JP2019215120A - ショーケース - Google Patents

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【課題】ショーケースの冷却性能を維持しながら、物品を収容する収容空間へ放出される空気を冷却する熱交換器への着霜を抑制する。【解決手段】収容空間15へ第1熱交換器6によって冷却された空気が放出される。第2熱交換器3および第3熱交換器7は、吸着材が塗布されている。冷媒の循環方向が第1循環方向である場合、第3熱交換器7を通過した空気は第1熱交換器6に導かれ、第2熱交換器3を通過した空気は排気される。冷媒の循環方向が第2循環方向である場合、第2熱交換器3を通過した空気は第1熱交換器6に導かれ、第3熱交換器7を通過した空気は排気される。【選択図】図1

Description

本発明は、物品を収容する収容空間へ熱交換器によって冷却された空気が放出されるショーケースに関する。
従来、吸着材が塗布された熱交換器によって空気中の水分を吸着することにより、蒸発器として機能する熱交換器への着霜を抑制する冷凍サイクル装置が知られている。たとえば、特開2012−159273号公報(特許文献1)には、吸着材付の第2熱交換器と、第3熱交換器とを直列に接続し、いずれも蒸発器として機能させ、第2熱交換器と熱交換した空気が第3熱交換器とさらに熱交換するように構成されたヒートポンプシステムが開示されている。当該ヒートポンプシステムによれば、第3熱交換器を第2熱交換器によって除湿乾燥された空気と熱交換させることができる。第3熱交換器の蒸発温度を第3熱交換器と熱交換する空気の露点温度より高くすることにより、第3熱交換器における着霜を防止し得る。
特開2012−159273号公報
特許文献1に開示されたヒートポンプシステムにおいては、吸着材が空気中の水分を吸着・除去する能力がなくなる平衡吸着状態が絶対湿度センサによって検出された場合、凝縮器として機能する第1熱交換器から流出した冷媒を減圧せずに第2熱交換器に流入させる。その結果、第2熱交換器と熱交換する空気が昇温されて第2熱交換器に塗布された吸着材から水分が脱着され、当該吸着材が再生される。第2熱交換器の吸着材の再生を行なっている間、第2熱交換器の吸着材から脱着された水分を含む高温多湿の空気が蒸発器として機能する第3熱交換器を通過する。
冷凍サイクル装置の一例であるショーケースにおいては、物品を収容する収容空間へ熱交換器によって冷却された空気が放出される。吸着材の脱着中に、当該熱交換器を高温多湿の空気が通過すると、収容空間に当該空気が流入し、ショーケースの冷却性能が損なわれる可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ショーケースの冷却性能を維持しながら、物品を収容する収容空間へ放出される空気を冷却する熱交換器への着霜を抑制することである。
本発明に係るショーケースにおいては、物品を収容する収容空間へ第1熱交換器によって冷却された空気が放出される。ショーケースは、圧縮機と、第2熱交換器と、第3熱交換器と、流路切替弁とを備える。第2熱交換器は、空気中の水分を吸着する吸着材が塗布されている。第3熱交換器は、空気中の水分を吸着する吸着材が塗布されている。流路切替弁は、冷媒の循環方向を、第1循環方向または第2循環方向に切り替える。第1循環方向において、冷媒は、圧縮機、第2熱交換器、第1熱交換器、および第3熱交換器の順に循環する。第2熱交換器から流出した冷媒は、減圧されてから第1熱交換器に流入する。第3熱交換器を通過した空気は、第1熱交換器に導かれる。第2熱交換器を通過した空気は、排気される。第2循環方向において、冷媒は、圧縮機、第3熱交換器、第1熱交換器、および第2熱交換器の順に循環する。第3熱交換器から流出した冷媒は、減圧されてから第1熱交換器に流入する。第2熱交換器を通過した空気は、第1熱交換器に導かれる。第3熱交換器を通過した空気は、排気される。
