JP2019211780A - 画像表示装置 - Google Patents

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【課題】 虚像の歪みの補正も十分に図りつつ、小型化も図ることができる画像表示装置を提供する。【解決手段】 光源装置と、光源装置から出射された光を走査して中間画像を形成する画像形成素子を備える走査光学系と、中間画像に基づく虚像を形成する虚像光学系と、を有し、虚像光学系は、中間画像を透過反射部材に向けて拡大投射する拡大凹面鏡を有していて、拡大凹面鏡の反射面の中心の法線は、画像形成素子における中間画像の画像形成面の中心における法線に対して傾斜している、画像表示装置による【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置に関するものである。
自動車や航空機、船舶などの移動体に装備され、当該移動体の動作に関する情報を利用者が視認しやすいように表示するヘッドアップディスプレイと呼ばれる画像表示装置が知られている。ヘッドアップディスプレイは、コンバイナと呼ばれる光学素子に情報を表示するための画像光を投射して、この画像光を利用者の網膜に結像させて、虚像として視認できるようにするものである。コンバイナは、自動車のフロントウインドシールドを併用してもよいし、別体の透過反射部材を用いるようにしてもよい。
ヘッドアップディスプレイは、移動体の利用者(操縦者)の前方に配置されることが多い。例えば、移動体が自動車であれば、ヘッドアップディスプレイはダッシュボードに収納される。したがって、ヘッドアップディスプレイは、小型である方が望ましい。一方、情報の視認性を高める観点からは、虚像が大きくなる構造が望ましい。
ヘッドアップディスプレイにおいて虚像を大きくするには、虚像をコンバイナに投射する光学素子を大きくすればよい。しかし、光学部材を大きくすることはヘッドアップディスプレイの小型化には向かない。このように、ヘッドアップディスプレイの小型化を図ることと、ヘッドアップディスプレイによる虚像を拡大することには、相反する課題が存在する。
そこで、ヘッドアップディスプレイの小型化を図るために、一部の光学素子を小型にして、かつ、虚像の視認性も向上させることを目的とするヘッドアップディスプレイが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1のヘッドアップディスプレイは、凹面鏡の部分的な形状を変更することで小型化を図りつつ、虚像の歪みを補正できるようにしている。凹面鏡の形状は虚像の歪み補正に大きく影響する。したがって、部分的であっても凹面鏡の形状を変更することは、虚像の歪み補正の観点から望ましくない。ヘッドアップディスプレイの小型化を図るために凹面鏡を小型にしたり、形状の一部を変更したりすると虚像の歪み補正を十分に図れなくなる可能性がある。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであって、虚像の歪みの補正も十分に図りつつ、小型化も図ることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像表示装置に関するものであって、光源装置と、前記光源装置から出射された光を走査して中間画像を形成する画像形成素子を備える走査光学系と、前記中間画像に基づく虚像を形成する虚像光学系と、を有し、前記虚像光学系は、前記中間画像を透過反射部材に向けて拡大投射する拡大凹面鏡を有していて、前記拡大凹面鏡の反射面の中心の法線は、前記画像形成素子における中間画像の画像形成面の中心における法線に対して傾斜している、ことを最も主な特徴とする。
本発明によれば、虚像の歪みの補正も十分に図りつつ、小型化も図ることができる。
本発明に係る画像表示装置の実施形態であるヘッドアップディスプレイの例を示す構成図である。 上記ヘッドアップディスプレイが備える光源部の例を示す構成図である。 上記ヘッドアップディスプレイが備える走査光学系の例を示す構成図である。 上記ヘッドアップディスプレイが備える虚像光学系の一部の配置例を示す図であって、(a)従来の配置例、(b)本発明の配置例、である。 上記ヘッドアップディスプレイの光学性能のシミュレーション結果を示すグラフであって、(a)従来の配置例による歪曲性能図、(b)本発明の配置例による歪曲性能図、である。 上記ヘッドアップディスプレイの別の光学性能のシミュレーション結果を示すグラフであって、(a)従来の配置例によるMTF性能図、(b)本発明の配置例によるMTF性能図、である。 上記ヘッドアップディスプレイを−Y方向から見た一部拡大平面図である。
