JPH08171415A - プラント安定度解析システム - Google Patents

プラント安定度解析システム

Info

Publication number
JPH08171415A
JPH08171415A JP33449494A JP33449494A JPH08171415A JP H08171415 A JPH08171415 A JP H08171415A JP 33449494 A JP33449494 A JP 33449494A JP 33449494 A JP33449494 A JP 33449494A JP H08171415 A JPH08171415 A JP H08171415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stability
data
process state
plant
state quantity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33449494A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakanishi
勤 中西
Haruo Takada
晴夫 高田
Akihito Uda
明史 宇田
Mitsuo Harada
光雄 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP33449494A priority Critical patent/JPH08171415A/ja
Publication of JPH08171415A publication Critical patent/JPH08171415A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 定量的な安定度データを継続的に得るプラン
ト安定度解析システムを提供する。 【構成】 安定度解析コンピュータ1は、プロセスコン
ピュータ2内のプロセス状態量履歴データベース21か
ら、所定期間内のプロセス状態量のデータを、周期的に
又は指令に従って随時に採取するプロセス状態量採取手
段11と、このデータから安定度データを演算する安定
度データ演算手段12と、得られたデータを履歴データ
として保存する安定度履歴データベース13とを備え
る。周期的に行われる安定度データ演算手段12の演算
結果は、履歴データベース13に保存され、随時行われ
る安定度データの演算結果は、安定度データ表示部3で
表示される。種々のプロセス状態量の変化に伴うプラン
トの安定度の変化が解析され、良好な安定度データを与
えるプロセス運転条件が求められ、プロセスコンピュー
タ2に与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラントの安定度をプロ
セスコンピュータで解析するプラント安定度解析システ
ム、例えば、プラントの運転及び設備の調整に際して、
プラントの安定な運転ならびに省資源及び省エネルギー
運転を実現するためのプラント安定度解析システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラントの運転はプロセスコンピ
ュータの導入によりますます高度化されている。これ
は、従来のパネル計器では実現できなかった複雑な制御
アルゴリズムや運転支援機能が実現されたこと、及び、
従来のPID制御においてもより効果的な調整方法が提
案され、実施されたことによる。
【0003】高度な運転技術の導入に際しては、プラン
トの運転が安定しているか否かを把握し、且つ、プラン
トの各プロセス状態量(パラメータ)の変化によるプラ
ントの安定度の推移を把握することが特に重要である。
そこで、従来から、プラントの安定度を、プラント状態
量の計測値のトレンドグラフの推移で視覚的に判断する
方法が採用されている。また、これに代えて、特定のプ
ラント状態量がしきい値に達したために発生するアラー
ムの発生回数、或いは、それに対処するための操作回数
に基づいて安定度を解析する方法を採用するプラント安
定度解析システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記提案されている、
アラームを中心とした従来の安定度解析システムでは、
アラームのしきい値をいくらに設定するかでその解析結
果が異なり、また、アラームが全く出ないようなしきい
