JP2019211925A - 情報処理方法、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な状況のユーザがゲームを楽しめる情報処理方法等を提供すること。【解決手段】情報処理方法は、オンラインゲームに利用可能であり、有効期限が定められたチケットを所定の仮想通貨を用いて購入するための、前記オンラインゲームのユーザから前記オンラインゲームの管理者に宛てたトランザクションを、前記仮想通貨にかかるブロックチェーンに送信させ、前記ユーザが保有する前記仮想通貨の量が、送信された前記トランザクションにかかる条件を満たす場合に、前記チケットを前記ユーザに対して販売させるスマートコントラクトを実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理方法、情報処理装置およびプログラムに関する。
ユーザが、スマートフォンまたはタブレット等の情報処理装置を使用して楽しむゲームが提供されている。ユーザは、有償でキャラクタおよび武器等のアイテムを購入し、ゲーム内で育成して、強化することにより、ゲームの勝率を上げることができる。有償でゲームを楽しむユーザに対して、商品を購入する機会を提供するゲームシステムが提案されている(特許文献1)。
特開2018−8083号公報
ゲームに費やせる時間が少ないユーザは、キャラクタおよび武器等のアイテム等を十分に育成できないため、ゲームに勝つことが難しい。そのために、十分にゲームを楽しめない場合がある。一方、経済的に厳しいユーザは、欲しいアイテムを購入できないため、十分にゲームを楽しめない場合がある。さらに、日本のゲーム会社が運用している有償のオンラインゲームについて、外国のユーザが日本円での決済を行なって楽しむことが困難な場合がある。
特許文献1に記載のゲームシステムにおいては、このような様々な状況のユーザが、十分にゲームを楽しむことができない。
一つの側面では、様々な状況のユーザがゲームを楽しめる情報処理方法等を提供することを目的とする。
情報処理方法は、オンラインゲームに利用可能であり、有効期限が定められたチケットを所定の仮想通貨を用いて購入するための、前記オンラインゲームのユーザから前記オンラインゲームの管理者に宛てたトランザクションを、前記仮想通貨にかかるブロックチェーンに送信させ、前記ユーザが保有する前記仮想通貨の量が、送信された前記トランザクションにかかる条件を満たす場合に、前記チケットを前記ユーザに対して販売させるスマートコントラクトを実行させる。
情報処理方法は、オンラインゲームの第1ユーザから、販売を希望するアイテムと、該アイテムの価格とを取得し、取得した前記アイテムと前記価格とを公開し、前記オンラインゲームの第2ユーザから前記アイテムにかかる購入希望を取得し、前記第2ユーザから前記第1ユーザに宛てたトランザクションをブロックチェーンに送信させ、前記ブロックチェーンを介して、前記第2ユーザによる前記価格の支払いを条件に、取得した購入希望にかかる前記アイテムの所有権を前記第1ユーザから前記第2ユーザに移転させるスマートコントラクトを実行させる。
一つの側面では、ユーザ間でアイテムを売買可能な情報処理方法等を提供できる。
情報処理システムの概要を説明する説明図である。 情報処理システムの概要を説明する説明図である。 情報処理システムの概要を説明する説明図である。 情報処理システムの構成を説明する説明図である。 ユーザDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 チケットDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 アイテムDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 マーケットDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 情報処理装置が表示部に表示する画面を示す説明図である。 情報処理装置が表示部に表示する画面を示す説明図である。 情報処理装置が表示部に表示する画面を示す説明図である。 情報処理装置が表示部に表示する画面を示す説明図である。 プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。 チケット購入のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 アイテム購入のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 アイテム出品のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 アイテム取引のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 取引マイニングのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態2のプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態2のアイテム購入のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態3の情報処理システムの概要を説明する説明図である。 実施の形態3のユーザDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 実施の形態3のアイテム出品のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態3の取引マイニングのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態4のアイテム取引のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態5のアイテム取引のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態6の情報処装置の機能ブロック図である。 実施の形態7の情報処理システムの構成を示す説明図である。
[実施の形態1]
本実施の形態においては、「三国志」を題材にした対戦型のオンラインカードゲームを例にして説明する。ユーザは、三国志に登場する武将および武器等のアイテムを示す仮想的なカードを使用して、ネットワークを介して他のユーザまたはAI(Artificial Intelligence)との対戦を行なう。カードには、それぞれのアイテムの特性が記録されている。
図1から図3は、情報処理システム10の概要を説明する説明図である。図1は、ユーザがゲーム内通貨であるチケットを購入する過程を説明する説明図である。本実施の形態においては、ゲームを提供するゲーム会社とユーザとは、たとえばイーサリアム(Ethereum)、リスク(Lisk)、ネオ(NEO)またはクオンタム(Qtum)のような、スマートコントラクト機能を有する仮想通貨を用いて取引を行なう。ゲーム会社は、本実施の形態の管理者の一例である。
ユーザは、仮想通貨を用いてゲーム内で使用するチケットを購入する。この際、ユーザの使用する情報処理装置20は、チケット購入にかかるスマートコントラクトを含むトランザクションをブロックチェーン40(図4参照)に送信する。
ここで、トランザクションに含まれるスマートコントラクトは、いわゆるショップコントラクトであり、ユーザが価格相当額の仮想通貨を支払うことを条件にして、チケットが販売される。チケットには固有のチケットID(Identifier)が付与される。付与されたチケットIDは、トランザクションに書き込まれる。トランザクションは、マイニングにより検証されて、ブロックチェーン40に組み込まれる。
ゲーム会社が管理する管理者サーバ30に、ユーザの口座に固有に付与された口座IDと、チケットIDと、チケットの販売日とが関連づけて記録される。チケットには有効期限が定められており、販売日から所定の期間を過ぎると無効になる。
図2は、ユーザがチケットを用いてゲーム会社からゲーム内アイテムを購入する過程を説明する説明図である。ユーザは、チケットを用いてアイテムを購入する。アイテムは、たとえば武将等のキャラクタ、および、キャラクタが使用する武器等である。ゲーム会社は、たとえば10体の武将または武器等のアイテムを組み合わせたセットを販売しても良い。
ゲーム会社は、複数のセットのなかから、ユーザが選択したセットを販売しても良い。ゲーム会社は、ユーザが購入するアイテムをくじ引きにより決定しても良い。各アイテムには、レベル、攻撃力および防御力等の特性が定められている。なお、ゲーム会社が販売する段階では、アイテムは比較的弱い状態に設定されている。
ユーザは、購入したアイテムを使用して、ゲームを楽しむ。ゲームの回数を重ねることにより、ユーザは使用したアイテムの特性を強化する、いわゆる育成を行なえる。アイテムの育成が進むことにより、ユーザは有利に対戦できるようになる。
図3は、ユーザ間でアイテムの売買を行なう過程を説明する説明図である。ユーザは、育成したアイテムをゲーム会社が運営するマーケットに出品する。以下ではアイテムを出品するユーザを第1ユーザ、マーケットからアイテムを購入するユーザを第2ユーザと記載する。なお、マーケットには複数のユーザがアイテムを出品する。あるアイテムを出品したユーザが、他のアイテムを購入する場合もある。
第1ユーザは、特定の価格でアイテムを販売するスマートコントラクトを含むトランザクションを、ブロックチェーン40に送信する。トランザクションは、マイニングにより検証されて、ブロックチェーン40に組み込まれる。
