JP2008500132A - 鼻カニューラ - Google Patents
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Abstract
改良された鼻カニューラ。いくつかの例示の実施形態は、装置用末端および開口末端を有する第一の鼻チューブ(カニューラは、患者の第一の鼻孔と流体連通した状態で開口末端を配置するように形成されている)と、装置用末端および開口末端を有する第二の鼻チューブ(カニューラは、患者の第二の鼻孔と流体連通した状態で第二の鼻チューブの開口末端を配置するように形成されている)と、装置用末端と開口末端とを有する口チューブとを有するカニューラであり、口チューブは、第一または第二の鼻チューブの少なくとも一つと機械的に連結されている(カニューラは、患者の口と流体連通した状態で口チューブの開口末端を配置するように形成されている)。第一の鼻チューブ、第二の鼻チューブ及び口チューブはそれらの開口末端とそれらの装置用末端との間において流体的に独立である。
Description
連邦政府の支援による研究もしくは開発に関する陳述
適用なし
発明の背景
発明の分野
発明の実施形態は鼻及び口鼻カニューラを対象とする。
適用なし
発明の背景
発明の分野
発明の実施形態は鼻及び口鼻カニューラを対象とする。
関連技術の説明
関連技術のカニューラはいくつかの種類がある。「単一内腔」カニューラは患者の鼻孔から酸素濃縮器のような呼吸用装置へと単一の流体接続を提供する。患者の耳の上に延びているチューブの各部は患者の顎の下や患者の頭の後ろなどで流体的に統合する。このように単一内腔カニューラにおいては、各鼻孔に対応する二つの鼻プロングを有するという事実を除けば、単一の流路のみが患者と呼吸用装置との間に存在する。「二内腔」、「二分岐」または分割鼻カニューラは患者の各鼻孔にそれぞれ対応する二つの独立した流路を有している。単一内腔カニューラと非常に似ており、二内腔カニューラは二つの鼻プロングを有するであろう。しかしながら二内腔カニューラにおいては、それぞれの鼻孔への流路は障壁もしくは分岐によって分離されているであろう。
関連技術のカニューラはいくつかの種類がある。「単一内腔」カニューラは患者の鼻孔から酸素濃縮器のような呼吸用装置へと単一の流体接続を提供する。患者の耳の上に延びているチューブの各部は患者の顎の下や患者の頭の後ろなどで流体的に統合する。このように単一内腔カニューラにおいては、各鼻孔に対応する二つの鼻プロングを有するという事実を除けば、単一の流路のみが患者と呼吸用装置との間に存在する。「二内腔」、「二分岐」または分割鼻カニューラは患者の各鼻孔にそれぞれ対応する二つの独立した流路を有している。単一内腔カニューラと非常に似ており、二内腔カニューラは二つの鼻プロングを有するであろう。しかしながら二内腔カニューラにおいては、それぞれの鼻孔への流路は障壁もしくは分岐によって分離されているであろう。
いかなる種類の鼻カニューラも極めて私的な道具であり、一般に他人と共有されない。実際、鼻カニューラの共有は人から人へと結核のような様々な病気の伝染を結果としてもたらすであろう。カニューラを接続する呼吸用装置も様々な病気を伝染する危険をもたらすであろう。例えば、患者の吸入を感知し、治療用ガスのボーラスを送る保存装置は、患者から患者へと渡されるであろう。新しい鼻カニューラがそれぞれの患者に使われたとしても、保存装置がウイルス及び/または細菌をある患者から次の患者へと運ぶであろう。この危険は、患者の気流が装置を通って流れない呼吸用装置において最小である。
