JP2019217085A - 呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラ - Google Patents

呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラ Download PDF

Info

Publication number
JP2019217085A
JP2019217085A JP2018117944A JP2018117944A JP2019217085A JP 2019217085 A JP2019217085 A JP 2019217085A JP 2018117944 A JP2018117944 A JP 2018117944A JP 2018117944 A JP2018117944 A JP 2018117944A JP 2019217085 A JP2019217085 A JP 2019217085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
cannula
oral
tubes
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018117944A
Other languages
English (en)
Inventor
孝平 尾崎
Kohei Ozaki
孝平 尾崎
若林 啓介
Keisuke Wakabayashi
啓介 若林
心一 小林
Shinichi Kobayashi
心一 小林
秀光 小酒部
Hidemitsu Kosakabe
秀光 小酒部
松原 一郎
Ichiro Matsubara
一郎 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atom Medical Corp
Original Assignee
Atom Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atom Medical Corp filed Critical Atom Medical Corp
Priority to JP2018117944A priority Critical patent/JP2019217085A/ja
Publication of JP2019217085A publication Critical patent/JP2019217085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】鼻孔及び口腔内に呼吸用加湿ガスを供給できる呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラを提供すること。【解決手段】本発明の呼吸用加湿ガス供給具は、呼吸用加湿ガスを供給するチューブと、チューブに接続され、患者の鼻孔及び口腔に呼吸用加湿ガスを供給するカニューラと、を備えている。このカニューラは、鼻孔に呼吸用加湿ガスを供給する鼻孔用カニューラと、口腔に呼吸用加湿ガスを供給する口腔用カニューラと、を有し、チューブは、鼻孔用カニューラに接続される第1チューブと、口腔用カニューラに接続される第2チューブと、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、呼吸用加湿ガスを人体に供給する呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラに関する。
従来、所定量の酸素を含んだ呼吸用加湿ガスを患者の気道へ送る人工呼吸器や、酸素吸入療法のための呼吸用加湿ガス供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の医療用ガス供給装置は、呼吸用ガスの供給源と、供給された呼吸用ガスを加湿する加湿器と、加湿器により加湿された呼吸用加湿ガスを患者用マスクに送る手段と、を備えている。このような構成により、供給源から供給された呼吸用ガスが加湿されて患者が装着するマスクに供給される。
特開平10−15070号公報 特開2003−38647号公報
ところで、特許文献1に記載の呼吸用加湿ガス供給装置では、患者が装着するマスクに呼吸用加湿ガスを確実に供給できるが、このようなマスクは、患者の鼻及び口を覆う形状であるため、例えば、酸素を含む呼吸用加湿ガスが供給された場合に、患者が呼吸を行った際に排出される二酸化炭素がマスク内に溜まり、二酸化炭素を吸入することとなるリスクが生じる。また、供給されるガスが呼吸用加湿ガスであるため、マスクが結露するといった問題も生じる。
これに対し、例えば、特許文献2に記載の鼻孔用カニューラを用いることで、患者の鼻孔にのみ呼吸用加湿ガスを供給させることも考えられる。
一方で、患者が鼻での呼吸を主としている場合(鼻呼吸の患者の場合)、鼻孔内には呼吸用加湿ガスが供給されるものの、口腔内に呼吸用加湿ガスが流入しないため、患者の口腔トラブル(例えば、ドライマウス等)を改善することができない。このような患者の口腔トラブルの改善のため、口腔内を歯ブラシやスポンジブラシで清掃したり、口腔洗浄液を染み込ませた布等で清掃したりする他、口腔粘膜潤滑剤を指先で口腔内に塗りつけたりすることにより、口腔内を湿らせることも考えられるが、口腔内を湿らせるためだけに、毎回このような口腔ケアを行うのは煩雑である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、鼻孔及び口腔内に呼吸用加湿ガスを供給できる呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラを提供することを目的とする。
