JP2019214163A - 既設管更生方法、既設管更生構造、製管装置及び弾性封止材 - Google Patents

既設管更生方法、既設管更生構造、製管装置及び弾性封止材 Download PDF

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Abstract

【課題】溝付きの帯状部材から螺旋管状の更生管を製管することよって既設管を更生する際、取付管との連通口を削孔した後の溝開口の閉塞処理を不要とし、工期を短縮する。【解決手段】取付管2との接続口2aを有する既設管1の内周に沿って、帯状部材90からなる螺旋管状の更生管9を製管する。更生管9の接続口対応部分9b及びその周辺における帯状部材90の溝95に条体状の弾性封止材10を外周側から嵌め込む。その後、接続口対応部分9bを削孔することによって、該接続口対応部分9bの弾性封止材10を切除する。【選択図】図1

Description

本発明は、老朽化した既設管を更生する方法及び既設管更生構造等に関し、特に外周側面に帯長方向へ延びる溝が形成された帯状部材からなる螺旋管状の更生管による既設管更生方法及び既設管更生構造等に関する。
老朽化した下水管等の既設管を更生管でライニングすることによって更生することは公知である(特許文献1等参照)。通常、既設管には接続口を介して取付管(分岐管)が接続されている。更生管を設置した後、該更生管を削孔して前記接続口との連通口を形成する。
更生管としては、例えば帯状部材(プロファイル)を製管装置によって螺旋管状に製管したものが知られている。この種の帯状部材の外周側面(製管されると外周側を向く面)には、帯長方向へ延びる溝が形成されている(特許文献2等参照)。
製管の方式としては、既設管の一端側の人孔内において更生管を製管しながら既設管内へ押し出す元押し式、又は更生管の先端をワイヤ及びウィンチで反対側の人孔へ向けて引き込む牽引式が知られている。
特開2017−203530号公報 特許第5372840号公報
前記溝付きの帯状部材からなる更生管を削孔して連通口を形成すると、該連通口の周面に帯状部材の溝が開口される。該溝開口には雑芥物が詰まりやすく取付管からの流下を妨げるおそれもあるため、削孔後、補修材や裏込め材で溝開口を塞ぐ処理が必要であった。このため、施工時間がかかるという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑み、溝付きの帯状部材から螺旋管状の更生管を製管することよって既設管を更生する際、削孔後の溝開口の閉塞処理を不要として工期を短縮することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る既設管更生方法は、外周側面に帯長方向へ延びる溝が形成された帯状部材からなる螺旋管状の更生管を、取付管との接続口を有する既設管の内周に被覆することによって、前記既設管を更生する方法であって、
前記更生管を製管する際、前記更生管における前記接続口と対応する接続口対応部分及びその周辺の前記溝に条体状の弾性封止材を外周側から嵌め込み、
その後、前記接続口対応部分を削孔するとともに前記接続口対応部分の前記弾性封止材を切除することを特徴とする。
前記削孔によって連通口が形成される。該連通口に臨む溝開口には弾性封止材が予め埋め込まれている。したがって、削孔後に溝開口を補修材や裏込め材で塞ぐ処理を省略できる。この結果、更生施工の工期を短縮できる。
前記既設管の一端に連なる人孔内において前記更生管を製管しながら前記既設管へ送り出し、
前記接続口対応部分が前記製管部から前記既設管までの間に在る時、前記弾性封止材の嵌め込みを行うことが好ましい。
当該方法によれば、接続口対応部分が製管装置から送り出されて人孔内に露出しているとき、弾性封止材を嵌め込むことで、嵌め込み作業を容易化できる。更生管は、元押し式又は牽引式によって製管される。
好ましくは、更生管を既設管内に送り込んで既設管の内周に被覆した後、前記接続口対応部分を削孔して連通口を形成する。
本発明に係る既設管更生構造は、取付管との接続口を有する既設管の内周に被覆された更生管を備え、
