよい。
この態様によれば、利用者が相乗りを許可し易くなる。これにより、マッチングの母集団を大きくして、マッチングの成立頻度を向上させることができる。
また上記の態様において、前記利用申込情報は、運転許可人数に関する情報を更に含み、前記予約処理部は、前記利用申込者の前記予定出発時刻における前記出発ステーションの前記共用車の残存台数が第2の判定値以上であり、かつ前記利用申込者の前記予定到着時刻における前記到着ステーションの前記共用車の残存台数が第3の判定値以下の場合に分割配車処理を実行し、前記分割配車処理は、前記運転許可人数が複数である場合に、前記利用申込者に前記出発ステーションの複数の前記共用車を割り当てるとよい。
この態様によれば、利用申込者の同行者を利用して出発ステーションにある共用車を到着ステーションに移動させることができる。これにより、到着ステーションの共用車の残存台数を増加させることができる。
本発明の他の態様は、複数のステーションに配置された複数の共用車を複数の利用者に貸し出すための共用車管理システムであって、利用申込者の入力操作に応じて利用申込情報を生成する複数の利用者端末と、前記利用者端末にネットワークを介して接続された管理サーバとを有し、前記利用申込情報は、出発ステーション、到着ステーション、予定出発時刻、予定到着時刻、及び運転許可人数に関する情報を含み、前記管理サーバは、前記利用申込情報に基づいて前記利用申込者に前記共用車を割り当てる予約処理部と、任意の時間における前記ステーションのそれぞれにある前記共用車の残存台数を取得するステーション情報取得部とを有し、前記予約処理部は、前記利用申込者の前記予定出発時刻における前記出発ステーションの前記共用車の残存台数が第1の判定値以上であり、かつ前記利用申込者の前記予定到着時刻における前記到着ステーションの前記共用車の残存台数が第2の判定値以下の場合に分割配車処理を実行し、前記分割配車処理は、前記運転許可人数が複数である場合に、前記利用申込者に前記出発ステーションの複数の前記共用車を割り当てることを特徴とする。
この態様によれば、利用申込者の同行者を利用して出発ステーションにある共用車を到着ステーションに移動させることができる。これにより、到着ステーションの共用車の残存台数を増加させることができる。
また上記の態様において、前記利用申込情報は、分割乗車を許可する分割許可情報を更に含み、前記分割配車処理は、前記運転許可人数が複数であり、かつ前記分割許可情報が有る場合に、前記利用申込者に前記出発ステーションの複数の前記共用車を割り当てるとよい。
この態様によれば、利用申込者は分割配車処理に対して意志表示することができる。これにより、分割した乗車を希望しない利用申込者も、共用車管理システムが提供するカーシェアリングサービスを利用することができる。
また上記の態様において、前記管理サーバは、分割乗車する前記利用申込者にインセンティブを付与するとよい。
この態様によれば、利用者が分割乗車を受け入れ易くなり、共用車の偏在を低減することができる。
以上の構成によれば、共用車管理システムにおいて各ステーション間の共用車の偏在を低減することができる。
実施形態に係る共用車両管理システムの構成図 予約処理のフローチャート 相乗り配車処理のフローチャート 相乗り配車処理のフローチャート 相乗り配車処理のフローチャート 分割配車処理のフローチャート
以下、図面を参照して、共用車管理システム1の実施形態について説明する。共用車管理システム1は、複数の共用車2を所有する団体によって運用され、予め登録された複数の利用者に複数の共用車2を貸し出すサービス、すなわちカーシェアリングサービスを提供する。団体には、企業や、役所、スポーツクラブ、介護施設、買物施設、カーシェアリング事業者等が含まれる。団体は、共用車2を駐車するための複数のステーションを有している。各ステーションは、複数の共用車2を駐車可能な複数の駐車スペースを有している。全ての利用者には利用者識別番号が設定され、全ての共用車2には共用車識別番号が設定され、全てのステーションにはステーション識別番号が設定され、それぞれ共用車管理システム1に登録されている。共用車管理システム1は、利用者から利用申込(予約)を受け付け、利用申込を行なった利用者に共用車2を割り当てる。
共用車2は、ガソリンや軽油等の燃料を使用するガソリン車及びディーゼル車や、バッテリの電力を使用する電気自動車であってよい。