●ヘッドアップディスプレイ●
以下、本発明に係る画像表示装置の実施形態であるヘッドアップディスプレイ(以下「HUD」とする。)について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、HUD1000は、光源部100と、走査光学系200と、虚像光学系300と、を有してなる。
HUD1000は、物体である自動車や航空機、船舶等の移動体に装備され、これらの動作に関する情報を利用者11にとって視認しやすいように虚像を表示するものである。本実施形態では、HUD1000を自動車に装備した場合を例に用いて説明する。HUD1000の基本的な動作は以下の通りである。まず、光源部100から出射された光によって、走査光学系200において自動車の動作に関連する情報を表示するための画像光が形成される。この画像光が虚像光学系300において拡大投射されて、拡大虚像12として利用者11が視認できるようになる。
本実施形態に係る虚像光学系300は、移動体(自動車)のフロントウインドシールド10(いわゆるフロントガラス)をコンバイナ302として用いている。なお、フロントウインドシールド10の代わりに、別体の透過反射部材をコンバイナ302として用いてもよい。以下の説明において、虚像光学系300が画像光を投射する対象を表記するときには、「コンバイナ302」または「フロントウインドシールド10」のいずれかを用いることとする。
移動体が自動車である場合、フロントウインドシールド10は、利用者11の視野の上下方向において傾斜した状態になっており、上辺側が利用者11側に近く、下辺側が利用者11から遠い。また、フロントウインドシールド10は、利用者11の視野の左右方向において湾曲している。自動車が右ハンドル仕様の場合、フロントウインドシールド10の左右方向の湾曲は、左側から右側に向かうにつれて利用者11側に近くなるような湾曲である。
コンバイナ302に画像光が投射されると、当該自動車の利用者11には、コンバイナ302の物理的な位置よりも離れた位置(利用者11から離れる側)に、虚像が見えるようになる。この虚像として表示される自動車の動作に関連する情報には、自動車の速度や走行距離、行き先表示等のナビゲーション情報等が含まれる。
画像光を投射するコンバイナ302としてフロントウインドシールド10を利用するタイプをフロントガラス投射型という。一方、フロントウインドシールド10とは別体の透過反射部材を配置するタイプをコンバイナ投射型という。HUD1000を自動車に装備する場合、車内インテリアのデザイン性や、フロントウインドシールド10とは別部材であるコンバイナ302が視界に入ることによる煩わしさ等の観点から、フロントガラス投射型の方がより好適である。
フロントガラス投射型の場合、一般に、自動車のダッシュボード内に中間画像(画像光)を生成する光学系が埋め込まれている。なお、利用者11の視点は、単に基準となる視点位置(基準アイポイント)を示している。利用者11の視点範囲は、自動車の運転者アイレンジ(JIS D0021)と同等かそれ以下である。
ここで、本実施形態の説明に用いる3次元直交座標系について図1を用いて説明する。図1に示すように、利用者11の視野の左右方向をX軸方向とする。この場合、利用者11の右方向(紙面奥方向)が+X方向であり、利用者11の左方向が−X方向(紙面手前方向)である。また利用者11の視野の上下方向をY軸方向とする。利用者11の上方向が+Y方向であり、利用者11の下方向が−Y方向である。また利用者11の視野の奥行き方向、すなわち、自動車の進行方向をZ軸方向とする。前方向が−Z方向であり、後ろ方向が+Z方向である。以上をまとめて言い換えると、自動車の幅方向がX軸方向、自動車の高さ方向がY軸方向、自動車の長さ方向がZ軸方向である。