第2ユーザは、アイテム購入にかかるスマートコントラクトを含むトランザクションを、ブロックチェーン40に送信する。トランザクションは、マイニングにより検証されて、ブロックチェーン40に組み込まれる。スマートコントラクトに基づいて、第2ユーザから第1ユーザに価格相当額の仮想通貨が支払われる。
なお、価格相当額の仮想通貨の一部が、図3に示すように第2ユーザからゲーム会社に支払われることがスマートコントラクトに定められていても良い。ゲーム会社に支払われた仮想通貨は、マーケットの運営手数料、および、アイテムの名義変更手数料に使用される。以上により、ユーザ間でのアイテムの売買が実現される。
第1ユーザからゲーム会社に対して、手数料が支払われても良い。第1ユーザと第2ユーザの双方からゲーム会社に手数料が支払われても良い。手数料の額は、売買されたアイテムの価格に基づいて定められてもよく、定額であっても良い。
第1ユーザは、育成したアイテムを売却して得た利益により、他のアイテム等を購入できる。第1ユーザは利益をゲーム以外の用途に利用しても良い。第2ユーザは、育成の手間をかけずに、育成により強化されたアイテムを用いてゲームを楽しむことができる。
図4は、情報処理システム10の構成を説明する説明図である。前述のとおり、情報処理システム10は、複数の情報処理装置20と、管理者サーバ30とを含む。情報処理装置20と、管理者サーバ30とは、ネットワークを介してブロックチェーン40に接続されている。
情報処理装置20は、CPU(Central Processing Unit)21、主記憶装置22、補助記憶装置23、通信部24、タッチパネル25およびバスを備える。CPU21は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU21には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU21は、バスを介して情報処理装置20を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置22は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置22には、CPU21が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU21で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置23は、SRAM、フラッシュメモリまたはハードディスク等の記憶装置である。補助記憶装置23には、CPU21に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部24は、情報処理装置20とネットワークとの間のデータ通信を行なうインターフェイスである。タッチパネル25は、液晶表示パネル等の表示部251と、表示部251に積層された入力部252とを備える。情報処理装置20は、ユーザが使用するスマートフォン、タブレット、またはパソコン等の、汎用の情報処理装置である。
管理者サーバ30は、CPU31、主記憶装置32、補助記憶装置33、通信部34およびバスを備える。CPU31は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU31には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU21は、バスを介して管理者サーバ30を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置32は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置32には、CPU31が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU31で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置33は、SRAM、フラッシュメモリまたはハードディスク等の記憶装置である。補助記憶装置33には、ユーザDB(Database)51、チケットDB52、アイテムDB53、マーケットDB54、CPU31に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。ユーザDB51、チケットDB52、アイテムDB53、マーケットDB54は、管理者サーバ30に接続された外部の大容量記憶装置、または、ネットワークを介して管理者サーバ30に接続された他のサーバに記録されていても良い。
通信部34は、管理者サーバ30とネットワークとの間のデータ通信を行なうインターフェイスである。管理者サーバ30は、ゲーム会社が管理するパソコンまたはサーバマシン等の汎用の情報処理装置である。管理者サーバ30は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。管理者サーバ30は、複数の複数のコンピュータまたはサーバマシンを組み合わせて構成されても良い。
図5は、ユーザDB51のレコードレイアウトを説明する説明図である。ユーザDB51は、ユーザの口座IDと、ログインパスワードと、ユーザのレベルとを関連づけて記録するDBである。なお、本実施の形態においては、ユーザがブロックチェーン40を用いた取引に使用する口座IDを使用して、個々のユーザを識別する。
ユーザDB51は、口座IDフィールド、ログインパスワードフィールドおよびレベルフィールドを有する。口座IDフィールドには、ユーザの口座IDが記録されている。ログインパスワードフィールドには、ユーザが情報処理システム10にログインする際に使用するログインパスワードが記録されている。
レベルフィールドにはユーザのレベルが記録されている。ユーザのレベルは、ユーザがゲームを行ない、所定の課題を達成することにより、随時更新されて、ユーザDB51に記録される。ユーザDB51は、一人のユーザについて1つのレコードを有する。
なお、CPU31がユーザに固有のユーザIDを付与しても良い。そのようにする場合には、ユーザDB51にユーザIDフィールドが設けられ、ユーザIDと口座IDとが関連づけて記録される。
図6は、チケットDB52のレコードレイアウトを説明する説明図である。チケットDB52は、チケットと、チケットを保有するユーザと、販売日と、有効期限と、使用済であるか否かを関連づけて記録するDBである。
チケットDB52は、チケットIDフィールド、口座IDフィールド、販売日フィールド、有効期限フィールドおよび使用済フィールドを有する。チケットIDフィールドには、チケットに固有に付与されたチケットIDが記録されている。口座IDフィールドには、チケットを所有するユーザの口座IDが記録されている。販売日フィールドには、ゲームメーカからチケットが販売された日付が記録されている。
有効期限フィールドには、チケットの有効期限が記録されている。使用済フィールドには、チケットの使用状況が記録されている。使用済フィールドの「YES」は、チケットが使用済であることを示し、「NO」は未使用であることを示す。未使用のまま有効期限が過ぎた場合には、無効を意味する「VOID」が有効期限フィールドに記録される。
チケットDB52は、1枚のチケットについて、1つのレコードを有する。なお、本実施の形態においては、チケットは1種類であり、ユーザは支払いに対応する枚数のチケットを使用するが、価値の異なる複数の種類のチケットが設けられても良い。そのようにする場合には、チケットDB52に価値フィールドが設けられる。
図7は、アイテムDB53のレコードレイアウトを説明する説明図である。アイテムDB53は、アイテムに固有に付与されたアイテムIDと、アイテムの詳細と、アイテムを保有するユーザの口座IDとを関連づけて記録するDBである。アイテムDB53は、アイテムIDフィールド、アイテム詳細フィールドおよび口座IDフィールドを有する。
アイテム詳細フィールドは、種類フィールド、名称フィールド、レベルフィールド等を有する。アイテム詳細フィールドには、アイテムの攻撃力、防御力、得意技、他のアイテムとの相性等、ゲームの特性に応じたアイテムの特性を記録するフィールドを有するが、詳細については省略する。
アイテムIDフィールドには、アイテムIDが記録されている。種類フィールドには、アイテムの種類が記録されている。名称フィールドには、アイテムの名称が記録されている。レベルフィールドにはアイテムのレベルが記録されている。口座IDフィールドには、アイテムを所有するユーザのIDが記録されている。アイテムDB53は、一つのアイテムについて、一つのレコードを有する。
図8は、マーケットDB54のレコードレイアウトを説明する説明図である。マーケットDB54は、ユーザによるアイテムの出品対象アイテムごとに固有に付与された出品IDと、出品情報と、購入情報と、状況とを関連づけて記録するDBである。
マーケットDB54は、出品IDフィールド、出品情報フィールド、購入情報フィールドおよび状態フィールドを有する。出品情報フィールドは、アイテムIDフィールド、名称フィールド、出品者口座IDフィールド、価格フィールド、出品期限フィールドおよび第1パスワードフィールドを有する。購入情報フィールドは、希望者口座IDフィールド、取引期限フィールドおよび第2パスワードフィールドを有する。
出品IDフィールドには、出品IDが記録されている。アイテムIDフィールドには、アイテムIDが記録されている。名称フィールドには、出品されたアイテムの名称が記録されている。出品者口座IDフィールドには、出品者の口座IDが記録されている。価格フィールドには、出品時に出品者が定めた価格が記録されている。出品期限フィールドには、出品期限が記録されている。第1パスワードフィールドには、出品者がアイテムを出品する際に、出品者が使用する情報処理装置20のCPU21により作成された第1パスワードが記録されている。