本発明の呼吸用加湿ガス供給具は、呼吸用加湿ガスを供給するチューブと、前記チューブに接続され、患者の鼻孔及び口腔に前記呼吸用加湿ガスを供給するカニューラと、を備える。
本発明では、チューブから供給された呼吸用加湿ガスがカニューラを介して患者の鼻孔及び口腔に供給されるので、患者の鼻孔及び口腔に呼吸用加湿ガスを確実に供給でき、患者の口腔トラブルの発生を抑制できる。
本発明の呼吸用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記カニューラは、前記鼻孔に前記呼吸用加湿ガスを供給する鼻孔用カニューラと、前記口腔に前記呼吸用加湿ガスを供給する口腔用カニューラと、を有し、前記チューブは、前記鼻孔用カニューラに接続される第1チューブと、前記口腔用カニューラに接続される第2チューブと、を有するとよい。
上記態様では、第1チューブから鼻孔用カニューラに呼吸用加湿ガスが流入し、第2チューブから口腔用カニューラに呼吸用加湿ガスが流入する、すなわち、鼻孔及び口腔のそれぞれに異なるカニューラを介して呼吸用加湿ガスを供給できる。したがって、より確実に鼻孔及び口腔のそれぞれに呼吸用加湿ガスを供給できる。
本発明の呼吸用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記チューブは、前記呼吸用加湿ガスが供給される流入管と該流入管から分岐する2つの分岐管とを有する分岐部を備え、一方の前記分岐管に前記第1チューブが接続され、他方の前記分岐管に前記第2チューブが接続され、前記分岐管から前記口腔用カニューラの流出口までの間に、前記鼻孔用カニューラの流出口から流出する前記呼吸用加湿ガスの流量よりも該口腔用カニューラから流出する前記呼吸用加湿ガスの流量を少なくするための流量抑制部を有しているとよい。
上記態様では、分岐管から口腔用カニューラの流出口までの間に、鼻孔用カニューラの流出口から流出する呼吸用加湿ガスの流量よりも該口腔用カニューラから流出する呼吸用加湿ガスの流量を少なくするための流量抑制部を有しているので、鼻孔に流入する呼吸用加湿ガスの流量を口腔に流入する呼吸用加湿ガスの流量よりも多くできる。
なお、上記流量抑制部としては、オリフィスや流量調節器等を採用できる。
本発明の呼吸用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記鼻孔用カニューラは、前記患者の鼻孔に挿入される鼻孔管を有し、該鼻孔管から前記呼吸用加湿ガスを供給し、前記口腔用カニューラは、前記患者の口腔に挿入される口腔管を有し、該口腔管から前記呼吸用加湿ガスを供給するとよい。
上記態様では、患者の鼻孔に挿入される鼻孔管及び患者の口腔に挿入される口腔管のそれぞれから呼吸用加湿ガスが供給されるので、呼吸用加湿ガスを確実に患者の鼻孔及び口腔に供給できる。
本発明の呼吸用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記口腔用カニューラは、2つの筒体により構成され、その先端が口腔内に向けて屈曲しているとよい。
上記態様では、2つの筒体のそれぞれから口腔内に呼吸用加湿ガスを供給できる。また、先端部が口腔内に向けて屈曲しているので、2つの筒体の屈曲部位が患者の口角に引っかかるようにこれらを装着することにより、口腔用カニューラが患者から外れることを抑制できる。
本発明の呼吸用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記チューブを一対備え、前記カニューラは、前記呼吸用加湿ガスを流通させるカニューラ本体部に、その両端部に配置され前記呼吸用加湿ガスを供給する一対の前記チューブに接続される一対の導入管と、中央部に配置され鼻孔に挿入される一対の鼻孔管と、前記中央部における前記鼻孔管よりも下側に配置され、口腔に挿入される口腔管とが、それぞれ一体に形成されるとともに、前記一対の導入管のうち一方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち一方の鼻孔管とが連通し、前記一対の導入管のうち他方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち他方の鼻孔管とが連通し、かつ、前記一対の導入管のそれぞれは、前記口腔管に連通しているとよい。
上記態様では、カニューラ本体部、一対の導入管、一対の鼻孔管及び口腔管が一体に形成されるとともに、一方の導入管と一方の鼻孔管とが連通し、他方の導入管と他方の鼻孔管とが連通し、かつ、一対の導入管のそれぞれが口腔管に連通しているので、一対の導入管のそれぞれから流入した呼吸用加湿ガスは、カニューラ本体部を介して一対の鼻孔管及び口腔管に流入する。そして、一対の鼻孔管から流入した呼吸用加湿ガスは、該カニューラを装着した患者の鼻孔内に供給され、口腔管から流入した呼吸用加湿ガスは、口腔内に供給されることとなる。したがって、1つのカニューラを装着するだけで、患者の鼻孔内及び口腔内に呼吸用加湿ガスを確実に供給でき、患者の口腔トラブルの発生を抑制できる。
