JP2019215715A - 情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム - Google Patents

情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019215715A
JP2019215715A JP2018112677A JP2018112677A JP2019215715A JP 2019215715 A JP2019215715 A JP 2019215715A JP 2018112677 A JP2018112677 A JP 2018112677A JP 2018112677 A JP2018112677 A JP 2018112677A JP 2019215715 A JP2019215715 A JP 2019215715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
change
information
improvement rate
operation data
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018112677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7084218B2 (ja
Inventor
河野 貴之
Takayuki Kono
貴之 河野
健司 ▲高▼尾
健司 ▲高▼尾
Kenji Takao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2018112677A priority Critical patent/JP7084218B2/ja
Priority to CN201910488843.3A priority patent/CN110597190A/zh
Priority to US16/433,279 priority patent/US10921786B2/en
Priority to DE102019004046.5A priority patent/DE102019004046A1/de
Publication of JP2019215715A publication Critical patent/JP2019215715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7084218B2 publication Critical patent/JP7084218B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/4155Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by programme execution, i.e. part programme or machine function execution, e.g. selection of a programme
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/4185Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM] characterised by the network communication
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/23Updating
    • G06F16/2358Change logging, detection, and notification
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/31From computer integrated manufacturing till monitoring
    • G05B2219/31082NDDS network data delivery service, producers and consumers model
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/31From computer integrated manufacturing till monitoring
    • G05B2219/31457Factory remote control, monitoring through internet
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32398Operator controls setting, changing of setting, of different machines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

【課題】サービス事業者の提案に基づいて制御パラメータが変更された場合に、当該変更に基づくプラントの稼働状態の改善効果を容易に把握できるようにする。【解決手段】プラントネットワーク入口装置300は、プラント設備320の制御パラメータを変更するための変更情報を変更実施装置210から受信するように構成された変更情報受信部と、変更情報を、プラント設備320に送信するように構成された変更情報送信部と、変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データである変更前稼働データと、変更がなされた時刻より後の稼働データである変更後稼働データとを取得するように構成された稼働データ取得部と、変更前稼働データ及び変更後稼働データに基づいて、変更前後における稼働状態の改善率を演算するように構成された改善率演算部と、改善率を変更実施装置210に送信するように構成された改善率送信部と、を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラムに関する。
発電プラントなどのプラントでは、プラント設備(ガスタービン、発電機等)の稼働状態を変更するために、当該プラント設備に適用される制御パラメータの変更が行われる。従来のプラントでは、現地に派遣されたサービス事業者のサービス員が、プラント管理者等の確認を取りながら、プラント設備に適用する制御パラメータの変更を行っていた。このため、プラント設備の稼働状態を変更する作業は、時間やコストがかかる作業であった。このことから、プラント設備の稼働状態の変更、つまり、プラント設備に適用する制御パラメータの変更や調整を、インターネットなどの広域通信ネットワークを利用して遠隔地から行うことが望まれている。
特許文献1には、複数の制御プログラムを使い分けるようになっているプラント制御システムについて、ユーザ側の設備投資上の危険性を低減できるようにするプラント制御システムが開示されている。
特許第5118373号公報
サービス事業者は、顧客であるプラント管理者に対し、プラントの稼働状態を把握した上で制御パラメータの変更(見直し)を提案し、プラント管理者から当該提案(サービス)の対価の支払いを求めようとする。しかし、プラント管理者に対し、単に、制御パラメータの変更提案を提示するのみでは、プラント管理者は、当該変更に基づいてどれだけの改善効果を得られるかを把握することができない。そのため、サービス事業者は、顧客に対して提供したサービスの対価の支払いを受けることについて、プラント管理者からの理解を得ることが難しい場合があった。
本発明の少なくとも一実施形態は上述の事情に鑑みなされたものであり、サービス事業者の提案に基づいて制御パラメータが変更された場合に、当該変更に基づくプラントの稼働状態の改善効果を容易に把握可能な情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、情報中継装置は、プラント設備と外部装置との間で情報を中継するように構成された情報中継装置であって、前記プラント設備の制御パラメータを変更するための変更情報を前記外部装置から受信するように構成された変更情報受信部と、前記変更情報を、前記プラント設備に送信するように構成された変更情報送信部と、前記変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データである変更前稼働データと、前記変更がなされた時刻より後の稼働データである変更後稼働データとを取得するように構成された稼働データ取得部と、前記変更前稼働データ及び前記変更後稼働データに基づいて、変更前後における稼働状態の改善率を演算するように構成された改善率演算部と、前記改善率を前記外部装置へ送信するように構成された改善率送信部と、を備える。