値を設定する場合には、評価そのものが事実上不可能で
ある。更に、たとえ、プラントの安定化自体を実現でき
たとしても、より省資源、或いは、省エネルギーを達成
するための運転条件を新たに設定するための判断基準と
なる定量的把握はもともと不可能である。
【0005】本発明は、上記に鑑み、継続的に且つ定量
的にプラント安定度の解析を行なうことができ、また、
より省資源或いは省エネルギーを達成するために必要な
運転条件の定量的把握を可能とするプラント安定度解析
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプラント安定度解析システムは、プラント
運転中の少なくとも1つのプロセス状態量の所定期間内
の測定データを周期的に取り出すプロセス状態量採取手
段と、前記測定データから前記プロセス状態量の安定度
を示す安定度データを演算する安定度データ演算手段
と、該安定度データ演算手段による演算結果を保存する
安定度データ保存手段とを備えることを特徴とする。
【0007】ここで、本発明のプラント安定度解析シス
テムにおけるプロセス状態量としては、各主要部の温
度、圧力、流量、液面等の計測指示値、調節計の設定値
やモード及びその操作量等が挙げられ、これらは、プラ
ント内の検出センサによる直接の計測値に限らず、プロ
セスコンピュータ内で演算により得られたプロセス状態
量等も含まれる。
【0008】安定度データとしては、1以上のプロセス
状態量の時間的変動の程度を示すデータであれば、いか
なるデータを採用することも出来る。例えば、特定のプ
ロセス状態量の一定時間内における測定データの最大値
から最小値までの振れ幅、標準偏差、標準偏差を平均値
で除して得られた値、設定値からの偏差の2乗の積分値
からなる群から選択されるデータ又はこれに関連するデ
ータのうち少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0009】本発明の安定度解析システムは、前記安定
度データを時系列的に表示する安定度データ表示手段、
又は、安定度が低い順序に安定度データを並べて表示す
る安定度データ表示手段を更に備えることが好ましい。
この場合、表示する安定度データに対応するプロセス状
態量以外のプロセス状態量を併せて表示することも好ま
しい態様である。安定度が低い順序に安定度データを並
べて表示する表示手段を採用することにより、安定度が
低い運転はオペレータに負担をかける状態での運転、或
いは、不経済な状態での運転であり、このような状態で
の運転が発生したことについて特にオペレータに注意を
喚起することが出来る。
【0010】本発明の特に好ましい態様の安定度解析シ
ステムは、更に、1以上の特定のプロセス状態量に対応
する安定度データの時系列的な変化を、前記1以上の特
定のプロセス状態量以外の任意のプロセス状態量との関
係に従って評価する安定度評価手段と、該評価手段によ
る評価の結果を知識データベースとして構築・保存する
知識データベース構築手段とを備える。この場合、計測
された種々のプロセス状態量の現在の測定データと、最
新の安定度データと、知識データベースからの知識デー
タとに基づいて、より好ましいプラントの安定度データ
を与える少なくとも1つのプロセス状態量を選定するプ
ロセス状態量選定手段を更に備えることも好ましい態様
である。
【0011】
【作用】本発明のプラント安定度解析システムでは、周
期的に採取されるプロセス状態量の所定時間内の測定デ
ータから、その所定時間内のプロセス状態量の変動に対
応する安定度データが定量的に演算され、これが安定度
の履歴データとして保存されるので、この履歴データの
解析結果に基づいてプラントを安定に制御するための制
御データを定量的に得ることが出来る。
【0012】
【実施例】本発明を更に図面を参照して説明する。図1
は本発明の一実施例に係わるプラント安定度解析システ
ムを含むプラント制御システムの機能的ブロック図であ
る。この実施例の安定度解析システムが解析対象とする
プラントは、例えば、原子力発電プラント或いは石油/
化学プラント等の大規模プラントである。
【0013】プラント制御システムは、プラント安定度
の解析を行ないその結果に基づいてより好ましい安定度
を得るための制御データを与える安定度解析コンピュー
タ1、プラントの運転・制御を行なうプロセスコンピュ
ータ2、運転員のために安定度データを視覚的に表示す
る安定度データ表示部3、プラント制御の専門家の知識
