JP2019216498A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動基板とモータの巻線とを接続するためのコネクタの耐振性を向上する。【解決手段】内部コネクタ34には、製品の組み付け時に保持部41に塗布された接着剤42が毛細管現象により吸い上げられる貫通孔43が形成されている。これにより、貫通孔43に吸い上げられた接着剤42のリベット形状により内部コネクタ34がベースに掛止めされ、接着面積の向上と掛止効果との相乗効果により耐振性の向上を図ることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
例えば電動バルブタイミング調整装置(E−VCT(Variable Cam Timing))は、位相調整機構とモータ制御装置とから構成されている。モータ制御装置は、モータと、駆動装置(以下、EDU(Electronic Driver Unit)と称する)とから構成されている。モータとEDUとは、EDU基板に搭載されたコネクタにより電気的に接続されている。
上記コネクタはEDU基板に片持ち支持されてEDU基板からはみ出していることから、エンジンの回転や走行時の振動により激しく振られる。そこで、コネクタの耐振性を確保するためにコネクタを筐体に例えば熱硬化性接着剤により接着固定している(特許文献1参照)。熱硬化性接着剤は、塗布時は液体だが組み付け時に熱硬化させることで固体となりコネクタが筐体に接着固定される。
特開2018−7417号公報
ところで、熱硬化前の接着剤は液状で流動性を有していることから、筐体においてコネクタに対向する部位に壁部で囲繞された保持部を陥没形成し、その保持部に接着剤を塗布するようにしている。保持部に塗布された接着剤は流出しないように保持されるので、EDU基板を筐体に組み付けると、保持部に塗布された接着剤がコネクタに接着する。その状態で接着剤を加熱して熱硬化させると、コネクタを筐体に接着固定することができる。
ここで、コネクタの耐振設計としては、コネクタと筐体との接着面積が重要になってくるが、現状の製品では、必要な接着面積に対して余裕度が全くなく、また筐体サイズ要件や組み付け時の設備要件により接着剤の量を増やすこともできないのが実情である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、駆動基板とモータの巻線とを接続するためのコネクタの耐振性を向上することができるモータ制御装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、製品の組み付け時に保持部(41)に供給された接着剤(42)にコネクタ(34)が押し付けられると、毛細管現象により接着剤が貫通孔(43)の一方の開口部(43a)から吸い上げられて他方の開口部(43b)から溢れ出る。これにより、接着剤が硬化した状態では、接着剤によりコネクタが筐体に掛り止めされるので、接着面積が増大して接着強度を高めることができる。
第1実施形態における内部コネクタの縦断側面図 モータ制御装置を概略的に示す縦断面図 モータ制御装置及びモータの斜視図 モータ制御装置の平面図 内部コネクタの平面図 管の内径と液面の上昇高さとの関係を示す図 貫通孔の縦断側面図 貫通孔の形成位置を示す内部コネクタの平面図 貫通孔の縦断側面図 変形例を示す貫通孔の縦断側面図(その1) 変形例を示す貫通孔の縦断側面図(その2)
バルブタイミング調整装置に適用した一実施形態について図面を参照して説明する。
図2に示すバルブタイミング調整装置1は、車両において内燃機関の図示しないクランク軸からカム軸2へクランクの回転を伝達する回転伝達系に設けられている。カム軸2は、図示しない吸気弁をクランクの回転に応じて開閉する。バルブタイミング調整装置1は、クランクの回転に対してカム軸2を進角または遅角させるように制御する機能を有する。
バルブタイミング調整装置1は、位相調整機構3とモータ制御装置4とから構成されている。位相調整機構3は、クランクと連結された図示しないチェーンにより回転される一方、その回転をモータ制御装置4により進角または遅角した状態でカム軸2に伝達する。バルブタイミング調整装置1については、本出願人による特開2015−203392号公報に開示された構成と基本的に同一であることから、図1では位相調整機構3を簡略化して図示しており詳細な説明は省略する。
モータ制御装置4について説明する。
モータ制御装置4は、モータ5と駆動装置(EDU:Electronic Driver Unit)6とから構成された機電一体製品であり、内燃機関のチェーンケースなどの静止部位に取り付けられる。
モータ5はブラシレスの永久磁石型同期モータであり、図3にも示すように、モータハウジング7、ベース8、軸受9,10、モータ軸11、ロータ12、センサマグネット13、ステータ14から構成されている。
モータハウジング7は例えば鉄製であり、フランジを有した扁平容器状に形成されている。ベース8は例えばアルミニウム製であり、モータハウジング7の開口部を閉鎖するように固定される。モータハウジング7とベース8とによりモータ5の筐体が構成されており、その内部に各部品が組み付けられることでモータ5が構成されている。