HUD1000の全体構成について説明する。図1に示すように、虚像光学系300を構成する拡大凹面鏡301からコンバイナ302へ入射される画像光における入射領域の中心を、入射領域中心303とする。図1に示すように入射領域中心303における接平面は、X軸方向から見て、利用者11の視点と拡大虚像12の中心(虚像中心305)とを結ぶ第1仮想軸304に対して傾斜している。また当該接平面をY軸方向から見ると第1仮想軸304に対して傾斜している。なお、第1仮想軸304は、入射領域中心303を通過する軸である。
また、拡大凹面鏡301の反射面の中心を、反射面中心307とする。反射面中心307は、拡大凹面鏡301の有効反射領域の中心であり、走査光学系200から虚像光学系300へ入射される光束の中心である。
走査光学系200において形成される中間画像の中心(後述する被走査面の中心)と反射面中心307とを結ぶ第2仮想軸306を想定すると、図1に示すように、第2仮想軸306は、X軸方向から見て、第1仮想軸304に対して傾斜している。また、第2仮想軸306をY軸方向から見ると第1仮想軸304に対して傾斜している。なお、「被走査面の中心」とは、後述する被走査面素子203の有効走査領域の中心を意味する。
自動車の高さ方向(Y軸方向)に関して、中間画像の中心(被走査面素子203の中心)は、反射面中心307よりも上方に位置し、かつ入射領域中心303よりも下方に位置している。また、自動車の長さ方向(Z軸方向)に関して、反射面中心307は、入射領域中心303よりも前方に位置している。
●光源部
次にHUD1000の各構成について説明する。光源部100は、光源装置であって、カラー画像である拡大虚像12を形成するために用いられる画像表示用ビーム101を出射する。画像表示用ビーム101は、赤(以下「R」と表示する。)、緑(以下「G」と表示する。)、青(以下「B」と表示する。)の3色のビームを1本に合成した光ビームである。
光源部100は、各色のレーザー光を出射する半導体レーザー素子である、第1レーザー素子110と、第2レーザー素子120と、第3レーザー素子130と、を有する。また、光源部100は、各レーザー素子から出射されたレーザー光の発散性を抑止する第1カップリングレンズ111と、第2カップリングレンズ121と、第3カップリングレンズ131と、を有する。また、光源部100は、各カップリングレンズからの各レーザー光の光束径を規制して整形する第1アパーチュア112と、第2アパーチュア122と、第3アパーチュア132と、を有する。また、光源部100は、整形された各色のレーザー光束を合成して画像表示用ビーム101を出射するビーム合成プリズム140と、レンズ150と、を有する。
第1レーザー素子110は、赤色の画像を形成するレーザー光を出射するレーザー素子である。第2レーザー素子120は、緑色の画像を形成するレーザー光を出射するレーザー素子である。第3レーザー素子130は、青色の画像を形成するレーザー光を出射するレーザー素子である。各レーザー素子には、端面発光レーザーと呼ばれるレーザーダイオード(LD)を用いることができる。また、端面発光レーザーに代えて、面発光レーザー(VCSEL)を用いることもできる。
ビーム合成プリズム140は、赤色のレーザー光を透過させて緑色のレーザー光を反射する第1ダイクロイック膜141と、赤色と緑色のレーザー光を透過させて青色のレーザー光を反射する第2ダイクロイック膜142と、を有する。
第1レーザー素子110から出射された赤色レーザー光は、第1カップリングレンズ111と第1アパーチュア112を介してビーム合成プリズム140に入射する。ビーム合成プリズム140に入射した赤色レーザー光は、第1ダイクロイック膜141を通過して直進する。
第2レーザー素子120から出射された緑色レーザー光は、第2カップリングレンズ121と第2アパーチュア122を介してビーム合成プリズム140に入射する。ビーム合成プリズム140に入射した緑色レーザー光は、第1ダイクロイック膜141で反射されて赤色レーザー光と同方向(第2ダイクロイック膜142の方向)へ導光される。
第3レーザー素子130から出射された青色レーザー光は、第3カップリングレンズ131と第3アパーチュア132を介してビーム合成プリズム140に入射する。ビーム合成プリズム140に入射した青色レーザー光は、第2ダイクロイック膜142において赤色レーザー光及び緑色レーザー光と同方向に反射される。