図1に示すように、共用車管理システム1は、複数の利用者端末3と、複数の共用車2のそれぞれに搭載された複数の車載端末4と、管理サーバ5とを有する。複数の利用者端末3、複数の車載端末4、及び管理サーバ5は、ネットワーク7を介して互いに接続されている。ネットワーク7は例えば、インターネットである。利用者のそれぞれは利用者端末3を所有している。管理サーバ5は、共用車管理システム1を運営する団体の建屋内に設けられたサーバや、クラウドサーバであってよい。
利用者端末3は、入力画面やメッセージを表示すると共に利用者の入力操作を受け付けるユーザインタフェース3Aと、演算装置及びメモリ等から構成される処理部3Bとを備えている。利用者端末3は例えば、スマートフォンや携帯電話、パーソナルコンピュータである。処理部3Bは、利用者によるユーザインタフェース3Aの入力操作によって生成された利用申込情報(予約申込情報)を管理サーバ5に送信する予約受付部3Cと、管理サーバ5から予約情報を受信したときにユーザインタフェース3Aに表示させる予約表示部3Dとを備えている。本実施形態では、予約受付部3C及び予約表示部3Dは、処理部3Bにおいて実行されるソフトウエアによって構成されている。
利用申込情報は、利用申込者名(利用者識別番号)、出発ステーション名(ステーション識別番号)、到着ステーション名(ステーション識別番号)、予定出発時刻(利用開始時刻)、予定到着時刻(利用終了時刻)、相乗り許可情報、分割許可情報、運転許可人数、許容出発時刻、及び許容到着時刻を含む。
相乗り許可情報は、相乗り(ライドシェア)に対する利用者申込者の意思表示であり、Yes(可)又はNo(否)のいずれかである。分割許可情報は、分割乗車に対する利用者の意思表示であり、Yes(可)又はNo(否)のいずれかである。ここで、相乗りとは、利用申込者が他の利用者に割り当てられた共用車2に他の利用者と共に同乗することをいう。また、分割乗車とは、利用申込者と共に移動するグループ(利用申込者の同行者)を複数のサブグループに分割して、サブグループ毎に分かれて共用車2に乗ることをいう。
運転許可人数は、利用申込者と共に移動するグループの内で、利用申込者を除いて共用車2の運転を許容する人数である。運転許可人数が1以上である場合、利用申込者のグループの運転許容者に共用車2が割り当てられる可能性がある。運転許可人数は、分割許可情報がYesの場合に1以上の値が設定され、分割許可情報がNoの場合に0が設定される。運転許容者は、予め共用車管理システム1に登録された利用者であることを要件にしてもよい。
許容出発時刻は利用者が許容できる出発時刻の範囲であり、許容到着時刻は利用者が許容できる到着時刻の範囲である。許容出発時刻及び許容到着時刻は、相乗り許可情報がYesの場合にのみ設定される。許容出発時刻は、利用者による時間範囲の始まり及び終わりの時刻の入力によって設定されてもよく、利用者による予定出発時刻に対する許容可能なずれと予定出発時刻とに基づいて設定されてもよい。同様に、許容到着時刻は、利用者による時間範囲の始まり及び終わりの時刻の入力によって設定されてもよく、利用者による予定到着時刻に対する許容可能なずれと予定到着時刻とに基づいて設定されてもよい。
予約受付部3Cは、ユーザインタフェース3Aに予約受付画面を表示する。予約受付画面は、利用申込情報の各項目に関連した入力欄や、チェックボックスを表示する。本実施形態では、予約受付画面は、出発ステーション名(ステーション識別番号)、到着ステーション名(ステーション識別番号)、予定出発時刻、予定到着時刻、相乗り許可情報、分割許可情報の入力を要求する。また、相乗り許可情報にYesに対応した情報を入力した場合には、許容出発時刻、及び許容到着時刻の入力を要求する。また、分割許可情報にYesに対応した情報を入力した場合には、運転許可人数と、運転を許容した同行者の識別番号との入力を要求する。運転を許容した同行者の識別番号の入力は、他の実施形態では省略してもよい。
予約受付部3Cは、利用者による入力操作に応じて利用申込情報を生成する。相乗り許可情報がNoである場合は、許容出発時刻には予定出発時刻が入力され、許容到着時刻には予定到着時間が入力されるとよい。また、分割許可情報がNoである場合は、運転許可人数に0が入力されるとよい。予約受付部3Cは、生成した利用申込情報を管理サーバ5に送信する。