しかしながら、本明細書の発明者の少なくとも何人かは、患者の呼吸気流の少なくとも一部が呼吸装置を通って流れる場所を検知する鼻及び/または口鼻の気流の様々な面に関する技術を開発してきた。例えば、「鼻孔の気流を測定するための方法とシステム」という名称の米国特許出願第10/616,042号は、いくつかの実施形態において、鼻及び/または口鼻の呼吸を検知するための機構として質量流量センサを用いることを説明している。「気流を検知するとともに患者へ治療用ガスを給送する方法とシステム」という名称の米国特許出願第10/697,232号は、いくつかの実施形態において、鼻及び/または口鼻の呼吸と、それら個別の測定に基づく治療用ガスの給送とを感知するために、質量流量センサを用いることを説明している。最後に、「気流に対する鼻の耐性を決定するための方法とシステム」という名称の米国特許出願第10/850,496号は、いくつかの実施形態において、患者の鼻の耐性の指標となる数値を決定するために、質量流量センサを用いることを説明している。これらの出願それぞれにおいては、患者の呼気流の一部が鼻カニューラと測定を行っている呼吸用装置とを通る。このように、呼吸用装置が複数の患者によって使用されると、それらは様々なウイルス及び/または細菌の移送のための媒体になるという危険がある。さらに、本明細書の発明者の少なくとも何人かによって開発された装置の多くは、各自の呼吸口の気流及び/または圧力を個別に測定する必要があるが、特に、口鼻の測定に関しては、関連技術の単一内腔及び/または二内腔鼻カニューラを使用すると、これらの測定は困難である。
米国特許出願第10/616,042号明細書
米国特許出願第10/697,232号明細書
米国特許出願第10/850,496号明細書
いくつかの好適な実施形態の概要
上記の問題は、改良された鼻カニューラによって大部分が解決される。いくつかの具体的な実施形態は、装置用末端及び開口末端を有する第一の鼻チューブ(カニューラは、開口端末を患者の第一の鼻孔と流体連通した状態で配置するように形成されている)と、装置用末端及び開口末端を有する第二の鼻チューブ(カニューラは、第二の鼻チューブの開口末端を患者の第二の鼻孔と流体連通した状態で配置するように形成されている)と、装置用末端及び開口末端を有する口チューブとを有するカニューラであり、口チューブは、第一または第二の鼻チューブの少なくとも一つと機械的に連結されている(カニューラは、口チューブの開口末端を患者の口と流体連通した状態で配置するように形成されている)。第一の鼻チューブ、第二の鼻チューブ及び口チューブはそれらの開口末端とそれらの装置用末端との間において流体的に独立である。
上記の問題は、改良された鼻カニューラによって大部分が解決される。いくつかの具体的な実施形態は、装置用末端及び開口末端を有する第一の鼻チューブ(カニューラは、開口端末を患者の第一の鼻孔と流体連通した状態で配置するように形成されている)と、装置用末端及び開口末端を有する第二の鼻チューブ(カニューラは、第二の鼻チューブの開口末端を患者の第二の鼻孔と流体連通した状態で配置するように形成されている)と、装置用末端及び開口末端を有する口チューブとを有するカニューラであり、口チューブは、第一または第二の鼻チューブの少なくとも一つと機械的に連結されている(カニューラは、口チューブの開口末端を患者の口と流体連通した状態で配置するように形成されている)。第一の鼻チューブ、第二の鼻チューブ及び口チューブはそれらの開口末端とそれらの装置用末端との間において流体的に独立である。
他の具体的な実施形態は、第一の鼻チューブ(カニューラは、第一の鼻チューブの患者用末端を患者の第一の鼻孔と流体連通した状態で配置するように形成されている)と、第一の鼻チューブの流路内の第一の直列フィルタと、第一の鼻チューブと機械的に連結された第二の鼻チューブ(カニューラは、第二の鼻チューブの患者用末端を患者の第二の鼻孔と流体連通した状態で配置するように形成されている)と、第二の鼻チューブの流路内の第二の直列フィルタとを有するカニューラである。第一及び第二の鼻チューブは流体的に独立である。
さらに別の具体的な実施形態は、第一のキャビティと流体的に連結された入口用ポート及び出口用ポートを有する第一の流路(第一のキャビティは、少なくとも部分的に外部ハウジングによって形成されている)と、第二キャビティと流体的に連結された入口用ポート及び出口用ポートを有する第二の流路(第二のキャビティは、少なくとも部分的に外部ハウジングによって形成されている)と、第一のキャビティ内の第一のフィルタと、第二のキャビティ内の第二のフィルタとを有する呼吸気フィルタである。第一のキャビティを形成している外部ハウジングの少なくとも一部は第二のキャビティを形成している外部ハウジングと機械的に連結されている。