以上のように、第2ダイクロイック膜142を通過した赤色レーザー光及び緑色レーザー光と、第2ダイクロイック膜142で反射された青色レーザー光がビーム合成プリズム140から出射される。したがって、ビーム合成プリズム140から出射されるレーザー光は、赤色レーザー光と緑色レーザー光と青色レーザー光が1本のレーザー光束として合成されたものである。この合成されたレーザー光は、レンズ150によって所定の光束径の「平行ビーム」に変換される。この「平行ビーム」が、画像表示用ビーム101である。
画像表示用ビーム101を構成するR、G、Bの各色レーザー光束は、表示対象である「2次元のカラー画像」に係る画像信号に応じて、または、当該画像情報を示す画像データに応じて強度変調されている。このレーザー光束の強度変調は、各色の半導体レーザーを直接変調する方式(直接変調方式)でも良いし、各色の半導体レーザーから出射されたレーザー光束を変調する方式(外部変調方式)でも良い。
すなわち、各半導体レーザー素子は、それぞれを駆動する駆動手段によって、R、G、Bの各色成分の画像信号により発光強度を変調された各色のレーザー光を出射する。
なお、光源として、上記のような半導体レーザー素子に代えてLED素子を用いてもよい。
●走査光学系
次に、走査光学系200について詳細に説明する。図3に示すように、走査光学系200は、2次元偏向素子201と、ミラー202と、被走査面素子203と、を有してなる。2次元偏向素子201は、光源部100から出射された画像表示用ビーム101を2次元的に偏向する画像形成素子である。2次元偏向素子201は、互いに直交する2軸を用いて揺動するように構成された微小なミラーの集合体であって、半導体プロセス等で微小揺動ミラー素子として作製されたMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)である。なお、2次元偏向素子201は、上記の例に限られるものではなく、1軸に2個の微小ミラーを配置して、この1軸の周りに2個の微小ミラーが互いに直交する方向に揺動するように構成したものなどでもよい。
なお、2次元偏向素子201は、後述する「中間画像」を形成することができるものであれば微小揺動ミラー素子(DMD:Digital Micromirror Device,Texas Instruments社))に限るものではない。例えば、2次元偏向素子201として、透過型液晶パネルを含む透過液晶型素子や、反射型液晶パネルを含む液晶デバイスである反射液晶型素子などを用いてもよい。
画像表示用ビーム101は、2次元偏向素子201において2次元的に偏向されてミラー202に入射する。ミラー202は、凹面鏡である。画像表示用ビーム101は、ミラー202において被走査面素子203に向けて反射される。ミラー202は、被走査面素子203上で発生する走査線(走査軌跡)の曲がりを補正するように設計されている。ミラー202により反射された画像表示用ビーム101は、2次元偏向素子201による偏向に伴い平行移動しつつ被走査面素子203に入射する。この画像表示用ビーム101によって、被走査面素子203が2次元的に走査される。
なお、2次元偏向素子201に透過液晶型素子の光学素子を用いるときは、ミラー202を経由することなく、透過液晶型において2次元的に偏向された画像表示用ビーム101は被走査面素子203に入射される。
被走査面素子203は、画像表示用ビーム101によって主走査方向と副走査方向の2次元的に走査される。より具体的には、例えば、主走査方向は高速で走査され、かつ副走査方向は低速で走査されるラスタースキャンが行われる。この2次元走査によって、被走査面素子203において、中間画像が形成される。ここで形成される中間画像は、「カラーの2次元画像」である。本実施形態では、カラー画像を前提として説明しているが、被走査面素子203においてモノクロ画像を形成してもよい。
なお、被走査面素子203において各瞬間に表示されるのは「画像表示用ビーム101が、その瞬間に照射している画素のみ」である。したがって、上記の「カラーの2次元画像」は、画像表示用ビーム101による2次元的な走査による「各瞬間に表示される画素の集合」として形成される。