データを入力するために使用する知識データ入力手段
4、及び、プラント運転員が安定度解析システムに指令
データを入力するために使用する解析指令手段5を備え
る。なお、安定度解析コンピュータ1は、プロセスコン
ピュータ2の一部として構成することができ、また、知
識データ入力手段4及び解析指令入力手段5を1つのパ
ーソナルコンピュータとして構成することも出来る。
【0014】プロセスコンピュータ2は、プラントの各
プロセス状態量の測定データを所定時間周期で受け入
れ、これを履歴データとして保存するプロセス状態量履
歴データベース21、各プロセス状態量をリアルタイム
に出力するプロセスデータ出力部22、及び、安定度解
析コンピュータ1から安定度制御のための制御データを
受け取る制御データ入力部23を備える。安定度解析コ
ンピュータ1は、プロセス状態量採取手段11、安定度
データ演算手段12、安定度履歴データベース13、安
定度評価手段14、知識データベース構築手段15、及
び、プロセス状態量選定手段16を備える。
【0015】プロセス状態量採取手段11は、プロセス
コンピュータ2内のプロセス状態量履歴データベース2
1から、所定時間(例えば24時間)内のプロセス状態
量の履歴データを周期的に採取して、これを安定度デー
タ演算手段12に与える。安定度データ演算手段12
は、この出力に含まれる特定のプロセス状態量から、所
定の周期(例えば1分)毎に、このプロセス状態量の最
大値、最小値、最大値から最小値までの振れ幅、平均
値、標準偏差、標準偏差を平均値で除した値、及び、設
定値からの偏差の2乗の積分を実行する。
【0016】プロセス状態量採取手段11は、また、外
部からの指令に従い、プロセス状態量履歴データベース
21からのデータを随時採取し、これを安定度データ演
算手段12に与える。安定度データ演算手段12は、こ
のデータから、前記特定のプロセス状態量の最新の安定
度データを演算により求める。
【0017】周期毎に演算される安定度データは、安定
度履歴データベース13に与えられて時系列的なデータ
として保存されると共に、安定度評価手段14に与えら
れる。また、随時に実行される安定度データの演算結果
は、安定度解析コンピュータ1の外部に出力され、安定
度データ表示部3に与えられる。
【0018】何れのプロセス状態量からどのような安定
度データを求めるかは、予めの設定に従って定められ
る。例えば、安定度データとして求められるのは、指定
された1以上の特定のプロセス状態量の標準偏差又は設
定値からの偏差の2乗の積分である。
【0019】安定度データ表示部3は、例えば、パーソ
ナルコンピュータ付属のCRTディスプレイ装置として
構成され、最新の安定度データの演算結果を表示すると
同時に、安定度履歴データベース13に保存された時系
列データを運転管理図としてトレンドグラフ表示するこ
とが出来る。また、このトレンドグラフのディスプレイ
表示に加えて、或いはこれに代えて、パーソナルコンピ
ュータによりトレンドグラフを自動印字する。
【0020】図2は、安定度データ表示部3を構成する
CRTディスプレイ装置の表示例を示してる。この表示
例は、1つのコンピュータにより複数のプラントを管理
するプラント安定度解析システムの場合を示しており、
各表示は、オペレータの選択により変化する画面状態を
夫々示している。同図において、表示1はどのプラント
の安定度を表示させるかを選択する画面である。例えば
プラントAを選択すると、プラントA内の各ユニットを
一覧表示する表示2が表われ、この状態でプラントAの
どのユニットについて、どんな表示を要求するかを選択
できる。
【0021】例えば、ユニットT−112の「タグ一
覧」を選択すると、ユニットT−112内で区分けされ
た各タグ(グループ)を一覧表示する表示3が表われ
る。ここで、例えばタグFC132の「運転管理図」を
選択すると表示4が、また、タグFC132の「プロセ
ス状態量」を選択すると表示5が表われる。表示4で
は、プロセス状態量の生データから演算により得られた
安定度データのトレンド、例えば平均値、最大/最小
値、及び、標準偏差等のトレンドが表示される。表示5
では、プロセス状態量の生データ、或いはその平均値が
トレンド表示される。
【0022】また、表示2において、例えばユニットT
−112の「計算結果一覧表示」を選択すると、表示6
が表われ、ユニットT−112内の各タグの安定度デー
タである、平均値、最大/最小値、標準偏差の一覧が表