購入者口座IDフィールドには、アイテムを購入する購入者の口座IDが記録されている。取引期限フィールドには、取引期限が記録されている。第2パスワードフィールドには、購入者がアイテムの購入を申し込む際に、購入者が使用する情報処理装置20のCPU21により作成された第2パスワードが記録されている。
状態フィールドには、取引状態が記録されている。状態フィールドの「成立済」は、取引が成立して、アイテムの所有権が出品者から購入者に移転したことを示す。「不成立」は、出品期限内に取引が成立しなかったことを示す。「取引中」は、購入者から購入申し込みが行なわれたが、ブロックチェーン40におけるマイニング処理待ち等により、まだ取引が成立していないことを意味する。「販売可」は、販売可能であり、購入申し込みを待っていることを示す。「登録処理中」は、出品者から情報を受信して、登録処理を行っている途中であることを示す。
マーケットDB54は、出品された一つのアイテムについて、1つのレコードを有する。なお、CPU31は、取引状態が「成立済」または「不成立」であるレコードを、マーケットDB54から削除しても良い。
図9から図12は、情報処理装置20が表示部251に表示する画面を示す説明図である。図9は、第1ユーザがマーケットに出品するアイテムを選択する画面を示す。第1ユーザが所有するそれぞれのアイテムの概要が、カード欄71に表示されている。第1ユーザは、タッチパネル25をタップすることにより、所望のカード欄71を選択できる。
図10は、図9の画面においてカード欄71の選択を受け付けた後に、出品する価格を受け付ける画面を示す。選択を受け付けたカードを示すカード欄71の下に、価格入力欄72および決定ボタン73が表示されている。CPU21は、タッチパネル25または音声入力等のユーザインターフェイスを介して、価格入力欄72への価格の入力を受け付ける。決定ボタン73がタップされた場合、CPU21は出品価格の決定を受け付け、アイテムをマーケットに出品する処理を実行する。
図11は、マーケットに出品されたアイテムの一覧を表示するマーケット画面を示す。マーケット画面には、出品されたそれぞれのアイテムの概要がカード欄71に表示されている。それぞれのカード欄71の上部に、出品者が設定した価格を表示する価格表示欄76が設けられている。それぞれのカード欄71の下部に、購入ボタン74および検索ボタン75が設けられている。
他のユーザからアイテムを購入したい第2ユーザは、図11に示すマーケット画面を閲覧する。たとえば、一番上のカード欄71に表示された「張允」について、他のユーザから出品されたカードと比較したい場合、ユーザは検索ボタン75を選択する。CPU21は、ネットワークを介して、名称をキーとしてマーケットDB54を検索して抽出されたレコードを取得して、表示部251に表示する。第2ユーザは、価格およびレベル等の条件を比較して、所望の購入アイテムを選択できる。
図12は、購入ボタン74の選択を受け付けた後にCPU21が表示する画面を示す。CPU21は、第2ユーザによる選択を受け付けたカードの詳細を表示部251に大きく表示する。図11に示す画面では表示されなかった、アイテムの絵柄全体およびアイテムに関する説明が表示される。
アイテムに関する説明の下に、同意欄77および購入ボタン74が表示されている。第2ユーザから同意欄77の選択を受け付けた場合、CPU21は同意欄77にチェックマークを表示する。同意欄77にチェックマークが表示された状態で、購入ボタン74の選択を受け付けた場合、CPU21は第2ユーザから購入希望を受け付け、マーケットからアイテムを購入する処理を実行する。
図13は、プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。CPU21は、ログイン処理を行なう(ステップS501)。ログイン処理は、たとえばCPU21が口座IDおよびパスワードの入力を受け付けて管理者サーバ30に送信し、CPU31がユーザDB51に記録された口座IDおよびパスワードと照合することにより行なう。ログイン処理は、指紋認証、顔認証、その他の任意の認証手段により行なわれても良い。ログイン処理は情報処理装置20の内部で完結しても良い。
ログイン完了後、CPU21は操作メニューが表示されたメニュー画面を表示部251に表示する。表示部251に表示される画面は、たとえば、補助記憶装置23に記憶されたデータと、管理者サーバ30から受信したデータとに基づいて、CPU21が作成する。CPU31により作成された画面を、ネットワークを介してCPU21が受信して、表示部251に表示しても良い。
なお、CPU21はメニュー画面を表示せずにゲームを開始しても良い。そのようにする場合には、ユーザにより所定の操作が行なわれた場合に、CPU21はメニュー画面を表示する。
CPU21は、ユーザからチケット購入の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS502)。チケット購入の指示を受け付けたと判定した場合(ステップS502でYES)、CPU21はチケット購入のサブルーチンを起動する(ステップS503)。チケット購入のサブルーチンは、仮想通貨を用いてゲーム会社からチケットを購入するサブルーチンである。チケット購入のサブルーチンの処理の流れは後述する。
チケット購入の指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS502でNO)、または、ステップS503の終了後、CPU21は、ユーザからアイテム購入の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS504)。アイテム購入の指示を受け付けたと判定した場合(ステップS504でYES)、CPU21はアイテム購入のサブルーチンを起動する(ステップS505)。アイテム購入のサブルーチンは、チケットを用いてゲーム会社からアイテムを購入するサブルーチンである。アイテム購入のサブルーチンの処理の流れは後述する。
アイテム購入の指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS504でNO)、または、ステップS505の終了後、CPU21は、ユーザからアイテム出品の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS506)。アイテム出品の指示を受け付けたと判定した場合(ステップS506でYES)、CPU21はアイテム出品のサブルーチンを起動する(ステップS507)。アイテム出品のサブルーチンは、ユーザが所有するアイテムをマーケットに出品するサブルーチンである。アイテム出品のサブルーチンの処理の流れは後述する。
アイテム出品の指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS506でNO)、または、ステップS507の終了後、CPU21は、ユーザからアイテム取引の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS508)。アイテム取引の指示を受け付けたと判定した場合(ステップS508でYES)、CPU21はアイテム取引のサブルーチンを起動する(ステップS509)。アイテム取引のサブルーチンは、マーケットを介して他のユーザとの間でアイテムの取引を行なうサブルーチンである。アイテム取引のサブルーチンの処理の流れは後述する。
アイテム取引の指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS508でNO)、または、ステップS509の終了後、CPU21は、CPU31と連携してゲームを実行する(ステップS510)。ステップS510において、ユーザは所有するアイテムを用いてゲームを楽しむことができる。ユーザは、ゲーム内の所定の条件を満たすことにより、アイテムを育成できる。育成によるアイテムのレベル等の変化は、アイテムDB53に随時記録される。
CPU21は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS511)。処理を終了しないと判定した場合(ステップS511でNO)、CPU21はステップS502に戻る。処理を終了すると判定した場合(ステップS511でYES)、CPU21は処理を終了する。
図14は、チケット購入のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。チケット購入のサブルーチンは、仮想通貨を用いてゲーム会社からチケットを購入するサブルーチンである。
ブロックチェーン40には、CPU31から送信された、チケット販売トランザクションが既に記録されている。チケット販売トランザクションには、チケットの価格と、販売者であるゲーム会社の口座IDとが記録されている。なお、チケットの販売数量に制限を設ける場合には、最大販売数量もチケット販売トランザクションに含まれる。
CPU21は、ユーザにより入力されたチケットの購入数を取得する(ステップS521)。CPU21は、チケット購入トランザクションを作成してブロックチェーン40に送信する(ステップS522)。チケット購入トランザクションは、支払元の口座ID、支払先の口座ID、支払額、および、価格相当額の仮想通貨が支払われることを条件にして所定の数のチケットが販売される、いわゆるショップコントラクトを含む。ここで、支払元はユーザであり、支払先はゲーム会社である。チケット購入トランザクションは、未検証情報としてブロックチェーン40に記録される。
ブロックチェーン40においては、複数のCPUにより平行してマイニングが行なわれる。以下の説明では1つのCPUを例にして、マイニングの概要を説明する。CPUは、未検証情報を取得する(ステップS601)。以下では、ステップS601で取得した未検証情報が、ステップS522で送信されたチケット購入トランザクションである場合を例にして説明を続ける。