本発明の呼吸用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記鼻孔管に流入する前記呼吸用加湿ガスの流量よりも該口腔管に流入する前記呼吸用加湿ガスの流量を少なくするための流量抑制部を有するとよい。
上記態様では、鼻孔管に流入する呼吸用加湿ガスの流量よりも該口腔管に流入する呼吸用加湿ガスの流量を少なくするための流量抑制部を有しているので、鼻孔管を介して鼻孔内に流入する呼吸用加湿ガスの量を、口腔管を介して口腔内に流入する呼吸用加湿ガスの量より多くできる。
本発明のカニューラは、呼吸用加湿ガスを流通させるカニューラ本体部に、その両端部に配置され前記呼吸用加湿ガスを供給するチューブに接続される一対の導入管と、中央部に配置され鼻孔に挿入される一対の鼻孔管と、前記中央部における前記鼻孔管よりも下側に配置され、口腔に挿入される口腔管とが、それぞれ一体に形成されるとともに、前記一対の導入管のうち一方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち一方の鼻孔管とが連通し、前記一対の導入管のうち他方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち他方の鼻孔管とが連通し、かつ、前記一対の導入管のそれぞれは、前記口腔管に連通している。
本発明によれば、鼻孔及び口腔内に呼吸用加湿ガスを供給できる。
本発明の第1実施形態に係る呼吸用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。 上記第1実施形態における呼吸用加湿ガス供給具を示す平面図である。 上記第1実施形態におけるカニューラを示す斜視図である。 上記第1実施形態の変形例に係る呼吸用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る呼吸用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。 上記第2実施形態におけるカニューラを正面から見た正面図である。 上記第2実施形態におけるカニューラを側面から見た側面図である。 上記第1実施形態の変形例に係る第2チューブの断面を示す図である。 上記第1実施形態の変形例に係る呼吸用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。
以下、本発明のカニューラ及び該カニューラを備える呼吸用加湿ガス供給具の各実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
[呼吸用加湿ガス供給具の概略構成]
本実施形態の呼吸用加湿ガス供給具100は、図1及び図2に示すように、酸素を含む呼吸用加湿ガスを供給する第1〜第3チューブ61〜63と、第1チューブ61に接続され、患者の鼻孔及び口腔に呼吸用加湿ガスを供給する2つのカニューラ1と、を備え、図1に示すように装着具7により患者の頭部に固定される。これらのうち、鼻孔用カニューラ1Aは患者の鼻孔に挿入され、口腔用カニューラ1Bは患者の口腔に挿入される。これにより、第1〜第3チューブ61〜63を介して供給される呼吸用加湿ガスが各カニューラ1A,1Bを介して、患者の鼻孔及び口腔に供給される。
[チューブの構成]
第1チューブ61は、呼吸用加湿ガスを鼻孔用カニューラ1Aに供給するチューブであり、一対設けられている。この第1チューブ61の端部は、鼻孔用カニューラ1Aの導入管3に接続され、他端は分岐部65の分岐管651に接続されている。
第2チューブ62は、呼吸用加湿ガスを口腔用カニューラ1Bに供給するチューブであり、一対設けられている。この第2チューブ62の端部は、口腔用カニューラ1Bの導入管3に接続され、他端は、分岐部65の分岐管652に接続されている。
第3チューブ63は、分岐部65を介して呼吸用加湿ガスを第1チューブ61及び第2チューブ62に供給するチューブであり、一対設けられている。この第3チューブ63の端部は、流入管650及び該流入管650から分岐する2つの分岐管651,652を有する分岐部65の流入管650に接続され、他端は、呼吸用加湿ガスの供給源である人工呼吸器(図示省略)に接続される接続部64に接続されている。これにより、人工呼吸器から供給された呼吸用加湿ガスが、第3チューブ63を介して分岐部65に供給され、分岐部65により分岐された呼吸用加湿ガスが第1チューブ61及び第2チューブ62のそれぞれに供給される。
なお、本実施形態では、各チューブ61〜63の内径は、同じ(例えば、外径6.0mm〜7.5mm)に設定されているが、両側の第2チューブ62の内部には、本発明の流量抑制部に相当するオリフィス(小孔)を有する板(図示省略)が設けられている。このため、第2チューブ62内を流通する呼吸用加湿ガスの流量は、第1チューブ61を流通する呼吸用加湿ガスの流量よりも少なくなり、例えば、口腔に流入する呼吸用加湿ガスの流量は、鼻孔に流入する呼吸用加湿ガスの流量の1/3程度である。また各チューブ61〜63は、閉塞防止効果のある内部にリブ構造を持ったノンクラッシュチューブで構成されている。
