JP2008543448A - 呼吸の情報を取得するための鼻カニューレ - Google Patents

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Abstract

鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。該方法は、少なくとも1つの鼻孔部を有する鼻カニューレを形成するステップであって、該少なくとも1つの鼻孔部は、当該少なくとも1つの鼻孔部の遠位端に形成された第一吸気/排気口を有する、ステップと、該鼻カニューレを、患者の睡眠中に患者の呼吸の特徴を検出するための検出装置へ連結するステップと、患者の睡眠中に、該鼻孔部の少なくとも第一吸気/排気口を用いて患者の呼吸の特徴を検出するステップと、検出された患者の呼吸の特徴を評価のために検出装置へ送信するステップと、を含む。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、一対の鼻孔部を備えるカニューレであって、該鼻孔部はそれぞれ、該鼻孔部へ出入りする第一流路を規定し、該鼻孔部の終端表面または壁部に形成される第一隙間または開口を有するカニューレに関する。該カニューレの第一流路は、患者の鼻腔へ所望のガスを供給する、患者の鼻腔から所望のガスを抜き取るまたはサンプリングする(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングする)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視する、患者の呼吸中の鼻腔内の圧力変化を検出する、等のためのものである。また、本発明は、少なくとも1つ、好ましくは両方の鼻孔部内に、該鼻孔部へ出入りする第二流路を備えるための少なくとも1つの追加の第二開口を備えるカニューレに関する。該第二流路は、第一呼吸路が、部分的にまたは完全に閉塞され(occluded)、遮られ(blocked)、詰まり(clogged)、塞がれた(obstructed)場合において、患者の鼻腔へ所望のガスを供給する、患者の鼻腔から所望のガスを抜き取る(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングする)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視する、あるいは、患者の呼吸中の圧力変化を検出する、等のためのものである。
[背景技術]
麻酔処置中、特に、局所麻酔の処置中に、呼気終末二酸化炭素の測定を実施することは、過去数年著しく増加している。麻酔科医がこの技術を採用する理由は、本明細書に全体が援用されている米国特許第5335656号にさらに詳しく述べられている。
本方法で用いられる望ましい鼻カニューレは、カニューレの1つの鼻孔部を介して、患者に酸素を吹き込み、また、他方の鼻孔部から従来からある二酸化炭素分析器へ呼気を抜き取ることにより、呼気をサンプリングするカニューレである。吹き込みおよびサンプリングのための管を、互いに完全に分かれた状態に保持するため、該カニューレにおいては、フェイスピース内に内壁、隔壁、障壁、あるいは、機構が備えられていることが好ましい。個別の管、または、複数の鼻孔部を吹き込みおよびサンプリングのために用いてもよいが、複数の鼻孔部を用いる装置は、終末呼気二酸化炭素の読み取りを誤らせうるような、ガスが混合する危険性を実質的に高くさせることもある。2つのみの鼻孔部が採用されること、および、各鼻孔部が唯一の機能(つまり、別々の鼻孔へ出入りする吹き込みまたはサンプリングを行い、圧力または呼吸の特徴を検出する、等)を果たすこと、が好ましい。同様に、吹き込みは通常連続的であるが、断続的に行うことも有利である。この断続的にされる吹き込みは、サンプル採取されたガスが、吹き込まれる他方のガスによって、希釈されない呼気のサンプルであるようにされる場合において、終末呼気二酸化炭素の測定をさらに改善しうる。最も好ましいのは、本明細書に全体が援用されている米国特許第5626131号に記載されているような装置および方法によって、断続的な吹き込みが達成されることである。また、吸入の開始時に吹き込みがされる、他の、いわゆる吹き込み要求装置を用いてもよい。
通常の鼻カニューレは、フェイスピースから上方へ延びるにつれて、わずかに内側へ屈曲する鼻孔部を備えている。これは、患者からサンプリングされたガス(複数種のガス)を受領するとともに、圧力または患者の呼吸の特徴を検出、等しながら、鼻腔への吹き込みガスを適切に方向付けするために、解剖学上望ましく且つ重要である。これは、患者が垂直に座った姿勢である場合、または、歩行する場合に、最も好適な構成である。逆に、患者が、水平またはうつ伏せであって、鼻腔内に分泌物を蓄積する傾向がある場合、問題となることがある。麻酔処置中に呼気終末二酸化炭素をサンプリングし監視するとともに、圧力または患者の呼吸の特徴を検出する、等のために、カニューラを使用している間において、吹き込みまたはサンプリングされる鼻孔部が閉塞した場合、とりわけ厄介な問題となる。
患者の鼻腔内に配置された鼻カニューレを使用中に、容易に起こりうる問題は、鼻孔部の一方または両方における遠位端の壁または表面に形成された第一開口が、該鼻カニューレ使用中において、例えば、粘膜分泌物および/または軟らかい粘膜組織によって、部分的にまたは完全に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれうることである。これは、該鼻カニューレが、長時間(例えば、睡眠診断期間中の数時間から8時間以上の間)にわたって患者に使用されている場合に、特に起こりうる。時間が経過するにつれて、鼻腔内で集まりうるいかなる吸入された粒子状物質だけでなく、粘膜分泌液および/または軟らかい粘膜組織もまた、一方または両方の鼻孔部の第一吸気口/排気口を、部分的にまたは完全に閉塞させ、遮り、詰まらせ、あるいは塞ぎうる。そのような閉塞、遮断、または閉鎖は、該鼻孔部が意図された機能を適切に達成することを妨げうる。その意図された機能とは、例えば、鼻孔部が所望のガスを患者の鼻腔へ適切に供給すること、所望のサンプルを鼻腔から抜き取ることまたはサンプリングすること(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングすること)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視すること、または、患者の呼吸中における鼻腔内の圧力変化を検出すること、である。
[本発明の目的]
本発明の目的は、監視装置、および/または、吸引源または脱気源と接続されたサンプリング管により二酸化炭素を除去している間に、二酸化炭素のサンプリングがされている鼻孔部の先端において、閉塞の発生を減少、あるいは、なくす、二酸化炭素のサンプリングをするための鼻カニューレ構造を提供することである。
また、本発明の目的は、呼気終末二酸化炭素を正確に監視する一方で、どちらか一方の、または、両方の鼻孔部が、何らかの理由により閉塞した場合においても意図された目的のために適切に機能し続ける、患者に酸素を吹き込むための鼻カニューレを提供することである。
本発明のさらなる目的は、麻酔処置中に、サンプリングされた呼気から呼気終末二酸化炭素を読み取る際に誤りが生じるリスクを最小限としつつ、上述の目的を達成することである。
さらにもう1つの本発明の目的は、鼻孔部の内壁に、少なくとも1つ、好ましくは一対の、対向する開口部を提供することであって、該対向する開口部は、該鼻孔部へ出入りする第二流路を形成し、該鼻カニューレ使用中において、第一流路が、例えば、粘膜分泌物、軟らかい粘膜組織、鼻腔内で集まりうるいかなる吸入された粒子状物質、等によって、部分的にまたは完全に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた場合においても、該鼻孔部が適切に機能するようにする。すなわち、第二流路は、第一流路が何らかの理由により部分的にまたは完全に閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた場合において、例えば、患者の鼻腔へ所望のガスを供給する、該鼻腔から所望のサンプルを抜き取るまたはサンプリングする(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングする)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視する、あるいは、患者の呼吸中における鼻腔内の圧力変化を検出する、等といった機能を、該鼻孔部が、変わることなく適切に奏するようにするものである。
本発明のさらに他の目的は、両方の鼻孔部の内壁に、少なくとも1つの、好ましくは一対の、対向する開口部を備えるようにすることであって、該対向する開口部は、各鼻孔部の第二流路を形成し、各鼻孔部の第二流路が、該鼻カニューレ使用中において、例えば、粘膜分泌物、軟らかい粘膜組織、鼻腔内で集まりうるいかなる吸入された粒子状物質、等によって、部分的にまたは完全に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた場合においても、各鼻孔部が適切に機能するようにするものである。
本発明のさらにもう1つの目的は、患者の口と連通させるための、少なくとも1つのマウスピース、可能であれば一対の連結した、または、完全に分かれたマウスピース、を有する鼻カニューレを提供することである。該マウスピースによって、睡眠診断期間中に、該患者が彼または彼女の鼻経由でのみ呼吸しているか、口経由でのみ呼吸しているか、あるいは、鼻と口との代替の呼吸をしているか、どうかにかかわらず、睡眠診断期間中に呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)が監視されうる。該マウスピースは、内部流体通路を有し、その一端において、該マウスピースの終端表面に形成された吸気/排気の孔または開口と連絡し、その一方で、該流体通路における反対側の端が該鼻カニューレの内室または分室と連絡している。
[本発明の概要]
前述の目的及び利点は、鼻カニューレにおける鼻孔部の上(表面)または内部における鼻カニューレ構造であって、好ましくは、鼻通路の入口近傍に配置される一方または両方の鼻孔部の前方及び後方における鼻カニューレ構造であって、追加のまたは第二の、孔または通気口を備えている、吹き込みおよびサンプリングに適した鼻カニューレ構造を提供することで達成される。該鼻カニューレ構造は、例えば、患者の鼻腔へ所望のガスを供給する際、鼻腔から所望のガスサンプルを抜き取るまたはサンプリングする際(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングする際)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視する際、あるいは、患者の呼吸中における鼻腔内の圧力変化を検出する際、等に、該カニューレが使用される時に提供されると好ましいものである。
本発明は、睡眠診断期間中の患者の呼吸気圧力波および呼吸気流を収集して、従来からある睡眠ポリグラフ計へ入力させて、睡眠検査の担当者による事後分析に供させるための流量/圧力検出装置に連結するための、鼻カニューレに関する。該収集されたデータは、睡眠時無呼吸の、または、他の様々な睡眠障害の患者を治療するのに役に立つ。
また、本発明は、鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法に関する。該方法は、少なくとも1つの鼻孔部を有する鼻カニューレを形成するステップであって、該少なくとも1つの鼻孔部は当該少なくとも1つの鼻孔部の遠位端に形成された第一吸気/排気口を備える、ステップと、該鼻カニューレを患者の睡眠中に該患者の呼吸の特徴を監視するための検出装置へ連結するステップと、患者の睡眠中に、該鼻孔部の少なくとも第一吸気/排気口を用いて患者の呼吸の特徴を検出するステップと、該検出された患者の呼吸の特徴を評価のために検出装置へ送信するステップと、を含む方法である。
本発明は、また、患者の呼吸を監視するための鼻カニューレに関し、該鼻カニューレは、患者の鼻近傍に配置するための細長い中空体と、予め定めた長さを有する第一の鼻孔部であって、前記第一の鼻孔部における第一の遠位自由端には第一吸気/排気口が設けられ、前記第一の鼻孔部は鼻における第一の鼻通路内に受容される大きさを有しており、前記第一の鼻孔部における第二の端は内室へ接続されており、前記第一の鼻孔部は前記内室と連通する少なくとも一つの第二吸気/排気口を有している、第一の鼻孔部と、予め定めた長さを有する第二の鼻孔部であって、前記第二の鼻孔部における第一の遠位自由端には第一吸気/排気口が設けられ、前記第二の鼻孔部は鼻における第二の鼻通路内に受容される大きさを有しており、前記第二の鼻孔部における第二の端は内室へ接続されており、該第二の鼻孔部は前記内室と連通する少なくとも一つの第二吸気/排気口を有している、第二の鼻孔部と、を備え、前記鼻カニューレは、該患者の睡眠中に、患者の呼吸の特徴を監視するための検出装置へ連結され、該患者の睡眠中に、少なくとも前記第一および第二の鼻孔部のうちの一方における少なくとも前記第一吸気/排気口を用いて、患者の呼吸の特徴を検出し、前記第一および第二の鼻孔部のうちの一方における前記第一吸気/排気口が、少なくとも部分的に閉塞した場合に、前記第一および第二の鼻孔部のうちの少なくとも一方における少なくとも1つの前記第二吸気/排気口を用いて、前記患者の呼吸の特徴を検出する、ことを特徴とする。
[実施例に関する説明]