被走査面素子203は、微細な凸レンズを用いて構成されている。この「微細凸レンズ構造」によって、被走査面素子203に入射した画像表示用ビーム101は拡散し、虚像 光学系300に向けて出射される。被走査面素子203において拡散された画像光は、コンバイナ302によって利用者11の目の近傍の広い領域を照射する。これによって、利用者11が頭を少々動かしても(視点を動かしても)、拡大虚像12を確実に視認できようになる。
なお、被走査面素子203は、微細凸レンズ構造(マイクロレンズアレイ)に限ることはなく、拡散板、透過スクリーン、反射スクリーンなどを用いても良い。本実施形態では、マイクロレンズアレイである被走査面素子203は、複数のマイクロレンズが2次元配列されているものを前提としているが、これに代えて、複数のマイクロレンズを1次元配列したもの、又は3次元配列したものと用いてもよい。
●虚像光学系
次に、虚像光学系300の詳細な構成について説明する。図1において示すように、虚像光学系300は、拡大凹面鏡301と、コンバイナ302と、を有してなる。コンバイナ302については、既に説明をした通りである。拡大凹面鏡301には、被走査面素子203において形成された「カラーの2次元画像」が画像情報の画素単位の光(各画素に対応する光)である画素光として入射される。拡大凹面鏡301は、入射された画像光をコンバイナ302に向けて反射する。
コンバイナ302であるフロントウインドシールド10は、投射された中間画像の水平線が、上または下に凸形状となる。この光学歪み要素を補正するように、拡大凹面鏡301は設計され配置されている。
次に、虚像光学系300の詳細な構成について説明する。説明を容易にするために、図4に示すように、HUD1000を+Y方向から−Y方向に向かって見た場合の被走査面素子203の中央部からの光(第1画像光21)と、被走査面素子203の端部からの光(第2画像光22、第3画像光23)を想定する。
図4(a)は、従来の光学配置例であって、本実施形態に係る拡大凹面鏡301の特徴を明確に説明するための光学配置図である。図4(b)は、本実施形態に係る拡大凹面鏡301の被走査面素子203に対する光学配置図である。
図4において、被走査面素子203の中央部からの第1画像光21は、拡大凹面鏡301の反射面にある仮想点(反射面中心307)に入射する。図4(a)に示すように、拡大凹面鏡301をX−Z平面上で被走査面素子203に対して回転させずに配置すれば、第2画像光22と第3画像光23の長さは同等である。本実施形態に係る拡大凹面鏡301は、HUD1000の小型化を図るために、図4(b)に示すように、拡大凹面鏡301をX−Z平面上で被走査面素子203に対して回転させ、第2画像光22と第3画像光23の長さを異ならせる。この場合、拡大凹面鏡301の回転は、図4(a)において示すA点の位置においたY軸方向と並行の軸を回転軸としたものである。
ここで、拡大虚像12を利用者11からみたときの横方向(X方向)と、拡大凹面鏡301の横方向、および被走査面素子203の横方向は、同じ方向である。同様に、拡大虚像12を利用者11からみたときの縦方向(Y方向)と、拡大凹面鏡301の縦方向、および被走査面素子203の縦方向は、同じ方向である。
したがって、拡大凹面鏡301は、拡大凹面鏡301の横方向の端部と、これに対向する被走査面素子203の横方向の端部との距離が一方の端部と他方の端部で異なるように配置されている。言い換えると、拡大凹面鏡301は、Y軸方向と並行の軸を回転中心とした場合、回転した状態で配置されている。
また、中間画像の横方向(X方向)と、拡大虚像12の横方向、および拡大凹面鏡301の横方向は同じ方向である。縦方向も同様である。したがって、拡大凹面鏡301は、中間画像の横方向の一の端部に対向する端部が被走査面素子203の横方向の端部に近く、中間画像の他の端部に対向する端部が被走査面素子203の横方向の端部から遠くなるように配置されている。
また、被走査面素子203における中間画像形成面の中心における法線と、拡大凹面鏡301の反射面中心307における法線とは、X−Z平面において交差する関係になっている。
以上のような拡大凹面鏡301の配置状態、すなわち、拡大凹面鏡301をX−Z平面において被走査面素子203に対して回転させた配置状態であって、第2画像光22と第3画像光23の長さを異なる状態は、拡大虚像12の歪みが大きくなる。すなわち、HUD1000の光学性能が低くなる。そこで、本実施形態に係る拡大凹面鏡301は、その反射面形状を非回転対称の形状にしている。すなわち、拡大凹面鏡301の反射面を自由曲面によって形成している。これによって、拡大虚像12の収差補正を図ることができ、光学性能を向上させることができる。