[カニューラの構成]
図3は、本実施形態のカニューラ1を正面側から見た正面図である。なお、本実施形態では、鼻孔用カニューラ1A及び口腔用カニューラ1Bのそれぞれは、同じ形状であるため、以下では、鼻孔用カニューラ1Aについて説明する。
鼻孔用カニューラ1Aは、左右方向に延び、呼吸用加湿ガスを流通させるカニューラ本体部2の両端部に、第1チューブ61に接続される一対の導入管3A,3Bがそれぞれ形成され、これら導入管3A,3Bの間(カニューラ本体部2の中央部)に鼻孔に挿入される一対の鼻孔管4A,4Bが図3の上方に向けて設けられている。この鼻孔用カニューラ1Aは、全体が軟質塩化ビニル、スチレン系エラストマー、シリコンゴム、ウレタン等、軟質の合成樹脂により一体に形成されている。
なお、口腔用カニューラ1Bでは、鼻孔管4A,4Bが口腔管4A,4Bとして用いられる。
また、各導入管3A,3Bはほぼストレートの管状に形成され、各鼻孔管4A・4Bは、相互に同じ方向に円弧状に湾曲しているとともに、開口端を相互に接近させるように上下方向に対してわずかに傾斜して形成される。また、各導入管3A,3Bの内部は流体騒音を低減するため、管径をできるだけ均一にして管内に凹凸や角を作らないようになっている。
一方、カニューラ本体部2は、これを人体に装着したときに顔の表面に沿うように、左右方向の中央部が屈曲して形成されている。また、カニューラ本体部2の左右両端部の導入管3Aから導入管3Bまでの間は連通状態となっており、呼吸用加湿ガスが流通する流路が形成されている。また、鼻孔管4A,4Bも連通状態となっている。すなわち、カニューラ本体部2間の流路、一対の導入管3A,3B及び鼻孔管4A,4Bがそれぞれ連通している。これにより、各導入管3A,3B内に供給された呼吸用加湿ガスは、カニューラ本体部2内の流路を流通して、各鼻孔管4A,4B内に供給されることとなる。
このように構成した鼻孔用カニューラ1A及び口腔用カニューラ1Bには、図1及び図2に示すように、各導入管3A・3Bに呼吸用加湿ガスを供給する第1チューブ61及び第2チューブ62が接続され、鼻孔用カニューラ1Aの鼻孔管4A,4Bが患者の鼻孔に挿入され、かつ口腔用カニューラ1Bの口腔管4A,4Bが患者の口腔に挿入された状態で呼吸用加湿ガス供給具100が装着具7により患者に装着される。そして、人工呼吸器から呼吸用加湿ガスが各チューブ61〜63及び分岐部65を介して左右の導入管3A,3Bに供給され、カニューラ本体部2内の内部流路を経由して鼻孔管4A,4B及び口腔管4A,4Bから患者の鼻孔及び口腔に供給される。
本実施形態では、各チューブ61〜63から供給された呼吸用加湿ガスがカニューラ1を介して患者の鼻孔及び口腔に供給されるので、患者の鼻孔及び口腔に呼吸用加湿ガスを確実に供給でき、患者の口腔トラブルの発生を抑制できる。具体的には、口腔用カニューラ1Bには、患者の口腔に挿入される口腔管4A,4Bが形成されているため、口腔内に強制的に呼吸用加湿ガスを供給できる。したがって、口腔内が乾燥しがちな患者であっても、口腔内を加湿することができるため、ドライマウス等の口腔トラブルを抑制できる。
また、鼻孔及び口腔のそれぞれに異なるカニューラ(鼻孔用カニューラ1A及び口腔用カニューラ1B)を介して呼吸用加湿ガスを供給できるので、鼻孔及び口腔のそれぞれにより確実に呼吸用加湿ガスを供給できる。
さらに、分岐管652から口腔用カニューラの流出口までの間に、鼻孔用カニューラ1Aの流出口から流出する呼吸用加湿ガスの流量よりも該口腔用カニューラ1Bから流出する呼吸用加湿ガスの流量を少なくするため、両第2チューブ62の途中にオリフィス(小孔)を有する板が設けられているので、鼻孔に流入する呼吸用加湿ガスの流量を口腔に流入する呼吸用加湿ガスの流量よりも多くできる。
ここで、例えば、カニューラ本体部2の中央部に隔壁などが設けられ、各導入管3A,3Bから各鼻孔管4A,4B(各口腔管4A,4B)に通ずる流路が別個独立している場合、一方の第3チューブ63の閉塞等により導入管3A,3Bのいずれかからしか呼吸用加湿ガスが流入されなくなった場合に、両方の鼻孔管4A,4B(各口腔管4A,4B)に呼吸用加湿ガスを流入させることができない。
これに対し、本実施形態では、鼻孔用カニューラ1A及び口腔用カニューラ1Bのそれぞれは、カニューラ本体部2間の流路、一対の導入管3A,3B及び鼻孔管4A,4Bが連通しているので、一方の第3チューブ63等の閉塞等が生じた場合でも、一対の鼻孔管4A,4B(口腔管4A,4B)のそれぞれに呼吸用加湿ガスを供給できる。
なお、上記第1実施形態では、鼻孔用カニューラ1Aと口腔用カニューラ1Bとは、同形状であることとしたが、これに限らない。
図4は、第1実施形態の変形例に係る呼吸用加湿ガス供給具100Cを装着した患者を示す斜視図である。
本変形例に係る呼吸用加湿ガス供給具100Cは、2つの筒体により構成される口腔用カニューラ1C,1Dを有している。これら口腔用カニューラ1C,1Dのそれぞれは、筒状に形成され、かつ先端部が同方向(口腔内に向けて)に屈曲している。このような口腔用カニューラ1C,1Dのそれぞれは、図4に示すように、屈曲部位を患者の口角に引っ掛けるようにして装着される。
