JP2019218145A - エスカレータ手摺及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エスカレータ手摺に曲げ応力が発生した際に、接合部が破断することを回避するエスカレータ手摺及びその製造方法を得る。【解決手段】エスカレータ手摺100は、本体部10の接合部P1と、抗張体20の接合部P3と、帆布30の接合部P2とを、長手方向において、互いに離間した位置に設けている。【選択図】図3
Description
この発明は、布、熱可塑性樹脂及び抗張体の複合材料で構成される、エスカレータ手摺及びその製造方法に関するものである。
従来より、エスカレータ手摺は、熱可塑性エラストマーにより形成される直線状の手摺部材を、所定の長さに切断した後、その両端部を接合して、環状に形成することにより製作されている。エスカレータ手摺は、エスカレータ装置の乗降口付近で反転させて、循環移動させているが、反転時には、その表面に大きな引っ張り力が作用する。そこで、手摺部材の芯体に、手摺部材の伸びを防止するために、金属製の帯状抗張体を埋設している。このような手摺部材の両端部を接合するために、特許文献1では、帯状抗張体の両端部を、厚さ方向に互いに重ね合わせて接着している。
特許文献1に記載されたエスカレータ手摺は、帯状抗張体が重ね合わされた部分と、重ね合わされていない部分とで、曲げ剛性に大きな差が生じるため、接合部が曲げられる際、帯状抗張体が重ね合わされている領域の両端に応力が集中し、手摺に歪みや亀裂が生じることがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エスカレータ手摺に曲げ応力が発生した際に、接合部が破断することを回避するエスカレータ手摺及びその製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエスカレータ手摺は、本体部の接合部と、抗張体の接合部と、帆布の接合部とを、長手方向において、互いに離間した位置に設けている。
この発明に係るエスカレータ手摺によれば、本体部の接合部と、抗張体の接合部と、帆布の接合部を、エスカレータ手摺の長手方向において、互いに離間した位置に設けている。これにより、エスカレータ手摺が曲げられた際に、全ての接合部に、同時に曲げ応力が働くことを回避することができ、接合部の破断を防止することができる。
以下、本発明のエスカレータ手摺及びその製造方法の好適な実施の形態につき、図1ないし図5を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるエスカレータ手摺100が装着されるエスカレータ装置の概略図である。図2は、本発明の実施の形態1によるエスカレータ手摺100を構成する、手摺部材200の、加工前の端部を示す斜視図である。なお、図2は、手摺部材200の裏面を上に向けて示している。
図1は、本発明の実施の形態1によるエスカレータ手摺100が装着されるエスカレータ装置の概略図である。図2は、本発明の実施の形態1によるエスカレータ手摺100を構成する、手摺部材200の、加工前の端部を示す斜視図である。なお、図2は、手摺部材200の裏面を上に向けて示している。
図1に示すように、環状のエスカレータ手摺100は、エスカレータ装置の乗降口120及び130において反転して、循環移動する。エスカレータ手摺100は、反転する際に、その表面に曲げ応力が発生する。
図2に示すように、手摺部材200は、本体部10と、抗張体20と、帆布30とを有している。本体部10は、エスカレータ装置の乗降客が直接手を触れる部材である。本体部10は、ウレタン樹脂などの、弾力を有する熱可塑性樹脂により成形されている。
抗張体20は、手摺部材200の引張強度及び曲げ強度を向上させるために、本体部10に埋め込まれている。抗張体20は、樹脂などで被覆された複数の金属製ワイヤで構成されており、その長手方向が、手摺部材200の長手方向に沿うように配置されている。
帆布30は、エスカレータ装置の、図示しないガイドに対して摺動する、エスカレータ手摺100の裏面に取り付けられている。帆布30は、木綿、麻、ポリエステルなどを織った、厚地の布で形成されており、エスカレータ手摺100の裏面の本体部10を、被覆するように取り付けられている。
これら本体部10、抗張体20及び帆布30を有する複合材料を、押出し成形して、長尺のベルト状部材を形成する。そして、この長尺のベルト状部材を、エスカレータ装置の仕様に応じた長さに切断することにより、手摺部材200が形成される。さらに、この手摺部材200の両端を接合し、環状にすることにより、エスカレータ手摺100が形成される。