本発明の実施例における鼻カニューレ10は、通常、2つの離間された鼻孔部13および14と、各鼻孔部13および14の各流路口16および17の間で、フェイスピース12の中心に配設された内壁15と、を有する、管状のフェイスピース12から形成または構成される(図2、3および4参照)。フェイスピース12の端部にある流路口21および22は、図1に示されるように、別々の導管またはチューブ23および24に固定され、吹き込みガス(G)(例えば、酸素)のガス源と、商用の二酸化炭素監視装置(A)と、に別々に接続されている。該商用の二酸化炭素監視装置(A)は、サンプルガス中の二酸化炭素濃度を測定することができる装置内に向かって、二酸化炭素を含む呼気を抜き取るための、真空ポンプまたは他の手段、を有する、もしくは、当該真空ポンプまたは他の手段に接続される。
室内空気と、あるいは、過剰吹き込みガスとの、望ましくない混合がある場合、吹き込みおよび呼気の二酸化炭素濃度の監視、を行うためにカニューレを使用する間(図1に概略的に示される)において、呼気終末二酸化炭素の読み取りを誤らせうる。同様に、分析されるガスサンプルを得るために、さまざまな吸引量、あるいは、脱気量、を用いるのが典型的な二酸化炭素測定装置は、過度に該サンプルを薄める可能性があり、特に深刻なのは、サンプリングする鼻孔部の先端30(図3に代表的に示される)に配置されている吸気/排気口31を、鼻通路の組織の近傍表面と接触させ、部分的に、あるいは、完全に、吸気/排気口31を閉塞させ、それによって、二酸化炭素濃度を測定するための呼気のサンプリングを、制限する、あるいは、妨害する場合である。
このような問題は、例えば、麻酔処置中および睡眠診断期間中に、患者が分泌物を分泌する傾向があり、また、該分泌物が存在し、先端30の吸気/排気口31へ引き込まれ、部分的に、あるいは、完全に、該開口31が閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれる場合に、とりわけ深刻な問題となる。
麻酔科医は、これに対しては、まず、患者の顔へ装着した位置から、カニューレを外した上で、鼻孔部の開口を洗浄することによって対応しなければならない。これは、眼科手術のように、カニューレも覆われるように患者が覆われている場合に、とりわけ困難となる。また、終末呼気二酸化炭素測定信号が、完全にではないが、ただ部分的に下がっているような閉塞を検出することも、困難である。
鼻孔部に非常に小さい孔あるいは開口(先端30近傍の35、36、37および38として集合的に図示されている小さい孔あるいは開口)を追加で設ける方法により、先端30の開口31で不適切かつ不必要なレベルの吸引を起こさず、該開口31を鼻孔組織へ引き込み、それによって、該開口31を部分的にあるいは完全に、閉塞させ、遮り、詰まらせ、あるいは塞ぐことが防がれるという、所望の結果が達成されうることが判明している。該孔は、良好な終末呼気二酸化炭素の測定を提供するために希釈されていない呼気のサンプルを抜き取る一方で、先端30において、粘膜分泌物を吸い込む程の、あるいは、吸引によって該先端30が軟らかい粘膜組織に接触する程の吸引をすることを防ぐのに十分な大きさとなっている。同様に、このような孔として設けられた開口が大き過ぎると、室内空気あるいは過剰吹き込みガスにより呼気サンプルを不適切に希釈してしまうこともある。
開口35、36、37および/または38を設けることで、第一流路が、カニューレ使用時に部分的にまたは完全に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた場合に、第二流路を備えることになるので、鼻孔から所望のサンプルを取得するまたは採取すること(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2のサンプリングを行うこと)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視すること、あるいは、患者の呼吸中における鼻腔内の圧力変化を検出すること、等が容易になる。
前述のように、本発明の鼻カニューレは、断続的に吹き込みガスを供給する、酸素供給システムと併用してもよい。吹き込みガスの供給は、呼気排出中に終末呼気二酸化炭素の最大値が測定された後に開始され、呼吸サイクルにおける吸入フェーズに入り込むよう継続していくようになされても良い。あるいは、吹き込みガスの供給は、吸気により始動されるものであっても良い。また、あるいは、吹き込みガスの供給は、患者の呼吸サイクルの吸入フェーズにおける全部分またはいくつかの選択された部分においてのみ実行されるように設定されてもよい。好ましくは、米国特許第5626131号に記載されているように、該供給は、呼気フェーズが終了する前に開始されるのがよい。断続的に供給することで、ガス混合による二酸化炭素の読み取りを誤らせる可能性が、実質的に減少する。
同様に、スリット(slit)またはスロット(slot)(図示されていない)が、鼻孔部に用いられていてもよい。この場合、当該スリットまたはスロットが、鼻孔組織との間での接触または閉塞を回避し、鼻孔部の先端において、該鼻孔部の先端が吸引によって該組織へ引き込まれるほどの吸引を防ぐという、所望の機能を提供するように設けられていれば、当該スリットまたはスロットは前述の孔と同様に機能しうる。ここで述べられたように設けられる孔は、スリットまたはスロットが非常に大きい場合には、スリットまたはスロットの先端から鼻孔組織に対する閉塞および外傷の危険性が少なく、さらに、ガスの希釈や混合が生じる危険性が本質的に少ないため、好ましい。
さらには、本発明によるカニューレを用いた断続的な吹き込みを併用すると、前述のように、所望の終末呼気二酸化炭素測定を実現させ、手術が困難を極める中および麻酔処置中における患者の脱飽和(desaturation)を防ぐのに役立つ。
特定の分析装置との併用によって、より大きいまたはより小さい複数の孔、あるいは1つの孔が、有利に用いられうるが、好ましくは、開口(孔)の大きさは、約0.05から0.07インチの間である。
上述のように、カニューレは、1つの孔を有する鼻カニューレ(鼻突起)または鼻孔部、一対の鼻カニューレ(鼻突起)または鼻孔部を有し、該カニューレは、分割されうるものでも分割され得ないものであってもよい。また、鼻孔部からの間隔は、該カニューレが、新生児、小児、または大人に使用されるかどうかによって異なる。さらに、1つ以上のマウスピースが使用されている場合において、該マウスピース間の間隔は、装置(カニューレ)ごとに異なりうる。本発明の重要な点は、たとえ、第一吸気/排気口が、何らかの理由で実質的に閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれたとしても、該鼻孔部が機能できるように、第二吸気/排気口が該鼻孔部内に備えられていることである。第二の孔(第二吸気/排気口)によって、鼻孔部は継続して作用し、意図された機能を果たすことが可能となる。すなわち、第二吸気/排気口があることによって、例えば、変わることなく、鼻孔部は患者の鼻腔へ治療用ガスを供給でき、患者の鼻腔から排気された放出ガスをサンプリングまたは抜き取りができ(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2のサンプリングすることができ)、鼻孔部を経由して呼吸の特徴を監視または検出することができる。