利用者端末3が管理サーバ5から予約情報を受信した後に、予約表示部3Dはユーザインタフェース3Aに予約確定画面を表示する。予約情報は、利用者名(利用者識別番号)、出発ステーション名(ステーション識別番号)、到着ステーション名(ステーション識別番号)、予定出発時刻、予定到着時刻、相乗りの有無、分割乗車の有無、乗車する共用車2を特定するための情報を含む。分割乗車が有る場合には、乗車する共用車2を特定するための情報は複数含まれる。
車載端末4は、入力画面やメッセージを表示すると共に利用者からの入力を受け付けるユーザインタフェース4Aと、演算装置及びメモリ等から構成される処理部4Bとを備えている。車載端末4は、例えばカーナビゲーション装置である。
管理サーバ5は中央演算処理装置、メモリ、ハードディスク等を備えたコンピュータである。管理サーバ5は各利用者の情報を保持する利用者情報管理部11と、共用車2の共用車情報(車両情報)を保持する共用車情報管理部12と、利用申込情報及び利用申込情報に対応した予約情報を管理する予約管理部13と、利用申込情報に基づいて予約情報を生成する予約処理部14と、各ステーションの共用車の残存台数及び空き駐車場数に関する情報を管理するステーション情報取得部15と、インセンティブ付与部16とを備えている。
利用者情報管理部11は、利用者情報テーブル11Aを有する。利用者情報テーブル11Aは、利用者に関連する情報を利用者情報として利用者ごとに記憶している。利用者情報は、利用者識別番号、利用者氏名を含む。
共用車情報管理部12は、共用車情報テーブル12Aを有する。共用車情報テーブル12Aは、共用車2に関連する車両情報を共用車情報として共用車2ごとに記憶している。共用車情報は、共用車識別番号、共用車2が現在配置されているステーションのステーション識別番号、共用車2の利用履歴、共用車2の今後の位置に関する情報及び共用車の諸元を含む。
予約処理部14は、利用申込情報に基づいて後述する予約処理を実行し、予約情報を生成する。生成された予約情報は、予約管理部13に予約情報テーブル13Aとして記憶される。予約情報は、申込番号、利用申込みの成否、利用者識別番号、出発ステーション、到着ステーション、経由ステーション、出発予定時間、到着予定時間、相乗りの有無、分割乗車の有無、相乗り相手の情報、使用する共用車2の共用車番号(分割乗車の場合は複数)に関する情報を含む。予約管理部13は、利用申込者の利用申込に対して、利用申込者の利用者端末3に予約情報を送信する。
ステーション情報取得部15は、任意のステーションの共用車2の残存台数と空き駐車場数とをステーション情報として取得する。各ステーションにおいて、共用車2の残存台数と空き駐車場数との和は、そのステーションの総駐車場数に等しい。そのため、各ステーションにおける共用車2の残存台数が判ると、空き駐車場数が判る。現在の各ステーションの共用車2の残存台数は、例えばGPS等によって取得される共用車2の位置に基づいて取得することができる。また、各ステーションの駐車場に設けたセンサによって共用車2の存在を検出することによって取得することができる。未来のある時点の各ステーションの共用車2の残存台数と空き駐車場数は、現在の各ステーションの共用車2の残存台数と、予約情報テーブル13Aに記憶された各予約情報とに基づいて取得することができる。
インセンティブ付与部16は、予約情報テーブル13Aに記憶された各予約情報に基づいて、相乗り及び分割乗車する利用者を抽出し、その利用者の利用者情報にインセンティブ情報を追加する。インセンティブは、例えば今回のサービス利用料金の減額や、次回以降のサービス利用時に使用することができるクーポン、ポイントの付与等であってよい。
予約処理部14は、利用申込情報を受けたときに、利用申込情報と、予約情報テーブル13Aに記憶された予約情報と、共用車情報テーブル12Aに記憶された共用車情報と、ステーション情報取得部15に取得されるステーション情報とに基づいて予約処理を実行し、利用者に対して割り当てる共用車2を決定する。