開示された装置及び方法は、従来技術の装置の欠点を克服させられる特徴及び利点の組み合わせを有する。他の特徴と同様に上記の様々な特徴は、以下の詳細な説明を読むとともに添付されている図面を参照することによって当業者にとって直ちに明白になるであろう。
発明の様々な実施形態の詳細な説明のために、添付する図面が参照される。
発明の様々な実施形態の詳細な説明のために、添付する図面が参照される。
表記法と命名法
いくつかの用語は、以下の説明及び特許請求の範囲全体において特定の装置部材を呼ぶために使用される。この文書は、名称は異なるが機能は異ならない構成部材間で区別することを目的としない。
いくつかの用語は、以下の説明及び特許請求の範囲全体において特定の装置部材を呼ぶために使用される。この文書は、名称は異なるが機能は異ならない構成部材間で区別することを目的としない。
以下の考察及び特許請求の範囲においては、「含む(including)」と「有する(comprising)」の用語は制約されずに使われている。したがって、「…に限定するではなく、…を含む」を意味すると解釈されるべきである。「連結する(couple or couples)」の用語は、間接または直接の接続を意味することを目的とする。したがって、第一の装置が第二の装置と連結している場合、その接続は直接の接続によるもの、あるいは他の装置や接続を経由した間接の接続によるものである。
好適な実施形態の詳細な説明
図1は、第一の鼻チューブ集合体12と、第二の鼻チューブ集合体14と、口チューブ集合体16とを有する三管鼻カニューラ集合体10を示している。第一の鼻チューブ集合体12は、開口末端または患者用末端上の鼻用インターフェースすなわちプロング20と、装置用末端上の接続部22とを有するチューブ18を有する。第二の鼻チューブ集合体14は、開口末端すなわち患者用末端上の鼻プロング26と、装置用末端上の接続部28とを有するチューブ24を有する。口チューブ集合体16は、開口末端または患者用末端上の口用インターフェース32と、装置用末端上の接続部34とを有するチューブ30を有する。それぞれのチューブ集合体12、14及び16は、それらの患者用インターフェース(鼻プロング20、26及び口用インターフェース32)からそれらの各チューブを通ってそれらの接続部22、28及び34に至る独立分離した流体用流路を提供する。各チューブは、ある実施形態においては、1/16インチ(1.59mm)にほぼ等しい内径を有するであろう。
図1は、第一の鼻チューブ集合体12と、第二の鼻チューブ集合体14と、口チューブ集合体16とを有する三管鼻カニューラ集合体10を示している。第一の鼻チューブ集合体12は、開口末端または患者用末端上の鼻用インターフェースすなわちプロング20と、装置用末端上の接続部22とを有するチューブ18を有する。第二の鼻チューブ集合体14は、開口末端すなわち患者用末端上の鼻プロング26と、装置用末端上の接続部28とを有するチューブ24を有する。口チューブ集合体16は、開口末端または患者用末端上の口用インターフェース32と、装置用末端上の接続部34とを有するチューブ30を有する。それぞれのチューブ集合体12、14及び16は、それらの患者用インターフェース(鼻プロング20、26及び口用インターフェース32)からそれらの各チューブを通ってそれらの接続部22、28及び34に至る独立分離した流体用流路を提供する。各チューブは、ある実施形態においては、1/16インチ(1.59mm)にほぼ等しい内径を有するであろう。
さらに図1について言及すると、鼻チューブ集合体12及び14は、互いに流体連通されていないものの、プロング20及び26の近くで機械的に接合されている。特に、ある実施形態においては、永続的な障壁または分岐36がチューブ18と24とを流体的に隔離している。口チューブ及び鼻チューブの関係に関しては、口チューブ30は鼻チューブ24と平行に走っている。本発明の実施形態によると、口チューブは、例えば、結合剤や結合用機械装置または二つのチューブを一緒に保持する機器などによって、例示されている鼻チューブ24と機械的に連結されている。図1は患者の左耳の後ろで係止される口チューブ30を示しており、口チューブ30は患者の右耳の上にある鼻チューブ18と平行に等しく走るであろう。例示されている図1は、患者の顎の下で口チューブ30と共に結束されている鼻チューブ18及び24を示しているけれども、結束点は患者の頭の後ろ(特に図示しない)にすることも同じように可能である。