上記変形例では、口腔用カニューラ1C,1Dのそれぞれから口腔内に呼吸用加湿ガスを供給できる。また、先端部が同方向に屈曲しているので、口腔用カニューラ1C,1Dの屈曲部位が患者の口角に引っかかるようにこれらを装着することにより、口腔用カニューラ1C,1Dが患者から外れることを抑制できる。
なお、上記変形例では、口腔用カニューラ1C,1Dのそれぞれは、第2チューブ62に接続される構成としたが、これに限らず、例えば、一対の第2チューブ62の先端を同方向に屈曲させてもよい。この場合、第2チューブ62の屈曲部分を口腔用カニューラと呼ぶ。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図面を用いて説明する。
図5は、本実施形態に係る呼吸用加湿ガス供給具100Eを装着した患者を示す斜視図であり、図6は、カニューラ1Eの正面図であり、図7は、カニューラ1Eの側面図である。
本実施形態の呼吸用加湿ガス供給具100Eは、鼻孔用カニューラ1A及び口腔用カニューラ1Bを設けることなく、1つのカニューラ1Eにより鼻孔及び口腔に呼吸用加湿ガスを供給できる点で、上記第1実施形態と異なる。また、2つカニューラ1A,1Bを備える構成ではないことから、分岐部65及び第2チューブ62を備えておらず、第1チューブ61は、装着具7が固定される固定部65Eを介して第3チューブ63に接続されている。
なお、以下の説明では、上記第1実施形態と同一又は略同一の構成については、同じ番号を付し、説明を省略又は簡略化する。
カニューラ1Eは、左右方向に延び、呼吸用加湿ガスを流通させるカニューラ本体部2Eの両端部に、第1チューブ61に接続される一対の導入管3A,3Bがそれぞれ形成され、これら導入管3A,3Bの間(カニューラ本体部2の中央部)に鼻孔に挿入される一対の鼻孔管4A,4Bが図6及び図7の上方に向けて設けられるとともに、鼻孔管4A,4Bの反対側に図6及び図7の下方に向けて口腔に挿入される口腔管11Eが設けられている。
これらのうち、口腔管11Eは、図6に示すように、正面視において横長の略矩形状に形成されるとともに、図7に示すように、側面視において略L字状に形成されている。具体的には、口腔管11Eは、カニューラ本体部2の底面に接続され、図7の下方に向けて延びる第1筒部111と、該第1筒部111に接続され、図7の左方に向けて延びる第2筒部112と、を備え、これら第1筒部111及び第2筒部112は連通している。また、第2筒部112の先端は、鼻孔管4A,4Bの先端よりも外側(左方)に突出している。これにより、カニューラ1Eを患者が装着した際に、第2筒部112が患者の口腔内の奥まで入り込み、口腔管11Eを介して呼吸用加湿ガスが口腔内に供給される。
このような構成のカニューラ1Eでは、一対の導入管3A,3Bのうち一方の導入管3Aと一対の鼻孔管4A,4Bのうち一方の鼻孔管4Aとが連通し、他方の導入管3Bと他方の鼻孔管4Bとが連通し、かつ、一対の導入管3A,3Bのそれぞれは、口腔管11Eに連通している。また、カニューラ本体部2の中央部における鼻孔管4Aの開口部の面積Ar1と、鼻孔管4Bの開口部の面積Ar1とは、同じであり、かつ、口腔管11Eの開口部の入口面積Ar2の面積は、上記面積Ar1の面積よりも小さい。すなわち、カニューラ1Eの中央部における一対の鼻孔管4A,4Bの開口面積の和が口腔管11Eの入口面積の和より大きいので、鼻孔管4A,4Bを介して鼻孔内に流入する呼吸用加湿ガスの量を、口腔管11Eを介して口腔内に流入する呼吸用加湿ガスの量より多くできる。このため、口腔管11Eの開口部が本発明の流量抑制部に相当する。
本実施形態では、カニューラ本体部2E、一対の導入管3A,3B、鼻孔管4A,4B及び口腔管11Eが一体に形成されるとともに、一方の導入管3Aと一対の鼻孔管4Aとが連通し、他方の導入管3Bと他方の鼻孔管4Bとが連通し、かつ、一対の導入管3A,3Bのそれぞれが口腔管11Eに連通しているので、一対の導入管3A,3Bのそれぞれから流入した呼吸用加湿ガスは、カニューラ本体部2E内の流路を介して鼻孔管4A,4B及び口腔管11Eに流入する。そして、鼻孔管4A,4Bから流入した呼吸用加湿ガスは、該カニューラ1Eを装着した患者の鼻孔内に供給され、口腔管11Eから流入した呼吸用加湿ガスは、口腔内に供給されることとなる。したがって、1つのカニューラ1Eを装着するだけで、患者の鼻孔内及び口腔内に呼吸用加湿ガスを確実に供給でき、患者の口腔トラブルの発生を抑制できる。
また、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1実施形態において、第2チューブ62内にオリフィスを設けて、口腔用カニューラ1Bから流出する呼吸用加湿ガスの流量を鼻孔用カニューラ1Aから流出する呼吸用加湿ガスの流量よりも少なくすることとしたが、これに限らず、例えば、第2チューブ62の内径を第1チューブ61の内径よりも小さくしてもよい。このような流量抑制部は、分岐管652から口腔用カニューラ1Bの流出口までの間のいずれの位置に設けられていてもよい。
図8は、上記第1実施形態の変形例に係る第2チューブ62Fの断面を示す図である。なお、図8においては、直線の矢印で示す方向に呼吸用加湿ガスが流通しており、図8の左側が口腔カニューラ1B側であり、右側が分岐部65(分岐管652)側である。