示される。表示6では、表示するタグ順序を選択するこ
とができ、タグ番号の順序に従う表示方式、安定度が低
いタグから順次に表示する方式、又は、登録されたタグ
順序に従って表示する方式のいずれかが採用される。表
示6において、特定のタグについてのデータ表示を選択
することができ、例えばタグFC132についての演算
結果(表示4)又はプロセス状態量(表示5)の表示を
選択する。このようにして、オペレータは、所定の期間
内のプラントの安定度に関する各データを調べ、特に安
定度が低い状態で運転したタグの履歴を他のプロセス状
態量と照らし合せることで、安定度の高い運転を得るた
めにこれを役立てることが出来る。
【0023】安定度データを求めるプロセス状態量とし
ては、製品の品質に関わるプロセス状態量、例えば製品
の組成或いはプラントの温度が指定される。また、求め
られた安定度データと共に表示されるプロセス状態量と
しては、例えば、プラントの各機器の能力に関わるも
の、即ち、プラント各部の流量、温度或いは圧力等が選
ばれる。この場合、各装置又は配管等に付属する検出器
からの直接の計測データに限らず、調節計の設定値やモ
ード及びその操作量、或いは、プロセスコンピュータ内
部で演算された各プロセス状態量のデータが含まれる。
【0024】安定度評価手段14は、安定度データ演算
手段12から1以上のプロセス状態量に対応する安定度
データ及び他のプロセス状態量の時系列的なデータを受
け取り、安定度データの時系列的変化と他のプロセス状
態量の時系列的変化との関係を評価し、この評価に基づ
いて得られた知識を知識データベース構築手段15に与
える。この知識は、例えば、特定位置の温度が20℃か
ら25℃に変化すると特定の安定度データの数値が20
%上昇するというものである。知識データベース構築手
段15は、以前から持つ知識データに新しい知識データ
を加えてより詳細で正確な知識データベースを構築す
る。知識データベースは、更に、専門家からの知識デー
タを知識データ入力手段4を経由して直接に入力するこ
とができ、また、これを経由して既に存在する知識デー
タの一部を変更することが出来る。
【0025】プロセス状態量選定手段16は、解析指令
入力手段5からの指令に従って、より好ましい安定度デ
ータを与える任意の1つのプロセス状態量を予測する。
この予測のために、プロセス状態量選定手段16には、
プロセスコンピュータ2のプロセスデータ出力部22か
ら直接に、重要なプロセス状態量の現在の測定データが
入力されており、この測定データと、安定度データ演算
手段12からの最新の安定度データと、知識データベー
スに格納されている知識データとに従って、特定のプロ
セス状態量をいく通りか変化させた場合に起り得る安定
度データの変化を予測する。この予測結果に従って、最
適な安定度データを与える特定のプロセス状態量の値を
選定する。この結果は、プロセスコンピュータ2の制御
データ入力部23に与えられる。プロセスコンピュータ
2は、この制御データに従ってプラントを制御する。
【0026】上記実施例の装置を、オペレータによる制
御に従って実プラントの温度制御に適用した。まず、プ
ロセスコンピュータから温度データを周期的に安定度解
析コンピュータに取り入れ、プロセス状態量データベー
スに蓄積したものをプロセス状態量採取手段11により
周期データとして採取した。これから、安定度データ演
算手段12により、安定度データ(最大値から最小値ま
での振れ幅、平均値、及び、標準偏差)を算出し、その
結果を安定度履歴データベース13に保存し、次いで、
これを安定度データ表示部3で表示した。表示結果を図
3及び図4に調整前として示す。この表示を分析したと
ころ、温度の振れ幅(最大値−最小値)が約5℃で且つ
標準偏差が約1.2と、同種のプラント状態量と比較し
て大きく、従って安定度が低いと判断されたため、これ
を改善すべく調整が行われた。
【0027】プラント状態量制御手段16は、プラント
の応答テストによって得られるプロセスモデルと、その
プロセスモデルから温度制御器の制御パラメータを求め
る通常のシミュレーション手法を採用する。プラント状
態量制御手段16は、現在のパラメータから、より良好
な安定度データを与えると予測されたパラメータに向か
う方向に微小の変化を与え、安定度の履歴データが改善
されていることを確認しつつ、最適な安定度が得られる
までこれを繰り返す。
【0028】上記調整により、図3及び図4に調整後と
して示すように、振れ幅が5から2に、標準偏差が1.