また、本発明の第2の態様によれば、上述の情報中継装置は、更に、前記プラント設備から、制御パラメータの変更が完了したことを示す変更完了情報を受信するように構成された変更完了情報受信部と、前記変更完了情報を前記外部装置へ送信するように構成された変更完了情報送信部と、を更に備えるものであってよい。
また、本発明の第3の態様によれば、前記改善率送信部は、自装置の署名を付して前記改善率を送信するように構成されたものであってよい。
また、本発明の第4の態様によれば、遠隔サービスシステムは、上述の情報中継装置と、分散型台帳システムと、前記外部装置であって、前記分散型台帳システムに対し新たな情報の登録の要求を送信するように構成された端末装置と、を備えるものであってよい。
また、本発明の第5の態様によれば、前記分散型台帳システムは、前記端末装置から前記改善率の登録の要求を受信した場合に、当該改善率に応じて定まる課金額を算出する課金額演算部と、前記課金額の算出結果を登録する登録部と、を備えるものであってよい。
また、本発明の第6の態様によれば、前記分散型台帳システムは、前記端末装置から前記改善率の登録の要求を受信した場合に、当該改善率に紐づく情報に基づいて、前記変更情報の登録者を特定するように構成された変更要求者特定部を更に備え、前記課金額登録部は、前記登録者の属性が所定の属性であった場合にのみ、前記課金額の算出結果を登録するように構成されたものであってよい。
また、本発明の第7の態様によれば、情報中継方法は、プラント設備と外部装置との間で情報を中継する情報中継方法であって、前記プラント設備の制御パラメータを変更するための変更情報を前記外部装置から受信するステップと、前記変更情報を、前記プラント設備に送信するステップと、前記変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データである変更前稼働データと、前記変更がなされた時刻より後の稼働データである変更後稼働データとを取得するステップと、前記変更前稼働データ及び前記変更後稼働データに基づいて、変更前後における稼働状態の改善率を算出するステップと、前記改善率を前記外部装置へ送信するステップと、を有する。
また、本発明の第8の態様によれば、プログラムは、プラント設備と外部装置との間で情報を中継する情報中継装置のコンピュータに、前記プラント設備の制御パラメータを変更するための変更情報を前記外部装置から受信するステップと、前記変更情報を、前記プラント設備に送信するステップと、前記変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データである変更前稼働データと、前記変更がなされた時刻より後の稼働データである変更後稼働データとを取得するステップと、前記変更前稼働データ及び前記変更後稼働データに基づいて、変更前後における稼働状態の改善率を算出するステップと、前記改善率を前記外部装置へ送信するステップと、を実行させる。
上述の発明の各態様によれば、サービス事業者の提案に基づいて制御パラメータが変更された場合に、当該変更に基づくプラントの稼働状態の改善効果を容易に把握できる。
第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係るプラント制御システムの構成を示す図である。 第1の実施形態に係るプラントネットワーク入口装置のハードウェア構成及び機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係る変更実施装置及びブロックチェーンの機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの処理シーケンスを示す図である。 第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの処理で使用する各種データの例を示す図である。 第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの処理で使用する各種データの例を示す図である。 第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの処理で使用する各種データの例を示す図である。 第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの処理で使用する各種データの例を示す図である。 第2の実施形態に係る変更実施装置及びブロックチェーンの機能構成を示す図である。 第2の実施形態に係る変更実施装置の処理フローを示す図である。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係るプラントネットワーク入口装置、及び、これを備える遠隔サービスシステムについて、図1〜図9を参照しながら説明する。
(遠隔サービスシステムの全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの全体構成を示す図である。
図1に示す遠隔サービスシステム1は、発電プラント3内に配置されたプラント設備320の稼働状態の変更や調整を、遠隔地から行うシステムである。
遠隔サービスシステム1は、変更要求装置100と、変更確認装置200と、変更実施装置210と、プラントネットワーク入口装置300と、ブロックチェーン20と、を有して構成される。
変更要求装置100、変更確認装置200、変更実施装置210、及び、プラントネットワーク入口装置300は、一般的な広域通信ネットワーク(例えば、インターネット回線)を通じて、通信可能に接続されている。
また、後述するように、変更要求装置100、変更確認装置200、及び、変更実施装置210は、複数のノードからなるブロックチェーン20に対し、新たな情報の登録の要求(トランザクションの送信)を行うための端末装置として機能する。
ブロックチェーン20は、分散型台帳システムの一態様である。
ブロックチェーン20は、登録対象とするデータを含むトランザクションを時々刻々と受け付けるとともに、当該受け付けたトランザクションを纏めて「ブロック」を生成する。ブロックチェーン20は、生成したブロックのハッシュ値を用いて、次に生成されるブロックを繋ぎ合わせて管理する。ブロックチェーン20に新たに登録されるブロックは、以前に登録されたブロックのハッシュ値を通じて時系列に繋がる。そのため、ブロックチェーン20に登録されたデータを矛盾なく改ざんするためには、当該データを含むブロックに繋がる全ての他のブロックを書き換えなければならない。これに加え、あるブロックを登録した一つのノードは、当該ブロックを直ちに他の複数のノードそれぞれに転送して共有する。そして、各ノードは、自身に登録されているブロックの正当性を相互チェックする。このような仕組みにより、ブロックチェーン20に登録されたデータは、第三者による改ざんが極めて困難となる。
第1の実施形態に係るブロックチェーン20は、3つのノードから構成されるとともに、各ノードは、後述するサービス事業者S、変更内容確認者C、変更実施者Iによってそれぞれ所有、管理される。
なお、他の実施形態においては、この態様に限定されず、ブロックチェーン20は、さらに多くのノードを有して構成されてもよい。また、ブロックチェーン20のノードには、クラウドコンピューティングシステムに組み込まれたデータサーバ装置が含まれてもよい。
また、他の実施形態に係るブロックチェーン20は、構成するノードが全てクラウド上で構成され、クライアント−サーバー方式の接続方法で各端末装置から利用される態様であってもよい。
なお、以下の説明においては、ブロックチェーン20を構成する各ノードを特定せず、ブロックチェーン20の全体が、1つのデータサーバ装置として機能するものとして説明する。
変更要求装置100、変更確認装置200、及び、変更実施装置210は、それぞれ、遠隔サービスシステム1を利用する利用者によって操作される端末装置である。
変更要求装置100は、サービス事業者Sが操作する端末装置である。「サービス事業者S」とは、例えば、発電プラント3に設置されたプラント設備320の製造メーカ等である。サービス事業者Sは、単にプラント設備を製造、販売するだけでなく、当該プラント設備を実際に管理、運用するプラント管理者(後述する変更内容確認者C)に対し、現状のプラント設備の稼働状態の改善を提案するサービスを提供する。これにより、サービス事業者Sは、プラント管理者から、当該サービスの対価の支払いを受ける。
サービス事業者Sは、プラント管理者が管理するプラント設備320の現状の稼働データを確認して、プラント管理者に対しプラント設備320の稼働状態の改善を提案する。この場合、具体的には、サービス事業者Sは、変更要求装置100を操作して、プラント設備320に新たに適用しようとする制御パラメータを入力する。変更要求装置100は、入力された、新たに適用しようとする制御パラメータを示す情報(以下、「変更情報」とも記載する。)をブロックチェーン20に登録する。