例えば、図8に示すように、第2チューブ62Fは、流量調整部として機能する第1弁621及び第2弁622と、第1弁621及び第2弁622との間に配置される伸縮性を有するガス貯留部623と、を備える。これら第1弁621及び第2弁622のそれぞれは、逆止弁であり、分岐管652から口腔用カニューラ1Bに向かう方向にのみ開放が可能であり、逆方向に開閉がされないようになっている。また、これら各弁621,622を開放するのに要する力は、第1弁621より第2弁622の方が若干大きく設定される。
このため、分岐管652から呼吸用加湿ガスが供給されると、該呼吸用加湿ガスの圧力により、第1弁621が口腔用カニューラ1B側に向けて開放され、ガス貯留部623に流入する。このガス貯留部623は、伸縮性を有するゴム等により構成され、かつ、開放に要する力が第2弁622の方が大きいため、該ガス貯留部623内に呼吸用加湿ガスが流入すると、外側に大きく膨らんで、所定量の呼吸用加湿ガスが貯留される。そして、ガス貯留部623に貯留された呼吸用加湿ガスが所定量を超え、その圧力と該ガス貯留部623の伸縮力とに基づく加圧力が第2弁622を開放するのに要する力を超えると、第2弁622が口腔用カニューラ1B側に向けて開放され、第1チューブ61を流通する呼吸用加湿ガスの圧力よりも高い圧力で、口腔用カニューラ1Bに流入する。
上記変形例では、ガス貯留部623に呼吸用加湿ガスを所定量貯留してから高い圧力で呼吸用加湿ガスを口腔用カニューラ1Bに供給できるので、口腔用カニューラ1Bの口腔管4A,4Bから流出する呼吸用加湿ガスの流速を高めることができ、口腔内の奥深くまで呼吸用加湿ガスを供給できる。
図9は、第1実施形態の変形例に係る呼吸用加湿ガス供給具100Gを装着した患者を示す斜視図である。本変形例は、分岐部65に代えて流量調節器8を備えている点で、上記第1実施形態と異なる。
流量調節器8は、上記分岐部65と同様に第3チューブ63から流入される呼吸用加湿ガスを第1チューブ61及び第2チューブ62のそれぞれに分岐させて流入させるとともに、第2チューブ62に流入する呼吸用加湿ガスの流入を抑制する。すなわち、流量調節器8は、本発明の流量抑制部に相当する。このため、本変形例では、第2チューブ62はその内部に上記オリフィスを設けなくてもよい。
この流量調節器8は、第1チューブ61及び第2チューブ62の一部を収容する筐体81と、筐体81内に配置され、第2チューブ62を挟持する一対の挟持部82と、一対の挟持部82の一方に当接するねじ部83と、を備えている。このねじ部83を図9の矢印に示す方向に回転させると、ねじ部83が挟持部82に対して進退する。このねじ部83の回転により第2チューブ62が潰され、口腔用カニューラ1Bへの呼吸用加湿ガスの供給が抑制され、鼻孔用カニューラ1Aへの呼吸用加湿ガスの供給が増加する。
本変形例では、流量調節器8のねじ部83の回転方向及び回転量に応じて口腔用カニューラ1Bへの呼吸用加湿ガスの供給を容易に抑制できる。
また、第2実施形態において、口腔管11Eを上記形状としたが、これに限らず、例えば、鼻孔管4A,4Bと略同形状の口腔管を設けることとしてもよい。
1 カニューラ
1A 鼻孔用カニューラ
1B 1C 口腔用カニューラ
1E カニューラ
2 2E カニューラ本体部
3A 3B 導入管
4A 4B 鼻孔管、口腔管
11E 口腔管
111 第1筒部
112 第2筒部
61 第1チューブ
62 62F 第2チューブ(流量抑制部)
63 第3チューブ
64 接続部
65 分岐部
650 流入管
651 652 分岐管
65E 固定部
7 装着具
8 流量調節器(流量抑制部)
100 100C 100E 100G 呼吸用加湿ガス供給具

Claims (8)

  1. 呼吸用加湿ガスを供給するチューブと、
    前記チューブに接続され、患者の鼻孔及び口腔に前記呼吸用加湿ガスを供給するカニューラと、を備えることを特徴とする呼吸用加湿ガス供給具。
  2. 前記カニューラは、前記鼻孔に前記呼吸用加湿ガスを供給する鼻孔用カニューラと、前記口腔に前記呼吸用加湿ガスを供給する口腔用カニューラと、を有し、
    前記チューブは、前記鼻孔用カニューラに接続される第1チューブと、前記口腔用カニューラに接続される第2チューブと、を有することを特徴とする請求項1に記載の呼吸用加湿ガス供給具。
  3. 前記チューブは、前記呼吸用加湿ガスが供給される流入管と該流入管から分岐する2つの分岐管とを有する分岐部を備え、
    一方の前記分岐管に前記第1チューブが接続され、他方の前記分岐管に前記第2チューブが接続され、
    前記分岐管から前記口腔用カニューラの流出口までの間に、前記鼻孔用カニューラの流出口から流出する前記呼吸用加湿ガスの流量よりも該口腔用カニューラから流出する前記呼吸用加湿ガスの流量を少なくするための流量抑制部を有していることを特徴とする請求項2に記載の呼吸用加湿ガス供給具。
  4. 前記鼻孔用カニューラは、前記患者の鼻孔に挿入される鼻孔管を有し、該鼻孔管から前記呼吸用加湿ガスを供給し、
    前記口腔用カニューラは、前記患者の口腔に挿入される口腔管を有し、該口腔管から前記呼吸用加湿ガスを供給することを特徴とする請求項2又は3に記載の呼吸用加湿ガス供給具。