患者の呼吸の特徴を監視する(例えば、呼吸時の圧力の変化を検出する)際に、鼻孔部の一方あるいは両方の第一吸気/排気口が、例えば、鼻カニューレ使用中に粘膜液、軟らかい粘膜組織、鼻腔内で集まりうる種々の吸入された粒子状物質、等によって、部分的にまたは全体に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた時に、少なくとも1つの鼻孔部に備えられている第二吸気/排気口が睡眠検査の担当者にとって非常に有用であることを本発明の発明者は発見した。
本発明の発明者は、第一吸気/排気口を第二吸気/排気口と併用することで、患者が睡眠中であって、監視されている間において、患者が呼吸をする時に、鼻カニューレを装着している患者の鼻腔内での圧力の変化を、鼻孔部で適切に検出または感知できるようになる、ということを発見した。
さらに、第二吸気/排気口が、患者が睡眠中であって監視されている間において、患者が呼吸をする時に、鼻カニューレを装着している患者の鼻腔内での圧力変化を、適切に検出または感知できるようにする。すなわち、第二吸気/排気口は、患者が吸気(陰圧)を中止し、排気(陽圧)を開始する時、あるいはその逆の時に、圧力変化(例えば、陰圧から陽圧、あるいはその逆)を検出することで、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視しながら、鼻腔から好ましいガスサンプルを抜き取るあるいはサンプリング(患者の呼気終末呼気CO2をサンプリング)すること等を可能にする。この結果、睡眠診断装置は、患者が睡眠を保持している間において、該患者の呼吸の特徴を監視し続けることができる。
仮に、鼻カニューレが、患者の呼吸の特徴を監視したり、圧力を検出したり、所望のガスをサンプリングすること等の継続ができない場合は、通常、睡眠検査の担当者は、患者が睡眠を保持している間に、患者を目覚めさせることなく、または、上体を起こさせることなく、閉塞、遮断、詰まりあるいは閉鎖を除去または緩和しようと試みて、鼻カニューレの位置を調整する、または、操作することになる。場合によっては、睡眠検査の担当者は、患者が睡眠を保持している間に、患者を起こすことなく、完全に鼻カニューレを取り外し、閉塞、遮断、詰まりまたは閉鎖を除去し、鼻カニューレを再度装着しなくてはならないこともある。しかしながら、睡眠検査の担当者によるそのような操作中または取り外し中に、患者が目を覚ました場合、睡眠検査テストをいくぶん遅延させることもあり、あるいは、睡眠検査の担当者は患者のテストを再度始めなければならないことも起こり得ることであって、費用および時間を要することになる。鼻孔部の側壁に備えられている追加の第二吸気/排気口なしでは、多くの場合、睡眠検査の担当者が、閉塞、遮断、詰まりまたは閉鎖を除去あるいは緩和するために鼻カニューレを操作または取り外そうと試みる時に、患者は実質的に起き上がったり、目を覚ましたりしうる。
図6を参照しつつ、鼻カニューレに関する別の実施例について説明する。本実施例は、前出の実施例と極めて類似しているので、同一の参照番号を同一の要素に付与し、本実施例と前出の実施例との相違点のみを詳細に説明する。
本実施例と前出の実施例との重要な相違点は、(例えば、口呼吸をしている患者に対し)患者の呼吸の特徴を監視し、所望のサンプルを得、圧力を検出するために、鼻カニューレ本体に取付けられた曲折したマウスピースを追設したことである。つまり、鼻カニューレ60は、本体に規定された中心の内室または分室Cへ向かう3つの別々の吸気/排気口62、64および83、を備える単一の流路を備える。中央の内室または分室Cへ向かう3つの吸気/排気口62、64および83のそれぞれは、患者の鼻孔または口を両方経由して、呼吸の特徴の監視、圧力の検出、患者の鼻腔から排出されたガスの抜き取りまたはサンプリング(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2のサンプリング)、カニューレに接続している管部に沿った空気流の差異の計測、患者へ治療用ガスを供給する、等に好適である。鼻カニューレ60の本体71にある、中央の内室または分室Cは、マウスピース69の終端表面に形成された吸気/排気口83と、マウスピース69のガス通路77経由で、連続的かつ継続的に連通しており、また、第一鼻孔部65の終端表面に形成された吸気/排気口62と、第二吸気/排気口35および/または36と、第一鼻孔部65のガス通路91経由で、連続的かつ継続的に連通している。さらにまた、鼻カニューレ60の本体71にある中央の内室または分室Cは、第二鼻孔部67の終端表面に形成された吸気/排気口64と、第二吸気/排気口37および/または38と、第二鼻孔部67のガス通路95経由で、連続的かつ継続的に連通している。加えて、本体71の中央の内室または分室Cはまた、鼻カニューレ60の第一および第二の対向する内室端開口73、75と連通している。この配置によって、吸気/排気口62、64および83のいずれもが、以下の機能のうち1つの実行を容易にすることができる。1)口および/または鼻経由で行われる患者の呼吸を監視する、2)患者の血液中の二酸化炭素濃度レベルを測定するために、口および/または鼻経由で患者から出される呼気中の終末呼気CO2をサンプリングする、3)カニューレに接続している管部に沿って流れる空気流の差異を測定する、4)口および/または鼻経由で患者へ治療用ガスを供給する、5)空気流の圧力変化を検出する、あるいは、6)口および/または鼻経由での無呼吸を検出する、等である。
第一導管またはチューブ74は、第一内室端開口73へ接続されている一方で、第二導管またはチューブ76の第一終端が第二内室端開口75へ接続されている。第一および第二導管またはチューブ74および76の、反対側における第二終端は、連結装置78へ接続されている。連結装置78は、第一および第二導管またはチューブ74および76を共通の導管またはチューブ80へ連結させている、該共通の導管またはチューブ80もまた、連結装置78へ接続されている。該共通の導管またはチューブ80における反対側の終端は、典型的には、ルアーコネクタ82を有する。該ルアーコネクタ82は、圧力検出装置あるいは検出装置86と連結する前に、フィルタ84と連結されるか、もしくは、好ましくは、該フィルタ84が従来からあるルアーコネクタ82に組み込まれていてもよい。それゆえ、この単一の構造は、鼻カニューレ60の圧力検出装置、あるいは、検出装置86への、従来の方法での連結を容易にする。共通の導管またはチューブ80が、典型的には約3フィートから約10フィートの長さ、好ましくは約5〜7フィートほどの長さであるのに対して、第一および第二導管またはチューブ74および76のそれぞれは、約8インチから約24インチほどの長さ、好ましくは約15〜25インチほどの長さである。
図7を参照し、鼻カニューレのさらに別の実施例について説明する。本実施例は、図7による実施例と非常に類似しているので、同一の参照番号が同一の要素に付与されており、本実施例と前出の実施例との相違点のみを詳細に説明する。