次に、図3ないし図5を参照して、エスカレータ手摺100の接合部について説明する。図3は、エスカレータ手摺100の接合部を、エスカレータ手摺100の裏面からみた図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は、図3のV−V線に沿う断面図である。
図3において、P1は、本体部10の接合部である。本体部10は、本体部の接合部P1において、手摺部材200の一端側200Aの接合面12と、他端側200Bの被接合面14とを、当接させて、接合している。
図5に示すように、帆布30は、一端側200Aに形成したラップ部32を、他端側200Bに形成した被ラップ部34にオーバーラップさせて接合している。図3及び図5に示す30wは、帆布30をオーバーラップさせている領域であり、図4は図3における、30wの領域の断面を示している。
帆布30をオーバーラップさせた領域30wにおける、一端側200Aの帆布30の端部は、図3及び図5に示す、P2の位置となる。一方、他端側200Bの帆布30の端部は、本体部10の被接合面14と面一なので、本体部の接合部P1と同じ位置となる。
したがって、帆布30を接合させている範囲は、図3及び図5におけるP1とP2の間となるが、本発明では、P2を、帆布30の接合部とする。その理由は、P2の位置が、他の位置と比較して、帆布30の剛性が低いからである。図5に示すように、他端側200Bの被ラップ部34には、被ラップ部34に、一端側200Aのラップ部32をオーバーラップさせるため、P2の位置において、段差が形成されている。このように、帆布30に段差が形成された部位は、他の部位よりも帆布30の剛性が低くなる。
抗張体20は、図3に破線で示すように、一端側200Aの抗張体20に形成された、凹形状の係合部20aと、他端側の抗張体20に形成された、凸形状の被係合部20bとを、互いに係合させて接合している。図に示すP3は、抗張体20の係合部20aと被係合部20bが係合している範囲である。本発明では、この抗張体20が係合している範囲を、抗張体の接合部P3とする。
このように、実施の形態1では、本体部の接合部P1と、帆布の接合部P2と、抗張体の接合部P3は、エスカレータ手摺100の長手方向において、互いに異なる位置に設けられている。これにより、実施の形態1によるエスカレータ手摺100によれば、エスカレータ手摺100に曲げ応力が加えられた場合であっても、本体部の接合部P1と、帆布の接合部P2及び抗張体の接合部P3の全ての接合部に、同時に曲げ応力が加わることを回避することができ、エスカレータ手摺100に、歪みや亀裂が生じることを防止することができる。
次に、エスカレータ手摺100の製造方法を説明する。
エスカレータ手摺100の製造方法として、はじめに、図6ないし図8を用いて、手摺部材200の一端側200Aと他端側200Bに、それぞれ接合部を形成する手順を説明する。そして、図9ないし図13を用いて、一端側200Aの接合部と、他端側200Bの接合部を接合して、環状のエスカレータ手摺100を形成する手順を説明する。
まず、図6(a)に示すように、長尺の手摺部材200を、エスカレータ装置の仕様に応じた長さに切断する。ここでは、Ca及びCbにおいて手摺部材200を切断する。
次に、手摺部材200の一端側200Aに、接合部を形成する。なお、ここでは、一端側200Aの接合部を形成する手順を説明した後に、他端側200Bの接合部を形成する手順を説明するが、他端側200Bの接合部を先に形成してもよいし、一端側200Aの接合部の形成と、他端側200Bの接合部の形成を、同時に進行させてもよい。
まず、図6の(a)に示す、手摺部材200の一端側200Aのd1の部位において、抗張体20の周囲を覆っている、本体部10を形成する熱可塑性樹脂と、帆布30とを、加熱装置や切削装置などの手段を用いて削除し、抗張体20のみを露出させる。
次に、手摺部材200の一端側200Aのd2の部位において、手摺部材200の表側を覆っている熱可塑性樹脂を削除し、先に露出させた抗張体20に続けて、d2の部位の抗張体20の表側を露出させる。
次に、図6(b)に示すd4の部位において、表側を露出させた抗張体20と、その裏側の帆布30との間の熱可塑性樹脂を削除し、帆布30のラップ部32を形成する。そして、d4の部位を削除した本体部10の端面に、本体部10の接合面12を形成する。
次に、図6(b)に示す、一端側200Aの抗張体20を加工し、図6(c)に示すような、階段状の凹部を有する係合部20aを形成する。以上により、図7に示すような、抗張体20の係合部20a、帆布30のラップ部32及び本体部10の接合面12を有する、一端側200Aの接合部が形成される。なお、図7は、手摺部材200の裏側を上に向けて示している。
