JP2019215087A - ボルト及びそれを用いた締結部材並びにそれを用いた締結方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記ボルトは、
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、ナットが螺合可能であるボルト本体と、を備え、
前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトである。
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、ナットが螺合可能であるボルト本体と、を備え、前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトの内径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合する第1ナットと、
前記ボルトの外径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合する第2ナットと、を含み、
前記第1ナットと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記第2ナットと前記外径との隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材である。
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、ナットが螺合可能であるボルト本体と、を備え、前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトの内径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合し、前記キャップに固定される被固定部を有するナットと、
前記ボルト本体を挿入可能な外径中心点を円心とする貫通孔を有し、前記ナットの前記被固定部の少なくとも一部を覆い内径中心点を円心とする固定部を有するキャップと、を含み、
前記ナットと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記キャップの貫通孔と前記ボルトの前記外径との隙間の距離、並びに、前記固定部と前記被固定部との隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材である。
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、ナットが螺合可能であるボルト本体と、を備え、
前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトの内径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合するナットと、
前記ボルト本体に対して側方から挿入可能であり、前記ボルト本体を保持する外径中心点を円心とする挿入口を有し、前記ナットの側面を保持する側面部を有するキャップと、を含み、
前記ナットと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記キャップの挿入口と前記ボルトの前記外径との隙間の距離、並びに、前記側面部と前記ナットとの隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材である。
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、螺旋状の前記ネジ山が形成され、雌ネジに対して螺合可能であるボルト本体とを備え、前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトが前記内径中心点を回転軸として回転するための前記雌ネジが設けられたネジ穴、及び、前記ネジ穴と平面視における中心点が同一であり平面視円状の被挿入部が設けられた雌ネジ部材の、前記被挿入部に挿入する挿入部材と、を含み、
前記挿入部材は、前記中心点から前記内径中心点と前記外径中心点との距離だけ離れた位置を中心点とする、前記ボルト頭部又は前記ボルト本体が挿入可能な貫通孔を備え、
前記雌ネジと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記挿入部材の貫通孔と前記ボルトの前記外径との隙間の距離、並びに、前記挿入部材と前記被挿入部との隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材である。
前記ボルトに螺合された前記第1ナットと前記第2ナットとの各々の回転軸に対する垂直方向の相対位置が固定される固定工程を含む締結方法である。
その後、外径中心点を回転軸として回転する第2ナットをボルトに螺合し、
回転軸に対する垂直方向(x軸方向、y軸方向)の第1ナットと第2ナットの相対位置を固定部材によって固定することにより、ボルトに対してナットが緩み難いという効果を奏する。
螺旋状の溝が形成されているボルト本体120と、を備える。
ネジ山130の外径を構成する外径132と、を有する。
ナット200は、第1ボルト100のボルト本体120と、内径中心点C1を中心として自転し螺合する第1ナット210と、
外径中心点C2を中心として自転して螺合する第2ナット220と、を含む。
第2実施形態は、第1実施形態の第1ナット210の代わりに、ナットである第3ナット230を使用し、第2ナット220の代わりにキャップである第1キャップ250を使用する構成である。第1ボルト100は第1実施形態と同様の構成であり、第1実施形態と同一又は同様の構成については説明を省略、又は簡略して説明する。
第3ナット230の被固定部232を固定する固定部252と、を備える。
第3実施形態は、第1ボルト100に対して側方からキャップである第2キャップ260を嵌める構成である。第1ボルト100は第1実施形態と同様の構成であり、第1実施形態及び第2実施形態と同一又は同様の構成については説明を省略、又は簡略して説明する。
第1側面部261の上部に配置され、ボルト本体120の側面に嵌める上面部である第1上面部262と、を有する。
第4実施形態は、壁や板等(雌ネジ部材700)に雌ネジが設けられたネジ穴500に対してボルト400を螺合する構成である。第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と同一又は同様の構成については説明を省略、又は簡略して説明する。
図12のフローチャートに示すように、第1ボルト100のボルト本体120には、外径中心点C2から位置をずらした内径中心点C1を中心としてネジ山の内径が形成され、外径中心点C2を中心としてネジ山の外径が形成される。
図13のフローチャートに示すように、内径中心点C1を回転軸とする第3ナット230が第1ボルト100に螺合される(ステップS21、ナット螺合工程)。
110…ボルト頭部
120…ボルト本体
130…ネジ山
200…ナット
210…第1ナット
220…第2ナット
230…第3ナット
232…被固定部
250…第1キャップ
252…固定部
260…第2キャップ
261…第1側面部
263…第1挿入口
300…固定部材
400…第2ボルト
411…六角穴
500…ネジ穴
510…被挿入部
600…挿入部材
700…雌ネジ部材
Claims (6)
- 内径と外径との差によりナットが螺合するための螺旋状のネジ山が形成されるボルトであって、
前記ボルトは、