CPUは、ブロックチェーンからチケット販売トランザクションを抽出する(ステップS602)。CPUは、チケット販売トランザクションからチケットの価格を取得する(ステップS603)。CPUは、支払元の口座IDが保有する仮想通貨の額が、チケットを購入可能な額であるか否かを判定する(ステップS604)。保有する仮想通貨の額が不足すると判定した場合(ステップS604でNO)、CPUはステップS601で取得した未検証情報の処理を中止して、ステップS601に戻る。
保有する仮想通貨の額が十分であると判定した場合(ステップS604でYES)、CPUは、チケット購入トランザクションの検証を完了する。CPUは、検証済の複数のトランザクションをまとめてブロックチェーン40の仕様に沿った新たなブロックを作り、ブロックチェーン40に接続する(ステップS605)。
ステップS601からステップS605のマイニングの処理により、チケット購入トランザクションはブロックチェーン40に組み込まれる。マイニングの完了に伴い、チケット代金に相当する仮想通貨が、ユーザの口座IDからゲーム会社の口座IDに送られる。
CPU31は、ブロックチェーン40を随時参照して、新たに販売されたチケットにかかる情報を取得する(ステップS701)。CPU31は、販売されたチケットの数に対応する数のチケットIDを発行する(ステップS702)。
CPU31は、チケットDB52に新規レコードを追加して、新たに販売されたチケットにかかる情報を記録する(ステップS703)。具体的には、CPU31はブロックチェーン40から取得したチケットID、購入者の口座ID、および販売日を、新規レコードのチケットIDフィールド、口座IDフィールドおよび販売日フィールドにそれぞれ記録する。CPU31は、販売日に基づいて算出した有効期限を有効期限フィールドに記録する。CPU31は、使用済フィールドに「NO」を記録する。
以上により、CPU31は決済等の複雑な処理を行なわずに、自動的にチケットを販売できる。チケットの販売にブロックチェーンを使用することにより、詐欺および未払い等のトラブルを防止できる。販売されたチケットに固有のチケットIDを発行して、チケットDB52に記録することにより、チケット販売および使用状況を管理できる。ユーザは、金融機関等を介した法定通貨の送金手続を行なわずに、容易にチケットを購入できる。
図15は、アイテム購入のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。アイテム購入のサブルーチンは、チケットを用いてゲーム会社からアイテムを購入するサブルーチンである。
CPU21は、ユーザの口座IDを送信して、CPU31にショップ情報を要求する(ステップS531)。CPU31は、要求を受信する(ステップS711)。CPU31は、販売可能なアイテムを抽出する(ステップS712)。たとえば、CPU31は所定のアイテムのセットを販売可能であると判定して抽出する。CPU31は、アイテムごとに定められた所定の販売数に達していないアイテムを販売可能であると判定して抽出しても良い。
CPU31は、口座IDをキーとしてユーザDB51を検索してユーザのレベルを抽出し、レベルごとに定められた所定のアイテムを販売可能であると判定して抽出しても良い。CPU31は、販売可能なアイテムをランダムに抽出しても良い。CPU31は、所定の期間に販売可能な、いわゆる期間限定アイテムを抽出しても良い。CPU31は、口座IDに基づいてブロックチェーン40からユーザの保有する仮想通貨額を取得して、購入可能な価格にかかるアイテムを抽出しても良い。
CPU31は、抽出したアイテムを送信する(ステップS713)。CPU21は、送信されたアイテムを受信して、表示部251に表示する(ステップS533)。CPU21は、ユーザによるアイテムの選択を受け付けて、管理者サーバ30に送信する(ステップS534)。
CPU31は、選択されたアイテムを受信する(ステップS714)。CPU31は、ユーザIDをキーとしてチケットDB52を検索して、チケットレコードを抽出する。CPU31は、ユーザが保有する未使用チケットにより、選択されたアイテムを購入できるか否かを判定する(ステップS715)。
購入できると判定した場合(ステップS715でYES)、CPU31はチケットDB52を更新する(ステップS716)。具体的には、CPU31は、有効期限までの期間が短いチケットレコードから優先して、アイテムの価格に対応する数のチケットレコードを抽出し、使用済フィールドに「YES」を記録する。
CPU31は、アイテムDB53を更新する(ステップS717)。具体的には、CPU31はユーザが購入したアイテム数に対応する数の新規レコードをアイテムDB53に追加する。CPU31はユーザが購入したアイテムに固有のアイテムIDを付与し、アイテム詳細にかかる情報および購入したユーザの口座IDを記録する。
ユーザが保有する未使用チケットにより、選択されたアイテムを購入できないと判定した場合(ステップS715でNO)、または、ステップS717の終了後、CPU31は、情報処理装置20にアイテムの購入に成功したか、失敗したかにかかる情報を送信する(ステップS718)。CPU21は情報を受信して表示部251に表示する(ステップS536)。CPU21は、処理を終了する。
ゲーム会社からユーザへのアイテムの販売にはブロックチェーン40を使用しないので、ユーザはマイニングの終了を待たずに、欲しいアイテムをすぐに入手できる。チケットDB52を使用することにより、チケットの二重使用等の不正を防止できる。
図16は、アイテム出品のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。アイテム出品のサブルーチンは、第1ユーザが所有するアイテムをマーケットに出品するサブルーチンである。
CPU21は、図9および図10を使用して説明した画面を介して、マーケットに出品するアイテムおよび価格を取得する(ステップS541)。CPU21は、ユーザの口座ID、出品するアイテムのアイテムIDおよび価格等の情報を、管理者サーバ30に送信する(ステップS542)。
CPU31は、送信された情報を受信する(ステップS720)。CPU31は、受信した情報に対して、出品IDと、第1パスワードとを発行する(ステップS721)。出品IDは、ステップS720で受信した出品情報ごとに固有に付与される。第1パスワードは、たとえば乱数と日時とを組み合わせる等の所定のルールに基づいて発行される。
CPU31は、マーケットDB54に新規レコードを追加して、出品IDおよび出品情報を記録する(ステップS722)。CPU31は、出品期限フィールドに、出品日から算出した所定の出品期限を記録する。CPU21は、ユーザから出品期限を取得してCPU31に送信しても良い。CPU31は、状態フィールドに「登録処理中」を記録する(ステップS723)。
CPU31は、出品IDおよび第1パスワードを情報処理装置20に送信する(ステップS724)。CPU21は、出品IDおよびパスワードを受信する(ステップS544)。CPU21は、出品トランザクションを作成してブロックチェーン40に送信する(ステップS545)。出品トランザクションは、出品ID、ユーザの口座ID、第1パスワード、および指定の価格相当額の仮想通貨が支払われることを条件にして、出品IDに対応するアイテムが販売されるスマートコントラクトを含む。出品トランザクションは、未検証情報としてブロックチェーン40に記録される。
ブロックチェーン40においては、複数のCPUにより平行してマイニングが行なわれる。以下の説明では1つのCPUを例にして説明する。CPUは、未検証情報を取得する(ステップS621)。以下では、ステップS621で取得した未検証情報が、ステップS545で送信された出品トランザクションである場合を例にして説明を続ける。
CPUは、マイニングを行ない、ステップS621で取得した出品トランザクションを含む複数のトランザクションをまとめた新たなブロックを、ブロックチェーン40に接続する(ステップS622)。
CPU31は、ブロックチェーン40を随時参照する(ステップS726)。CPU31は、ステップS721で発行した出品IDにかかる出品トランザクションの登録の有無を判定する(ステップS727)。具体的には、CPU31はブロックチェーンから出品IDを含むトランザクションを抽出する。CPU31は、抽出したトランザクションに、ステップS721で発行した第1パスワードが含まれている場合に、出品IDにかかる出品トランザクションが登録されていると判定する。
出品IDを含むトランザクションが登録されていると判定した場合(ステップS727でYES)、CPU31はステップS722で作成したマーケットレコードの状態フィールドを「販売可」に変更する(ステップS728)。登録されていないと判定した場合(ステップS727でNO)、CPU31は、所定の時間が経過した後にステップS726に戻る。
第1パスワードを使用することにより、故意または偶然により、所有者の意図しないアイテム、または、本来存在しないアイテムがマーケットを介して販売されることを防止できる。出品IDが、第1パスワードを兼ねても良い。この場合ステップS721において、CPU31は、第3者による推測が困難であり、かつ固有の文字列を作成して、出品ID兼第1パスワードに使用する。
なお、CPU21は、所有者が出品中のアイテムをゲームで使用できないようにしても、売却が確定するまで通常通り使用できるようにしても良い。
ユーザが、出品したアイテムの状態を確認したい場合には、タッチパネル25を操作して、所有するアイテム、または、マーケットの最新状態を表示するように、CPU21に指示する。CPU21は、アイテムDB53、または、マーケットDBにアクセスしてユーザが所有しているアイテムにかかる最新情報を取得する。CPU21は、取得した情報をタッチパネル25に表示する。