本実施例と図7による実施例との重要な相違点は、先端近傍にある、すべての第二吸気/排気口35、36、および37、38が省略されている点であり、それによって、鼻カニューレ使用中に、鼻孔部65、67の第一吸気/排気口62、64が、部分的にまたは完全に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた場合、鼻孔部65および67は、いかなる第二流路をも有さず、該鼻孔部へ出入りする第一流路のみを有する。すなわち、鼻孔部65、67へ出入りする流れは、鼻孔部65、67に形成された第一吸気/排気口62、64のそれぞれからのみ起こりうる。
図8を参照し、鼻カニューレのさらに別の実施例について説明する。本実施例は、図7による実施例と非常に類似しているので、同一の参照番号が同一の要素に付与されており、本実施例と前出の実施例との相違点のみを詳細に説明する。
本実施例と図7による実施例との重要な相違点は、第二の一体化されたマウスピース69´が採用されていること、内室あるいは分室C内において、内壁あるいは隔壁81が付加されていること、であり、該内壁あるいは隔壁81は、鼻カニューレの内室を、2つの分かれた内室または分室C1およびC2に分割している。すなわち、鼻カニューレ60は、2つの完全に分かれた内側流路96および98を備えている。該2つの完全に分かれた内側流路96および98のどちらもが、患者の鼻腔および口経由で、呼吸の特徴を監視する、圧力を検出する、患者の鼻腔からの呼気を抜き取るまたはサンプリングする(患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングする)、該カニューレに接続する管部に沿って空気流の差異を測定する、患者へ治療用ガスを供給する、等に適している。鼻カニューレ60の本体71にある、内室Cの第一分室または第一通路C1は、第一マウスピース69の終端表面に形成された排気/吸気口83と、第一マウスピース69のガス通路77経由で、連続的かつ継続的に連通している。また、該内室Cの第一分室または第一通路C1は、第一鼻孔部65の終端表面に形成された排気/吸気口62と、第一鼻孔部65のガス通路91経由で、連続的かつ継続的に連通すると共に、該カニューレの第一内室端開口73に連続的かつ継続的に連通している。これらすべての構成要素および通路は、第一の完全に分かれた内側流路96を形成している。
鼻カニューレ60の本体71にある内室Cの、第二分室または通路C2は、第二マウスピース69´の終端表面に形成された排気/吸気口87と、第二マウスピース69´のガス通路79経由で、連続的かつ継続的に連通しており、第二鼻孔部67の終端表面に形成された排気/吸気口64と、第二鼻孔部67のガス通路95経由で、連続的かつ継続的に連通すると共に、該カニューレ60の第二内室端開口75に連続的かつ継続的に連通している。また、これらすべての構成要素および通路が、第二の完全に分かれた内側流路98を形成している。これらの完全に分かれた流体通路96、98があることによって、完全に分かれた流体通路96または98のいずれもが、以下の機能の1つを実行しやすくする。1)口および/または鼻経由で、患者の呼吸を監視する、2)患者の血液中の二酸化炭素濃度レベルを測定するために、口および/または鼻経由で、患者の呼気中の終末呼気CO2量をサンプリングする、3)カニューレに接続している管部に沿って流れる空気流の差異を測定する、4)口および/または鼻経由で患者へ治療用ガスを供給する、5)口および/または鼻経由で無呼吸を検出する、等である。必要であれば、隔壁81は(図9に示されるように)省略されてもよい。それによって、第一および第二分室または通路C1およびC2と、第一および第二内側ガス通路77および79と、鼻孔部65、67にある第一および第二ガス通路91および95と、全ての開口、62、64、73、75、83および87と、は、互いに連続的かつ継続的に連通する。
図10を参照し、鼻カニューレのさらに他の実施例を説明する。本実施例は、図8による実施例と非常に類似しているので、同一の参照番号が同一の要素に付与されており、本実施例と前出の実施例との相違点のみを詳細に説明する。
本実施例と図8による実施例との重要な相違点は、鼻孔部65、67のそれぞれの第一吸気/排気口62、64が、鼻カニューレ60の使用中に、部分的にまたは完全に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた場合において、一対の第二流路96、98を提供するため、鼻孔部65、67それぞれの先端近傍に、少なくとも1つの、好ましくは一対の第二吸気/排気口35、36および37、38が、採用されていることである。第二吸気/排気口35、36および37、38は、第一吸気/排気口62、64より小さいが、患者の呼吸中に、鼻腔から所望のガスサンプルを抜き取るまたはサンプリングする(例えば、患者の終末呼気CO2をサンプリングする)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視する、鼻腔内での圧力の変化を検出する、等に、十分な大きさとなっている。
図11を参照し、鼻カニューレのさらに他の実施例を説明する。本実施例は、図10による実施例と非常に類似しているので、同一の参照番号が同一の要素に付与されており、本実施例と前出の実施例との相違点のみを詳細に説明する。
図11による実施例と図10による実施例との重要な相違点は、隔壁81が省略されている点であり、それによって、第一および第二分室または通路C1およびC2と、第一および第二内側ガス通路77、79と、鼻孔部65、67にある第一および第二ガス通路91および95と、全ての開口35、36、37、38、62、64、73、75、83、および87と、は、互いに連続的かつ継続的に連通している。
図8から図11の実施例については、第一および第二マウスピース69、69´を、正確に鼻孔部65、67の中間に配置する必要は必ずしもないことが理解される。本体71を二分する中央面Pを隔てて、一方に対してまたは他方に対して、第一および第二マウスピースを配置することも可能である。その代わりに、第一および第二マウスピース69、69´は、相互の間に間隙を配して配置されうるし、内室または分室を2つの別の内側流路96および98(図12と図14参照)に分けるような隔壁81を有する、2つの全く別の曲折したマウスピース(図12から図15参照)として、形成されうる。該2つの全く別の内側流路96および98は、呼吸の特徴を監視する、圧力を検出する、患者の鼻孔からの呼気を抜き取るまたはサンプリングする(例えば、患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングする)、患者へ所望のガスを供給する、等に適している
