JP3244560U - タイヤ固定ナット構造 - Google Patents
タイヤ固定ナット構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3244560U JP3244560U JP2023003367U JP2023003367U JP3244560U JP 3244560 U JP3244560 U JP 3244560U JP 2023003367 U JP2023003367 U JP 2023003367U JP 2023003367 U JP2023003367 U JP 2023003367U JP 3244560 U JP3244560 U JP 3244560U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- fixing nut
- nut structure
- tire fixing
- hypotenuse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
【課題】ナットの外形が損耗して変形してしまう従来の六角ナットの問題を改善する、タイヤ固定ナット構造を提供する。【解決手段】タイヤ固定ナット構造は、六角ヘッド部10、フランジ部20及び円錐部30を備える。六角ヘッド部は、等角度で設けられた6つの鈍角部11を有する。鈍角部は、第1の斜辺111及び第2の斜辺112を有する。第1の斜辺と第2の斜辺とのなす内角は150度である。各鈍角部の間には、凹弧溝12が形成されている。タイヤ固定ナット構造は、ソケットをさらに備える。ソケットには、差込口が形成されている。差込口内には、複数のねじ山が設けられる。差込口の外形は、六角ヘッド部の外形に適合する。ソケットを順方向又は逆方向に回転させると、ねじ山と凹弧溝とが面接触される。【選択図】図1
Description
本考案は、ナット構造に関し、特に、ネットの外形が損耗することを防ぎ、ロック強度を高めるタイヤロック構造に関するものである。
タイヤナットは、ハブに取り付ける締結具であり、走行の安全性に関係するため、タイヤナットの締結効果は特に重要であった。
従来のタイヤのナット又はボルトの力受部の外形が六角形であり、作業をする者は、ソケットなどのハンドツールを利用し、ナットを締め付けたり緩めたりすることができる。しかし、図5に示すように、前述したソケットSの差込口とナットNの外形との間には常に間隙が形成されているため、ナットを締め付けるか緩める際に、差込口の内壁の作用力が六角形の力受部の6つの角部N1に常に加えられるため、一定時間使用すると、6つの角部が磨耗して変形してしまうことがある上、ナット又はボルトの噛み合わせ力が大きすぎる場合、ソケットを回すトルクを大きくしなければならなかったが、その場合、角部N1が破損し、ソケットが抜けて力を加えることができなくなる問題が生じることがあった。
上述した説明から分かるように、従来のタイヤナット構造には依然として改善の余地があった。
本考案の目的は、ナットの外形が損耗して変形してしまう従来の六角ナットの問題を改善する、タイヤ固定ナット構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、六角ヘッド部、フランジ部及び円錐部を備えた、タイヤ固定ナット構造であって、前記六角ヘッド部は、等角度で設けられた6つの鈍角部を有し、前記鈍角部は、第1の斜辺及び第2の斜辺を有し、前記第1の斜辺と前記第2の斜辺とのなす内角は150度であり、各前記鈍角部の間には、凹弧溝が形成されていることを特徴とする、タイヤ固定ナット構造を提供する。
ソケットをさらに備え、前記ソケットには、差込口が形成され、前記差込口内には、複数のねじ山が設けられ、前記差込口の外形は、前記六角ヘッド部の外形に適合し、前記ソケットを順方向又は逆方向に回転させると、前記ねじ山と前記凹弧溝とが面接触されることが好ましい。
本考案のタイヤ固定ナット構造は、一般の六角ソケット又は特殊なソケットと組み合わせて使用し、ソケットとナットとの接触状態を面接触させ、タイヤナットが磨耗して変形することを防ぎ、ナットの締結効果を高めることができる。
本考案の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本考案を以下に詳説する。もっとも、本考案は、かかる図面により限定されるものではない。
まず、図1を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係るタイヤ固定ナット構造を示す斜視図である。図1に示すように、タイヤ固定ナット構造は、少なくとも六角ヘッド部10、フランジ部20及び円錐部30から構成されてなる。図2に示すように、本実施形態のタイヤ固定ナット構造は、中空内孔の柱体を有する。内孔内には、雌ねじ部が設けられる。
図3を参照する。図3は、本考案の一実施形態に係るタイヤ固定ナット構造の六角ヘッドと従来のソケットとの構造関係を示す断面図である。図3に示すように、六角ヘッド部10は、等角度で設けられた6つの鈍角部11を有する。鈍角部11は、第1の斜辺111及び第2の斜辺112を有する。本実施形態において、第1の斜辺111と第2の斜辺112とのなす内角θは150度である。上述した各鈍角部11の間には、凹弧溝12が形成されている。図3に示すように、従来の六角ソケット40は、順方向又は逆方向に回転されると、六角ソケット40の差込口の内壁41が前述した鈍角部11の第1の斜辺111又は/及び第2の斜辺112の構成面と接触される。
図4を参照する。図4に示すように、特殊ソケット50の差込口内には、複数のねじ山51が周設される。上述したソケットの差込口の外形は、六角ヘッド部10の外形に適合するとともに、六角ヘッド部10との間に適切な間隙が保持される。ソケットを順方向又は逆方向に回転させると、ねじ山51と凹弧溝12とが面接触される。ここで分かることとしては、凹弧溝12は、特殊なソケットの差込口との間の接触面積が大きく、六角ナットの角部の変形抵抗力より大きいため、本考案のタイヤナットは磨耗・変形することを防ぐことができ、従来のタイヤナットが抜けやすいという問題を改善し、タイヤの締結効果を高めることができる。
上述したことから分かるように、本考案のタイヤ固定ナット構造は、以下(1)及び(2)の長所を有する。
