JP2019207426A - レンズアセンブリ用uv保護被膜 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ素子をレンズホルダに固定する接着剤が紫外光で劣化するのを抑制する。【解決手段】レンズ130は、レンズホルダ110の内部に形成されたレンズ支持部118に接着剤140で固定される。汚染物を洗い流すパージガスが、逃げチャネル(隙間)122を通って流過する。レンズ130の、レンズ支持部118により保持される側の面には、吸光体を含む層が形成される。吸光体は、約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光を吸収または反射して接着剤140に入射しないように配置される。【選択図】図2

Description

関連出願の説明
本出願は2013年9月6日に出願された米国特許出願第14/020102号の米国特許法第120条の下の優先権の恩典を主張する。本明細書は上記特許出願の明細書の内容に依存し、上記特許出願の明細書の内容はその全体が本明細書に参照として含められる。
本明細書は全般にレンズ用保護被膜、及び光学系にレンズを接着するための方法に関する。
レンズ系は、リソグラフィ及び半導体検査装置を含む、様々なエンドユーザ用途に用いられる。これらの用途においては、光源からの光が、動作を実施するためにレンズ系に導き入れられる。しかし、いくつかの用途においては、レンズ素子に導き入れられるUV光が、レンズ素子をレンズホルダに結合するために配置される接着剤を劣化させ得る。接着剤の劣化はレンズ素子の位置ずれを生じさせ得る。
したがって、光学系のためのUV保護被膜が望まれているであろう。
一実施形態にしたがえば、レンズ、約250nm以上から約400nm以下までの波長を有する光を透過させない吸光体、レンズホルダ及び、レンズをレンズホルダに接着するように配置された、接着剤を有する光学アセンブリが説明される。吸光体は約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光が接着剤に入射しないように配置される。
別の実施形態において、レンズ、約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光を透過させない吸光体及び吸光体上に配置された保護層を有する光学アセンブリが説明される。
また別の実施形態において、光学アセンブリにおいて接着剤の劣化を軽減する方法であって、
レンズに、約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光を透過させない吸光体を施す工程、及び
吸光体及び接着剤を、約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光が接着剤に入射しないように、配置する工程、
を有してなる方法が説明される。
さらなる特徴及び利点は以下の詳細な説明に述べられ、ある程度は、当業者にはその説明から容易に明らかであろうし、あるいは、以下の詳細な説明及び特許請求の範囲を、また添付図面も、含む本明細書に説明されるように実施形態を実施することによって認められるであろう。
上述の全般的説明及び以下の詳細な説明がいずれも様々な実施形態を説明し、特許請求される主題の本質及び特質を理解するための概要または枠組みの提供が目的とされていることは当然である。添付図面は様々な実施形態のさらに深い理解を提供するために含められ、本明細書に組み入れられて本明細書の一部をなす。図面は本明細書に説明される様々な実施形態を示し、記述とともに、特許請求される主題の原理及び動作の説明に役立つ。
図面に示される実施形態は説明のためのものであり、本質的に例示であって、特許請求の範囲によって定められる主題を限定することは目的とされていない。以下の図示される実施形態の詳細な説明は、同様の構造が同様の参照数字で示される、以下の図面とともに読まれたときに、理解され得る。
図1は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、レンズがレンズホルダに結合されている光学系の正面破断図を簡略に示す。 図2は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、レンズがレンズホルダに結合されているレンズアセンブリの上面図を簡略に示す。 図3は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、レンズがレンズホルダに結合されているレンズアセンブリの、図2の線A−Aに沿って見られる、正面断面図を簡略に示す。 