本発明に係るショーケースにおいては、第1循環方向において第3熱交換器を通過した空気が第1熱交換器に導かれるとともに第2熱交換器を通過した空気が排気される。また、第2循環方向において第2熱交換器を通過した空気が第1熱交換器に導かれるとともに、第3熱交換器を通過した空気が排気される。その結果、ショーケースの冷却性能を維持しながら、第1熱交換器への着霜を抑制することができる。
実施の形態1に係るショーケースの構成を示す機能ブロック図である。 冷媒の循環方向が図1の循環方向から切り替えられたショーケースの構成を示す機能ブロック図である。 ショーケース内の空気の状態変化を示す湿り空気線図である。 ショーケース内を循環する冷媒の状態変化を示すモリエル線図である。 実施の形態2に係るショーケースの構成を示す機能ブロック図である。 冷媒の循環方向が図5の循環方向から切り替えられたショーケースの構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るショーケース100の構成を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、ショーケース100は、圧縮機1と、四方弁2(流路切替弁)と、熱交換器3(第2熱交換器)と、ブリッジ回路4と、膨張弁5と、冷却器6(第1熱交換器)と、熱交換器7(第3熱交換器)と、制御装置10とを備える。
ブリッジ回路4は、逆止弁4a(第1逆止弁)と、逆止弁4b(第2逆止弁)と、逆止弁4c(第3逆止弁)と、逆止弁4d(第4逆止弁)とを含む。ブリッジ回路4は、接続ノードJ1において冷却器6に接続されている。ブリッジ回路4は、接続ノードJ2において熱交換器3に接続されている。ブリッジ回路4は、接続ノードJ3において膨張弁5に接続されている。ブリッジ回路4は、接続ノードJ4において熱交換器7に接続されている。逆止弁4aは、接続ノードJ1からJ2への方向を順方向として接続ノードJ1とJ2との間に接続されている。逆止弁4bは、接続ノードJ2からJ3への方向を順方向として接続ノードJ2とJ3との間に接続されている。逆止弁4cは、接続ノードJ1からJ4への方向を順方向として接続ノードJ1とJ4との間に接続されている。逆止弁4dは、接続ノードJ4からJ3への方向を順方向として接続ノードJ4とJ3との間に接続されている。
制御装置10は、圧縮機1の駆動周波数を制御することにより、圧縮機1が単位時間あたりに吐出する冷媒量を制御する。制御装置10は、膨張弁5の開度を調節する。制御装置10は、四方弁2を制御して冷媒の循環方向を切り替える。制御装置10は、通風路を形成する不図示のダンパを制御して、通風路を切り替える。
四方弁2は、冷媒の循環方向を切り替える。図1において四方弁2は、圧縮機1の吐出口と熱交換器3とを連通させているとともに、熱交換器7と圧縮機1の吸入口とを連通させている。冷媒は、圧縮機1、四方弁2、熱交換器3、逆止弁4b、膨張弁5、冷却器6、逆止弁4c、熱交換器7、および四方弁2の順に循環する。熱交換器3は凝縮器として機能し、熱交換器7は蒸発器として機能する。熱交換器3,7には空気中の水分を吸着する吸着材が塗布されている。
ショーケース100においては、冷却器6によって冷却された空気SAが、通気口11から物品を収容する収容空間15に放出される。通気口12からの収容空間15の空気RAは、不図示のダンパによって形成される通風路によって熱交換器7に導かれる。熱交換器7を通過した空気CAは、不図示のダンパによって形成される通風路によって冷却器6に導かれ、冷却器6によって冷却されて収容空間15に放出される。熱交換器7を通過する冷媒が空気および空気中の水分から気化熱を吸収して気化することにより、当該空気中の水分が熱交換器7に塗布された吸着材に吸着される。熱交換器7を通過した空気CAは乾燥状態となるため、冷却器6への結露および着霜を抑制することができる。
一方、ショーケース100の外部の空気OAは、通気口13から吸入され、不図示のダンパによって形成される通風路によって熱交換器3に導かれる。熱交換器3を通過した空気EAは、不図示のダンパによって形成される通風路によって通気口14に導かれ、通気口14から排気される。熱交換器3を通過する冷媒が凝縮するときに放熱する凝縮熱によって、熱交換器3を通過する空気および熱交換器3に塗布された吸着材の温度が上昇する。その結果、熱交換器3に塗布された吸着材中の水分が脱着され、当該吸着材が再生される。熱交換器3によって暖められ、熱交換器3の吸着材から脱着された水分を含む空気EAは冷却器6には導かれず、収容空間15に流入することもないため、ショーケース100の冷却性能は空気EAによって損なわれない。