前記更生管が、外周側面に帯長方向へ延びる溝が形成された帯状部材からなる螺旋管状であり、
前記更生管における前記接続口と対応する部分には連通口が形成され、
前記連通口の周辺部における前記溝には外周側から嵌め込み可能な弾性封止材が埋め込まれており、
前記弾性封止材が、前記溝に沿って延びる螺旋条体状であり、かつ前記連通口においては切除されていることを特徴とする。
更生管における前記溝は螺旋状になる。連通口周辺における前記螺旋状の溝に螺旋条体状の弾性封止材が嵌め込まれる。
連通口には前記溝が開口され、かつ該溝開口が弾性封止材によって塞がれている。したがって、前記溝開口に雑芥物が詰まるのを防止でき、連通口における流下性を確保できる。
前記既設管更生構造において、前記溝の外周側開口の幅が前記溝の内部の溝幅より狭く、
前記弾性封止材が、前記外周側開口を通して前記溝内部に嵌め込まれる封止条体を含み、前記封止条体の自然状態における幅が前記外周側開口幅及び前記溝幅のうち少なくとも前記外周側開口幅より大きいことが好ましい。
前記外周側開口幅は、前記溝の内部の最大溝幅より狭くなっていればよい。
前記封止条体の自然状態とは、前記封止条体が弾性変形されていない状態をいう。
帯状部材に装着される際の封止条体は、幅方向に圧縮されるように弾性変形された状態で溝の外周側開口に差し込まれ、外周側開口を通過すると拡幅するように弾性復帰して、溝の内部に収まる。
前記封止条体の自然状態における幅が前記外周側開口幅より大きいから、封止条体が溝内部に収容された後は溝から外れ難くすることができる。
より好ましくは前記封止条体の自然状態における幅が前記溝幅より大きくする。これによって、封止条体が溝の内壁に密着され、封止条体が溝から外れるのを一層確実に防止できるとともに、封止性を高めることができる。
本発明に係る製管装置は、外周側面に帯長方向へ延びる溝が形成された帯状部材を螺旋管状の更生管に製管し、かつ取付管との接続口を有する既設管の内周に前記更生管を被覆する製管装置であって、
前記既設管の一端に連なる人孔内に設置され、前記更生管を製管しながら前記既設管へ送り出す製管部と、
条体状の弾性封止材を繰り出す繰出部と、
前記更生管における前記接続口と対応する接続口対応部分が前記製管部から前記既設管までの間に在る時、前記繰出部からの弾性封止材を前記接続口対応部分及びその周辺の前記溝に外周側から嵌め込む嵌込冶具と、
を備えたことを特徴とする。
当該製管装置によれば、更生管を元押し式又は牽引式によって製管できる。かつ、人孔内において弾性封止材の嵌め込み作業を行うことができる。製管後、接続口対応部分を削孔して連通口を形成すると、前記溝が連通口に開口し、かつ該溝開口が弾性封止材によって塞がれた状態で現れる。したがって、削孔後の溝開口の閉塞処理は不要である。
好ましくは、前記嵌込冶具は、前記製管部に対して着脱可能である。
前記嵌込冶具が、一定の位置において前記弾性封止材を前記溝へ押し込む押さえ部を有し、
前記製管部によって前記更生管が螺旋状に送り出されることによって、前記弾性封止材の延び方向に前記溝への嵌め込みが進むことが好ましい。
嵌込冶具と製管部が協働することによって、弾性封止材を螺旋状の溝に嵌め込むことができる。また、嵌込冶具の構造を簡素化できる。
前記嵌込冶具が、前記押さえ部よりも前記送り出し方向の上流側における前記溝に差し入れられて更生管に係止される係止部を有していることが好ましい。
これによって、嵌込冶具が更生管から離れたりぶれたりするのを防止でき、弾性封止材を帯状部材の溝へ確実に押し込むことができる。
前記帯状部材の外周側面の帯幅方向の複数の位置にそれぞれ前記溝が形成されており、前記弾性封止材が、複数の封止条体を含んでおり、
前記嵌込冶具が、前記複数の位置に跨り、各封止条体を対応する溝に嵌め込むことが好ましい。
これによって、帯状部材の複数条の溝に封止条体を一括して嵌め込むことができる。
前記弾性封止材が、互いに別体をなす複数の封止条体を有し、各封止条体が、前記帯状部材の外周側面に形成された複数条の溝のうち対応する溝に外周側から嵌め込まれるものであってもよい。