変更確認装置200は、変更内容確認者Cが操作する端末装置である。「変更内容確認者C」とは、例えば、発電プラント3内に設置されたプラント設備320を管理、運用するプラント管理者である。変更内容確認者Cは、変更確認装置200を通じて、サービス事業者Sからの提案内容を確認する。「サービス事業者Sからの提案内容」とは、即ち、変更要求装置100を通じてブロックチェーン20に登録された変更情報である。そして、変更内容確認者Cは、サービス事業者Sからの提案内容がプラント設備320に対して問題なく適用することができるものであることを確認した場合に、変更確認装置200を操作して、当該提案内容を承認する手続きを行う。
変更確認装置200は、変更内容確認者Cから提案内容を承認する手続きに係る操作を受け付けると、サービス事業者Sの提案内容を承認することを示す承認情報を、その提案内容を示す変更情報に紐付けてブロックチェーン20に登録する。
変更実施装置210は、変更実施者Iが操作する端末装置である。「変更実施者I」とは、例えば、発電プラント3内に設置されたプラント設備320を実際に稼働させる現場担当者である。変更実施者Iは、変更実施装置210を通じて、サービス事業者Sによって提案され、かつ、変更内容確認者Cによって承認された提案内容を確認する。「サービス事業者Sによって提案され、かつ、変更内容確認者Cによって承認された提案内容」とは、即ち、変更要求装置100を通じてブロックチェーン20に登録され、かつ、変更確認装置200を通じて承認情報が紐付けられた変更情報である。以下、承認情報が紐付けられた変更情報を「承認済み変更情報」とも記載する。そして、変更実施者Iは、変更実施装置210を操作して、承認済み変更情報に示される制御パラメータをプラント設備320に実際に反映させる手続きを行う。
変更実施装置210は、変更実施者Iから新たな制御パラメータを反映させる手続きに係る操作を受け付けると、専用通信回線を介して、当該新たな制御パラメータを示す変更情報をプラントネットワーク入口装置300に送信する。「専用通信回線」とは、変更実施装置210とプラントネットワーク入口装置300との間にのみ設置され、特に、変更実施装置210からプラントネットワーク入口装置300に向けて情報を伝達するための通信回線である。広域通信ネットワークに接続される他の端末装置は、この専用通信回線を通じて、プラントネットワーク入口装置300にアクセスすることができない。
プラントネットワーク入口装置300は、発電プラント3内に構築されたローカルな通信ネットワーク(以下、「プラントネットワーク」とも記載する。)の入口に設置される情報中継装置であって、プラントネットワークのセキュアゲートウェイとしても機能する。換言すると、プラントネットワーク入口装置300は、後述するプラント設備320と外部装置(変更実施装置210)との間で情報を中継する。
プラントネットワーク入口装置300は、変更実施装置210から専用通信回線を通じて、承認済み変更情報を受信した場合、当該受信した承認済み変更情報を、プラントネットワークに接続されたプラント設備320に向けて転送する。
ファイアウォール310は、ソフトウェアとして、発電プラント内に構築されたプラントネットワークにおけるセキュリティを確保するためのネットワーク防衛機能である。
データダイオード330は、一方向の通信のみを実現し、他方向の通信を物理的に遮断する通信ネットワーク機器である。図1に示すように、データダイオード330は、プラントネットワーク入口装置300と変更実施装置210とを接続する広域通信ネットワーク上に設置され、プラントネットワーク入口装置300から変更実施装置210への一方向の通信のみが可能となるように構成されている。
(プラント制御システムの構成)
図2は、第1の実施形態に係るプラント制御システムの構成を示す図である。
次に、図2を参照しながら、プラント設備320の構成について詳しく説明する。
図2に示すプラント設備320は、発電プラント3に設置される発電用の設備である。図2に示すように、プラント設備320は、プラント制御装置3200と、設備本体3201と、稼働データ記録媒体3202とを有してなる。
プラント制御装置3200は、設備本体3201に対し制御指令を出力し、設備本体3201全体を適切に制御する。例えば、プラント制御装置3200は、タービン回転数を一定に保つべく、燃料供給弁の開度を適宜変更する制御指令を出力する。プラント制御装置3200は、プラントネットワーク入口装置300から変更情報を受信すると、当該変更情報に示される制御パラメータを実際に適用する処理を行う。また、プラント制御装置3200は、変更情報に示される制御パラメータの適用を完了した場合に、制御パラメータの変更が完了したことを示す変更完了情報を、プラントネットワーク入口装置300に返送する。
設備本体3201は、例えば、ガスタービンや発電機等である。設備本体3201の各所には、設備本体3201の稼働状態を検出するための各種センサ(温度センサ、圧力センサ、流量センサ等)が複数取り付けられている。
稼働データ記録媒体3202には、設備本体3201の運転中において、各種センサを通じて取得される検出結果の時系列である稼働データが記録、蓄積される。稼働データ記録媒体3202に記録、蓄積された稼働データは、プラントネットワーク入口装置300によって参照される。
(プラントネットワーク入口装置のハードウェア構成及び機能構成)
図3は、第1の実施形態に係るプラントネットワーク入口装置のハードウェア構成及び機能構成を示す図である。
図3に示すように、プラントネットワーク入口装置300は、CPU301と、メモリ302と、ストレージ303と、接続インタフェース304とを備えている。
CPU301は、プラントネットワーク入口装置300の動作全体を司るプロセッサであって、予め用意されたプログラムに従って動作することで種々の機能を発揮する。
メモリ302は、DRAM等の、いわゆる主記憶装置であって、プログラムに従ってCPU301が動作するために必要な記憶領域である。
ストレージ303は、HDD、SSD等の、いわゆる補助記憶装置であって、プラントネットワーク入口装置300に必要な情報が予め記録されている。
接続インタフェース304は、広域通信ネットワーク及びプラントネットワーク(図1参照)と接続するための接続インタフェースである。
次に、CPU301の機能について詳しく説明する。
CPU301は、予め用意されたプログラムに従って動作することで、変更情報受信部3011、変更情報送信部3012、変更完了情報受信部3013、変更完了情報送信部3014、稼働データ取得部3015、改善率演算部3016、及び、改善率送信部3017としての機能を発揮する。
変更情報受信部3011は、プラント設備320の制御パラメータを変更するための変更情報を変更実施装置210から受信する。
変更情報送信部3012は、変更実施装置210から受信した変更情報を、プラント設備320のプラント制御装置3200(図2)に送信する。
変更完了情報受信部3013は、プラント設備320のプラント制御装置3200から、変更情報に応じた制御パラメータの変更が完了したことを示す変更完了情報を受信する。
変更完了情報送信部3014は、プラント制御装置3200から受信した変更完了情報を変更実施装置210へ送信する。
稼働データ取得部3015は、稼働データ記録媒体3202を参照して、変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データ(以下、「変更前稼働データ」とも記載する。)と、同変更がなされた時刻より後の稼働データ(以下、「変更後稼働データ」とも記載する。)と、を取得する。
改善率演算部3016は、変更前稼働データ及び変更後稼働データに基づいて、変更前後における重要業績評価指標(Key Performance Indicator;KPI)の改善率(以下、「KPI改善率」とも記載する。)を算出する。
改善率送信部3017は、改善率演算部3016が算出したKPI改善率を変更実施装置210へ送信する。
(変更実施装置及びブロックチェーンの機能構成)
図4は、第1の実施形態に係る変更実施装置及びブロックチェーンの機能構成を示す図である。
図4に示すように、変更実施装置210は、CPU211と、メモリ212と、ストレージ213と、接続インタフェース214と、出力部215と、入力部216とを備えている。
CPU211は、変更実施装置210の動作全体を司るプロセッサであって、予め用意されたプログラムに従って動作することで種々の機能を発揮する。
メモリ212は、DRAM等の、いわゆる主記憶装置であって、プログラムに従ってCPU211が動作するために必要な記憶領域である。
ストレージ213は、HDD、SSD等の、いわゆる補助記憶装置であって、変更実施装置210に必要な情報が予め記録されている。