図1においては、熱交換器3に塗布された吸着材の再生および熱交換器7に塗布された吸着材による空気の乾燥が並行して行なわれる場合について説明した。ショーケース100においては、冷媒の循環方向を切り替えることによって熱交換器3と熱交換器7との機能を切り替えるとともに、不図示のダンパによって形成される通風路を切り替えることにより、熱交換器7に塗布された吸着材の再生および熱交換器3に塗布された吸着材による空気の乾燥を並行して行なうこともできる。
図2は、冷媒の循環方向が図1の循環方向から切り替えられたショーケース100の構成を示す機能ブロック図である。図2に示されるように、四方弁2は、圧縮機1の吐出口と熱交換器7とを連通させているとともに、熱交換器3と圧縮機1の吸入口とを連通させている。冷媒は、圧縮機1、四方弁2、熱交換器7、逆止弁4d、膨張弁5、冷却器6、逆止弁4a、熱交換器3、および四方弁2の順に循環する。熱交換器7は凝縮器として機能し、熱交換器3は蒸発器として機能する。
通気口12からの収容空間15の空気RAは、不図示のダンパによって形成される通風路によって熱交換器3に導かれる。熱交換器3を通過した空気CAは、不図示のダンパによって形成される通風路によって冷却器6に導かれ、冷却器6によって冷却されて収容空間15に放出される。熱交換器3を通過する冷媒が空気および空気中の水分から気化熱を吸収して気化することにより、当該空気中の水分が熱交換器3に塗布された吸着材に吸着される。熱交換器3を通過した空気CAは乾燥状態となるため、冷却器6への結露および着霜を抑制することができる。
一方、ショーケース100の外部の空気OAは、通気口13から吸入され、不図示のダンパによって形成される通風路によって熱交換器7に導かれる。熱交換器7を通過した空気EAは、不図示のダンパによって形成される通風路によって通気口14に導かれ、通気口14から排気される。熱交換器7を通過する冷媒が凝縮するときに放熱する凝縮熱によって、熱交換器7を通過する空気および熱交換器7に塗布された吸着材の温度が上昇する。その結果、熱交換器7に塗布された吸着材中の水分が脱着され、当該吸着材が再生される。熱交換器7によって暖められ、熱交換器7の吸着材から脱着された水分を含む空気EAは冷却器6には導かれず、収容空間15に流入することもないため、ショーケース100の冷却性能は空気EAによって損なわれない。
図3は、ショーケース100内の空気の状態変化を示す湿り空気線図である。図3を用いた説明では、わかり易さのため空気の状態に関する物理量に具体的な数値を用いるが、空気の物理量は当該数値に限定されない。
たとえば、空気RAの乾球温度が12℃でありかつ相対湿度が70%である場合、空気RAの露点温度は6.7℃である。蒸発温度が6.7℃以下になると蒸発器として機能する熱交換器に結露が発生する。蒸発温度が0℃以下になると当該熱交換器への着霜の可能性が高まる。蒸発温度が−4℃の場合、空気RAの絶対湿度が、露点温度が−4℃のときの絶対湿度である2.7g/kg(DA)以下となるまで、蒸発器として機能する熱交換器に塗布された吸着材に空気RAに含まれる水分が吸着されることにより、冷却器6において結露は発生せず、冷却器6の無着霜を実現することができる。冷却器6の無着霜が実現される場合の吸着材の水分吸着量である空気RAと空気との絶対湿度差は3.4g/kg(DA)である。図3においては、空気OAの乾球温度が27℃でありかつ、空気OAの相対湿度が60%の条件で当該水分吸着量である3.4g/kg(DA)が吸着材から脱着されて空気EAとなる変化が示されている。
なお、吸着材の水分の吸着においては水分の吸着熱が吸着材から放熱され、吸着材の水分の脱着においては脱着熱が吸着材に吸熱されて水分が吸着材から脱着される。空気の熱伝達率と比べて冷媒の熱伝達率が圧倒的に大きいため、吸着熱および脱着熱のほとんどが冷媒との熱交換おいて処理され、空気の状態にはほとんど影響を与えない。そのため、図3においては、吸着材の水分の吸着過程および脱着過程での空気の乾球温度は変化しないものとして、空気の状態変化を示している。