図4は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、レンズがレンズホルダに結合されているレンズアセンブリの、図3の囲みJにおいて見られる、詳細な正面断面図を簡略に示す。 図5は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、レンズがレンズホルダに結合されているレンズアセンブリの上面図を簡略に示す。 図6は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、レンズがレンズホルダに結合されているレンズアセンブリの、図5の線B−Bに沿って見られる、正面断面図を簡略に示す。 図7は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、レンズをレンズホルダに接着するための積層構造を簡略に示す。 図8は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、反射防止層及び保護層を含む、レンズをレンズホルダに接着するための積層構造を簡略に示す。 図9は、本明細書に図示されるかまたは説明される1つ以上の実施形態にしたがう、複数の反射防止層及び複数の吸光体を含む、レンズをレンズホルダに接着するための積層構造を簡略に示す。 図10は実施形態にしたがうレンズアセンブリの透過率及び反射率を示すグラフである。
レンズ及びレンズホルダを有するレンズアセンブリ並びにレンズアセンブリにレンズを接着するための方法の実施形態をここで詳細に参照する。レンズアセンブリを組み込んでいる光学系の実施形態はレンズ及びレンズホルダを有することができる。レンズは接着剤によってレンズホルダに安定固定され得る。接着剤はレンズがレンズホルダに接触するように配置される位置において多くの形態で配置することができる。実施形態において、レンズ及びレンズホルダを有するレンズアセンブリは、レンズに光を供給する光源を含む光学系に組み込むことができる。光源は接着剤が光源にさらされたときに接着剤を劣化させることができる波長を有し得る。したがって、実施形態において、レンズアセンブリは劣化させる光への接着剤の曝露を防止するように配置された吸光体を含む。
図1を参照すれば、光学系90が、明解さのためにいくつかのコンポーネントが切り取られて、簡略に示されている。図示される実施形態において、光学系90は、光源92、少なくとも1つのビーム整形素子94、レンズアセンブリ100及びパーツキャリア96を備える。レンズアセンブリ100はレンズホルダ110及びレンズ130を含む。光源92によって供給される光は、パーツキャリア96上に支持されている工作物80に向けて光を透過及び屈折させる、レンズアセンブリ100のレンズ130を通して導かれる。光学系90は工作物80に製造工程、例えば、工作物80の検査または、例えばリソグラフィプロセスにおける、工作物80の改変、を実施するために用いることができる。
図2を次に参照すれば、レンズアセンブリ100の一実施形態が示されている。この実施形態において、レンズアセンブリ100はレンズホルダ110及びレンズ130を含む。図3に断面で示される、レンズホルダ110は結合部112及びレンズ支持部118を有する。結合部112は、レンズホルダ110を光学系内に及び/または光学系内の別のレンズホルダに結合するための安定固定位置を提供する、複数の取付け素子114を有する。図2に示される実施形態においては、貫通孔が結合部112を通過する。結合部112はクロッキング素子116、例えばキー及び/またはキー溝、も有することができる。クロッキング素子116は、光学系90のコンポーネントのアライメントが維持され得るように、光学系90の隣接コンポーネント間の方位基準を与えることができる。
図示される実施形態において、レンズ支持部118は結合部112から径方向に内向きに広がる。レンズ支持部118は、図4に示されるように、平坦部124及び輪郭形成部126を有することができる。この実施形態において、輪郭形成部126は平坦部124から径方向に内側の位置にある。輪郭形成部126は、レンズ130が接着剤140によってレンズ支持位置118に結合される位置において、レンズ130の全体形状に一致するように整形することができる。
図4を参照すれば、レンズ130のアタッチメント部134が接着剤140によってレンズ支持部118に結合されている。いくつかの実施形態において、接着剤140はレンズ130の円周に沿って配列された複数の位置に配置される。接着剤140の領域は、レンズアセンブリ100が接着剤140の領域の間の円周位置においては一般に接着剤140が無いように、接着剤140の領域の間の中間円周位置において相互に隔てることができる。