接続インタフェース214は、広域通信ネットワーク等と接続するための接続インタフェースである。
出力部215は、ディスプレイモニタ、スピーカ等の出力機器であって、利用者(変更実施者I)に対し、種々の情報を視聴覚的に提示可能とする。
入力部216は、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力機器であって、利用者の操作を受け付ける。
なお、上述したハードウェア構成は、あくまで変更実施装置210について説明したものであるが、変更要求装置100、及び、変更確認装置200も同様のハードウェア構成を有する。変更要求装置100、及び、変更確認装置200それぞれのハードウェア構成についての詳細な説明は省略する。
次に、CPU211の機能について詳しく説明する。
CPU211は、予め用意されたプログラムに従って動作することで、受信部2111、送信部2112としての機能を発揮する。
受信部2111は、プラントネットワーク入口装置300から送信された各種情報(後述する変更要求情報、KPI改善率等)を受信する。
送信部2112は、ブロックチェーン20に対する新たな情報の登録の要求(トランザクション)を送信する。具体的には、送信部2112は、受信部2111が受信した情報(変更要求情報、KPI改善率等)をトランザクションに含め、ブロックチェーン20に向けて送信する。
次に、ブロックチェーン20の機能について詳しく説明する。
本実施形態に係るブロックチェーン20は、ブロックの一つとして事前に登録されている、改ざん困難なプログラムの自動実行機能(スマートコントラクト)を有している。ブロックチェーン20は、このプログラムの実行により、登録部2001、課金額演算部2002としての機能を発揮する。
登録部2001は、変更実施装置210からトランザクションを受信した場合に、そのトランザクションが組み入れられた新たなブロックを作成する。そして、登録部2001は、作成した新たなブロックを既存のブロックに結合して登録する。
課金額演算部2002は、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率を含むトランザクションを受信し、これを新たなブロックとして登録した場合に、当該KPI改善率に応じて定まる課金額を算出する。算出された課金額は、上記の登録部2001によって更に登録される。
なお、図2においては、ブロックチェーン20が模式的に1つのデータサーバ装置であるものとして記載しているが、実際には、複数のノードで構成される分散型台帳システムである。上述の登録部2001、課金額演算部2002の処理は、実際には、ブロックチェーン20を構成する複数のノードが互いに連携して実行される。
(遠隔サービスシステムの処理シーケンス)
図5は、第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの処理シーケンスを示す図である。
また、図6〜図9は、第1の実施形態に係る遠隔サービスシステムの処理で使用する各種データの例を示す図である。
以下、図5に示すシーケンス図、及び、図6〜図9に示す各種データの例を参照しながら、遠隔サービスシステム1が行う処理全体の流れについて詳しく説明する。
図5に示す処理シーケンスは、変更要求装置100、変更確認装置200を通じたサービス事業者S及び変更内容確認者Cの手続きを経て、承認済み変更情報がブロックチェーン20に登録された時点から開始される。この時点において、変更実施者Iは、変更実施装置210を操作して、ブロックチェーン20に、承認済み変更情報が登録されているか否かを確認する。
変更実施装置210は、変更実施者Iから入力される操作に応じて、ブロックチェーン20に登録されている、承認済み変更情報を取得する(ステップS101)。変更実施者Iは、ステップS101で取得された変更情報の具体的内容を、ディスプレイモニタ等を通じて確認する。
図6は、承認済み変更情報の具体的なデータ構造の例を示している。
ブロックチェーン20には、例えば、図6に示すような承認済み変更情報が登録される。図6に示すように、承認済み変更情報は、サービス事業者Sの提案に係る変更情報を個々に識別するための識別情報である変更要求IDと、当該サービス事業者Sの提案に係る制御パラメータ(制御パラメータA、B、C、・・・)ごとの変更値とを関連付けてなる。
例えば、図6に示す例によれば、“#S001”なる変更要求IDが付された変更情報は、制御パラメータAを“A01”なる変更値に変更すべきことが示されている。また、“#S002”なる変更要求IDが付された変更情報は、制御パラメータBを“B02”なる変更値に、制御パラメータCを“C02”なる変更値に、それぞれ変更すべきことが示されている。
なお、変更要求装置100(図1)は、サービス事業者Sから変更情報の登録の要求を受け付けると、当該変更情報のそれぞれに変更要求IDを紐付けてブロックチェーン20に登録する。このとき、変更要求装置100は、他の端末装置(変更確認装置200、変更実施装置210等)を通じてブロックチェーン20に登録された変更情報と区別可能な変更要求IDを付すようにしてもよい。例えば、変更要求装置100は、自装置からブロックチェーン20に登録しようとする変更情報に、予め定められた識別子“S”から始まる変更要求IDを付すようにしてもよい。
ここで、後述するように、ブロックチェーン20は、変更要求装置100以外の端末装置(変更確認装置200、変更実施装置210)からでも変更情報を登録可能とされている。例えば、プラント管理者である変更内容確認者Cは、サービス事業者Sからの提案に寄らずとも、自ら作成した変更情報をブロックチェーン20に登録(かつ承認)することができる。
変更要求装置100の上記機能によれば、変更要求装置100を通じて登録された変更情報には必ず識別子“S”から始まる変更要求IDが付されるので、ブロックチェーン20に登録された複数の変更情報のうちいずれの変更情報が、サービス事業者Sからの提案に基づくものかを判別することができる。
図5に戻り、続いて、変更実施者Iは、ステップS101でブロックチェーン20から取得した変更情報に示される制御パラメータの変更値を実際のプラント設備320に反映させるための操作を行う。このとき、変更実施装置210は、変更実施者Iから、上記制御パラメータの変更値をプラント設備320に反映させるための操作を受け付ける(ステップS102)。そして、当該操作を受け付けると、変更実施装置210は、専用通信回線(図1)を介して、ステップS101で取得した変更情報をプラントネットワーク入口装置300に送信する(ステップS103)。プラントネットワーク入口装置300の変更情報受信部3011は、変更実施装置210から変更情報を受信する。
続いて、プラントネットワーク入口装置300の変更情報送信部3012は、ステップS103で受信した変更情報をプラント制御装置3200に転送する(ステップS104)。
プラント制御装置3200は、プラントネットワーク入口装置300から変更情報を受信すると、現在適用されている各制御パラメータを、受信した変更情報に示される制御パラメータに変更する処理を行う(ステップS105)。
なお、図5に示すように、プラント制御装置3200は、現時点で適用されている制御パラメータに基づいて、時々刻々と設備本体3201に制御指令を出力し、当該設備本体3201の稼働状態を管理している。また、図5に示すように、稼働データ記録媒体3202には、プラント制御装置3200の制御指令に応じた設備本体3201の稼働データ(設備本体3201に設置された各種センサを通じて取得される検出値)が、時々刻々と記録、蓄積されている。
ステップS105の処理により制御パラメータが変更されると、プラント制御装置3200は、その時点から、直ちに、変更後の制御パラメータに基づく制御指令を設備本体3201へ出力するようになる。そして、当該変更後の制御パラメータに応じた設備本体3201の稼働データが、稼働データ記録媒体3202に記録されていく。
続いて、プラント制御装置3200は、ステップS104で受信した変更情報に係る制御パラメータの変更を完了すると、その変更情報の識別情報(変更要求ID)に紐付けて、変更完了情報を送信する(ステップS106)。プラントネットワーク入口装置300の変更完了情報受信部3013は、プラント制御装置3200から変更完了情報を受信する。
プラント制御装置3200から変更完了情報を受信すると、プラントネットワーク入口装置300の変更完了情報送信部3014は、当該変更完了情報に署名を付して変更実施装置210に送信する(ステップS107−1)。変更実施装置210の受信部2111は、プラントネットワーク入口装置300から、署名が付された変更完了情報を受信する。
変更実施装置210の送信部2112は、ステップS107−1で受信した変更完了情報及び署名を、トランザクションに入れてブロックチェーン20に送信する(ステップS107−2)。