図2に示すように、予約処理では、最初に、利用申込情報に基づいて、利用申込者の出発ステーションと到着ステーションとが異なるか否かを判定する(S1)。利用申込者の出発ステーションと到着ステーションとが同一の場合(S1の判定がNo)、通常配車処理を行う(S5)。予約処理部14は、通常配車処理において、利用申込情報、共用車情報、及びステーション情報取得部15によって取得される予定到着時刻における空き駐車スペースの情報に基づいて、利用申込者に割り当てることができる共用車が存在するか否かを判定する。そして、利用申込者に割り当てることができる共用車が存在する場合には予約を確定し、存在しない場合には予約を不成立にする。
利用申込者の出発ステーションと到着ステーションとが異なる場合(S1の判定がYes)、利用申込者の予定出発時刻における出発ステーションの残存台数が第1判定値N1以下であるかを判定する(S2)。予定出発時刻における出発ステーションの残存台数は、ステーション情報取得部15によって取得される。第1判定値N1は、出発ステーション毎に予め定められた値であり、残存台数が少ないか否かを判定するために使用される。第1判定値N1は、例えば総駐車スペースが10台である場合に、3に設定されている。
S2の判定結果がYesの場合、利用申込者の相乗り許可情報がYesかNoかを判定し(S3)、Yesの場合には後述する相乗り配車処理を実行する(S4)。相乗り配車処理は、図3〜図5に示すフロー図に基づいて実行される。利用申込者の相乗り許可情報がNoの場合(S3の判定結果がNo)、通常配車処理を実行する(S5)。
S2の判定結果がNoの場合、利用申込者の予定出発時刻における出発ステーションの残存台数が第2判定値N2以上であるかを判定する(S6)。第2判定値N2は、出発ステーション毎に予め定められた値であり、残存台数が多いか否かを判定するために使用される。第2判定値N2は、第1判定値N1よりも大きい値に設定され、例えば総駐車スペースが10台である場合に7に設定されている。
S6の判定決定がYesの場合、利用申込者の予定到着時刻における到着ステーションの残存台数が第3判定値N3以下であり、かつ利用申込者の予定到着時刻における到着ステーションの空き駐車スペースの数が第4判定値N4以上であるか否かを判定する(S7)。第3判定値N3は、到着ステーション毎に予め定められた値であり、残存台数が少ないか否かを判定するために使用される。第4判定値N4は、到着ステーション毎に予め定められた値であり、空き駐車スペースの数が多いか否かを判定するために使用される。総駐車スペースが10台である場合に、例えば第3判定値N3は3に設定され、第2判定値N2は2に設定されるとよい。
S7の判定結果がYesの場合、利用申込者の分割乗車許可情報がYesかNoかを判定し(S8)、Yesの場合には後述する分割配車処理を実行する(S9)。分割配車処理は、図6に示すフロー図に基づいて実行される。S6、S7、S8のいずれかの判定結果がNoの場合、通常配車処理を実行する(S5)。
相乗り配車処理は、利用申込者を相乗りさせるべき予約確定者を選択する。図3〜図5に示すように、相乗り配車処理では、最初に、予約情報テーブル13Aに記憶された予約情報に基づいて、相乗り許可情報がYesである予約確定者をグループ1として抽出する(S11)。ここで、予約確定者は利用申込者の予約処理を実行する時点で既に予約が確定している利用申込者をいう。
次に、予約処理部14は、グループ1に予約確定者が存在するか否かを判定する(S12)。グループ1に予約確定者が存在する場合(S12の判定結果がYes)には、予約処理部14は、予約情報及び利用申込情報に基づいて、グループ1から利用申込者の出発ステーションと同一の出発ステーションを有し、かつ利用申込者の許容出発時刻と少なくとも一部が重なる許容出発時刻を有する予約確定者をグループ2として抽出する(S13)。グループ2は、予約申込者と同じ出発ステーションを比較的近い時刻に出発する予約確定者を含む。
次に、予約処理部14は、グループ2に予約確定者が存在するか否かを判定する(S14)。グループ2に予約確定者が存在する場合(S14の判定結果がYes)には、予約処理部14は、予約情報及び利用申込情報に基づいて、グループ2から利用申込者の到着ステーションと同一の到着ステーションを有し、かつ利用申込者の許容到着発時刻と少なくとも一部が重なる許容到着時刻を有する予約確定者をグループ3として抽出する(S15)。グループ3は、予約申込者と同じ出発ステーションを比較的近い時刻に出発し、かつ予約申込者と同じ到着ステーションに比較的近い時刻に到着する予約確定者を含む。