接着剤140に適する材料には、接着セメント及び接着剤を含む、市販の材料があり、それらの例は米国特許第7232595号明細書及び第7256221号明細書に論じられている。これらの明細書はそれぞれの全体が本明細書に参照として含められる。レンズアセンブリ100を組み立てるときに、接着剤140はレンズホルダ110のレンズ支持部118に沿って所望の位置に配置することができる。レンズ130は、クロッキング素子116を含む、レンズホルダ110の基準フィーチャに対する所定の位置に挿入して保持することができる。レンズ130は、接着剤140が乾くかまたは硬化する機会を得てレンズホルダ110の基準フィーチャに対するレンズ130の位置を維持するまで、所定の位置に保持することができる。これらの接着剤は一般に弾性率及び熱膨張係数の安全動作要件を満たし、本明細書に説明される光学系90での使用によく適している。
しかし、接着剤140として用いられる材料は特定の波長をもつ光源で照射されると劣化し易いことがあり得る。劣化は、光源が短波長、例えば深紫外波長及び極紫外波長に相当する波長で光を放射する場合に、特に深刻になり得る。短波長においては、光源からのエネルギーが接着剤140の材料を破壊する傾向がある。劣化は接着剤140からのガス放出をおこさせることができ、放出ガスは光学系90の汚染を生じさせ得る。接着剤140の劣化は接着剤140の引張強度及び/または弾性にも悪影響を与えることができ、これらは接着剤140の、レンズホルダ110の基準フィーチャに対するレンズの位置を維持できる能力を低下させ得る。レンズ130とレンズホルダ110の基準フィーチャの間の位置ずれは、光学系90の性能特性を低下させ得る。
図2及び3に示される実施形態において、レンズ支持部118は、レンズ支持部118の円周方向に沿って配列された、複数の支持パッド120を有する。複数の支持パッド120はそれぞれ、レンズ130の光軸132に対応する方向で指示パッド120から隔てられた、逃げチャネル122によって相互に隔てられる。支持パッド120及び逃げチャネル122は、レンズ130が結合される、レンズ支持部118に沿って断続する取付け面を提供する。この実施形態において、接着剤140はレンズ130に接触する支持パッド120に沿って配置される。接着剤140は一般に、レンズ130が逃げチャネル120の近傍の位置においてレンズホルダ110から隔てられるように、チャネル122の近傍には配置されない。レンズ130とレンズホルダ110の逃げチャネル122の間の間隔は流体が流過することができる隙間を提供する。光学系90のいくつかの実施形態において、いかなる汚染物も洗い流すため、パージガスがレンズアセンブリ100に送り込まれて逃げチャネル122とレンズ130の間につくられた隙間を流過することができる。
図2及び3の実施形態は、3つの支持パッド120、したがって3つの逃げチャネル122及び3つの接着剤140の領域を組み入れているレンズホルダ110を示しているが、レンズホルダ110が、光学系90の設計及び要件による規定にしたがって、いかなる数の支持パッド120、逃げチャネル122及び接着剤140の領域も有し得ることは理解されるはずである。
図5及び6を次に参照すれば、レンズホルダ210及びレンズ130を組み込んでいる、別の実施形態のレンズアセンブリ200が示されている。この実施形態において、レンズホルダ210は結合部112及びレンズ支持部118を有する。結合部112は、レンズホルダ210を光学系内に結合するための安定固定位置を提供する複数の、この実施形態では結合部112を通過する貫通孔である、取付け素子112を有する。結合部112はクロッキング素子116、例えばキー及び/またはキー溝、も有することができる。クロッキング素子116は、光学系90のコンポーネントの径方向アライメントが維持され得るように、光学系90の隣接コンポーネント間の方位基準を与えることができる。
この実施形態において、レンズ支持部118はその円周136に沿う形状を、レンズ支持部118が円周方向で中断されないように、連続とすることができる。レンズ130は、レンズ130の円周136に近接する位置に配列された、離散領域に配置された接着剤140によってレンズ支持部118に結合される。接着剤140は一般に、接着剤140が隣接する領域の間の位置には存在しないように、離散領域内だけに配置することができる。
接着剤140はレンズホルダ110のレンズ支持部118とレンズ130の間の離散領域に配置されるから、また接着剤140は厚さを有し得るから、レンズ130はレンズ支持部118の上方に接着剤140によって配置され得る。これらの実施形態では、接着剤140の離散領域の間の位置において、レンズ支持部118とレンズ130の間の空間は流体が流過することができる隙間を提供することができる。光学系90のいくつかの実施形態において、いかなる汚染物も洗い流すため、パージガスをレンズアセンブリ100に送り込んで、接着剤140の離散領域から隔てられた位置においてレンズ支持部118とレンズ130の間につくられた隙間を流過させることができる。