あるいは前記弾性封止材が、互いに平行に並べられた複数の封止条体と、これら封止条体を連ねる連接部とを一体に有し、各封止条体が、前記帯状部材の外周側面に形成された複数条の溝のうち対応する溝に外周側から嵌め込まれるものであってもよい。
前記溝の外周側開口の幅が前記溝の内部の溝幅より狭くなっており、
前記封止条体の自然状態における幅が前記外周側開口幅及び前記溝幅のうち少なくとも前記外周側開口幅より大きいことが好ましい。
本発明によれば、溝付きの帯状部材から螺旋管状の更生管を製管することよって既設管を更生する際、取付管との連通口を削孔した後の溝開口の閉塞処理を省略でき、更生施工の工期を短縮することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る更生管で構成済の既設管(既設管更生構造)を示す側面断面図である。 図2は、前記既設管における取付管との接続口の周辺部分の平面断面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿う側面断面図である。 図4は、前記更生管を構成する帯状部材及び弾性封止材の分解断面図である。 図5は、前記既設管の更生方法を、弾性封止材の嵌め込み工程で示す側面断面図である。 図6は、前記既設管に連なる発進人孔における前記封止条体の嵌め込み工程の初期段階を示す平面断面図である。 図7は、図6のVII−VII線に沿う側面断面図である。 図8は、更生管の製管工程の終了時における前記既設管の側面断面図である。 図9は、削孔工程における前記接続口の周辺部分を示す断面図である。 図10は、本発明の第2実施形態に係る帯状部材からなる更生管の一部を弾性封止材が設けられた状態で示す断面図である。 図11は、本発明の第3実施形態に係る帯状部材からなる更生管の一部を弾性封止材が設けられた状態で示す断面図である。 図12は、本発明の第4実施形態に係る帯状部材からなる更生管の一部を弾性封止材が設けられた状態で示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<既設管1>
図1〜図9は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、本実施形態における更生対象の既設管1は、地中の下水管である。既設管1の中途部には、接続口2aが設けられ、そこに取付管2(分岐管)が接続されている。
なお、既設管1の更生対象区間内における取付管2の接続数は、1つに限られず、複数の場合もある。
<更生管9>
既設管1の内周に更生管9が被覆されている。これによって、既設管1が更生されている。
更生管9は、帯状部材90によって構成されている。帯状部材90が既設管1の内周面に沿って螺旋状に巻回されることによって、螺旋管状の更生管9となっている。
図4に示すように、帯状部材90は、平帯部91と、リブ92と、嵌合部93,94を含む。平帯部91の平坦面(図4において下面)が、更生管9の内周面を構成する。平帯部91の外周側部(図4において上側)に複数のリブ92が設けられている。これらリブ92は、断面T字状に形成され、図4の紙面と直交する帯長方向へ延びている。帯幅方向(図4において左右方向)に隣接するリブ92どうしの間に溝95が形成されている。言い換えると、帯状部材90の外周側面の帯幅方向の複数の位置にそれぞれ溝95が形成されている。各溝95は、帯状部材90の帯長方向(図4の紙面直交方向)へ延びている。図1に示すように、螺旋管状に製管された更生管9における溝95は、螺旋状になっている。
図4に示すように、隣接するリブ92の先端フランジ92fの対向端部どうし間に、溝95の外周側への開口95dが形成されている。外周側開口95dの幅W95dは、溝95の内部の溝幅W95より狭い(W95d<W95)。
図4に示すように、帯状部材90の帯幅方向の一端部(同図において左端部)には、凹状の嵌合部93が形成されている。帯状部材90の帯幅方向の他端部(同図において右端部)には、凸状の嵌合部94が形成されている。図3に示すように、螺旋管状の更生管9において、嵌合部93,94の互いに一ピッチずれて対向する部分どうしが嵌合されている。
図示は省略するが、帯状部材90には所定の基準点(例えば先端部)から測った帯長を示す目盛りが印字されている。