モータ軸11の先端部はモータハウジング7から外部に突出しており、位相調整機構3に連結されている。具体的には、モータ軸11の先端部には孔15が形成されており、その孔15にピン16を挿通させることでジョイント17がモータ軸11の先端に組み付けられている。このジョイント17は、モータ制御装置4を位相調整機構3にフレキシブルに連結するためのものである。モータハウジング7には開口部18が形成されており、その開口部18に環状のシール19が被着されることでモータ5内への防水が図られている。
ロータ12はモータ軸11に一体に設けられており、ロータ磁束の主体となる永久磁石20、永久磁石20が発する磁束を整流する2枚の固定板21,22、永久磁石20の円周面上に設けられた1つまたは複数の永久磁石23から構成されている。永久磁石23は、ロータ磁束の補助と整流を担う機能を発揮する。
センサマグネット13はロータ12においてベース8と対向する面に固定されており、ベース8と対向する極性が所定角度毎に切り替わるように設けられている。
ステータ14はモータハウジング7に位置決め状態で収納されており、内周側に突出した複数のティース部24aを有した環状のステータコア24、ティース部24aに樹脂ボビン25を介して巻回されたステータ巻線26から構成されている。ステータ巻線26はモータ5のU,V,Wの各相に対応して設けられており、中性点を形成するためのターミナル27を介して互いに電気的に接続されている。ステータ14は、ステータ巻線26に駆動電流が供給されることで回転磁界を発生する。
駆動装置6は、上述したベース8に加えてカバー28及びEDU基板29(駆動基板に相当)から構成されている。カバー28は例えば鉄製であり、ベース8及びカバー28により駆動装置6の筐体が構成されている。
EDU基板29は、図4に示すように、ベース8にネジ30により固定されている。EDU基板29には、モータ5を駆動するためのインバータ回路を構成する複数の部品が実装されている。部品としては、MOSFET、駆動IC、コイル、コンデンサなどである。
EDU基板29に裏面には、図2に示すようにホール素子31が搭載されている。ベース8には窓部32が形成されており、その窓部32にホール素子31が位置してセンサマグネット13に対向している。ホール素子31は、センサマグネット13の回転位置を検出して検出信号を駆動ICに出力する。
駆動ICは、各ホール素子31の検出信号に基づき、ロータ12の回転位置を検出する。また、駆動ICは、図示しないECUから、モータ5の回転方向及び回転数を指示する信号を取得し、この指示信号と上記回転位置とに基づいて、各MOSFETのゲート駆動信号を生成して出力する。
EDU基板29には、図4に示すように、図示しないECUとの接続用の外部コネクタ33、及びモータ5との接続用の内部コネクタ34が搭載されている。
外部コネクタ33はベース8から外部を臨んでおり、図示しないECUから出力されたモータ5の指示信号をEDU基板29に出力する。また、EDU基板29から出力されたダイアグ信号や、モータ5の実回転数及び実回転方向を示す信号を上記ECUに出力する。EDU基板29は、外部コネクタ33を介して電源が供給される。
内部コネクタ34は、インバータ回路の三相に対応した3個の端子35をコネクタハウジング36にインサート成型して形成されている。図5に示すように、図示上方の側面から端子35の基端部35aが突出し、図示下方の側面から先端部35bが突出している。内部コネクタ34は、端子35の基端部35aがEDU基板29に固定されることでEDU基板29に片持ち支持されている。ベース8には窓部37が形成されており、端子35の先端部35b側は窓部37を介してモータ5側に対向している。モータ5のステータ巻線26の各端部26aは、窓部37を通過した状態で端子35の先端部35bと熱かしめされている。これにより、インバータ回路の三相出力線とモータ5のステータ巻線26とが電気的に接続されている。
ここで、内部コネクタ34の上面には肉盗み穴38が複数形成されている。本実施形態では、肉盗み穴38を端子35が位置する部位に形成することで内部コネクタ34の強度を確保するようにしている。また、内部コネクタ34の下面(接触面に相当)には穴部39が複数形成されている。この穴部39は、インサート成型時に金型内において端子35を支持するためのボスに対応するものである。本実施形態では、肉盗み穴38の下方となる下面に穴部39が形成されているが、肉盗み穴38と対応しない部位に穴部39を形成するようにしても良い。
さて、上述したように内部コネクタ34はEDU基板29に片持ち支持されており、エンジンの回転や走行時の振動により大きく振られることから、内部コネクタ34をベース8に例えば一液性の熱硬化タイプのシリコーン接着剤(以下、接着剤と称する)42により接着固定している。