図2〜6を参照して上で論じた実施形態には離散領域に配置され得る接着剤が挙げられているが、別の実施形態において、接着剤はレンズをレンズホルダに接着するに適するいかなる形態でもレンズに施され得る。例えば、いくつかの実施形態において、レンズの円周に沿って接着剤を連続的に施すことができる。
図7に示される実施形態を次に参照すれば、レンズアセンブリはレンズ130と接着剤140の間に配置された吸光体190を含む積層構造900を有することができる。吸光体190は、接着剤140を劣化させることができ、よってレンズ130の位置をレンズホルダ310に対してずらすことができる、光源910から放射される波長の光を吸収及び/または反射するように構成される。実施形態において、吸光体190は、例えば図7に示されるように、光源910と接着剤140の間に配置され、よって吸収及び/または反射される波長範囲内の光の接着剤140への入射を防止することができる。図7は積層構造900の横方向を示すが、縦方向のような、積層構造の他の方向も本開示の範囲内にある。
吸光体190は広いスペクトルのUV光を吸収するいかなる材料も含むことができる。実施形態において、吸光体190は化学線波長及び優勢な硬化波長のいずれをも吸収する材料を含む。いくつかの実施形態において、吸光体190は波長が、約220nm以上から約480nm以下までのような、約190nm以上から約500nm以下までの光を吸収する。別の実施形態において、吸光体190は波長が、約240nm以上から約440nm以下までのような、約230nm以上から約460nm以下までの光を吸収する。また別の実施形態において、吸光体190は波長が、約260nm以上から約375nm以下までのような、約250nm以上から約400nm以下までの光を吸収する。さらに別の実施形態において、吸光体190は波長が約265nm以上から約365nm以下までの光を吸収する。
吸光体190をなす材料は、上述したように、UV光の少なくとも一部を吸収及び/または反射することができる。いくつかの実施形態において、吸光体190をなす材料はUV光を吸収及び/または反射することができる1つ以上の金属とすることができる。別の実施形態において、吸光体190をなす材料は1つ以上の遷移金属とすることができる。また別の実施形態において、吸光体190をなす材料は、クロム、チタン、亜鉛、ニッケル、マンガン、鉄、ニオブ、銀、金、ハフニウム、アルミニウム、タンタル及びこれらの混合物から選ぶことができる。金属は実質的純金属としてあるいは、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物またはこれらの混合物として、存在することができる。吸光体として用いられ得る様々な材料は、以前は得られなかった異なる構成の積層構造を可能にする。例えば、いくつかの実施形態において、レンズ130の光源に面していない側の表面に吸光体が施され得るように、吸光体材料を選ぶことができる。しかし、別の実施形態においては、レンズ130の光源に面している側の表面に吸光体が施され得るように、吸光体材料を選ぶことができる。
図7は積層構造900のほぼ同じ厚さを有する層を示すが、実施形態において、積層構造900のそれぞれの層は適するいかなる厚さも有することができる。吸光体190は、化学線波長における光の透過率が約5%以下に、または約4%以下にさえ、なるような厚さを有することができる。いくつかの実施形態において、吸光体の厚さは化学線波長における光の透過率が約3%以下に、または約2%以下にさえ、なるような厚さである。さらに、吸光体は接着剤を硬化させるであろう波長の光を透過させない。したがって、実施形態において、硬化波長において光を透過させるように吸光体の厚さを調節する必要はない。したがって、吸光体の厚さが硬化波長において光を透過させるようには調節されていないであろうから、従来は望ましくなかった光アセンブリの構成をいくつかの実施形態において用いることができる。
いくつかの実施形態において、積層構造900はレンズ装置に他の特性を与えるように構成することができる。実施形態において、積層構造900は、吸光体190、接着剤140及び/またはレンズホルダ310からの反射光の、光学装置の動作を不十分にさせ得る、光学装置の様々なコンポーネント内への散乱を減じるように構成することができる。光をほとんどまたは全く反射しない吸光体190を選ぶことによって反射防止特性を与えることができる。しかし、いくつかの実施形態において、積層構造900に層を追加することで反射防止特性を与えることができる。いくつかの実施形態において、一層の別の層への接着を促進するため及び/または積層構造900のある層を保護するため、積層構造900に層を追加することができる。