さらには、第一および第二マウスピースは、その間を分割する隔壁81を有することなく(図13に示される)、互いの間に間隙を有した状態で配置されていてもよい。それによって、鼻孔部65、67の両方と、第一および第二マウスピース69、69´の両方と、がすべて、鼻カニューレ60の本体71内に形成された共通の中央内室または分室経由で互いに連通する。該第一および第二マウスピースの間に約0.25インチから約1.25インチ、さらに好ましくは、約0.5インチから約1.0インチ、の間隔を置くことは、例えば、監視されている患者が、口呼吸をしており、彼または彼女の口の一方の側(端)から呼吸しがちである場合に、有用である。該第一および第二マウスピース間に間隔を置くことで、該鼻カニューレのマウスピースは、患者の呼吸を検出、または、監視するために、好適な位置に配置されうる。
さらには、鼻カニューレ使用中に、鼻孔部65、67の第一吸気/排気口31が、部分的にまたは完全に、閉塞され、遮られ、詰まり、あるいは塞がれた場合において、一対の第二流路96、98(それぞれ図14および図15参照)が設けられるようにするために、図12および図13の第一および第二鼻孔部65、67は、鼻孔部の先端30の近傍において、少なくとも1つ、好ましくは、一対の、第二吸気/排気口35、36および37、38をそれぞれ備えている。第二吸気/排気口35、36および37、38は、第一吸気/排気口より小さいが、患者の呼吸中に、鼻腔から所望のガスサンプルを抜き取るまたはサンプリングする(例えば、患者の終末呼気CO2をサンプリングする)、患者の呼吸の特徴(例えば、呼吸気圧力波および呼吸気流)を監視する、鼻腔内での圧力の変化を検出する、等を容易にするために十分な大きさとなっている。
必要であれば、鼻カニューレ60の使用中、所望の配置状態で第一および/または第二マウスピース69、69´の配列や保持がなされるようにするために、鼻カニューレ60のマウスピース69、69´の一方または両方に、形状を保持する軟弾性物質またはワイヤ(図示されていない)が備えられていてもよい。ワイヤによって、マウスピース69または69´は、所望の形状、構成または位置へ、湾曲、組み立て、または成形されうる。そして、マウスピース69および/または69´をこのように調整した後において、マウスピース69および/または69´の当該所望の形状、構成または位置は保持される。銅線(絶縁されている銅線、あるいは、絶縁されていない銅線)は、例えば、以前の形状、方向、構成あるいは外形へ、ワイヤを保持する、戻す、あるいは、はね返すような、以前の形状、方向、構成あるいは外形についての構造上の記憶を本質的に有さない。銅は、展性の高い材料であり、一般に、付与された任意の形状を保持し、先のまたは以前の形状に復帰するまたは戻ることはない。また、特定の電磁環境および磁場環境、および/または、検査方法、に晒される患者と組み合わせて、該鼻カニューレが使用される傾向があることによって、銅は、鉄、鋼または他の強磁性材料よりも、望ましい軟弾性物質(dead soft material)でもある。
鼻カニューレ使用中に、ワイヤが、該カニューレから離脱、また遊離することがないよう、ワイヤは、第一および/または第二マウスピース69、69´とともに一体化された状態で形成されてもよいし、第一および/または第二マウスピース69および/または69´の長手方向に沿って延在するよう、一体化された内室内部に受容されてもよいし、第一および/または第二マウスピース69および/または69´の外側表面に対して、該マウスピースの長手方向長さ全体に沿って、接着、あるいは永久に固定または取り付け、されていてもよい。ワイヤは、通常、0.01インチから0.2インチほどの直径を有する。
第一および第二マウスピース69、69´のそれぞれは、約0.5インチから約2.5インチほどの曲率半径、より好ましくは、約0.75インチから約1.25インチほどの曲率半径を有する。該マウスピース69、69´の曲率半径は、製造されたカニューレおよび/またはその用途によって異なるが、通常は、マウスピース69および/または69´の自由端に形成された開口の患者の口の開口部への配置が容易となるように、選定される。第一および第二マウスピース69、69´のそれぞれは、その内側の通路77、79を規定し、該通路は、約0.006平方インチから約0.007平方インチの間である横断面積を有する流路を備える。
上述の改良されたカニューレおよびその使用方法については、本明細書に含まれている本発明の精神と範囲を逸脱することなく変更されてもよい。また、上述の説明または添付の図で示されたすべての内容については、本発明の概念を例示したものとして理解されなければならず、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、本明細書で説明される発明は、添付の請求項および適応できる先行技術のみによって限定されるべきものである。
(想像図で示された)患者に通常通りに装着され、ガス源(G)とガス分析装置(A)に接続された鼻カニューレの正面図である。 図1に示されたカニューレのフェイスピースの、背面図である。 図2の線および矢印3−3の線に沿った断面における、鼻カニューレ鼻孔部の部分断面図である。 図2の鼻カニューレの平面図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、マウスピースを備える、鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、マウスピースを備えるが、該鼻孔部にはいかなる第二開口をも有さない、鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対の一体化されたマウスピースを備えるが、該鼻孔部にはいかなる第二開口をも有さない、分割された鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対の一体化されたマウスピースを備えるが、該鼻孔部にはいかなる第二開口をも有さない、分割されていない鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対のマウスピースを備えると共に該鼻孔部に第二開口を有する、分割された鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対の一体化されたマウスピースと第二開口を備える鼻孔部とを有する、分割されていない鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対の分かれていて間隙を配して配置されたマウスピースを備えるが、該鼻孔部にはいかなる第二開口をも有さない、分割された鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対の分かれていて間隙を配して配置されたマウスピースを備えるが、該鼻孔部にはいかなる第二開口をも有さない、分割されていない鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対の分かれていて間隙を配して配置されたマウスピースと第二開口を備える鼻孔部とを有する、分割された鼻カニューレの概略図である。 患者の呼吸の特徴の監視を容易にする検出装置へ接続するための、一対の分かれていて間隙を配して配置されたマウスピースと第二開口を備える鼻孔部とを有する、分割されていない鼻カニューレの概略図である。