帯状部材90の材質は、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂である。好ましくは、帯状部材90は、更生管9が自立管となり得る程度の剛性を有している。帯状部材90が、前記合成樹脂製の帯本体に加えて、スチールなどの金属からなる補強帯材を含んでいてもよい。
図1及び図2に示すように、更生管9における接続口2aと対応する部分9bには連通口9cが形成されている。連通口9cが接続口2aと連なっている。ひいては、更生管9の内部が、連通口9c及び接続口2aを介して取付管2と連なっている。
図2及び図3に示すように、連通口9cの周辺部(以下「溝封止領域9R」と称す)における溝95には弾性封止材10が埋め込まれている。弾性封止材10は、螺旋条体状をなし、溝封止領域9Rにおける螺旋状の溝95の全長にわたって設けられている。ただし、連通口9cにおいては弾性封止材10が切除されている。
図3に示すように、連通口9cには、帯状部材90の被削端面90gと弾性封止材10の被削端面10gが臨んでいる。これら被削端面90g,10gによって連通口9cの周面が形成されている。
溝95が連通口9cに開口することで、連通口側溝開口95cが形成されている。溝開口95cは、弾性封止材10によって塞がれている。
弾性封止材10は、ゴム、樹脂などの弾性体によって構成されている。好ましくは、弾性封止材10の材質は、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)などのゴムである。弾性封止材10の硬度は、なるべく低硬度であることが好ましく、0°〜30°程度がより好ましい。ゴムは発泡体であってもよい。その場合、止水性を備えるために、独立気泡率が70%以上であるのが好ましい。
図2及び図4に示すように、弾性封止材10は、互いに別体をなす複数の封止条体11によって構成されている。各封止条体11は、溝95に沿って延びる螺旋条体状である。封止条体11は、帯状部材90の溝95と一対一に対応している。各溝95に、対応する封止条体11が嵌め込まれている。各封止条体11の断面形状は、対応する溝95の断面形状に合わせられている。封止条体11の自然状態における幅W11は、対応する溝95の外周側開口幅W95d及び内部の溝幅W95のうち少なくとも外周側開口幅W95dより大きい(W11>W95d)。図4において二点鎖線にて示すように、封止条体11は、幅方向に圧縮変形されながら、対応する溝95に外周側開口95dから嵌め込み可能であり、かつ外周側開口95dを通過すると拡幅するように弾性復帰可能である。
封止条体11の外周側面(図4において上側面)は、帯状部材90の外周側面とほぼ面一になっている。
更生管9の管軸方向に沿う、溝封止領域9Rの軸長は、例えば数十cm〜数m程度であり、好ましくは1m程度である。溝封止領域9Rの中央部に連通口9cが配置されている。連通口9cの中心から溝封止領域9Rの両端までの距離は、好ましくはそれぞれ50cm程度である。
封止条体11の長さは、溝封止領域9Rの軸長及び周長にもよるが、例えば数十メートル程度である。
<製管装置3>
図5は、更生施工中の既設管1を封止条体11の嵌め込み時の状態で示したものである。更生管9は、製管装置3によって製管される。製管装置3は、同図において模式的に示す製管部3aと、弾性封止材嵌め込み手段20を含む。
既設管1の一端に連なる発進人孔4内に製管部3aが設置されている。詳細な図示は省略するが、製管部3aは、一対のピンチローラと、モータ等の駆動源と、該駆動源と各ピンチローラとをトルク伝達可能に接続するギア群とを含む。帯状部材90における未製管部分99と、螺旋管状に製管済の部分9aとの対向する嵌合部93,94どうしが、一対のピンチローラで挟みつけられて嵌合される。これによって、更生管9の製管が進む。更生管9は、製管に伴って回転されながら既設管1へ送り出される。送り出す方式としては、製管装置3で反力をとって押し出す元押し式(図5)でもよく、ワイヤ及びウィンチで到達側人孔4Bへ向けて引き込む牽引式(図示省略)でもよい。