図8に示される実施形態を次に参照すれば、積層構造900は、レンズ130、吸光体190、接着剤140及びレンズホルダ310に加えて、層を有することができる。いくつかの実施形態において、積層構造900は接着促進剤/反射防止層1100及び保護層1200の内の1つ以上を有することができる。接着促進剤/反射防止層1100はレンズ130と吸光体190の間に配置することができる。接着促進剤/反射防止層1100は、吸光体190のレンズ130への接着を促進し、中間反射防止層としてもはたらく、材料を含むことができる。接着促進剤/反射防止層1100をなす材料はレンズ130の吸光体130への接着を促進し、及び/または積層構造900に反射防止特性を与える、いずれかの材料とすることができる。いくつかの実施形態において、接着促進剤/反射防止層1100は、金属酸化物、金属炭化物、金属窒化物またはこれらの混合物からなることができる。いくつかの実施形態において、接着促進剤/反射防止層1100は、クロム、チタン、亜鉛、ニッケル、マンガン、鉄、ニオブ、銀、金、ハフニウム、アルミニウム、タンタルの酸化物及びこれらの混合物からなることができる。いくつかの実施形態において、接着促進剤/反射防止層1100は吸光体190を含む金属の酸化物からなることができる。例えば、吸光体190がクロムからなっていれば、接着促進剤/反射防止層1100は、酸化クロム(III)のような、酸化クロムからなることができる。しかし、別の実施形態において、接着促進剤/反射防止層1100は、吸光体190の金属とは異なる金属を含む金属酸化物からなることができる。いくつかの実施形態において、接着促進剤/反射防止層1100を有する積層構造は、約18%以下、または約16%以下でさえあるような、約20%以下の反射率を有することができる。
積層構造900は保護層1200も有することができる。実施形態において、保護層は吸光体190と接着剤140の間に施される。保護層1200は処理中の吸光体190の損傷を防止する。例えば、吸光体190にかき傷が付けば、光源からの光は吸光体190のかき傷を通過して接着剤に140に入ることができ、接着剤10を劣化させて、レンズ130のアライメントをずらすことができる。保護層1200を設けることにより、吸光体190が、かき傷によるように、損傷を受ける可能性が小さくなる。保護層1200は吸光体190に保護を与えることができ、吸光体190及び接着剤140に適合もする、いずれかの材料からなることができる。いくつかの実施形態において、保護層1200は、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物またはこれらの混合物からなることができる。いくつかの実施形態において、保護層1200は、クロム、チタン、亜鉛、ニッケル、マンガン、鉄、ニオブ、銀、金、ハフニウム、アルミニウム、タンタルの酸化物及びこれらの混合物からなることができる。いくつかの実施形態において、保護層1200は吸光体190を含む金属酸化物からなることができる。例えば、吸光体190がクロムからなっていれば、保護層1200は、酸化クロム(III)のような、酸化クロムからなることができる。しかし、別の実施形態において、保護層1200は、吸光体190の金属とは異なる金属を含む金属酸化物からなることができる。
図9を次に参照すれば、積層構造900は複数の吸光体190及び複数の接着促進剤/反射防止層1100を有することができる。吸光体190及び接着促進剤/反射防止層1100の数は光学装置の物理的制約によって制限される。実施形態において、それぞれの吸光体190には、レンズ130に最も近い側の上に接着促進剤/反射防止層1100が配置されている。いくつかの実施形態において、2つの吸光体190及び2つの接着促進剤/反射防止層1100があり、あるいは3つの吸光体190及び3つの接着促進剤/反射防止層1100さえもあり得る。別の実施形態において、4つの吸光体190及び4つの接着促進剤/反射防止層1100があり、あるいは5つの吸光体190及び5つの接着促進剤/反射防止層1100さえもあり得る。
図7〜9はレンズの一方の側の上に配された積層構造の構成層の全てを示すが、いくつかの実施形態において、接着剤はレンズの積層構造の他の構成層とは逆の側の上に、積層構造の他の構成層が接着剤へのUV光の入射を防止する限り、配置することができる。例えば、実施形態において、吸光体(及び、必要に応じて、接着促進剤/反射防止層及び保護層)はレンズの光源に対する光入射側の上に配置することができる。接着剤は、逆側の、レンズの反光入射側の上に配置することができ、それでも、接着剤が適切に構成されていれば、吸光体が接着剤へのUV光入射を防止することができる。