マーケットDB54に、「登録処理中」の状態で新規レコードを作成し、トランザクションが登録された後に「販売可」の状態に変更することにより、ブロックチェーン上の情報と、マーケットDB54に記録された情報との間の齟齬、および、それによる取引の混乱を防止できる。
CPU31は所定の時間が経過しても「販売可」に変化しないレコードを、マーケットDBから削除しても良い。このようなレコードの発生数が所定の値を超える場合、CPU31からゲーム会社の担当者に通知することにより、ゲーム会社は不正アクセス等の外部からの攻撃に速やかに対処できる。ゲーム会社は、たとえば不正な行為を行なっていないにもかかわらず取引が成立しなかったユーザに対して、ブロックチェーン40を介して支払った仮想通貨に対応するアイテムを提供するなどの処理を行なっても良い。
図17は、アイテム取引のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。アイテム取引のサブルーチンは、マーケットを介して他のユーザとの間でアイテムの取引を行なうサブルーチンである。図17は、アイテムを購入する第2ユーザの情報処理装置20において実行される。
CPU21は、マーケットに出品されているアイテムにかかる情報の要求を管理者サーバ30に送信する(ステップS561)。CPU31は、要求を受信する(ステップS731)。CPU31は、マーケットDB54から状態フィールドに「販売中」と記録されているマーケットレコードを抽出する(ステップS732)。
なお、CPU31は、第2ユーザの口座IDをキーとしてユーザDB51を検索して第2ユーザのレベルを抽出し、抽出したレベルに基づいてマーケットレコードの絞込みを行なっても良い。CPU31は、口座IDに基づいてブロックチェーン40から第2ユーザが保有する仮想通貨額を取得して、購入可能な価格にかかるマーケットレコードを抽出しても良い。
CPU31は、抽出したマーケットレコードにかかる情報を情報処理装置20に送信する(ステップS733)。CPU21は、図11を使用して説明した画面により、マーケットで販売されているアイテムを表示する(ステップS562)。
CPU21は、図11および図12を使用して説明した画面を介して、第2ユーザによるアイテムの選択を受け付ける。CPU21は、選択を受け付けたアイテムにかかる、出品IDを管理者サーバ30に送信する(ステップS563)。
CPU31は、出品IDを受信する(ステップS734)。CPU31は、受け付けた出品IDに対して、第2パスワードを発行する(ステップS735)。ここで第2パスワードは、たとえば乱数と日時とを組み合わせる等の所定のルールに基づいて作成される。CPU31は、受信した情報に基づいてマーケットDB54を更新する(ステップS736)。
具体的には、CPU31は、出品IDをキーとしてマーケットDB54からレコードを抽出する。CPU31は、希望者口座IDフィールドにステップS734で受信した口座IDを記録する。CPU31は、第2パスワードフィールドにステップS735で発行した第2パスワードを記録する。CPU31は、取引期限フィールドに、現在日時から算出した所定の取引期限を記録する。CPU21は、第2ユーザから取引期限を取得してCPU31に送信しても良い。CPU31は、状態フィールドに「取引中」を記録する。
CPU31は、第2パスワードを情報処理装置20に送信する(ステップS737)。CPU21は、第2パスワードを受信する(ステップS565)。CPU21は、アイテム購入トランザクションを作成してブロックチェーン40に送信する(ステップS566)。
アイテム購入トランザクションは、出品ID、購入者である第2ユーザの口座ID、第2パスワード、およびアイテムの価格相当額の仮想通貨が支払われることを条件にして、出品IDに対応するアイテムを購入するスマートコントラクトを含む。アイテム購入トランザクションは、未検証情報としてブロックチェーン40に記録される。
CPUは取引マイニングのサブルーチンを起動する(ステップS631)。取引マイニングのサブルーチンは、アイテム購入トランザクションを含むブロックのマイニングを行なうサブルーチンである。取引マイニングのサブルーチンの処理の流れは後述する。
CPU31は、ブロックチェーン40を随時参照する(ステップS741)。CPU31は、ステップS734で受信した出品IDを含むアイテム購入トランザクションの登録の有無を判定する(ステップS742)。具体的には、CPU31はブロックチェーンから出品IDを含むトランザクションを抽出する。CPU31は、抽出したトランザクションに、ステップS734で受信した第1パスワードが含まれている場合に、出品IDにかかるアイテム購入トランザクションが登録されていると判定する。
アイテム購入トランザクションが登録されていると判定した場合(ステップS742でYES)、CPU31はステップS736で更新したマーケットレコードの状態フィールドを「成立済」に変更する(ステップS743)。
CPU31は、アイテムDB53を更新する(ステップS744)。具体的にはCPU31は、処理中のマーケットレコードのアイテムIDフィールドに記録されたアイテムIDをキーとしてアイテムDB53を検索し、アイテムレコードを抽出する。CPU31は、抽出したアイテムレコードの口座IDフィールドを、アイテムを購入したユーザの口座IDに変更する。
アイテム購入トランザクションがブロックチェーンに登録されていないと判定した場合(ステップS742でNO)、CPU31は、所定の時間が経過した後にステップS741に戻る。
マーケットDB54の状態フィールドに、「取引中」の状態を記録し、トランザクションが登録された後に「成立済」の状態に変更することにより、ブロックチェーン上の情報と、マーケットDB54に記録された情報との間の齟齬、および、それによる取引の混乱を防止できる。
CPU31は所定の時間が経過しても「成立済」に変化しないレコードの購入情報フィールドに記録された情報を削除しても良い。このようなレコードの発生数が所定の値を超える場合、CPU31からゲーム会社の担当者に通知することにより、ゲーム会社は不正アクセス等の外部からの攻撃に速やかに対処できる。ゲーム会社は、たとえば不正な行為を行なっていないにもかかわらず取引が成立しなかったユーザに対して、ブロックチェーン40を介して支払った仮想通貨に対応するアイテムを提供するなどの処理を行なっても良い。
図18は、取引マイニングのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。取引マイニングのサブルーチンは、アイテム購入トランザクションを含むブロックのマイニングを行なうサブルーチンである。
ブロックチェーン40においては、複数のCPUにより平行してマイニングが行なわれる。以下の説明では1つのCPUを例にして、マイニングの概要を説明する。CPUは、未検証情報を取得する(ステップS641)。以下では、ステップS641で取得した未検証情報が、アイテム取引のサブルーチンにおいてブロックチェーン40に送信されたアイテム購入トランザクションである場合を例にして説明を続ける。
CPUは、アイテム購入のトランザクションに記録された出品IDをキーとしてブロックチェーン40から出品トランザクションを抽出する(ステップS642)。CPUは、出品トランザクションに記録されたアイテムの価格を取得する(ステップS643)。CPUは、支払元の口座IDが保有する仮想通貨の額が、アイテムを購入可能な額であるか否かを判定する(ステップS644)。保有する仮想通貨の額が不足すると判定した場合(ステップS644でNO)、CPUはステップS641で取得した未検証情報の処理を中止して、ステップS641に戻る。
保有する仮想通貨の額が十分であると判定した場合(ステップS644でYES)、CPUはスマートコントラクトに記載された条件に基づき、ゲーム会社に支払う手数料を算出して、アイテム購入のトランザクションに記録する(ステップS645)。
ゲーム会社に支払う手数料は、たとえばアイテムの価格の5パーセントの定率である。図11および図12を使用して説明した画面において、アイテムの価格は、ゲーム会社に支払う手数料を含んだ額で表示されても、含まない金額で表示されても良い。手数料の率は、ユーザのレベル等によって異なるように定められても良い。
CPUは、複数のトランザクションをまとめてブロックチェーン40の仕様に沿った新たなブロックを作り、ブロックチェーン40に接続する(ステップS646)。CPUは、処理を終了する。
以上に説明したマイニングの処理により、アイテム購入トランザクションはブロックチェーン40に組み込まれる。マイニングの完了に伴い、アイテムの価格またはアイテムの価格から手数料を引いた額に相当する仮想通貨が、購入者である第2ユーザの口座IDから出品者である第1ユーザの口座IDに送られる。手数料に相当する仮想通貨が、第2ユーザの口座IDからゲーム会社の口座IDに送られる。
なお、スマートコントラクトは、出品者からゲーム会社に対して手数料を支払うように設定されていても良い。このようにする場合、出品者はアイテムをマーケットに出品する際に手数料を支払うように設定されていても、出品したアイテムが売却された際に手数料を支払うように設定されていても良い。
スマートコントラクトは、出品者と購入者の双方からゲーム会社に対して手数料を支払うように設定されていても良い。
本実施の形態によると、様々な状況のユーザがゲームを楽しめる情報処理システム10を提供できる。本実施の形態によると、ユーザ間でアイテムを売買可能な情報処理システム10を提供できる。そのため、十分な時間を費やせないユーザと、経済的に厳しい状況のユーザとの間での助け合いが実現し、双方のユーザがゲームを楽しめる。