図6及び図7に示すように、製管部3aに嵌め込み手段20が着脱可能に付設されている。嵌め込み手段20は、更生管9の溝封止領域9R(接続口対応部分9b及びその周辺)の溝95に弾性封止材10を嵌め込む。詳しくは、嵌め込み手段20は、リール21(繰出部)と、嵌込冶具22を含む。リール21は、封止条体11の数だけ設けられている。各リール21に、対応する封止条体11が巻かれている。
詳細な図示は省略するが、リール21は、自軸まわりに回転可能であり、かつ連結手段を介して製管部3aに連結されて支持されている。なお、リール21が、製管部3aとは別の支持手段によって支持されていてもよい。
製管部3aから既設管1までの間における、更生管9の上側部に嵌込冶具22が配置されている。嵌込冶具22は、冶具ベース部23と、押さえ部24と、係止部25を有している。
冶具ベース部23は、例えば長方形の板状に形成されている。冶具ベース部23の長手方向は、更生管9の管軸と平行に向けられている。該冶具ベース部23の基端部(図7において右端部)が、製管部3aに取り外し可能に固定されている。
冶具ベース部23の下面に押さえ部24が設けられている。押さえ部24は、長方形の板状に形成されている。押さえ部24は、冶具ベース部23に対して鉛直な回転軸28のまわりに角度調節可能かつ角度固定可能に連結されている。角度固定手段としては、例えば冶具ベース部23に形成された長孔23aと、ボルト29を含む。長孔23aは、回転軸28を中心とする円弧状になっている。ボルト29が、長孔23aを通して押さえ部24にねじ込まれている。
前記角度調節によって、押さえ部24の長手方向が、冶具ベース部23の長手方向に対して更生管9のリード角だけ傾けられ、更生管9における帯状部材90の帯幅方向に向けられている。該押さえ部24が、更生管9の複数条の溝95(前記帯幅方向の複数の位置)に跨るようにして、更生管9の外周面に押し当てられている。
リール21から繰り出された封止条体11が、押さえ部24と更生管9との間に挟み付けられている。押さえ部24は、一定の位置において弾性封止材10を更生管9の溝95へ押し込む。
冶具ベース部23における、押さえ部24よりも製管機3a側の部分に係止部25が設けられている。係止部25は、L字状に形成され、冶具ベース部23から下方へ突出されている。該係止部25が、更生管9の送り出し方向に沿って押さえ部24よりも上流側(図7において右側)における溝95に差し入れられ、リブ92ひいては更生管9に係止されている。
<既設管更生方法>
既設管1は、次のようにして更生される。
予め、既設管1における取付管2との接続口2aの位置を測定しておく。具体的には、既設管1における到達人孔4B側の端部から接続口2aの中心までの距離L(図5)を測定する。例えば、TVカメラを搭載した遠隔操作可能な自走車にメジャーの先端を係着し、既設管1内において自走車を走らせ、接続口2aが撮影された時の自走車から既設管1の端部までの距離をメジャーで測る。
次に、帯状部材90における先端90eから封止開始部90dまでの帯長L90dを算出する。さらに好ましくは、先端90eから封止終了部90fまでの帯長L90fを算出する。図2に示すように、封止開始部90dは、帯状部材90における溝封止領域9Rの到達人孔4B側(図2において左側)の端部に対応する部分である。封止終了部90fは、帯状部材90における溝封止領域9Rの発進人孔4B側(図2において右側)の端部に対応する部分である。
封止開始部90dまでの帯長L90dは、製管すべき更生管9の径、帯状部材90の幅、前記測定距離L、更生管9の余長部分9eの設定長さL9e(図8)に基づいて算出できる。封止終了部90fまでの帯長L90fは、さらに溝封止領域9Rの軸長に基づいて算出できる。
次に、図5に示すように、発進人孔4の底部に製管部3aを設置する。
帯状部材90を地上の巻取りドラム(図示せず)から人孔4内に差し入れて製管部3aに導入し、該製管部3aによって螺旋管状の更生管9を製管しながら既設管1へ送り出す。