図4は、ショーケース100内を循環する冷媒の状態変化を示すモリエル線図である。図4に示されるように、圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器として機能する熱交換器(図1においては熱交換器3であり、図2においては熱交換器7)を通過しながら凝縮熱を放熱する。ショーケース100においては、当該凝縮熱は、空気OAに吸熱されるとともに、凝縮器として機能する熱交換器に塗布された吸着材にも吸熱される。当該熱交換器における熱交換量が増加するため、ショーケース100の効率を向上させることができる。
凝縮器として機能する熱交換器から流出する過冷却状態の冷媒は、膨張弁5によって減圧されて、低温低圧の気液二相状態の冷媒(二相冷媒)となる。膨張弁5から流出した二相冷媒は、冷却器6および蒸発器として機能する熱交換器(図1においては熱交換器7であり、図2においては熱交換器3)を通過しながら気化熱を吸熱して蒸発する。冷媒が冷却器6を通過する場合、冷媒は空気CAから気化熱を吸熱する。冷媒が蒸発器として機能する熱交換器を通過する場合、冷媒は空気RAから気化熱を吸熱するとともに、および当該熱交換器に塗布された吸着材からも気化熱を吸熱する。当該熱交換器における熱交換量が増加するため、ショーケース100の効率を向上させることができる。
ショーケース100においては、吸着材に吸着された水分量が飽和するまでの時間および吸着材の再生に要する時間を基に算出された一定時間間隔毎に、図1に示される冷媒の循環方向(第1循環方向)と図2に示される冷媒の循環方向(第2循環方向)とが制御装置10によって切り替えられる。また、冷媒の循環方向とともに不図示のダンパによって形成される通風路も制御装置10によって切り替えられる。このように冷媒の循環方向および通風路を切り替えることにより、冷却器6への着霜を継続的に抑制することができる。なお、冷媒の循環方向および通風路を切り替える時間間隔は、実機実験あるいはシミュレーションによって適宜決定することができる。
ショーケース100においては、冷却器6への着霜を継続的に抑制することができるため、冷却器6のフィンの間が霜によって閉塞されることがほとんどない。ショーケース100によれば冷却器6のフィンピッチを着霜が想定される場合よりも狭くすることができるため、冷却器6を小型化することができる。その結果、収容空間15の容積を大きくすることができる。
以上、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置によれば、冷却性能を維持しながら、物品を収容する収容空間へ放出される空気を冷却する熱交換器への着霜を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、4つの逆止弁によって構成されたブリッジ回路を用いる構成について説明した。実施の形態2においては、ブリッジ回路を用いない構成について説明する。
図5および図6は、実施の形態2に係るショーケース200の構成を示す機能ブロック図である。図5およぶ図6のショーケース200の構成は、図1のショーケース100からブリッジ回路4が除かれているとともに、膨張弁8が加えられ、制御装置10が制御装置20に置き換えられた構成である。すなわち、実施の形態1の図1および図2が、図5および図6にそれぞれ置き換えられる。これら以外の構成は同様であるため、説明を繰り返さない。
図5および図6に示されるように、制御装置20は、圧縮機1、四方弁2、および膨張弁5(第1膨張弁)を制御するとともに、膨張弁8(第2膨張弁)の開度を調節する。制御装置20は、通風路を形成する不図示のダンパを制御して、通風路を切り替える。
図5において冷媒は、圧縮機1、四方弁2、熱交換器3、膨張弁5、冷却器6、膨張弁8、熱交換器7、および四方弁2の順に循環する。冷媒の循環方向が図5に示される循環方向である場合、制御装置20は、膨張弁5の開度を調整することによって冷媒を減圧するとともに、膨張弁8の開度を全開とする。