  5. 前記口腔用カニューラは、2つの筒体により構成され、その先端が口腔内に向けて屈曲していることを特徴とする請求項2又は3に記載の呼吸用加湿ガス供給具。
  6. 前記チューブを一対備え、
    前記カニューラは、前記呼吸用加湿ガスを流通させるカニューラ本体部に、その両端部に配置され前記呼吸用加湿ガスを供給する一対の前記チューブに接続される一対の導入管と、中央部に配置され鼻孔に挿入される一対の鼻孔管と、前記中央部における前記鼻孔管よりも下側に配置され、口腔に挿入される口腔管とが、それぞれ一体に形成されるとともに、前記一対の導入管のうち一方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち一方の鼻孔管とが連通し、前記一対の導入管のうち他方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち他方の鼻孔管とが連通し、かつ、前記一対の導入管のそれぞれは、前記口腔管に連通していることを特徴とする請求項1に記載の呼吸用加湿ガス供給具。
  7. 前記鼻孔管に流入する前記呼吸用加湿ガスの流量よりも該口腔管に流入する前記呼吸用加湿ガスの流量を少なくするための流量抑制部を有することを特徴とする請求項6に記載の呼吸用加湿ガス供給具。
  8. 呼吸用加湿ガスを流通させるカニューラ本体部に、その両端部に配置され前記呼吸用加湿ガスを供給するチューブに接続される一対の導入管と、中央部に配置され鼻孔に挿入される一対の鼻孔管と、前記中央部における前記鼻孔管よりも下側に配置され、口腔に挿入される口腔管とが、それぞれ一体に形成されるとともに、前記一対の導入管のうち一方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち一方の鼻孔管とが連通し、前記一対の導入管のうち他方の導入管と前記一対の鼻孔管のうち他方の鼻孔管とが連通し、かつ、前記一対の導入管のそれぞれは、前記口腔管に連通していることを特徴とするカニューラ。
JP2018117944A 2018-06-21 2018-06-21 呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラ Pending JP2019217085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018117944A JP2019217085A (ja) 2018-06-21 2018-06-21 呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018117944A JP2019217085A (ja) 2018-06-21 2018-06-21 呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019217085A true JP2019217085A (ja) 2019-12-26

Family

ID=69094795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018117944A Pending JP2019217085A (ja) 2018-06-21 2018-06-21 呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019217085A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022251922A1 (en) * 2021-06-04 2022-12-08 Laurence Nash Kalnin Nasal/oral gas cannula

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1015070A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Japan Gore Tex Inc 医療用ガス加湿器および医療用ガス供給装置
US20060278232A1 (en) * 2005-06-08 2006-12-14 Nichols Heath C Nasal canula and mouthpiece assembly and method
JP2008500132A (ja) * 2004-05-21 2008-01-10 アコバ,エルエルシー 鼻カニューラ
JP2008511399A (ja) * 2004-08-31 2008-04-17 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 医療用エフェクターシステム
JP2008543448A (ja) * 2005-06-17 2008-12-04 サルター ラブス 呼吸の情報を取得するための鼻カニューレ
JP2009517089A (ja) * 2005-06-17 2009-04-30 サルター ラブス 2つの機能を有する鼻及び口カニューレ、及び、その製造方法
JP2009545408A (ja) * 2006-08-04 2009-12-24 アールアイシー インヴェストメンツ,エルエルシー 鼻及び口腔患者インターフェイス