更生管9における接続口対応部分9bが製管部3aから既設管1までの間に在る時、封止条体11の嵌め込みを行う。具体的には、帯状部材90における封止開始部90dが製管部3aから既設管1までの間に位置したとき、製管部3aを一時停止する。帯状部材90に印字された帯長の目盛りを参照することによって、封止開始部90dの位置を容易に判定できる。
このとき、封止開始部90dは、製管機3aから更生管9の1〜2ピッチ分の距離だけ離れていることが好ましい。
次に、図6に示すように、嵌め込み手段20の各リール21から封止条体11を繰り出し、該封止条体11の先端部を封止開始部90dにおける溝95に外周側から嵌め込む。複数の封止条体11の先端部をそれぞれ対応する溝95に嵌め込む。当該嵌め込み作業は、手作業で行う。手作業で嵌め込む封止条体11の長さL11は、好ましくはL11=20cm〜30cm程度である。
次に、製管部3aに嵌込冶具22を取り付ける。該嵌込冶具22の押さえ部24を複数の封止条体11の先端部に跨らせ、該押さえ部24によって各封止条体11の先端部を押さえ付ける。
かつ前記封止条体11を嵌めた部分よりも製管機3a側のリブ92に係止部25を係止させる。
この段階では、封止開始部90dを含む溝封止領域9Rが人孔4内に露出されているから、作業を容易に行うことができる。
続いて、製管部3aの駆動を再開する。製管によって更生管9が螺旋状に回転されるのに伴い、封止条体11が、順次リールから繰り出されて、押さえ部24と更生管9との間へ送り込まれ、押さえ部24によって外周側開口95dから溝95内へ押し込まれる。これによって、封止条体11が、延び方向に沿って溝95に順次嵌め込まれる。このとき、封止条体11は、幅方向に圧縮変形されながら外周側開口95dに差し込まれ、かつ外周側開口95dを通過すると拡幅するように弾性復帰して、溝95内に収まる。封止条体11は、一旦、溝95に収容された後は溝95から外れないようにすることができる。
複数の封止条体11が、それぞれ対応する溝95に嵌め込まれる。
係止部25を更生管9に係止させることによって、嵌込冶具22が更生管9から浮き上がったり、ぶれたりするのを防止でき、前記嵌め込み操作を安定的に行うことができる。
製管装置3によれば、嵌込冶具22と製管部3aが協働することによって、条体状の弾性封止材10を螺旋状の溝95に嵌め込むことができる。嵌込冶具22が回転したり螺旋状に移動したりする必要が無く、嵌込冶具22の構造を簡素化できる。
封止終了部90fまで封止条体11を嵌め込んだら、製管部3aを再度停止したうえで、余った封止条体11を切断する。封止条体11の長さを封止開始部90dから封止終了部90fまでの溝95の長さに合わせておいてもよく、この場合、余った封止条体11の切断作業が不要である。
さらに、嵌め込み手段20を製管部3aから撤去し、更生管9の製管を再開する。
なお、取付管2が複数有る場合には、次の取付管2に対する接続口対応部分9bの封止処理のために、嵌め込み手段20を製管部3aに残置しておいてもよい。
取付管2が複数有る場合には、各取付管2に対する接続口対応部分9bについて、前記封止処理を行う。
このようにして、図8に示すように、更生管9の送り出し方向の先端の余長部分9eが、到達人孔4B内に突出されるまで、製管を行う。これによって、既設管1の内周の全域に更生管9が被覆される。余長部分9eの長さが設定長さL9eになるよう調節することで、溝封止領域9Rひいては接続口対応部分9bが接続口2aに位置合わせされる。
余長部分9eは、後記削孔工程の前又は後に切除する。
図9に示すように、接続口対応部分9bを削孔機5によって削孔する。削孔位置は、前記測定距離L(図5)に基づいて定めることができる。
削孔機5は遠隔操作可能であることが好ましい。TVカメラ6cを搭載した遠隔操作可能な自走車6によって、削孔位置を確認したり削孔状態を点検したりすることが好ましい。
図9では更生管9内から内部削孔を行っているが、取付管2に外部削孔機を挿入して、外部削孔を行ってもよい。
図3に示すように、削孔によって、接続口対応部分9bの帯状部材90及び弾性封止材10が切除されて、連通口9cが形成されるとともに、溝95が連通口9cに開口される。該溝開口95cは、弾性封止材10の被削端面10gによって塞がれている。したがって、削孔後に溝開口95cを補修材や裏込め材で塞ぐ処理を省略できる。この結果、更生施工の工期を短縮できる。