熱硬化前の接着剤42は液状で流動性を有していることから、ベース8に塗布した接着剤42が流れ出さないようにベース8に壁部40で囲繞された保持部41を陥没形成し、その保持部41に接着剤42を塗布することで保持するようにしている。この場合、内部コネクタ34がベース8に接触した状態ではEDU基板29において内部コネクタ34の固定箇所に無理な力が作用する恐れがあることから、EDU基板29に無理な力が作用しないように内部コネクタ34と保持部41との間に僅かな隙間が存するように設計している。
ところで、内部コネクタ34は、エンジンの回転や車両の走行による振動により激しく振られるものの、従来の内部コネクタ34に対する接着面積が少ないことから、ベース8に対する内部コネクタ34の接着力の向上が望まれている。
このような事情から、本実施形態では、図1に示すように、内部コネクタ34の上面に形成されている肉盗み穴38の底面に内部コネクタ34の下面に連通する貫通孔43を形成するようにした。つまり、貫通孔43の一方の開口部43aは内部コネクタ34の下面に設けられ、他方の開口部43bは肉盗み穴38の底面に設けられている。貫通孔43の他方の開口部43bの周縁部にはザグリ部44が形成されている。
製品組み付け時にディスペンサにより保持部41に接着剤42を塗布し、EDU基板29をベース8にネジ止めすると、内部コネクタ34が接着剤42に押し付けられる。すると、接着剤42が毛細管現象により貫通孔43に吸い上げられてザグリ部44に溢れ出る。図1に示すように、貫通孔43から溢れ出た接着剤42は表面張力でリベット形状になるので、ヒータにより熱硬化させると、内部コネクタ34はあたかもリベットでベースに掛り止めされた形態となる。
本実施形態では、内部コネクタ34に成されている肉盗み穴38に連通するように貫通孔43を形成したので、その貫通孔43の高さ寸法の代表値は1.6mmとなる。この場合、接着剤の粘度を50mPa・s@25℃とすると、接着剤42が毛細管現象により上昇可能な内径の大きさは次のように規定される。
即ち、貫通孔43の高さ寸法の代表値を1.6mmとすると、図6に示すように貫通孔43の内径よる吸い上げ高さは貫通孔43の内径と関係にあることが分る。よって、貫通孔43の高さ寸法の代表値を1.6mmとした場合は、図5に示すように貫通孔43の内径はφ2以下に設定する必要があるが、貫通孔43の樹脂成型性を考慮するとΦ1〜Φ2とするのが望ましい。
貫通孔43の穴上部のザグリ部44の形状としては、図7に示すように貫通孔43の開口部43bの周縁部に面取部45を施すのが望ましい。つまり、毛細管現象により吸い上げられた接着剤42は、穴が急激に広がると表面張力により留まり液面上昇が不十分となるため、リベット形状が形成できない場合が想定できる。そこで、貫通孔43の開口部43bの内径を徐々に大きくするように面取部45を施すことでリベット形状を形成し易くなることを期待できる。
さて、内部コネクタ34はEDU基板29に対して機械的接続部(はんだ接続部)により片持ち支持されていることから、その部位から離間する先端となるほど振動による影響を受け易くなる。したがって、振動を抑制するのに好適な穴配置とすると共にコネクタ幅に対し均等かつ多く配置することが望ましい。
内部コネクタ34にあける貫通孔43の位置、個数、レイアウト、大きさについて耐振性への影響を検討する。
(1)貫通孔43の位置の効果は図8中に貫通孔43に続く括弧内に示すA<B<C<D<E<Fである。
即ち、EDU基板29における内部コネクタ34の機械的接合部から離れるほど振動変位も大きくなるため、振動変位が大きい箇所の接着面積を増やし耐振性を向上することができる。
(2)個数の効果は多いほど大きい。
即ち、貫通孔43の数が多いほど接着面積が増えるため、耐振性を向上することができる。
(3)レイアウト
本実施形態では、貫通孔43を肉盗み穴38に連通するように形成しているので、内部コネクタ34の形状を変更しない前提とすると、貫通孔43を形成可能なレイアウトパターンが図8に示すのみとなり、検討を省略する。
(4)リベット形状による係止効果は、リベット形状がほぼ同一であることから、内径の大きさによる影響はほとんどない。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
内部コネクタ34には、製品の組み付け時に保持部41に塗布された接着剤42を毛細管現象により吸い上げ可能な貫通孔43が形成されているので、貫通孔43に吸い上げられた接着剤42のリベット形状により内部コネクタ34がベース8に掛止めされ、接着面積の向上と掛止効果との相乗効果により耐振性の向上を図ることができる。
内部コネクタ34の肉盗み穴38に連通する貫通孔43を形成するようにしたので、内部コネクタ34の形状を大幅に変更することなく接着剤42に対して毛細管現象を発揮させることが可能な貫通孔43を形成することができる。
内部コネクタ34は械的接続部により片持ち支持されているので、その部位から離間するほど振動による影響を受けやすく、そこの振動を抑制することで効果が大きくなる。そこで、内部コネクタ34に設ける貫通孔43の配置を機械的接続部から遠くに設けることで耐振性を向上することができる。