ここで、「署名」とは、送信対象とする情報(変更完了情報)が正式な送信者(本実施形態ではプラントネットワーク入口装置300)から送信されたものであることを証明するための情報である。「署名」は、例えば、送信対象とする情報のハッシュ値を送信者固有の秘密鍵によって暗号化した情報であってよい。受信側であるブロックチェーン20は、予め取得された公開鍵(上記秘密鍵に対応するもの)で「署名」を復号することで、受信した変更完了情報が正式な送信者(プラントネットワーク入口装置300)から送信されたものであるか否かを識別することができる。
ブロックチェーン20の登録部2001は、まず、ステップS107−2で受信したトランザクションに含まれる署名に基づき、当該トランザクションに含まれる変更完了情報がプラントネットワーク入口装置300から送信されたものであるか否かの判定を行う。
トランザクションに含まれる変更完了情報がプラントネットワーク入口装置300から送信されたものであるとの判定がなされると、登録部2001は、そのトランザクション(変更完了情報)を組み入れた新たなブロックを作成し、これを既存のブロックに接続して登録する(ステップS108)。
図7は、ブロックチェーン20に登録される変更完了情報の具体的なデータ構造の例を示している。
ブロックチェーン20には、例えば、図7に示すような変更完了情報が登録される。図7に示すように、変更完了情報は、変更完了した変更情報を示す変更要求IDと、当該変更情報に係る制御パラメータの変更が既に完了していることを示すステータス(“変更済み”なるステータス)と、当該変更情報に係る変更を適用した時刻である変更適用時刻と、を関連付けてなる。変更要求IDと、そのステータス及び変更適用時刻とを関連付けてなる変更完了情報がブロックチェーン20に登録されることで、サービス事業者S、変更内容確認者C及び変更実施者Iは、それぞれの端末装置を通じて、提案、承認及び実施した制御パラメータの変更が、プラント設備320に実際に反映されたこと、及び、その時刻を把握することができる。
図5に戻り、続いて、プラントネットワーク入口装置300の稼働データ取得部3015は、稼働データ記録媒体3202を参照して、所定期間に蓄積された稼働データを取得する(ステップS109)。ここで、稼働データ取得部3015によるステップS109の処理内容について、図8を参照しながら詳しく説明する。
図8は、プラント設備320の“出力”に関する稼働データの時系列を示している。
図8において、時刻t0は、例えば、“#S001”なる変更情報がプラント設備320に反映された時刻である。また、時刻t0’(t0’<t0)から時刻t0までの期間Taは、“#S001”なる変更情報が反映される直前の所定期間である。この期間Taに取得された稼働データは「変更前稼働データ」である。また、時刻t0から時刻t1(t1>t0)までの期間Tbは、“#S001”なる変更情報が反映されたことに伴い、プラント設備320の稼働状態(出力)が過渡的に変化している期間である。また、時刻t1から時刻t2(t2>t1)までの期間Tcは、期間Tbにおける稼働状態の過渡的な変化が収まり、定常状態となった直後の所定期間である。この期間Tcに取得された稼働データは「変更後稼働データ」である。
ステップS109において、稼働データ取得部3015は、プラント制御装置3200からの変更完了情報に含まれる変更適用時刻(図7)を参照して、図8に示す変更前稼働データと変更後稼働データとを取得する。この際、稼働データ取得部3015は、稼働データの単位時間当たりの変化量が所定の判定閾値以下となったか否かを判定することで、期間Tbにおける変更情報適用直後の過渡的な変化が収まったか否か(即ち、定常状態となったか否か)を判断してもよい。
図5に戻り、続いて、プラントネットワーク入口装置300の改善率演算部3016は、ステップS109で取得された変更前稼働データと変更後稼働データとを用いて重要業績評価指標(KPI)の改善率を算出する(ステップS110)。ここで、重要業績評価指標は、プラント設備320のパフォーマンス指標であって、例えば、省コスト量(消費量/投入量)、省エネルギー(消費エネルギー/投入エネルギー)、環境負荷低減(有害物質排出量)等であってよい。
具体的には、改善率演算部3016は、変更前稼働データに基づいて算出されるKPIである「変更前KPI」を算出し、また、変更後稼働データに基づいて算出されるKPIである「変更後KPI」を算出する。そして、改善率演算部3016は、変更前KPIに対する変更後KPIの比率をKPI改善率として算出する。
次に、プラントネットワーク入口装置300の改善率送信部3017は、ステップS110で算出されたKPI改善率に「署名」を付して、変更実施装置210に送信する(ステップS111−1)。変更実施装置210の受信部2111は、プラントネットワーク入口装置300から、署名が付されたKPI改善率を受信する。
変更実施装置210の送信部2112は、ステップS111−1で受信したKPI改善率及び署名を、トランザクションに入れてブロックチェーン20に送信する(ステップS111−2)。
ブロックチェーン20の登録部2001は、まず、ステップS111−2で受信したトランザクションに含まれる署名に基づき、当該トランザクションに含まれるKPI改善率がプラントネットワーク入口装置300から送信されたものであるか否かの判定を行う。
トランザクションに含まれるKPI改善率がプラントネットワーク入口装置300から送信されたものであると判定すると、登録部2001は、そのトランザクション(KPI改善率)を組み入れた新たなブロックを作成し、これを既存のブロックに接続して登録する(ステップS112)。
KPI改善率を新たなブロックとして登録すると、ブロックチェーン20の課金額演算部2002は、ステップS112で登録されたKPI改善率に応じた課金額を算出する(ステップS113)。例えば、課金額演算部2002は、ステップS112で登録されたKPI改善率に対し、予め規定された比例係数を乗じることで、課金額を算出してもよい。
続いて、登録部2001は、ステップS113で算出された課金額が組み入れられた新たなブロックを更に作成し、これを登録する(ステップS114)。
図9は、ブロックチェーン20に登録される課金情報の具体的なデータ構造の例を示している。
ブロックチェーン20には、例えば、図9に示すような課金情報が登録される。図9に示すように、課金情報は、変更要求IDと、KPI改善率と、課金額とを関連付けてなる。ここで、KPI改善率は、変更要求IDに特定される変更情報が反映された結果として得られたKPIの改善の度合いを示す値である。そして、課金額は、KPI改善率に応じて決定される、サービス事業者Sが変更内容確認者Cより支払われるべき対価の額である。
例えば、図9に示す例によれば、“#S001”なる変更情報がプラント設備320に反映された結果、“○%”のKPI改善率が得られたことを示している。したがって、“#S001”なる変更情報を提案したサービス事業者Sは、変更内容確認者Cから、“○%”のKPI改善率に応じた課金額“○○円”の対価の支払いを受けることができる。
(作用、効果)
以上のとおり、第1の実施形態に係る遠隔サービスシステム1のプラントネットワーク入口装置300によれば、稼働データ取得部3015が、プラント制御装置3200によって変更が適用された変更適用時刻を参照するとともに、当該変更適用時刻に基づいて、自動的に、稼働データ記録媒体3202から変更前稼働データ及び変更後稼働データを抽出する。そして、改善率演算部3016が、抽出された変更前稼働データ及び変更後稼働データに基づいて、制御パラメータの変更前後におけるプラント設備320の稼働状態の改善率(KPI改善率)を演算する。
これにより、変更内容確認者Cは、サービス事業者Sの提案に基づいて制御パラメータが変更された場合に、当該変更に基づくプラントの稼働状態の改善効果を容易に把握することができる。
また、第1の実施形態に係るブロックチェーン20は、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率に応じた課金額を算出する課金額演算部2002と、当該課金額の算出結果を新たなブロックとして登録する登録部2001とを備える。
このような構成によれば、ブロックチェーン20に予め登録された改ざん困難なプログラム(スマートコントラクト)に基づいて、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率に応じた課金額を算出し、新たなブロックとして登録する。また、上述の第1の実施形態によれば、ブロックチェーン20は、少なくとも、サービス事業者S及び変更内容確認者Cの各々が所有するノードを含んで構成される。
このようにすることで、サービス事業者Sによる不正請求(請求額の改ざん等)の可能性を低減することができ、その顧客である変更内容確認者Cの、対価の支払いについての理解を一層得やすくなる。