アイテムの取引が行なわれたこと、および、取引当事者の口座IDがブロックチェーン40に記録されるので、不正行為または詐欺などを防止できる。また、取引が記録されたブロックチェーン40は公開されているので、ユーザに安心感と信頼感とを与えることができる。
ゲーム会社は、決済等の複雑な処理を行なわずに、自動的にチケットを販売できる。ゲーム会社がブロックチェーン40からチケットIDを取得して、チケットDB52に記録することにより、チケットの偽造または二重使用等の不正を防止できる。ユーザは、金融機関等を介した法定通貨の送金手続を行なわずに、容易にチケットを購入できる。ゲーム会社からユーザへのアイテムの販売にはブロックチェーン40を使用しないので、ユーザはマイニングの終了を待たずに、欲しいアイテムをすぐに入手できる。法定通貨を使用しないので、各国のユーザが同等の条件でゲームを楽しめる。
ブロックチェーン40で使用される口座IDをユーザIDに使用するので、ゲーム会社およびユーザがゲーム用のユーザIDを管理する労力を省ける。また、ゲーム会社がユーザの個人情報を取り扱う必要がない。
第1パスワードおよび第2パスワードを使用することにより、故意または偶然により、所有者の意図しないアイテム、または、本来存在しないアイテムがマーケットを介して販売されて、ユーザが損害を被ること、および、ゲーム全体のバランスが乱れることを防止できる。
アイテムDB53を使用することにより、取引されたアイテムの詳細情報を秘匿できる。そのため、たとえばいわゆるレアキャラに関する情報の流出を防止できる。ブロックチェーン40に掲載する情報量を少なくすることにより、たとえばイーサリアムではガス(Gas)と称される手数料を節約できる。
ゲームは、対戦型のカードゲームに限定しない。ゲームは、たとえば、ロールプレイングゲーム、シューティングゲーム、または、コミュニュケーションゲーム等の任意の種類のゲームであっても良い。アイテムは、武将および武器に限定しない。ゲーム内で有償またはくじ引きで配布される任意のキャラクタおよび道具がアイテムに含まれる。
[実施の形態2]
本実施の形態は、ユーザ間の取引にチケットを使用する情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図19は、実施の形態2のプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。ステップS507までは、図13を使用して説明した実施の形態1のフローチャートと同様である。ただし、ステップS505で起動するアイテム購入のサブルーチンは、後述するように実施の形態1と異なるサブルーチンである。
アイテム出品の指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS506でNO)、または、ステップS507の終了後、CPU21は、CPU21は、CPU31と連携してゲームを実行する(ステップS510)。以後の処理は、図13を使用して説明した実施の形態1のフローチャートと同様である。
図20は、実施の形態2のアイテム購入のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。
CPU21は、ユーザの口座IDを送信して、CPU31にアイテムの販売情報を要求する(ステップS581)。CPU31は、要求を受信する(ステップS751)。CPU31は、ユーザに販売可能なアイテムを抽出する(ステップS752)。ここで、販売可能なアイテムには、ゲーム会社がユーザに直接販売するアイテムと、マーケットを介して他のユーザが販売するアイテムとの双方を含む。
CPU31は、抽出したアイテムを送信する(ステップS753)。CPU21は、送信されたアイテムを受信して、表示部251に表示する(ステップS583)。CPU21は、ゲーム会社が直接販売するアイテムと、マーケットを介して他のユーザが販売するアイテムとを、区別して表示しても良く、区別せずに表示しても良い。
CPU21は、ユーザによるアイテムの選択を受け付けて、管理者サーバ30に送信する(ステップS584)。CPU31は、選択されたアイテムを受信する(ステップS754)。
CPU31は、ユーザIDをキーとしてチケットDB52を検索して、チケットレコードを抽出する。CPU31は、CPU31は、ユーザが保有する未使用チケットにより、選択したアイテムを購入できるか否かを判定する(ステップS755)。購入できると判定した場合(ステップS755でYES)、CPU31は選択されたアイテムの売主はゲーム会社であるか否かを判定する(ステップS756)。
売主はゲーム会社であると判定した場合(ステップS756でYES)、CPU31はチケットDB52を更新する(ステップS757)。具体的には、CPU31は、有効期限までの期間が短いチケットレコードから優先して、アイテムの価格に対応する数のチケットレコードを抽出し、使用済フィールドに「YES」を記録する。
CPU31は、アイテムDB53を更新する(ステップS758)。具体的には、CPU31はユーザが購入したアイテム数に対応する数の新規レコードをアイテムDB53に追加する。CPU31はユーザが購入したアイテムに固有のアイテムIDを付与し、アイテム詳細にかかる情報および購入したユーザの口座IDを記録する。
売主はゲーム会社ではないと判定した場合(ステップS756でNO)、CPU31は、マーケットDB54を更新する(ステップS761)。具体的には、CPU31は、出品IDをキーとしてマーケットDB54からレコードを抽出する。CPU31は、希望者口座IDフィールドに、受信した口座IDを記録する。CPU31は、状態フィールドに「成立済」を記録する。
CPU31はチケットDB52を更新する(ステップS762)。具体的には、CPU31は、購入者のユーザIDをキーとしてチケットDB52を検索して、チケットレコードを抽出する。CPU31は、有効期限までの期間が短いチケットレコードから優先して、アイテムの価格に対応する数のチケットレコードを抽出し、使用済フィールドに「YES」を記録する。ステップS762およびステップS763の処理により、第1ユーザが所有するアイテムと、第2ユーザが所有するチケットとが交換される。
CPU31は、チケットDB52にアイテムの価格に対応する数の新規レコードを追加する。CPU31は、チケットIDフィールドに新しく作成したチケットIDを記録する。CPU31は、口座IDフィールドにアイテムの売主の口座IDを記録する。CPU31は、当日の日付を販売日フィールドに、販売日に基づいて算出した有効期限を有効期限フィールドに記録する。CPU31は、使用済フィールドに「NO」を記録する。
CPU31は、アイテムDB53を更新する(ステップS763)。具体的にはCPU31は、処理中のマーケットレコードのアイテムIDフィールドに記録されたアイテムIDをキーとしてアイテムDB53を検索し、アイテムレコードを抽出する。CPU31は、抽出したアイテムレコードの口座IDフィールドを、アイテムを購入したユーザの口座IDに変更する。
ユーザが保有する未使用チケットにより、選択されたアイテムを購入できないと判定した場合(ステップS755でNO)、または、ステップS758もしくはステップS763の終了後、CPU31は、情報処理装置20にアイテムの購入に成功したか、失敗したかにかかる情報を送信する(ステップS764)。CPU21は情報を受信して表示部251に表示する(ステップS586)。CPU21は、処理を終了する。
ステップS757においてチケットDB52に新しいレコードを追加する代わりに、CPU31はチケットDB52から抽出したチケットレコードの口座IDフィールドを、売主の口座IDに書き換えても良い。このようにする場合、販売日フィールドおよび有効期限フィールドを新たな日付に変更しても良い。
CPU31は、マーケットを利用した、ユーザが所有するチケットの使用済フィールドを「NO」から「YES」に変更することにより、マーケットの利用手数料を徴収しても良い。CPU31は、マーケットを利用する権利をアイテムの一種としてユーザに販売しても良い。CPU31は、マーケットを利用する権利をゲームの報酬としてユーザに配布しても良い。
本実施の形態によると、ブロックチェーン40を使用しないので、ユーザはマイニングの終了を待たずに、マーケットからすぐにアイテムを入手できる。また、ユーザ間の取引がブロックチェーン40に記録されないので、ユーザのプライバシーを保護できる。
なお、CPU31は、CPU21を介してユーザからアイテムの対価をチケットで支払うか、仮想通貨で支払うかの選択を受け付けて、ユーザの選択に応じて処理を行っても良い。このようにする場合、CPU31はユーザがマーケットから購入するアイテムに限り、対価をチケットで支払うか、仮想通貨で支払うかの選択を受け付けても良い。CPU31は、売主がチケットと仮想通貨との双方を受け付ける場合に、対価をチケットで支払うか、仮想通貨で支払うかの選択を受け付けても良い。
チケットは、チケットDB52の代わりにブロックチェーン40で管理されても良い。チケットは、チケット専用のブロックチェーン40で管理されても、たとえばイーサリアムのような既存の仮想通貨のブロックチェーン40で管理されても良い。
チケットがブロックチェーン40で管理される場合、図20を使用して説明したアイテム購入のサブルーチンにおいて、ステップS757およびステップS762の処理は、スマートコントラクトによりブロックチェーン上で実行される。
[実施の形態3]