次に、予約処理部14は、グループ3に予約確定者が存在するか否かを判定する(S16)。グループ3に予約確定者が存在する場合(S16の判定結果がYes)には、グループ3の内から1人の予約確定者を相乗り相手として決定する(S17)。グループ3から1人の予約確定者を相乗り相手として決定する方法は、様々な方法を適用することができる。例えば、予定出発時刻に基づいて、利用申込者の予定出発時刻に最も近い予定出発時刻を有する予約確定者を相乗り相手として決定してもよい。また、予定到着時間に基づいて、利用申込者の予定到着時間に最も近い予定出発時刻を有する予約確定者を相乗り相手として決定してもよい。その他、予約確定者の共用車2の乗車人数や、予約確定者の過去の相乗り回数等に基づいて相乗り相手として決定してもよい。
次に、予約処理部14は、利用申込者の利用申込情報及び相乗り相手である予約確定者の予約情報に基づいて、利用申込者の予約情報を生成し、利用申込者の予約を確定する(S18)。利用申込者の予約情報における予定出発時刻及び予定到着時刻は、相乗り相手である予約確定者の予定出発時刻及び予定到着時刻と、利用申込者の許容出発時刻及び許容到着時刻に基づいて設定される。予約処理部14は、例えば、利用申込者の許容出発時刻内に相乗り相手の予定出発時刻が有る場合には、相乗り相手の予定出発時刻を利用申込者の予定出発時刻として予約情報に設定する。また、予約処理部14は、利用申込者の許容出発時刻内に相乗り相手の予定出発時刻が無い場合に、利用申込者の許容出発時刻の範囲内で最も相乗り相手の予定出発時刻に近い時刻を利用申込者の予定出発時刻として予約情報に設定する。この場合、予約処理部14は、利用申込者の予約情報の予定出発時刻に基づいて、予約確定者の予定出発時刻を修正する。予約処理部14は、予定出発時刻と同様に、利用申込者の予約情報における予定到着時刻を設定する。利用申込者の予約情報における出発ステーション及び到着ステーションには、利用申込者の利用申込情報における出発ステーション及び到着ステーションが設定される。また、利用申込者及び相乗り相手である予約確定者の予約情報には、相乗り有りに対応した情報が設定される。
グループ1に予約確定者が存在しない場合(S12の判定結果がNo)には、予約処理部14は、通常配車処理を実行する(S22)。この通常配車処理は、S5の通常配車処理と同様である。
グループ2に予約確定者が存在しない場合(S14の判定結果がNo)には、予約処理部14は、予約情報及び利用申込情報に基づいて、グループ1から(1)利用申込者の出発ステーションと異なる出発ステーションを有し、かつ(2)利用申込者の出発ステーションを利用申込者の許容出発時刻に経由可能であり、かつ(3)利用申込者の到着ステーションを利用申込者の許容到着時刻に経由可能であり、かつ(4)予約確定者自身の到着ステーションに予約確定者自身の許容到達時刻に到着可能な予約確定者をグループ4として抽出する(S19)。グループ4は、自身の走行ルートにおいて予約申込者をピックアップすることができる予約確定者を含む。
次に、予約処理部14は、グループ4に予約確定者が存在するか否かを判定する(S20)。グループ4に予約確定者が存在する場合(S20の判定結果がYes)には、グループ4の内から1人の予約確定者を相乗り相手として決定する(S21)。グループ4から1人の予約確定者を相乗り相手として決定する方法は、様々な方法を適用することができる。例えば、予約申込者の出発ステーションと最も近い出発ステーションを有する予約確定者を相乗り相手として決定するとよい。S21において相乗り相手を決定した後は、利用申込者の予約情報を生成し、利用申込者の予約を確定する(S18)。グループ4に予約確定者が存在しない場合(S20の判定結果がNo)には、通常配車処理を実行する(S22)。
グループ3に予約確定者が存在しない場合(S16の判定結果がNo)には、予約処理部14は、予約情報及び利用申込情報に基づいて、グループ2から(1)利用申込者の到着ステーションを利用申込者の許容到着時刻に経由可能であり、かつ(2)予約確定者自身の到着ステーションに予約確定者自身の許容到達時刻に到着可能な予約確定者をグループ5として抽出する(S23)。グループ5は、利用申込者と出発ステーションが同じであり、自身の走行ルートにおいて予約申込者の到着ステーションを経由することができる予約確定者を含む。