内部コネクタ34は長尺形状をしているので、一方の端面を接着固定するだけではなく両端を固定することで耐振効果が大きくなる。また、貫通孔43の数が多いほど掛り止めの効果が増大するので、貫通孔43のコネクタの長手方向に対して均等かつ多く配置することで耐振性を向上することができる。
毛細管現象を利用して接着剤42を吸い上げているので、内部コネクタ34に設ける貫通孔43の穴径は小さいほど接着剤42の吸い上げ高さを大きくすることができる。内部コネクタ34の厚さと成型性、吸い上げやすさを考慮すると、Φ1〜Φ2が適切である。
貫通孔43により接着剤42を吸い上げることにより接着剤42のはみ出しを抑制可能となる副次的効果を期待でき、端子35の先端部35aへの接着剤42の付着を回避できる。
尚、図9に示すように、内部コネクタ34の下面に位置する貫通孔43の一方の開口部43aにも面取部を形成するようにしても良い。この場合、貫通孔43の開口部の表面張力による接着剤42の吸い上げ力の向上を期待することができる。
(その他の実施形態)
貫通孔43の形状としては、図10に示すように中間で折曲したくの字形状としたり、図11に示すように中間で分岐したY字形状としたりしても良い。Y字形状とした場合は掛り止めが2カ所となるので、掛り止め効果を高めることができる。また、くの字形状やY字形状とした場合、貫通孔43の高さ寸法が毛細管現象による接着剤42の吸い上げ可能高さを上回る寸法であっても掛り止め形状を形成することができる。この場合、貫通孔43の水平方向の断面積が一定となるように形成するのが望ましい。つまり、毛細管現象により吸い上げられた接着剤42は、穴が急激に広がると表面張力により留まり液面上昇しにくくなり、安定的にリベット形状が形成できないことから、水平方向の貫通孔43の断面積を一定とすることで掛り止め形状を安定的に形成することができる。
貫通孔43の断面形状は円形に限定されることなく、楕円形状や多角形状であっても良い。
本開示は、実施形態に準拠して記述されたが、本開示は当該実施形態や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、4はモータ制御装置、5はモータ、7はモータハウジング(筐体)、8はベース(筐体)、29はEDU基板(駆動基板)、34は内部コネクタ(コネクタ)、35は端子、35aは基端部、35bは先端部、36はコネクタハウジング、38は肉盗み穴、41は保持部、42は接着剤、43は貫通孔、44はザグリ部、45は面取部である。

Claims (8)

  1. モータ(5)と、
    前記モータの筐体(7、8)と、
    前記筐体に設けられ、前記モータを駆動する駆動基板(29)と、
    前記筐体において前記駆動基板に対向した部位に設けられ、供給された液状の接着剤(42)が流出しないように保持する保持部(41)と、
    前記駆動基板に端子(35)の基端部(35a)が固定されることで前記駆動基板に片持ち支持された状態で前記接着剤により前記筐体に接着固定されると共に、前記端子の先端部(35b)に前記モータの巻線が接続されることで前記駆動基板と前記モータとを電気的に接続するコネクタ(34)と、
    前記コネクタを貫通するように設けられ、一方の開口部(43a)が前記コネクタにおける前記接着剤との接触面に位置し、他方の開口部(43b)が前記接触面以外の部位に位置する貫通孔(43)と、を備え、
    前記貫通孔は、製造組み付け時に毛細管現象により前記接着剤が前記一方の開口部から吸い上げられて前記他方の開口部から溢れ出ることが可能な形状に形成されているモータ制御装置。
  2. 前記他方の開口部は、前記コネクタのハウジング(36)に形成されている肉盗み穴(38)に設けられている請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記貫通孔は、前記他方の開口部の周縁部にザクリ部(44)が設けられている請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記貫通孔は、前記他方の開口部の周縁部に面取部(45)が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記貫通孔は、中間部が分岐した分岐形状である請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
  6. 前記貫通孔は、前記コネクタの先端に近接して設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
  7. 前記貫通孔は、前記コネクタの長手方向に均等ピッチに配置されている請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
  8. 前記接着剤は、熱硬化前の粘度が50mPa・s@25℃以下であり、
    前記貫通孔は、高さ方向の長さが1.6mm以下且つ直径がΦ2以下である請求項1から7のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
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