本実施の形態は、ユーザからオンラインゲームに新たに参加するユーザの紹介を受け付け、紹介されたユーザがマーケットを介して取引をした場合に、ゲーム会社から紹介者に対して紹介料を支払う情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図21は、実施の形態3の情報処理システム10の概要を説明する説明図である。図21は、図3と同様にユーザ間でアイテムの売買を行なう過程を説明する説明図である。以下ではアイテムを出品するユーザを第3ユーザ、マーケットからアイテムを購入するユーザを第4ユーザ、第3ユーザをゲーム会社に紹介したユーザを第1ユーザと記載する。また、図21においては、マーケットの図示を省略する。
第3ユーザと第4ユーザとの間で売買されるアイテムは、本実施の形態の第2アイテムの一例である。第3ユーザが定めるアイテムの価格は、本実施の形態の第2価格の一例である。第3ユーザは、第2価格でアイテムを販売するスマートコントラクトを含むトランザクションを、ブロックチェーン40に送信する。トランザクションは、マイニングにより検証されて、ブロックチェーン40に組み込まれる。
第4ユーザは、アイテム購入にかかるスマートコントラクトを含むトランザクションを、ブロックチェーン40に送信する。トランザクションは、マイニングにより検証されて、ブロックチェーン40に組み込まれる。スマートコントラクトに基づいて、第4ユーザから第3ユーザに第2価格相当額の仮想通貨が支払われる。
スマートコントラクトに基づいて、第3ユーザまたは第4ユーザからゲーム会社に手数料相当額の仮想通貨が支払われる。なお、手数料は、第2価格相当額の一部に対応する額に定められる。スマートコントラクトに基づいて、ゲーム会社から第1ユーザに紹介料相当額の仮想通貨が支払われる。なお、紹介料はゲーム会社が受け取る紹介料の一部に対応する額に定められる。
図22は、実施の形態3のユーザDB51のレコードレイアウトを説明する説明図である。ユーザDB51は、ユーザの口座IDと、ログインパスワードと、ユーザのレベルと、紹介者の口座IDとを関連づけて記録するDBである。紹介者の口座IDは、本実施の形態の紹介情報の一例である。
ユーザDB51は、口座IDフィールド、ログインパスワードフィールド、レベルフィールドおよび紹介者口座IDフィールドを有する。口座IDフィールドには、ユーザの口座IDが記録されている。ログインパスワードフィールドには、ユーザが情報処理システム10にログインする際に使用するログインパスワードが記録されている。
レベルフィールドにはユーザのレベルが記録されている。紹介者口座IDフィールドには、ユーザをゲーム会社に紹介したユーザの口座IDが記録されている。紹介者がいないユーザの紹介者口座IDフィールドには「なし」と記録されている。ユーザDB51は、一人のユーザについて1つのレコードを有する。
図23は、実施の形態3のアイテム出品のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。図23に示すサブルーチンは、図16を使用して説明したサブルーチンの代わりに使用されるサブルーチンである。ステップS723までの処理は、図16を使用して説明したサブルーチンの処理と同様であるので、説明を省略する。
CPU31は、口座IDをキーとしてユーザDB51を検索してレコードを抽出し、紹介者口座IDフィールドから紹介者の口座IDを取得する(ステップS771)。なお、紹介者口座IDフィールドに「なし」と記録されている場合には、口座IDの代わりに紹介者がない旨が取得される。CPU31は、出品ID、紹介者の口座IDおよび第1パスワードを情報処理装置20に送信する(ステップS772)。
CPU21は、出品ID、紹介者の口座IDおよび第1パスワードを受信する(ステップS581)。CPU21は、出品トランザクションを作成してブロックチェーン40に送信する(ステップS582)。出品トランザクションは、出品ID、ユーザの口座ID、紹介者の口座ID、第1パスワード、および指定の価格相当額の仮想通貨が支払われることを条件にして、出品IDに対応するアイテムが販売されるスマートコントラクトを含む。出品トランザクションは、未検証情報としてブロックチェーン40に記録される。
ブロックチェーン40においては、複数のCPUにより平行してマイニングが行なわれる。CPUは、未検証情報を取得する(ステップS621)。以後の処理は、図16を使用して説明したサブルーチンの処理と同様であるので、説明を省略する。
以上により、出品者の紹介者にかかる情報を含むトランザクションが、ブロックチェーン40に記録される。
図24は、実施の形態3の取引マイニングのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。図24に示すサブルーチンは、図18を使用して説明したサブルーチンの代わりに使用されるサブルーチンである。ステップS645までの処理は、図18を使用して説明したサブルーチンの処理と同様であるので、説明を省略する。
CPUは、出品トランザクションに基づいて出品者に紹介者がいるか否かを判定する(ステップS651)。紹介者がいると判定した場合(ステップS651でYES)、CPUはスマートコントラクトに記載された条件に基づき、ゲーム会社から紹介者に支払う紹介料を算出して、アイテム購入のトランザクションに記録する(ステップS652)。紹介料は、たとえばゲーム会社が受け取る手数料の1パーセントの定率である。
紹介者がいないと判定した場合(ステップS651でNO)、または、ステップS652の終了後、CPUは、複数のトランザクションをまとめてブロックチェーン40の仕様に沿った新たなブロックを作り、ブロックチェーン40に接続する(ステップS653)。CPUは、処理を終了する。
以上に説明したマイニングの処理により、アイテム購入トランザクションはブロックチェーン40に組み込まれる。マイニングの完了に伴い、アイテムの代金に相当する仮想通貨が、購入者の口座IDから出品者の口座IDに送られる。手数料に相当する仮想通貨が、購入者の口座IDからゲーム会社の口座IDに送られる。紹介料に相当する仮想通貨が、ゲーム会社の口座IDから紹介者に送られる。
なお、スマートコントラクトは、出品者または購入者から紹介者に対して紹介料を支払うように設定されていても良い。スマートコントラクトは、ゲーム会社、出品者および購入者の3者のうちの2者または3者から紹介者に対して紹介料を支払うように設定されていても良い。
[実施の形態4]
本実施の形態は、紹介料をチケットで支払う情報処理システム10に関する。実施の形態3と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態においては、アイテム出品のサブルーチン、および、取引マイニングのサブルーチンは、図16および図18を使用して説明した実施の形態1のアイテム出品のサブルーチン、および、取引マイニングのサブルーチンを使用する。
図25は、実施の形態4のアイテム取引のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。図25に示すアイテム取引のサブルーチンは、図17を使用して説明したアイテム取引のサブルーチンの代わりに使用されるサブルーチンである。ステップS744までの処理は、図17を使用して説明したサブルーチンの処理と同様であるので、説明を省略する。
CPU31は、出品者に紹介者がいるか否かを判定する(ステップS781)。具体的には、CPU31は、ステップS734で受信した出品IDをキーとしてマーケットDB54を検索してレコードを抽出し、出品者口座IDフィールドから出品者の口座IDを取得する。CPU31は、出品者の口座IDをキーとしてユーザDB51を検索してレコードを抽出する。抽出したレコードの紹介者口座IDフィールドに口座IDが記録されている場合、CPU31は紹介者がいると判定する。
紹介者がいると判定した場合(ステップS781でYES)、CPU31はチケットDB52を更新して、紹介者にチケットを付与する(ステップS782)。紹介者がないと判定した場合(ステップS781でNO)、CPU31は以後の処理を行なわない。
本実施の形態によると、紹介料をチケットで支払う情報処理システム10を提供できる。チケットを支払うことにより、紹介者がゲームを行なう意欲を高めることができる。
[実施の形態5]
本実施の形態は、ユーザ間でアイテムの貸し借りを行なう情報処理システム10に関する。すなわち、本実施の形態においては、マーケットにおけるアイテムの「販売」はアイテムを所定の期間使用する権利の販売を意味する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図26は、実施の形態5のアイテム取引のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。図26に示すアイテム取引のサブルーチンは、図17を使用して説明したアイテム取引のサブルーチンの代わりに使用されるサブルーチンである。ステップS744までの処理は、図17を使用して説明したサブルーチンの処理と同様であるので、説明を省略する。
CPU31は、所定の貸し出し期間の経過を待つ(ステップS791)。CPU31は、たとえばマーケットDB54の出品期限フィールドに記録された日を、貸し出し期間の終了日であると判定する。CPU31は、貸し出しを開始した日を基準に、貸し出し期間の終了日を判定しても良い。貸し出し期間は、時間単位または分単位等の短い期間で定めても良い。貸し出し期間をユーザが任意に定められるようにしても良い。
貸し出し期間の経過後、CPU31はアイテムDB53を更新する(ステップS792)。具体的にはCPU31は、処理中のマーケットレコードのアイテムIDフィールドに記録されたアイテムIDをキーとしてアイテムDB53を検索し、アイテムレコードを抽出する。CPU31は、抽出したアイテムレコードの口座IDフィールドを、アイテムの元の持ち主のユーザの口座IDに戻す。