2から0.3に夫々改善され、夫々の改善率(=100
×(調整前−調整後)/調整前)として60%及び75
%が得られた。このように、プラント安定度の指標とす
る振れ幅及び標準偏差の改善率が数値で示され、定量的
に把握することが出来る。また、このプロセスの場合に
は、84℃を越えて且つ出来るだけ低い温度で運転する
ことが効率的であるので、平均値とほぼ等しいコントロ
ーラの設定値を約2℃下げて運転することが可能である
と判断された。
【0029】上記実施例の安定度解析システムの構成は
単に例示である。例えば、安定度解析コンピュータ1内
には、プロセス状態量採取手段11、安定度データ演算
手段12、及び、安定度履歴データベース13のみを設
ける構成も採用できる。この場合、プラントの制御は、
安定度データ表示部3から読み取られる時系列的な安定
度履歴データ及び最新の安定度データに基づいて、より
安定度を高めるプロセス状態量を運転員が予測し、これ
を例えばパーソナルコンピュータからプロセスコンピュ
ータに直接入力する。
【0030】以上、本発明をその好適な実施例に基づい
て説明したが、上記実施例の構成から種々の修正及び変
更を施したプラント安定度解析システムも本発明のプラ
ント安定度解析システムの範囲に含まれる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラント
安定度解析システムによれば、プラントの安定度データ
を継続的且つ定量的に求めることができるので、本発明
は、充分なプラントの安定度を確保すると共に、より省
資源或いは省エネルギーを達成するためのプラント運転
条件を定量的に把握することを可能にした顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるプラント安定度解析
システムの機能的ブロック図である。
【図2】図1のプラント安定度解析システムの安定度デ
ータ表示部を成すCRTディスプレイ上の表示例。
【図3】安定度データ(平均値及び最大/最小値)の表
示。
【図4】安定度データ(標準偏差)の表示。
【符号の説明】
1 安定度解析コンピュータ 2 プロセスコンピュータ 3 安定度データ表示部 4 知識データ入力手段 5 解析指令入力手段 11 プロセス状態量採取手段 12 安定度データ演算手段 13 安定度履歴データベース 14 安定度評価手段 15 知識データベース構築手段 16 プロセス状態量選定手段 21 プロセス状態量履歴データベース 22 プロセスデータ出力部 23 制御データ入力部
フロントページの続き (72)発明者 原田 光雄 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化学 株式会社水島事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント運転中の少なくとも1つのプロ
    セス状態量の所定期間内の測定データを周期的に取り出
    すプロセス状態量採取手段と、前記測定データから前記
    プロセス状態量の安定度を示す安定度データを演算する
    安定度データ演算手段と、該安定度データ演算手段によ
    る演算結果を履歴データとして保存する安定度データ保
    存手段とを備えることを特徴とするプラント安定度解析
    システム。
  2. 【請求項2】 前記安定度データが、前記測定データの
    一定時間内の最大値から最小値までの振れ幅、標準偏
    差、標準偏差を平均値で除して得られた値、及び設定値
    からの偏差の2乗の積分値からなる群から選択されるデ
    ータに関連するデータの少なくとも1つを含む、請求項
    1に記載のプラント安定度解析システム。
  3. 【請求項3】 複数のプロセス状態量の前記安定度デー
    タを安定度の低い順序に並べて表示する安定度データ表
    示手段を更に備える、請求項1又は2に記載のプラント
    安定度解析システム。
  4. 【請求項4】 1つのプロセス状態量に対応する安定度
    データの時系列的な変化を前記1つのプロセス状態量以
    外の任意のプロセス状態量との関係に従って評価する安
    定度評価手段と、該安定度評価手段による評価の結果を
    知識データベースとして構築・保存する知識データベー
    ス構築手段とを更に備える、請求項1乃至3の一に記載
    のプラント安定度解析システム。
  5. 【請求項5】 現在のプロセス状態量と、最新の安定度
    データと、前記知識データベースからの知識データとに
    基づいて、より好ましいプラントの安定度データを与え
    る少なくとも1つのプロセス状態量を予測・選定するプ
    ロセス状態量選定手段を更に備える、請求項4に記載の
    プラント安定度解析システム。
JP33449494A 1994-12-19 1994-12-19 プラント安定度解析システム Pending JPH08171415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33449494A JPH08171415A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 プラント安定度解析システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33449494A JPH08171415A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 プラント安定度解析システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08171415A true JPH08171415A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18278035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33449494A Pending JPH08171415A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 プラント安定度解析システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08171415A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305620A (ja) * 1999-02-22 2000-11-02 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御システムで用いられる診断ツール