積層構造は適するいずれかの方法によってレンズに施すことができる。例えば、いくつかの実施形態において、積層構造は、真空蒸着、スパッタリング、スプレイコーティング、インクジェット印刷、等によって施すことができる。積層構造が、例えば、真空蒸着またはスパッタリングによって施される実施形態においては、施工中にレンズの光学面を保護するためにマスクを用いることができる。マスクは、レンズの光学面にかき傷を付けないかまたは他の損傷を与えず、同時に被着方法からの保護を与えるために、レンズの周縁だけに接触し、レンズの光学面には直接に接触しないように構成される。マスクは、レンズホルダに接着されることが予定されている、レンズのあらかじめ定められた領域は覆わない。マスクが置かれると、レンズのあらかじめ定められた領域に積層構造が施される。
光学装置において接着剤を保護するための方法も開示される。実施形態において、方法は、少なくとも本明細書に説明されるような吸光体をレンズに施す工程を含む。吸光体は、レンズが光学装置に装着されたときに、UV光が接着剤に入射することがないように吸光体が接着剤を遮蔽するための位置に配されるように、配置される。吸光体は、接着剤を劣化させ得る、光源からのUV光を透過させない。方法の実施形態は、レンズと吸光体の間に配置される、本明細書に説明されるような接着促進剤/反射防止層をレンズに施す工程をさらに含むことができる。いくつかの方法実施形態は、光学装置内への装着中のような、ハンドリング中にレンズを保護するための本明細書に説明されるような保護層を、レンズの逆側の、吸光体の表面に施す工程を含むことができる。積層構造のそれぞれの層は、真空蒸着、スピンオンコーティング、ゾル−ゲル被着、インクジェット被着、化学的気相成長、物理的気相成長及び電子ビーム蒸着のような、適するいずれかの被着方法によって施すことができる。いくつかの実施形態において、積層構造のそれぞれの層を同じ被着方法によって施すことができる。しかし、別の実施形態において、積層構造の1つ以上の層を他の(1つ以上の)層と異なる方法によって施すことができる。いくつかの実施形態は吸光体または保護層の内の一方を、レンズをレンズホルダに接着するように構成された接着剤と接触させる工程を含む。
実施形態は以下の実施例によってさらに明確になるであろう。
実施例1
レンズホルダにレンズが、レンズの一方の面上に配された30〜60nm厚Cr接着促進剤/反射防止層、接着促進剤/反射防止層上に配された100〜300nm厚Cr吸光体層、吸光体層上に配された100〜200nm厚Cr保護層及び、保護層と積層構造及びレンズを保持するレンズホルダの間の、レンズホルダに対する接着剤を有する、積層構造によって接着されている光学アセンブリを作製した。上記層のそれぞれは電子ビーム蒸着法を用いて施した。積層構造を光で照射し、250nmから400nmの波長を有するUV光の透過率及び反射率を測定した。図10に示されるように、250nmから400nmの波長を有するUV光の積層構造を通る透過率は(x軸に沿う)0%であった。190nmから500nmの波長を有するUV光の(AR付)積層構造による反射率は15%より小さかった。
実施例2
積層構造がCr接着促進剤/反射防止層を有しておらず、保護層厚が60〜100nmであることを除いて、実施例1と同様の態様で実施例を作製した。この実施例のそれぞれの層は電子ビーム蒸着法を用いて施した。積層構造を光で照射し、250nmから400nmの波長を有するUV光の透過率及び反射率を測定した。図10に示されるように、250nmから400nmの波長を有するUV光の積層構造を通る透過率は(x軸に沿う)0%であった。190nmから500nmの波長を有するUV光の(AR無)積層構造による反射率は15%と40%の間であった。
本開示にしたがうレンズアセンブリ及びレンズアセンブリを含む光学系がレンズホルダ及びレンズを有することが今では了解されるはずである。レンズはレンズの円周に近接する位置において断続する接着剤によってレンズホルダに結合される。光学系内の光は、レンズの円周に沿って評定される複数の低強度領域から隔てられた複数の高強度領域を有する、光照射領域において与えられる。レンズアセンブリは、接着剤が光照射領域の高強度領域から隔てられるように、配置される。
用語「実質的に」は本明細書において、いかなる量的比較、値、測定値またはその他の表現に帰因され得る、不確定性の本質的な大きさを表すために用いられ得ることに注意されたい。この用語は本明細書において、量的表現が言明された基準から当該主題の基本機能に変化を生じさせずに変わり得る大きさを表すためにも用いられる。