続いて、他端側200Bの接合部を形成する。まず、図6(a)に示す、他端側200Bのd3の部位において、手摺部材200の表側を覆っている、熱可塑性樹脂を削除する。そして、図6(b)に示すように、他端側200Bの、抗張体20の表側を露出させる。
次に、他端側200Bの抗張体20の先端を加工し、図6(c)に示すような、階段状の凸部を有する被係合部20bを形成する。
次に、図示しない加圧装置を用いて、他端側200Bの帆布30を、手摺部材200の裏側から押圧して、図5の断面図の30wの領域に示すように、帆布30を凹ませて、被ラップ部34を形成する。このとき、帆布30に形成する凹みは、被ラップ部34に接着されるラップ部32の厚みに、被ラップ部34とラップ部32とを接着する、接着剤の層の厚みを加えた深さとする。
次に、他端側200Bの端部に、本体部10の被接合面14を形成する。以上により、図8に示すような、抗張体20の被係合部20b、帆布30の被ラップ部34及び本体部10の被接合面14を有する、他端側200Bの接合部が形成される。なお、図8は、手摺部材200の裏側を上に向けて示している。
ここで、図6ないし図8では、本体部10の接合面12及び被接合面14は、平面としているが、これに限るものではない。例えば、互いに係合しうるように形成された傾斜面や、凹凸形状としてもよい。
続いて、図9ないし図13を参照して、手摺部材200の一端側200Aと、他端側200Bを接合して、環状に形成する手順を説明する。
図9は、手摺部材200の一端側200Aと他端側200Bを向き合わせた状態を、手摺部材200の表側から見た図であり、図10は、図9のX−X線に沿う断面図である。また、図11は、手摺部材200の一端側200Aと他端側200Bを当接させた状態を、手摺部材200の表側から見た図であり、図12は、図10のXII−XII線に沿う断面図である。
まず、図9及び図10に示すように、一端側200Aと他端側200Bを向き合わせる。次に、帆布30の被ラップ部34の表面と、ラップ部32が被ラップ部34に重なる面のうち、少なくとも一方の面に、接着剤を塗布する。
次に、一端側200Aを、図9に矢印で示すように、他端側200Bに向けて移動させ、図11に示すように、一端側200Aの本体部10の接合面12と、他端側200Bの本体部10の被接合面14とを当接させる。
次に、帆布30のラップ部32を、他端側200Bの被ラップ部34を覆うように重ねて接着する。さらに、図11に示すように、抗張体20の係合部20aの凹部と、被係合部20bの凸部とを係合させる。
次に、図12に示すように、本体部の接合部P1、帆布30の接合部P2、抗張体20の接合部P3の周囲における、本体部10を削除した部位に、本体部10と同じ熱可塑性樹脂である補充樹脂50を盛り付ける。
次に、図13に示すように、熱プレス装置60により、補充樹脂50を盛り付けた部位を含む、接合部の周辺を、上下方向から加圧するとともに加熱する。そして、図5に示すようなエスカレータ手摺100を成形する。以上により、実施の形態1によるエスカレータ手摺を得ることができる。
このようなエスカレータ手摺100の製造方法によれば、エスカレータ手摺が曲げられたときに、全ての接合部に、同時に曲げ応力が働くことのない、エスカレータ手摺を製造することができる。
なお、実施の形態1では、一端側200Aを、図9に矢印で示すように、他端側200Bに向けて移動させて、接合面12と被接合面14とを当接させているが、これに限るものではない。例えば、他端側200Bを、一端側200Aに向けて移動させてもよいし一端側200A及び他端側200Bの両方を、互いに近づける方向に移動させてもよい。
また、実施の形態1では、最初に、本体部10の接合面12と被接合面14とを当接させ、次に帆布30を接着し、最後に抗張体20を係合させているが、これらの順序は、必要に応じて適宜変更可能である。
そして、ラップ部32及び被ラップ部34に接着剤を塗布するタイミングは、一端側200Aと他端側200Bを向き合わせる前であってもよいし、本体部10の接合面12と被接合面14とを当接させた後であってもよい。
さらに、実施の形態1では、長尺の手摺部材200を、エスカレータ装置の仕様に応じた長さに切断する際に、Ca及びCbにおいて手摺部材200を切断したが、手摺部材200の一方の端部が、図2に示すような、既に切断した状態となっていれば、CaあるいはCbのうち、いずれか一方のみを切断すればよい。
実施の形態2.