図1に例示されている三管カニューラ集合体10は、例えば、2003年7月9日に出願された「鼻孔の気流を測定するための方法及びシステム」という名称の同時係属米国特許出願第10/616,042号に説明されているように、患者の呼吸口のそれぞれを通る気流の特性を個別に測定することに用いられるであろう。この同時継続出願は、以下にその全てが複写されているかのように、ここに文献援用されている。それぞれの患者の呼吸口による気流の特性を個別に検知するこれらの装置の実施形態においては、例示されている三管カニューラ集合体10は、公知ではなく、関連技術で思慮されなかった単一の一体型の集合体10によって、様々な開口部を例示の呼吸用装置に流体的に連結するための簡便な機構を提供する。
図2は、三管カニューラ集合体10の別の実施形態を示している。この三管カニューラ集合体は、三管カニューラ集合体10のそれぞれの流路内で流体的に連結している一体型のフィルタ集合体50を有している。特に、図2に示された実施形態においては、一体型のフィルタ集合体50は第一のフィルタ集合体52と、第二のフィルタ集合体と、第三のフィルタ集合体56とを有する。それぞれのフィルタ集合体は細菌及び/または疎水性のフィルタ要素を有するであろう。一体型のフィルタ集合体50の例示的な実施形態は、以下の図7に関して、さらに十分に考察される。しかしながら、図2は、少なくともいくつかの発明の実施形態によると、三管カニューラ集合体50の各チューブは、他のチューブや他のフィルタの流体用流路から流体的に独立している流体用流路と直列に並んだそれ自身のフィルタを有することを示している。質量流量センサを使用する装置(患者の呼吸の呼気は装置を通って流れる)は、ウイス及び/細菌の媒体となることから防護される。これは、ウイルス及び/または細菌がフィルタによって装置の外に保たれるためである。同様に、例示されている三管カニューラ集合体10が連結された装置がウイルス及び/または細菌を運ぶかぎり、細菌フィルタがこれらの細菌が患者によって吸い込まれないことを保証している。
口気流の特性を測定することが必要とされない状況もあるであろうが、フィルタの防護はまだ必要であろう。図3は、発明の別の実施形態を図示している。この実施形態は、流体用流路内に連結された一体型のフィルタ集合体6を有する二内腔すなわち二分岐カニューラ集合体を有する。特に、例示されている二分岐鼻カニューラは、鼻プロング66によって患者の右鼻孔内に流体的に連結された第一のチューブ64を有する。同様に、二分岐鼻カニューラ60は、第二の鼻プロング70によって患者の左鼻孔に連結された第二のチューブ68を有する。チューブ64及び鼻プロング66は、例示されている一体型のフィルタ集合体62の第一のフィルタ集合体74を通じて接続部72と流体連通されている。同様に、第二のチューブ68および対応する鼻プロング70は、一体型のフィルタ集合体62の一部である第二のフィルタ集合体78によって接続部76と流体連通されている。それぞれのフィルタ集合体74、78は細菌及び/または疎水性フィルタ要素を有するであろう。