JP2008157778A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Alum Co Ltd 円形ブランク絞り加工成形品の耳プロフィール解析装置
CN103926921A (zh) * 2014-05-05 2014-07-16 新杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机操作面板的检测系统及方法
JP2014132928A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Nippon Koden Corp 生体信号加算平均処理装置
JP2017049801A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 三菱重工業株式会社 運転支援システム、運転支援方法及びプログラム
JP2019215715A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 三菱重工業株式会社 情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305620A (ja) * 1999-02-22 2000-11-02 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御システムで用いられる診断ツール
JP4637988B2 (ja) * 1999-02-22 2011-02-23 フィッシャー−ローズマウント システムズ, インコーポレイテッド プロセス制御システムで用いられる診断ツール
JP2008157778A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Alum Co Ltd 円形ブランク絞り加工成形品の耳プロフィール解析装置
JP2014132928A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Nippon Koden Corp 生体信号加算平均処理装置
US9693735B2 (en) 2013-01-08 2017-07-04 Nihon Kohden Corporation Biological signal averaging processing device
CN103926921A (zh) * 2014-05-05 2014-07-16 新杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机操作面板的检测系统及方法
JP2017049801A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 三菱重工業株式会社 運転支援システム、運転支援方法及びプログラム
JP2019215715A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 三菱重工業株式会社 情報中継装置、遠隔サービスシステム、情報中継方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3361343B1 (en) Event analyzing device, event analyzing system, event analyzing method, and non-transitory computer readable storage medium
EP0162688A2 (en) Environment monitoring system
CN103163876A (zh) 警报显示设备和警报显示方法
WO2019234810A1 (ja) 学習装置、推論装置、方法、及びプログラム
US20090259331A1 (en) Automated system for checking proposed human adjustments to operational or planning parameters at a plant
JPH08171415A (ja) プラント安定度解析システム
US11900223B2 (en) Device and method for monitoring a system
EP3349084B1 (en) Process monitoring device, method and program
JP2011209798A (ja) 運転状態解析システムおよび運転状態解析方法
JP7323601B2 (ja) 監視装置、表示装置、監視方法及び監視プログラム
CN107450509A (zh) 控制阀粘滞的检测或诊断方法
CN110517731A (zh) 基因检测质量监控数据处理方法和系统
CN104133437B (zh) 连续型化工装置及其绩效指标实时评价方法和装置
JP2001265426A (ja) 設備管理システム
JP3124644B2 (ja) プロセスデータの表示方法及び装置
JPH10228312A (ja) バッチ・プロセス・プラントの運転支援装置
JP3297020B2 (ja) 制御システムの制御性能評価のための方法及び装置とそのためのプログラム記録媒体
JP2003058248A (ja) 運転支援装置
JP3178957B2 (ja) 傾向監視アラーム管理装置
JPS62192694A (ja) プラント診断装置
JPH08126835A (ja) バッチプラントの運転管理方法
JP7232028B2 (ja) 運転監視装置および方法
JP3040853B2 (ja) プラント監視システム
CN115599037B (zh) 一种基因检测实验室设备自动化监控方法
JPH1183536A (ja) 校正周期適正化方法