次に、予約処理部14は、グループ5に予約確定者が存在するか否かを判定する(S24)。グループ5に予約確定者が存在する場合(S24の判定結果がYes)には、グループ5の内から1人の予約確定者を相乗り相手として決定する(S25)。グループ5から1人の予約確定者を相乗り相手として決定する方法は、様々な方法を適用することができる。例えば、予約申込者の到着ステーションと最も近い到着ステーションを有する予約確定者を相乗り相手として決定するとよい。S25において相乗り相手を決定した後は、利用申込者の予約情報を生成し、利用申込者の予約を確定する(S18)。グループ4に予約確定者が存在しない場合(S24の判定結果がNo)には、通常配車処理を実行する(S26)。S26の通常配車処理は、S5の通常配車処理と同様である。
分割配車処理は、利用申込者のグループを、複数に分割し、分割数に対応した数の共用車2を割り当てる。図6に示すように、予約処理部14は、分割配車処理において最初に、利用申込情報の運転許可人数に基づいて利用申込者を含むグループの分割数を決定する(S31)。分割数は、2以上の数であり、運転許可人数以下に設定される。予約処理部14は、運転許可人数と、利用申込者の予定出発時刻における出発ステーションの利用可能な共用車2の数と、利用申込者の予定到着時刻における到着ステーションの空き駐車スペースの数とに基づいて分割数を決定する。他の実施形態では、予約処理部14は、運転許可人数等に関わらず、分割数を2に固定してもよい。
次に、予約処理部14は、利用申込者に分割数と同じ数の共用車2を割り当てて予約情報を生成し、予約を確定する。予約情報の出発ステーション、到着ステーション、予定出発時刻、及び予定到着時刻は、利用申込情報の出発ステーション、到着ステーション、予定出発時刻、及び予定到着時刻と同一になる。
以上のように構成した共用車管理システム1が提供するカーシェアリングサービスの作用について説明する。共用車管理システム1の予約処理部14は、利用申込者の予定出発時刻において出発ステーションの共用車の残存台数が少ない(第1判定値N1以下)場合に、相乗り配車処理を実行する。予約処理部14は、相乗り配車処理において、利用申込者の条件に適合する予約確定者を相乗り相手としてマッチングする。これにより、出発ステーションの共用車の残存台数を減らすことなく、利用申込者を出発ステーションに移動させることができる。これにより、出発ステーションの共用車の残存台数が過度に低下することを防止することができる。また、出発ステーションに利用申込者に割り当てることができる共用車がない場合でも、利用申込者は到着ステーションに移動することができる。
また、共用車管理システム1の予約処理部14は、利用申込者の予定出発時刻において出発ステーションの共用車の残存台数に余裕があり(第2判定値N2以上)、かつ利用申込者の予定到着時刻において到着ステーションの共用車の残存台数が少なく(第3判定値N3以下)かつ空き駐車スペースの数に余裕がある(第4判定値N4以上)場合に、分割配車処理を実行する。予約処理部14は、分割配車処理において、利用申込者を含むグループを複数のグループに分割し、それぞれのグループに共用車を割り当てる。これにより、複数の共用車が出発ステーションから到着ステーションに移動することになり、到着ステーションの共用車の残存台数を増加させることができる。
共用車管理システム1は、利用申込者に相乗り乗車及び分割乗車を提案することによって、各ステーションの共用車の偏在を抑制することができる。予約処理部14は、利用申込情報に含まれる相乗り許可情報及び分割乗車許可情報に基づいて相乗り配車処理及び分割配車処理を実行するため、相乗り及び分割乗車を希望しない利用者でも安心してカーシェアリングサービスを利用することができる。
共用車管理システム1は、相乗り及び分割乗車を許可する利用者にインセンティブを付与する。これにより、利用者が相乗り及び分割乗車を許可し易くなる。相乗りのマッチングの母集団を大きくすることによって、マッチングの成立頻度を向上させることができる。
予約処理部14は、相乗り配車処理において予定出発時刻に対して幅を有する許容出発時刻に基づいてマッチングを行うため、マッチングの成立頻度を向上させることができる。