また、第1の実施形態に係る遠隔サービスシステム1のプラントネットワーク入口装置300によれば、変更完了情報受信部3013がプラント設備320(プラント制御装置3200)から、制御パラメータの変更が完了したことを示す変更完了情報を受信し、変更完了情報送信部3014が当該変更完了情報をブロックチェーン20へ送信する。
このようにすることで、サービス事業者Sによって提案された変更内容がプラント設備320に実際に反映されたことを示す情報(変更完了情報)が、改ざん困難なブロックチェーン20に登録されるので、サービス事業者Sによる不正請求の可能性を一層低減することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る情報中継装置、及び、これを備える遠隔サービスシステムについて、図10〜図11を参照しながら説明する。
(変更実施装置及びブロックチェーンの機能構成)
図10は、第2の実施形態に係る変更実施装置及びブロックチェーンの機能構成を示す図である。
図10に示すように、第2の実施形態に係るブロックチェーン20は、予め登録されているプログラムの自動実行機能により、第1の実施形態で説明した機能に加え、更に、変更要求者特定部2003としての機能を発揮する。
変更要求者特定部2003は、図5のステップS111−1、S111−2でプラントネットワーク入口装置300から受信したKPI改善率に紐づく情報(変更要求ID)に基づいて、当該KPI改善率に対応する変更情報の、ブロックチェーン20への登録者の属性(サービス事業者S、変更内容確認者C、又は、変更実施者I)を特定する。
なお、図10においては、ブロックチェーン20が模式的に1つのデータサーバ装置であるものとして記載しているが、実際には、複数のノードで構成される分散型台帳システムである。上述の要求者特定部2003の処理も、実際には、ブロックチェーン20を構成する複数のノードが互いに連携して実行される。
(変更実施装置の処理フロー)
図11は、第2の実施形態に係る変更実施装置の処理フローを示す図である。
ブロックチェーン20は、予め登録されたプログラムに基づいて、図11に示す処理を実行する。
即ち、ブロックチェーン20の変更要求者特定部2003は、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率を新たなブロックとして登録したか否か(即ち、図5のステップS112を実行したか否か)を判定する(ステップS201)。KPI改善率を新たなブロックとして登録していない間(ステップS201:NO)、ブロックチェーン20は、特段の処理を実行しない。
他方、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率を新たなブロックとして登録した場合(ステップS201:YES)、変更要求者特定部2003は、登録したKPI改善率に紐づく変更要求ID(図9)を参照して、登録したKPI改善率に対応する変更情報の登録者(変更要求者)が「サービス事業者S」であるか否かを判定する(ステップS202)。具体的には、変更要求者特定部2003は、KPI改善率に紐づく変更要求IDが、所定の識別子“S”で始まっているか否かを判定する。
登録したKPI改善率に対応する変更情報の登録者(変更要求者)が「サービス事業者S」であった場合(ステップS202:YES)、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率に示される改善効果は、サービス事業者Sの提案によってもたらされたものである。したがって、この場合、サービス事業者Sが変更内容確認者CからKPI改善率に応じた対価の支払いを求めることは妥当といえる。そこで、ブロックチェーン20の課金額演算部2001及び登録部2003は、サービス事業者Sに対価の支払いを求めるべく、登録したKPI改善率に基づく課金額の算出及び登録を行う(ステップS203)。
他方、受信したKPI改善率に対応する変更情報の登録者が「サービス事業者S」ではなかった場合(ステップS202:NO)、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率に示される改善効果は、サービス事業者S以外の者(例えば、変更内容確認者C、変更実施者I等)の提案、指示等によってもたらされたものと考えられる。したがって、この場合、サービス事業者Sが変更内容確認者CからKPI改善率に応じた対価の支払いを受けることは妥当とはいえない。そこで、ブロックチェーン20の課金額演算部2002及び登録部2003は、課金額の演算、登録処理(ステップS203)を行うことなく処理を終了する。
(作用、効果)
以上のとおり、第2の実施形態に係るブロックチェーン20の変更要求者特定部2003は、プラントネットワーク入口装置300から送信されたKPI改善率に紐づく情報(本実施形態では、変更要求ID)に基づいて、変更情報の登録者を特定する。
このようにすることで、新たなブロックとして登録したKPI改善率が、サービス事業者Sのサービスに基づいてもたらされたものか否かを判断することができるとともに、当該サービス事業者Sのサービスに基づいてもたらされた改善効果のみに基づいて対価の支払いを求めることができる。これにより、サービスに対する支払いの妥当性を高めることができる。
(各実施形態の変形例)
以上、第1、第2の実施形態に係るプラントネットワーク入口装置300及びこれを備える遠隔サービスシステム1について詳細に説明したが、プラントネットワーク入口装置300及び遠隔サービスシステム1の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
例えば、第1、第2の実施形態において、サービス事業者Sが登録した変更情報には、予め定められた識別子“S”から始まる変更要求IDが付されるものとして説明したが、他の実施形態においてはこのような態様に限定されない。
例えば、変更情報には、単に、サービス事業者S、変更内容確認者C又は変更実施者Iのいずれが変更情報の登録手続きを行ったかを特定可能な登録者情報が紐付けられていてもよい。
また、第1の実施形態に係る遠隔サービスシステム1のブロックチェーン20は、サービス事業者Sと、一人の顧客である変更内容確認者C及び変更実施者Iとの間でブロックチェーンが構成されるものとして説明した。しかし、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
他の実施形態に係る遠隔サービスシステム1のブロックチェーン20は、例えば、複数の顧客(変更内容確認者C1、C2、・・)ごとに使用するブロックチェーン20を同一ネットワークで構成してもよい。この場合、同一ネットワークで構成されたブロックチェーン20内において、顧客同士で互いの情報を閲覧できないようにするのが好ましい。このようにすることで、ネットワークの管理コストを低減することができる。
また、第1、第2の実施形態に係る遠隔サービスシステム1においては、プラントネットワーク入口装置300がKPI改善率を算出し、当該KPI改善率の算出結果をブロックチェーン20に送信するものとして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
例えば、他の実施形態に係る遠隔サービスシステム1のプラントネットワーク入口装置300は、プラント設備320の稼働データ記録媒体3202から変更前稼働データ及び変更後稼働データを抽出するとともに、この変更前稼働データ及び変更後稼働データそのものをブロックチェーン20に向けて送信する態様であってもよい。この場合、ブロックチェーン20は、プラントネットワーク入口装置300から変更前稼働データ及び変更後稼働データを受信するとともに、スマートコントラクトを用いて、当該受信した変更前稼働データ及び変更後稼働データに基づいてKPI改善率、及び、課金額を演算する。
上述の各実施形態においては、上述したプラントネットワーク入口装置300、及び、変更実施装置210等の各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上のとおり、本発明に係るいくつかの実施形態を説明したが、これら全ての実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 遠隔サービスシステム
20 ブロックチェーン
2001 登録部
2002 課金額演算部
2003 変更要求者特定部
100 変更要求装置(端末装置)
200 変更確認装置(端末装置)
210 変更実施装置(端末装置)
211 CPU
2111 受信部
2112 送信部
212 メモリ
213 ストレージ
214 接続インタフェース
215 出力部
216 入力部
300 プラントネットワーク入口装置(情報中継装置)
301 CPU