更生管9を自立管とすることで、既設管1と更生管9との間に裏込め材を充填しなくて済み、更生施工の工期を一層短縮できる。
溝開口95cが弾性封止材10で塞がっているから、溝開口95cに雑芥物が詰まるのを防止でき、連通口9cにおける流下性を確保できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態>
図10は、本発明の第2実施形態を示したものである。
第2実施形態においては、帯状部材90Bの特に嵌合部93B,94Bの断面形状が第1実施形態と異なっている。
帯状部材90Bにおける凹状嵌合部93Bは、2条の凹溝96を有している。凸状嵌合部94Bは、2条の凸部97を有している。凹状嵌合部93Bが外周側から凸状嵌合部94Bに被さり、各凹溝96に対応する凸部97が嵌合されている。
帯状部材90Bのリブ92は、嵌合部93Bより外周側へ突出されている。
更生管9の溝封止領域9Rにおける、互いに嵌合された嵌合部93B,94Bを挟んで隣接する2つのリブ92Bどうし間の溝95Bには、弾性封止材10Bの封止条体11Bが設けられている。封止条体11Bが、嵌合部93Bの外周側(図10において上側)に被さっている。封止条体11,11Bの外周側面は、帯状部材90Bの外周側面とほぼ面一になっている。
<第3実施形態>
図11は、本発明の第3実施形態を示したものである。
第3実施形態においては、第1実施形態と同様の断面形状の帯状部材90に、一体型の弾性封止材10Cが設けられている。弾性封止材10Cは、複数の封止条体11Cと連接部12を一体に有している。複数の封止条体11Cどうしが互いに平行に並べられている。隣接する2つの封止条体11C間に連接部12が設けられている。連接部12によってこれら封止条体11Cが連ねられている。連接部12の厚さは、好ましくは0.数mm〜数mmであり、より好ましくは1mm程度である。
更生管9の溝封止領域9Rにおける複数条の溝95の各々に、対応する封止条体11Cが嵌め込まれている。かつ、連接部12が、溝95間に跨るようにして帯状部材90の外周側面に被さっている。
弾性封止材10Cの外周側面(図11において上面)は、帯状部材の外周側面より連接部12の厚さ分だけ突出されている。
第3実施形態によれば、帯状部材90の複数条の溝95に弾性封止材10Cを一括的に嵌め込むことができる。
<第4実施形態>
図12は、本発明の第4実施形態を示したものである。
第4実施形態においては、第2実施形態と同じ断面形状の帯状部材90Bが用いられている。第4実施形態の弾性封止材10Dは、第2実施形態と同様に一体型になっている。すなわち、弾性封止材10Dは、互いに平行に並べられた複数の封止条体11,11Bと、これら封止条体11,11Bを連ねる連接部12Dとを一体に有している。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、帯状部材は、外周側面に溝を有していればよく、その断面形状は実施形態のものに限定されない。
嵌込冶具22が、製管部3aとは別の支持手段によって支持されていてもよい。
更生施工工程は適宜改変できる。例えば、更生管9の溝封止領域9Rの溝に弾性封止材を嵌め込んだ後、接続口対応部分9bを既設管内へ送り込む前に、削孔を行ってもよい。
本発明は、例えば下水管等の既設管の更生に適用可能である。
1 既設管
2 取付管
2a 接続口
3 製管装置
3a 製管部
4 発進人孔(人孔)
9 更生管
9b 接続口対応部分
9c 連通口
9R 溝封止領域
10 弾性封止材
10B,10C,10D 弾性封止材
11 封止条体
11B,11C 封止条体
12 連接部
12D 連接部
21 リール(繰出部)
22 嵌込冶具
24 押さえ部
25 係止部
90 帯状部材
90B 帯状部材
95 溝
95B 溝
95d 外周側開口
11 封止条体の自然状態における幅
95d 外周側開口幅
95 溝幅

Claims (11)

  1. 外周側面に帯長方向へ延びる溝が形成された帯状部材からなる螺旋管状の更生管を、取付管との接続口を有する既設管の内周に被覆することによって、前記既設管を更生する方法であって、