図2及び3の例示的な実施形態においては、フィルタ集合体は患者用末端と鼻カニューラの装置用末端との間に配置された一体型のユニットであって、接続部を有する装置として示されている。図4は非一体型のフィルタ集合体を有する発明の別の実施形態を示す。特に、図4は、三管カニューラ集合体の場合において、第一のフィルタ集合体90、第二のフィルタ集合体92及び第三のフィルタ集合体94を示している。このように、図4は、フィルタが細菌及び/または疎水性フィルタ要素を包含する流体的に分割されたキャビティを備えた一体型のユニットである必要性を要しないことを示すものである。しかしながら、図4の例示的な実施形態において、それぞれのフィルタ集合体90、92及び94は鼻カニューラの患者用末端と装置用末端との間にあるよう示されている。例示の図5においては、非一体型のフィルタ集合体90、92及び94は、総称的に96と標示されている接続部直近にあるであろう。現に、これらの実施形態においては、それぞれのフィルタ集合体90、92及び94はそれらの各接続部と一体であろうし、このようにカニューラの装置用末端を部分的に形成するであろう。図6はさらに別の実施形態を示しており、その実施形態においては、一体型のフィルタ集合体50が、空気を濾過すること、及び鼻用カニューラを呼吸用装置と連結する接続部となることの二つの機能を自身で遂行するであろう。特に、図6に例示されている三つのポート98は、さらなるチューブ及び/または接続部の必要なく、例示の装置、たとえば、鼻耐性を決定するための装置へと直接嵌め込まれる。図4、5及び6は、三つの独立した流路があるために、三管集合体10に適用できることを示しているけれども、その記述は、図3に例示されている二分岐カニューラ60のような二分岐鼻カニューラにも等しく適用できる。
次に図7を見ると、例示的な一体型のフィルタ集合体50がより詳細に考察されている。一体型のフィルタ集合体50は、三つの流体的に隔離されたキャビティ100、102及び104を有する。それぞれのキャビティは、患者に連結している入口用ポートと、検知装置に連結している出口用ポートとに流体的に連結している。しかしながら、ある状況においては、呼吸の気流が各ポートの内外の両方に動くので、「入口用ポート」及び「出口用ポート」の標示は様々なポートを区別する目的のためだけのものである。キャビティ100は入口用ポート106及び出口用ポート108に流体的に連結されている。同様にキャビティ102は、入口用ポート110及び出口用ポート112に流体的に連結されている。最後にキャビティ104は、入口用ポート114及び出口用ポート116に流体的に連結されている。少なくともいくつかの発明の実施形態においては、入口用ポート106、110及び114は同一平面上にある。同様に、出口用ポート108、112及び116は同一平面上にあり、入口用ポートと出口用ポートとによって形成される平面はほぼ平行である。
図8は、図7の線8−8に沿った、キャビティ及び対応する入口用ポートおよび出口用ポートの断面立面図を示している。このように、図8は、キャビティ100に関して考察されるが、考察は、キャビティ102および104を通る流路にも等しく適用できることが理解されるであろう。特に、キャビティ100は入口用ポート106および出口用ポート108と流体的に連結している。キャビティ100は疎水性及び/または細菌フィルタ120によって二等分または分割されており、したがって、入口用ポート106および出口用ポート108を通る気流(どちらかの向きに)はフィルタ120を通って流れる。例えば、患者の排気の間、気流は矢印130によって示される方向にフィルタ集合体を通って動くであろう。フィルタ120は、水分、細菌及び/またはウイルス濾過用の任意の適した材料、たとえば、英国、メードストーンのワットマン・インターナショナル・エルティーディー(Whatman International, Ltd.)またはミネソタ、セントポールのポーラス・メディア(Porous Media)によって供給されているフィルタ材であろう。フィルタ材120は、それぞれそこを通る少なくとも一つの穴126及び128をそれぞれ有する内部材122および124によって適切な位置に保持されるであろう。穴は気流がフィルタを通ることを許容する。
ほぼ同時に図7および8に言及すると、フィルタ材120によって形成される平面は入口用ポートによって形成される平面とほぼ平行であろう。同様に、フィルタ材120は出口用ポート108によって形成される平面とほぼ平行であろう。入口用ポートおよび出口用ポートによって形成される平面とほぼ平行な平面内にフィルタ材120を位置合わせすることは、発明の実施形態を実施する上では厳密には必要とされないものの、そのような配置は集合体全体の厚さ「T」(図8)を低減する。ある実施形態においては、厚さは1/2インチ(1.27cm)またはそれ以下であろう。入口用ポートおよび出口用ポート106および108の外径(OD)がそれぞれ所望された1/4インチ(6.35mm)から縮小することで、厚さはさらに縮小できるであろう。一体型のフィルタ集合体がその各カニューラの患者用末端及び装置用末端の間にある実施形態においては、相対的に小さい厚さ「T」(図8)は、患者の胸部の衣服にフィルタ集合体を張ることなどによって、フィルタ集合体の目立たない存在感を提供する。
図9は、少なくともいくつかの発明の実施形態による鼻プロングと口用インターフェースとの関係をより詳細に図示している。特に、図9は、右鼻プロング20、左鼻プロング26及び口用インターフェース32を示している。図1に図示されているように、右鼻プロング20は患者の右鼻孔と流体連通した状態で配置され、左鼻プロング26は患者の左鼻孔と流体連通した状態で配置され、また、口用インターフェース32は患者の口と流体連通した状態で配置されている。少なくともいくつかの実施形態によると、口用インターフェース32と同様に、プロング20、26はいかなる患者にでも必要とされるであろう長さを少なくとも有し、その後、プロング及びインターフェースは各特定の患者に正確に適合させるために切断されるであろう。ある実施形態においては、鼻プロングの穴は鼻孔のすぐ下に配置されている。さらに別の実施形態においては、鼻プロング20および26は完全に取り外され、及び/または設けられていないであろう。また、これらの実施形態においては、それぞれのチューブの穴が患者をカニューラの独立した流路と流体的に連結する機構であろう。さらに別の実施形態においては、非分岐の口チューブは、それぞれの耳の上に延び、患者の顎下または患者の頭の後ろで結束しているであろう。
上記の考察は本発明の原理および様々な実施形態の説明であることを意味する。上記開示が十分に理解されれば、多くの変更及び修正が当業者にとって明らかになるであろう。以下の特許請求の範囲は全てのそのような変更及び修正を包含するよう解釈されることを意図している。
Claims (22)
- カニューラであって、
開口末端と装置用末端とを有する第一の鼻チューブと、
開口末端と装置用末端とを有する第二の鼻チューブと、
開口末端と装置用末端とを有する口チューブと、
を有し、カニューラは、第一の鼻チューブの開口末端を患者の第一の鼻孔と流体連通した状態で配置するよう形成されおり、
カニューラは、第二の鼻チューブの開口末端を患者の第二の鼻孔と流体連通した状態で配置するよう形成されており、
口チューブは、第一または第二の鼻チューブの少なくとも一つと機械的に連結され、カニューラは、口チューブの開口末端を患者の口と流体連通した状態で配置するよう形成されており、
第一の鼻チューブ、第二の鼻チューブおよび口チューブは、それらの開口末端とそれらの装置用末端との間で流体的に独立になっているカニューラ。 - 口チューブが第一の鼻チューブの少なくとも一部に沿って平行に連結されている請求項1に記載のカニューラ。
カニューラ。 - 第一の鼻チューブと流体連通した第一のフィルタ集合体と、
第二の鼻チューブと流体連通した第二のフィルタ集合体と、
口チューブと流体連通した第三のフィルタ集合体と、
をさらに有する請求項1に記載のカニューラ。 - 各フィルタが疎水性フィルタまたは細菌フィルタの少なくとも一つの機能を有する請求項3に記載のカニューラ。
- 第一、第二及び第三のフィルタ集合体が一体型の集合体である請求項3に記載のカニューラ。
- 一体型の集合体が各それぞれのチューブの開口末端と装置用末端との間で流体的に連結されている請求項5に記載のカニューラ。
- 一体型の集合体が各それぞれのチューブの装置用末端を形成している請求項5に記載のカニューラ。
- 第一のフィルタ集合体が第一の鼻チューブの装置用末端を形成しており、
第二のフィルタ集合体が第二の鼻チューブの装置用末端を形成しており、
第三のフィルタ集合体が口チューブの装置用末端を形成している請求項3に記載のカニューラ。 - カニューラであって、