相乗り配車処理では、予約処理部14は出発ステーションが同じであり、かつ到着ステーションが同じである利用申込者と予約確定者とをマッチングするため、予約確定者は当初の走行ルートに従って出発ステーションから到着ステーションに移動することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。ステーション情報取得部15は、公知の様々な手法に基づいて各ステーションの共用車の残存台数を取得することができる。また、通常配車処理では、公知の様々な手法に基づいて、利用申込者に利用可能な共用車を割り当てることができる。
1 :共用車管理システム
2 :共用車
3 :利用者端末
4 :車載端末
5 :管理サーバ
7 :ネットワーク
11 :利用者情報管理部
11A :利用者情報テーブル
12 :共用車情報管理部
12A :共用車情報テーブル
13 :予約管理部
13A :予約情報テーブル
14 :予約処理部
15 :ステーション情報取得部
16 :インセンティブ付与部

Claims (11)

  1. 複数のステーションに配置された複数の共用車を複数の利用者に貸し出すための共用車管理システムであって、
    利用申込者の入力操作に応じて利用申込情報を生成する複数の利用者端末と、
    前記利用者端末にネットワークを介して接続された管理サーバとを有し、
    前記利用申込情報は、出発ステーション、到着ステーション、予定出発時刻、及び予定到着時刻に関する情報を含み、
    前記管理サーバは、前記利用申込情報に基づいて前記利用申込者に前記共用車を割り当てる予約処理部と、任意の時間における前記ステーションのそれぞれの前記共用車の残存台数を取得するステーション情報取得部とを有し、
    前記予約処理部は、前記利用申込者の前記予定出発時刻における前記出発ステーションの前記共用車の残存台数が第1の判定値以下の場合に相乗り配車処理を実行し、
    前記相乗り配車処理は、前記利用申込情報に基づいて、前記利用申込者を相乗りさせるべき、既に予約が確定した予約確定者を決定することを特徴とする共用車管理システム。
  2. 前記利用申込情報は、前記予定出発時刻からの許容可能なずれを含む許容出発時刻を含み、
    前記相乗り配車処理は、前記利用申込者の前記出発ステーションと同一の前記出発ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記許容出発時刻と重なる前記許容出発時刻を有する前記予約確定者を第1のグループとして抽出し、前記第1のグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定することを特徴とする請求項1に記載の共用車管理システム。
  3. 前記利用申込情報は、前記予定到着時刻からの許容可能なずれを含む許容到着時刻を含み、
    前記相乗り配車処理は、前記第1のグループの中から前記利用申込者の前記到着ステーションと同一の前記到着ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記許容到着時刻と重なる前記許容到着時刻を有する前記予約確定者を第2のグループとして抽出し、前記第2のグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定することを特徴とする請求項2に記載の共用車管理システム。
  4. 前記利用申込情報は、前記予定到着時刻からの許容可能なずれを含む許容到着時刻を含み、
    前記相乗り配車処理は、前記第1のグループの中から前記利用申込者の前記到着ステーションと異なる前記到着ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記到着ステーションを前記利用申込者の前記許容到着時刻に経由して前記予約確定者の前記到着ステーションに前記予約確定者の前記許容到着時刻に到着可能な前記予約確定者を第3のグループとして抽出し、前記第3のグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定することを特徴とする請求項2に記載の共用車管理システム。
  5. 前記利用申込情報は、前記予定出発時刻からの許容可能なずれを含む許容出発時刻と、前記予定到着時刻からの許容可能なずれを含む許容到着時刻とを含み、