3011 変更情報受信部
3012 変更情報送信部
3013 変更完了情報受信部
3014 変更完了情報送信部
3015 稼働データ取得部
3016 改善率演算部
3017 改善率送信部
302 メモリ
303 ストレージ
304 接続インタフェース
310 ファイアウォール
320 プラント設備
3200 プラント制御装置
3201 設備本体
3202 稼働データ記録媒体
330 データダイオード

Claims (8)

  1. プラント設備と外部装置との間で情報を中継するように構成された情報中継装置であって、
    前記プラント設備の制御パラメータを変更するための変更情報を前記外部装置から受信するように構成された変更情報受信部と、
    前記変更情報を、前記プラント設備に送信するように構成された変更情報送信部と、
    前記変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データである変更前稼働データと、前記変更がなされた時刻より後の稼働データである変更後稼働データとを取得するように構成された稼働データ取得部と、
    前記変更前稼働データ及び前記変更後稼働データに基づいて、変更前後における稼働状態の改善率を演算するように構成された改善率演算部と、
    前記改善率を前記外部装置へ送信するように構成された改善率送信部と、
    を備える情報中継装置。
  2. 前記プラント設備から、制御パラメータの変更が完了したことを示す変更完了情報を受信するように構成された変更完了情報受信部と、
    前記変更完了情報を前記外部装置へ送信するように構成された変更完了情報送信部と、
    を更に備える請求項1に記載の情報中継装置。
  3. 前記改善率送信部は、
    自装置の署名を付して前記改善率を送信するように構成されている
    請求項1又は請求項2に記載の情報中継装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の情報中継装置と、
    分散型台帳システムと、
    前記外部装置であって、前記分散型台帳システムに対し新たな情報の登録の要求を送信するように構成された端末装置と、
    を備える遠隔サービスシステム。
  5. 前記分散型台帳システムは、
    前記端末装置から前記改善率の登録の要求を受信した場合に、当該改善率に応じて定まる課金額を算出するように構成された課金額演算部と、
    前記課金額の算出結果を登録するように構成された登録部と、
    を備える請求項4に記載の遠隔サービスシステム。
  6. 前記分散型台帳システムは、
    前記端末装置から前記改善率の登録の要求を受信した場合に、当該改善率に紐づく情報に基づいて、前記変更情報の登録者を特定するように構成された変更要求者特定部を更に備え、
    前記登録部は、
    前記登録者の属性が所定の属性であった場合にのみ、前記課金額の算出結果を登録するように構成されている
    請求項5に記載の遠隔サービスシステム。
  7. プラント設備と外部装置との間で情報を中継する情報中継方法であって、
    前記プラント設備の制御パラメータを変更するための変更情報を前記外部装置から受信するステップと、
    前記変更情報を、前記プラント設備に送信するステップと、
    前記変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データである変更前稼働データと、前記変更がなされた時刻より後の稼働データである変更後稼働データとを取得するステップと、
    前記変更前稼働データ及び前記変更後稼働データに基づいて、変更前後における稼働状態の改善率を算出するステップと、
    前記改善率を前記外部装置へ送信するステップと、
    を有する情報中継方法。
  8. プラント設備と外部装置との間で情報を中継する情報中継装置のコンピュータに、
    前記プラント設備の制御パラメータを変更するための変更情報を前記外部装置から受信するステップと、
    前記変更情報を、前記プラント設備に送信するステップと、
    前記変更情報に基づく制御パラメータの変更がなされた時刻より前の稼働データである変更前稼働データと、前記変更がなされた時刻より後の稼働データである変更後稼働データとを取得するステップと、
    前記変更前稼働データ及び前記変更後稼働データに基づいて、変更前後における稼働状態の改善率を算出するステップと、
    前記改善率を前記外部装置へ送信するステップと、
    を実行させるプログラム。
JP2018112677A 2018-06-13 2018-06-13 情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム Active JP7084218B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018112677A JP7084218B2 (ja) 2018-06-13 2018-06-13 情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム
CN201910488843.3A CN110597190A (zh) 2018-06-13 2019-06-05 信息中继装置、远程服务系统、信息中继方法以及记录介质
US16/433,279 US10921786B2 (en) 2018-06-13 2019-06-06 Information relay device, remote service system, information relay method, and non-transitory computer readable medium
DE102019004046.5A DE102019004046A1 (de) 2018-06-13 2019-06-07 Informationsweiterleitungsvorrichtung, ferndienstsystem, informationsweiterleitungsverfahren und programm

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018112677A JP7084218B2 (ja) 2018-06-13 2018-06-13 情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019215715A true JP2019215715A (ja) 2019-12-19
JP7084218B2 JP7084218B2 (ja) 2022-06-14

Family

ID=68724768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018112677A Active JP7084218B2 (ja) 2018-06-13 2018-06-13 情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10921786B2 (ja)
JP (1) JP7084218B2 (ja)
CN (1) CN110597190A (ja)
DE (1) DE102019004046A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6980133B1 (ja) * 2020-07-01 2021-12-15 三菱電機株式会社 制御パラメータ調整システム、制御パラメータ調整装置および制御パラメータ調整方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI129884B (en) * 2020-06-10 2022-10-14 Elisa Oyj Automatic evaluation of the effects of changes in communication networks

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08171415A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Mitsubishi Chem Corp プラント安定度解析システム
JP2008310623A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Yokogawa Electric Corp 状況解析システムおよび状況解析方法
JP2010252497A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Fujitsu Ten Ltd 無線電力伝送装置および無線電力伝送方法