本実施の形態によると、出品者は、たとえば試験前などあまりゲームで遊べない期間に、アイテムを他のユーザに貸し出すことができる。購入者は、使用経験のないアイテムを他のユーザから借りて試すことにより、自分の好みに合うアイテムを探すことができる。また、十分に育成されたアイテムを他のユーザから借りて試すことにより、アイテムを育成する意欲を高めることができる。
なお、出品者がアイテムの売却と一時貸し出しとを選択できるようにしても良い。購入者が、アイテムの購入と一時借用とを選択できるようにしても良い。
[実施の形態6]
図27は、実施の形態6の情報処理装置20の機能ブロック図である。情報処理装置20は、ネットワークを介して仮想通貨にかかるブロックチェーン40に接続されている。情報処理装置20は、送信部241を有する。
送信部241は、オンラインゲームに利用可能であり、有効期限が定められたチケットを所定の仮想通貨を用いて購入するための、オンラインゲームのユーザからオンラインゲームの管理者に宛てたトランザクション41を、仮想通貨にかかるブロックチェーン40に送信させる。
トランザクション41は、ユーザが保有する仮想通貨の量が、送信されたトランザクション41にかかる条件を満たす場合に、チケットをユーザに対して販売させるスマートコントラクト42を含む。
[実施の形態7]
本実施の形態は、汎用のサーバコンピュータ90とプログラム97とを組み合わせて動作させることにより、本実施の形態の情報処理システム10を実現する形態に関する。図28は、実施の形態7の情報処理システム10の構成を示す説明図である。なお、実施の形態1と共通する部分の説明は省略する。
本実施の形態の情報処理システム10は、ネットワークを介して接続された多数の情報処理装置20およびサーバコンピュータ90を備える。情報処理装置20と、サーバコンピュータ90とは、ネットワークを介してブロックチェーン40に接続されている。
サーバコンピュータ90は、CPU31、主記憶装置32、補助記憶装置33、通信部34、読取部36およびバスを備える。
プログラム97は、可搬型記録媒体96に記録されている。CPU31は、読取部36を介してプログラム97を読み込み、補助記憶装置33に保存する。またCPU31は、サーバコンピュータ90に実装されたフラッシュメモリ等の半導体メモリ98に記憶されたプログラム97を読出しても良い。さらに、CPU31は、通信部34および図示しないネットワークを介して接続される図示しない他のサーバコンピュータからプログラム97をダウンロードして補助記憶装置33に保存しても良い。
プログラム97は、サーバコンピュータ90の制御プログラムとしてインストールされ、主記憶装置32にロードして実行される。これにより、これにより、サーバコンピュータ90は上述した管理者サーバ30として機能する。
それぞれの情報処理装置20には、図示しないアプリケーション提供サーバからネットワークを介して補助記憶装置23に本実施の形態のプログラムが転送される。プログラムは、情報処理装置20の制御プログラムとしてインストールされ、主記憶装置22にロードして実行される。以上によりサーバコンピュータ90と情報処理装置20とブロックチェーン40とは連動して上述の情報処理システム10として機能する。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 情報処理システム
20 情報処理装置
21 CPU
22 主記憶装置
23 補助記憶装置
24 通信部
241 送信部
25 タッチパネル
251 表示部
252 入力部
30 管理者サーバ
31 CPU
32 主記憶装置
33 補助記憶装置
34 通信部
36 読取部
40 ブロックチェーン
41 トランザクション
42 スマートコントラクト42
51 ユーザDB
52 チケットDB
53 アイテムDB
54 マーケットDB
71 カード欄
72 価格入力欄
73 決定ボタン
74 購入ボタン
75 検索ボタン
76 価格表示欄
77 同意欄
90 サーバコンピュータ
96 可搬型記録媒体
97 プログラム
98 半導体メモリ

Claims (16)

  1. オンラインゲームに利用可能であり、有効期限が定められたチケットを所定の仮想通貨を用いて購入するための、前記オンラインゲームのユーザから前記オンラインゲームの管理者に宛てたトランザクションを、前記仮想通貨にかかるブロックチェーンに送信させ、
    前記ユーザが保有する前記仮想通貨の量が、送信された前記トランザクションにかかる条件を満たす場合に、前記チケットを前記ユーザに対して販売させるスマートコントラクトを実行させる
    情報処理方法。
  2. 販売された前記チケットに付与されたチケットIDを管理者サーバに記憶させる
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記チケットの価値に対応するアイテムと、該チケットとを交換する
    請求項1または請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記オンラインゲームの第1ユーザから、販売を希望するアイテムと、該アイテムの価格とを取得し、
    取得した前記アイテムと前記価格とを公開し、
    前記オンラインゲームの第2ユーザから前記アイテムにかかる購入希望を取得し、
    前記アイテムと、前記第2ユーザが保有する前記価格に対応する前記チケットとを交換する
    請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の情報処理方法。
  5. オンラインゲームの第1ユーザから、販売を希望するアイテムと、該アイテムの価格とを取得し、
    取得した前記アイテムと前記価格とを公開し、
    前記オンラインゲームの第2ユーザから前記アイテムにかかる購入希望を取得し、
    前記第2ユーザから前記第1ユーザに宛てたトランザクションをブロックチェーンに送信させ、
    前記ブロックチェーンを介して、前記第2ユーザによる前記価格の支払いを条件に、取得した購入希望にかかる前記アイテムの所有権を前記第1ユーザから前記第2ユーザに移転させるスマートコントラクトを実行させる
    情報処理方法。
  6. 前記ブロックチェーンは、所定の仮想通貨にかかる取引を記録し、
    前記価格は、前記仮想通貨の額で定められている
    請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記ブロックチェーンは、前記オンラインゲームに利用可能なチケットにかかる取引を記録し、
    前記価格は、前記チケットの量で定められている
    請求項5に記載の情報処理方法。
  8. 前記スマートコントラクトが実行された場合、前記アイテムの所有権が前記第1ユーザから前記第2ユーザに移転されたことを管理者サーバに記憶させる
    請求項5から請求項7のいずれか一つに記載の情報処理方法。
  9. 前記価格の一部を、前記第1ユーザまたは前記第2ユーザから前記オンラインゲームの管理者に対して送金させる処理を実行させる
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記第1ユーザから、前記オンラインゲームを新たに参加する第3ユーザの紹介情報を取得し、
    取得した前記紹介情報を記録する
    請求項5から請求項9のいずれか一つに記載の情報処理方法。
  11. 前記第3ユーザから、販売を希望する第2アイテムと、該第2アイテムの第2価格とを取得し、
    取得した前記第2アイテムと前記第2価格とを公開し、
    前記オンラインゲームの第4ユーザから前記第2アイテムにかかる購入希望を取得し、
    前記第4ユーザから前記第3ユーザに宛てたトランザクションを前記ブロックチェーンに送信させ、
    前記ブロックチェーンを介して、前記第4ユーザによる前記第2価格の支払いを条件に、取得した購入希望にかかる前記第2アイテムの所有権を前記第3ユーザから前記第4ユーザに移転させる前記スマートコントラクトを実行させる
    請求項10に記載の情報処理方法。
  12. 前記スマートコントラクトが実行された場合、前記第2アイテムの所有権が前記第3ユーザから前記第4ユーザに移転されたことを管理者サーバに記憶させる
    請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記第2価格の一部を、前記第3ユーザまたは前記第4ユーザから前記オンラインゲームの管理者に対して送金させる処理を実行させる
    請求項11に記載の情報処理方法。
  14. 前記第2価格の一部を、前記管理者、前記第3ユーザまたは前記第4ユーザから前記第1ユーザに対して送金させる処理を実行させる
    請求項13に記載の情報処理方法。
  15. オンラインゲームに利用可能であり、有効期限が定められたチケットを所定の仮想通貨を用いて購入するための、前記オンラインゲームのユーザから前記オンラインゲームの管理者に宛てたトランザクションを、前記仮想通貨にかかるブロックチェーンに送信させる送信部を備え、
    前記トランザクションは、前記ユーザが保有する前記仮想通貨の量が、送信された前記トランザクションにかかる条件を満たす場合に、前記チケットを前記ユーザに対して販売させるスマートコントラクトを含む
    情報処理装置。
  16. オンラインゲームのサーバから、販売中のアイテムと、該アイテムの価格との一覧を取得し、
    取得した一覧を表示し、
    表示した一覧から購入アイテムの選択を受け付け、
    前記購入アイテムの所有者に宛てた、該購入アイテムを購入するスマートコントラクトを含むトランザクションをブロックチェーンに送信する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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