図6において冷媒は、圧縮機1、四方弁2、熱交換器7、膨張弁8、冷却器6、膨張弁5、熱交換器3、および四方弁2の順に循環する。冷媒の循環方向が図6に示される循環方向である場合、制御装置20は、膨張弁8の開度を調節することによって冷媒を減圧するとともに、膨張弁5の開度を全開とする。
ショーケース200においても、一定時間間隔毎に、図5に示される冷媒の循環方向(第1循環方向)と図6に示される冷媒の循環方向(第2循環方向)とが制御装置20によって切り替えられる。また、冷媒の循環方向とともに不図示のダンパによって形成される通風路も制御装置20によって切り替えられる。
以上、実施の形態2に係るショーケースによれば、冷却性能を維持しながら、物品を収容する収容空間へ放出される空気を冷却する熱交換器への着霜を抑制することができる。また、実施の形態2に係るショーケースによれば、4つの逆止弁に替えて1つの膨張弁を追加することによって実施の形態1と同様の効果を実現することができるため、実施の形態1に係るショーケースよりも小型化することができる。
今回開示された各実施の形態は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施することも予定されている。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 圧縮機、2 四方弁、3,7 熱交換器、4 ブリッジ回路、4a〜4d 逆止弁、5,8 膨張弁、6 冷却器、10,20 制御装置、11〜14 通気口。

Claims (4)

  1. 物品を収容する収容空間へ第1熱交換器によって冷却された空気が放出されるショーケースであって、
    圧縮機と、
    空気中の水分を吸着する吸着材が塗布された第2熱交換器と、
    空気中の水分を吸着する吸着材が塗布された第3熱交換器と、
    冷媒の循環方向を、第1循環方向または第2循環方向に切り替える流路切替弁とを備え、
    前記第1循環方向において、
    前記冷媒は、前記圧縮機、前記第2熱交換器、前記第1熱交換器、および前記第3熱交換器の順に循環し、前記第2熱交換器から流出した前記冷媒は、減圧されてから前記第1熱交換器に流入し、
    前記第3熱交換器を通過した空気は、前記第1熱交換器に導かれ、
    前記第2熱交換器を通過した空気は、排気され、
    前記第2循環方向において、
    前記冷媒は、前記圧縮機、前記第3熱交換器、前記第1熱交換器、および前記第2熱交換器の順に循環し、前記第3熱交換器から流出した前記冷媒は、減圧されてから前記第1熱交換器に流入し、
    前記第2熱交換器を通過した空気は、前記第1熱交換器に導かれ、
    前記第3熱交換器を通過した空気は、排気される、ショーケース。
  2. 膨張弁と、
    ブリッジ回路とをさらに備え、
    前記ブリッジ回路は、第1逆止弁、第2逆止弁、第3逆止弁、および第4逆止弁を含み、
    前記第1循環方向において前記冷媒は、前記圧縮機、前記第2熱交換器、前記第2逆止弁、前記膨張弁、前記第1熱交換器、前記第3逆止弁、および前記第3熱交換器の順に循環し、
    前記第2循環方向において前記冷媒は、前記圧縮機、前記第3熱交換器、前記第4逆止弁、前記膨張弁、前記第1熱交換器、前記第1逆止弁、および前記第2熱交換器の順に循環する、請求項1に記載のショーケース。
  3. 第1膨張弁および第2膨張弁をさらに備え、
    前記第1循環方向において前記冷媒は、前記圧縮機、前記第2熱交換器、前記第1膨張弁、前記第1熱交換器、前記第2膨張弁、および前記第3熱交換器の順に循環し、
    前記第2循環方向において前記冷媒は、前記圧縮機、前記第3熱交換器、前記第2膨張弁、前記第1熱交換器、前記第1膨張弁、および前記第2熱交換器の順に循環する、請求項1に記載のショーケース。
  4. 前記流路切替弁は、一定時間間隔毎に前記循環方向を切り替える、請求項1〜3のいずれか1項に記載のショーケース。
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