JP2011520560A (ja) * 2008-05-19 2011-07-21 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 患者に用いられる医学的カニューレ組み立て品

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1015070A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Japan Gore Tex Inc 医療用ガス加湿器および医療用ガス供給装置
JP2008500132A (ja) * 2004-05-21 2008-01-10 アコバ,エルエルシー 鼻カニューラ
JP2008511399A (ja) * 2004-08-31 2008-04-17 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 医療用エフェクターシステム
US20060278232A1 (en) * 2005-06-08 2006-12-14 Nichols Heath C Nasal canula and mouthpiece assembly and method
JP2008543448A (ja) * 2005-06-17 2008-12-04 サルター ラブス 呼吸の情報を取得するための鼻カニューレ
JP2009517089A (ja) * 2005-06-17 2009-04-30 サルター ラブス 2つの機能を有する鼻及び口カニューレ、及び、その製造方法
JP2009545408A (ja) * 2006-08-04 2009-12-24 アールアイシー インヴェストメンツ,エルエルシー 鼻及び口腔患者インターフェイス
JP2014064939A (ja) * 2006-08-04 2014-04-17 Ric Investments Llc 無呼吸モニタの動作方法
JP2011520560A (ja) * 2008-05-19 2011-07-21 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 患者に用いられる医学的カニューレ組み立て品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022251922A1 (en) * 2021-06-04 2022-12-08 Laurence Nash Kalnin Nasal/oral gas cannula

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9919121B2 (en) Ventilation interface for sleep apnea therapy
JP6120026B2 (ja) マスクシステム
US6679265B2 (en) Nasal cannula
RU2476247C2 (ru) Комплексная маска и канюли для интраназального положительного непрерывного давления в воздухоносных путях
CN1988930B (zh) 鼻部组件
US7059328B2 (en) Ventilation interface for sleep apnea therapy
US6595215B2 (en) Ventilation interface for sleep apnea therapy
US6776162B2 (en) Ventilation interface for sleep apnea therapy
JP6002686B2 (ja) 個人に換気を提供するためのシステム
US8430098B1 (en) Strapless nasal interface device
CN107921228B (zh) 正压面罩及相关接合器、设备和方法
JP2007518451A (ja) 鼻カニューレアセンブリを含む吸入療法システム
CN114650859A (zh) 带有窗口的织物导管
JP2023545793A (ja) インターフェース患者用の可撓性フレームを有する湿熱交換器
JP2019217085A (ja) 呼吸用加湿ガス供給具及びカニューラ
US20170119987A1 (en) Strapless nasal interface device
CN213312714U (zh) 一种氧气面罩
EP1317941B1 (en) Nasal ventilation cannula
CN208464900U (zh) 多功能医用给氧面罩
CN217187366U (zh) 一种口呼吸器
CN217510961U (zh) 一种呼吸咬嘴
JP7235483B2 (ja) エアウェイアダプタ、鼻カニューラ
CN211132586U (zh) 一种双向呼吸阀及呼吸机
CA2368825C (en) Ventilation interface for sleep apnea therapy
CN117561094A (zh) 用于呼吸疗法系统的气流控制结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200630