    前記更生管を製管する際、前記更生管における前記接続口と対応する接続口対応部分及びその周辺の前記溝に条体状の弾性封止材を外周側から嵌め込み、
    その後、前記接続口対応部分を削孔するとともに前記接続口対応部分の前記弾性封止材を切除することを特徴とする既設管更生方法。
  2. 前記既設管の一端に連なる人孔内において前記更生管を製管しながら前記既設管へ送り出し、
    前記接続口対応部分が前記製管部から前記既設管までの間に在る時、前記弾性封止材の嵌め込みを行うことを特徴とする請求項1に記載の既設管更生方法。
  3. 取付管との接続口を有する既設管の内周に被覆された更生管を備え、
    前記更生管が、外周側面に帯長方向へ延びる溝が形成された帯状部材からなる螺旋管状であり、
    前記更生管における前記接続口と対応する部分には連通口が形成され、
    前記連通口の周辺部における前記溝には外周側から嵌め込み可能な弾性封止材が埋め込まれており、
    前記弾性封止材が、前記溝に沿って延びる螺旋条体状であり、かつ前記連通口においては切除されていることを特徴とする既設管更生構造。
  4. 前記溝の外周側開口の幅が前記溝の内部の溝幅より狭く、
    前記弾性封止材が、前記外周側開口を通して前記溝内部に嵌め込まれる封止条体を含み、前記封止条体の自然状態における幅が前記外周側開口幅及び前記溝幅のうち少なくとも前記外周側開口幅より大きいことを特徴とする請求項3に記載の既設管更生構造。
  5. 外周側面に帯長方向へ延びる溝が形成された帯状部材を螺旋管状の更生管に製管し、かつ取付管との接続口を有する既設管の内周に前記更生管を被覆する製管装置であって、
    前記既設管の一端に連なる人孔内に設置され、前記更生管を製管しながら前記既設管へ送り出す製管部と、
    条体状の弾性封止材を繰り出す繰出部と、
    前記更生管における前記接続口と対応する接続口対応部分が前記製管部から前記既設管までの間に在る時、前記繰出部からの弾性封止材を前記接続口対応部分及びその周辺の前記溝に外周側から嵌め込む嵌込冶具と、
    を備えたことを特徴とする製管装置。
  6. 前記嵌込冶具が、一定の位置において前記弾性封止材を前記溝へ押し込む押さえ部を有し、
    前記製管部によって前記更生管が螺旋状に送り出されることによって、前記弾性封止材の延び方向に前記溝への嵌め込みが進むことを特徴とする請求項5に記載の製管装置。
  7. 前記嵌込冶具が、前記押さえ部よりも前記送り出し方向の上流側における前記溝に差し入れられて更生管に係止される係止部を有していることを特徴とする請求項6に記載の製管装置。
  8. 前記帯状部材の外周側面の帯幅方向の複数の位置にそれぞれ前記溝が形成されており、前記弾性封止材が、複数の封止条体を含んでおり、
    前記嵌込冶具が、前記複数の位置に跨り、各封止条体を対応する溝に嵌め込むことを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の製管装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の弾性封止材であって、互いに別体をなす複数の封止条体を有し、各封止条体が、前記帯状部材の外周側面に形成された複数条の溝のうち対応する溝に外周側から嵌め込まれることを特徴とする弾性封止材。
  10. 請求項1〜8の何れか1項に記載の弾性封止材であって、互いに平行に並べられた複数の封止条体と、これら封止条体を連ねる連接部とを一体に有し、各封止条体が、前記帯状部材の外周側面に形成された複数条の溝のうち対応する溝に外周側から嵌め込まれることを特徴とする弾性封止材。
  11. 前記溝の外周側開口の幅が前記溝の内部の溝幅より狭くなっており、
    前記封止条体の自然状態における幅が前記外周側開口幅及び前記溝幅のうち少なくとも前記外周側開口幅より大きいことを特徴とする請求項9又は10に記載の弾性封止材。
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