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、ナットが螺合可能であるボルト本体と、を備え、
前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルト。 - 前記内径の内径中心点と、前記外径の外径中心点との位置がずれることにより、螺旋状の前記ネジ山の高さが変化する請求項1記載のボルト。
- 内径と外径との差によりナットが螺合するための螺旋状のネジ山が形成されるボルトと、前記ボルトに対して螺合される前記ナットと、を含む締結部材をであって、
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、螺旋状の前記ネジ山が形成されナットが螺合可能であるボルト本体とを備え、前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトの内径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合する第1ナットと、
前記ボルトの外径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合する第2ナットと、を含み、
前記第1ナットと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記第2ナットと前記ボルトの前記外径との隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材。 - 内径と外径との差によりナットが螺合するための螺旋状のネジ山が形成されるボルトと、前記ボルトに対して螺合される前記ナットと、前記ナットに嵌められるキャップと、を含む締結部材をであって、
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、ナットが螺合可能であるボルト本体と、を備え、前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトの内径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合し、前記キャップに固定される被固定部を有するナットと、
前記ボルト本体を挿入可能な外径中心点を円心とする貫通孔を有し、前記ナットの前記被固定部の少なくとも一部を覆い内径中心点を円心とする固定部を有するキャップと、を含み、
前記ナットと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記キャップの貫通孔と前記ボルトの前記外径との隙間の距離、並びに、前記固定部と前記被固定部との隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材。 - 内径と外径との差によりナットが螺合するための螺旋状のネジ山が形成されるボルトと、前記ボルトに対して螺合される前記ナットと、前記ナットに嵌められるキャップと、を含む締結部材をであって、
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、ナットが螺合可能であるボルト本体と、を備え、前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトの内径中心点を回転軸として前記ボルトに螺合するナットと、
前記ボルト本体に対して側方から挿入可能であり、前記ボルト本体を保持する外径中心点を円心とする挿入口を有し、前記ナットの側面を保持する側面部を有するキャップと、を含み、
前記ナットと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記キャップの挿入口と前記ボルトの前記外径との隙間の距離、並びに、前記側面部と前記ナットとの隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材。 - 内径と外径との差によりナットが螺合するための螺旋状のネジ山が形成されるボルトを含む締結部材であって、
前記ボルトを自転させるボルト頭部と、
螺旋状の前記ネジ山が形成され、雌ネジに対して螺合可能であるボルト本体と、を備え、前記内径の内径中心点と前記外径の外径中心点とが異なるボルトと、
前記ボルトが前記内径中心点を回転軸として回転するための前記雌ネジが設けられたネジ穴、及び、前記ネジ穴と中心点が同一であり円状の被挿入部が設けられた板又は壁の、前記被挿入部に挿入する挿入部材と、を含み、
前記挿入部材は、前記中心点から前記内径中心点と前記外径中心点との距離だけ離れた位置を中心点とする、前記ボルト頭部又は前記ボルト本体が挿入可能な貫通孔を備え、
前記雌ネジと前記ボルトの前記内径との隙間の距離、及び、前記挿入部材の貫通孔と前記ボルトの前記外径との隙間の距離、並びに、前記挿入部材と前記被挿入部との隙間の距離が、それぞれ前記内径中心点と前記外径中心点との距離より短い締結部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019172365A JP6931470B2 (ja) | 2019-09-21 | 2019-09-21 | ボルト及びそれを用いた締結部材並びにそれを用いた締結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019215087A true JP2019215087A (ja) | 2019-12-19 |
JP2019215087A5 JP2019215087A5 (ja) | 2020-10-22 |
JP6931470B2 JP6931470B2 (ja) | 2021-09-08 |
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JP2019172365A Active JP6931470B2 (ja) | 2019-09-21 | 2019-09-21 | ボルト及びそれを用いた締結部材並びにそれを用いた締結方法 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH116516A (ja) * | 1997-06-18 | 1999-01-12 | Hard Lock Kogyo Kk | 緩み止めナット |
JP2007085444A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Yasuo Hirano | ボルトとこのボルトを使用するロックボルト |
WO2018173705A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | 日本発條株式会社 | 締結部材 |
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2019
- 2019-09-21 JP JP2019172365A patent/JP6931470B2/ja active Active
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JP2007085444A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Yasuo Hirano | ボルトとこのボルトを使用するロックボルト |
WO2018173705A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | 日本発條株式会社 | 締結部材 |
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