●虚像光学系の実施例
次に、虚像光学系300と拡大凹面鏡301の実施例について説明する。表1は、本実施例に係る虚像光学系300の仕様を表すものである。

すでに説明したとおり、拡大凹面鏡301は、非回転対称形状であって反射面が自由曲面で形成されている鏡である。この拡大凹面鏡301の形状は、以下の多項式(式1)によって規定される。式1の各変数に表2に示される数値を代入することで、拡大凹面鏡301の形状を求めることができる。
(式1)
ここで,
次に、本実施例に係るHUD1000の各光学素子の位置及び姿勢(角度)について説明する。表3は、本実施例における、拡大虚像12の画像中心をXYZ直交座標系の座標原点とした場合の各光学素子の位置および姿勢(角度)を示す。
上記のとおり、本実施例に係る虚像光学系は、以下の条件を満たす。すなわち、被走査面素子203の横方向の長さをW、拡大虚像12の横方向の長さをW’、コンバイナ302から拡大虚像12までの距離をS’、被走査面素子203から拡大凹面鏡301までの距離をSとしたとき、以下の式1を満たす、
(式1) S<WS’/W’
次に、本実施例における光学性能について計算機を用いたシミュレーション結果を用いて、HUD1000の特徴について説明する。図5に示すシミュレーション結果は、拡大虚像12からの逆光線追跡によって得られる被走査面素子203の歪曲性能を示している。なお、図5(a)は、図4(a)において示したように、被走査面素子203に対して拡大凹面鏡301を回転させていない配置状態に基づくシミュレーション結果である。また、図5(b)は図4(b)において示したように、被走査面素子203に対して拡大凹面鏡301を回転させた配置状態に基づくシミュレーション結果である。すなわち、本実施形態における歪曲性能は、図5(b)のグラフにおいて示されている。
図5において点線で表された格子は、歪曲のない理想の状態を例示したものである。また、同様に実線で表された格子は、それぞれの歪曲性能のシミュレーション結果を示している。図5(a)と図5(b)を比較すると明らかなとおり、拡大凹面鏡301を被走査面素子203に対して回転させた状態にすると、特に端部の歪曲性能が劣る。しかし、長手方向の中央付近を比較すると、実用上問題にならない程度の範囲における性能差である。これは、拡大凹面鏡301が非回転対称形状であって、反射面が自由曲面によって形成されているからである。すなわち、HUD1000は、拡大凹面鏡301を被走査面素子203に対してX−Z平面において回転させた状態で配置しても、光学性能の低下は問題にならない程度で収まる。
次に、本実施例における別の光学性能について、上記と同様に計算機を用いたシミュレーション結果を用いて説明する。図6に示すシミュレーション結果は、拡大虚像12からの逆光線追跡によって得られた被走査面素子203に係るMTF性能を表している。MTF性能は、被走査面素子203の各角と、各角の中間点、及び被走査面素子203の中央点のそれぞれにおける縦方向と横方向の解像度を表すものである。したがって、本来であれば、MTF性能を示すには、18本のグラフを表すことになる。しかし、全ての線をグラフに表すと煩雑かつ不明瞭になり、本実施形態の特徴がわかりづらくなる。そこで、図6に示すように、被走査面素子203における対角線上に配置される3点の縦方向におけるMTF性能のみを表している。
図6の実線は、拡大凹面鏡301から被走査面素子203をみたときの被走査面素子203上の「左下」からの画像光におけるMTF性能を表している。また、長い破線では、拡大凹面鏡301から被走査面素子203をみたときの被走査面素子203上の「中央」からの画像光におけるMTF性能を表している。短い破線は、拡大凹面鏡301から被走査面素子203をみたときの被走査面素子203上の「右上」からの画像光におけるMTF性能を表している。
上記の各画像光と、拡大凹面鏡301及び被走査面素子203の関係について、説明する。図6(a)は、図4(a)に示したように、被走査面素子203に対して拡大凹面鏡301を回転させていないときのMTF性能を表している。図6(b)は、図4(b)に示したように被走査面素子203に対して拡大凹面鏡301を回転させたときのMTF性能を表している。