本明細書において特定の実施形態を示し、説明したが、特許請求される主題の精神及び範囲を逸脱することなく様々なその他の変更及び改変がなされ得ることは当然である。さらに、特許請求される様々な態様を本明細書において説明したが、そのような態様が組み合わせて用いられる必要はない。したがって、添付される特許請求の範囲は、特許請求される主題の範囲内にある、全てのそのような変更及び改変を包含するとされる。
80 工作物
90 光学系
92,910 光源
94 ビーム整形素子
96 パーツキャリア
100,200 レンズアセンブリ
110,210,310 レンズホルダ
112 結合部
114 取付け素子
116 クロッキング素子
118 レンズ支持部
120 支持パッド
122 逃げチャネル
124 平坦部
126 輪郭形成部
130 レンズ
132 光軸
134 アタッチメント部
136 円周
140 接着剤
190 吸光体
900 積層構造
910 光源
1100 接着促進剤/反射防止層
1200 保護層

Claims (8)

  1. レンズアセンブリ(100、200)において、
    レンズ(130)、
    約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光を透過させない吸光体(190)、
    レンズホルダ(310)、及び
    前記レンズ(130)を前記レンズホルダ(310)に接着するように配置された接着剤(140)、
    を有し、
    前記吸光体(190)が、約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光が前記接着剤(140)に入射しないように、配置され、
    前記接着剤が硬化波長を有し、前記吸光体が前記硬化波長を透過させないことを特徴とするレンズアセンブリ(100、200)。
  2. 前記レンズ(130)と前記吸光体(190)の間に配置された接着促進剤/反射防止層(1100)をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のレンズアセンブリ(100、200)。
  3. 前記接着促進剤/反射防止層(1100)が、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物及びこれらの混合物、からなる群から選ばれる材料を含むことを特徴とする請求項2に記載のレンズアセンブリ(100、200)。
  4. 前記接着促進剤/反射防止層(1100)が、クロム、チタン、亜鉛、ニッケル、マンガン、鉄、ニオブ、銀、金、ハフニウム、アルミニウム及びタンタルの内の1つ以上を含む、金属、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物及びこれらの混合物、からなる群から選ばれる材料を含むことを特徴とする請求項3に記載のレンズアセンブリ(100、200)。
  5. 前記接着促進剤/反射防止層(1100)が約190nm以上から約500nm以下までの波長を有する光に対して約20%以下の反射率を有することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のレンズアセンブリ(100、200)。
  6. 前記吸光体(190)の、前記接着促進剤/反射防止層(1100)とは逆側の、表面上に配置された保護層(1200)をさらに有し、前記保護層(1200)が、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物及びこれらの混合物からなる群から選ばれる材料を含むことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のレンズアセンブリ(100、200)。
  7. 前記吸光体(190)が1つ以上の、金属、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物及びこれらの混合物、を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズアセンブリ(100、200)。
  8. 前記吸光体(190)が1つ以上の、クロム、チタン、亜鉛、ニッケル、マンガン、鉄、ニオブ、銀、金、ハフニウム、アルミニウム及びタンタルの内の1つ以上を含む、金属、金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物及びこれらの混合物、を含むことを特徴とする請求項7に記載のレンズアセンブリ(100、200)。
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