    前記相乗り配車処理は、前記利用申込者の前記出発ステーションと異なる前記出発ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記到着ステーションと異なる前記到着ステーションを有し、かつ前記利用申込者の前記出発ステーションを前記利用申込者の前記許容出発時刻に経由可能であり、かつ前記利用申込者の前記到着ステーションを前記利用申込者の前記許容到着時刻に経由可能であり、かつ前記予約確定者の前記到着ステーションに前記予約確定者の前記許容到着時刻に到着可能な前記予約確定者を含むグループの中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定することを特徴とする請求項1に記載の共用車管理システム。
  6. 前記利用申込情報は、相乗りを許可する相乗り許可情報を含み、
    前記相乗り配車処理は、前記利用申込者の前記相乗り許可情報が有る場合に実行され、前記相乗り許可情報が許可である前記予約確定者の中から前記利用申込者を相乗りさせるべき前記予約確定者を決定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つの項に記載の共用車管理システム。
  7. 前記管理サーバは、相乗りが確定した前記利用申込者及び前記予約確定者にインセンティブを付与することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つの項に記載の共用車管理システム。
  8. 前記利用申込情報は、運転許可人数に関する情報を更に含み、
    前記予約処理部は、前記利用申込者の前記予定出発時刻における前記出発ステーションの前記共用車の残存台数が第2の判定値以上であり、かつ前記利用申込者の前記予定到着時刻における前記到着ステーションの前記共用車の残存台数が第3の判定値以下の場合に分割配車処理を実行し、
    前記分割配車処理は、前記運転許可人数が複数である場合に、前記利用申込者に前記出発ステーションの複数の前記共用車を割り当てることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つの項に記載の共用車管理システム。
  9. 複数のステーションに配置された複数の共用車を複数の利用者に貸し出すための共用車管理システムであって、
    利用申込者の入力操作に応じて利用申込情報を生成する複数の利用者端末と、
    前記利用者端末にネットワークを介して接続された管理サーバとを有し、
    前記利用申込情報は、出発ステーション、到着ステーション、予定出発時刻、予定到着時刻、及び運転許可人数に関する情報を含み、
    前記管理サーバは、前記利用申込情報に基づいて前記利用申込者に前記共用車を割り当てる予約処理部と、任意の時間における前記ステーションのそれぞれにある前記共用車の残存台数を取得するステーション情報取得部とを有し、
    前記予約処理部は、前記利用申込者の前記予定出発時刻における前記出発ステーションの前記共用車の残存台数が第1の判定値以上であり、かつ前記利用申込者の前記予定到着時刻における前記到着ステーションの前記共用車の残存台数が第2の判定値以下の場合に分割配車処理を実行し、
    前記分割配車処理は、前記運転許可人数が複数である場合に、前記利用申込者に前記出発ステーションの複数の前記共用車を割り当てることを特徴とする共用車管理システム。
  10. 前記利用申込情報は、分割乗車を許可する分割許可情報を更に含み、
    前記分割配車処理は、前記運転許可人数が複数であり、かつ前記分割許可情報が有る場合に、前記利用申込者に前記出発ステーションの複数の前記共用車を割り当てることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の共用車管理システム。
  11. 前記管理サーバは、分割乗車する前記利用申込者にインセンティブを付与することを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれか1つの項に記載の共用車管理システム。
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