次に、実施の形態2によるエスカレータ手摺100の製造方法について説明する。
次に、実施の形態2によるエスカレータ手摺100の製造方法について説明する。
実施の形態2によるエスカレータ手摺100の製造方法は、手摺部材200の一端側200Aと、他端側200Bを接合して、環状に形成する工程において、本体部10の接合面12と、本体部10の被接合面14を当接させる前に、接合面12と被接合面14を加熱して、溶融させる。
そして、接合面12と被接合面14とを、溶融した状態で当接させる。その後、熱プレス装置60による加圧、加熱を行うことにより、接合面12と被接合面14とを溶着させて接合する。その他の手順については、実施の形態1によるエスカレータ手摺100の製造方法と同様である。
実施の形態2のエスカレータ手摺100の製造方法によれば、熱プレス装置60で本体部10の成形をする際に、接合面12と被接合面14を、溶融した状態で当接させ、その後、熱プレス装置60による成形を行う。これにより、熱プレス装置60による成形を行う際に、一端側200Aと他端側200Bとの間に、熱膨張による差が生じないので、本体部10の接合面に隙間が生じることを防止できる。よって、本体部10の接合部の剛性の低下を防ぎ、耐久性のあるエスカレータ手摺100を得ることができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3によるエスカレータ手摺100の製造方法について説明する。
次に、実施の形態3によるエスカレータ手摺100の製造方法について説明する。
実施の形態3によるエスカレータ手摺100の製造方法は、補充樹脂50を盛り付ける際に、図13に示すように、手摺部材200の一端側200Aと他端側200Bを、それぞれクランパ70及びクランパ71でクランプする。
次に、クランパ70及びクランパ71を、それぞれ図13に示す矢印の方向に移動させる。そして、手摺部材200の一端側200Aと他端側200Bを、互いに押し付けあう方向に加圧する。
その後、熱プレス装置60による加圧、加熱を行って成形する。なお、熱プレス装置60による加圧を開始した後に、クランパ70及びクランパ71による加圧を解除するようにしてもよい。その他の手順については、実施の形態1によるエスカレータ手摺100の製造方法と同様である。
実施の形態3によるエスカレータ手摺100の製造方法によれば、手摺部材200の一端側200Aと他端側200Bを、それぞれクランプして、互いに押し付けあうように加圧した状態で、熱プレス装置60により成形を行う。これにより、本体部10の接合面12と被接合面14との間に、隙間が生じないように密着させた状態で、熱プレス装置60による成形をおこなうことができる。よって、本体部10の接合部の剛性の低下を防ぎ、耐久性のあるエスカレータ手摺100を得ることができる。
10 本体部、12 接合面、14 被接合面、20 抗張体、20a 係合部、20b 被係合部、30 帆布、32 ラップ部、34 被ラップ部、50 補充樹脂、60 熱プレス装置、70,71 クランパ、100 エスカレータ手摺、200 手摺部材、200A 一端側、200B 他端側、P1 本体部の接合部、P2 帆布の接合部、P3 抗張体の接合部。
Claims (8)
- 本体部と、抗張体と、帆布とを有する長尺の手摺部材の、
一端側と他端側を接合して環状に形成したエスカレータ手摺であって、
前記本体部の接合部は、前記エスカレータ手摺の長手方向において、
前記抗張体の接合部及び前記帆布の接合部のうち、
少なくとも一方と離間した位置に設けられている、エスカレータ手摺。 - 本体部と、抗張体と、帆布とを有する長尺の手摺部材の、
一端側と他端側を接合して環状に形成したエスカレータ手摺であって、
前記本体部の接合部と、前記抗張体の接合部と、前記帆布の接合部とを、
前記エスカレータ手摺の長手方向において、互いに離間した位置に設けた、エスカレータ手摺。 - 前記帆布は、
前記手摺部材の前記一端側に形成されたラップ部と、
前記手摺部材の前記他端側に形成された被ラップ部とを有し、
前記ラップ部は、前記被ラップ部に重ねて接着されている、
請求項1または2に記載のエスカレータ手摺。 - 本体部と抗張体及び帆布を有する長尺の手摺部材の、
一端側における、前記本体部と前記抗張体及び前記帆布と、
他端側における、前記本体部と前記抗張体及び前記帆布とを接合して、
環状に形成する工程を有する、エスカレータ手摺の製造方法であって、
前記本体部と前記抗張体及び前記帆布のそれぞれを、前記手摺部材の長手方向において、
互いに離間した位置で接合する、エスカレータ手摺の製造方法。 - 前記帆布を接合する工程は、
前記手摺部材の前記一端側に、前記帆布のラップ部を形成し、
前記手摺部材の前記他端側に、前記帆布の被ラップ部を形成し、
前記ラップ部を前記被ラップ部に重ねて接合する工程を有する、
請求項4に記載のエスカレータ手摺の製造方法。 - 前記一端側における、前記本体部と前記抗張体及び前記帆布と、
前記他端側における、前記本体部と前記抗張体及び前記帆布とを接合する工程は、
前記本体部の接合部と前記抗張体の接合部及び前記帆布の接合部の周辺を、
熱可塑性樹脂で覆う工程を有する、
請求項5に記載のエスカレータ手摺の製造方法。 - 前記本体部を接合する工程は、
前記本体部の前記一端側と前記他端側を、加熱して溶融させる工程と、
前記溶融させた前記本体部の前記一端側と前記他端側を、
互いに当接させて溶着する工程を有する、
請求項4から6のいずれか1項に記載のエスカレータ手摺の製造方法。 - 前記本体部を接合する工程は、
前記本体部の前記一端側と前記他端側を、互いに当接させて、
前記手摺部材の長手方向に加圧する工程を有する、
請求項4から7のいずれか1項に記載のエスカレータ手摺の製造方法。
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