Claims (23)

  1. 鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法であって、
    少なくとも1つの鼻孔部を有する鼻カニューレを形成するステップであって、前記少なくとも1つの鼻孔部は、当該少なくとも1つの鼻孔部の遠位端に形成された第一吸気/排気口を備える、ステップと、
    患者の睡眠中に、該患者の呼吸の特徴を監視するための検出装置へ、前記鼻カニューレを連結するステップと、
    患者の睡眠中に、前記鼻孔部の少なくとも前記第一吸気/排気口を用いて、該患者の呼吸の特徴を検出するステップと、
    前記検出された患者の呼吸の特徴を評価のために検出装置に送信するステップと、を含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記鼻カニューレを、第一および第二管部を用いて前記検出装置へ連結するステップと、
    前記検出装置に向かう流路に沿って前記検出装置に向かう水蒸気を少なくともフィルタリングするフィルタを設けるステップと、をさらに含む特徴とする、請求項1に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。
  3. 患者の口と連通させるための第一マウスピースを有する前記鼻カニューレを設けるステップであって、前記第一マウスピースは前記鼻カニューレの内側の共通の内室と連通している、ステップを、さらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。
  4. 患者の口と連通させるための、一体化された、第一および第二のマウスピース、を有する前記鼻カニューレを設けるステップであって、前記第一のマウスピースは内室および第一の前記鼻孔部と連通しており、前記第二のマウスピースもまた、内室および第一の前記鼻孔部と連通している、ステップを、さらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。
  5. 請求項1に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法であって、
    第二の鼻孔部を備える前記鼻カニューレを設けるステップであって、前記第2の鼻孔部は、当該第二の鼻孔部の遠位端に形成された第一吸気/排気口を有する、ステップと、
    鼻カニューレの内室を、第一流路を備えた第一分室と、第二流路を備えた第二分室とに分けるステップであって、前記少なくとも1つの鼻孔部の第一吸気/排気口は、第一分室と連通すると共に、前記第二の鼻孔部の第一吸気/排気口は、第二分室と連通している、ステップと、
    前記第一分室と前記第一流路を用い、第一の機能を実施するステップと
    前記第二分室と前記第二流路を用い、別の第二の機能を実施するステップと、をさらに含むことを特徴とする、方法。
  6. 患者の口と連通させるための、分割され間隙を配して配置された、第一および第二のマウスピース、を備える鼻カニューレを設けるステップであって、前記第一のマウスピースは内室および前記少なくとも1つの鼻孔部と連通しており、、前記第二のマウスピースは内室および前記少なくとも1つの鼻孔部と連通している、ステップを、さらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。
  7. 患者の口と連通させるための、一体化された、第一および第二のマウスピース、を備える前記鼻カニューレを設けるステップであって、前記第一のマウスピースは第一分室と前記少なくとも1つの鼻孔部とに連通しており、、前記第二のマウスピースは第二分室と第二の鼻孔部と連通している、ステップを、さらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。
  8. 患者の口と連通させるための、分割され間隙を配して配置された、第一および第二のマウスピースと、
    該患者の鼻腔と連通させるための、分割され間隙を配して配置された、第一および第二の鼻孔部と、
    を備える前記鼻カニューレを設けるステップであって、
    前記第一のマウスピースは、第一分室と前記第一の鼻孔部とに連通し、前記第二のマウスピースは、第二分室と前記第二の鼻孔部とに連通している、ステップ
    を、さらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。
  9. 請求項1に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法であって、
    前記第一吸気/排気口から間隔をあけた前記少なくとも1つの鼻孔部における箇所に、少なくとも1つの第二吸気/排気口を設けるステップと、
    患者の睡眠中に、前記少なくとも1つの鼻孔部の前記第一吸気/排気口が、少なくとも部分的に閉塞した場合、前記少なくとも1つの鼻孔部の少なくとも1つの前記第二吸気/排気口を経由して、患者の呼吸の特徴を検出するステップと、をさらに含むことを特徴とする、方法。
  10. 請求項9に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法であって、
    第二の鼻孔部を備える前記鼻カニューレを設けるステップであって、前記第二の鼻孔部は、当該第二の鼻孔部の遠位端に形成された第一吸気/排気口を有する、ステップと、
    前記鼻カニューレの内室を、第一流路を備えた第一分室と、第二流路を備えた第二分室とに分けるステップであって、前記少なくとも1つの鼻孔部の第一吸気/排気口および第二吸気/排気口は、第一分室と連通すると共に、前記第二の鼻孔部の第一吸気/排気口は、第二分室と連通している、ステップと、
    前記第一分室と前記第一流路を用い、第一の機能を実施するステップと
    前記第二分室と前記第二流路を用い、別の第二の機能を実施するステップと、をさらに含むことを特徴とする、方法。
  11. 前記第二の鼻孔部に少なくとも1つの第二吸気/排気口を設けるステップであって、前記第二の鼻孔部の前記第二吸気/排気口は、前記第二分室と連通している、ステップ、をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法。
  12. 請求項10に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法であって、
    患者の口と連通させるための、一体化された、第一および第二のマウスピースと、
    該患者の鼻腔と連通させるための、分割され間隙を配して配置された、第一および第二の鼻孔部と、
    を備える前記鼻カニューレを設けるステップであって、
    前記第一のマウスピースは、第一分室と前記第一の鼻孔部とに連通し、前記第二のマウスピースは、第二分室と前記第二の鼻孔部とに連通している、ステップ
    を、さらに含むことを特徴とする、方法。
  13. 請求項10に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法であって、