図6(a)と図6(b)を比較すると明らかなとおり、被走査面素子203の中央から出射された画像光に係るMTF性能(長い破線)は、被走査面素子203に対して拡大凹面鏡301を回転させた場合でも、回転させない場合との差は殆どない。これは、拡大凹面鏡301の形状が非回転対称形状であって、反射面が自由曲面によって形成されていることによる効果である。以上のとおり、本実施形態に係るHUD1000によれば、被走査面素子203に対して拡大凹面鏡301を回転させて配置しても、MTF性能は劣らない。
次に、上記の拡大凹面鏡301を有するHUD1000を、右ハンドルの自動車に装置したときの例について図7を用いて説明する。図7において、実線が従来のヘッドアップディスプレイの装備状態の例を表している。また、破線がHUD1000の装備状態の例を表している。
図7に示すとおり、HUD1000は、コンバイナ302であるフロントウインドシールド10の曲面に沿うように拡大凹面鏡301が配置されている。したがって、従来よりも、自動車前方にHUD1000を配置しても、フロントウインドシールド10と干渉しないように配置することができる。
また、図7に示すようにHUD1000は、横方向(X方向)の長さは従来とほぼ同等であるが、自動車の前後方向(Z軸方向)における最短部の長さが87mmほど短縮される。これは、拡大凹面鏡301をX−Zにおいて回転させた状態で配置することの効果である。したがって、HUD1000は、自動車の前後方向において、最短部を大幅に小型化できている。
すでに述べたように拡大凹面鏡301を被走査面素子203に対して回転させても、光学性能(歪曲とMTF性能)に関しては、大きく劣る点はない。これは、拡大凹面鏡301を非回転対称形状にすることで、拡大虚像12に生じる歪みを補正しているからである。以上のとおり、本実施例に係るHUD1000によれば、小型化を図り、かつ、光学性能は従来のものと同等のものを提供することができる。
以上のとおり、本実施形態に係るHUD1000は、反射鏡である拡大凹面鏡301の反射面の法線が、画像形成部である被走査面素子203の画像形成面の法線に対して傾斜している。すなわち、拡大凹面鏡301を被走査面素子203に対して回転した状態で配置されている。このように拡大凹面鏡301を配置することで、低コストかつ簡易な構成の小型画像表示装置を得ることができる。
また、本実施形態に係るHUD1000は、拡大凹面鏡301が被走査面素子203に対して回転した状態で配置されている。すなわち、拡大凹面鏡301の長手方向の両端と、これに対向する被走査面素子203の長手方向のそれぞれの両端との間の長さは異なる。このように拡大凹面鏡301を配置することで、低コストかつ簡易な構成の小型画像表示装置を得ることができる。
また、本実施形態に係るHUD1000によれば、拡大凹面鏡301をフロントウインドシールド10の傾斜方向に回転させる。すなわち、拡大凹面鏡301の回転方向は、フロントウインドシールド10の傾斜方向と同一方向である。これによって、様々な車種に合わせた画像表示装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態に係るHUD1000によれば、拡大凹面鏡301が非回転対称の形状を有する凹面形状である。これによって、拡大虚像12の歪みや解像性能を補正することができ、良好な画質の拡大虚像12を視認できるようになる。
また、本実施形態に係るHUD1000によれば、S<WS´/W´を満足する。これによって良好な画質の虚像を視認できるようになる。なお、「W」は、画像形成部である被走査面素子203の長手方向(横方向)の長さである。「S」は、被走査面素子203から拡大凹面鏡301までの距離である。「W´」は、HUD1000によって得られる拡大虚像12の横方向(長手方向)の長さである。「S´」は、コンバイナ302であるフロントウインドシールド10から拡大虚像12までの距離である。
また、本実施形態に係るHUD1000によれば、光源にレーザー光源もしくはLED光源を使用することで、小型かつ、長寿命、かつ色再現性の良い画像表示装置を得ることができる。
また、本実施形態に係るHUD1000によれば、被走査面素子203を含む走査光学系200によって中間画像を形成するので、実視界とのかぶりのない高コントラストの拡大虚像12を表示する画像表示装置を得ることができる。
また、本実施形態に係るHUD1000によれば、中間画像を形成する走査光学系200を2次元偏向素子201であるDMDを用いて構成することで、高解像度の拡大虚像12を表示できる画像表示装置を得ることができる。
また、本実施形態に係るHUD1000によれば、自動車、航空機などの移動体において、運転者が少ない視線移動で警報・情報を認知できる画像表示装置を提供することができる。
10 フロントウインドシールド
11 利用者
12 拡大虚像
100 光源部
200 走査光学系
203 被走査面素子
300 虚像光学系
301 拡大凹面鏡
302 コンバイナ
1000 HUD
特開2004−101829号公報
本発明は、画像表示装置に関するものであって、中間画像を形成する画像形成素子と、前記中間画像に基づく虚像を形成する虚像光学系と、を有し、前記虚像光学系は、前記中間画像を透過反射部材に向けて拡大投射する拡大凹面鏡を有していて、前記拡大凹面鏡の反射面の中心の法線は、前記画像形成素子における中間画像の画像形成面の中心における法線に対して傾斜していることを最も主な特徴とする。

Claims (10)

  1. 光源装置と、
    前記光源装置から出射された光を走査して中間画像を形成する画像形成素子を備える走査光学系と、
    前記中間画像に基づく虚像を形成する虚像光学系と、を有し、
    前記虚像光学系は、前記中間画像を透過反射部材に向けて拡大投射する拡大凹面鏡を有していて、
    前記拡大凹面鏡の反射面の中心の法線は、前記画像形成素子における中間画像の画像形成面の中心における法線に対して傾斜している、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記拡大凹面鏡の長手方向の端部と、上記画像形成素子の長手方向の端部は互いに対向するように配置されていて、
    一方の端部の間の長さは、他方の端部の間の長さよりも長い、
    請求項1記載の画像表示装置。
  3. 上記拡大凹面鏡は、上記画像形成素子の長手方向の中心を通る線を軸として、当該画像形成素子に対して回転した状態で配置されている、
    請求項1記載の画像表示装置。
  4. 前記拡大凹面鏡の回転方向は、前記透過反射部材の傾斜方向と同一方向である、
    請求項3記載の画像表示装置。
  5. 前記拡大凹面鏡は、非回転対称の形状を有する凹面形状である、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 前記画像形成素子の横方向の長さをW、
    前記虚像の横方向の長さをW’、
    前記透過反射部材から前記虚像までの距離をS’としたとき、
    前記画像形成素子から前記拡大凹面鏡までの距離を示すSは、以下の条件を満たす、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の画像表示装置。
    (条件) S<WS’/W’
  7. 前記光源は、レーザーまたはLEDである、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の画像表示装置。
  8. 前記画像形成素子は、前記光源から出射される光を光走査手段により主走査方向と副走査方向に走査する走査光学系に含まれる、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の画像表示装置。
  9. 前記画像形成素子は、液晶デバイスまたはDMDにより形成される、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の画像表示装置。
  10. 前記物体は、移動体であり、
    前記透過反射部材は、前記移動体のフロントウインドシールドであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像表示装置。
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