第一の鼻チューブと、
第一の鼻チューブの流路内の第一の直列フィルタと、
第一の鼻チューブと機械的に連結された第二の鼻チューブと、
第二の鼻チューブの流路内の第二の直列フィルタと、
を有し、カニューラは、第一の鼻チューブの患者用末端を患者の第一の鼻孔と流体連通した状態で配置するよう形成されており、
カニューラは、第二の鼻チューブの患者用末端を患者の第二の鼻孔と流体連通した状態で配置するよう形成されており、
第一および第二の鼻チューブは流体的に独立になっているカニューラ。 - 各直列フィルタが疎水性フィルタまたは細菌フィルタの少なくとも一つの機能を有している請求項9に記載のカニューラ。
- 第一のフィルタを有する第一のハウジングと、
第二のフィルタを有する第二のハウジングと、
をさらに有し、第一および第二のハウジングが機械的に結合されてフィルタ集合体を形成しており、各ハウジングは流体的に独立になっている請求項9に記載のカニューラ。 - フィルタ集合体が各それぞれのチューブの患者用末端と装置用末端との間に流体的に連結されている請求項11に記載のカニューラ。
- フィルタ集合体が各それぞれのチューブの装置用末端を形成している請求項11に記載のカニューラ。
- キャビティを形成する第一のハウジングと、
キャビティを形成する第二のハウジングと、
をさらに有し、第一の直列フィルタは第一のハウジングのキャビティを分割し、そのキャビティは第一の鼻チューブと流体連通されており、
第二の直列フィルタは第二のハウジングのキャビティを分割し、そのキャビティは第二の鼻チューブと流体連通されている請求項9に記載のカニューラ。 - 口チューブと、
第二の鼻チューブの流路内に第三の直列細菌フィルタと、
をさらに有し、カニューラは、口チューブの患者用末端を患者の口と流体連通した状態で配置するように形成されている請求項9に記載のカニューラ。 - 呼吸気フィルタ集合体であって、
第一のキャビティと流体的に連結された入口用ポートと出口用ポートとを有する第一の流路と、
第二のキャビティと流体的に連結された入口用ポートと出口用ポートとを有する第二の流路と、
第一のキャビティ内の第一のフィルタと、
第二のキャビティ内の第二のフィルタと、
を有し、第一のキャビティは、少なくともその一部が外部ハウジングによって形成され、
第二のキャビティは、少なくともその一部が外部ハウジングによって形成され、
第一のキャビティを形成する外部ハウジングの少なくとも一部は、第二のキャビティを形成する外部ハウジングと機械的に連結されている呼吸気フィルタ集合体。 - 各フィルタが疎水性フィルタまたは細菌フィルタの少なくとも一つの機能を有する請求項16に記載の呼吸気フィルタ集合体。
- 呼吸気フィルタ集合体は、第一及び第二の流路の入口用ポートによって形成される平面とほぼ平行な平面に各フィルタを保持するように形成されている請求項16に記載の呼吸気フィルタ集合体。
- 第一および第二の流路の出口用ポートが平面を形成し、出口用ポートによって形成される平面が入口用ポートによって形成される平面とほぼ平行である請求項16に記載の呼吸気フィルタ集合体。
- 第三のキャビティと流体的に連結された入口用ポートと出口用ポートとを有する第三流路と、
第三のキャビティ内の第三のフィルタと、
をさらに有し、第三のキャビティは、少なくともその一部が外部ハウジングによって形成され、
第三のキャビティを形成する外部ハウジングの少なくとも一部が、第二のハウジングを形成する外部ハウジングと機械的に連結されている請求項16に記載の呼吸気フィルタ集合体。 - 呼吸気フィルタ集合体は、第一、第二及び第三の流路の入口用ポートによって形成される平面とほぼ平行な平面に各フィルタを保持するように形成されている請求項20に記載の呼吸気フィルタ集合体。
- 第一、第二及び第三の流路の出口用ポートが平面を形成し、出口用ポートによって形成された平面が入口用ポートによって形成された平面とほぼ平行である請求項20に記載の呼吸気フィルタ集合体。
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