    患者の口と連通させるための、分割され間隙を配して配置された、第一および第二のマウスピースと、
    該患者の鼻腔と連通させるための、分割され間隙を配して配置された、第一および第二の鼻孔部と、
    を備える前記鼻カニューレを設けるステップであって、
    前記第一のマウスピースは、前記第一分室と前記第一の鼻孔部とに連通し、前記第二のマウスピースは、前記第二分室と前記第二の鼻孔部とに連通している、ステップ
    を、さらに含むことを特徴とする、方法。
  14. 請求項10に記載の鼻カニューレを装着した患者の呼吸を監視する方法であって、
    a)該患者の鼻腔へ治療用ガスを供給すること、
    b)該患者から排出された放出ガスのサンプリングまたは抜き取りを実行すること、
    c)該患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングすること、
    d)該患者の呼吸の特徴を監視または検出すること、
    e)呼吸中の該患者の呼吸気圧力波および呼吸気流、
    f)該患者の呼吸中における鼻腔内の圧力変化を検出すること、
    のうち、少なくとも1つの機能を実施するステップを更に含むことを特徴とする、方法。
  15. 患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、前記カニューレは、
    患者の鼻近傍に配置するための細長い中空体と、
    予め定めた長さを有する第一の鼻孔部であって、前記第一の鼻孔部における第一の遠位自由端には第一吸気/排気口が設けられ、前記第一の鼻孔部は鼻における第一の鼻通路内に受容される大きさを有しており、前記第一の鼻孔部における第二の端は内室へ接続されており、前記第一の鼻孔部は前記内室と連通する少なくとも一つの第二吸気/排気口を有している、第一の鼻孔部と、
    予め定めた長さを有する第二の鼻孔部であって、前記第二の鼻孔部における第一の遠位自由端には第一吸気/排気口が設けられ、前記第二の鼻孔部は鼻における第二の鼻通路内に受容される大きさを有しており、前記第二の鼻孔部における第二の端は内室へ接続されており、該第二の鼻孔部は前記内室と連通する少なくとも一つの第二吸気/排気口を有している、第二の鼻孔部と、
    を備え、
    前記鼻カニューレは、該患者の睡眠中に、患者の呼吸の特徴を監視するための検出装置へ連結され、
    該患者の睡眠中に、少なくとも前記第一および第二の鼻孔部のうちの一方における少なくとも前記第一吸気/排気口を用いて、患者の呼吸の特徴を検出し、
    前記第一および第二の鼻孔部のうちの一方における前記第一吸気/排気口が、少なくとも部分的に閉塞した場合に、前記第一および第二の鼻孔部のうちの少なくとも一方における少なくとも1つの前記第二吸気/排気口を用いて、前記患者の呼吸の特徴を検出する、ことを特徴とする、鼻カニューレ。
  16. 請求項15に記載の患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、前記鼻カニューレは、第一および第二管部を用いて前記検出装置へ連結され、フィルタが、前記第一および第二管部に沿って水蒸気が前記検出装置の方向へ流入することを防ぐことを特徴とする、鼻カニューレ。
  17. 請求項15に記載の患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、該患者の口と連通させるためのマウスピースが前記鼻カニューレに接続されており、前記マウスピースは前記鼻カニューレにおける共通の内室に連通していることを特徴とする、鼻カニューレ。
  18. 請求項15に記載の患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、患者の口と連通させるための第一および第二のマウスピースの両方が、前記内室と、前記第一および第二の鼻孔部と、に連通していることを特徴とする、鼻カニューレ。
  19. 請求項15に記載の患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、
    前記鼻カニューレの前記内室は、第一流路を備えた第一分室と、第二流路を備えた第二分室とに分けられており、
    前記第一の鼻孔部の第一吸気/排気口および第二吸気/排気口は、第一分室に連通すると共に、前記第二の鼻孔部の第一吸気/排気口および第二吸気/排気口は、第二分室に連通しており、
    第一の機能が前記第一分室と前記第一流路とを用いて実行可能であり、
    別の第二の機能が前記第二分室と前記第二流路とを用いて実行可能であることを特徴とする、鼻カニューレ。
  20. 請求項15に記載の患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、
    前記鼻カニューレは、該患者の口と連通させるための、分割され間隙を配して配置された、第一および第二のマウスピースを有し、
    前記第一のマウスピースは、前記第一の鼻孔部の前記第一吸気/排気口および第二吸気/排気口と、前記第一分室とに連通し、前記第二のマウスピースは、前記第二の鼻孔部の前記第一吸気/排気口および第二吸気/排気口と、前記第二分室とに連通していることを特徴とする、鼻カニューレ。
  21. 請求項15に記載の患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、
    前記鼻カニューレは、該患者の口と連通させるための、一体化された、第一および第二のマウスピースを有し、
    前記第一のマウスピースは、前記第一の鼻孔部の前記第一吸気/排気口および第二吸気/排気口と、前記第一分室とに連通し、前記第二のマウスピースは、前記第二の鼻孔部の前記第一吸気/排気口および第二吸気/排気口と、前記第二分室とに連通していることを特徴とする、鼻カニューレ。
  22. 請求項15に記載の患者の呼吸を監視する鼻カニューレであって、前記第一の機能および第二の機能のそれぞれが、
    a)該患者の鼻腔へ治療用ガスを供給すること、
    b)該患者から排出された放出ガスのサンプリングまたは抜き取りをすること、
    c)該患者の呼気中の終末呼気CO2をサンプリングすること、
    d)該患者の呼吸の特徴を監視または検出すること
    e)呼吸中の該患者の、呼吸気圧力波および呼吸気流を監視または検出すること
    f)該患者の呼吸中における鼻腔内の圧力変化を検出すること、
    のうちの1つを有することを特徴とする、鼻カニューレ。
  23. 請求項16に記載の患者の呼吸を監視するための鼻カニューレであって、前記検出装置は、睡眠診断期間中に取得された、呼吸気圧力波および呼吸気流の計測値情報を入力するための、睡眠ポリグラフ計に電気的に接続されていることを特徴とする、鼻カニューレ。
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