JP2016038688A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 株式会社日立製作所 データ表示システム

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118373B2 (ja) 1973-10-03 1976-06-09
JPS5118373A (en) 1974-08-06 1976-02-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Kitaikongobutsuno bunrihoho
US7844687B1 (en) * 1999-10-06 2010-11-30 Gelvin David C Method for internetworked hybrid wireless integrated network sensors (WINS)
JP2007333276A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Rinnai Corp 中継装置
JP5118373B2 (ja) 2007-03-28 2013-01-16 株式会社日立製作所 プラント制御システム
JP4995182B2 (ja) * 2008-11-27 2012-08-08 三菱重工業株式会社 ガスタービン制御方法及び装置
JP4877663B2 (ja) * 2009-06-04 2012-02-15 トヨタ自動車株式会社 データ中継装置、及び当該装置で用いられるデータ中継方法
WO2011058694A1 (ja) * 2009-11-11 2011-05-19 パナソニック株式会社 電子機器、中継サーバー、データ送受信システムおよびデータ送受信方法
JP5803544B2 (ja) * 2010-11-04 2015-11-04 ブラザー工業株式会社 通信システム、中継装置、通信装置、中継方法、および通信方法
WO2012165276A1 (ja) * 2011-05-31 2012-12-06 富士機械製造株式会社 対基板作業支援装置および対基板作業支援方法
JP2013059743A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Toshiba Corp 海水淡水化プラントシステム
JP6104633B2 (ja) * 2013-02-26 2017-03-29 三菱重工業株式会社 ニーズ判定装置、ニーズ判定方法およびニーズ判定プログラム
WO2014170975A1 (ja) * 2013-04-17 2014-10-23 三菱電機株式会社 通信中継装置、通信中継方法及びプログラム
CN103685534A (zh) * 2013-12-20 2014-03-26 中国铁道科学研究院 一种基于无线通信的车载数据智能安全更新方法
JP6611810B2 (ja) * 2015-09-08 2019-11-27 三菱電機株式会社 制御システム、設備機器管理装置、方法、およびプログラム
CN105930197A (zh) * 2016-06-28 2016-09-07 乐视控股(北京)有限公司 一种软件升级的方法及电子设备
JP2018112677A (ja) 2017-01-12 2018-07-19 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像ユニットおよび電子機器
KR102422352B1 (ko) 2018-01-15 2022-07-18 미츠비시 파워 가부시키가이샤 원격 서비스 시스템

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08171415A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Mitsubishi Chem Corp プラント安定度解析システム
JP2008310623A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Yokogawa Electric Corp 状況解析システムおよび状況解析方法
JP2010252497A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Fujitsu Ten Ltd 無線電力伝送装置および無線電力伝送方法
JP2016038688A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 株式会社日立製作所 データ表示システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6980133B1 (ja) * 2020-07-01 2021-12-15 三菱電機株式会社 制御パラメータ調整システム、制御パラメータ調整装置および制御パラメータ調整方法
WO2022003878A1 (ja) * 2020-07-01 2022-01-06 三菱電機株式会社 制御パラメータ調整システム、制御パラメータ調整装置および制御パラメータ調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20190384263A1 (en) 2019-12-19
US10921786B2 (en) 2021-02-16
DE102019004046A1 (de) 2019-12-19
CN110597190A (zh) 2019-12-20
JP7084218B2 (ja) 2022-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018228338A1 (zh) 资源转移方法、装置、存储介质及计算机设备
US9059982B2 (en) Authentication federation system and ID provider device
WO2020138512A1 (ja) 電力取引システム
US20210099299A1 (en) Expendable cryptographic key access
CN108462724A (zh) 数据共享方法、装置、系统、成员节点和可读存储介质
CN108717443A (zh) 数据共享方法、区块链系统和计算机可读存储介质
US11151122B2 (en) Distributed ledger data linkage management
US20140379564A1 (en) Cloud service integration pay trading system
CN103269367A (zh) 一种PaaS云平台能力组件的发布系统及方法
JP7246186B2 (ja) 電力取引システム
US10921786B2 (en) Information relay device, remote service system, information relay method, and non-transitory computer readable medium
Lin et al. Trust enhanced security for mobile agents
CN111915308A (zh) 一种区块链网络的交易处理方法及区块链网络
CN112668783B (zh) 基于飞机的数据处理方法、装置、设备及可读存储介质
JP2015102984A (ja) 仮想市場取引装置およびシステム
JP2020107203A (ja) 故障検知システム
JP2022104888A (ja) テスト情報を提供する方法、仮想連携デバイス及びシステム
KR102221657B1 (ko) 소셜임팩트본드 서비스 제공 시스템 및 그 방법
KR101192888B1 (ko) 전자등기 서비스 제공 시스템 및 방법
Brown et al. AMI system security requirements
CN112561384B (zh) 基于发动机的数据处理方法、装置、设备及可读存储介质
JP6915138B1 (ja) 情報提供装置、プログラムおよび情報処理方法
JP2015069464A (ja) 評価システム、評価装置、評価方法およびプログラム
KR20140039792A (ko) 금융 서비스를 통합 관리하기 위한 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독 가능 기록 매체
KR100989689B1 (ko) 은행 업무지원을 위한 데이터 통합관리 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7084218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150