(1)本考案のタイヤナットは、一般の六角ソケットを組み合わせて使用することができ、ソケットの差込口の内壁と各鈍角部とが面接触されるため、ナットの角部が磨耗して抜けてしまうことを防ぐ。
(2)本考案のタイヤナットは、特殊なソケットを組み合わせて使用することができ、ねじ山とタイヤナットの凹弧溝とが面接触されるため、高い耐応力強度が得られ、タイヤナットの締結効果が高い。
(1)本考案のタイヤナットは、一般の六角ソケットを組み合わせて使用することができ、ソケットの差込口の内壁と各鈍角部とが面接触されるため、ナットの角部が磨耗して抜けてしまうことを防ぐ。
(2)本考案のタイヤナットは、特殊なソケットを組み合わせて使用することができ、ねじ山とタイヤナットの凹弧溝とが面接触されるため、高い耐応力強度が得られ、タイヤナットの締結効果が高い。
10 六角ヘッド部
11 鈍角部
12 凹弧溝
20 フランジ部
30 円錐部
40 六角ソケット
41 内壁
50 特殊ソケット
51 ねじ山
111 第1の斜辺
112 第2の斜辺
N ナット
N1 角部
S ソケット
θ 内角
11 鈍角部
12 凹弧溝
20 フランジ部
30 円錐部
40 六角ソケット
41 内壁
50 特殊ソケット
51 ねじ山
111 第1の斜辺
112 第2の斜辺
N ナット
N1 角部
S ソケット
θ 内角
Claims (2)
- 六角ヘッド部、フランジ部及び円錐部を備えた、タイヤ固定ナット構造であって、
前記六角ヘッド部は、等角度で設けられた6つの鈍角部を有し、
前記鈍角部は、第1の斜辺及び第2の斜辺を有し、
前記第1の斜辺と前記第2の斜辺とのなす内角は150度であり、
各前記鈍角部の間には、凹弧溝が形成されていることを特徴とする、タイヤ固定ナット構造。 - ソケットをさらに備え、
前記ソケットには、差込口が形成され、
前記差込口内には、複数のねじ山が設けられ、
前記差込口の外形は、前記六角ヘッド部の外形に適合し、
前記ソケットを順方向又は逆方向に回転させると、前記ねじ山と前記凹弧溝とが面接触されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ固定ナット構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003367U JP3244560U (ja) | 2023-09-14 | 2023-09-14 | タイヤ固定ナット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003367U JP3244560U (ja) | 2023-09-14 | 2023-09-14 | タイヤ固定ナット構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3244560U true JP3244560U (ja) | 2023-11-10 |
Family
ID=88621272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003367U Active JP3244560U (ja) | 2023-09-14 | 2023-09-14 | タイヤ固定ナット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244560U (ja) |
-
2023
- 2023-09-14 JP JP2023003367U patent/JP3244560U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6279075B2 (ja) | 非対称ファスナの窪み部及びキー | |
US20090220321A1 (en) | Fastening metal fitting | |
US5577871A (en) | Screw and wrench for snugly-fitted tightenings | |
TWI555919B (zh) | Nut structure | |
US5361657A (en) | Drive socket | |
KR20200113510A (ko) | 이중 조임식 풀림 방지 너트 | |
KR20200113509A (ko) | 풀림 방지 너트 | |
JP3244560U (ja) | タイヤ固定ナット構造 | |
JP2017141853A (ja) | ボルトとナットとからなる締結具の製造方法 | |
JP2018185043A (ja) | 三点留め具 | |
CN213870690U (zh) | 防松脱紧固组件 | |
US20020184976A1 (en) | Threaded fastener and threaded fastener clamping tool | |
WO2020228487A1 (zh) | 防松动凹凸组合螺母 | |
JPH08232932A (ja) | ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法 | |
EP0350711B1 (en) | Locking device for threaded fastener | |
KR200426315Y1 (ko) | 풀림방지 스크류 | |
JP2001082436A (ja) | 右、左ねじとその製造方法および右、左ねじを用いたナットの緩み止め装置 | |
JPS6121607Y2 (ja) | ||
US20230030567A1 (en) | Screw member | |
US20220307537A1 (en) | Assembly Improving, Low Mass, Fastener Head | |
JP6598346B1 (ja) | セキュリティナット用着脱工具 | |
JP3532180B2 (ja) | シャートルクナット | |
CN215950098U (zh) | 一种螺母、螺栓及螺纹连接结构 | |
CN220118482U (zh) | 一种防松动紧固装置 | |
KR200233603Y1 (ko) | 렌치볼트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3244560 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |