JP2019209579A - 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理者に不必要な通知を行わないようにすることを目的とする。【解決手段】画像を形成する画像形成装置であって、メンテナンスの開始と終了とを検知する検知手段と、検知手段によりメンテナンスの開始が検知されてから検知手段によりメンテナンスの終了が検知されるまで、設定された事象が発生しても管理者に通知を行わない制御手段と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から画像形成装置で用紙なしやカバーオープン等の事象が発生した場合に、予め設定された通知先に画像形成装置の状態を通知することが知られている。画像形成装置の管理者は、画像形成装置に対して何らかの処置が必要なタイミングで通知を受けることができ、画像形成装置が使用できない状態で放置されることを防ぐことができる。
例えば、特許文献1には、処置する内容やユーザの権限に応じて通知する宛先を適切なユーザに切り替えることが示されている。
特開2013−28083号公報
しかしながら、サービスマンがメンテナンスのために画像形成装置を操作している場合、不必要に画像形成装置の状態を管理者に通知してしまい、管理者が煩わしく感じてしまうことがある。例えば、画像形成装置で異常画像が発生し、サービスマンがデバイスのメンテナンスを行っているケースを想定する。異常画像の問題が解決したかを確かめるため、試し印刷を何度も行い、用紙なしの事象が発生した。しかし、サービスマンは用紙を持参しており、その場ですぐに用紙なしの事象を解決することができるため、管理者に通知する必要がないのに通知されてしまう。また、紙詰まりを解消するためのメンテナンス中に、カバーオープンの事象が頻発することが考えられるが、その事象の発生の度に管理者に不必要に通知されてしまう。用紙なしやカバーオープン以外の事象においても、この問題は起こりうる。
本発明は、画像を形成する画像形成装置であって、メンテナンスの開始と終了とを検知する検知手段と、前記検知手段によりメンテナンスの開始が検知されてから前記検知手段によりメンテナンスの終了が検知されるまで、設定された事象が発生しても管理者に通知を行わない制御手段と、を有する。
本発明によれば、管理者に不必要な通知を行わないようにすることができる。
情報処理システムのシステム構成等の一例を示す図である。 給紙段の一例を示す図である。 事象メール通知の設定を説明するためのフローチャートである。 メール通知設定画面の一例を示す図である。 EEPROMの保持内容の概念図である。 実施形態1の全体の情報処理の一例を示すフローチャートである。 S603のメール通知処理の一例を示すフローチャートである。 メールデータの一例を示す図である。 メンテナンス中かを判定する情報処理の一例を示すフローチャートである。 通常画面の例を示す図である。 実施形態2の全体の情報処理の一例を示すフローチャートである。 メンテナンス画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、情報処理システムのシステム構成等の一例を示す図である。ネットワーク114上には、画像形成装置101(以下、「デバイス」と呼ぶ場合がある)、PC(Personal Computer)116、メールサーバ115が互いに通信可能に接続されている。画像形成装置101やPC116は、ネットワーク114を介してインターネットと接続され、複数のメールサーバを経由して外部装置との間で電子メールの送受信を行うことができる。また、画像形成装置101は、メールサーバ115を介して、PC116に向けて電子メールを送信することができる。
メールサーバ115は、電子メールの配送及び送受信の役割を担う。メールサーバ115は、ネットワーク114を介して電子メールを受信する。受信した電子メールは、電子メールアドレス毎に設けられたメールボックスに仕分けされ、ストレージに保存される。各々の電子メールアドレスは、ユーザ情報(ユーザ名及びパスワード)と紐づいて管理されている。
PC116には、メールクライアントがインストールされている。PC116にインストールされたメールクライアントは、メールサーバ115を介して外部に電子メールを送信したり、画像形成装置101等の外部装置から電子メールを受信して表示したりする。PC116のメールクライアントは、POP3やIMAP等の通信プロトコルを利用して、メールサーバ115のメールボックスに配送された電子メールを受信する。
また、PC116は、Webブラウザがインストールされている。Webブラウザは、URL(Uniform Resourse Locater)の入力等のユーザ指示を受け付け、WebサーバからWebページを受信し、PC116の操作部にWebページを表示することができる。
また、画像形成装置101は、PC116のWebブラウザを介してユーザに画像形成装置101の各種設定を行わせるためのWebサーバを備えている。
PC116のWebブラウザは、ユーザによりWebブラウザのアドレス入力欄に画像形成装置101のIPアドレス又はホスト名が入力されると、画像形成装置101から各種設定を行うためのWebページを受信して操作部に表示する。ユーザは、各種設定を行うためのWebページを介して画像形成装置の設定を行うことができる。後述するメール通知設定もWEBブラウザから行うことができる。
次に、画像形成装置101の構成について説明する。画像形成装置101は、コントローラユニット102、表示部103、操作部104、プリンタユニット105、スキャナユニット106、後処理ユニット107を含む。
操作部104には、タッチパネルを有する液晶表示部やキーボード等が備えられ、ユーザの指示を受け付ける受付部及びユーザに情報を表示する表示部として機能する。
プリンタユニット105は、コントローラユニット102から印刷指示を受け付け、コントローラユニット102から送信されてくる画像データを用紙に印刷する。
プリンタユニット105の印刷方式は、トナーを用紙に定着させて画像を印刷する電子写真方式を採用していてもよいし、インクを用紙に吐出して画像を印刷するインクジェット方式を採用していてもよい。本実施形態では、電子写真方式を前提に説明する。電子写真方式の場合、トナーを用いて印刷するため、トナーがなくなると印刷不可能な状態となる。この状態のことをトナーなしと呼び、トナー容器の交換が必要になる。また、トナーを用紙に印刷する処理では、用紙の印刷には載らないトナーが発生する。このトナーのことを回収トナーと呼び、回収トナーはプリンタユニット105の回収トナー容器に集められる。この回収トナー容器が満杯の状態のことを、回収トナーフルと呼び、回収トナー容器の交換が必要となる。
トナー関連以外でユーザによる対処が必要なものに用紙なしやジャムがある。用紙なしの状態とは、ユーザが所望の印刷を行うのに必要な用紙がプリンタユニット105の給紙段に存在しないことである。図2は、給紙段の一例を示す図である。図2に示されるように、画像形成装置101は、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択できるように複数の複数の給紙段201a、201b、201c、201dを有する。ジャムの状態とは、プリンタユニット105の搬送経路上に用紙が詰まってしまうことである。ジャムになった場合に、ユーザはプリンタユニット105のカバー等を開きジャムになった用紙を取り除く必要がある。これらの、トナーなし、回収トナーフル、用紙なし、ジャム等の印刷に関連する事象は、発生時にプリンタユニット105からコントローラユニット102に通知される。
スキャナユニット106は、コントローラユニット102から読取指示を受け付け、読取動作を行い、その画像データをコントローラユニット102に送信する。
後処理ユニット107は、プリンタユニット105から出力された印刷済みの用紙に対してステイプルの後加工を行う。より具体的には、後処理ユニット107は、複数の印刷済み用紙の束を一つ以上の針を用いて束ねる処理を行う。また、束ねる針がない状態のことを針なしと呼び、その状態になった場合、後処理ユニット107はコントローラユニット102へ針なしを通知する。
コントローラユニット102は、CPU108、ROM109、RAM110、HDD111、EEPROM112、ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)113を含む。CPUは、Central Processing Unitの略である。ROMは、Read Only Memoryの略である。RAMは、Random Access Memoryの略である。HDDは、Hard Disk Driveの略である。EEPROMは、Electrically Erasable Programmable ROMの略である。
CPU108を含むコントローラユニット102は、画像形成装置101全体の動作を制御する。CPU108は、ROM109又はHDD111に記憶された制御プログラムを読み出して、印刷制御や読取制御等の各種制御を行う。ROM109は読み取り専用メモリであり、システム起動に必要なブートプログラム等を記憶している。RAM110は、揮発メモリであり、制御プログラムを実行する際に必要とするワークメモリである。HDD111は、磁気ディスク等の記憶媒体であり、制御プログラムや画像データ等を記憶する。
EEPROM112は、不揮発メモリであり、制御プログラムが実行する際に必要となる設定値等を記憶している。給紙段設定の情報や、後述するメール通知に関連する情報もEEPROM112に記憶されている。
また、コントローラユニット102は、ネットワークI/F113を介してネットワーク114に接続される。CPU108は、ネットワークI/F113を介して、外部装置に対して電子メールを送信したり、ネットワーク上の外部装置から印刷データや情報を受信したりする。
また、画像形成装置101上では、外部装置から各種設定を行うためのWebページを提供するWebサーバが動作している。画像形成装置101のWebサーバは、PC116等の外部装置からのHTTPリクエストに応じて、設定用のWebページを送信する。また、PC116等の外部装置からのHTTPリクエストに応じて、設定用のWebページを介してなされた設定内容を受信する。受信した設定内容は、EEPROM112に記憶される。
CPU108がROM109又はHDD11に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、画像形成装置101の機能、及び後述する図3、6、7、9、11のフローチャートの処理が実現される。
以下、より具体的な情報処理等について説明する。
<実施形態1>
本実施形態では特定の権限をもつユーザがサービスマンという前提で説明するが、それ以外のユーザであってもよい。
まず、事象メール通知の設定方法について図3を用いて説明する。図3は、事象メール通知の設定を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、画像形成装置101にネットワーク114を介して接続されているPC116のWEBブラウザからメール通知の設定を行う。
図3は、メール通知設定の情報処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、CPU108が制御プログラムを実行することで実現される。
まず、S301において、CPU108は、ネットワーク114を介してPC116からの要求を受け付ける。
次に、S302において、CPU108は、PC116からの要求内容を判定する。CPU108は、要求内容が表示要求だった場合、表示用データをPC116へ送信するためS305へ進む。
S305において、CPU108は、メール通知設定の設定値を取得する。メール通知設定の詳細については後述するが、設定値にはメールアドレスや用紙なし等の各事象に対するON/OFFを含む。
次にS306において、CPU108は、メール通知設定画面の画面データを生成する。画面データは、HTML/JavaScript(登録商標)/スタイルシート等の一般的なWEBデータで表現されている。CPU108は、S307でPC116にWebデータを送信する。
ここで、メール通知設定画面例を図4に示す。メール通知設定画面401は、PC116のWEBブラウザ上に表示され、複数のメール通知設定402とOKボタン411とを含む。各メール通知設定402は、メールアドレス403と複数の事象(404〜410)とを含む。ユーザは、メールアドレス403に、事象が発生した場合に通知する宛先を入力でき、404〜410のチェックボックスでどの事象の場合に通知を受けるか入力できる。本実施形態の事象は、トナーなし404、回収トナーフル405、針なし406、用紙なし407、ジャム408、サービルコール409、カバーオープン410としているが、これ以外の事象が設定可能であってもよい。上述しているが、トナーなしとは用紙に印刷するために必要な使用するトナーがない状態である。回収トナーフルとは、印刷処理で用紙の印刷には使用されなかった回収トナーが満杯になっている状態である。針なしとは、後処理ユニット107で複数枚の印刷された用紙を束ねる針がなくなっている状態である。用紙なしとは給紙段の中にある、用紙を切らしている状態である。ジャムとはプリンタユニット105の搬送経路上に用紙が詰まった状態である。サービスコールとは、画像形成装置101上に問題があり、サービスマンによる処置が必要な状態である。カバーオープンとはカバーが開いている状態である。
OKボタン411は、それまでに入力された設定値を確定するためのボタンである。ユーザがOKボタン811を選択すると、メール通知設定402を含む送信データがPC116のWEBブラウザから画像形成装置101のCPU108へ通知される。
S302の説明に戻り、CPU108はS301で取得した要求がPC116のWebブラウザからの設定保存要求であると判定すると、S303へ進む。
S303において、CPU108は、PC116のWebブラウザから通知された送信データを取得する。
S304において、CPU108は、不揮発メモリのEEPROM112に設定値を保存し、S305以降のWebブラウザで表示するための処理を行う。
ここでEEPROM112に保存されるデータに関して、図5を用いて説明する。図5は、EEPROMの保持内容の概念図である。EEPROMの保持内容として、複数のメール通知関連情報が含まれる。一つのメール通知関連情報501にはメール通知設定502と送信済みフラグ503とが含まれる。またメール通知設定502にはメール通知設定402の設定値が保存されている。より具体的には、メール通知設定502には、通知先であるメールアドレス、そのメールアドレスに対してどの事象を通知するかのOFF/ONの設定が保持されている。
送信済みフラグ503は、メール通知を行う単位で値を保持しており、該当事象が発生し、一度メール通知を行うとONとなり、該当事象が解消するとOFFとなる。これは、画像形成装置の電源がOFF/ONされたタイミングで、二重にメール通知が行われることを防ぐために用いられる。
次に、実施形態1における全体の情報処理を図6のフローチャートを用いて説明する。本処理は、CPU108が制御プログラムを実行することで実現される。
S601において、CPU108は、デバイスの状態変化を監視する。CPU108は、デバイスの状態変化は、プリンタユニット105、スキャナユニット106等から通知される情報を基に判定する。CPU108は、デバイスの状態変化を検知した場合、S602へ進み、デバイスの状態変化を検知しない場合、S601の処理を繰り返す。
S602において、CPU108は、メンテナンスモードが有効(ON)になっているか否かを判定する。メンテナンスモードとは、サービスマンがメンテナンスを行っている間のデバイスにおけるモードのことである。メンテナンスモードについては後述する図9のフローチャートで詳細を説明する。CPU108は、メンテナンスモードが有効になっていないと判定した場合は、S603へ進み、メンテナンスモードが有効になっていると判定した場合は、S603のメール通知処理を実行せずに図6のフローチャートの処理を終了する。
S603において、CPU108は、メール通知処理を実行する。S603のメール通知処理に関しては、後述する図7のフローチャートで詳細を説明する。
次にメール通知の処理を図7のフローチャートを用いて説明する。本処理は、CPU108が制御プログラムを実行することで実現される。
CPU108は、通知するメールアドレス単位で処理を行う。そのため、全体の処理としては一つのメールアドレス設定に対して、各事象の通知有無の判定が行われ、該当のメールアドレスにメール通知が行われる。これにより、複数の事象が発生した場合、同一のメールに事象内容を記載することができる。より具体的には、CPU108は、EEPROM112から、メール通知関連情報(1)501、メール通知関連情報(2)504、メール通知関連情報(3)505の順序で設定値を取得し、メール通知関連の処理を行う。
まず、S701において、CPU108は、デバイスの状態変化が事象発生か、又は事象解除か判定する。例えば、用紙ありから用紙なしの状態変化が用紙なしの事象発生に該当し、用紙なしから用紙ありの状態変化が用紙なしの事象解除に該当する。CPU108は、事象発生と判定した場合、S702以降でメール通知のための処理を行い、事象解除と判定した場合、S711に進む。
S702において、CPU108は、ループ変数として使用するメール通知設定番号Xを0で初期化する。図4で説明したように、本実施形態では、通知用のメールアドレスと当該メールアドレスに対して通知する事象との組み合わせを複数設定することができる。例えば、図4で示すように「aaa@xxx.co.jp」と、「bbb@xxx.co.jp」との2つが事象の通知対象のメールアドレスとして設定されている場合、CPU108は、2つのメールアドレスに対して、事象の通知を行うか判定する必要がある。本実施形態では、CPU108がS703からS709までの処理を通知先メールアドレスと事象との組み合わせの数だけ繰り返すことで、複数の通知用メールアドレスへの通知を行う。なお、CPU108は、ループ変数に応じて、通知先メールアドレスと事象の種類を示す設定情報の参照先とを適宜切り替えるものとする。
S703において、CPU108は、メール通知設定番号Xに、それまでの値に1加えた値を設定する。一回目のループではX=1となる。
S704において、CPU108は、EEPROM112からメール通知関連情報(X)のメール通知設定を取得する。一回目のループでは、CPU108は、X=1のため、メール通知関連情報(1)501のメール通知設定502を取得する。二回目のループでは、CPU108は、メール通知関連情報(2)の値を取得する。
S705において、CPU108は、発生事象が通知対象か判定する。通知対象でない場合、CPU108は、次のメール通知設定の処理を行うため、S710に進む。通知対象だった場合、CPU108は、S706へ進む。
S706において、CPU108は、発生事象について送信済みフラグがONになっているか判定する。ONだった場合、CPU108は、すでにメールを通知しているため、S710に進む。これにより、画像形成装置101のOFF/ONで二重にメール通知が行われることを防ぐことができる。メール送信済みフラグがOFFだった場合、CPU108は、S707に進む。
S707において、CPU108は、メールデータの作成を行う。ここで送信するメールデータの一例を図8に示す。メールデータ801には、発生した事象の情報以外に、発生日時や画像形成装置101を一意に示すシリアルナンバー、設置場所が含まれる。メール通知を受けた管理者(ユーザ)は、これらの情報を基に対処すべき画像形成装置と作業内容とを特定することができる。また、通知項目は発生事象によって異なる内容が通知される。
S708において、CPU108は、生成したメールデータをメールサーバ115に送信する。CPU108は、送信時の宛先として、EEPROM112に保存されたメール通知設定のメールアドレスを用いる。
S709において、CPU108は、送信後、該当発生事象の送信済みフラグをONにし、EEPROM112の送信済みフラグ503に保存する。
S710において、CPU108は、最後のメール通知設定かどうか判定する。CPU108は、全てのメール通知設定分、S703からS709までの処理を繰り返す。
また、S711において、CPU108は、該当解除事象の送信済みフラグをOFFにし、EEPROM112の送信済みフラグ503に保存し、図7に示すフローチャートの処理を終了する。
次に、メンテナンス中であることを判定する処理を図9のフローチャートを用いて説明する。本処理は、CPU108が制御プログラムを実行することで実現される。
S901において、CPU108は、図10の通常画面1001から図12のメンテナンス画面1201に遷移する入力がされたか否か、つまり、デバイスがメンテナンスモードに入ったか否かを判定する。
メンテナンスモードに入ったと判定した場合は、S902において、CPU108は、メンテナンス画面1201を表示部103に表示する。
次に、S903において、CPU108は、メンテナンスモードを有効(ON)にする。
次に、S904において、CPU108は、サービスマンによるメンテナンスが開始されたこと、メール通知を一時停止する旨を管理者に通知する。
次に、S905において、CPU108は、メンテナンス画面1201から通常画面1001に遷移する入力がされたか否か、つまり、デバイスがメンテナンスモードから出たか否かを判定する。CPU108は、メンテナンスモードから出たと判定した場合は、S906に進み、メンテナンスモードから出ていないと判定した場合は、S903に戻る。
S906において、CPU108は、メンテナンスモードを無効にする。
S907において、CPU108は、サービスマンによるメンテナンスが終了したこと、メール通知を再開する旨を管理者に通知する。S904及びS907の処理により、仮に、メンテナンスモードが無効な状態で、サービスマンがメンテナンスを行っていてメール通知されてしまうケースがあったとしても、管理者は、メンテナンス中であることを把握できるため、管理者は事象に対処する必要がないと判断できる。
S908において、CPU108は、発生した事象が解除されずに残っているかを判定する。CPU108は、発生した事象が解除されずに残っていると判定した場合は、S603で、メール通知処理を再度行う。CPU108は、発生した事象が残っていないと判定した場合は、S603の処理を実行せず、そのまま、図9に示すフローチャートの処理を終了する。事象が発生して解除されないままの状態で、メンテナンスモードが無効になった場合(メンテナンスが終了した場合)、メンテナンスモードが解除された(メンテナンスが終了した)タイミングでその事象に関するメール通知が行われるべきであり、S908の処理はその役割を担っている。
上述した例では、メンテナンスモードが有効になったときをメンテナンス開始のタイミング、メンテナンスモードが無効になったときをメンテナンス終了のタイミングとしている。しかし、サービスマンによる、メンテナンス開始・メンテナンス終了を示す特定の操作によってCPU108は、メンテナンス開始・メンテナンス終了を判定してもよい。例えば、CPU108は、図10(a)のメンテナンス開始ボタン1002が選択されたときをメンテナンス開始、図10(b)メンテナンス終了ボタン1003が選択されたときをメンテナンス終了のタイミングと判定してもよい。
本実施形態の処理等によれば、管理者に不必要な通知を行わないようにすることができる。
<実施形態2>
実施形態2の説明において、実施形態1と同様の点に関しては、割愛する。ここでは、実施形態1との差分である、全体の処理の一部(メンテナンス中にサービスマンがメール通知をするか否かを選択可能な処理)を図11のフローチャート、図12を用いて説明する。
まず、実施形態2における全体の処理を図11のフローチャートを用いて説明する。本処理は、CPU108が制御プログラムを実行することで実現される。
S1101において、CPU108は、デバイスの状態変化を監視する。CPU108は、デバイスの状態変化は、プリンタユニット105、スキャナユニット106等から通知される情報を基に判定する。CPU108は、デバイスの状態変化を検知した場合、S1102へ進み、デバイスの状態変化を検知しない場合、S1101の処理を繰り返す。
S1102において、CPU108は、メンテナンスモードが有効になっているか否かを判定する。CPU108は、メンテナンスモードが無効になっていると判定した場合、S603に進み、メンテナンスモードが有効になっていると判定した場合、S1103に進む。
S1103において、CPU108は、図12のメンテナンス画面1201の「メール通知する」が有効になっているか否かを判定する。
チェックボックス1202はサービスマンがメンテナンス中の場合でも、メール通知をする事象を指定するためのチェックボックスである。OKボタン1203は、それまでに入力された設定値を確定するボタンである。サービスマンがOKボタン1203を選択すると、OKボタン1203が選択された旨、及び設定値等が画像形成装置101のCPU108へ通知される。チェックボックスにチェックがある状態でOKボタン1203が選択されていれば、「メール通知する」が有効に、チェックボックスにチェックがない状態でOKボタン1203が選択されていれば、「メール通知する」が無効である。メンテナンス中であってもメール通知をする事象の指定は、サービスマンではなく、デバイスのユーザが設定できることとしてもよい。
CPU108は、S1103で「メール通知する」が無効であると判定した場合は、S603の処理を実行せず、そのまま図11に示すフローチャートの処理を終了する。CPU108は、「メール通知する」が有効であると判定した場合は、S603に進む。
S603において、CPU108は、メール通知処理を行う。そして、CPU108は、図11に示すフローチャートの処理を終了する。
本実施形態の処理等によれば、サービスマンがメンテナンス中の場合(事象が発生してもメール通知しない状態)でも、必要に応じてメール通知を行うことができるようになる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施系多によれば、管理者に不必要な通知を行わないようにすることができる。
101 画像形成装置
108 CPU

Claims (9)

  1. 画像を形成する画像形成装置であって、
    メンテナンスの開始と終了とを検知する検知手段と、
    前記検知手段によりメンテナンスの開始が検知されてから前記検知手段によりメンテナンスの終了が検知されるまで、設定された事象が発生しても管理者に通知を行わない制御手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段によりメンテナンスの開始が検知された場合、以降、通知をしない旨のメールを管理者に送る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記検知手段によりメンテナンスの終了が検知された場合、通知を再開する旨のメールを管理者に送る請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段によりメンテナンスの開始が検知されてから前記検知手段によりメンテナンスの終了が検知されるまでであっても管理者に通知する事象を設定する設定手段を更に有する請求項1乃至3何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記検知手段によりメンテナンスの開始が検知されてから前記検知手段によりメンテナンスの終了が検知されるまでであっても前記設定手段により設定された事象が発生した場合には、前記制御手段は、前記設定された事象の発生を管理者に通知する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段は、通常画面からメンテナンス画面に遷移した場合、メンテナンスの開始を検知し、メンテナンス画面から通常画面に遷移した場合、メンテナンスの終了を検知する請求項1乃至5何れか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記検知手段は、通常画面においてメンテナンス開始ボタンが選択された場合、メンテナンスの開始を検知し、通常画面においてメンテナンス終了ボタンが選択された場合、メンテナンスの終了を検知する請求項1乃至5何れか1項記載の画像形成装置。
  8. 画像を形成する画像形成装置が実行する情報処理方法であって、
    メンテナンスの開始と終了とを検知する検知工程と、
    前記検知工程によりメンテナンスの開始が検知されてから前記検知工程によりメンテナンスの終了が検知されるまで、設定された事象が発生しても管理者に通知を行わない制御工程と、
    を含む情報処理方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7何れか1項記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021100627A1 (ja) 2019-11-20 2021-05-27 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 送信装置、受信装置、および伝送システム

Cited By (1)

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